JP2014226115A - 食品製品及び食品製品の提供方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】商品に対する消費者の信用度を増大させると共に、消費者が安心して商品を選択できるようにする。【解決手段】食品1を製造するにあたって用いられた食品添加物4が食品とは別個に封入された食品添加物封入体5を備える。食品添加物封入体には、食品に用いられた食品添加物の総重量の1/2の重量の食品添加物が封入されている。また、食品添加物封入5には、封入割合である1/2が記載されている。【選択図】図1

Description

本発明は、食品製品及び食品製品の提供方法に関する。詳しくは、消費者が安心して食品を選択することが可能な食品製品及び食品製品の提供方法に係るものである。
従来、食品を中心として商品の安全性が消費者に注目されており、消費者が商品を選択する際に、消費者は商品自体や商品の原料がどの様な物であるのかという点にまで関心を示す様になっている。
そのため、商品の提供者は、提供する商品や商品の原料の成分や産地、製造年月日等の情報を商品の包装に貼付したラベルに記載したり、ICタグに記録したりして、商品を提供している。
しかし、単に情報を記載や記録したものを商品に添付して提供するだけでは、その情報の改竄や偽造等が容易であり、現に情報の改竄や偽造等が行われている事実もあり、消費者の信用度が低く、消費者が安心して商品を選択することが困難であった。
そこで、本発明の発明者は、単に情報を記載や記録したものを食品に添付するのではなく、食品の原料を粉末にした原料粉末見本を食品に添付して食品を提供する技術を提案している(特許文献1参照)。
特開2009−5656号公報
ところで、食品を含む各種商品の品質は、その商品が消費者に提供されるまでの過程における様々な要因に強く影響を受けるものである。
そのため、食品の原料粉末は、食品の品質についての情報を得ることができる要因ではあるものの、たった1つの要因に過ぎず、原料粉末見本を食品に添付して食品を提供するといった特許文献1に記載の技術のみでは、消費者が安心して食品を選択するといった目的を実現するのに充分ではない場合がある。
本発明は以上の点に鑑みて創案されたものであって、より一層充分に消費者が安心して食品を選択することが可能となる食品製品及び食品製品の提供方法を提供することを目的とするものである。
上記の目的を達成するために、本発明の食品製品では、所定の食品と、該食品に用いられた食品添加物の総重量に所定の割合を乗じて得られた重量と同じ重量の食品添加物、前記食品に用いられた食品添加物の総重量に所定の割合を乗じて得られた重量と同じ重量の擬似物、前記食品に用いられた食品添加物の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と同じ体積の食品添加物、前記食品に用いられた食品添加物の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と同じ体積の擬似物、前記食品に用いられた食品添加物の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と見かけ上同じ体積の食品添加物、前記食品に用いられた食品添加物の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と見かけ上同じ体積の擬似物、前記食品に用いられた砂糖の総重量に所定の割合を乗じて得られた重量と同じ重量の砂糖、前記食品に用いられた砂糖の総重量に所定の割合を乗じて得られた重量と同じ重量の擬似物、前記食品に用いられた砂糖の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と同じ体積の砂糖、前記食品に用いられた砂糖の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と同じ体積の擬似物、前記食品に用いられた砂糖の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と見かけ上同じ体積の砂糖、前記食品に用いられた砂糖の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と見かけ上同じ体積の擬似物、前記食品に用いられた塩の総重量に所定の割合を乗じて得られた重量と同じ重量の塩、前記食品に用いられた塩の総重量に所定の割合を乗じて得られた重量と同じ重量の擬似物、前記食品に用いられた塩の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と同じ体積の塩、前記食品に用いられた塩の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と同じ体積の擬似物、前記食品に用いられた塩の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と見かけ上同じ体積の塩、若しくは、前記食品に用いられた塩の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と見かけ上同じ体積の擬似物であり、かつ、前記食品と共に提供される付属物と、前記所定の割合を表示した表示物とを備える。
ここで、食品に用いられた食品添加物の総重量に所定の割合を乗じて得られた重量と同じ重量の食品添加物若しくは擬似物である付属物と、所定の割合を表示した表示物とによって、食品に用いられた食品添加物の総重量を容易に把握することができる。また、食品に用いられた食品添加物の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と同じ体積の食品添加物若しくは擬似物である付属物と、所定の割合を表示した表示物とによって、食品に用いられた食品添加物の総体積を容易に把握することができる。更に、食品に用いられた食品添加物の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と見かけ上同じ体積の食品添加物若しくは擬似物である付属物と、所定の割合を表示した表示物とによって、食品に用いられた食品添加物の総体積を容易に把握することができる。
なお、「見かけ上同じ体積」とは、見た目が同じ体積の様に見えることを意味する。例えば、食品に用いられた食品添加物の総体積が1cmである場合に、1cm×1cm×1cmの中空状の立方体は、実際の体積は中空部分が存在するために1cmに満たないが、見かけ上同じ体積に該当する。
同様に、食品に用いられた砂糖の総重量に所定の割合を乗じて得られた重量と同じ重量の砂糖若しくは擬似物である付属物と、所定の割合を表示した表示物とによって、食品に用いられた砂糖の総重量を容易に把握することができる。また、食品に用いられた砂糖の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と同じ体積の砂糖若しくは擬似物である付属物と、所定の割合を表示した表示物とによって、食品に用いられた砂糖の総体積を容易に把握することができる。更に、食品に用いられた砂糖の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と見かけ上同じ体積の砂糖若しくは擬似物である付属物と、所定の割合を表示した表示物とによって、食品に用いられた砂糖の総体積を容易に把握することができる。
なお、「見かけ上同じ体積」とは、見た目が同じ体積の様に見えることを意味する。例えば、食品に用いられた砂糖の総体積が1cmである場合に、1cm×1cm×1cmの中空状の立方体は、実際の体積は中空部分が存在するために1cmに満たないが、見かけ上同じ体積に該当する。
また同様に、食品に用いられた塩の総重量に所定の割合を乗じて得られた重量と同じ重量の塩若しくは擬似物である付属物と、所定の割合を表示した表示物とによって、食品に用いられた塩の総重量を容易に把握することができる。また、食品に用いられた塩の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と同じ体積の塩若しくは擬似物である付属物と、所定の割合を表示した表示物とによって、食品に用いられた塩の総体積を容易に把握することができる。更に、食品に用いられた塩の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と見かけ上同じ体積の塩若しくは擬似物である付属物と、所定の割合を表示した表示物とによって、食品に用いられた塩の総体積を容易に把握することができる。
なお、「見かけ上同じ体積」とは、見た目が同じ体積の様に見えることを意味する。例えば、食品に用いられた塩の総体積が1cmである場合に、1cm×1cm×1cmの中空状の立方体は、実際の体積は中空部分が存在するために1cmに満たないが、見かけ上同じ体積に該当する。
また、上記の目的を達成するために、本発明の食品製品の提供方法では、所定の食品と、該食品に用いられた食品添加物の総重量に所定の割合を乗じて得られた重量と同じ重量の食品添加物、前記食品に用いられた食品添加物の総重量に所定の割合を乗じて得られた重量と同じ重量の擬似物、前記食品に用いられた食品添加物の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と同じ体積の食品添加物、前記食品に用いられた食品添加物の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と同じ体積の擬似物、前記食品に用いられた食品添加物の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と見かけ上同じ体積の食品添加物、前記食品に用いられた食品添加物の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と見かけ上同じ体積の擬似物、前記食品に用いられた砂糖の総重量に所定の割合を乗じて得られた重量と同じ重量の砂糖、前記食品に用いられた砂糖の総重量に所定の割合を乗じて得られた重量と同じ重量の擬似物、前記食品に用いられた砂糖の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と同じ体積の砂糖、前記食品に用いられた砂糖の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と同じ体積の擬似物、前記食品に用いられた砂糖の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と見かけ上同じ体積の砂糖、前記食品に用いられた砂糖の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と見かけ上同じ体積の擬似物、前記食品に用いられた塩の総重量に所定の割合を乗じて得られた重量と同じ重量の塩、前記食品に用いられた塩の総重量に所定の割合を乗じて得られた重量と同じ重量の擬似物、前記食品に用いられた塩の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と同じ体積の塩、前記食品に用いられた塩の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と同じ体積の擬似物、前記食品に用いられた塩の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と見かけ上同じ体積の塩、若しくは、前記食品に用いられた塩の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と見かけ上同じ体積の擬似物である付属物と、前記所定の割合を表示した表示物とを共に提供する工程を備える。
ここで、食品に用いられた食品添加物の総重量に所定の割合を乗じて得られた重量と同じ重量の食品添加物若しくは擬似物である付属物と、所定の割合を表示した表示物とを提供することによって、食品に用いられた食品添加物の総重量を容易に把握することができる。また、食品に用いられた食品添加物の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と同じ体積の食品添加物若しくは擬似物である付属物と、所定の割合を表示した表示物とを提供することによって、食品に用いられた食品添加物の総体積を容易に把握することができる。更に、食品に用いられた食品添加物の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と見かけ上同じ体積の食品添加物若しくは擬似物である付属物と、所定の割合を表示した表示物とを提供することによって、食品に用いられた食品添加物の総体積を容易に把握することができる。
なお、「見かけ上同じ体積」とは、見た目が同じ体積の様に見えることを意味する。例えば、食品に用いられた食品添加物の総体積が1cmである場合に、1cm×1cm×1cmの中空状の立方体は、実際の体積は中空部分が存在するために1cmに満たないが、見かけ上同じ体積に該当する。
同様に、食品に用いられた砂糖の総重量に所定の割合を乗じて得られた重量と同じ重量の砂糖若しくは擬似物である付属物と、所定の割合を表示した表示物とを提供することによって、食品に用いられた砂糖の総重量を容易に把握することができる。また、食品に用いられた砂糖の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と同じ体積の砂糖若しくは擬似物である付属物と、所定の割合を表示した表示物とを提供することによって、食品に用いられた砂糖の総体積を容易に把握することができる。更に、食品に用いられた砂糖の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と見かけ上同じ体積の砂糖若しくは擬似物である付属物と、所定の割合を表示した表示物とを提供することによって、食品に用いられた砂糖の総体積を容易に把握することができる。
なお、「見かけ上同じ体積」とは、見た目が同じ体積の様に見えることを意味する。例えば、食品に用いられた砂糖の総体積が1cmである場合に、1cm×1cm×1cmの中空状の立方体は、実際の体積は中空部分が存在するために1cmに満たないが、見かけ上同じ体積に該当する。
また同様に、食品に用いられた塩の総重量に所定の割合を乗じて得られた重量と同じ重量の塩若しくは擬似物である付属物と、所定の割合を表示した表示物とを提供することによって、食品に用いられた塩の総重量を容易に把握することができる。また、食品に用いられた塩の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と同じ体積の塩若しくは擬似物である付属物と、所定の割合を表示した表示物とを提供することによって、食品に用いられた塩の総体積を容易に把握することができる。更に、食品に用いられた塩の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と見かけ上同じ体積の塩若しくは擬似物である付属物と、所定の割合を表示した表示物とを提供することによって、食品に用いられた塩の総体積を容易に把握することができる。
なお、「見かけ上同じ体積」とは、見た目が同じ体積の様に見えることを意味する。例えば、食品に用いられた塩の総体積が1cmである場合に、1cm×1cm×1cmの中空状の立方体は、実際の体積は中空部分が存在するために1cmに満たないが、見かけ上同じ体積に該当する。
また、本発明の食品製品の提供方法では、所定の食品を、該食品に用いられた食品添加物の総重量に所定の割合を乗じて得られた重量と同じ重量の食品添加物、前記食品に用いられた食品添加物の総重量に所定の割合を乗じて得られた重量と同じ重量の擬似物、前記食品に用いられた食品添加物の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と同じ体積の食品添加物、前記食品に用いられた食品添加物の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と同じ体積の擬似物、前記食品に用いられた食品添加物の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と見かけ上同じ体積の食品添加物、前記食品に用いられた食品添加物の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と見かけ上同じ体積の擬似物、前記食品に用いられた砂糖の総重量に所定の割合を乗じて得られた重量と同じ重量の砂糖、前記食品に用いられた砂糖の総重量に所定の割合を乗じて得られた重量と同じ重量の擬似物、前記食品に用いられた砂糖の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と同じ体積の砂糖、前記食品に用いられた砂糖の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と同じ体積の擬似物、前記食品に用いられた砂糖の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と見かけ上同じ体積の砂糖、前記食品に用いられた砂糖の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と見かけ上同じ体積の擬似物、前記食品に用いられた塩の総重量に所定の割合を乗じて得られた重量と同じ重量の塩、前記食品に用いられた塩の総重量に所定の割合を乗じて得られた重量と同じ重量の擬似物、前記食品に用いられた塩の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と同じ体積の塩、前記食品に用いられた塩の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と同じ体積の擬似物、前記食品に用いられた塩の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と見かけ上同じ体積の塩、若しくは、前記食品に用いられた塩の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と見かけ上同じ体積の擬似物である付属物と、前記所定の割合を表示した表示物とを見せて提供する工程を備える。
ここで、食品に用いられた食品添加物の総重量に所定の割合を乗じて得られた重量と同じ重量の食品添加物若しくは擬似物である付属物と、所定の割合を表示した表示物とを見せることによって、食品に用いられた食品添加物の総重量を容易に把握することができる。また、食品に用いられた食品添加物の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と同じ体積の食品添加物若しくは擬似物である付属物と、所定の割合を表示した表示物とを見せることによって、食品に用いられた食品添加物の総体積を容易に把握することができる。更に、食品に用いられた食品添加物の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と見かけ上同じ体積の食品添加物若しくは擬似物である付属物と、所定の割合を表示した表示物とを見せることによって、食品に用いられた食品添加物の総体積を容易に把握することができる。
なお、「見かけ上同じ体積」とは、見た目が同じ体積の様に見えることを意味する。例えば、食品に用いられた食品添加物の総体積が1cmである場合に、1cm×1cm×1cmの中空状の立方体は、実際の体積は中空部分が存在するために1cmに満たないが、見かけ上同じ体積に該当する。
同様に、食品に用いられた砂糖の総重量に所定の割合を乗じて得られた重量と同じ重量の砂糖若しくは擬似物である付属物と、所定の割合を表示した表示物とを見せることによって、食品に用いられた砂糖の総重量を容易に把握することができる。また、食品に用いられた砂糖の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と同じ体積の砂糖若しくは擬似物である付属物と、所定の割合を表示した表示物とを見せることによって、食品に用いられた砂糖の総体積を容易に把握することができる。更に、食品に用いられた砂糖の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と見かけ上同じ体積の砂糖若しくは擬似物である付属物と、所定の割合を表示した表示物とを見せることによって、食品に用いられた砂糖の総体積を容易に把握することができる。
なお、「見かけ上同じ体積」とは、見た目が同じ体積の様に見えることを意味する。例えば、食品に用いられた砂糖の総体積が1cmである場合に、1cm×1cm×1cmの中空状の立方体は、実際の体積は中空部分が存在するために1cmに満たないが、見かけ上同じ体積に該当する。
また同様に、食品に用いられた塩の総重量に所定の割合を乗じて得られた重量と同じ重量の塩若しくは擬似物である付属物と、所定の割合を表示した表示物とを見せることによって、食品に用いられた塩の総重量を容易に把握することができる。また、食品に用いられた塩の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と同じ体積の塩若しくは擬似物である付属物と、所定の割合を表示した表示物とを見せることによって、食品に用いられた塩の総体積を容易に把握することができる。更に、食品に用いられた塩の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と見かけ上同じ体積の塩若しくは擬似物である付属物と、所定の割合を表示した表示物とを見せることによって、食品に用いられた塩の総体積を容易に把握することができる。
なお、「見かけ上同じ体積」とは、見た目が同じ体積の様に見えることを意味する。例えば、食品に用いられた塩の総体積が1cmである場合に、1cm×1cm×1cmの中空状の立方体は、実際の体積は中空部分が存在するために1cmに満たないが、見かけ上同じ体積に該当する。
ところで、ここでの「食品」とは、栄養素の摂取や嗜好を目的とした飲食物(生鮮食品、動物性食品、植物性食品、加工食品、嗜好食品、調味用材料、健康食品、飲料、加工材料等)を含むことは勿論のこと、医薬品や医薬部外品をも含む趣旨である。例えば、漢方薬も含まれる。また、ドッグフード等、動物を対象としたものも含む趣旨である。
また、ここでの「食品添加物」とは、食品の製造過程や、加工若しくは保存の目的で食品に添加、混和、湿潤その他の方法で使用されたものを意味しており、化学調味料、甘味料等をも含む趣旨である。
本発明の食品製品及び食品製品の提供方法では、消費者がより一層安心して食品を選択することが可能となり、食品の信頼度の向上を実現することができる。
第1の実施の形態を説明するための模式図である。 第2の実施の形態及び第3の実施の形態を説明するための模式図である。 第4の実施の形態を説明するための模式図である。
以下、発明を実施するための形態(以下、「実施の形態」と称する)について説明を行う。なお、説明は以下の順序で行う。
1.第1の実施の形態
2.第2の実施の形態
3.第3の実施の形態
4.第4の実施の形態
<1.第1の実施の形態>
[構成の説明]
図1は本発明を適用した食品製品の一例を説明するための模式図であり、ここで示す食品製品Aは、食品1を密閉状に収容した容器2の底部に収容凹部3が形成されている。
収容凹部3には、食品添加物4が密閉状に封入された透明袋状の食品添加物封入体5が収容されている。なお、食品1と食品添加物4はそれぞれ別個に収容されており、容器2と食品添加物封入体5とが一体的に包装紙6で包装されている。
ところで、食品1に用いる食品添加物の主な用途としては、(1)食品1の変質や変色を防いで品質を安定させるためのpH調整剤、(2)食品1の嵩を増す目的の増量剤、(3)食品1の製造や加工のために必要な製造用剤、(4)食品1の風味や外観、色合いを良くするための甘味料、着色料、香料など、(5)食品1の保存性を良くする保存料、酸化防止剤など、(6)食品1の栄養成分を強化する栄養強化剤、といったものが挙げられる。
例えば、食品1がハンバーグである場合には、ハンバーグを製造する過程において添加された化学調味料や防腐剤等が、食品1の食品添加物となる。
なお、食品添加物は極めて多数の種類が存在するが、その目的や用途別の分類の一例を示す。

合成品質改良剤 : リン酸ナトリウム、リン酸塩、プロピレングリコールなど。
合成甘味料 : サッカリンナトリウム、アスバルテームなど。
甘味料 : ステビアなど。
合成着色料 : カロテノイド色素、赤3、赤10、黄4、銅葉緑素など。
着色料 : カルメル色素、クリナシ色素、クチナシ色素など。
合成酸化防止剤 : ビタミンC、BHT、BHAなど。
合成保存料 : ソルビン酸、ソルビン酸カリウムなど。
合成調味料 : アミノ酸など。
pH調整剤 : 酢酸ナトリウム、クエン酸ナトリウムなど。
増粘多糖類 : キサンタンガム、グアーガムなど。
酸味料 : クエン酸、乳酸、ビタミンCなど。
化学調味料 : アミノ酸、グルタミン酸ナトリウム、アラニンなど。
ここで、食品添加物封入体5に封入された食品添加物4は、食品1を製造するにあたって用いられた食品添加物の1/2の重量である。また、食品添加物4は、種々の食品添加物を単一の食品添加物封入体5に封入しても良いし、食品添加物4の機能別や用途別に分けて食品添加物封入体5に封入しても良い。なお、機能別や用途別に分けて食品添加物封入体5に食品添加物4を封入した場合には、どの様な機能や用途の食品添加物4が封入されているのかを、それぞれの食品添加物封入体5に明記する方が好ましい。
また、食品添加物封入体5には、「食品1を製造するにあたって用いられた食品添加物の総重量」に対する「食品添加物封入体5に封入された食品添加物4の重量」の割合である「1/2」が表示されている。即ち、食品1を製造するにあたって実際に用いられた食品添加物の重量に対して、どれだけの割合の重量が食品添加物封入体5に封入されているのかが表示されている。
[効果]
上記した本発明を適用した食品製品の一例では、食品1と食品添加物4とが一体化されているために、食品1を提供する際に、食品1のみならず、不可避的に食品添加物4をも提供することとなる。この様に、食品1と共に食品添加物4をも消費者に提供することができ、封入割合である1/2を考慮することで、消費者は食品1を製造するにあたって用いられた食品添加物の総重量を把握することができる。このことによって、消費者はより一層安心して食品製品を選択することが可能となり、食品製品の信頼度が向上することとなる。
また、食品添加物4を消費者に提供することで、食品1の品質理解の容易化を図ることが可能となる。即ち、一般に商品パッケージには、その商品に使用された食品添加物の表示がなされているものの、食品添加物の名称は専門的であると共に耳慣れしないことから、商品パッケージに食品添加物の表示がなされていたとしても、知覚的に理解し難い。これに対して、食品添加物4を消費者に提供し、封入割合である1/2を考慮することで、食品1を製造するにあたって用いられた食品添加物の総重量が分かり易く、食品1の品質理解の容易化を実現することとなる。
更に、健康管理を行うにあたって消費者が着目するものの1つとして、食品添加物の摂取量が挙げられる点を考慮すると、食品添加物4を封入割合と共に消費者に提供することで、健康管理に関心を有している消費者の要求に応じることができる。
なお、食品1を消費したとしても食品添加物4は残るために、食品添加物4を保管することで、一日の食品添加物の摂取量、一週間の食品添加物の摂取量、一ヶ月の食品添加物の摂取量、一年の食品添加物の摂取量といった健康管理を行っていく上で重要な情報を得ることができる。
なお、特別な検査等を要せずに食品1の品質を判断できることによって、食品1の品質の安全性の判断材料となる情報を消費者が食品製品Aを購入する前段階で得ることができ、購入するか否かといった判断材料を消費者に提供することができる。一方、食品1の品質の判断にあたって検査等を要する場合には、購入後に初めて食品1の品質の安全性に関する情報を得ることとなるため、食品製品Aを購入するか否かといった判断材料を消費者に提供することはできない。
更に、食品添加物4を消費者に提供することで、通常は食品1の背景にあって消費者からは見えない部分をも知ることができ、より一層商品に対する親しみを感じさせることができ、食品製品Aの消費拡大が期待できる。
[変形例]
上記した第1の実施の形態では、食品1を製造するにあたって用いられた食品添加物の総重量の1/2の重量の食品添加物4が食品添加物封入体5に封入された場合を例に挙げている。しかしながら、食品1を製造するにあたって用いられた食品添加物の総重量を消費者に伝えることができれば充分であって、必ずしも食品添加物4を食品添加物封入体5に封入する必要は無く、同重量の擬似物(例えば、小麦粉)であっても良い。例えば、食品1を製造するにあたって用いられた食品添加物の総重量の1/2の重量の小麦粉を食品添加物封入体5に封入しても良い。
なお、食品添加物4の見た目が良くなく食品製品Aの美観を損なう場合や、品質維持等の観点から食品添加物4の封入が困難な場合には、食品添加物4と同重量の擬似物を封入することが好ましい。
また、上記した第1の実施の形態では、食品添加物封入体5が透明である場合を例に挙げて説明を行っているが、消費者に食品添加物4を提供することができれば充分であって、必ずしも食品添加物封入体5が透明である必要は無い。但し、外部から一見して食品添加物4を確認できることが好ましく、かかる点を考慮すると、食品添加物封入体5の少なくとも一部は透明である方が好ましい。
更に、上記した第1の実施の形態では、食品1を製造するにあたって用いられた食品添加物の総重量の1/2の重量の食品添加物4を添付する場合を例に挙げて説明を行っているが、消費者が安心して食品製品を選択することができれば充分であって、必ずしも重量が1/2である必要はなく、食品1を製造するにあたって用いられた食品添加物の総体積の1/2の体積の食品添加物や擬似物を添付しても良く、また、食品1を製造するにあたって用いられた食品添加物の総体積の1/2の体積と見かけ上同じ体積の食品添加物や擬似物を添付しても良い。
なお、食品1を製造するにあたって用いられた食品添加物の総体積の1/2の体積と見かけ上同じ体積の擬似物の一例としては、食品1を製造するにあたって用いられた食品添加物の総体積の1/2の体積と略同一体積にした発泡スチロールや紙箱の表面に食品添加物を付着させたものが挙げられる。なお、発泡スチロールや紙箱のみであっても良い。
また、上記した第1の実施の形態では、食品1に食品添加物4を添付する場合を例に挙げて説明を行っているが、本発明の適用対象は必ずしも食品添加物4に限定されるものではない。
例えば、食品1を製造するにあたって用いられた砂糖の総重量を消費者に伝える場合には、食品1を製造するにあたって用いられた砂糖の総重量の1/2の重量の砂糖若しくは擬似物を食品1に添付すれば良い。同様に、食品1を製造するにあたって用いられた塩の総重量を消費者に伝える場合には、食品1を製造するにあたって用いられた塩の総重量の1/2の重量の塩若しくは擬似物を食品1に添付すれば良い。
なお、食品1を製造するにあたって用いられた食品添加物の総重量、砂糖の総重量、塩の総重量の全てを消費者に伝える場合には、食品1を製造するにあたって用いられた食品添加物の総重量の1/2の重量の食品添加物若しくは擬似物、食品1を製造するにあたって用いられた砂糖の総重量の1/2の重量の砂糖若しくは擬似物、食品1を製造するにあたって用いられた塩の総重量の1/2の重量の塩若しくは擬似物の全てを添付すれば良い。
また、上記した第1の実施の形態では、収容凹部3に食品添加物封入体5のみが収容された場合を例に挙げて説明を行っているが、食品1を製造するにあたって用いられた食品添加物に関する各種情報を記録したコンピュータで読み取り可能な記録媒体を食品添加物封入体5と共に収容凹部3に収容しても良い。なお、記録媒体としては、USBメモリー等のメモリーカード、CDやMDやDVD等のメモリーディスク、ICタグ等を利用することができる。
ここで、記録媒体に所定の情報を記録することなく、URLや二次元バーコード等を記載した記載物や、URLや二次元バーコード等を記録した記録媒体を収容凹部3に収容することで、情報が存在するアドレスを知らしめ、コンピュータや携帯電話等を用いてインターネット上の特定のサーバの記録媒体にアクセスして情報を閲覧できる様にしても良い。
更に、収容凹部3には、食品1を製造する際の実際の環境を記録した環境記録物を収容しても良い。
ここで、環境記録物としては、例えば、原料の栽培場所や飼育場所や加工工場の写真、土壌の分析結果、遺伝子組換えに関する情報、温度や湿度や降雨量の変化、生産管理状況、品質検査状況、食品や食品の原料の特徴やセールスポイント、作業者の声等を記録した記録紙が挙げられる。また、その他にも、施肥、追肥、除草、殺虫等の処理日時や処理方法を記録したデータが挙げられる。
なお、環境記録物は、上述の食品添加物に関する各種情報を記録した記録媒体と共に収容しても良い。その場合、環境記録物を記録媒体と別体としても良いし、記録媒体に食品添加物に関する各種情報と一緒に環境記録物をも記録しても良い。
更に、上記した第1の実施の形態では、容器2の底部に収容凹部3が形成された場合を例に挙げて説明を行っているが、収容凹部3の形成位置は容器2の底部に限られるものではない。
但し、容器2の底部に収容凹部3が形成された場合には、万が一に食品添加物封入体5から食品添加物4が漏れ出た場合であっても、食品添加物4が容器2の内部の食品1に混合してしまうことを抑止できるため、収容凹部3は容器2の底部に形成される方が好ましい。なお、消費者が食品製品Aを購入する際に、より見やすい位置に食品添加物4を配置するという点を重視する場合には、食品添加物4は容器2の上側に配置することとなる。
また、上記した第1の実施の形態では、食品1を収容した1つの容器2に1つの食品添加物封入体5を添付する様に構成されているが、容器2と食品添加物封入体5は必ずしも1対1で対応する必要は無い。
例えば、食品1を収容した容器2を複数個まとめて包装箱に収容し、その包装箱に1つの食品添加物封入体5を収容しても良い。
また、食品1を収容した容器2を複数個まとめて包装箱に収容した場合、包装箱に収容された全ての食品1に用いられた食品添加物の総重量の1/2の重量の食品添加物を1つの食品添加物封入体5に封入して包装箱に収容しても良い。
例えば、6個の饅頭を包装箱に収容し、饅頭6個に用いられた食品添加物の総重量の1/2の重量の食品添加物を1つの食品添加物封入体5に封入して包装箱に収容するといった具合である。
また、上記した第1の実施の形態では、食品1を収容した容器2と食品添加物封入体5とが一体化された場合を例に挙げて説明を行っているが、食品1と共に食品添加物4を提供することができれば充分であり、必ずしも食品1と食品添加物4が一体化される必要はない。
例えば、店舗等で商品陳列棚に食品製品A毎に仕切板を設けて区画し、各区画に食品製品Aを陳列する場合には、各区画に食品添加物封入体5を陳列する様にしても良い。
更に、同一生産者や同一生産部会(複数人)が単独(1ユニット)で店頭の棚で販売する様な場合には、棚毎に並べられた同一生産者や同一生産部会の商品について、棚毎に食品添加物封入体5を並べて提供しても良い。
また、食品添加物4の提供方法としては、消費者が食品1を購入する時に食品1と共に食品添加物4を提供しても良いし、宅配便で食品1を送る場合に食品添加物4と共に送る様にしても良いし、自動販売機で食品1を提供する際に併せて食品添加物4を提供しても良い。
また、上記した第1の実施の形態では、封入割合が1/2である場合を例に挙げて説明を行っているが、必ずしも1/2に限られるものではなく、1/3、1/4、3/2、5/2等であっても良い。
なお、封入割合を1未満の値(例えば、1/2、1/3、1/4)とすることによって、食品添加物封入体5に封入する食品添加物4の分量を少量に抑えることができる。一方で、封入割合を1を超える値(例えば、3/2、5/2)とすることによって、食品添加物封入体5に封入する食品添加物4の分量が多くなり、提供された食品添加物の分析等を行う場合に充分な分量を確保することができる。
更に、上記した第1の実施の形態では、食品添加物封入体5に封入割合が表示された場合を例に挙げて説明を行っているが、食品添加物4の封入割合を消費者に伝えることができれば充分であって、必ずしも食品添加物封入体5に表示される必要は無い。例えば、容器2や包装紙6に表示されても良く、更には、封入割合を表示する目的のみの別体を準備しても良い。
<2.第2の実施の形態>
図2(A)は本発明を適用した食品製品の提供方法の一例を説明するための模式図である。
図2(A)で示す食品製品の提供方法の一例では、店舗等で商品陳列棚7の区画9ごとに同一の食品製品Aを陳列し、その区画9ごとに食品添加物封入体5が展示されている。なお、食品添加物封入体5には、食品製品Aを製造するにあたって用いられた食品添加物の総重量の1/2の重量の食品添加物が封入されている。また、食品添加物封入体5には、「食品1を製造するにあたって用いられた食品添加物の総重量」に対する「食品添加物封入体5に封入された食品添加物4の重量」の割合である「1/2」が表示されている。
上記した本発明を適用した食品製品の提供方法の一例では、食品添加物封入体5を展示し、食品製品Aを製造するにあたって用いられた食品添加物を消費者に見せることができ、封入割合である1/2を考慮することで、消費者は食品製品Aを製造するにあたって用いられた食品添加物の総重量を把握することができる。このことによって、消費者はより一層安心して食品製品を選択することが可能となり、食品製品の信頼度が向上することとなる。
また、食品製品の品質理解の容易化を図ることが可能となる点、食品製品Aの消費拡大が期待できる点等は、上述した第1の実施の形態と同様である。
なお、封入割合が1/2に限られない点、必ずしも封入割合が食品添加物封入体5に表示される必要がない点についても、上述した第1の実施の形態と同様である。
<3.第3の実施の形態>
図2(B)は本発明を適用した食品製品の提供方法の他の例を説明するための模式図である。
図2(B)で示す食品製品の提供方法の他の例では、レストランのショーケース内に展示されている展示食品10ごとに、食品添加物封入体5が展示されている。なお、食品添加物封入体5には、展示食品10に対応する食品、即ち、レストランで提供する食品を製造するにあたって用いられた食品添加物の総重量の1/2の重量の食品添加物が封入されている。また、食品添加物封入体5には、「食品1を製造するにあたって用いられた食品添加物の総重量」に対する「食品添加物封入体5に封入された食品添加物4の重量」の割合である「1/2」が表示されている。
上記した本発明を適用した食品製品の提供方法の他の例では、食品添加物封入体5を展示し、レストランで提供する食品を製造するにあたって用いられた食品添加物を消費者に見せることができ、封入割合である1/2を考慮することで、消費者はレストランで提供する食品を製造するにあたって用いられる食品添加物の総重量を把握することができる。このことによって、消費者はより一層安心してレストランの商品を選択することが可能となり、レストランの信頼度が向上することとなる。
なお、レストランの商品の品質理解の容易化を図ることが可能となる点、レストランの商品の消費拡大が期待できる点等は、上述した第1の実施の形態と同様である。
更に、食品製品の提供方法の他の例の変形例として、食品添加物封入体5に食品添加物の代わりに、レストランの商品を製造するにあたって用いられる砂糖の総重量の1/2の重量の砂糖を封入しても良い。同様に、食品添加物の代わりに、レストランの商品を製造するにあたって用いられる塩の総重量の1/2の重量の塩を封入しても良い。
なお、レストランの商品を製造するにあたって用いられる食品添加物の総重量の1/2の重量の食品添加物、レストランの商品を製造するにあたって用いられる砂糖の総重量の1/2の重量の砂糖、及び、レストランの商品を製造するにあたって用いられる塩の総重量の1/2の重量の塩の全て若しくは2つを添付しても良い。更に、食品添加物の代わりに擬似物、砂糖の代わりに擬似物、塩の代わりに擬似物を添付しても良い。
なお、封入割合が1/2に限られない点、必ずしも封入割合が食品添加物封入体5に表示される必要がない点についても、上述した第1の実施の形態と同様である。
<4.第4の実施の形態>
図3は本発明を適用した食品製品の提供方法の更に他の例を説明するための模式図である。
図3で示す食品製品の提供方法の更に他の例では、自動販売機で販売されているドリンク12ごとに、食品添加物封入体5が展示されている。なお、食品添加物封入体5には、ドリンク12を製造するにあたって用いられた食品添加物の総重量の1/2の重量の食品添加物が封入されている。また、食品添加物封入体5には、「食品1を製造するにあたって用いられた食品添加物の総重量」に対する「食品添加物封入体5に封入された食品添加物4の重量」の割合である「1/2」が表示されている。
上記した本発明を適用した食品製品の提供方法の更に他の例では、食品添加物封入体5を展示し、ドリンク12を製造するにあたって用いられた食品添加物を消費者に見せることができ、封入割合である1/2を考慮することで、消費者はドリンク12を製造するにあたって用いられた食品添加物の総重量を把握することができる。このことによって、消費者はより一層安心してドリンク12を選択することが可能となり、ドリンク12の信頼度が向上することとなる。
なお、ドリンク12の品質理解の容易化を図ることが可能となる点、ドリンク12の消費拡大が期待できる点等は、上述した第1の実施の形態と同様である。
更に、食品製品の提供方法の更に他の例の変形例として、食品添加物封入体5に食品添加物を封入する代わりに、ドリンク12を製造するにあたって用いられる砂糖の総重量の1/2の重量の砂糖を封入しても良い。同様に、食品添加物の代わりにドリンク12を製造するにあたって用いられる塩の総重量の1/2の重量の塩を封入しても良い。
なお、ドリンク12を製造するにあたって用いられる食品添加物の総重量の1/2の重量の食品添加物、ドリンク12を製造するにあたって用いられる砂糖の総重量の1/2の重量の砂糖、及び、ドリンク12を製造するにあたって用いられる塩の総重量の1/2の重量の塩の全て若しくは2つを添付しても良い。更に、食品添加物の代わりに擬似物、砂糖の代わりに擬似物、塩の代わりに擬似物を添付しても良い。
なお、封入割合が1/2に限られない点、必ずしも封入割合が食品添加物封入体5に表示される必要がない点についても、上述した第1の実施の形態と同様である。
1 食品
2 容器
3 収容凹部
4 食品添加物
5 食品添加物封入体
6 包装紙
7 商品陳列棚
9 区画
10 展示商品
12 ドリンク

Claims (7)

  1. 所定の食品と、
    該食品に用いられた食品添加物の総重量に所定の割合を乗じて得られた重量と同じ重量の食品添加物、前記食品に用いられた食品添加物の総重量に所定の割合を乗じて得られた重量と同じ重量の擬似物、前記食品に用いられた食品添加物の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と同じ体積の食品添加物、前記食品に用いられた食品添加物の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と同じ体積の擬似物、前記食品に用いられた食品添加物の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と見かけ上同じ体積の食品添加物、前記食品に用いられた食品添加物の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と見かけ上同じ体積の擬似物、前記食品に用いられた砂糖の総重量に所定の割合を乗じて得られた重量と同じ重量の砂糖、前記食品に用いられた砂糖の総重量に所定の割合を乗じて得られた重量と同じ重量の擬似物、前記食品に用いられた砂糖の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と同じ体積の砂糖、前記食品に用いられた砂糖の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と同じ体積の擬似物、前記食品に用いられた砂糖の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と見かけ上同じ体積の砂糖、前記食品に用いられた砂糖の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と見かけ上同じ体積の擬似物、前記食品に用いられた塩の総重量に所定の割合を乗じて得られた重量と同じ重量の塩、前記食品に用いられた塩の総重量に所定の割合を乗じて得られた重量と同じ重量の擬似物、前記食品に用いられた塩の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と同じ体積の塩、前記食品に用いられた塩の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と同じ体積の擬似物、前記食品に用いられた塩の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と見かけ上同じ体積の塩、若しくは、前記食品に用いられた塩の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と見かけ上同じ体積の擬似物であり、かつ、前記食品と共に提供される付属物と、
    前記所定の割合を表示した表示物とを備える
    食品製品。
  2. 前記表示物は、前記食品若しくは前記付属物の少なくとも一方を収容している
    請求項1に記載の食品製品。
  3. 前記付属物は、前記食品とは別個に封入されている
    請求項1または請求項2に記載の食品製品。
  4. 前記付属物は、少なくとも一部が透明である
    請求項1、請求項2または請求項3に記載の食品製品。
  5. 前記付属物は、前記食品に添付されている
    請求項1、請求項2、請求項3または請求項4に記載の食品製品。
  6. 所定の食品と、
    該食品に用いられた食品添加物の総重量に所定の割合を乗じて得られた重量と同じ重量の食品添加物、前記食品に用いられた食品添加物の総重量に所定の割合を乗じて得られた重量と同じ重量の擬似物、前記食品に用いられた食品添加物の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と同じ体積の食品添加物、前記食品に用いられた食品添加物の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と同じ体積の擬似物、前記食品に用いられた食品添加物の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と見かけ上同じ体積の食品添加物、前記食品に用いられた食品添加物の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と見かけ上同じ体積の擬似物、前記食品に用いられた砂糖の総重量に所定の割合を乗じて得られた重量と同じ重量の砂糖、前記食品に用いられた砂糖の総重量に所定の割合を乗じて得られた重量と同じ重量の擬似物、前記食品に用いられた砂糖の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と同じ体積の砂糖、前記食品に用いられた砂糖の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と同じ体積の擬似物、前記食品に用いられた砂糖の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と見かけ上同じ体積の砂糖、前記食品に用いられた砂糖の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と見かけ上同じ体積の擬似物、前記食品に用いられた塩の総重量に所定の割合を乗じて得られた重量と同じ重量の塩、前記食品に用いられた塩の総重量に所定の割合を乗じて得られた重量と同じ重量の擬似物、前記食品に用いられた塩の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と同じ体積の塩、前記食品に用いられた塩の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と同じ体積の擬似物、前記食品に用いられた塩の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と見かけ上同じ体積の塩、若しくは、前記食品に用いられた塩の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と見かけ上同じ体積の擬似物である付属物と、
    前記所定の割合を表示した表示物とを共に提供する工程を備える
    食品製品の提供方法。
  7. 所定の食品を、
    該食品に用いられた食品添加物の総重量に所定の割合を乗じて得られた重量と同じ重量の食品添加物、前記食品に用いられた食品添加物の総重量に所定の割合を乗じて得られた重量と同じ重量の擬似物、前記食品に用いられた食品添加物の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と同じ体積の食品添加物、前記食品に用いられた食品添加物の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と同じ体積の擬似物、前記食品に用いられた食品添加物の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と見かけ上同じ体積の食品添加物、前記食品に用いられた食品添加物の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と見かけ上同じ体積の擬似物、前記食品に用いられた砂糖の総重量に所定の割合を乗じて得られた重量と同じ重量の砂糖、前記食品に用いられた砂糖の総重量に所定の割合を乗じて得られた重量と同じ重量の擬似物、前記食品に用いられた砂糖の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と同じ体積の砂糖、前記食品に用いられた砂糖の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と同じ体積の擬似物、前記食品に用いられた砂糖の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と見かけ上同じ体積の砂糖、前記食品に用いられた砂糖の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と見かけ上同じ体積の擬似物、前記食品に用いられた塩の総重量に所定の割合を乗じて得られた重量と同じ重量の塩、前記食品に用いられた塩の総重量に所定の割合を乗じて得られた重量と同じ重量の擬似物、前記食品に用いられた塩の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と同じ体積の塩、前記食品に用いられた塩の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と同じ体積の擬似物、前記食品に用いられた塩の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と見かけ上同じ体積の塩、若しくは、前記食品に用いられた塩の総体積に所定の割合を乗じて得られた体積と見かけ上同じ体積の擬似物である付属物と、
    前記所定の割合を表示した表示物とを見せて提供する工程を備える
    食品製品の提供方法。
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