JP2014225477A - 照明装置及び方法 - Google Patents

Abstract

【課題】効率的でＣＲＩが改善された照明装置を提供する。
【解決手段】熱拡散要素１１内に絶縁領域１２を介して複数のパッケージ化されたＬＥＤ１６が配置され、該ＬＥＤは各々ルミネセント材料を含んでいる。第1のパッケージのＬＥＤ及びルミネセント材料から放射されて照明装置から出る混合された光は、１９３１年ＣＩＥ色度図上の第１の相関カラー温度を有する１つの点に対応する混合光を生じ、第２のパッケージのＬＥＤ及びルミネセント材料から放射されて照明装置から出る混合された光は、第１の相関カラー温度とは異なる第２の相関カラー温度を有する別の点に対応する混合光を生じる。第１の電源ライン上の第１のパッケージのＬＥＤの数を、第１の電源ライン上の第２のパッケージのＬＥＤの数で除算することによって得られる第１の割合は、第２の電源ライン上の第１のパッケージのＬＥＤの数を、第２の電源ライン上の第２のパッケージのＬＥＤの数で除算することによって得られる第２の割合と相違している。
【選択図】図４

Description

本発明は、照明装置、特に、１又はそれ以上の固体発光素子（たとえば、発光ダイオード）、及び、１又はそれ以上のルミネッセント材料（たとえば、１又はそれ以上のリン発光体）を含むデバイスに関係する。本発明は、また、照明方法にも向けられている。

なお、この出願は、２００６年４月１８日に出願された米国仮特許出願第６０／７９２，８６０号、名称、“照明装置、及び照明方法”（発明者：ジェラルド Ｈ．ネグレイ、及び、アントニーポール ヴァンデヴェン）の利益を主張するものであり、その出願の全体は、参照によりここに組み入れられる。
また、この出願は、２００６年４月２０日に出願された米国仮特許出願第６０／７９３，５１８号、名称、“照明装置、及び照明方法”（発明者：ジェラルド Ｈ．ネグレイ、及び、アントニーポール ヴァンデヴェン）の利の利益を主張するものであり、その出願の全体は、参照によりここに組み入れられる。

毎年、米国において生成される電気の多くの部分（いくつかの見積りでは、２５％と高い）は、照明に利用されている。したがって、よりエネルギー効率の高い照明を提供するという、要望が継続的にある。白熱電球は、エネルギー効率のよくない光源であることはよく知られている − それらが消費する電気の約９０％は、光よりむしろ熱として開放される。蛍光灯バルブは、白熱電球より、（約１０倍だけ）より効率的であるが、しかし、発光ダイオード等の、固体発光素子に比較すると、まだ、きわめて非効率である。

さらに、固体発光素子の通常の寿命に比較すると、白熱電球は、相対的に短い寿命、たとえば、代表的に約７５０−１０００時間を持つ。比較するに、発光ダイオードの寿命は、たとえば、一般に、数十年単位で、測定することができる。蛍光灯は、白熱灯より、より長い寿命（たとえば、１０，０００−２０，０００時間）を持つが、しかし、色再現の好ましさは低い。

色の再現は、代表的に、特定のランプにより点灯されるときの、対象物の表面カラーのシフトの相対的な示しである演算色評価数（ＣＲＩ Ｒａ）を用いて測定される。昼光色は、もっとも高いＣＲＩ（１００のＲａ）を持ち、白熱電球は、比較的近い（９５より大きいＲａ）ものであり、蛍光照明は、より正確さが低い（７０−８０の代表的Ｒａ）。あるタイプの特定化された照明は、相対的に低いＣＲＩを持つ（たとえば、水銀蒸気又はナトリウムランプは、ともに、約４０、あるいは、さらにより低い、のように低いＲａを持つ）。

従来の電灯設備により直面される問題は、照明装置（たとえば、電灯バルブ等）を、周期的に置き換える必要である。このよう問題は、特に、アクセスが困難である（たとえば、丸天井、ブリッジ、高いビル、交通トンネル）ところで、及び／又は、交換コストが極端に高いところで表明されている。従来の電灯設備の代表的な寿命は、少なくとも約４４，０００時間の光発生装置の使用（２０年間にわたる１日６時間の使用に基づく）に対応する、約２０年である。光発生装置の寿命は、代表的にもっと小さく、これにより、周期的な交換の必要を生じる。

したがって、これらの、及び他の理由により、努力は、固体発光素子を、白熱電球、蛍光灯、及び他の光発生装置の代わりに、広い領域の応用において用いることのできる方法を、開発するために続けられてきた。さらに、発光ダイオード（又は、他の固体光発光素子）が、すでに使われ続けているところでは、努力は、たとえば、エネルギー効率、演色評価数（ＣＲＩ）、コントラスト、有効性（ｌｍ／Ｗ）、及び／又は、サービス期間、に関して、改善された発光ダイオードを提供することが継続して行われている。

発光ダイオードは、電流を光に変換するよく知られた半導体装置である。広い範囲の種々の固体発光ダイオードは、今も広がる目的の範囲のための、ますます広い分野において使用されている。

より特定的には、発光ダイオードは、電位差が、ｐｎ接合構造に対して印加されたとき、光（紫外線、可視光、又は赤外線）を、発する半導体装置である。発光ダイオード、及び、多くの関連する構造を作る多くの公知の方法があり、本発明は、任意のこのような装置を用いることができる。たとえば、Ｓｚｅの半導体装置の物理学（１９８１年、第２版）の第１２−１４章、及び、Ｓｚｅの現代半導体装置物理学（１９９８）の第７章は、発光ダイオードを含む、広い範囲の光子装置を、記述している。

共通に認識され、商業的に入手可能な“ＬＥＤ”であって、（たとえば、）電子ショップにおいて売られているものは、多くの部品から作られている“パッケージされた”デバイスを表す。これらのパッケージされたデバイスは、代表的に、米国特許第４，９１８，４８７、５，６３１，１９０、及び５，９１２，４７７号明細書に記述されたような（しかしそれらに限定されない）半導体ベースの発光ダイオード、種々のワイヤ接続、及び、発光ダイオードを収容するパッケージを含む。

よく知られているように、発光ダイオードは、半導体活性（発光）層の導電帯と価電子帯との間のバンドギャップを横切って電子を励起することにより、光を生成する。電子遷移は、エネルギーギャップに依存する波長で、光を発生する。このように、発光ダイオードにより発光された光の色（波長）は、発光ダイオードの活性層の半導体材料に依存する。

発光ダイオードの発展は、多くの態様で、照明産業を改革してきたが、発光ダイオードの特徴のいくつかは、多くの挑戦を提示してきており、そのいくつかはまだ十分に満たされていない。たとえば、任意の特定の発光ダイオードの発光スペクトルは、代表的に（発光ダイオードの組成、及び構造により予言されるように）単一波長の周りに集中しており、これは、いくらかの応用には好ましいが、他のもののためには、好ましくないものである（たとえば、照明を与えるためには、このような発光スペクトルは、大変低いＣＲＩを与える）。

白と感じられる光は、必然的に、２つ、又はそれ以上の色の（又は、波長の）ブレンドであるので、単一の発光ダイオードは、白色を生ずることはできない。“白色”発光ダイオードは、各赤、緑、及び青の発光ダイオードにより形成される発光ダイオードピクセルを持って製造されてきた。他の、“白色”発光ダイオードは、(1) 青色光を発生する発光ダイオード、及び、(2) 前記発光ダイオード により発光された光による励起に応答して黄色光を発するルミネッセント材料（たとえば、リン発光体）を含んで生成され、これにより、該青色光、及び黄色光は、混合されたとき、白色光と感知される光を生成する。

さらに、非主要色の結合を生成する主要色の混合は、一般に、この、及び他の技術において、よく理解されている。一般に、１９３１年のＣＩＥ色度図（１９３１年に設けられた主要色の国際標準）、及び１９７６年のＣＩＥ色度図（１９３１年の色度図に類似しているが、該図上の同様の距離は、同様の色の差異を表現するよう修整されている。）は、色を、主要色の重み付け加算として定義するための、有用な参照を与える。

発光ダイオードは、このように、個々に、又は、任意の結合において、任意に、１又はそれ以上のルミネッセント材料（リン発光体、又はシンチレータ）、及び／又は、フィルターとともに使用されて、任意の所望の感受される色（白を含む）を生成することができる。したがって、現存する光源を、発光ダイオード光源により、たとえば、エネルギー効率、演色評価数（ＣＲＴ）、有効性（ｌｍ／Ｗ）、及び／又は、サービス期間、に関して改善するために置き換えるよう、努力がなされつづけている領域は、任意の特定の色の光、あるいは色のブレンドの光に、限定されるものではない。

広い多種多様性のルミネッセント材料（たとえば、その全体が参照によりここに組み入れられる、米国特許第６，６００，１７５号明細書に開示されているように、ルミファー、あるいはルミノフォリック材料としても知られている）は、公知であり、当業者にとって入手可能である。例えば、リン発光体は、たとえば、励起放射源により励起されたとき、反応性の放射（例えば、可視光線）を発するルミネッセント材料である。多くの場合、応答する放射は、励起する放射の波長と異なる波長を持つ。ルミネッセント材料の他の例は、紫外線を照射されると、可視スペクトル内において輝くシンチレーター、昼日グローテープ、及びインクを含む。

ルミネッセント材料は、ダウンコンバートするもの、すなわち、フォトンをより低いエネルギーレベル（より長い波長）に変換する材料である、あるいは、アップコンバートするもの、すなわち、フォトンをより高いエネルギーレベル（より短い波長）に変換する材料である、ものとして分類されることができる。
ルミネッセント材料をＬＥＤ装置内に含むことは、上記したように、ルミネッセント材料を、清浄な収容材料（たとえば、エポキシ系、又はシリコーン系材料）に、たとえば、ブレンディング又はコーティングプロセスにより、付加することにより遂行されてきた。

たとえば、米国特許第６，９６３，１６６号明細書（Ｙａｎｏ‘１６６）は、従来の発光ダイオードランプが、発光ダイオードチップ、発光ダイオードチップを覆うための弾丸形状透明ハウジング、電流を発光ダイオードチップに供給する導線、及び、発光ダイオードチップの放射を一定の方向に反射するためのチップ反射器、そこにおいては、発光ダイオードチップは、第１の樹脂部分により収容されており、これは、さらに第２の樹脂部分により収容されている、を含むことを開示している。Ｙａｎｏ‘１６６によれば、第１の樹脂部分は、カップリフレクタを樹脂材料で満たし、それを、発光ダイオードチップが、カップリフレクタの底上にマウントされ、そののち、そのカソード、及びアノード電極が、ワイヤによりリードに電気的に接続された後に、キュアーすることにより得られる。Ｙａｎｏ‘１６６によれば、リン発光体は、発光ダイオードチップから出射された光Ａにより励起されるよう、第１の樹脂部分において分散され、該励起されたリン発光体は、光Ａより長い波長を持つ蛍光発光（“光Ｂ”）を生成し、該光Ａの一部は、リン発光体を含む第１の樹脂部分を通って送信され、結果として、光Ａと光Ｂの混合光である光Ｃが、照明として用いられる。

上記したように、“白色ＬＥＤ光”（すなわち、白、又は、白に近いと感受される光）は、白い白熱電球に対する可能な置き替えとして研究されて来た。白色ＬＥＤランプの代表的な例は、ガリウム窒化物から作られる青色発光ダイオードチップのパッケージ、これは、ＹＡＧ等のリン発光体によりコートされる、を含む。このようなＬＥＤランプにおいて、青色発光ダイオードチップは、約４５０ｎｍの波長を持つ放射を生成し、リン発光体は、その放射を受信したとき、約５５０ｎｍのピーク波長を持つ黄色の蛍光を生成する。たとえば、ある設計においては、白色発光ダイオードは、青色発光半導体発光ダイオードの外部表面上に、セラミックリン発光体層を形成することにより、製造される。発光ダイオードチップより出射される青色光の一部は、リン発光体を通過し、一方、該発光ダイオードチップより出射される青色光の一部は、リン発光体により吸収され、これは、励起され、黄色光を発する。発光ダイオードチップより出射され、リン発光体を通過した青色光の一部は、リン発光体により発射された黄色光と混合される。観察者は、青、及び黄色の光の混合光を、白色光として感受する。

また、上記したように、もう１つのタイプのＬＥＤにおいては、紫外光を発する発光ダイオードチップは、赤（Ｒ）、緑（Ｇ）、及び、青（Ｂ）光線を生成する発光ダイオードチップより放射された紫外線は、該リン発光体を励起し、該リン発光体をして、混合されたとき、人間の目により白色光として感受される赤、緑、青の光線を、出射せしめる。したがって、白色光もまた、これらの光線の混合光として、得ることができる。

既存のＬＥＤ構成要素パッケージ、及び他の電子回路が、１つの電気設備内にアセンブルされる設計が与えられてきた。このような設計において、パッケージ化されたＬＥＤは回路基板にマウントされ、該回路基板はヒートシンクにマウントされ、かつ、該ヒートシンクは、所望の駆動電子回路とともに、固定ハウジングにマウントされる。多くの場合において、追加的な光学部品（パッケージ部品に対して２次的な）が、また必要である。

発光ダイオードを、他の光源、たとえば、白熱電球バルブの代わりに用いるにおいて、パッケージ化された複数ＬＥＤが、従来の電灯設備、たとえば、中空レンズ、及び該中空レンズに取り付けられたベースプレート、ここで、該ベースプレートは、電源に電気的に接続された１又はそれ以上のコンタクトを持つ、従来のソケットハウジングを持つ、を含む固定設備とともに、用いられてきた。たとえば、ＬＥＤ光バルブは、電気回路基板と、該回路基板にマウントされた複数のパッケージ化されたＬＥＤと、及び、該回路板に取り付けられ、かつ、前記光固定設備のソケットハウジングに接続されるよう適合された接続ポストよりなり、これにより、該複数のＬＥＤは、電源により照明されることができる。

固体発光素子、たとえば、発光ダイオードを用いて、より広い多様性のある応用において、白色光を、改善されたエネルギー効率、改善されたＣＲＩ、改善された有効性（ｌｍ／Ｗ）、及び／又は、より長いサービス期間で提供する方法について、継続的な要求がある。

米国特許第４，９１８，４８７号明細書 米国特許第５，６３１，１９０号明細書 米国特許第５，９１２，４７７号明細書 米国特許第６，６００，１７５号明細書 米国特許第６，９６３，１６６号明細書 米国特許出願第６０／７５２，７５３号 米国特許出願第６０／７５３，１３８号 米国特許出願第６０／７６１，３１０号 米国特許出願第６０／７６１，８７９号

比較的効率的であるが、代表的に７５より低い、貧弱な演色評価数Ｒａを持ち、かつ、赤色の演色評価数において特に欠陥があり、かつ、緑においてかなりの程度まで欠陥のある、白色ＬＥＤ光源が存在する。これは、代表的な人間の顔の色つや、食物品目、ラベリング、ペインティング、ポスター、サイン、アパレル、ホームデコレーション、植物、フラワーズ、自動車、等を含む多くのものが、白熱灯、又は自然昼日光で照明されるのに比較して、奇妙な、又は悪い色を表すことを意味する。代表的に、このような白色ＬＥＤは、約５０００Ｋの色温度を持ち、これは一般に、一般の照明としては、視覚的に快適なものではなく、これはしかし、商業的プロデュース、又は広告及び印刷された資料の照明としては、望ましいものである。

いくつかの、いわゆる“暖かい白色”ＬＥＤは、室内使用のための、より受け入れ可能な色温度（２７００−３５００Ｋ）、及び、良いＣＲＩ（黄色と赤のリン発光体混合光の場合、Ｒａ＝９５と高い）をもつが、しかし、それらの有効性は、複数の標準“白”ＬＥＤのそれの半分よりずっと小さい。

ＲＧＢ ＬＥＤランプにより照明された色のついた対象物は、ときどき、それらの本当の色においては現われない。たとえば、黄色光のみを反映し、そのため、白色光により照明されたとき、黄色であるように現れる対象物は、ＲＧＢ ＬＥＤ電灯設備の赤、及び、緑のＬＥＤにより生成される、明らかな黄色を持つ光により照明されたとき、より脱−飽和となり、灰色がかって現われる。このようなランプはそれゆえ、特に、一般照明におけるような、種々の設定を照明するときは、及び、特に自然シーンに関して照明するときは、優秀な色演出を与えないものと考慮される。さらに、現在利用可能な緑ＬＥＤは、比較的非効率であり、このため、このようなランプの効率を限定している。

広い多様性の色合いを持つＬＥＤを用いることは、同様に、いくつかは低効率のものを含む、広い範囲の効率を持つ複数ＬＥＤの使用を必要とするものであり、これにより、このようなシステムの効率を低減し、多くの異なるタイプのＬＥＤを制御する回路網の複雑さと、コストを劇的に増大させ、かつ、該光の色バランスを維持する。

したがって、白ＬＥＤ（すなわち、比較的非効率の光源の使用を避けるもの）の効率及び長寿命を、受け入れ可能な色温度、及び良いカラーレンダリングインデックス、広いあらゆる種類の、かつ簡単な制御回路と結合させる、高効率の固体白色光源を提供することに対するニーズがある。

本発明により、驚くべきほどに高いＣＲＩが、以下のものからの光を結合することにより、得られることが、発見された。すなわち、
第１のグループの発光ダイオード、
第１のグループのルミファー、
第２のグループの発光ダイオード、
第２のグループのルミファー、及び、
第３のグループの発光ダイオード、
を備えた照明装置であって、
前記第１のグループの発光ダイオードのおのおの、及び、前記第２のグループの発光ダイオードのおのおのは、照明されれば、４３０ｎｍから４８０ｎｍの範囲内のピーク波長をもつ光を発し、
前記第１のグループのルミファーのおのおの、及び、前記第２のグループのルミファーのおのおのは、もし励起されれば、約５５５ｎｍから約５８５ｎｍの範囲内の主波長を持つ光を発し、
前記第１のグループの発光ダイオードのおのおのが、照明され、前記第１のグループのルミファーのおのおのが、励起されれば、前記第１のグループの発光ダイオード、及び、前記第１のグループのルミファーからの光の混合光は、付加的な光のないところでは、１９３１年色度図上の、第１の点に相当する第１のグループの混合照明を有し、該第１の点は、第１の相関するカラー温度をもち、
前記第２のグループの発光ダイオードのおのおのが、照明され、前記第２のグループのルミファーのおのおのが、励起されれば、前記第２のグループの発光ダイオード、及び、前記第２のグループのルミファーからの光の混合光は、付加的な光のないところでは、１９３１年色度図上の、第２の点に相当する第２のグループの混合照明を有し、該第２の点は、第２の相関するカラー温度をもち、前記第１の相関するカラー温度は、該第２の相関するカラー温度とは、少なくとも５０Ｋだけ（いくつかの場合には、少なくとも１００Ｋだけ、いくつかの場合には、少なくとも２００Ｋだけ、かつ、いくつかの場合には、少なくとも５００Ｋだけ）異なり、
前記第３のグループの発光ダイオードのおのおのは、照明されれば、約６００ｎｍ から約６３０ｎｍの範囲内の主波長を持つ光を発するよう構成されている。

上記した照明装置においては、
前記第１のグループの発光ダイオードのおのおのが、照明され、前記第１のグループのルミファーのおのおのが、励起されれば、前記第１のグループの発光ダイオード、及び、前記第１のグループのルミファーからの光の混合光は、付加的な光のないところでは、１９３１年色度図上の、第１の点に相当する第１のグループの混合照明を有し、該第１の点は、第１の相関するカラー温度をもち、
前記第２のグループの発光ダイオードのおのおのが、照明され、前記第２のグループのルミファーのおのおのが、励起されれば、前記第２のグループの発光ダイオード、及び、前記第２のグループのルミファーからの光の混合光は、付加的な光のないところでは、１９３１年色度図上の、第２の点に相当する第２のグループの混合照明を有し、該第２の点は、第２の相関するカラー温度を持ち、
前記第１の相関するカラー温度は、該第２の相関するカラー温度とは、少なくとも５０Ｋだけ（いくつかの場合には、少なくとも１００Ｋだけ、いくつか場合には、少なくとも２００Ｋだけ、かつ、いくつかの場合には、少なくとも５００Ｋだけ）異なる、
という照明装置を、設けることにより、
たとえば、前記それぞれの発光ダイオードの１又はそれ以上に供給される電流を調整することにより、及び／又は、前記それぞれの発光ダイオードの１又はそれ以上への電源供給を妨げることにより（及び／又は、前記それぞれのルミファーの１又はそれ以上、の励起の量を調整することにより、たとえば、このようなルミファーに接触する光の量を調整することにより、及び／又は、該ルミファーの１又はそれ以上が励起されるのを妨げることにより)、第１グループ−第２グループの光を変更する、すなわち、前記第１のグループの発光ダイオード、前記第１のグループのルミファー、前記第２のグループの発光ダイオード、及び、前記第２のグループのルミファー、から出射される光が、何らの他の光のないところで混合されれば発せられる光のｘ、ｙ座標を、制御することが可能であり、かつ、それゆえ、該照明装置により発せられる光のｘ、ｙ座標を、制御することが、容易に可能である。

特に、高いＣＲＩは、さらに、前記発光ダイオード、及び前記ルミファーが、前記第１のグループの発光ダイオードのおのおのが、照明され、前記第１のグループのルミファーのおのおのが、励起され、前記第２のグループの発光ダイオードのおのおのが、照明され、前記第２のグループのルミファーのおのおのが、励起されれば、前記第１のグループの発光ダイオード、前記第１のグループのルミファー、前記第２のグループの発光ダイオード、及び前記第２のグループのルミファー、からの光の混合光は、任意の付加的な光のないところでは、第１、第２、第３、第４、及び第５の線分により囲まれる１９３１年ＣＩＥ色度図上の領域内にあるｘ、ｙカラー座標を有する混合照明であって、前記第１の線分は、第１の点を第２の点に接続し、前記第２の線分は、第２の点を第３の点に接続し、前記第３の線分は、第３の点を第４の点に接続し、前記第４の線分は、第４の点を第５の点に接続し、前記第５の線分は、第５の点を第１の点に接続し、前記第１の点は、０．３２、０．４０のｘ、ｙ座標を持ち、前記第２の点は、０．３６、０．４８のｘ、ｙ座標を持ち、前記第３の点は、０．４３、０．４５のｘ、ｙ座標を持ち、前記第４の点は、０．４２、０．４２のｘ、ｙ座標を持ち、第５の点は、０．３６、０．３８のｘ、ｙ座標を持つ、第１のグループの混合照明を有する。

本発明の１つの側面においては、前記発光ダイオード、及び前記ルミファーは、前記第１のグループの発光ダイオードから、前記第１のグループのルミファーから、前記第２のグループの発光ダイオードから、前記第２のグループのルミファーから、及び、前記第３のグループの発光ダイオードから、の光の混合光が、１９３１年色度図上の黒体位置上の、約２２００Ｋから約４５００Ｋの範囲内少なくとも１つの点の、２０ＭａｃＡｄａｍ楕円内にある点を定義する１９３１年色度図上の、ｘ、ｙ座標を持つ、第１のグループ−第２のグループ−第３のグループ混合照明を生成するように、選択される。

さらに、驚くべきほどに高いＣＲＩを、上述したように光を結合することにより、特に、上記で言及した光（２）（すなわち、５５５ｎｍから５８５ｎｍの範囲内に主波長を持つ光を発する、１又はそれ以上のルミファーから出射される光）が、広いスペクトラム光源、たとえば、黄色ルミファー、から出射されるところで得ることができることが、予期せずに、発見された。

したがって、本発明の第１の側面においては、以下のものよりなる照明装置が提供される。すなわち、
第１のグループの発光ダイオード、
第１のグループのルミファー、
第２のグループの発光ダイオード、
第２のグループのルミファー、及び、
第３のグループの発光ダイオード、
を備えた照明装置であり、
前記第１のグループの発光ダイオードのおのおの、及び、前記第２のグループの発光ダイオードのおのおのは、照明されれば、４３０ｎｍから４８０ｎｍの範囲内のピーク波長を持つ光を発し、
前記第１のグループのルミファーのおのおの、及び、前記第２のグループのルミファーのおのおのは、もし励起されれば、約５５５ｎｍから約５８５ｎｍの範囲内の主波長を持つ光を発し、かつ、
前記第３のグループの発光ダイオードのおのおのは、照明されれば、６００ｎｍから６３０ｎｍの範囲内の主波長を持つ光を発し、かつ、
前記第１のグループの発光ダイオードのおのおのが、照明され、前記第１のグループのルミファーのおのおのが、励起されれば、前記第１のグループの発光ダイオード、及び前記第１のグループのルミファー、から出射される光の混合光は、任意の付加的な光のないところでは、１９３１年色度図上の、第１の点に対応する、第１のグループの混合された照明を生じ、前記第１の点は、第１の相関するカラー温度を持ち、
前記第２のグループの発光ダイオードのおのおのが、照明され、前記第２のグループのルミファーのおのおのが、励起されれば、前記第２のグループの発光ダイオード、及び前記第２のグループのルミファーから出射される光の混合光は、１９３１年色度図上の、第２の点に対応する、第２のグループの混合された照明を生じ、ここで、前記第２の点は、前記第２の相関するカラー温度を持ち、前記第１の相関するカラー温度は、前記第２の相関するカラー温度と、少なくとも５０Ｋだけ（ある場合には、少なくとも１００Ｋだけ、他の場合には、少なくとも２００Ｋだけ、別の場合には、少なくとも５００Ｋだけ）、異なる。

本発明のこの側面（及び、本発明の他の側面）によるいくらかの実施形態においては、該デバイスは、付加的な４３０から４８０ｎｍの発光ダイオード（すなわち、照明されれば、約４３０ｎｍから約４８０ｎｍの範囲内にピーク波長をもつ光を発する発光ダイオード）であって、それらは、前記第１、及び第２のグループの発光ダイオードのいずれにもないもの、を含むことができ、及び／又は、該デバイスは、付加的な５５５ｎｍから５８５ｎｍのルミファー（すなわち、もし励起されれば、約５５５ｎｍから約５８５ｎｍの範囲内に主波長を、持つ光を発するであろうルミファー）であって、それらは、前記第１、及び第２のグループのルミファーのいずれかにもないもの、を含むことができ、及び／又は、該デバイスは、付加的な６００ｎｍから６３０ｎｍの発光ダイオード（すなわち、照明されれば、約６００ｎｍから約６３０ｎｍの範囲内に主波長を持つ光を発する発光ダイオード）であって、前記第３のグループの発光ダイオード内にないもの、を含むことができる。

本発明のこの側面（及び、本発明の他の側面）によるいくらかの実施形態においては、前記第１、及び第２のグループの発光ダイオードは、その総体が、該デバイス内の、４３０ｎｍから４８０ｎｍの発光ダイオードのすべてより構成され、前記第１、及び第２のグループのルミファーは、該デバイス内の、約５５５ｎｍから約５８５ｎｍのルミファーのすべてより構成され、前記第３のグループの発光ダイオードは、該デバイス内の、６００ｎｍから６３０ｎｍの発光ダイオードのすべてより構成される。

本発明の第２の側面によれば、以下のものよりなる照明装置が提供される。すなわち、
第１のグループの発光ダイオード、
第１のグループのルミファー、
第２のグループの発光ダイオード、
第２のグループのルミファー、及び、
第３のグループの発光ダイオード、
を備え、
前記第１のグループの発光ダイオードのおのおの、及び、前記第２のグループの発光ダイオードのおのおのは、照明されれば、４３０ｎｍから４８０ｎｍの範囲内のピーク波長を持つ光を発し、
前記第１のグループのルミファーのおのおの、及び、前記第２のグループのルミファーのおのおのは、励起されれば、約５５５ｎｍから約５８５ｎｍの範囲内のピーク波長を持つ光を発し、
前記第３のグループの発光ダイオードのおのおのは、照明されれば、６００ｎｍから６３０ｎｍの範囲内の主波長を持つ光を発し、
前記第１のグループの発光ダイオードのおのおのが、照明され、前記第１のグループのルミファーのおのおのが、励起されれば、前記第１のグループの発光ダイオード、及び前記第１のグループのルミファーから出射される光の混合光は、任意の付加的な光のないところでは、１９３１年色度図上の、第１の点に対応する、第１のグループの混合された照明を生じ、ここで、前記第１の点は、第１の相関するカラー温度を持ち、
前記第２のグループの発光ダイオードのおのおのが、照明され、前記第２のグループのルミファーのおのおのが、励起されれば、前記第２のグループの発光ダイオード、及び前記第２のグループのルミファー、から出射される光の混合光は、任意の付加的な光のないところでは、１９３１年色度図上の、第２の点に対応する、第２のグループの混合された照明を生じ、ここで、前記第２の点は、前記第２の相関するカラー温度を持ち、前記第１の相関するカラー温度は、前記第２の相関するカラー温度と、少なくとも５０Ｋだけ（いくつかの場合には、少なくとも１００Ｋだけ、他の場合には、少なくとも２００Ｋだけ、別の場合には、少なくとも５００Ｋだけ）異なり、
前記第１、及び第２のグループの発光ダイオード内の発光ダイオードのおのおのが、（たとえば、標準１２０ＡＣリセプタクル内に、該照明装置に直接、又は、スイッチ可能に電気的に接続された１つの電源線に、電気的に接続された１つの電源プラグを挿入することにより）照明され、かつ、前記第１、及び第２のグループのルミファー内のルミファーのおのおのが、励起されれば、前記第１、及び第２のグループの発光ダイオード、及び、前記第１、及び第２のグループのルミファー、からの光の混合光は、任意の付加的な光のないところでは、第１、第２、第３、第４、及び第５の線分により囲まれる１９３１年ＣＩＥ色度図上の領域内にあるｘ、ｙカラー座標をもつ混合照明であって、前記第１の線分は、第１の点を第２の点に接続し、前記第２の線分は、第２の点を第３の点に接続し、前記第３の線分は、第３の点を第４の点に接続し、前記第４の線分は、第４の点を第５の点に接続し、前記第５の線分は、第５の点を第１の点に接続し、前記第１の点は、０．３２、０．４０のｘ、ｙ座標を持ち、前記第２の点は、０．３６、０．４８のｘ、ｙ座標を持ち、前記第３の点は、０．４３、０．４５のｘ、ｙ座標を持ち、前記第４の点は、０．４２、０．４２のｘ、ｙ座標を持ち、第５の点は、０．３６、０．３８のｘ、ｙ座標を持つ、第１グループ−第２グループ混合照明を生じる。

本発明のこの側面によるいくつかの実施形態においては、該デバイスは、前記第１、及び第２のグループの発光ダイオードのいずれにもない、付加的な４３０から４８０ｎｍの発光ダイオードを含むことができ、及び／又は、該デバイスは、前記第１、及び第２のグループのルミファーのいずれにもない、付加的な５５５ｎｍから５８５ｎｍのルミファーを含むことができ、該デバイスは、前記第３のグループの発光ダイオード内にない、付加的な６００ｎｍから６３０ｎｍの発光ダイオードを含むことができ、そこでは、前記第１、及び、第２のグループの発光ダイオードにおけるすべての発光ダイオード、及び、前記第１、及び、第２のグループのルミファーにおけるすべてのルミファー、に加えて、このような付加的な４３０ｎｍから４８０ｎｍの発光ダイオード、及び／又は、５５５ｎｍから５８５ｎｍのルミファーの任意のものが、照明され、あるいは、励起されれば、上記で定義した、前記第１、第２、第３、第４、及び第５の線分により囲まれる１９３１年色度図上の領域内にはない、ｘ、ｙカラー座標を持つ結合された光が、生成される。

本発明のこの側面によるいくらかの実施形態においては、前記第１、及び第２のグループの発光ダイオードは、その全体が、該デバイス内の、４３０ｎｍから４８０ｎｍの発光ダイオードのすべてよりなり、前記第１、及び第２のグループのルミファーは、該デバイス内の、５５５ｎｍから５８５ｎｍのルミファーのすべてよりなり、かつ、前記第３のグループの発光ダイオードは、該デバイス内の、６００ｎｍから６３０ｎｍの発光ダイオードのすべてよりなる。

本発明の第３の側面によれば、以下のものよりなる照明装置が提供される。すなわち、
第１のグループの発光ダイオード、
第１のグループのルミファー、
第２のグループの発光ダイオード、
第２のグループのルミファー、及び、
第３のグループの発光ダイオード、
を備え、
前記第１のグループの発光ダイオードのおのおの、及び、前記第２のグループの発光ダイオードのおのおのは、照明されれば、４３０ｎｍから４８０ｎｍの範囲内のピーク波長を持つ光を発し、
前記第１のグループのルミファーのおのおの、及び、前記第２のグループのルミファーのおのおのは、もし励起されれば、約５５５ｎｍから約５８５ｎｍの範囲内のピーク波長を持つ光を発し、
前記第３のグループの発光ダイオードのおのおのは、照明されれば、６００ｎｍから６３０ｎｍの範囲内の主波長を持つ光を発し、
前記第１のグループの発光ダイオードのおのおのが、照明され、前記第１のグループのルミファーのおのおのが、励起されれば、前記第１のグループの発光ダイオード、及び、前記第１のルミファー、から出射される光の混合光は、任意の付加的な光のないところでは、１９３１年色度図上の、第１の点に対応する、第１のグループの混合された照明を生じ、ここで、前記第１の点は、第１の相関するカラー温度を持ち、
前記第２のグループの発光ダイオードのおのおのが、照明され、前記第２のグループのルミファーのおのおのが、励起されれば、前記第２のグループの発光ダイオード、及び、前記第２のグループのルミファーから出射される光の混合光は、任意の付加的な光のないところでは、１９３１年色度図上の、第２の点に対応する、第２のグループの混合された照明を生じ、前記第２の点は、前記第２の相関するカラー温度を持ち、前記第１の相関するカラー温度は、前記第２の相関するカラー温度と、少なくとも５０Ｋだけ（いくつかの場合には、少なくとも１００Ｋだけ、いくつかの場合には、少なくとも２００Ｋだけ、いくつか場合には、少なくとも５００Ｋだけ）異なり、
前記第１、及び第２のグループの発光ダイオード内の発光ダイオードのおのおのが、照明されれば、前記第１の、及び第２のグループの発光ダイオード、及び、前記第１、及び第２のグループのルミファー、からの光の混合光は、付加的な光のないところでは、第１、第２、第３、第４、及び第５の線分により囲まれる１９３１年ＣＩＥ色度図上の領域内にあるｘ、ｙカラー座標をもつ混合照明であって、前記第１の線分は、第１の点を第２の点に接続し、前記第２の線分は、第２の点を第３の点に接続し、前記第３の線分は、第３の点を第４の点に接続し、前記第４の線分は、第４の点を第５の点に接続し、前記第５の線分は、第５の点を第１の点に接続し、前記第１の点は、０．３２、０．４０のｘ、ｙ座標を持ち、前記第２の点は、０．３６、０．４８のｘ、ｙ座標を持ち、前記第３の点は、０．４３、０．４５のｘ、ｙ座標を持ち、前記第４の点は、０．４２、０．４２のｘ、ｙ座標を持ち、第５の点は、０．３６、０．３８のｘ、ｙ座標を持つ、第１グループ−第２グループ混合照明を生じる。

本発明のこの側面によるいくらかの実施形態においては、前記第１及び／又は第２のグループのルミファー内のルミファーの少なくともいくらかは、前記第１及び／又は第２のグループの発光ダイオード内の発光ダイオードから出射される光により励起される。

本発明のこの側面によるいくらかの実施形態においては、該照明装置は、たとえ、前記第１及び第２のグループの発光ダイオード内の発光ダイオードのすべてが、光を発していても、前記第１及び／又は第２のグループの発光ダイオード内の発光ダイオードのいずれか、から出射される光によっては励起されない、付加的な５５５ｎｍから５８５ｎｍのルミファーを含むことができる。

本発明のこの側面によるいくらかの実施形態においては、該照明装置は、付加的な５５５ｎｍから５８５ｎｍのルミファーを備え、(1) 前記第１、及び／又は、第２のグループの発光ダイオード内の発光ダイオードのいずれかから出射される光によっても励起されないもの、かつ、これにより、(2) 該照明装置においては、もしこのような付加的な５５５ｎｍから５８５ｎｍのルミファーが励起され、かつ、前記第１、及び第２のグループの発光ダイオード内の４３０ｎｍから４８０ｎｍの発光ダイオードのすべてが、照明されれば、結合された光は、第１、第２、第３、第４、及び第５の線分により囲まれる１９３１年ＣＩＥ色度図上の領域内にはない、ｘ、ｙカラー座標をもつよう構成されている。

本発明の第４の側面によれば、以下のものからなる照明装置が提供される。すなわち、
第１のグループの発光ダイオード、
第１のグループのルミファー、
第２のグループの発光ダイオード、 及び、
第２のグループのルミファー、
第３のグループの発光ダイオード、
該照明装置に、直接、又は、スイッチ可能に電気的に接続された、少なくとも１つの電源線、
を備えており、そして、
前記第１のグループの発光ダイオードのおのおの、及び、前記第２のグループの発光ダイオードのおのおのは、照明されれば、４３０ｎｍから４８０ｎｍの範囲内のピーク波長をもつ光を発し、
前記第１のグループのルミファーのおのおの、及び、前記第２のグループのルミファーのおのおのは、もし励起されれば、約５５５ｎｍから約５８５ｎｍの範囲内の主波長を持つ光を発し、
前記第３のグループの発光ダイオードのおのおのは、照明されれば、６００ｎｍ から６３０ｎｍの範囲内に主波長を持つ光を発し、
前記第１のグループの発光ダイオードのおのおのが、照明され、前記第１のグループのルミファーのおのおのが、励起されれば、前記第１のグループの発光ダイオード、及び、前記第１のグループのルミファー、からの光の混合光は、任意の付加的な光のないところでは、１９３１年色度図上の、第１の点に相当する第１のグループの混合照明を有し、該第１の点は、第１の相関するカラー温度を有し、
前記第２のグループの発光ダイオードのおのおのが、照明され、前記第２のグループのルミファーのおのおのが、励起されれば、前記第２のグループの発光ダイオード、及び、前記第２のグループのルミファー、からの光の混合光は、任意の付加的な光のないところでは、１９３１年色度図上の、第２の点に相当する第２のグループの混合照明を有し、該第２の点は、第２の相関するカラー温度をもち、前記第１の相関するカラー温度は、該第２の相関するカラー温度とは、少なくとも５０Ｋだけ（いくつかの場合には、少なくとも１００Ｋだけ、いくつかの場合には、少なくとも２００Ｋだけ、かつ、いくつかの場合には、少なくとも５００Ｋだけ）異なっており、
電源が、前記少なくとも１つの電源線の少なくとも１つに（たとえば、標準１２０ＡＣリセプタクル内に、該電源線に電気的に接続された電源プラグを挿入することにより、かつ、必要であれば、該電源線における１又はそれ以上のスイッチを、閉じることにより）供給されれば、前記第１、及び第２のグループの発光ダイオード、及び、前記第１、及び第２のグループのルミファーから、光の混合光が出射され、該光の混合光は、任意の付加的な光のないところでは、第１、第２、第３、第４、及び第５の線分により囲まれる１９３１年ＣＩＥ色度図上の領域内にあるｘ、ｙカラー座標を持つ混合照明であって、前記第１の線分は、第１の点を第２の点に接続し、前記第２の線分は、第２の点を第３の点に接続し、前記第３の線分は、第３の点を第４の点に接続し、前記第４の線分は、第４の点を第５の点に接続し、前記第５の線分は、第５の点を第１の点に接続し、前記第１の点は、０．３２、０．４０のｘ、ｙ座標を持ち、前記第２の点は、０．３６、０．４８のｘ、ｙ座標を持ち、前記第３の点は、０．４３、０．４５のｘ、ｙ座標を持ち、前記第４の点は、０．４２、０．４２のｘ、ｙ座標を持ち、第５の点は、０．３６、０．３８のｘ、ｙ座標を持つ、第１のグループ−第２のグループの混合照明を生じる。

本発明のこの側面によるいくつかの実施形態においては、該照明装置は、前記少なくとも１つの電源線に接続されていない（しかし、これは、何らかの他の電源線には接続され得る）１又はそれ以上の付加的な４３０ｎｍから４８０ｎｍの発光ダイオードを含むことができ、かつ、それにおいては、もしこのような付加的な４３０ｎｍから４８０ｎｍの発光ダイオードが、前記少なくとも１つの電源線に接続された４３０ｎｍから４８０ｎｍの発光ダイオードのすべてに加えて、照明されれば、該デバイス内の４３０ｎｍから４８０ｎｍの発光ダイオード、及び該デバイス内の５５５ｎｍから５８５ｎｍのルミファー、のすべて、から出射される結合された光は、任意の付加的な光のないところでは、上記で定義した、前記第１、第２、第３、第４、及び第５の線分により囲まれる１９３１年色度図上の領域内にはない、ｘ、ｙカラー座標を持つ。

本発明の第５の側面によれば、以下のものからなる照明装置が提供される。すなわち、
第１のグループの発光ダイオード、
第１のグループのルミファー、
第２のグループの発光ダイオード、
第２のグループのルミファー、
第３のグループの発光ダイオード、及び
照明装置に、直接、又は、スイッチ可能に電気的に接続された、少なくとも１つの電源線、
を備え、
前記第１のグループの発光ダイオードのおのおの、及び、前記第２のグループの発光ダイオードのおのおのは、照明されれば、４３０ｎｍから４８０ｎｍの範囲内のピーク波長をもつ光を発し、
前記第１のグループのルミファーのおのおの、及び、前記第２のグループのルミファーのおのおのは、もし励起されれば、約５５５ｎｍから約５８５ｎｍの範囲内の主波長を持つ光を発し、
前記第３のグループの発光ダイオードのおのおのは、照明されれば、６００ｎｍ から６３０ｎｍの範囲内に主波長を持つ光を発し、
前記第１のグループの発光ダイオードのおのおのが、照明され、前記第１のグループのルミファーのおのおのが、励起されれば、前記第１のグループの発光ダイオード、及び、前記第１のグループのルミファー、からの光の混合光は、任意の付加的な光のないところでは、１９３１年色度図上の、第１の点に相当する第１のグループの混合照明を生じ、該第１の点は、第１の相関するカラー温度を持ち、
前記第２のグループの発光ダイオードのおのおのが、照明され、前記第２のグループのルミファーのおのおのが、励起されれば、前記第２のグループの発光ダイオード、及び、前記第２のグループのルミファーからの光の混合光は、任意の付加的な光のないところでは、１９３１年色度図上の、第２の点に相当する第２のグループの混合照明を生じ、該第２の点は、第２の相関するカラー温度をもち、前記第１の相関するカラー温度は、該第２の相関するカラー温度とは、少なくとも５０Ｋだけ（いくつかの場合には、少なくとも１００Ｋだけ、いくつかの場合には、少なくとも２００Ｋだけ、かつ、いくつかの場合には、少なくとも５００Ｋだけ）異なり、
電源が、前記１又はそれ以上の電源線のおのおのに、（たとえば、標準１２０ＡＣリセプタクル内に、１又はそれ以上のそれぞれの電源線に電気的に接続された１又はそれ以上の電源プラグを挿入することにより）供給されれば、該照明装置より、光が、出射され、該光は、第１、第２、第３、第４、及び第５の線分により囲まれる１９３１年ＣＩＥ色度図上の領域内にあるｘ、ｙカラー座標をもつ混合照明を有し、前記第１の線分は、第１の点を第２の点に接続し、前記第２の線分は、第２の点を第３の点に接続し、前記第３の線分は、第３の点を第４の点に接続し、前記第４の線分は、第４の点を第５の点に接続し、前記第５の線分は、第５の点を第１の点に接続し、前記第１の点は、０．３２、０．４０のｘ、ｙ座標を持ち、前記第２の点は、０．３６、０．４８のｘ、ｙ座標を持ち、前記第３の点は、０．４３、０．４５のｘ、ｙ座標を持ち、前記第４の点は、０．４２、０．４２のｘ、ｙ座標を持ち、第５の点は、０．３６、０．３８のｘ、ｙ座標を持つ。

本発明のこの側面によるいくらかの実施形態においては、照明装置は、前記電源線のいずれにも接続されていない（あるいは、前記電源線に接続されていない）付加的な４３０ｎｍから４８０ｎｍの発光ダイオードを、該デバイス内に含むことができ、かつ、それにおいては、もしそのような付加的な発光ダイオードが、前記少なくとも１つの電源線に接続された発光ダイオードのすべて、に加えて、照明されれば、該結合された光は、任意の付加的な光のないところでは、上記で定義した、前記第１、第２、第３、第４、及び第５の線分により囲まれる１９３１年色度図上の領域内にはない、ｘ、ｙカラー座標を有する。

本発明の第６の側面によれば、以下のものからなる照明装置が提供される。すなわち、
第１のグループの発光ダイオード、
第１のグループのルミファー、
第２のグループの発光ダイオード、
第２のグループのルミファー、
第３のグループの発光ダイオード、
を備えており、
前記第１のグループの発光ダイオードのおのおの、及び、前記第２のグループの発光ダイオードのおのおのは、照明されれば、４３０ｎｍから４８０ｎｍの範囲内のピーク波長をもつ光を発し、
前記第１のグループのルミファーのおのおの、及び、前記第２のグループのルミファーのおのおのは、もし励起されれば、約５５５ｎｍから約５８５ｎｍの範囲内の主波長を持つ光を発し、
前記第３のグループの発光ダイオードのおのおのは、照明されれば、６００ｎｍから６３０ｎｍの範囲内に主波長を持つ光を発し、
前記第１のグループの発光ダイオードのおのおのが、照明され、前記第１のグループのルミファーのおのおのが、励起されれば、前記第１のグループの発光ダイオード、及び、前記第１のグループのルミファー、から出射される光の混合光は、任意の付加的な光のないところでは、１９３１年色度図上の、第１の点に相当する第１のグループの混合照明を生じ、該第１の点は、第１の相関するカラー温度を有し、
前記第２のグループの発光ダイオードのおのおのが、照明され、前記第２のグループのルミファーのおのおのが、励起されれば、前記第２のグループの発光ダイオード、及び、前記第２のグループのルミファー、からの光の混合光は、任意の付加的な光のないところでは、１９３１年色度図上の、第２の点に相当する第２のグループの混合照明を生じ、該第２の点は、第２の相関するカラー温度をもち、前記第１の相関するカラー温度は、該第２の相関するカラー温度とは、少なくとも５０Ｋだけ（いくつかの場合には、少なくとも１００Ｋだけ、いくつかの場合には、少なくとも２００Ｋだけ、かつ、いくつかの場合には、少なくとも５００Ｋだけ）異なり、
(1) 前記第１、及び第２のグループの発光ダイオード内の発光ダイオードのおのおのが、照明され、(2) 前記第１、及び第２のグループのルミファー内のルミファーのおのおのが、励起され、かつ、(3) 前記第３のグループの発光ダイオードのおのおのが、照明されれば、前記第１、及び第２のグループの発光ダイオードから、前記第１、及び第２のルミファーから、及び、前記第３のグループの発光ダイオードから、出射される光の混合光は、１９３１年色度図上の黒体位置上の、約２２００Ｋから約４５００Ｋの範囲内の少なくとも１つの点の、１０ＭａｃＡｄａｍ楕円内（あるいは、２０ＭａｃＡｄａｍ楕円内、あるいは、４０ＭａｃＡｄａｍ楕円内）にある点を定義する１９３１年色度図上の、ｘ、ｙ座標を持つ、第１グループ−第２グループ−第３グループの混合照明を生成する。

本発明のこの側面によるいくらかの実施形態においては、該デバイスは、前記第１、及び第２の発光ダイオードのいずれ内にもない、付加的な４３０ｎｍから４８０ｎｍの発光ダイオードを含むことができ、及び／又は、該デバイスは、前記第１、及び第２のルミファーのいずれ内にもない、付加的な５５５ｎｍから５８５ｎｍのルミファーを含むことができ、及び／又は、該デバイスは、前記第３の発光ダイオード内にない、付加的な６００ｎｍから６３０ｎｍの発光ダイオードを含むことができ、そこでは、もしこのような付加的な発光ダイオードの任意の結合が、前記第１、及び第２のグループの発光ダイオードにおける発光ダイオードのすべて、に加えて、照明されれば、前記第１、及び第２のグループのルミファー内のルミファーのすべて、及び、前記第３のグループの発光ダイオード内の発光ダイオードのすべては、１９３１年色度図上の黒体位置上の、約２２００Ｋから約４５００Ｋの範囲内の任意の点の、１０ＭａｃＡｄａｍ楕円内にない（あるいは、２０ＭａｃＡｄａｍ楕円内にない、あるいは、４０ＭａｃＡｄａｍ楕円内にない）点を定義する１９３１年色度図上の、ｘ、ｙ座標を持つ結合された光を生成する。

本発明のこの側面によるいくつかの実施形態においては、前記第１、及び第２のグループの発光ダイオードは、該デバイス内の、４３０ｎｍから４８０ｎｍの発光ダイオードのすべてより構成され、前記第１、及び第２のグループのルミファーは、該デバイス内の、約５５５ｎｍ から約５８５ｎｍのルミファーのすべてより構成され、前記第３のグループの発光ダイオードは、該デバイス内の、６００ｎｍから６３０ｎｍの発光ダイオードのすべてより構成される。

本発明の第７の側面によれば、以下のものよりなる照明装置が提供される。すなわち、
第１のグループの発光ダイオード、
第１のグループのルミファー、
第２のグループの発光ダイオード、
第２のグループのルミファー、及び、
第３のグループの発光ダイオード、
を備え、
前記第１のグループの発光ダイオードのおのおの、及び、前記第２のグループの発光ダイオードのおのおのは、照明されれば、４３０ｎｍから４８０ｎｍの範囲内のピーク波長をもつ光を発し、
前記第１のグループのルミファーのおのおの、及び、前記第２のグループのルミファーのおのおのは、もし励起されれば、約５５５ｎｍから約５８５ｎｍの範囲内の主波長を持つ光を発し、
前記第３のグループの発光ダイオードのおのおのは、照明されれば、６００ｎｍから６３０ｎｍの範囲内に主波長を持つ光を発し、
前記第１のグループの発光ダイオードのおのおのが、照明され、前記第１のグループのルミファーのおのおのが、励起されれば、前記第１のグループの発光ダイオード、及び、前記第１のグループのルミファー、から出射される光の混合光は、任意の付加的な光のないところでは、１９３１年色度図上の、第１の点に相当する第１のグループの混合照明を生じ、該第１の点は、第１の相関するカラー温度を有し、
前記第２のグループの発光ダイオードのおのおのが、照明され、前記第２のグループのルミファーのおのおのが、励起されれば、前記第２のグループの発光ダイオード、及び、前記第２のグループのルミファーから出射される光の混合光は、任意の付加的な光のないところでは、１９３１年色度図上の、第２の点に相当する第２のグループの混合照明を生じ、該第２の点は、第２の相関するカラー温度をもち、前記第１の相関するカラー温度は、該第２の相関するカラー温度と、少なくとも５０Ｋだけ（いくつかの場合には、少なくとも１００Ｋだけ、いくつかの場合には、少なくとも２００Ｋだけ、かつ、いくつかの場合には、少なくとも５００Ｋだけ）異なり、
前記第１、及び第２のグループの発光ダイオード内の発光ダイオードのおのおのが、照明され、前記第３のグループの発光ダイオードのおのおのが、照明されれば、前記第１、及び第２のグループの発光ダイオードから出射される光、前記第１、及び第２のグループのルミファーから出射される光、及び、前記第３のグループの発光ダイオードから出射される光の混合光は、１９３１年色度図上の黒体位置上の、約２２００Ｋから約４５００Ｋの範囲内の少なくとも１つの点の、１０ＭａｃＡｄａｍ楕円内（あるいは、２０ＭａｃＡｄａｍ楕円内、あるいは、４０ＭａｃＡｄａｍ楕円内）にある点を定義する、１９３１年色度図上の、ｘ、ｙ座標を持つ、第１のグループ−第２のグループ−第３グループ混合照明を生成する。

本発明のこの側面によるいくつかの実施形態においては、前記第１及び／又は前記第２のグループのルミファー内の、少なくともいくらかのルミファーは、前記第１及び／又は前記第２の発光ダイオード内の、１又はそれ以上の発光ダイオードから出射される光により、励起される。

本発明のこの側面によるいくつかの実施形態においては、照明装置は、前記第１及び第２のグループの発光ダイオード内の発光ダイオードのすべてが光を出射しているときでも、前記第１、及び第２のグループの発光ダイオード内の発光ダイオードの任意のものから出射される光によっては励起されない、付加的なルミファーを、含むことができる。

本発明のこの側面によるいくつかの実施形態においては、照明装置は、付加的なルミファーであって、(1) 前記第１、及び／又は、第２のグループの発光ダイオード内の発光ダイオードのいずれかから出射される光によっては励起されないもの、かつ、(2) もしこのような付加的なルミファーが、前記第１、及び第２のグループの発光ダイオード内の発光ダイオードのすべて、及び、前記第３のグループの発光ダイオード内の発光ダイオードのすべてに加えて、励起されれば、１９３１年色度図上の黒体位置上の、約２２００Ｋから約４５００Ｋの範囲内の任意の点の、１０ＭａｃＡｄａｍ楕円内（あるいは、２０ＭａｃＡｄａｍ楕円内、あるいは、４０ＭａｃＡｄａｍ楕円内）にある点を定義する、１９３１年色度図上の、ｘ、ｙ座標を持つ、結合された光を生成する、ルミファーを含むことができる。

本発明の第８の側面によれば、以下のものからなる照明装置が提供される。すなわち、
第１のグループの発光ダイオード、
第１のグループのルミファー、
第２のグループの発光ダイオード、
第２のグループのルミファー、
第３のグループの発光ダイオード、及び
照明装置に、直接、又は、スイッチ可能に電気的に接続された、少なくとも１つの電源、
を備え、
前記第１のグループの発光ダイオードのおのおの、及び、前記第２のグループの発光ダイオードのおのおのは、照明されれば、４３０ｎｍから４８０ｎｍの範囲内のピーク波長をもつ光を発し、
前記第１のグループのルミファーのおのおの、及び、前記第２のグループのルミファーのおのおのは、もし励起されれば、約５５５ｎｍから約５８５ｎｍの範囲内の主波長を持つ光を発し、
前記第３のグループの発光ダイオードのおのおのは、照明されれば、６００ｎｍ から６３０ｎｍの範囲内に主波長を持つ光を発し、
前記第１のグループの発光ダイオードのおのおのが、照明され、前記第１のグループのルミファーのおのおのが、励起されれば、前記第１のグループの発光ダイオード、及び、前記第１のグループのルミファー、から出射される光の混合光は、任意の付加的な光のないところでは、１９３１年色度図上の、第１の点に相当する第１のグループの混合照明を生じ、該第１の点は、第１の相関するカラー温度を持ち、
前記第２のグループの発光ダイオードのおのおのが、照明され、前記第２のグループのルミファーのおのおのが、励起されれば、前記第２のグループの発光ダイオード、及び、前記第２のグループのルミファー、から出射される光の混合光は、任意の付加的な光のないところでは、１９３１年色度図上の、第２の点に相当する第２のグループの混合照明を生じ、該第２の点は、第２の相関するカラー温度をもち、前記第１の相関するカラー温度は、該第２の相関するカラー温度とは、少なくとも５０Ｋだけ（いくつかの場合には、少なくとも１００Ｋだけ、いくつかの場合には、少なくとも２００Ｋだけ、かつ、いくつかの場合には、少なくとも５００Ｋだけ）異なり、
電源が、前記少なくとも１つの電源線の少なくとも１つに供給されれば、前記第１、及び第２のグループの発光ダイオードから、前記第１、及び第２のグループのルミファーから、前記第３のグループの発光ダイオードから、の光の混合光は、１９３１年色度図上の黒体位置上の、約２２００Ｋから約４５００Ｋの範囲内の少なくとも１つの点の、１０ＭａｃＡｄａｍ楕円内（あるいは、２０ＭａｃＡｄａｍ楕円内、あるいは、４０ＭａｃＡｄａｍ楕円内）にある点を定義する、１９３１年色度図上の、ｘ、ｙ座標を持つ、第１グループ−第２グループ−第３グループの混合照明を生成する。

本発明のこの側面によるいくつかの実施形態においては、照明装置は、前記少なくとも１つの電源線に接続されていない（しかし、これは、何らかの他の電源線に接続され得る）、１又はそれ以上の、付加的な４３０から４８０ｎｍの発光ダイオード、及び／又は、１又はそれ以上の、付加的な６００から６３０ｎｍの発光ダイオード、を含むことができ、かつ、そこでは、もしこのような付加的な４３０ｎｍから４８０ｎｍの発光ダイオード、及び／又は、このような付加的な６００ｎｍから６３０ｎｍの発光ダイオードが、 前記少なくとも１つの電源線に接続された、４３０から４８０ｎｍの発光ダイオードのすべて、及び、６００から６３０ｎｍの発光ダイオードのすべて、に加えて、照明されれば、出射される結合された光は、任意の付加的な光のないところでは、１９３１年色度図上の黒体位置上の、約２２００Ｋから約４５００Ｋの範囲内の少なくとも１つの点の、１０ＭａｃＡｄａｍ楕円内（あるいは、２０ＭａｃＡｄａｍ楕円内、あるいは、４０ＭａｃＡｄａｍ楕円内）にある点を定義する、１９３１年色度図上のｘ、ｙ座標を持つ。

本発明の第９の側面によれば、以下のものよりなる照明装置が提供される。すなわち、
第１のグループの発光ダイオード、
第１のグループのルミファー、
第２のグループの発光ダイオード、
第２のグループのルミファー、
第３のグループの発光ダイオード、
照明装置に、直接、又は、スイッチ可能に電気的に接続された少なくとも１つの電源線、
を備えており、
前記第１のグループの発光ダイオードのおのおの、及び、前記第２のグループの発光ダイオードのおのおのは、照明されれば、４３０ｎｍから４８０ｎｍの範囲内のピーク波長をもつ光を発し、
前記第１のグループのルミファーのおのおの、及び、前記第２のグループのルミファーのおのおのは、励起されれば、約５５５ｎｍから約５８５ｎｍの範囲内の主波長を持つ光を発し、
前記第３のグループの発光ダイオードのおのおのは、照明されれば、６００ｎｍ から６３０ｎｍの範囲内に主波長を持つ光を発し、
前記第１のグループの発光ダイオードのおのおのが、照明され、前記第１のグループのルミファーのおのおのが、励起されれば、前記第１のグループの発光ダイオード、及び前記第１のグループのルミファー、から出射される光の混合光は、任意の付加的な光のないところでは、１９３１年色度図上の、第１の点に相当する第１のグループの混合照明を生じ、該第１の点は、第１の相関するカラー温度をもち、
前記第２のグループの発光ダイオードのおのおのが、照明され、前記第２のグループのルミファーのおのおのが、励起されれば、前記第２のグループの発光ダイオード、及び前記第２のグループのルミファー、から出射される光の混合光は、任意の付加的な光のないところでは、１９３１年色度図上の、第２の点に相当する第２のグループの混合照明を生じ、該第２の点は、第２の相関するカラー温度をもち、前記第１の相関するカラー温度は、該第２の相関するカラー温度とは、少なくとも５０Ｋだけ（いくつかの場合には、少なくとも１００Ｋだけ、いくつかの場合には、少なくとも２００Ｋだけ、かつ、いくつかの場合には、少なくとも５００Ｋだけ）異なり、
電源が、前記少なくとも１つの電源線のおのおのに供給されれば、前記第１、及び第２のグループの発光ダイオードから、前記第１、及び第２のグループのルミファーから、前記第３のグループの発光ダイオードから、の光の混合光は、１９３１年色度図上の黒体位置上の、約２２００Ｋから約４５００Ｋの範囲内の少なくとも１つの点の、１０ＭａｃＡｄａｍ楕円内（あるいは、２０ＭａｃＡｄａｍ楕円内、あるいは、４０ＭａｃＡｄａｍ楕円内）にある点を定義する、１９３１年色度図上の、ｘ、ｙ座標を持つ、第１のグループ−第２のグループ−第３のグループ混合照明を生成する。

本発明のこの側面によるいくつかの実施形態においては、該照明装置は、該デバイスないの、前記少なくとも１つの電源線に接続されていない（あるいは、前記電源線に接続されていない）付加的な４３０から４８０ｎｍの発光ダイオード、及び／又は、付加的な６００から６３０ｎｍの発光ダイオード、であって、かつ、それにおいては、もしこのような付加的な発光ダイオードの任意のものが、前記少なくとも１つの電源線に接続された発光ダイオードのすべてに加えて、照明されれば、出射される結合された光は、任意の付加的な光のないところでは、１９３１年色度図上の黒体位置上の、約２２００Ｋから約４５００Ｋの範囲内にある任意の点の、１０ＭａｃＡｄａｍ楕円内にない（あるいは、１００ＭａｃＡｄａｍ楕円内にない、あるいは、４０ＭａｃＡｄａｍ楕円内にない、あるいは、２０ＭａｃＡｄａｍ楕円内にない）点を定義する、１９３１年色度図上のｘ、ｙ座標を持つ。

本発明の第１０の側面によれば、以下のものからなる照明装置が提供される。すなわち、
第１のグループの発光ダイオード、
第１のグループのルミファー、
第２のグループの発光ダイオード、
第２のグループのルミファー、及び、
第３のグループの発光ダイオード、
を備えており、そして、
前記第１のグループの発光ダイオードのおのおの、及び、前記第２のグループの発光ダイオードのおのおのは、照明されれば、４３０ｎｍから４８０ｎｍの範囲内のピーク波長をもつ光を発し、
前記第１のグループのルミファーのおのおの、及び、前記第２のグループのルミファーのおのおのは、もし励起されれば、約５５５ｎｍから約５８５ｎｍの範囲内の主波長を持つ光を発し、
前記第３のグループの発光ダイオードのおのおのは、照明されれば、６００ｎｍから６３０ｎｍの範囲内に主波長を持つ光を発し、
前記第１のグループの発光ダイオードのおのおのが、照明され、前記第１のグループのルミファーのおのおのが、励起されれば、前記第１のグループの発光ダイオード、及び前記第１のグループのルミファー、から出射される光の混合光は、任意の付加的な光のないところでは、１９３１年色度図上の、第１の点に相当する第１のグループの混合照明を生成し、該第１の点は、第１の相関するカラー温度を持ち、
前記第２のグループの発光ダイオードのおのおのが、照明され、前記第２のグループのルミファーのおのおのが、励起されれば、前記第２のグループの発光ダイオード、及び前記第２のグループのルミファー、から出射される光の混合光は、任意の付加的な光のないところでは、１９３１年色度図上の、第２の点に相当する第２のグループの混合照明を生成し、該第２の点は、第２の相関するカラー温度をもち、前記第１の相関するカラー温度は、該第２の相関するカラー温度とは、少なくとも５０Ｋだけ（いくつかの場合には、少なくとも１００Ｋだけ、他の場合には、少なくとも２００Ｋだけ、かつ、別の場合には、少なくとも５００Ｋだけ）異なり、
前記第１、及び第２のグループの発光ダイオードにおける発光ダイオードのおのおのが、照明され、かつ、前記第１、及び第２のグループのルミファーにおけるルミファーのおのおのが、励起されれば、前記第１、及び第２のグループの発光ダイオード、及び、前記第１、及び第２のグループのルミファー、から出射される光の混合光は、任意の他の光のないところでは、第１、第２、第３、第４、及び第５の線分により囲まれる、１９３１年ＣＩＥ色度図上の領域内にあるｘ、ｙカラー座標を有する混合照明であって、前記第１の線分は、第１の点を第２の点に接続し、前記第２の線分は、第２の点を第３の点に接続し、前記第３の線分は、第３の点を第４の点に接続し、前記第４の線分は、第４の点を第５の点に接続し、前記第５の線分は、第５の点を第１の点に接続し、前記第１の点は、０．３２、０．４０のｘ、ｙ座標を持ち、前記第２の点は、０．３６、０．４８のｘ、ｙ座標を持ち、前記第３の点は、０．４３、０．４５のｘ、ｙ座標を持ち、前記第４の点は、０．４２、０．４２のｘ、ｙ座標を持ち、第５の点は、０．３６、０．３８のｘ、ｙ座標を持つ、第１のグループ−第２のグループ混合照明を生成し、
(1) 前記第１、及び第２のグループの発光ダイオード内の発光ダイオードのおのおのが、照明され、(2) 前記第１、及び第２のグループのルミファー内のルミファーのおのおのが、励起され、かつ、(3) 前記第３のグループの発光ダイオードのおのおのが、照明されれば、前記第１、及び第２のグループの発光ダイオードから、前記第１、及び第２のグループのルミファーから、及び、前記第３のグループの発光ダイオードから、出射される光の混合光は、１９３１年色度図上の黒体位置上の、約２２００Ｋから約４５００Ｋの範囲内の少なくとも１つの点の、１０ＭａｃＡｄａｍ楕円内（あるいは、２０ＭａｃＡｄａｍ楕円内、あるいは、４０ＭａｃＡｄａｍ楕円内）にある点を定義する、１９３１年色度図上の、ｘ、ｙ座標を持つ、第１グループ−第２グループ−第３グループ混合照明を生成する。

本発明のこの側面（及び、本発明の側面）によるいくつかの実施形態においては、該デバイスは、前記第１、あるいは第２のグループの発光ダイオード内にない、付加的な４３０ｎｍから４８０ｎｍの発光ダイオードを含むことができ、及び／又は、該デバイスは、前記第１、あるいは第２のグループのルミファー内にない、付加的な５５５ｎｍから５８５ｎｍのルミファーを含むことができ、及び／又は、該デバイスは、前記第３の発光ダイオード内にない、付加的な６００ｎｍから６３０ｎｍの発光ダイオードを含むことができる。

本発明のこの側面によるいくつかの実施形態においては、前記第１、及び第２のグループの発光ダイオードは、該デバイス内の４３０ｎｍから４８０ｎｍの発光ダイオードのすべてより構成され、前記第１、及び第２のグループのルミファーは、該デバイス内の約５５５ｎｍから約５８５ｎｍのルミファーのすべてより構成され、前記第３のグループの発光ダイオードは、該デバイス内の６００ｎｍから６３０ｎｍの発光ダイオードのすべてより構成される。

本発明の第１１の側面によれば、以下のものよりなる照明装置が提供される。すなわち、
第１のグループの発光ダイオード、
第１のグループのルミファー、
第２のグループの発光ダイオード、
第２のグループのルミファー、及び、
第３のグループの発光ダイオード、
を備えており、
前記第１のグループの発光ダイオードのおのおの、及び、前記第２のグループの発光ダイオードのおのおのは、照明されれば、４３０ｎｍから４８０ｎｍの範囲内のピーク波長をもつ光を発し、
前記第１のグループのルミファーのおのおの、及び、前記第２のグループのルミファーのおのおのは、もし励起されれば、約５５５ｎｍから約５８５ｎｍの範囲内の主波長を持つ光を発し、
前記第３のグループの発光ダイオードのおのおのは、照明されれば、６００ｎｍ から６３０ｎｍの範囲内に主波長を持つ光を発し、
前記第１のグループの発光ダイオードのおのおのが、照明され、前記第１のグループのルミファーのおのおのが、励起されれば、前記第１のグループの発光ダイオード、及び前記第１のグループのルミファー、から出射される光の混合光は、任意の付加的な光のないところでは、１９３１年色度図上の、第１の点に相当する第１のグループの混合照明を提供し、該第１の点は、第１の相関するカラー温度を持ち、
前記第２のグループの発光ダイオードのおのおのが、照明され、前記第２のグループのルミファーのおのおのが、励起されれば、前記第２のグループの発光ダイオード、及び、前記第２のグループのルミファー、から出射される光の混合光は、任意の付加的な光のないところでは、１９３１年色度図上の、第２の点に相当する第２のグループの混合照明を提供し、該第２の点は、第２の相関するカラー温度をもち、前記第１の相関するカラー温度は、該第２の相関するカラー温度とは、少なくとも５０Ｋだけ（いくつかの場合には、少なくとも１００Ｋだけ、他の場合には、少なくとも２００Ｋだけ、かつ、別の場合には、少なくとも５００Ｋだけ）異なり、
前記第１、及び第２のグループの発光ダイオード内の発光ダイオードのおのおのが、照明され、前記第１、及び第２のグループのルミファー内のルミファーのおのおのが、励起されれば、前記第１、及び第２のグループの発光ダイオード、及び、前記第１、及び第２のグループのルミファー、からの光の混合光は、任意の他の光のないところでは、第１、第２、第３、第４、及び第５の線分により囲まれる、１９３１年ＣＩＥ色度図上の領域内にあるｘ、ｙカラー座標をもつ混合照明であって、前記第１の線分は、第１の点を第２の点に接続し、前記第２の線分は、第２の点を第３の点に接続し、前記第３の線分は、第３の点を第４の点に接続し、前記第４の線分は、第４の点を第５の点に接続し、前記第５の線分は、第５の点を第１の点に接続し、前記第１の点は、０．３２、０．４０のｘ、ｙ座標を持ち、前記第２の点は、０．３６、０．４８のｘ、ｙ座標を持ち、前記第３の点は、０．４３、０．４５のｘ、ｙ座標を持ち、前記第４の点は、０．４２、０．４２のｘ、ｙ座標を持ち、第５の点は、０．３６、０．３８のｘ、ｙ座標を持つ、第１のグループ−第２のグループ混合照明を生じ、
前記第１、及び第２のグループの発光ダイオード内の発光ダイオードのおのおのが、照明され、かつ、前記第３のグループの発光ダイオードのおのおのが、照明されれば、 前記第１、及び第２のグループの発光ダイオードから、前記第１、及び第２のグループのルミファーから、及び、前記第３のグループの発光ダイオードから、出射される光の混合光は、１９３１年色度図上の黒体位置上の、約２２００Ｋから約４５００Ｋの範囲内の少なくとも１つの点の、１０ＭａｃＡｄａｍ楕円内（あるいは、２０ＭａｃＡｄａｍ楕円内、あるいは、４０ＭａｃＡｄａｍ楕円内）にある点を定義する、１９３１年色度図上の、ｘ、ｙ座標を持つ、第１グループ−第２グループ−第３グループ混合照明を生成する。

本発明のこの側面（及び、本発明の他の側面）によるいくつかの実施形態においては、該デバイスは、前記第１、あるいは、第２のグループの発光ダイオード内にない、付加的な４３０ｎｍから４８０ｎｍ発光ダイオードを含むことができ、及び／又は、該デバイスは、前記第１、あるいは、第２のグループのルミファー内にない、付加的な５５５ｎｍから５８５ｎｍ発光ダイオードを含むことができ、及び／又は、該デバイスは、前記第３の発光ダイオード内にない、付加的な６００ｎｍから６３０ｎｍ発光ダイオードを含むことができる。

本発明のこの側面（及び、本発明の他の側面）によるいくつかの実施形態においては、該第１、及び第２のグループの発光ダイオードは、該デバイス内の４３０ｎｍから４８０ｎｍの発光ダイオードのすべてより構成され、前記第１、及び第２のグループのルミファーは、該デバイス内の約５５５ｎｍから約５８５ｎｍのルミファーのすべてより構成され、前記第３のグループの発光ダイオードは、該デバイス内の６００ｎｍから６３０ｎｍの発光ダイオードのすべてより構成される。

本発明の第１２の側面によれば、以下のものからなる照明装置が提供される。すなわち、
第１のグループの発光ダイオード、
第１のグループのルミファー、
第２のグループの発光ダイオード、
第２のグループのルミファー、
第３のグループの発光ダイオード、
照明装置に、直接、又は、スイッチ可能に電気的に接続された少なくとも１つの電源線、
を備えており、そして、
前記第１のグループの発光ダイオードのおのおの、及び、前記第２のグループの発光ダイオードのおのおのは、照明されれば、４３０ｎｍから４８０ｎｍの範囲内のピーク波長をもつ光を発し、
前記第１のグループのルミファーのおのおの、及び、前記第２のグループのルミファーのおのおのは、もし励起されれば、約５５５ｎｍから約５８５ｎｍの範囲内の主波長を持つ光を発し、
前記第３のグループの発光ダイオードのおのおのは、照明されれば、６００ｎｍから６３０ｎｍの範囲内に主波長を持つ光を発し、
前記第１のグループの発光ダイオードのおのおのが、照明され、前記第１のグループのルミファーのおのおのが、励起されれば、前記第１のグループの発光ダイオード、及び前記第１のグループのルミファー、から出射される光の混合光は、任意の付加的な光のないところでは、１９３１年色度図上の、第１の点に相当する第１のグループの混合照明を生成し、該第１の点は、第１の相関するカラー温度をもち、
前記第２のグループの発光ダイオードのおのおのが、照明され、前記第２のグループのルミファーのおのおのが、励起されれば、前記第２のグループの発光ダイオード、及び前記第２のグループのルミファー、から出射される光の混合光は、任意の付加的な光のないところでは、１９３１年色度図上の、第２の点に相当する第２のグループの混合照明を生成し、ここで、該第２の点は、第２の相関するカラー温度をもち、前記第１の相関するカラー温度は、該第２の相関するカラー温度とは、少なくとも５０Ｋだけ（いくつかの場合には、少なくとも１００Ｋだけ、いくつかの場合には、少なくとも２００Ｋだけ、かつ、いくつかの場合には、少なくとも５００Ｋだけ）異なり、
電源が、前記少なくとも１つの電源線の少なくとも１つに供給されれば、前記第１、及び第２のグループの発光ダイオード内の発光ダイオード、及び、前記第１、及び第２のグループのルミファー内のルミファー、から出射される光の混合光は、任意の他の光のないところでは、第１、第２、第３、第４、及び第５の線分により囲まれる、１９３１年ＣＩＥ色度図上の領域内にあるｘ、ｙカラー座標をもつ混合照明であって、前記第１の線分は、第１の点を第２の点に接続し、前記第２の線分は、第２の点を第３の点に接続し、前記第３の線分は、第３の点を第４の点に接続し、前記第４の線分は、第４の点を第５の点に接続し、前記第５の線分は、第５の点を第１の点に接続し、前記第１の点は、０．３２、０．４０のｘ、ｙ座標を持ち、前記第２の点は、０．３６、０．４８のｘ、ｙ座標を持ち、前記第３の点は、０．４３、０．４５のｘ、ｙ座標を持ち、前記第４の点は、０．４２、０．４２のｘ、ｙ座標を持ち、第５の点は、０．３６、０．３８のｘ、ｙ座標を持つ、第１グループ−第２グループの混合照明を生成し、
電源が、前記少なくとも１つの電源線の少なくとも１つに供給されれば、前記第１、及び第２のグループの発光ダイオード内の発光ダイオードから、前記第１、及び第２のグループのルミファー内のルミファーから、及び、前記第３のグループの発光ダイオードから、の光の混合光は、１９３１年色度図上の黒体位置上の、約２２００Ｋから約４５００Ｋの範囲内の少なくとも１つの点の、１０ＭａｃＡｄａｍ楕円内（あるいは、２０ＭａｃＡｄａｍ楕円内、あるいは、４０ＭａｃＡｄａｍ楕円内）にある点を定義する、１９３１年色度図上のｘ、ｙ座標を持つ、第１のグループ−第２のグループ−第３のグループ混合照明を生成する。

本発明のこの側面（及び、本発明の他の側面）によるいくらかの実施形態においては、該デバイスは、前記少なくとも１つの電源線に接続されていない、付加的な４３０ｎｍから４８０ｎｍの発光ダイオードを含むことができ、及び／又は、該デバイスは、前記少なくとも１つの電源線に接続されていない、付加的な６００ｎｍから６３０ｎｍの発光ダイオードを含むことができる。

本発明のこの側面（及び、本発明の他の側面）によるいくらかの実施形態においては、該第１、及び第２のグループの発光ダイオードは、該デバイス内の４３０ｎｍから４８０ｎｍの発光ダイオードのすべてより構成され、前記第１、及び第２のグループのルミファーは、該デバイス内の約５５５ｎｍから約５８５ｎｍのルミファーのすべてより構成され、前記第３のグループの発光ダイオードは、該デバイス内の６００ｎｍから６３０ｎｍの発光ダイオードのすべてより構成される。

本発明の第１３の側面によれば、以下のものからなる照明装置が提供される。すなわち、
第１のグループの発光ダイオード、
第１のグループのルミファー、
第２のグループの発光ダイオード、
第２のグループのルミファー、
第３のグループの発光ダイオード、
該照明装置に、直接、又は、スイッチ可能に電気的に接続された少なくとも１つの電源線、
を備え、ここで、
前記第１のグループの発光ダイオードのおのおの、及び、前記第２のグループの発光ダイオードのおのおのは、照明されれば、４３０ｎｍから４８０ｎｍの範囲内のピーク波長をもつ光を発し、
前記第１のグループのルミファーのおのおの、及び、前記第２のグループのルミファーのおのおのは、もし励起されれば、約５５５ｎｍから約５８５ｎｍの範囲内の主波長を持つ光を発し、
前記第３のグループの発光ダイオードのおのおのは、照明されれば、６００ｎｍから６３０ｎｍの範囲内に主波長を持つ光を発し、
前記第１のグループの発光ダイオードのおのおのが、照明され、前記第１のグループのルミファーのおのおのが、励起されれば、前記第１のグループの発光ダイオード、及び前記第１のグループのルミファー、から出射される光の混合光は、任意の付加的な光のないところでは、１９３１年色度図上の、第１の点に相当する第１のグループの混合照明を提供し、該第１の点は、第１の相関するカラー温度をもち、
前記第２のグループの発光ダイオードのおのおのが、照明され、前記第２のグループのルミファーのおのおのが、励起されれば、前記第２のグループの発光ダイオード、及び、前記第２のグループのルミファー、から出射される光の混合光は、任意の付加的な光のないところでは、１９３１年色度図上の、第２の点に相当する第２のグループの混合照明を提供し、該第２の点は、第２の相関するカラー温度をもち、前記第１の相関するカラー温度は、該第２の相関するカラー温度とは、少なくとも５０Ｋだけ（いくつかの場合には、少なくとも１００Ｋだけ、いくつかの場合には、少なくとも２００Ｋだけ、かつ、いくつかの場合には、少なくとも５００Ｋだけ）異なり、
電源が、前記少なくとも１つの電源線のおのおのに供給されれば、前記第１、及び第２のグループの発光ダイオードにおける発光ダイオード、及び、前記第１、及び第２のルミファーにおけるルミファー、から出射された光の混合光は、任意の他の光のないところでは、第１、第２、第３、第４、及び第５の線分により囲まれる１９３１年ＣＩＥ色度図上の領域内にあるｘ、ｙカラー座標をもつ混合照明であって、前記第１の線分は、第１の点を第２の点に接続し、前記第２の線分は、第２の点を第３の点に接続し、前記第３の線分は、第３の点を第４の点に接続し、前記第４の線分は、第４の点を第５の点に接続し、前記第５の線分は、第５の点を第１の点に接続し、前記第１の点は、０．３２、０．４０のｘ、ｙ座標を持ち、前記第２の点は、０．３６、０．４８のｘ、ｙ座標を持ち、前記第３の点は、０．４３、０．４５のｘ、ｙ座標を持ち、前記第４の点は、０．４２、０．４２のｘ、ｙ座標を持ち、第５の点は、０．３６、０．３８のｘ、ｙ座標を持つ、第１グループ−第２グループ混合照明を生成し、
電源が、前記少なくとも１つの電源線のおのおのに供給されれば、前記第１、及び第２のグループの発光ダイオードから、前記第１、及び第２のルミファーから、及び、前記第３のグループの発光ダイオードから、出射される光の混合光は、任意の他の光のないところでは、１９３１年色度図上の黒体位置上の、約２２００Ｋから約４５００Ｋの範囲内の少なくとも１つの点の、１０ＭａｃＡｄａｍ楕円内（あるいは、２０ＭａｃＡｄａｍ楕円内、あるいは、４０ＭａｃＡｄａｍ楕円内）にある点を定義する、１９３１年色度図上の、ｘ、ｙ座標を持つ、第１のグループ−第２のグループ−第３のグループ混合照明を生成する。

本発明のこの側面（及び、本発明の他の側面）によるいくらかの実施形態においては、該デバイスは、前記少なくとも１つの電源線に接続されていない、付加的な４３０ｎｍから４８０ｎｍの発光ダイオードを含むことができ、及び／又は、該デバイスは、前記少なくとも１つの電源線に接続されていない、付加的な６００ｎｍから６３０ｎｍの発光ダイオードを含むことができる。

本発明のこの側面（及び、本発明の他の側面）によるいくらかの実施形態においては、該第１、及び第２のグループの発光ダイオードは、該デバイス内の４３０ｎｍから４８０ｎｍの発光ダイオードのすべてより構成され、前記第１、及び第２のグループのルミファーは、該デバイス内の約５５５ｎｍから約５８５ｎｍのルミファーのすべてより構成され、前記第３のグループの発光ダイオードは、該デバイス内の６００ｎｍから６３０ｎｍの発光ダイオードのすべてより構成される。

本発明によれば、さらに、６００ｎｍから６３０ｎｍの発光ダイオードから出射される光と容易に混合され得る光を生成するのに使用される有効な照明装置は、以下のものから構成される。すなわち、
第１のグループの発光ダイオード、
第１のグループのルミファー、
第２のグループの発光ダイオード、
第２のグループのルミファー、
を備え、ここで、
前記第１のグループの発光ダイオードのおのおの、及び、前記第２のグループの発光ダイオードのおのおのは、照明されれば、４３０ｎｍから４８０ｎｍの範囲内のピーク波長をもつ光を発し、
前記第１のグループのルミファーのおのおの、及び、前記第２のグループのルミファーのおのおのは、もし励起されれば、約５５５ｎｍから約５８５ｎｍの範囲内の主波長を持つ光を発し、
前記第１のグループの発光ダイオードのおのおのが、照明され、前記第１のグループのルミファーのおのおのが、励起されれば、前記第１のグループの発光ダイオード、及び、前記第１のグループのルミファー、から出射された光の混合光は、任意の付加的な光のないところでは、１９３１年色度図上の、第１の点に相当する第１のグループの混合照明を生成し、該第１の点は、第１の相関するカラー温度をもち、
前記第２のグループの発光ダイオードのおのおのが、照明され、前記第２のグループのルミファーのおのおのが、励起されれば、前記第２のグループの発光ダイオード、及び、前記第２のグループのルミファー、から出射される光の混合光は、任意の付加的な光のないところでは、１９３１年色度図上の、第２の点に相当する第２のグループの混合照明を生成し、該第２の点は、第２の相関するカラー温度をもち、前記第１の相関するカラー温度は、該第２の相関するカラー温度とは、少なくとも５０Ｋだけ（いくつかの場合には、少なくとも１００Ｋだけ、いくつかの場合には、少なくとも２００Ｋだけ、かつ、いくつかの場合には、少なくとも５００Ｋだけ）異なり、
前記第１、及び第２のグループの発光ダイオード内の発光ダイオードのおのおのが、照明され、前記第１、及び第２のルミファー内のルミファーのおのおのが、励起されれば、前記第１、及び第２のグループの発光ダイオード、及び前記第１、及び第２のグループのルミファーから、出射される光の混合光は、任意の他の光のないところでは、第１、第２、第３、第４、及び第５の線分により囲まれる１９３１年ＣＩＥ色度図上の領域内にあるｘ、ｙカラー座標をもつ混合照明であって、前記第１の線分は、第１の点を第２の点に接続し、前記第２の線分は、第２の点を第３の点に接続し、前記第３の線分は、第３の点を第４の点に接続し、前記第４の線分は、第４の点を第５の点に接続し、前記第５の線分は、第５の点を第１の点に接続し、前記第１の点は、０．３２、０．４０のｘ、ｙ座標を持ち、前記第２の点は、０．３６、０．４８のｘ、ｙ座標を持ち、前記第３の点は、０．４３、０．４５のｘ、ｙ座標を持ち、前記第４の点は、０．４２、０．４２のｘ、ｙ座標を持ち、第５の点は、０．３６、０．３８のｘ、ｙ座標を持つ、第１のグループの混合照明を提供する。

本発明の第１４の側面においては、以下のものからなる照明装置が提供される。すなわち、
第１のグループの発光ダイオード、
第１のグループのルミファー、
第２のグループの発光ダイオード、
第２のグループのルミファー、
を備え、ここで、
前記第１のグループの発光ダイオードのおのおの、及び、前記第２のグループの発光ダイオードのおのおのは、照明されれば、４３０ｎｍから４８０ｎｍの範囲内のピーク波長をもつ光を発し、
前記第１のグループのルミファーのおのおの、及び、前記第２のグループのルミファーのおのおのは、もし励起されれば、約５５５ｎｍから約５８５ｎｍの範囲内の主波長を持つ光を発し、
前記第１のグループの発光ダイオードのおのおのが、照明され、前記第１のグループのルミファーのおのおのが、励起されれば、前記第１のグループの発光ダイオード、及び、前記第１のグループのルミファー、から出射される光の混合光は、任意の付加的な光のないところでは、１９３１年色度図上の、第１の点に相当する第１のグループの混合照明を生成し、該第１の点は、第１の相関するカラー温度をもち、
前記第２のグループの発光ダイオードのおのおのが、照明され、前記第２のグループのルミファーのおのおのが、励起されれば、前記第２のグループの発光ダイオード、及び、前記第２のグループのルミファー、から出射される光の混合光は、付加的な光のないところでは、１９３１年色度図上の、第２の点に相当する第２のグループの混合照明を生成し、該第２の点は、第２の相関するカラー温度をもち、前記第１の相関するカラー温度は、該第２の相関するカラー温度とは、少なくとも５０Ｋだけ（いくつかの場合には、少なくとも１００Ｋだけ、いくつかの場合には、少なくとも２００Ｋだけ、かつ、いくつかの場合には、少なくとも５００Ｋだけ）異なり、
前記第１、及び第２のグループの発光ダイオード内の発光ダイオードのおのおのが、照明され、前記第１、及び第２のグループのルミファー内のルミファーのおのおのが、励起されれば、前記第１、及び第２のグループの発光ダイオード、及び、前記第１、及び第２のグループのルミファー、から出射される光の混合光は、任意の付加的な光のないところでは、第１、第２、第３、第４、及び第５の線分により囲まれる１９３１年ＣＩＥ色度図上の領域内にあるｘ、ｙカラー座標をもつ混合照明であって、前記第１の線分は、第１の点を第２の点に接続し、前記第２の線分は、第２の点を第３の点に接続し、前記第３の線分は、第３の点を第４の点に接続し、前記第４の線分は、第４の点を第５の点に接続し、前記第５の線分は、第５の点を第１の点に接続し、前記第１の点は、０．３２、０．４０のｘ、ｙ座標を持ち、前記第２の点は、０．３６、０．４８のｘ、ｙ座標を持ち、前記第３の点は、０．４３、０．４５のｘ、ｙ座標を持ち、前記第４の点は、０．４２、０．４２のｘ、ｙ座標を持ち、第５の点は、０．３６、０．３８のｘ、ｙ座標を持つ、第１グループ−第２グループの混合照明を生成する。

本発明のこの側面によるいくつかの実施形態においては、該デバイスは、前記第１、及び第２のグループの発光ダイオードのいずれにもない付加的な４３０から４８０ｎｍの発光ダイオードを含むことができ、及び／又は、該デバイスは、前記第１、及び第２のグループのルミファーのいずれにもない、付加的な５５５ｎｍから５８５ｎｍのルミファーを含むことができ、ここで、前記第１、及び第２のグループの発光ダイオード内の発光ダイオードのすべて、及び、前記第１、及び第２のグループのルミファー内のルミファーのすべて、に加えて、このような付加的な４３０ｎｍから４８０ｎｍの発光ダイオード、及び／又は、５５５ｎｍから５８５ｎｍのルミファーの任意のものが、照明され、あるいは励起されれば、上記で定義した、前記第１、第２、第３、第４、及び第５の線分により囲まれる１９３１年色度図上の領域内にはない、ｘ、ｙカラー座標を持つ結合された光が、生成されるであろう。

本発明のこの側面によるいくつかの実施形態においては、前記第１、及び第２のグループの発光ダイオードは、該デバイス内の４３０ｎｍから４８０ｎｍの発光ダイオードのすべてより構成され、前記第１、及び第２のグループのルミファーは、該デバイス内の約５５５ｎｍから約５８５ｎｍのルミファーのすべてより構成され、前記第３のグループの発光ダイオードは、該デバイス内の６００ｎｍから６３０ｎｍの発光ダイオードのすべてより構成される。

本発明の第１５の側面によれば、以下のものよりなる照明装置が提供される。すなわち、
第１のグループの発光ダイオード、
第１のグループのルミファー、
第２のグループの発光ダイオード、
第２のグループのルミファー、
を備え、ここで、
前記第１のグループの発光ダイオードのおのおの、及び、前記第２のグループの発光ダイオードのおのおのは、照明されれば、４３０ｎｍから４８０ｎｍの範囲内のピーク波長をもつ光を発し、
前記第１のグループのルミファーのおのおの、及び、前記第２のグループのルミファーのおのおのは、もし励起されれば、約５５５ｎｍから約５８５ｎｍの範囲内の主波長を持つ光を発し、
前記第１のグループの発光ダイオードのおのおのが、照明され、前記第１のグループのルミファーのおのおのが、励起されれば、前記第１のグループの発光ダイオード、及び、前記第１のグループのルミファー、から出射される光の混合光は、任意の付加的な光のないところでは、１９３１年色度図上の、第１の点に相当する第１のグループの混合照明を生成し、該第１の点は、第１の相関するカラー温度をもち、
前記第２のグループの発光ダイオードのおのおのが、照明され、前記第２のグループのルミファーのおのおのが、励起されれば、前記第２のグループの発光ダイオード、及び、前記第２のグループのルミファーから出射される光の混合光は、任意の付加的な光のないところでは、１９３１年色度図上の、第２の点に相当する第２のグループの混合照明を生成し、該第２の点は、第２の相関するカラー温度をもち、前記第１の相関するカラー温度は、該第２の相関するカラー温度とは、少なくとも５０Ｋだけ（いくつかの場合には、少なくとも１００Ｋだけ、いくつかの場合には、少なくとも２００Ｋだけ、かつ、いくつかの場合には、少なくとも５００Ｋだけ）異なり、
前記第１、及び、第２のグループの発光ダイオードにおける発光ダイオードのおのおのが、照明されれば、第１、及び第２のグループの発光ダイオード、及び、前記第１、及び第２のグループのルミファー、から出射される光の混合光は、任意の付加的な光のないところでは、第１、第２、第３、第４、及び第５の線分により囲まれる、１９３１年ＣＩＥ色度図上の、領域内のｘ、ｙカラー座標をもつ混合照明であって、前記第１の線分は、第１の点を第２の点に接続し、前記第２の線分は、第２の点を第３の点に接続し、前記第３の線分は、第３の点を第４の点に接続し、前記第４の線分は、第４の点を第５の点に接続し、前記第５の線分は、第５の点を第１の点に接続し、前記第１の点は、０．３２、０．４０のｘ、ｙ座標を持ち、前記第２の点は、０．３６、０．４８のｘ、ｙ座標を持ち、前記第３の点は、０．４３、０．４５のｘ、ｙ座標を持ち、前記第４の点は、０．４２、０．４２のｘ、ｙ座標を持ち、前記第５の点は、０．３６、０．３８のｘ、ｙ座標を持つ、第１のグループ−第２のグループの混合照明を生成する。

本発明のこの側面によるいくらかの実施形態においては、該デバイスは、前記第１、あるいは、第２のグループの発光ダイオード内にない、付加的な４３０ｎｍ から４８０ｎｍの発光ダイオードを含むことができ、及び／又は、該デバイスは、前記第１、あるいは、第２のグループのルミファー内にない、付加的な５５５ｎｍから５８５ｎｍ発光ダイオードを含むことができ、かつ、そこでは、このような付加的な発光ダイオード、及び／又は、ルミファーのいずれかが、前記第１、及び第２のグループの発光ダイオード内の発光ダイオード、及び、前記第１、及び第２のグループのルミファー内のルミファー、のすべてに加えて、照明され、あるいは励起されれば、上記で定義した、第１、第２、第３、第４、及び第５の線分により囲まれる、１９３１年ＣＩＥ色度図上の領域内にはないｘ、ｙカラー座標をもつ結合された光が生成される。

本発明の第１６の側面によれば、以下のものよりなる照明装置が提供される。すなわち、
第１のグループの発光ダイオード、
第１のグループのルミファー、
第２のグループの発光ダイオード、
第２のグループのルミファー、
を備えており、ここで、
前記第１のグループの発光ダイオードのおのおの、及び、前記第２のグループの発光ダイオードのおのおのは、照明されれば、４３０ｎｍから４８０ｎｍの範囲内のピーク波長をもつ光を発し、
前記第１のグループのルミファーのおのおの、及び、前記第２のグループのルミファーのおのおのは、もし励起されれば、約５５５ｎｍから約５８５ｎｍの範囲内の主波長を持つ光を発し、
前記第１のグループの発光ダイオードのおのおのが、照明され、前記第１のグループのルミファーのおのおのが、励起されれば、前記第１のグループの発光ダイオード、及び、前記第１のグループのルミファー、から出射される光の混合光は、任意の付加的な光のないところでは、１９３１年色度図上の、第１の点に相当する第１のグループの混合照明を生成し、該第１の点は、第１の相関するカラー温度をもち、
前記第２のグループの発光ダイオードのおのおのが、照明され、前記第２のグループのルミファーのおのおのが、励起されれば、前記第２のグループの発光ダイオード、及び、前記第２のグループのルミファー、から出射される光の混合光は、任意の付加的な光のないところでは、１９３１年色度図上の、第２の点に相当する第２のグループの混合照明を生成し、該第２の点は、第２の相関するカラー温度をもち、前記第１の相関するカラー温度は、該第２の相関するカラー温度とは、少なくとも５０Ｋだけ（いくつかの場合には、少なくとも１００Ｋだけ、いくつかの場合には、少なくとも２００Ｋだけ、かつ、いくつかの場合には、少なくとも５００Ｋだけ）異なる。

本発明のこの側面（及び、本発明の他の側面）によるいくつかの実施形態においては、該デバイスは、前記第１、あるいは第２のグループの発光ダイオード内にない、付加的な４３０から４８０ｎｍの発光ダイオードを含むことができ、及び／又は、該デバイスは、前記第１、あるいは第２のグループのルミファー内にない、付加的な５５５ｎｍから５８５ｎｍのルミファーを含むことができる。

本発明のこの側面（及び、本発明の他の側面）によるいくつかの実施形態においては、前記第１、及び第２のグループの発光ダイオードは、該デバイス内の４３０ｎｍから４８０ｎｍの発光ダイオードのすべてより構成され、前記第１、及び第２のグループのルミファーは、該デバイス内の約５５５ｎｍから約５８５ｎｍのルミファーのすべてより構成され、前記第３のグループの発光ダイオードは、該デバイス内の６００ｎｍから６３０ｎｍの発光ダイオードのすべてより構成される。

本発明の第１７の側面によれば、以下のものよりなる照明装置が提供される。すなわち、
第１のグループの発光ダイオード、
第１のグループのルミファー、
第２のグループの発光ダイオード、
第２のグループのルミファー、及び、
照明装置に、直接、又は、スイッチ可能に電気的に接続された少なくとも１つの電源線、
を備え、ここで、
前記第１のグループの発光ダイオードのおのおの、及び、前記第２のグループの発光ダイオードのおのおのは、照明されれば、４３０ｎｍから４８０ｎｍの範囲内のピーク波長をもつ光を発し、
前記第１のグループのルミファーのおのおの、及び、前記第２のグループのルミファーのおのおのは、もし励起されれば、約５５５ｎｍから約５８５ｎｍの範囲内の主波長を持つ光を発し、
前記第１のグループの発光ダイオードのおのおのが、照明され、前記第１のグループのルミファーのおのおのが、励起されれば、前記第１のグループの発光ダイオード、及び、前記第１のグループのルミファー、から出射される光の混合光は、任意の付加的な光のないところでは、１９３１年色度図上の、第１の点に相当する第１のグループの混合照明を生成し、該第１の点は、第１の相関するカラー温度をもち、
前記第２のグループの発光ダイオードのおのおのが、照明され、前記第２のグループのルミファーのおのおのが、励起されれば、前記第２のグループの発光ダイオード、及び、前記第２のグループのルミファー、から出射される光の混合光は、任意の付加的な光のないところでは、１９３１年色度図上の、第２の点に相当する第２のグループの混合照明を生成し、該第２の点は、第２の相関するカラー温度をもち、前記第１の相関するカラー温度は、該第２の相関するカラー温度とは、少なくとも５０Ｋだけ（いくつかの場合には、少なくとも１００Ｋだけ、いくつかの場合には、少なくとも２００Ｋだけ、かつ、いくつかの場合には、少なくとも５００Ｋだけ）異なり、
電源が、前記少なくとも１つの電源線の少なくとも１つに供給されれば、前記第１、及び、第２のグループの発光ダイオードにおける発光ダイオード、及び、前記第１、及び、第２のルミファーにおけるルミファー、から出射された光の混合光は、任意の他の光のないところでは、第１、第２、第３、第４、及び第５の線分により囲まれる、１９３１年ＣＩＥ色度図上の、領域内のｘ、ｙカラー座標をもつ混合照明であって、前記第１の線分は、第１の点を第２の点に接続し、前記第２の線分は、第２の点を第３の点に接続し、前記第３の線分は、第３の点を第４の点に接続し、前記第４の線分は、第４の点を第５の点に接続し、前記第５の線分は、第５の点を第１の点に接続し、前記第１の点は、０．３２、０．４０のｘ、ｙ座標を持ち、前記第２の点は、０．３６、０．４８のｘ、ｙ座標を持ち、前記第３の点は、０．４３、０．４５のｘ、ｙ座標を持ち、前記第４の点は、０．４２、０．４２のｘ、ｙ座標を持ち、前記第５の点は、０．３６、０．３８のｘ、ｙ座標を持つ、第１のグループの混合照明を提供する。

本発明のこの側面によるいくらかの実施形態においては、該照明装置は、前記少なくとも１つの電源線に接続されていない（しかし、これは、何らかの他の電源線に接続され得る）１又はそれ以上の付加的な４３０ｎｍから４８０ｎｍの発光ダイオードを含むことができ、かつ該装置においては、もしこのような付加的な４３０ｎｍから４８０ｎｍの発光ダイオードが、前記少なくとも１つの電源線に接続された４３０から４８０ｎｍの発光ダイオードのすべてに加えて、照明されれば、該デバイス内の４３０から４８０ｎｍの発光ダイオード、及び、該デバイス内の５５５ｎｍから５８５ｎｍのルミファー、のすべてから出射される結合された光は、任意の付加的な光のないところでは、上記で定義した、前記第１、第２、第３、第４、及び第５の線分により囲まれる１９３１年色度図上の領域内にはない、ｘ、ｙカラー座標を持つであろう。

本発明の第１８の側面によれば、以下のものよりなる照明装置が提供される。すなわち、
第１のグループの発光ダイオード、
第１のグループのルミファー、
第２のグループの発光ダイオード、
第２のグループのルミファー、及び、
照明装置に、直接、又は、スイッチ可能に電気的に接続された少なくとも１つの電源線、
を備えており、ここで、
前記第１のグループの発光ダイオードのおのおの、及び、前記第２のグループの発光ダイオードのおのおのは、照明されれば、４３０ｎｍから４８０ｎｍの範囲内のピーク波長をもつ光を発し、
前記第１のグループのルミファーのおのおの、及び、前記第２のグループのルミファーのおのおのは、励起されれば、約５５５ｎｍから約５８５ｎｍの範囲内の主波長を持つ光を発し、
前記第１のグループの発光ダイオードのおのおのが、照明され、前記第１のグループのルミファーのおのおのが、励起されれば、前記第１のグループの発光ダイオード、及び、前記第１のグループのルミファー、から出射される光の混合光は、任意の付加的な光のないところでは、１９３１年色度図上の、第１の点に相当する第１のグループの混合照明を発生し、該第１の点は、第１の相関するカラー温度をもち、
前記第２のグループの発光ダイオードのおのおのが、照明され、前記第２のグループのルミファーのおのおのが、励起されれば、前記第２のグループの発光ダイオード、及び、前記第２のグループのルミファー、から出射される光の混合光は、任意の付加的な光のないところでは、１９３１年色度図上の、第２の点に相当する第２のグループの混合照明を生じ、該第２の点は、第２の相関するカラー温度をもち、前記第１の相関するカラー温度は、該第２の相関するカラー温度とは、少なくとも５０Ｋだけ（いくつかの場合には、少なくとも１００Ｋだけ、いくつかの場合には、少なくとも２００Ｋだけ、かつ、いくつかの場合には、少なくとも５００Ｋだけ）異なり、
電源が、前記少なくとも１つの電源線のおのおのに供給されれば、該照明装置から光の混合光が出射され、該光の混合光は、第１、第２、第３、第４、及び第５の線分により囲まれる、１９３１年ＣＩＥ色度図上の、領域内にあるｘ、ｙカラー座標をもち、ここで、前記第１の線分は、第１の点を第２の点に接続し、前記第２の線分は、第２の点を第３の点に接続し、前記第３の線分は、第３の点を第４の点に接続し、前記第４の線分は、第４の点を第１の点に接続し、前記第１の点は、０．３２、０．４０のｘ、ｙ座標を持ち、前記第２の点は、０．３６、０．４８のｘ、ｙ座標を持ち、前記第３の点は、０．４３、０．４５のｘ、ｙ座標を持ち、前記第４の点は、０．４２、０．４２のｘ、ｙ座標を持ち、前記第５の点は、０．３６、０．３８のｘ、ｙ座標を持つ。

本発明のこの側面によるいくらかの実施形態においては、該照明装置は、前記電源線のいずれにも接続されていない（あるいは、前記電源線に接続されていない）付加的な４３０ｎｍから４８０ｎｍの発光ダイオードであって、かつ、それにおいては、もし、このような付加的な４３０ｎｍ から４８０ｎｍの発光ダイオードが、前記少なくとも１つの電源線に接続された発光ダイオードのすべてに加えて、照明されれば、結合された光は、任意の付加的な光のないところでは、上記で定義した、前記第１、第２、第３、第４、及び第５の線分により囲まれる１９３１年色度図上の領域内にはない、ｘ、ｙカラー座標を持つ。

本発明の第１９の側面によれば、以下のことよりなる照明方法が提供される。すなわち、
第１のグループの少なくとも１つの発光ダイオードからの光、第１のグループの少なくとも１つのルミファーからの光、第２のグループの少なくとも１つの発光ダイオードからの光、第２のグループの少なくとも１つのルミファーからの光、及び、第３のグループの少なくとも１つの発光ダイオードからの光、を混合して、混合光を形成するステップを備え、ここで、
前記第１のグループの少なくとも１つの発光ダイオードのおのおのからの光、及び、前記第２のグループの少なくとも１つの発光ダイオードのおのおのからの光は、４３０ｎｍから４８０ｎｍの範囲内にピーク波長をもち、
前記第１のグループの少なくとも１つのルミファーのおのおのからの光、及び、前記第２のグループの少なくとも１つのルミファーのおのおのからの光は、約５５５ｎｍから約５８５ｎｍの範囲内の主波長を持ち、
前記第３のグループの少なくとも１つの発光ダイオードのおのおのからの光は、６００ｎｍから６３０ｎｍの範囲内に主波長をもち、
前記第１のグループの発光ダイオードからの光、及び、前記第１のグループのルミファーからの光は、もし、何らの他の光のないところで混合されれば、１９３１年色度図上の、第１の点に相当する第１のグループの混合照明を生成し、該第１の点は、第１の相関するカラー温度をもち、
前記第２のグループの発光ダイオードからの光、及び、前記第２のグループのルミファーからの光は、何らの他の光のないところで混合されれば、１９３１年色度図上の、第２の点に相当する第２のグループの混合照明を生成し、該第２の点は、第２の相関するカラー温度をもち、前記第１の相関するカラー温度は、該第２の相関するカラー温度とは、少なくとも５０Ｋだけ（いくつかの場合には、少なくとも１００Ｋだけ、いくつかの場合には、少なくとも２００Ｋだけ、かつ、いくつかの場合には、少なくとも５００Ｋだけ）異なっている。

本発明の第２０の側面によれば、以下のことよりなる照明方法が提供される。すなわち、
第１のグループの少なくとも１つの発光ダイオードからの光、第１のグループの少なくとも１つのルミファーからの光、第２のグループの少なくとも１つの発光ダイオードからの光、及び、第２のグループの少なくとも１つのルミファーからの光、を混合して、混合光を形成するステップを備え、ここで、
前記第１のグループの少なくとも１つの発光ダイオードのおのおのからの光、及び、前記第２のグループの少なくとも１つの発光ダイオードのおのおのからの光は、４３０ｎｍから４８０ｎｍの範囲内にピーク波長をもち、
前記第１のグループの少なくとも１つのルミファーのおのおのからの光、及び、前記第２のグループの少なくとも１つのルミファーのおのおのからの光は、約５５５ｎｍから約５８５ｎｍの範囲内の主波長を持ち、
前記第１のグループの発光ダイオードからの光、及び、前記第１のグループのルミファーからの光は、もし、何らの他の光のないところで混合されれば、１９３１年色度図上の、第１の点に相当する第１のグループの混合照明を生成し、該第１の点は、第１の相関するカラー温度をもち、
前記第２のグループの発光ダイオードからの光、及び、前記第２のグループのルミファーからの光は、もし、何らの他の光のないところで混合されれば、１９３１年色度図上の、第２の点に相当する第２のグループの混合照明を生成し、該第２の点は、第２の相関するカラー温度をもち、前記第１の相関するカラー温度は、該第２の相関するカラー温度とは、少なくとも５０Ｋだけ（いくつかの場合には、少なくとも１００Ｋだけ、いくつかの場合には、少なくとも２００Ｋだけ、かつ、いくつかの場合には、少なくとも５００Ｋだけ）異なっている。

上記発光ダイオードは、飽和されたものでもよく、飽和されていないものでもよい。ここで使用される、該用語“飽和された”は、少なくとも８５％の純度を持つことを意味し、該用語“純度”は、当業者によく知られた意味を持ち、かつ、純度を計算する手順は、当業者によく知られている。

１９３１年色度図である。 １９７６年色度図である。 １９７６年色度図の、黒体位置を示すための拡大図である。 本発明による照明装置の代表的な例を示す図である。 本発明による装置において用いられ得るパッケージ化されたＬＥＤの代表的な例を示す図である。

本発明に関係する側面は、１９３１年ＣＩＥ（国際照明委員会）色度図、又は、１９７６年ＣＩＥ色度図、のいずれか上で表現されることができる。図１は、１９３１年ＣＩＥ色度図を示す。図２は、１９７６年色度図を示す。図３は、１９７６年色度図の拡大された部分を、黒体の場所をより詳細に示すために示す。当業者は、これらの図をよく知っており、かつ、これらの図は、（たとえば、インターネット上で、“ＣＩＥ色度図”をサーチすることにより、）容易に利用可能である。
ＣＩＥ色度図は、２つのＣＩＥパラメータｘ及びｙ（１９３１年色度図の場合）、又はu’ 及びv’ （１９７６年色度図の場合）により、人間のカラー感受性を描き出す。ＣＩＥ色度図の技術的説明のために、たとえば、「物理科学及び技術百科事典」、 Vol. ７、２３０-２３１（ロバートＡメイヤー、１９８７版）を参照ください。スペクトルカラーは、人間の目によって認知される色合いのすべてを含む、外枠を描かれたスペースのエッジの周りに分布する。 境界線ラインは、スペクトルカラーのための、最大飽和を表現する。 上記したとおり、１９７６年ＣＩＥ色度図は、１９３１年色度図に、１９７６年図が、該図上の同様の距離は、認知される同様の色の差異をあらわすよう、修整されている点以外、類似している。

１９３１年の図において、該図上の点からのずれが、座標でもって、あるいは、感受される色の相違の程度に関する示しを与えるために、ＭａｃＡｄａｍ楕円により、のいずれかにより与えられ得る。たとえば、１９３１年図上の特定のセットの座標により定義される特定された色合いから１０個のＭａｃＡｄａｍ楕円以内であるとして定義される点の場所は、前記特定された色合いから共通の範囲だけ異なるとしておのおの感受される色合いからなる（かつ、ＭａｃＡｄａｍ楕円の他の量だけ、特定の色合いから間隔をあけて配置されていると定義される点の位置についても同様である。）

１９７６図上の同様の距離は、同様の感受される色の相違を表現するので、１９７６図上の点からのずれは、座標u’ 及びv’ により、たとえば、点＝（Δu’² + Δv'²) ^1/2 からの距離により表現されることができ、おのおの特定の色合いから共通の距離にある点の位置により定義される色合いは、前記特定の色合いから共通の度合だけ異なるとおのおの感受される色合いよりなる。

図１−図３に示される色度図座標、及びＣＩＥ色度図は、多くの本、及び、他の刊行物、たとえば、Ｋ．Ｈ．バトラー、“蛍光ランプリン発光体”（ペンシルベニア州立大学プレス１９８０）、９８−１０７ページ、及び、Ｇ．ブラッセ等、“ルミネッセント材料”（スプリンガー出版社１９９４）、１０９−１１０ページ、に詳細に記述されており、ともに参照によりここに組み入れられる。

黒体位置に沿って横たわる色度座標（すなわち、カラー点）は、プランクの方程式：
Ｅ（λ） ＝ Ａλ ^-5／（ｅ^(B/T) − １）
ここで、Ｅは、出射強度、λは、出射波長、Ｔは、黒体の色温度、Ａ及びＢは、定数である、に従う。黒体位置上、又はその近くに横たわるカラー座標は、人間の観察者に対し、楽しみのある白い光を引き出す。１９７６年のＣＩＥ図は、黒体位置に沿っての温度のリストを含む。これらの温度リストは、このような温度への増大をもたらす黒体放射体のカラーパスを示す。加熱された対象が、白熱体となるとき、それは最初に赤みを帯びて輝き、そののち、黄色っぽく輝き、そののち、白く輝き、そして、最後に、青みがかって輝く。これは、黒体放射体のピーク放射と関連する波長が、ウィーン変位法と一貫して、増大した温度とともにますます短くなるために起こる。黒体位置の上に、又は近くにある光を生成する発光体は、このように、それらの色温度により記述されることができる。

また１９７６年ＣＩＥ図上に描かれているのは、指定Ａ、Ｂ、Ｃ、Ｄ、及びＥであり、これらは、それぞれ、照明体Ａ、Ｂ、Ｃ、Ｄ、及びＥとして、対応して特定された、いくつかの標準照明体により生成される光に言及している。

ＣＲＩ Ｒａは、照明システムのカラー演出が、どのように、黒体放射体、又は他の定義された参照のそれと比較されるかの相対的なメジャーの修整された平均である。該ＣＲＩ Ｒａは、照明システムにより照明される１組のテストカラーのカラー座標が、参照放射体により放射される同じテストカラーの座標と同じであれば、１００に等しい。

なお、表現“相関のある色温度”は、そのよく知られた意味にしたがって、よく知られた意味で（すなわち、当業者により容易に、かつ、正確に決定されることのできる）、色においてもっとも近い黒体の温度に、言及するのに使用される。

表現“直接、又はスイッチ可能に、電気的に接続されている”、は、“直接、電気的に接続されている”、又は、“スイッチ可能に、電気的に接続されている”、を意味する。ある装置における２つの構成要素が、“直接、電気的に接続されている”、とのここでの文章は、前記構成要素間に、該構成要素の挿入が、該デバイスにより提供される１つの機能、又は、複数の機能に実質的に影響を与える何らの構成要素も、電気的に存在しないことを、意味する。たとえば、２つの構成要素は、たとえもし、それらが、それらの間に、該デバイスによって与えられる１つの機能、又は複数の機能に実質的に影響を与えない小さい抵抗をもっていたとしても、電気的に接続されている、と言うことができる（実際、２つの構成要素を結ぶワイヤは、小さい抵抗と考えることができる）、同様に、２つの構成要素は、たとえ、それらがそれらの間に、該デバイスが、付加的な機能を達成することができるようにする付加的な電気的な構成要素をもってはいるが、該付加的な構成要素を含まないことを除いて同一である、該デバイスにより与えられる１つの機能、又は複数の機能に、実質的に影響を与えないものであれば、電気的に接続されている、と言うことができる、同様に、相互に直接接続されている、あるいは、回路基板上のワイヤ、又はトレースの対向するエンドに、直接接続されている２つの構成要素は、電気的に接続されている。

あるデバイス内の２つの構成要素が、“スイッチ可能に電気的に接続されている”というここでの文章は、該２つの構成要素間に、スイッチが配置されており、該スイッチは、選択的に閉じられる、あるいは、開かれる、ものであり、ここで、もし、スイッチが閉じられていれば、２つの構成要素は、直接、電気的に接続されており、もし、スイッチが開（すなわち、該スイッチが開である任意の時間期間の間）であれば、２つの構成要素は、電気的に接続されていない、ことを意味する。

発光ダイオードに言及するときに、ここで用いられる表現“照明された”は、少なくとも何らかの電流が、該発光ダイオードに供給されて、該発光ダイオードをして、少なくとも何らかの光を発光せしめるようにすることを、意味する。該表現“照明された”は、該発光ダイオードが、光を連続的に発光している、あるいは、人間の目が、それを、光を連続的に発光しているように感受するレートで光を間欠的に発光している、あるいは、同じ色の、又は異なる色の複数の発光ダイオードが、人間の目が、それらを連続的に光を発光していると感受するであろう態様で、（かつ、異なる色が発光される場合は、それらの色の混合光として）光を、間欠的に、及び／又は、交互に、（時間“上”でのオーバーラップ有りで、又は、オーバーラップなしで）発光している状況をも、カバーする。

ルミファーに言及するときに、ここで使用される表現“励起される”は、少なくともいくらかの電磁的な放射（たとえば、可視光、紫外光、又は赤外光）が、該ルミファーに接触し、何らかの光を発光せしめている、ことを意味する。表現“励起される”は、該ルミファーが、光を連続的に発光している、あるいは、人間の目が、それを光を連続的に発光しているように感受するレートで光を間欠的に発光している、あるいは、同じ色の、又は異なる色の複数のルミファーが、人間の目がそれらを連続的に光を発光していると感受するであろう態様で、（かつ、異なる色が発光される場合は、それらの色の混合光として）光を、間欠的に、及び／又は、交互に、（時間“上”でのオーバーラップ有りで、又は、オーバーラップなしで）発光している状況をも、カバーする。

本発明によるデバイスにおいて使用される１つの発光ダイオード（あるいは、複数の発光ダイオード）、本発明によるデバイスにおいて使用される１つのルミファー（あるいは、複数のルミファー）は、当業者に知られた任意の発光ダイオード、及びルミファーの中から、選択されることができる。広い種々のこのような発光ダイオード、及びルミファーは、容易に得ることが可能であり、かつ、当業者によく知られており、かつ、それらのうちのいずれをも、用いることができる（たとえば、６００ｎｍから６３０ｎｍの発光ダイオードに対して、ＡｌＩｎＧａＰ）。
このような発光ダイオードのタイプの例は、無機の、及び、有機の、発光ダイオードを含み、そのおのおのの種々のものは、技術においてよく知られている。

該１又はそれ以上のルミネッセント材料は、任意の所望のルミネッセント材料であることができる。該１又はそれ以上のルミネッセント材料は、ダウンコンバートするものでも、アップコンバートするものでもよく、あるいは、両タイプの結合を、含むことができる。たとえば、該１つの、又はそれ以上のルミネッセント要素は、紫外線等を照射したとき、可視光スペクトル内で発光する、リン発光体、シンチレータ、昼日グローテープ、インクの中から、選択することができる。
さらに、該ルミネッセント材料は、実質的に透明なガラス、又は金属酸化物材料内に、埋め込まれていることができる。

該１又はそれ以上のルミネッセント材料は、任意の望ましい形態で設けることができる。たとえば、該ルミネッセント要素は、シリコーン材料、又は、エポキシ等の、樹脂（すなわち、ポリマーマトリックス）内に埋め込むことができる。さらに、該ルミネッセント材料は、実質的に透明なガラス、又は、金属酸化物材料内に埋め込むことができる。

該１又はそれ以上のルミファーは、個々に、任意のルミファーであることができ、広い種々の範囲のそれは、上記したように、当業者によく知られている。たとえば、該、又は各ルミファーは、１又はそれ以上のリン発光体、よりなる（又は、により本質的に構成される、又は、により構成される）ことができる。該１又はそれ以上のルミファーの、該ルミファー又は各ルミファーは、もし望まれれば、さらに、１又はそれ以上の高度に透明の（たとえば、透明の、又は実質的に透明の、又はいくぶん散乱性の）バインダー、たとえば、エポキシ、シリコーン、ガラス、又は任意の他の適切な材料よりなるものよりなることができる（たとえば、１又はそれ以上のバインダーよりなる任意の与えられたルミファーにおいては、１又はそれ以上のリン発光体は、該１つの、又はそれ以上のバインダー内に分散されることができる）。たとえば、該ルミファーが厚ければ厚いほど、一般に、該リン発光体の重量パーセントは、より低くあることができる。リン発光体の重量パーセントの代表的な例は、上記したように、ルミファーの全体厚によるが、約３．３重量パーセントから約４．７重量パーセントを含み、該リン発光体の重量パーセントは、一般に、任意の値、たとえば、０．１重量パーセントから１００重量パーセント（たとえば、純粋なリン発光体に、熱間等静圧圧縮成形処理を受けせしめることにより形成されるルミファー）であり得る。いくらかの状況においては、約２０重量パーセントの重量パーセントが、有利である。

該１又はそれ以上のルミファーの、該ルミファー又は各ルミファーは、独立に、さらに、− 数多くの公知の添加物、たとえば、拡散剤、散乱剤、ティント等の、任意のものよりなる。

本発明のいくつかの実施形態において、異なる電源線（すなわち、電気エネルギーを、発光ダイオードに運ぶことのできる任意の構造）は、異なるグループの発光ダイオードに（直接、又はスイッチ可能に）電気的に接続されており、かつ、各電源線に接続された発光ダイオードの相対的な量は、１つの電源線から次のものへに応じて異なり、たとえば、第１の電源線は、第１のパーセントの４３０ｎｍから４８０ｎｍの発光ダイオードを含み、第２の電源線は、第２のパーセント（前記第１のパーセントと異なる）の４３０ｎｍから４８０ｎｍの発光ダイオードを含む。代表的な例として、第１、及び第２の電源線は、おのおの、１００パーセントの４３０ｎｍから４８０ｎｍの発光ダイオードを、含み、かつ、第３の電源線は、５０パーセントの４３０ｎｍから４８０ｎｍの発光ダイオード、及び、５０パーセントの６００ｎｍから６３０ｎｍの発光ダイオードを、含む。そのようにすることにより、各波長の光の相対的強度を容易に調整することができ、かつ、これにより、色度図内で有効にナビゲートすることができ、かつ／又は、他の変化に対して補償することができる。たとえば、赤色光の強度は、６００ｎｍから６３０ｎｍの発光ダイオードにより生成される光の強度の任意の低減を補償するために、必要なときは、増大することができる。このように、たとえば、上記した代表的な例において、第３の電源線に供給される電流を増大することにより、又は、前記第１の電源線、及び／又は第２の電源線に供給される電流を減少させることにより（及び／又は、前記第１の電源線、又は前記第２の電源線への電源の供給を、妨害することにより）、前記照明装置より出射される混合された光のｘ、ｙカラー座標は、適切に調整されることができる。

同様に、赤みを帯びた光（６００ｎｍから６３０ｎｍの発光ダイオードにより発光された）と混合された、黄色がかった、黄色がかった−白っぽい、あるいは、白っぽい、光の色は、異なる相対的な量の、４３０ｎｍから４８０ｎｍの発光ダイオード、及び５５５ｎｍから５８５ｎｍのルミファーを持つ電源線を、与え、かつ、そののちに、単純に、１又はそれ以上のそのような電源線に供給される電流を、調整する（及び／又は、１又はそれ以上のこのような電源線への電流供給を、妨げる）ことにより、（より多く黄色がかった、と、より少なく黄色がかった、との間で）、調整されることができる。

代表的な例：
第１の電源線は、３０％の第１のグループのＬＥＤパッケージ（各第１のグループのＬＥＤパッケージは、４３０ｎｍから４８０ｎｍの発光ダイオード、及び５５５ｎｍから５８５ｎｍのルミファーを含む）、及び、７０％の第２のグループのＬＥＤパッケージ（各第２のグループのＬＥＤパッケージはまた、４３０ｎｍから４８０ｎｍの発光ダイオード、及び５５５ｎｍから５８５ｎｍのルミファーを含む）を、含み、
第２の電源線は、７０％の第１のグループのＬＥＤパッケージ（各第１のグループのＬＥＤパッケージは、４３０ｎｍから４８０ｎｍの発光ダイオード、及び５５５ｎｍから５８５ｎｍのルミファーを含む）、及び、３０％の第２のグループのＬＥＤパッケージ（各第２のグループのＬＥＤパッケージはまた、４３０ｎｍから４８０ｎｍの発光ダイオード、及び５５５ｎｍから５８５ｎｍのルミファーを含む）を、含み、 かつ、
第３の電源線は、３０％の第１のグループのＬＥＤパッケージ（各第１のグループのＬＥＤパッケージは、４３０ｎｍから４８０ｎｍの発光ダイオード、及び５５５ｎｍから５８５ｎｍのルミファーを含む）、３０％の第２のグループのＬＥＤパッケージ（各第２のグループのＬＥＤパッケージはまた、４３０ｎｍから４８０ｎｍの発光ダイオード、及び５５５ｎｍから５８５ｎｍのルミファーを含む）、及び、４０％の６００ｎｍから６３０ｎｍの（第３のグループの）発光ダイオードを、含み、
ここで、前記第１のグループのＬＥＤパッケージは、前記第２のグループのＬＥＤパッケージより、より黄色がかっている。

前記第１の電源線に供給される電流を、増大する（及び／又は、前記第２の電源線に供給される電流を、減少させる）ことにより、結果として生じる混合された光のｘ、ｙ座標は、４３０ｎｍから４８０ｎｍの範囲に、より近くになるであろう。また、前記第２の電源線に供給される電流を、増大する（及び／又は、前記第１の電源線に供給される電流を、減少させる）ことにより、結果として生じる混合された光のｘ、ｙ座標は、５５５ｎｍから５８５ｎｍの範囲に、より近くになるであろう。さらに、前記第３の電源線に供給される電流を、増大する（及び／又は、前記第１、及び第２の電源線に供給される電流を、減少させる）ことにより、結果として生じる混合された光のｘ、ｙ座標は、６００ｎｍから６３０ｎｍの範囲に、より近くになるであろう。言い換えると、前記各電源線のおのおのに供給される各電流を、調整する（及び／又は、前記電源線の任意のものに供給される電流を、妨害する）ことにより、前記所望の混合された光の色合いを達成するよう、（及び／又は、そうでなければ、前記光の色合いが、所望の点からドリフトし離れることとなるであろう、他の要因を補償するよう）、前記ＣＩＥ色度図内で、ナビゲートすることができる。前記色座標を、２次元で調整することができるので、たとえば、前記混合された色の点を、直線パス、に加えて、あるいは、の代わりに、カーブした（あるいは、任意の他の形の）パスに沿って移動させる、たとえば、黒体位置を、追跡させる（あるいは、変化する黒体温度から、最大数のＭａｃＡｄａｍ楕円内に残らしめる）ことができる。たとえば、該照明装置の色温度（あるいは、相関のある色温度）を、容易に変更することができる。

本発明のいくつかの実施形態においては、異なる電源線（すなわち、発光ダイオードに、電気的エネルギーを、運ぶことのできる任意の構造）は、前記異なるグループの発光ダイオードに、電気的に（直接、又は、スイッチ可能に）接続されており、かつ、前記各電源線に接続された発光ダイオードの相対量は、１つの電源線から次のへとで異なり、たとえば、第１の電源線は、第１のパーセントの４３０ｎｍから４８０ｎｍの発光ダイオードを含み、かつ、第２の電源線は、第２のパーセント（第１のパーセントと異なる）の４３０ｎｍから４８０ｎｍの発光ダイオードを含む。代表的な例として、第１、及び第２の電源線は、おのおの、１００％の４３０ｎｍから４８０ｎｍの発光ダイオードを含み、かつ、第３の電源線は、５０％の４３０ｎｍから４８０ｎｍの発光ダイオード、及び、５０％の６００ｎｍから６３０ｎｍの発光ダイオードを含む。そのようにすることにより、各波長の光の相対的強度を、容易に調整することができ、かつこれにより、前記ＣＩＥ図内で有効にナビゲートする、及び／又は、他の変更を、補償することができる。 たとえば、赤色光の強度は、６００ｎｍから６３０ｎｍの発光ダイオードにより生成される光の強度の任意の低下を補償するために、必要であれば、増大されることができる。これにより、たとえば、上記した代表的な例においては、前記第３の電源線に供給される電流を増大させ、前記第１の電源線、及び／又は前記第２の電源線に供給される電流を減少させることにより（及び／又は、前記第１の電源線、又は前記第２の電源線への電源の供給を妨げることにより）、前記照明装置より出射される混合された光のｘ、ｙ座標は、適切に調整されることができる。

本発明のいくつかの実施形態において、発光ダイオードに電気的に接続された１又はそれ以上の各電源線に、直接、又はスイッチ可能に電気的に接続された、１又はそれ以上の電流調整器が、さらに設けられており、これにより、電流調整器は、前記各発光ダイオードに供給される電流を、調整するよう、調整されることができる。

本発明のいくつかの実施形態において、各電源線の１つに電気的に接続された、１又はそれ以上のスイッチが、さらに設けられており、これにより、該スイッチは、該各電源線上の発光ダイオードへの電流を、選択的にスイッチオン、又はオフする。

本発明のいくつかの実施形態において、１又はそれ以上の電流調整器、及び／又は、１又はそれ以上のスイッチは、該照明装置からの出力における検出された変化（たとえば、黒体位置からの変化の範囲）に応答して、又は、望ましいパターン（たとえば、昼、又は夜の時間に基づき、結合された発光された光の相関する色温度を変えること）にしたがって、１又はそれ以上の各電源線を通る光を、自動的に妨げる、及び／又は、調整する。

本発明のいくつかの実施形態においては、さらに、温度を検出し、かつ、温度が変化したとき、１又はそれ以上の電流調整器、及び／又は、１又はそれ以上のスイッチをして、このような温度変化を補償するために、１又はそれ以上の各電源線を通る電流を、自動的に妨げさせ、及び／又は、調整させるようにする、１又は、それ以上のサーミスターが、設けられている。一般に、６００ｎｍから６３０ｎｍの発光ダイオードは、それらの温度が増大するとき、調光を行う − このような実施形態においては、このような温度変化により生じた強度の変動に対して、補償を行うことができる。

本発明のいくつかの実施形態においては、さらに、該照明装置における前記１つの、又はそれ以上の発光ダイオードの少なくとも１つを通る電流を供給し、かつ制御するための、１又はそれ以上の回路網要素、たとえば、駆動電子回路が、含まれている。当業者は、電流を、発光ダイオードを通って供給し、かつ制御する広い種々の方法を、よく知っており、かつ、任意のこのような方法は、本発明の装置において用いることができる。たとえば、このような回路網は、少なくとも１つのコンタクト、少なくとも１つのリードフレーム、少なくとも１つの電流調整器、少なくとも１つの電源制御、少なくとも１つの電圧制御、少なくとも１つのブースト、少なくとも１つのキャパシタ、及び／又は少なくとも１つのブリッジ整流器を、含むことができ、当業者は、このような構成要素をよく知っており、かつ、どのような電流フロー特性が望まれてもこれを満たすよう、適切な回路網を設計することが、容易に可能である。

本発明は、さらに、照明された包囲体、及び、少なくとも１つの本発明による照明装置よりなる、照明された包囲体に関係し、ここで、該照明装置は、該包囲体の少なくとも一部を照明する。
本発明は、さらに、表面、及び、少なくとも１つの本発明による照明装置よりなる、照明された表面に関係し、ここで、該照明装置は、該表面の少なくとも一部を照明する。
本発明は、さらに、その中、又はその上に、本発明による少なくとも１つの照明装置を搭載した、構造、水泳プール、部屋、倉庫、表示器、道路、車両、道路標識、広告用掲示板、船、ボート、航空機、スタジアム、木、窓、ＬＣＤディスプレイ、洞窟又はトンネル、及び、街灯柱よりなるグループから選択された少なくとも１つの領域よりなる。

さらに、当業者は、多くの異なるタイプの照明のための、広い種々のマウント構造をよく知っており、かつ、任意のこのような構造は、本発明により用いることができる。たとえば、図４は、熱拡散要素１１（たとえば、アルミニウム等の、よい熱伝導特性を持つ材料により形成される）、絶縁領域１２（これは、塗布されることができる、あるいは、陽極酸化等により、それ自身内に形成されることができる）、高反射性表面１３（これは、日本の古河によって販売されるＭＣＰＥＴ、が塗布されることができる、積層されたアルミニウム、又は銀であることができる、あるいは、たとえば研磨によりそれ自身内に形成されることができる）、導電性トレース１４、リードフレーム１５、パッケージされたＬＥＤ１６、反射性コーン１７、及び、拡散要素１８を含む照明装置を示している。図４に描かれるデバイスは、さらに、導電性のトレース１４の下に、該導電性トレースとの意図しない接触（たとえば、人が衝撃を受けること）を避けるために、絶縁要素２８を含む。図４に描かれたデバイスは、任意の数のパッケージ化されたＬＥＤ（たとえば、５０まで、あるいは１００、あるいはそれ以上）を含むことができ、したがって、熱拡散要素１１ばかりでなく、絶縁領域１２、反射性表面１３、及び、絶縁要素２８は、フラグメント化された構造により示されるように、図４に示される方向において、右に、又は左に、任意の必要な距離伸びることができる（同様に、反射性コーン１７の両側は、右に、又は左に、任意の距離に位置することができる）。同様に、前記拡散要素１８は、前記ＬＥＤ１６から、任意の所望の距離に、位置されることができる。該拡散要素１８は、前記反射性コーン１７、前記絶縁要素２８、前記熱拡散要素１１、あるいは、任意の他の所望の構造に、任意の適切な方法で取り付けられることができ、当業者は、このような取り付けをよく知っており、広い種々の方法でこのような取り付けを容易に与えることができる。この実施形態、及び他の実施形態においては、前記熱拡散要素１１は、該熱を、拡散し、ヒートシンクとして作用し、及び／又は、熱を消費するように働く。同様に、前記反射性コーン１７は、ヒートシンクとして働く。さらに、前記反射性コーン１７は、その反射特性を向上させるために、リッジ１９を含むことができる。

図５は、本発明によるデバイスにおいて使用されることのできるパッケージ化されたＬＥＤの代表的な例を示す。図５を参照して、固体発光素子２１（この場合、光発光ダイオードチップ２１）、第１電極２２、第２電極２３、包囲体領域２４、前記発光ダイオードチップ２１がその中にマウントされている反射性要素２６、及び、ルミファー２７よりなる照明装置２０が、示されている。任意のルミファー（たとえば、６００ｎｍから６３０ｎｍの発光ダイオード）を含まないパッケージ化されたＬＥＤは、同様の方法で、しかし、ルミファー２７を含むことなく、構成されることができる。当業者は、広い種々の他のパッケージ化された、及び、パッケージ化されていないＬＥＤ構造をよく知っており、かつ容易に入手可能であり、それらの任意のものは、もし望まれれば、本発明により用いられることができる。

本発明によるいくつかの実施形態においては、２００５年１２月２２日に提出された、名称“照明装置”、（発明者、ジェラルド Ｈ．ネグレイ）の、米国特許出願第６０／７５３，１３８号、その全体の内容は、参照によりここに組み入れられる、に記述されているように、１又はそれ以上の発光ダイオードは、１又はそれ以上のルミファーとともにパッケージ内に収容されることができ、該パッケージ内の前記１又はそれ以上のルミファーは、改善された光抽出効率を達成するよう、該パッケージ内の１又はそれ以上の発光ダイオードから、間隔を置かれて配置されることができる。

本発明によるいくつかの実施形態においては、２００６年１月２３日に提出された、名称“ルミファー膜を空間的に分離することによりＬＥＤにおけるスペクトル内容をシフトすること”、（発明者、ジェラルド Ｈ．ネグレイ、及び、アントニー ヴァンデヴェン）の、米国特許出願第６０／７６１，３１０号、その全体の内容は、参照によりここに組み入れられる、に記述されているように、２つ、又はそれ以上のルミファーが、設けられることができ、該ルミファーの２つ、又はそれ以上は、互いに空間をおいて配置されている。

本発明によるいくつかの実施形態においては、さらに、１又はそれ以上の電源、たとえば、１又はそれ以上のバッテリ、及び／又は太陽電池、及び／又は、１又はそれ以上の標準ＡＣ電源プラグ（すなわち、標準ＡＣ電源リセプタクルにおいて受けられることのできる広い範囲の種々のプラグのいずれか、たとえば、３極電源プラグのよく知られたタイプのいずれか）が、含まれている。

本発明による照明装置は、任意の所望の数のＬＥＤ、及びルミファーよりなることができる。たとえば、本発明による照明装置は、５０、又はそれ以上の発光ダイオードを含むことができ、あるいは、１００、又はそれ以上の発光ダイオード等を、含むことができる。一般に、現在の発光ダイオードでは、より大きい効率は、より大きい数の、より小さい発光ダイオード（たとえば、１００個の発光ダイオードであって、おのおのは、０．１ｍｍ２ の表面領域を持つもの、対、２５個の発光ダイオードであって、おのおのは、０．４ｍｍ２ の表面領域を持つもの、しかしそのほかは、同一であるもの）を、用いることにより達成することができる。

同様に、より低い電流密度で動作する発光ダイオードは、一般に、より効率的である。任意の特定の電流を引き出す発光ダイオードは、本発明によって使用されることができる。本発明の１つの側面においては、おのおの５０ミリアンペアより多くないものを引き出す発光ダイオードが使用される。

他の実施形態は、より少ない数の、すなわち、青及び赤がおのおの一つ、のように少ないＬＥＤを含むことができ、かつ、このようなものは、小チップＬＥＤ、又は高出力ＬＥＤであることができる、かつ、十分なヒートシンクを、高い電流で動作されて与えられる。高電力ＬＥＤの場合には、５Ａまでの電流で動作することが可能である。

本発明の照明装置における可視光源は、任意の所望の態様で、配列され、マウントされ、電気を供給されることができ、かつ、任意の所望のハウジング、又はフィクスチャー上に、マウントされることができる。当業者は、広い種々の配列、マウントスキーム、電源供給装置、ハウジング及びフィクスチャーをよく知っており、任意のこのような、配列、スキーム、装置、ハウジング及びフィクスチャーは、本発明と関連して用いられることができる。本発明の照明装置は、任意の所望の電源に、電気的に接続されており（あるいは、選択的に接続されており）、当業者は、種々のこのような電源を、よく知っている。

可視光源の配列、可視光源をマウントするスキーム、可視光源に電気を供給する装置、可視光源用のハウジング、可視光源のためのフィクスチャー、及び、可視光源のための電源、であって、それらのすべてが、本発明の照明装置に適切なものは、２００５年１２月２１日に提出された、名称“照明装置”、（発明者、ジェラルド Ｈ．ネグレイ、及び、アントニーポール ヴァンデヴェン、及びニールハンター）の、米国特許出願第６０／７５２，７５３号、その全体の内容は、参照によりここに組み入れられる、に開示されている。

前記発光ダイオード、及びルミファーは、任意の所望のパターンに配列されることができる。６００ｎｍから６３０ｎｍ主波長）の発光ダイオード、ばかりでなく、４３０ｎｍから４８０ｎｍ（ピーク波長）の発光ダイオードを含む本発明によるいくらかの実施形態において、６００ｎｍから６３０ｎｍの発光ダイオードのいくらか、又はすべては、５つ、又は６つの、４３０ｎｍから４８０ｎｍの発光ダイオード（そのいくらか、又はすべては、５５５ｎｍから５８５ｎｍのルミファーを含む、あるいは、含まない）により囲まれており、たとえば、６００ｎｍから６３０ｎｍの発光ダイオード、及び、４３０ｎｍから４８０ｎｍの発光ダイオードは、一般に水平に配列された行内に、相互に実質的に均等に間隔をおいて配列されており、各行は（縦方向における）次の隣接する行から、水平に隣接する発光ダイオード間の距離の半分だけ、水平にオフセットしており、かつ、ほとんどの位置において、２つの４３０ｎｍから４８０ｎｍの発光ダイオードが、各６００ｎｍから６３０ｎｍの発光ダイオードと、その同じ行内のもっとも近い近傍体との間に位置しており、かつ、各行の６００ｎｍから６３０ｎｍの発光ダイオードは、（縦方向における）次の隣接する行における、最も近い６００ｎｍから６３０ｎｍ発光ダイオードから、水平に配置された隣接する発光ダイオード間の距離の１．５倍だけ、オフセットしているものである。

代替的に、あるいは付加的に、本発明によるいくらかの実施形態においては、より明るい発光ダイオードのいくらか、あるいはすべては、調光している発光ダイオードより、該照明装置の中心により近接して配置されている。一般に、４３０ｎｍから４８０ｎｍ（ピーク波長）発光ダイオードの位置は、それらが、フィクスチャーの外側周縁に、より近接しているように配置され、かつ、６００ｎｍから６３０ｎｍ発光ダイオードは、該フィクスチャーの周縁内に配置されている。

本発明によるデバイスは、さらに、１又はそれ以上の長寿命冷却装置（たとえば、きわめて長寿命のファン）を備えていてもよい。このような長寿命冷却装置は、“中国ファン”として、空気を移動させるピエゾ電気、又は磁気抵抗材料（たとえば、ＭＲ、ＧＭＲ、及び／又は、ＨＭＲ材料）よりなることができる。本発明によるデバイスを冷却するにおいて、代表的に、境界層を破壊するに必要な空気のみが、１０から１５度の温度の低下を引き起こすのに必要とされる。したがって、このような場合には、強力な“ブリーズ”、又は、大きな流量比（大きなＣＦＭ）は、代表的に必要ではない（これにより、従来のファンの必要を回避する）。

本発明によるいくらかの実施形態においては、米国特許出願第６０／７６１，８７９号，２００６年１月２５日出願、名称“冷却を備えた照明装置”（発明者：トーマス Ｇ．コールマン、ジェラルド Ｈ．ネグレイ、及び、アントニーポール ヴァンデヴェン）、その全体が参照によりここに組み入れられる、において開示されたような特徴のうちの任意のもの、たとえば、回路網、を用いることができる。

本発明によるデバイスは、さらに、出射された光の投射された性質を、さらに変更する２次的な光学素子を、備えることができる。このような２次的な光学素子は、当業者によく知られており、かつ、ここで詳細に説明する必要はない − 任意のこのような２次的な光学素子を、もし望まれれば、使用することができる。

本発明によるデバイスは、さらに、センサー、又は充電装置、又はカメラ等を、備えることができる。たとえば、当業者は、１又はそれ以上のできごとを検出し、かつ、このような検出に応答して、光の照明、安全カメラの活性化等をトリガーする装置（たとえば、対象物、又は、人の動きを検出する動き検出器）をよく知っており、これを容易に入手することができる。代表的な例として、本発明によるデバイスは、本発明による照明装置、及び動きセンサーを含み、かつ、(1) 光が照明される間、もし動きセンサーが動きを検出すれば、安全カメラが活性化されて、検出された動きの位置での、又はその周りでのビジュアルデータを、記録する、又は、(2) もし動きセンサーが動きを検出すれば、光が、検出された動きに近い領域を照らすよう照明され、安全カメラが活性化されて、検出された動きの位置での、又はその周りでの位置ビジュアルデータを記録するように、構成されることができる。

室内居住照明のためには、２７００−３５００Ｋの色温度が、通常好まれる、オフィス空間のような商業用室内位置の室内照明のためには、かつ、熱帯緯度における一般照明においては、３５００−５０００Ｋの室内色温度がしばしば好まれる、かつ、カラフルなシーンの室外洪水照明のためには、昼光を近似する色温度５０００Ｋ（４５００−６５００Ｋ）が、好まれる。

ここで記述された照明装置の、任意の２又はそれ以上の構造的部分は、集積されることができる。ここで記述された照明装置の任意の構造的部分は、（もし必要であれば、一緒にもつことのできる）２又はそれ以上の部分にて、設けられることができる。

Claims (20)

1. 照明装置であって、
   少なくとも1つの固体発光素子からなる第１のグループの固体発光素子と、
   少なくとも１つの固体発光素子からなる第２のグループの固体発光素子と、
   ルミネセント材料の少なくとも第１及び第２の部分と、
   少なくとも第1及び第２の電源ラインと
   を備え、
   第１のグループの固体発光素子が照明されたとき、該第１のグループの固体発光素子から放射された光の一部分がルミネセント材料の第１の部分を励起し、かつ、第１のグループの固体発光素子から放射されて照明装置から出る光と、ルミネセント材料の第１の部分から放射されて照明装置から出る光との混合された光は、他の光がない場合に、１９３１年ＣＩＥ色度図上の第１の点に対応する第１のグループの混合光を有し、
   第２のグループの固体発光素子が照明されたとき、該第２のグループの固体発光素子から放射された光の一部分がルミネセント材料の第２の部分を励起し、かつ、第２のグループの固体発光素子から放射されて照明装置から出る光と、ルミネセント材料の第２の部分から放射されて照明装置から出る光との混合された光は、他の光がない場合に、１９３１年ＣＩＥ色度図上の第２の点に対応する第２のグループの混合光を有し、
   第１の電源ライン上の第１のグループの固体発光素子に含まれる固体発光素子の数を、第１の電源ライン上の第２のグループの固体発光素子に含まれる固体発光素子の数で除算することによって得られる第１の割合と、第２の電源ライン上の第１のグループの固体発光素子に含まれる固体発光素子の数を、第２の電源ライン上の第２のグループの固体発光素子に含まれる固体発光素子の数で除算することによって得られる第２の割合とが相違している
   ことを特徴とする照明装置。
2. 請求項１記載の照明装置において、１９３１年ＣＩＥ色度図上の第１の点は、黒体位置から離れていることを特徴とする照明装置。
3. 請求項２記載の照明装置において、１９３１年ＣＩＥ色度図上の第２の点は、黒体位置から離れていることを特徴とする照明装置。
4. 請求項３記載の照明装置において、
   １９３１年ＣＩＥ色度図上の第１の点は、黒体位置から第１の方向に離れており、
   １９３１年ＣＩＥ色度図上の第２の点は、黒体位置から第１の方向とは異なる第２の方向に離れている
   ことを特徴とする照明装置。
5. 請求項３記載の照明装置において、
   １９３１年ＣＩＥ色度図上の第１の点は、黒体位置の上方側にあり、
   １９３１年ＣＩＥ色度図上の第２の点は、黒体位置の下方側にある
   ことを特徴とする照明装置。
6. 請求項１〜５いずれかに記載の照明装置において、
   該照明装置はさらに、少なくとも１つの固体発光素子からなる第３のグループの固体発光素子と、ルミネッセント材料の第３の部分とを備え、
   第３のグループの固体発光素子が照明されたとき、該第２のグループの固体発光素子から放射された光の一部分がルミネセント材料の第３の部分を励起し、かつ、第３のグループの固体発光素子から放射されて照明装置から出る光と、ルミネセント材料の第３の部分から放射されて照明装置から出る光との混合された光は、他の光がない場合に、１９３１年ＣＩＥ色度図上の第３の点に対応する第３のグループの混合光を有し、
   １９３１年ＣＩＥ色度図上の第３の点は、該色度図上の第１及び第２の点と相違している
   ことを特徴とする照明装置。
7. 請求項６記載の照明装置において、該装置はさらに少なくとも第３の電源ラインを備えていることを特徴とする照明装置。
8. 請求項６記載の照明装置において、該装置はさらに第３の電源ラインを備え、
   第１の電源ライン上の第１のグループの固体発光素子に含まれる固体発光素子の数を、第１の電源ライン上の第３のグループの固体発光素子に含まれる固体発光素子の数で除算することによって得られる第３の割合と、第３の電源ライン上の第１のグループの固体発光素子に含まれる固体発光素子の数を、第３の電源ライン上の第３のグループの固体発光素子に含まれる固体発光素子の数で除算することによって得られる第４の割合とが相違している
   ことを特徴とする照明装置。
9. 請求項８記載の照明装置において、該装置はさらに第４の電源ラインを備えていることを特徴とする照明装置。
10. 請求項６記載の照明装置において、
    第１の電源ライン上の第１のグループの固体発光素子に含まれる固体発光素子の数を、第１の電源ライン上の第３のグループの固体発光素子に含まれる固体発光素子の数で除算することによって得られる第３の割合と、第２の電源ライン上の第１のグループの固体発光素子に含まれる固体発光素子の数を、第２の電源ライン上の第３のグループの固体発光素子に含まれる固体発光素子の数で除算することによって得られる第４の割合とが相違している
    ことを特徴とする照明装置。
11. 照明装置であって、
    少なくとも1つの固体発光素子からなる第１のグループの固体発光素子と、
    少なくとも１つの固体発光素子からなる第２のグループの固体発光素子と、
    ルミネセント材料の少なくとも第１及び第２の部分と
    を備え、
    第１のグループの固体発光素子が照明されたとき、該第１のグループの固体発光素子から放射された光の一部分がルミネセント材料の第１の部分を励起し、かつ、第１のグループの固体発光素子から放射されて照明装置から出る光と、ルミネセント材料の第１の部分から放射されて照明装置から出る光との混合された光は、他の光がない場合に、１９３１年ＣＩＥ色度図上の第１の点に対応する第１のグループの混合光を有し、
    第２のグループの固体発光素子が照明されたとき、該第２のグループの固体発光素子から放射された光の一部分がルミネセント材料の第２の部分を励起し、かつ、第２のグループの固体発光素子から放射されて照明装置から出る光と、ルミネセント材料の第２の部分から放射されて照明装置から出る光との混合された光は、他の光がない場合に、１９３１年ＣＩＥ色度図上の第２の点に対応する第２のグループの混合光を有し、
    １９３１年ＣＩＥ色度図上の第１の点は、黒体位置から離れており、
    １９３１年ＣＩＥ色度図上の第２の点は、黒体位置から離れている
    ことを特徴とする照明装置。
12. 請求項１１記載の照明装置において、
    １９３１年ＣＩＥ色度図上の第１の点は、黒体位置から第１の方向に離れており、
    １９３１年ＣＩＥ色度図上の第２の点は、黒体位置から第１の方向とは異なる第２の方向に離れている
    ことを特徴とする照明装置。
13. 請求項１１記載の照明装置において、
    １９３１年ＣＩＥ色度図上の第１の点は、黒体位置の上方側にあり、
    １９３１年ＣＩＥ色度図上の第２の点は、黒体位置の下方側にある
    ことを特徴とする照明装置。
14. 請求項１１〜１３いずれかに記載の照明装置において、
    該照明装置はさらに、少なくとも１つの固体発光素子からなる第３のグループの固体発光素子と、ルミネッセント材料の第３の部分とを備え、
    第３のグループの固体発光素子が照明されたとき、該第３のグループの固体発光素子から放射された光の一部分がルミネセント材料の第３の部分を励起し、かつ、第３のグループの固体発光素子から放射されて照明装置から出る光と、ルミネセント材料の第３の部分から放射されて照明装置から出る光との混合された光は、他の光がない場合に、１９３１年ＣＩＥ色度図上の第３の点に対応する第３のグループの混合光を有し、
    １９３１年ＣＩＥ色度図上の第３の点は、該色度図上の第１及び第２の点と相違している
    ことを特徴とする照明装置。
15. 照明装置であって、
    少なくとも1つの固体発光素子からなる第１のグループの固体発光素子と、
    少なくとも１つの固体発光素子からなる第２のグループの固体発光素子と、
    ルミネセント材料の少なくとも第１及び第２の部分と
    を備え、
    第１のグループの固体発光素子が照明されたとき、該第１のグループの固体発光素子から放射された光の一部分がルミネセント材料の第１の部分を励起し、かつ、第１のグループの固体発光素子から放射されて照明装置から出る光と、ルミネセント材料の第１の部分から放射されて照明装置から出る光との混合された光は、他の光がない場合に、１９３１年ＣＩＥ色度図上の第１の点に対応する第１のグループの混合光を有し、
    第２のグループの固体発光素子が照明されたとき、該第２のグループの固体発光素子から放射された光の一部分がルミネセント材料の第２の部分を励起し、かつ、第２のグループの固体発光素子から放射されて照明装置から出る光と、ルミネセント材料の第２の部分から放射されて照明装置から出る光との混合された光は、他の光がない場合に、１９３１年ＣＩＥ色度図上の第２の点に対応する第２のグループの混合光を有し、
    １９３１年ＣＩＥ色度図上の第１の点は、黒体位置の上方側にあり、
    １９３１年ＣＩＥ色度図上の第２の点は、黒体位置の下方側にある
    ことを特徴とする照明装置。
16. 請求項１５記載の照明装置において、
    該照明装置はさらに、少なくとも１つの固体発光素子からなる第３のグループの固体発光素子と、ルミネッセント材料の第３の部分とを備え、
    第３のグループの固体発光素子が照明されたとき、該第３のグループの固体発光素子から放射された光の一部分がルミネセント材料の第３の部分を励起し、かつ、第３のグループの固体発光素子から放射されて照明装置から出る光と、ルミネセント材料の第３の部分から放射されて照明装置から出る光との混合された光は、他の光がない場合に、１９３１年ＣＩＥ色度図上の第３の点に対応する第３のグループの混合光を有し、
    １９３１年ＣＩＥ色度図上の第３の点は、該色度図上の第１及び第２の点と相違している
    ことを特徴とする照明装置。
17. 請求項１〜１６いずれかに記載の照明装置において、第１のグループの固体発光素子が照明されたとき、第１のグループの固体発光素子から放射されて照明装置から出る光と、ルミネセント材料の第１の部分から放射されて照明装置から出る光との混合された光は、他の光がない場合に、約２７００Ｋ〜約３５００Ｋの範囲、約２２００Ｋ〜約４５００Ｋの範囲、約３５００Ｋ〜約５０００Ｋの範囲、約４５００Ｋ〜約６５００Ｋの範囲及び約５０００Ｋの少なくとも１つに含まれる相関カラー温度を有する第１のグループの混合光を有することを特徴とする照明装置。
18. 請求項１〜１７いずれかに記載の照明装置において、該照明装置に具備される全ての固体発光素子が照明されたとき、該照明装置から放射される混合光は白色光であることを特徴とする照明装置。
19. 請求項１〜１７いずれかに記載の照明装置において、該照明装置に具備される全ての固体発光素子が照明されたとき、該照明装置から放射される混合光は非白色光であることを特徴とする照明装置。
20. 照明する方法であって、
    少なくとも1つの固体発光素子を含み、４３０ｎｍ〜４８０ｎｍの範囲内にピーク波長を有する光を発生する固体発光素子からなる第１のグループの固体発光素子を照明するステップと、
    ルミネッセント材料の第１の部分であって、約５５５ｎｍ〜約５８５ｎｍの範囲内に主波長を有する光を発生する第１の部分を励起するステップと、
    少なくとも1つの固体発光素子を含み、４３０ｎｍ〜４８０ｎｍの範囲内にピーク波長を有する光を発生する固体発光素子からなる第２のグループの固体発光素子を照明するステップと、
    ルミネッセント材料の第２の部分であって、約５５５ｎｍ〜約５８５ｎｍの範囲内に主波長を有する光を発生する第２の部分を励起するステップと
    からなり、
    第１のグループの固体発光素子から放射され光と、ルミネセント材料の第１の部分から放射された光との混合された光は、他の光がない場合に、１９３１年ＣＩＥ色度図上の第１の相関カラー温度を有し、
    第２のグループの固体発光素子から放射された光と、ルミネセント材料の第２の部分から放射された光との混合された光は、他の光がない場合に、１９３１年ＣＩＥ色度図上の第２の相関カラー温度を有し、
    第１の相関カラー温度は第２の相関カラー温度から少なくとも５０Ｋ相違している
    ことを特徴とする照明装置。

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