JP2014213343A - 金属板材の成形方法及び成形装置 - Google Patents

金属板材の成形方法及び成形装置 Download PDF

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Abstract

【課題】金属板材に対して十分な高さの張出し部を均一な肉厚で成形することができる金属板材の成形方法を提供する。
【解決手段】ダイとパンチとを有する複数の成形型により、金属板材に張出し部22を成形する。この場合、第1工程においては、第1成形型により金属板材に初期張出し部27をその頂部271が他の部分より薄くなるように成形する。次の第2工程においては、第2成形型24により初期張出し部27の側壁部272を圧延して、張出し部22を成形する。
【選択図】図6

Description

この発明は、ダイとパンチとを有する成形型により金属板材に張出し部を成形する金属板材の成形方法及び成形装置に関するものである。
燃料電池用セパレータとして、金属板材に複数の張出し部を設けて、その張出し部により水素や酸素等のガス、あるいは冷却水等を流すための流路を形成したものが従来から知られている。このような燃料電池用セパレータの成形方法としては、例えば特許文献1及び特許文献2に開示されるような方法が提案されている。
特許文献1に記載の成形方法においては、図15(a)に示すように、第1成形型41の型411と型412とにより、金属板材42に小突部421が形成される。その後、図15(b)及び(c)に示すように、第2成形型43の型431と型432とにより、小突部421の周縁部の内側が押圧されて張出し部422が形成される。
また、特許文献2に記載の成形方法においては、図16(a)に示すように、第1成形型51の型511の凸部の先端面で金属板材52が押圧されて、小突部521が形成される。続いて、図16(b)に示すように、同じ第1成形型51の型512の傾斜面と型511の傾斜面との間で小突部521の側壁部が圧延されて、張出し部522が形成される。さらに、図16(c)に示すように、第1成形型51とは異なる第2成形型53の型531の先端面と型532の底面との間で張出し部522の頂部が圧延されて、張出し部522の頂部の肉厚が薄くされるとともに、その頂部が幅広に形成される。
特開2000−317531号公報 特開2012−51016号公報
ところが、これらの従来の成形方法においては、次のような問題があった。
特許文献1に記載の成形方法では、第1成形型41及び第2成形型43を用いたプレス加工が、いずれも主として引き延ばし成形である。すなわち、図15(a)に示すように、金属板材42は、型412の凸部413による押圧によって引き延ばされる。次いで、図15(b)に示すように、金属板材42の小突部421の周縁が型432のコーナ部434と型431のコーナ部433とによって狭い押圧面積下において押圧される。この場合、前記両コーナ部433,434は、金属板材42の張出し部の高さ方向に位置がずれているため、金属板材42には、両コーナ部433,434によって引き延ばし方向への力が作用するばかりでなく、両コーナ部433,434の位置を屈曲点とした曲げ圧力が付与される。
そして、図15(c)に示すように、金属板材21の小突部421の頂部は、型432と型431との間で平坦化されるが、型431のコーナ部433による小面積下における押圧は維持される。
以上のように、金属板材42は、型412による引き延ばしに続いて、両コーナ部433,434による引き延ばしと、一方のコーナ部433による引き延ばしが継続される。このため、金属板材21は引き延ばしによって破断しやすくなる。しかも、金属板材21に対する部分的な押圧が継続されるため、金属板材21上の応力分布が不均一になり、押圧が継続されるコーナ部433の部分における破断の可能性が高くなる。
また、特許文献2に記載の成形方法では、図16(a)及び(b)に示すように、型51により小突部521が押圧形成された後に、同じ第1成形型51により、その小突部521の側壁部523が圧延されて張出し部522が形成される。この場合、図16(b)から明らかなように、ほとんど側壁部523の材料のみを薄くして張出し部522を形成しているため、張出し部522の側壁部523の肉厚が足りなくなり、この状態で、強度分布が不均一になって破断し易くなる。そして、特許文献2に記載の成形方法では、第1成形型51による張出し部522の形成後に、図16(c)に示すように、第2成形型53により張出し部522の頂部524が圧延されるとともに、幅広に形成される。従って、張出し部522の頂部524の圧延によって生じる材料の移動は、頂部524が幅広になるために用いられる。この移動された材料は、頂部524の両端のコーナ部に集まる。このため、側壁部523は、引っ張られて薄くなった状態を継続し、依然として破断しやすい状態である。しかも、頂部524の両端のコーナ部に材料が集まるため、頂部524と側壁部523との間において応力分布が大きく変化する。このため、成形後の金属板材52に反りやうねり等の変形が生じ易い。
以上のように、特許文献1及び特許文献2の成形方法においては、破断や変形のおそれが高いために、金属板材52を大きく延ばしたり、張出し部522の高さを高くしたりすることが困難である。場合によっては、金属板材52の応力分布を平均化させるとともに、変形を消滅させるために、成形加工後にアニール処理を施すことも行なわれ、加工工程が複雑になる。
この発明は、このような従来の技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的は、金属板材に対して十分な高さの張出し部を均一な肉厚で、かつ破断のおそれを防止しながら成形することができる金属板材の成形方法及び成形装置を提供することにある。
上記の目的を達成するために、この金属板材の成形方法は、ダイとパンチとを有する成形型により金属板材に張出し部を成形するための成形方法において、第1工程において第1成形型による引き延ばし成形より金属板材に前記張出し部をその頂部が他の部分より薄くなるように成形し、第2工程において第2成形型により張出し部の側壁部を圧延することを特徴としている。
また、金属板材の成形装置は、ダイとパンチとを有する成形型により金属板材に張出し部を成形するための成形装置において、前記成形型として第1成形型と第2成形型とを設け、前記第1成形型は、金属板材に前記張出し部をその頂部が他の部分より薄くなるように引き延ばし成形するためのダイとパンチとを備え、前記第2成形型は、張出し部の側壁部を圧延するダイとパンチとを備えている。
従って、この金属板材の成形方法及び成形装置においては、第1工程において第1成形型により金属板材に張出し部がその頂部を他の部分より薄くするように引き延ばし成形されるとき、張出し部の頂部の材料が側壁部に移動される。その後、第2工程において第2成形型により張出し部の側壁部が圧延されるとき、側壁部の材料が張出し部の頂部側に移動される。よって、引き延ばし成形は第1工程で行われ、それ以降は圧延によって成形される。従って、材料の破断を防止できるとともに、張出し部の頂部から側壁部に移動された材料を含めて、側壁部の材料を有効に用いて十分な高さの張出し部を成形することができる。また、第1工程及び第2工程において、張出し部の頂部と側壁部との間で材料が相互に移動されるため、均一な肉厚の張出し部を成形することができる。よって、成形品の強度分布や応力分布のバランスが良好になって、破断に対する強度を高めることができる。
前記の金属板材の成形方法によれば、金属板材に対して十分な高さの張出し部を均一な肉厚で、かつ破断のおそれを防止しながら成形することができるという効果を発揮する。
第1実施形態の金属板材の成形方法により成形された成形品を示す斜視図。 図1の2−2線における部分拡大断面図。 第1実施形態の成形方法の第1工程を示す部分断面図。 (a)及び(b)は第1工程の成形過程を順に示す部分断面図。 第1実施形態の成形方法の第2工程を示す部分断面図。 (a)及び(b)は第2工程の成形過程を順に示す部分断面図。 図6(b)に続く第1実施形態の成形方法の第3工程を示す部分断面図。 (a)及び(b)は第3工程の成形過程を順に示す部分断面図。 第1実施形態の成形方法における第1〜第3工程の成形型のパンチを示す部分断面図。 第2実施形態の金属板材の成形方法により成形された成形品を示す斜視図。 図9の10−10線における部分拡大断面図。 第2実施形態の成形方法の第1工程の成形状態を示す部分断面図。 第2実施形態の成形方法の第2工程の成形状態を示す部分断面図。 第2実施形態の成形方法の第3工程の成形状態を示す部分断面図。 (a)〜(c)は従来の成形方法の成形過程を順に示す部分断面図。 (a)〜(c)は従来の別の成形方法の成形過程を順に示す部分断面図。
(第1実施形態)
以下、第1実施形態を図1〜図11に従って説明する。
図1及び図2に示すように、この実施形態の成形方法及び成形装置は、燃料電池用セパレータの製造において採用される。燃料電池用のセパレータとなる金属板材21は、その表裏両面に複数の襞状の張出し部22が等間隔おきで交互に成形されている。金属板材21の材質としては、耐腐食性に優れた材料が用いられ、例えば、チタン,チタン合金やステンレススチールが用いられる。この実施形態では、チタンが用いられる。
図3に示すように、成形加工前のフラットな金属板材21は全体が均一な厚さであって、厚さαの値は、0.06〜0.20mmの範囲内であり、この実施形態では、0,10mmである。図2に示すように、成形加工後の金属板材21は、全体が均一な厚さであって、その厚さαの値は、0.04〜0.18mmの範囲内であり、この実施形態では、0.08mmである。前記張出し部22の配列ピッチρは、0.80〜2.10mmの範囲内であって、この実施形態では1.30mmである。張出し部22の底面と頂面との間の高さβは0.40〜0.80mmの範囲内であって、この実施形態では0.60mmである。
図2に示すように、各張出し部22は前記のように金属板材21の表裏両面側に形成され、頂部221と、その頂部221の両側に連なる傾斜状の側壁部222とを備え、断面ほぼ台形状となるように形成されている。各張出し部22は、隣接する他の張出し部22と上下逆の形状であって、下向きの張出し部22の頂部221は底部であるが、この底部も頂部221として説明する。頂部221は、その幅方向の中央部のフラットな平坦部223と、その幅方向の両端部の湾曲部224とを備えている。湾曲部224は、円弧状をなし、その内面側の曲率半径δは、0.08〜0.15mmの範囲内であって、この実施形態では、0,12mmである。図6(b)に示すように、頂部221の平坦部223に対する側壁部222の角度θは、10〜30度の範囲内であって、この実施形態では15度である。
そして、図3及び図9に示す第1成形型23を用いた第1工程と、図5及び図9に示す第2成形型24を用いた第2工程と、図7及び図9に示す第3成形型31を用いた第3工程とにより、金属板材21に対する張出し部22の成形が行われる。
図3に示すように、前記第1工程で用いられる第1成形型23は、ダイ25とそのダイ25に対して接離可能に対応配置されたパンチ26とから構成されている。ダイ25の上面には、凹部251及び凸部252が等間隔おきで交互に設けられている。パンチ26の下面には、ダイ25の凹部251及び凸部252に対応する凸部261及び凹部262が等間隔おきで交互に設けられている。
図3及び図9に示すように、前記凹部251及び凸部252,凸部261及び凹部262の各配列ピッチρ1は、前記張出し部22の配列ピッチρよりやや狭く、例えば1.29mmである。凹部251,262の深さ,すなわち凸部252,凸部261の高さβ1は、図2に示す張出し部22の高さβから金属板材21の厚さを減じた値より小さい。前記凸部252,261の先端部は断面円弧状をなし、その曲率半径δ1は0.10〜0.30mmの範囲内であって、この実施形態では、0.15mmである。前記凹部251及び凹部262は、断面楕円形をなし、その長半径は0.75〜1.50mmの範囲内,短半径は0.25〜0.65mmの範囲内であって、この実施形態では長半径は1.00mmで、短半径が0.50mmである。
図5に示すように、前記第2工程の第2成形型24は、ダイ28とそのダイ28に対して接離可能に対応配置されたパンチ29とから構成されている。ダイ28の上面には、断面台形状の凹部281及び凸部282が等間隔おきで交互に設けられている。パンチ29の下面には、ダイ28の凹部281及び凸部282に対応する断面台形状の凸部291及び凹部292が等間隔おきで交互に設けられている。前記凹部281,292の形状は、前記張出し部22の外面側の形状と近似しており、前記凸部282,291の形状は、張出し部22の内面側の形状と近似している。ただし、凹部281,292の幅方向の両端部の曲率半径δ3は、張出し部22の外面側の幅方向の両端部の曲率半径δよりわずかに小さくなっている。また、前記凹部281,292の配列ピッチρ2,すなわち凸部282,291の配列ピッチρ2は、図3に示す第1成形型23の配列ピッチρ1よりやや狭い1.337mmである。さらに、前記凹部281,292及び凸部282,291の側壁部の傾斜角度θ2は20度である。
図7に示すように、前記第3工程の第3成形型31は、ダイ32とそのダイ32に対して接離可能に対応配置されたパンチ33とから構成されている。ダイ32の上面には、断面台形状の凹部321及び凸部322が等間隔おきで交互に設けられている。パンチ33の下面には、ダイ32の凹部321及び凸部322に対応する断面台形状の凸部331及び凹部332が等間隔おきで交互に設けられている。凹部321,332及び凸部322,331の配列ピッチρ3は、第2成形型24の配列ピッチよりやや広く、第1成形型23の配列ピッチρ1よりやや狭い1,342mmである。図6(b)及び図8(b)に示すように、第3成形型31のダイ32及びパンチ33における凹部321,332及び凸部322,331の側壁面の傾斜角度θ3は、前記第2成形型24の傾斜角度θ2よりも小さい15度である。第3成形型31のその他の寸法は第2成形型24とほぼ同じであるが、パンチ33の下死点位置におけるダイ32及びパンチ33の凸部322,331の側壁面間の隙間の寸法は第3成形型31が第2成形型24よりやや狭くなっている。
次に、この実施形態の成形方法を説明する。まず、この成形方法における第1工程について説明する。
図3に示すように、第1工程においては、第1成形型23のダイ25上にフラットな厚さ0.10mmの金属板材21がセットされる。この状態で、図4(a)及び(b)に示すように、パンチ26がダイ25に向かって接近移動される。このため、パンチ26の凸部261及び凹部262とダイ25の凹部251及び凸部252との間で金属板材21が所定間隔おきに裏面側及び表面側へ交互に張出されて、波形状の初期張出し部27が成形される。この成形時には、初期張出し部27の頂部271がパンチ26及びダイ25の凸部261,252の押圧により引き伸ばされ、その初期張出し部27の両側に側壁部272が形成される。なお、ダイ25の下死点位置において、ダイ25及びパンチ26の凹部251,262の内底部と金属板材21とは金属板材21に対して圧延力が作用しない程度,つまり成形圧力が付与されない程度で軽く当接すればよく、あるいは当接することなく、それらの間に空間が形成されてもよい。
そして、このとき、図4(b)から明らかなように、第1成形型23の凸部261,252の曲率半径が凹部262,251の曲率半径より小さくなっているため、前記側壁部272と凹部262,251の内側面との間に空間255,265が形成される。なお、これらの空間255,265は、必ずしも形成される必要はなく、パンチ26及びダイ25が金属板材21に全面で当接してもよいが、当接したとしても、金属板材21に圧延力,すなわち成形圧力が作用しない程度の小さな接触圧とする。このため、図4(b)に矢印で示すように、その頂部271の部分が引き延ばされるとともに、頂部271の部分の材料が拘束されることなく側壁部272側に移動されて、頂部271の肉厚が0.09mm程度までに薄くなる。
第2工程においては、図5に示すように、初期張出し部27を形成した金属板材21が第2成形型24のダイ28上にセットされた状態で、パンチ29がダイ28に向かって接近移動される。このため、図6(a)に示すように、パンチ29及びダイ28の凸部291,282により、初期張出し部27の頂部271が対向するダイ28及びパンチ29の凹部281,292内に向かって押圧される。このため、初期張出し部27がさらに絞られるように引き延ばし加工される。ただし、この場合、図3及び図4(a)(b)に示す成形加工開始からの引き延ばし量は、フラット状態の金属板材21に対して最大40%であり、好ましくは20%以下である。
そして、その後、図6(b)に示すように、パンチ29及びダイ28における凸部291,282の側壁面と、対向するダイ28及びパンチ29における凹部281,292の側壁面との間で初期張出し部27の側壁部272が挟圧される。このため、側壁部272が圧延されて、側壁部272の肉厚が0.08mm強まで薄くなるとともに、側壁部272の傾斜角度θ1が20度の張出し部22が成形される。図6(b)の状態においては、凸部291,282と凹部281,292との間の張出し部27の頂部271には、凸部291,282の先端面と凹部281,292の内面が当接しているが、挟圧力はほとんど作用せず、その頂部271の肉厚が減じることはない。
また、図6(b)の状態では、金属板材21の剛性に基づいて、凸部291,282の付け根部と金属板材21との間、凸部291,282の先端面の中央部と張出し部27の頂部271の内面との間に空間275,276が形成される。ただし、これらの空間275,276が形成されず、金属板材21とパンチ29及びダイ28とが全面で当接してもよいが、その当接圧力は、金属板材21に対して変形を付与しない程度のレベルにする。そして、図6(b)の状態においては、圧延によって側壁部272の肉厚が減じるため、材料が矢印で示すように、張出し部22の頂部271側に移動される。このため、図6(a)の状態の絞り加工によって頂部271の肉厚が減じたとしても、側壁部272側からの材料の移動によって、肉厚の減じた分が補われる。この場合、前記のように空間275,276が形成されるため、側壁部272から頂部271への材料の移動が円滑に行なわれる。そして、図6(b)の状態では、このようにして、図6(b)に矢印で示すように、初期張出し部27の側壁部272の材料が頂部271側に移動されて、成形される張出し部22の頂部221及び側壁部222の肉厚が0.08強mmに均一化される。
以上のように、張出し部22を交互に形成するとともに、厚さを減じた金属板材21が加工される。そして、第1工程では、金属板材21の引き延ばしによる薄肉化と成形とが行なわれる。また、第2工程においては、金属板材21の圧延による材料移動によって薄肉化と成形とが行なわれる。
そして、第3工程においては、図7に示すように、張出し部22を形成した金属板材21が第3成形型31のダイ32上にセットされた状態で、パンチ33がダイ32に向かって接近移動される。すると、図8(a)及び(b)に示すように、パンチ33及びダイ32における凸部331,322の側壁面と、対向するダイ32及びパンチ33における凹部321,332の側壁面との間で、張出し部22の側壁部222が圧延されるとともに、起立方向に整形される。これにより、張出し部22の側壁部222の傾斜角度θ3が15度に低減されるとともに、張出し部22の頂部221が幅方向に拡げられる。
そして、このとき、金属板材21の剛性に基づき、凸部291,282の付け根部と金属板材21との間、凸部291,282の先端面の中央部と張出し部27の頂部271の内面との間に空間275,276が形成される。ただし、これらの空間275,276が形成されず、金属板材21とパンチ29及びダイ28とが全面で当接してもよいが、その当接圧力は、金属板材21に対して変形を付与しない程度のレベルにする。そして、図8(b)の状態においては、圧延によって側壁部272の肉厚が減じるため、材料が矢印で示すように張出し部22の頂部271側に移動される。このため、図8(a)の状態において頂部271が幅方向に拡げられてその肉厚が減じたとしても、側壁部272側からの材料の移動によって、減じた分が補われる。従って、頂部271の肉厚が極端に薄くなることはなく、しかも、頂部271には、引き延ばし力はほとんど作用しない。このようにして、張出し部22の肉厚が0.08mmに均一化される。そして、この場合も、前記のように空間275,276が形成されるため、側壁部272から頂部271への材料の移動が円滑に行なわれる。
前記の第1〜第3工程において、図14に示すように、第2工程で用いられる第2成形型24のパンチ29における張出し部成形用の凸部291及び凹部292の配列ピッチρ2が、前工程の第1工程で用いられる第1成形型23のパンチ26における張出し部成形用の凸部261及び凹部262の配列ピッチρ1より狭くなるように設定されている。当然、図示はしないが、第2成形型24のダイ28における凹部281及び凸部282の配列ピッチρ2も、第1工程で用いられる第1成形型23のダイ25における凹部251及び凸部252の配列ピッチρ1より狭くなるように設定されている。
そして、第2工程において第2成形型24により初期張出し部27の側壁部272が圧延されて、初期張出し部27の材料内部で周長に伸びが発生するが、その周長の伸び量が前記ダイ28及びパンチ29における凹部281,292及び凸部282,291の配列ピッチρ2を狭くしたことによって補正される。つまり、第2工程の成形における初期張出し部27の周長の伸び量を見込んで、配列ピッチρ2の狭い凹部281,292及び凸部282,291により、初期張出し部27の側壁部272が圧延される。これにより、反りやうねりを抑えた張出し部22が成形される。
また、第3工程で用いられる第3成形型31のダイ32及びパンチ33における凹部321,332及び凸部322,331の配列ピッチρ3が、第2成形型24のダイ28及びパンチ29における凹部281,292及び凸部282,291の配列ピッチρ2より広くなるように設定されている。それとともに、第3工程で用いられる第3成形型31のダイ32及びパンチ33における凹部321,332及び凸部322,331の配列ピッチρ3が、第1工程で用いられる第1成形型23のダイ25及びパンチ26における凹部251,262及び凸部252,261の配列ピッチρ1より狭くなるように設定されている。
この第3工程においては、第3成形型31のダイ32及びパンチ33により、張出し部22の側壁部222が圧延されることなく起立方向に整形されるのみであるため、張出し部22の材料内部で周長に大きな伸びが発生することはない。このため、第3成形型31の配列ピッチρ3が第2成形型24の配列ピッチρ2と第1成形型23の配列ピッチρ1との間の値に設定されて、起立整形される張出し部22の最終の配列ピッチが第1成形型23の配列ピッチρ1に近づけられる。
従って、この実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1) この実施形態において、第1工程においては、第1成形型23により金属板材21に初期張出し部27をその頂部271が他の部分より薄くなるように引き延ばしによって成形する。次の第2工程及び第3工程においては、第2成形型24により初期張出し部27の側壁部272を圧延して、前記張出し部22を成形する。
このため、この実施形態では、第1工程に続く第2工程及び第3工程において第2成形型24及び第3成形型31により初期張出し部27の側壁部272が圧延されるとき、側壁部272の材料が頂部271側に移動される。よって、金属板材21の張出し部22の引き延ばし成形が、初期の張出し部27の成形を除いて圧延によって達成される。言い換えれば、引き延ばし成形は第1工程において行なわれ、他の工程は圧延工程である。従って、材料破断を招きやすい引き延ばし成形の割合を少なくできるため、金属板材21の破断を防止できる。従って、張出し部22が高くても、あるいは頂部271の幅が広くても金属板材21を破断することなく成形することができる。ちなみに、張出し部22が高く、頂部271の幅が広いほうが、冷却水やガス等を案内する機能が優れ、燃料電池のセパレータとして好ましい。
(2) この実施形態では、前記のように、金属板材21を引き延ばしにより薄肉化するのは、第1工程だけで、その後の薄肉化は金属板材21を圧延して実行するため、金属板材21の破断を防止することができる。しかも、第1工程では、全長に対して20%しか引き延ばしをしないだけではなく、第2工程の圧延によって引き延ばされた部分に対して材料を移動させるため、さらに有効な破断防止効果を得ることができる。ちなみに、従来工法におけるピンホールやクラック等の破断発生による不良率は、10〜20%であったが、実施形態の工法によれば、0.02%まで低下した。
(3) この実施形態では、張出し部27の引き延ばし成形された頂部271に対して側壁部272を圧延して材料を頂部271に供給するため、均一な肉厚の張出し部22を成形することができるとともに、引き延ばしによって形成された頂部271に材料を戻すことができる。このため、応力の集中を緩和できて、成形品の強度分布や応力分布のバランスが良好になり、前記と同様に破断に対する強度を高めることができるとともに、成形品の反りや歪みを抑制できて、高精度な成形品とすることができる。
(4) この実施形態では、襞状の張出し部22を金属板材21の表裏に交互に形成している。このため、この成形品を燃料電池用セパレータとして用いた場合、両側の襞状の張出し部22によってセパレータの表裏両面にガス流路を有効に形成することができる。
(5) この実施形態では、前記第1実施形態の第2工程の成形に続いて、第3工程において第3成形型31により張出し部22の側壁部222を起立方向に整形している。このため、この成形品を燃料電池用セパレータとして用いた場合、張出し部22の側壁部222の起立整形により、セパレータ上に設けられるガス流路の断面積を拡張することができる。
(6) この実施形態では、第3工程において第3成形型31により張出し部22の頂部221を拡げている。このため、この成形品を燃料電池用セパレータとして用いた場合、張出し部22の頂部221の拡張により、他の接合プレートに対する張出し部22の頂部221の接合面積を大きく確保することができて、接合強度を高めることができる。これによって、セパレータの内側に設けられる発電部材への面圧が分散され、発電部材が破断しにくくなるとともに、セパレータ上に設けられるガスや冷却水等の流路の断面積を拡張することができて、発電効率が向上する。
(7) この実施形態では、第2工程で用いられる第2成形型24のダイ28及びパンチ29における張出し部成形用の凹部281,292及び凸部282,291の配列ピッチρ2が、第1工程で用いられる第1成形型23のダイ25及びパンチ26における張出し部成形用の凹部251,262及び凸部252,261の配列ピッチρ1より狭くされている。
このため、第2工程において第2成形型24により初期張出し部27の側壁部272が圧延される際に、初期張出し部27の材料内部で周長に伸びが発生しても、その周長の伸び量を第2成形型24における配列ピッチρ2の狭小によって補正することができる。よって、初期張出し部27の側壁部272の圧延にともなう周長の伸びにより、成形品に反りやうねりが発生するおそれを抑制することができる。
(8) この実施形態では、第3工程で用いられる第3成形型31のダイ32及びパンチ33における凹部321,332及び凸部322,331の配列ピッチρ3が、第2成形型24の配列ピッチρ2より広くなるとともに、第1成形型23のダイ25及びパンチ26における凹部251,262及び凸部252,261の配列ピッチρ1より狭くされている。
このため、成形にともなう金属板材21の延びを見込んで金属板材21を成形できるため、所要寸法の製品を高精度に成形できる。
(第2実施形態)
次に、図10〜図14に基づいて金属板材の成形方法の第2実施形態を前記第1実施形態と異なる部分を中心に説明する。
図10に示すように、この第3実施形態の成形方法は、燃料電池用セパレータの製造に際して、金属板材21の表裏両面に複数のディンプル状の張出し部22を等間隔おきで交互に成形する際に用いられる。図11に示すように、各張出し部22は、頂部221と、その頂部221に連なる傾斜状の側壁部222とを備え、断面台形状となるように形成されている。そして、金属板材21に対する張出し部22の成形は、前記第1及び第2実施形態の場合とほぼ同様であって、図12に示すように、第1成形型23を用いた第1工程と、図13に示すように、第2成形型24を用いた第2工程と、図14に示すように、第3成形型31を用いた第3工程とによって順に行われる。
すなわち、第1工程においては、図12に示すように、第1成形型23のダイ25及びパンチ26により金属板材21に対して初期張出し部27が成形される。続く第2工程においては、図13に示すように、第2成形型24のダイ28及びパンチ29により初期張出し部27の側壁部272を圧延して張出し部22が成形される。さらに、第3工程においては、図14に示すように、第3成形型31のダイ32及びパンチ33により張出し部22の側壁部222が起立方向に整形される。
従って、この第2実施形態によれば、前記各実施形態における効果に加えて、以下のような効果を得ることができる。
(9) この実施形態の成形方法においては、ディンプル状の張出し部22を形成している。このため、この成形品を燃料電池用セパレータとして用いた場合、ディンプル状の張出し部22によってセパレータ上にガスや冷却水等の流れが拡散可能なガス流路を形成することができる。
(変更例)
なお、前記実施形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
・ 金属板材21の片面のみに襞状またはディンプル状の張出し部22を成形すること。
・ 金属板材21上に襞状またはディンプル状の張出し部22を不等間隔で成形すること。
・ 金属板材21を燃料電池のセパレータ以外の他の用途,例えば放熱板の用途に用いること。
・ 前記第3工程に続いて、第4工程あるいはそれ以上の工程を実行すること。第4工程以上の工程としては、張出し部22の側壁部222をさらに起立させたり、所要箇所に孔をあけたりすることが考えられる。
・ 第1工程の前に別工程を設けること。この別工程としては、研磨工程や、孔あけ工程等が考えられる。
・ 単一の張出し部のみを設けた金属板材に対して前記実施形態の成形方法を実施すること。
・ 張出し部を前記実施形態とは別の用途に用いること。例えば、隣接する他の部材とのシール部を構成する突部等が具体化される。
・ 金属板材に対して襞状の張出し部とディンプル状の張出し部を混在させること。
・ パンチとダイと上下入れ換えること。
21…金属板材、22…張出し部、221…頂部、222…側壁部、23…第1成形型、24…第2成形型、25…第1成形型のダイ、252…凸部、26…成形型のパンチ、261…凸部、27…初期張出し部、271…頂部、272…側壁部、28…第2成形型のダイ、282…凸部、29…第2成形型のパンチ、291…凸部、31…第3成形型、32…第3成形型のダイ、322…凸部、33…第3成形型のパンチ、331…凸部、θ1,θ2…傾斜角度。

Claims (19)

  1. ダイとパンチとを有する成形型により金属板材に張出し部を成形するための成形方法において、
    第1工程において第1成形型による引き延ばし成形により金属板材に前記張出し部をその頂部が他の部分より薄くなるように成形し、第2工程において第2成形型により張出し部の側壁部を圧延する金属板材の成形方法。
  2. 第1工程において、張出し部を成形するための第1成形型の凸部の頂部を金属板材に押圧させて、金属板材に引き延ばし成形によって初期張出し部を形成し、第2工程において、第2成形型の凸部の側面間で金属板材を圧延する請求項1に記載の金属板材の成形方法。
  3. 第1工程において、凸部の頂部以外の部分は金属板材に成形圧力を付与しない請求項2に記載の金属板材の成形方法。
  4. 第2工程において、凸部の斜面と凸部の頂部両端以外の部分は金属板材に成形圧力を付与しない請求項2または3に記載の金属板材の成形方法。
  5. 第3工程において第3成形型により張出し部の側壁部を起立方向に整形する請求項1〜4のうちのいずれか一項に記載の金属板材の成形方法。
  6. 第3工程において第3成形型により張出し部の頂部を拡げる請求項1〜5のうちのいずれか一項に記載の金属板材の成形方法。
  7. 第3工程において、凸部の斜面と凸部の頂部両端以外の部分は金属板材に成形圧力を付与しない請求項5または6に記載の金属板材の成形方法。
  8. 複数の襞状の張出し部を金属板材に形成する請求項1〜7のうちのいずれか一項に記載の金属板材の成形方法。
  9. 襞状の張出し部を金属板材の表裏に交互に形成する請求項1〜7のうちのいずれか一項に記載の金属板材の成形方法。
  10. 襞状の張出し部を等間隔に形成する請求項8または9に記載の金属板材の成形方法。
  11. ディンプル状の張出し部を形成する請求項1〜7のうちのいずれか一項に記載の金属板材の成形方法。
  12. 金属板材はチタンである請求項1〜11のうちのいずれか一項に記載の金属板材の成形方法。
  13. 前工程で形成された張出し部より狭いピッチで張出し部を成形する請求項1〜12のうちのいずれか一項に記載の金属板材の成形方法。
  14. ダイとパンチとを有する成形型により金属板材に張出し部を成形するための成形装置において、
    前記成形型として第1成形型と第2成形型とを設け、
    前記第1成形型は、金属板材に前記張出し部をその頂部が他の部分より薄くなるように引き延ばし成形するためのダイとパンチとを備え、前記第2成形型は、張出し部の側壁部を圧延するダイとパンチとを備えた金属板材の成形装置。
  15. 第1成形型は、凸部の頂部以外の部分は金属板材に成形圧力を付与しない請求項14に記載の金属板材の成形装置。
  16. 第2成形型は、凸部の斜面と凸部の頂部両端以外の部分は金属板材に成形圧力を付与しない請求項14または15に記載の金属板材の成形装置。
  17. 張出し部の側壁部を起立方向に整形する第3成形型を設けた請求項14〜16のうちのいずれか一項に記載の金属板材の成形装置。
  18. 前記第3成形型は、張出し部の頂部を拡げる請求項17に記載の金属板材の成形装置。
  19. 前記第3成形型は、凸部の斜面と凸部の頂部両端以外の部分は金属板材に成形圧力を付与しない請求項17または18に記載の金属板材の成形装置。
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