JP5950118B2 - プレス成形方法 - Google Patents
プレス成形方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5950118B2 JP5950118B2 JP2013112966A JP2013112966A JP5950118B2 JP 5950118 B2 JP5950118 B2 JP 5950118B2 JP 2013112966 A JP2013112966 A JP 2013112966A JP 2013112966 A JP2013112966 A JP 2013112966A JP 5950118 B2 JP5950118 B2 JP 5950118B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shape
- mold
- small
- thin plate
- cross
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 34
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims description 55
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 55
- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims description 38
- 239000000463 material Substances 0.000 description 19
- 238000007493 shaping process Methods 0.000 description 15
- 238000001125 extrusion Methods 0.000 description 3
- RTAQQCXQSZGOHL-UHFFFAOYSA-N Titanium Chemical compound [Ti] RTAQQCXQSZGOHL-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 2
- 230000001788 irregular Effects 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 239000010936 titanium Substances 0.000 description 2
- 229910052719 titanium Inorganic materials 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Shaping Metal By Deep-Drawing, Or The Like (AREA)
Description
これにより、第1工程では、金属薄板は、第1成形型の凸部の頂部で伸ばされ、直線部に面接触して次の小Rで折り曲げられると、直線部に面接触した部分の伸びが抑制され、小Rで伸ばされ、さらに次の直線部に面接触して次の小Rで折り曲げられると、直線部に面接触した部分の伸びが抑制され、小Rで伸ばされ、・・・、というように、伸ばされる部分を第1成形型の凸部の頂部から順次移動させるようにして成形されるため、伸ばされる部分を分散させることができる。
このように、第1工程では、金属薄板の局部的な伸びを抑制しながら、金属薄板に、凹凸の目標形状(製品形状)に対して周長を略一致させた断面が波形状の凹凸の予備形状が形成される。これにより、次の第2工程では、第1工程によって形成された凹凸の予備形状を第2成形型に押し込むようにして、必要最小限の伸び(例えば、第1工程によって形成された凹凸の周長に対して1〜2%程度の伸び)で凹凸の目的形状を成形することが可能である。
よって、本発明のプレス成形方法では、金属薄板に凹凸を張出し成形する工程を、第1成形型を使用して金属薄板に凹凸の予備形状を成形する第1工程と、第2成形型を使用して予備形状を凹凸の目的形状に成形する第2工程と、によって構成し、第1工程では、金属薄板の伸ばされる部分を第1成形型の凸部の頂部から順次移動させるようにして、目的形状に対して周長を略一致させた予備形状を金属薄板に成形し、第2工程では、予備形状に成形された金属薄板を第2成形型に押し込むようにして、目的形状を金属薄板に成形するので、材料の局部的な伸びを抑制することが可能であり、張出し成形時のくびれに起因する材料の破断を防止することができる。
本発明のプレス成形方法は、第1工程と第2工程との2つの張出し成形(絞り成形)の工程によって構成される。第1工程では、図3〜図5に示される第1成形型11を使用して、金属薄板1に連続する凹凸の予備形状(以下、予備形状、図5参照)を張出し成形する。次の第2工程では、図6〜図8に示される第2成形型21を使用して、予備形状が形成された金属薄板1を、連続する凹凸の目的形状(以下、目的形状、図8参照)に張出し成形する。
第1工程では、第1成形型11を使用して、金属薄板1を張出し成形(絞り成形)する。第1工程では、成形の過程で、図3に示される状態から図4に示される状態を経由して図5に示される状態へ移行する。また、第1工程では、金属薄板1は、第1成形型11の下型12の凸部13の頂部13Aから、順次、連続する小Rと直線とに接触する。換言すると、金属薄板1は、下型12の凸部13の頂部13Aから、断面プロファイルにおける、小R→直線→小R→直線→・・・に順次接触する。
なお、第1工程で得られる予備形状の周長、すなわち、第1絞り形状の周長は、第2工程で得られる目的形状の周長、すなわち、第2絞り形状の周長に対して、1〜2%だけ短い。
次の第2工程では、第2成形型21を使用して、予備形状が形成された金属薄板1を張出し成形(絞り成形)する。第2工程では、成形の過程で、図6に示される状態から図7に示される状態を経由して図8に示される状態へ移行する。この第2工程では、第1工程で得られた予備形状の周長、すなわち、第1絞り形状の周長が、第2工程で得られる目的形状の周長、すなわち、第2絞り形状の周長に略一致されているため、金属薄板1を、第2成形型21に押し込むようにして最小限の歪(伸び)で目的形状(製品形状)に成形することが可能である。
本実施形態によれば、プレス成形型を使用する張出し成形(絞り成形)を第1工程と第2工程とによって構成し、第1工程では、金属薄板1を、第1成形型11の凸部13および16の頂部13Aおよび16Aから、順次、凸部13および16の断面プロファイルにおける連続する小Rと直線とに接触させるので、金属薄板1は、凸部13および16の頂部13Aおよび16Aで伸ばされ、直線部に面接触して次の小Rで折り曲げられると、直線部に面接触した部分の伸びが抑制され、小Rで伸ばされ、さらに次の直線部に面接触して次の小Rで折り曲げられると、直線部に面接触した部分の伸びが抑制され、小Rで伸ばされ、・・・、というように、伸ばされる部分を凸部13および16の頂部13Aおよび16Aから順次移動させるようにして成形される。これにより、金属薄板1の伸ばされる部分を分散させることが可能であり、金属薄板1の局部的な伸び(材料の流動)を抑制することができる。
また、第1工程で得られた予備形状の周長、すなわち、第1絞り形状の周長が、第2工程で得られる目的形状の周長、すなわち、第2絞り形状の周長に略一致されているため、第2工程では、金属薄板1を、第2成形型21に押し込むようにして、最小限の歪(伸び)で目的形状(製品形状)に成形することが可能であり、金属薄板1の局部的な伸びを抑制することができる。
よって、本発明のプレス成形方法では、張出し成形時のくびれに起因する材料の破断を防止することができる。
Claims (1)
- プレス金型を使用して金属薄板に交互に連続する凹凸を張出し成形する方法であって、
前記方法は、第1工程と第2工程とによって構成され、
前記第1工程では、
前記凹凸に対応する凹部と凸部とが交互に形成された第1成形型が使用され、前記第1成形型は、少なくとも前記凸部の断面プロファイルを、複数本の直線で形成して隣接する直線間の交差部を小Rで繋いだ断面プロファイルとし、成形時には、前記金属薄板を、前記第1成形型の凸部の頂部から、順次、連続する前記小Rと前記直線とに接触させながら、前記金属薄板に、前記凹凸に対して周長を略一致させた断面が波形状の前記凹凸の予備形状を成形し、
前記第2工程では、
前記凹凸の予備形状が形成された前記金属薄板を、第2成形型を使用して前記凹凸の目的形状に成形する、ことを特徴とするプレス成形方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013112966A JP5950118B2 (ja) | 2013-05-29 | 2013-05-29 | プレス成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013112966A JP5950118B2 (ja) | 2013-05-29 | 2013-05-29 | プレス成形方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014231075A JP2014231075A (ja) | 2014-12-11 |
JP5950118B2 true JP5950118B2 (ja) | 2016-07-13 |
Family
ID=52124799
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013112966A Expired - Fee Related JP5950118B2 (ja) | 2013-05-29 | 2013-05-29 | プレス成形方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5950118B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6664988B2 (ja) * | 2015-02-24 | 2020-03-13 | 日鉄日新製鋼株式会社 | 金属プレート、積層プレート部品及びプレート式熱交換器の製造方法 |
JP6457856B2 (ja) * | 2015-03-25 | 2019-01-23 | 日新製鋼株式会社 | 連続波形状製品の製造方法 |
JP6798291B2 (ja) * | 2016-12-06 | 2020-12-09 | トヨタ紡織株式会社 | 金属板材の成形方法及び成形装置 |
JP7017944B2 (ja) * | 2018-02-09 | 2022-02-09 | 株式会社三井ハイテック | 金属成形体の製造方法 |
CN115528267B (zh) * | 2022-09-20 | 2023-08-15 | 中国科学院宁波材料技术与工程研究所 | 流场板、燃料电池单体、燃料电池、发电系统及用电设备 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS577331A (en) * | 1980-06-16 | 1982-01-14 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Simultaneous bending method |
JPS5813415A (ja) * | 1981-07-13 | 1983-01-25 | Mitsubishi Electric Corp | 矩形状波板の成形方法および装置 |
JP2003249238A (ja) * | 2002-02-25 | 2003-09-05 | Daido Steel Co Ltd | 溝付き板材の製造方法、その方法で製造された溝付き板材 |
JP5675171B2 (ja) * | 2010-05-25 | 2015-02-25 | 富士工業株式会社 | エッジ形成プレス加工による環状部材及びその製造方法 |
-
2013
- 2013-05-29 JP JP2013112966A patent/JP5950118B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014231075A (ja) | 2014-12-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5950118B2 (ja) | プレス成形方法 | |
CN103857479B (zh) | 带台阶方管的制造方法 | |
US10730090B2 (en) | Method for forming blank and method for determining preforming shape | |
CN107000025A (zh) | 坯料、成形品、模具以及坯料的制造方法 | |
CN103506442B (zh) | 一种铝合金型材无缝折弯加工工艺 | |
JP2014213343A (ja) | 金属板材の成形方法及び成形装置 | |
CN103878246B (zh) | 一种九折工件用的折弯机模具 | |
CN204365929U (zh) | 一种应用于轴承外环加工的冷辗芯轴 | |
CN104271279B (zh) | 钢管的制造方法 | |
JP2009045649A (ja) | プレス成形用金型およびプレス成形方法 | |
CN111014415A (zh) | 一种基于cae技术的拉延筋制造方法 | |
CN105414898A (zh) | 一种翻边成型的直流电机机壳的制作方法 | |
JP2017006943A (ja) | プレス成形品の製造方法 | |
CN101357386B (zh) | 用于一次成型零件翻边的模具及其设计方法 | |
KR20190015465A (ko) | 프레스 성형용 금속판 및 그 제조 방법, 및 프레스품 제조 방법 | |
CN107175466A (zh) | 一种水表铜壳加工方法 | |
CN203686560U (zh) | 成型拉伸折弯预制件 | |
JPWO2015092963A1 (ja) | プレス成形方法、及びプレス成形部品の製造方法 | |
CN105798168B (zh) | 一种深冲汽车安全带安装固定加强板的连续模加工工艺 | |
CN101986458B (zh) | 谐振管加工方法及谐振管 | |
JP6741268B2 (ja) | エンボス形状を有する鋼板の製造方法及び製造装置 | |
JP2005349427A (ja) | フランジ形成方法 | |
CN106001360B (zh) | 薄壁件渐进镦锻成形模具及成形方法 | |
CN205824046U (zh) | 链条的有缝滚子 | |
JP2015174106A (ja) | ワークの曲がり矯正方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150723 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160426 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160511 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160524 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5950118 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |