JP2014210440A - 自動車のウエザーストリップ - Google Patents

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Abstract

【課題】 フランジ(3)の板厚が異なる場合であっても、基準位置となるフランジのアウタ側壁(3C)に対してウエルト部(11)を同じ位置に取り付けて、外観品質を向上させる。【解決手段】 ウエザーストリップ(10)は、フランジ(3)に取り付けられる断面略U字状のウエルト部(11)と、インナ側壁部(21)の外面に形成されて、車体トリム(4)の端縁(4A)を覆い隠すトリムリップ(18)と、を有する。各側壁部(21,22)の内面から頂部(14)へ向けて斜めに延びる保持リップ(21,22)により、フランジ(3)を両側から保持する。アウタ保持リップ(22)の裏側に突起部(23)を突出形成する。フランジ嵌着時には、突起部(23)にアウタ保持リップ(22)が突き当てられて位置決めされる。【選択図】図4

Description

本発明は、自動車の車体側開口部の周縁部に装着されるウエザーストリップに関する。
例えば自動車のトランクによって開閉される車体側開口部の開口縁には、シール性の確保を目的としてウエザーストリップが装着される。このウエザーストリップ30は、図7(a),(b)に示すように、車体側開口部の周縁部に設けられるフランジ31に嵌着する断面略U字状のウエルト部32と、このウエルト部32の外面から延び、車体トリム33の端縁を覆い隠すトリムリップ34と、を有し、このトリムリップ34によって車体トリム33の端縁が露出することがなく、外観品質の向上が図られている。ウエルト部32には、頂部により相互に接続された両側壁部の内面より頂部へ向けて斜めに延びる保持リップ35が設けられ、これらの保持リップ35がフランジ31に弾接することで、ウエルト部32をフランジ31に保持させている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−47448号公報(図2)
フランジ31は、金属板を長手方向(車体開口部の周縁部に沿う周方向)に適宜に繋ぎ合わせて構成されているために、長手方向で厚さが異なるものとなっている。ここで、車体側のフランジ31と車体トリム33との位置関係は、一般的に、フランジ31における車体開口部から遠い側のアウタ側面を基準とし、このアウタ側面と車体トリム33の端縁との距離が一定となるように設定されている。また、従来のウエザーストリップでは、一般的に、ウエルト部がフランジの板厚の中心に取り付けられる。このため、図7(a)に示すようにフランジ31の板厚が厚い部分31Aと、図7(b)に示すようにフランジ31の板厚が厚い部分31Bとで、車体トリム33とトリムリップ34との位置関係がばらついてしまう。なお、図7(b)において二点鎖線で示すトリムリップ34は、フランジの板厚が薄い部分31A(図7(a)参照)でのフリー状態における車体トリム33とトリムリップ34との位置関係を表している。このように車体トリム33とトリムリップ34との位置関係がばらつくと、トリムリップ34の撓み代が増減し、特にフランジ板厚が厚い部分31Bで、車体トリム33とトリムリップ34の先端との間に隙が発生するおそれがある。また、車体トリムとトリムリップとの位置関係が長手方向で異なることで、両者が波打っているような印象を与え、外観品質を損ねるおそれがある。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、フランジの板厚が長手方向でばらついている場合であっても、フランジに対するウエルト部の取付位置、特に、フランジのアウタ側面に対するウエルト部の取付位置を適正化し、外観品質を向上することを主たる目的としている。
そこで、第1の発明の自動車のウエザーストリップは、
車体側開口部の周縁部に設けられたフランジに取り付けられ、このフランジを挟んで対向する一対の側壁部が頂部により相互に接続された断面略U字状をなすウエルト部と、
上記一対の側壁部のうちで上記車体側開口部寄りのインナ側壁部の外面に形成されて、車体トリムの端縁を覆い隠すトリムリップと、
上記一対の側壁部のそれぞれの内面から上記頂部へ向けて斜めに延び、上記フランジに弾接して撓み変形することで、上記ウエルト部を上記フランジに保持させる保持リップと、
上記一対の側壁部のうちで上記車体側開口部から遠い側のアウタ側壁部の内面における上記保持リップの裏側に突出形成され、上記保持リップの先端側がアウタ側壁部に近づくように撓み変形する際に、この保持リップに当接する突起部と、
を有することを特徴としている。
第2の発明は、上記フランジの車体側開口部から遠い側のアウタ側面と、上記車体トリムの端縁と、の距離が一定とされており、上記アウタ側壁部の保持リップが上記突起部に当接することによって、上記フランジのアウタ側面に対して上記ウエルト部が位置決めされるように構成されている。
第3の発明は、上記インナ側壁部の保持リップの肉厚を、上記アウタ側壁部の保持リップの肉厚より厚くしている。
第4の発明は、上記頂部の外面に形成され、上記車体側開口部を開閉する開閉体の閉時にこの開閉体の周縁部に弾接する中空シール部を有している。
上記第1の発明では、ウエルト部の両側の側壁部のうち、アウタ側壁部の内面における保持リップの裏側に突起部が突出形成されており、フランジ嵌着時に保持リップの先端側がアウタ側壁部に近づくように撓み変形する際に、突起部が保持リップに当接する。つまり、フランジの厚さにかかわらず、保持リップがアウタ側壁部の突起部に突き当てられた状態に位置決めされることで、アウタ側壁部とフランジとの距離が一定に保持される。
従って、例えば第2の発明のように、車体側におけるフランジのアウタ側面と車体トリムの端縁との距離が一定に設定されている場合、フランジの厚さにかかわらず、フランジのアウタ側面に対するウエルト部の位置をほぼ一定に保ち、ひいては車体トリムの端縁とトリムリップとの位置関係が一定に保持されるために車体トリムの端縁とトリムリップの先端との間の隙を防止することができ、外観品質を向上することができる。
また、第3の発明のように、インナ側壁部の保持リップの肉厚を相対的に厚くすることで、この厚肉なインナ側壁部の保持リップによって、フランジの厚さが比較的薄い場合であっても、フランジがアウタ側壁部の方向に押し付けられて、アウタ側壁部の保持リップが突起部に当接した状態により確実に保持することができる。
特に、第4の発明のように、上記頂部の外面に中空シール部を有する構成の場合、フランジに沿う方向に中空シール部が張り出す形となるために、フランジに対するウエルト部の位置にばらつきを生じると、ウエルト部がフランジに対して傾く、いわゆる倒れや転び現象を生じ易いことから、フランジに対するウエルト部の位置決めが可能な本発明が極めて有効である。
本発明によれば、保持リップによりウエルト部をフランジに安定して保持させた上でフランジの板厚が長手方向でばらついているような場合であっても、突起部によりフランジに対するウエルト部の取付位置を適正化し、車体トリムの端縁とトリムリップの先端との隙を防止して、外観品質を向上することができる。
本発明の第1実施例に係るウエザーストリップが装着される自動車のトランク開口部を示す斜視図。 図1のA−A線に沿うウエザーストリップの自由長の状態を示す断面図。 板厚が薄いフランジにウエザーストリップが取り付けられた状態を示す断面図。 板厚が厚いフランジにウエザーストリップが取り付けられた状態を示す断面図。 本発明の第2実施例に係るウエザーストリップが装着される自動車のドア開口部を示す説明図。 図4のB−B線に沿うウエザーストリップの自由長の状態を示す断面図。 従来例のウエザーストリップを示し、図7(a)が板厚が薄いフランジに取り付けられた状態、図7(b)が板厚が厚いフランジに取り付けられた状態を示す断面図。
以下、図示実施例により本発明を説明する。図1〜図4は、本発明の第1実施例に係る自動車用のウエザーストリップ10を示している。図1に示すように、トランク1が開閉する車両後部のトランク開口部2には、その周縁部に沿って、長尺なウエザーストリップ10が全周にわたって閉ループ状に装着されている。
図2は図1のA−A線に沿う位置でのウエザーストリップの自由長の状態での断面図である。また、図3はウエザーストリップ10がフランジ3の板厚が薄い部分3Aに装着された状態を示す断面図であり、図4はウエザーストリップ10がフランジ3の板厚の厚い部分3Bに装着された状態を示す断面図である。車体側のフランジ3は、金属板を長手方向で適宜に繋ぎ合わせて閉ループ状に構成されているために、図3に示すように、金属板が一枚の部分3Aでは厚さが薄くなり、図4に示すように、複数の金属板を重ね合わせた部分3Bでは厚さが厚くなる。つまり、長手方向でフランジ3の厚さ・板厚が異なるものとなっている。
ウエザーストリップ1は、均一断面に押出成形されるものであって、断面略U字状のウエルト部11を有している。このウエルト部11は、相互に対向する一対の側壁部12,13同士をそれらの間に介在する頂部14をもって相互に接続することにより、頂部14と正対する位置を開口部15として全体として断面略U字状に形成され、自動車の車体側接合部であるフランジ3を受容してこれを挟持している。ウエルト部11の内部には当該ウエルト部11と相似形をなす金属製または樹脂製の芯材16が埋設されている。
なお、一対の側壁部12,13のうち、フランジ3よりもトランク開口部2に近い側・インナ側に位置することとなる室内側の側壁部12をインナ側壁部12と呼び、フランジ3よりもトランク開口部2から遠い側・アウタ側に位置することとなる室外側の側壁部13をアウタ側壁部13と呼ぶ。
このウエルト部11の外面側には、中空シール部17,トリムリップ18及び補助リップ19が一体的に形成されている。中空シール部17は、頂部14の外面に付帯形成され、略菱形の閉ループ状をなし、フランジ3の突出方向に沿う形で頂部14より上方へ突出している。この中空シール部17がトランク閉動作時にトランク1(図1参照)の裏面側と弾接することによって、トランク1とのシール性が確保される。トリムリップ18は、インナ側壁部12の頂部14近傍から適宜に湾曲しつつ側方へ延在し、車体側の内装材としての車体トリム4の端縁4Aを覆い隠すように、この車体トリム4の端縁4A近傍の外面に当接している。補助リップ19は、アウタ側壁部13の先端より斜め外方へ延びている。この補助リップ19は、車体パネル(図示省略)に弾接することで、見栄えを良くするとともにウエルト部11の倒れや転びを抑制する機能を有している。
このように、相手部品に弾接する中空シール部17,トリムリップ18及び補助リップ19は、相対的に軟質なスポンジゴムにより形成されており、フランジ3に嵌着するウエルト部11は、後述する保持リップ21,22及び突起部23を含めて、所期の保持力を確保するために、相対的に硬質なソリッドゴムにより形成されている。
ウエルト部11の各側壁部12,13の内面には、ウエルト部11の深さ方向で二段にわたって、頂部14へ向けて斜めに延びる保持リップ21,22が一体的に形成されている。これらの保持リップ21,22がフランジ3に弾接して撓み変形することで、ウエルト部11がフランジ3に安定して保持される。インナ側壁部12に設けられるインナ保持リップ21は、アウタ側壁部13に設けられるアウタ保持リップ22に比して、厚さが厚い厚肉形状に形成されるとともに、その長さが長く設定されている。
そして、アウタ保持リップ22の裏側に、位置決め用の一対の突起部23が突出形成されている。各突起部23は、先端へ向けて徐々に細くなる断面略台形状であって、つまり保持リップ21,22に比して厚肉な中実形状で相対的に剛性・反力の高いものとされている。その一方、保持リップ21,22は頂部14に向かって斜めに突出する略舌片状のものであるために、その突出長さに応じた相応の可撓性を有している。
このように構成されたウエザーストリップ1は、図3及び図4に示すように、相手側となるフランジ3に嵌着・保持された時には、保持リップ21,22が頂部14に向かって撓み変形しつつ、ウエルト部11がそのフランジ3を受容して、当該フランジ3の両側からそのフランジ3を挟持する形となる。
このようなフランジ3への嵌着時には、アウタ保持リップ22が撓み変形しつつ、その裏面側が突起部23に当接して突き当てられた状態となる。ここで、保持リップ21,22の撓み反力・剛性よりも突起部23の撓み反力・剛性の方が十分に大きいことから、フランジ3はアウタ保持リップ22を挟んで突起部23に押し付けられるようにして位置決め固定された状態となり、同時にフランジ3には両側の保持リップ21,22から撓み反力が作用することになる。つまり、両側の保持リップ21,22の撓み変形により生じる反力によってフランジ3を両面から加圧挟持しつつ、突起部23により所定位置に位置決め固定された状態となる。
この点について、更に具体的に説明すると、保持リップ21,22は突起部23に比して反力・剛性が低いことから、図4に示すようにフランジ3の板厚が厚い部分3Bでは、図3に示すようにフランジ3の板厚が薄い部分3Aに比して、アウタ保持リップ22が突起部23に突き当てられた状態で、インナ保持リップ21が大きく撓み変形することとなる。つまり、フランジ3の板厚にかかわらず、位置決め基準となるフランジ3のトランク開口部2から遠い側のアウタ側面3Cと、アウタ側壁部13(の例えば内面側)との距離D1が略一定となり、ひいては、アウタ側面3Cに対してウエルト部11がほぼ同じ位置に位置決めされた状態に保持される。
ここで、車体側の車体トリム4とフランジ3のアウタ側面3Cとの距離D2は一定に設定されている。従って、車体トリム4に対するウエルト部11の位置関係についても、フランジ3の厚さにかかわらずほぼ同じ位置に保持される。この結果、フランジ3の板厚にかかわらず、車体トリム4に対するトリムリップ18の位置関係もほぼ一定となり、トリムリップ18の撓み代が長手方向で均一化されるために、車体トリム4の端縁とトリムリップ18の先端との隙を防止することや、外観品質を向上することができる。
なお、仮にアウタ保持リップ22を省略し、突起部23をフランジ3のアウタ側面3Cに直接的に突き当てる構成とした場合、ウエルト部11に抜け方向(図3,図4の上方向)の外力が作用したような場合に、フランジ3に対する保持力が低下し、脱落を招くおそれがある。これに対して本実施例では、4つの保持リップ21,22がフランジ3の抜け方向とは逆方向に撓んだ状態でフランジ3を両側から挟持しているために、保持リップ21,22の撓み変形に伴う反力によって抜け方向の外力に対抗することとなり、フランジ3に対するウエザーストリップ1の保持力を十分に確保することができる。
更に、本実施例のトランク用のウエザーストリップ10のように、頂部14の外側に中空シール部17が設けられており、つまりフランジ3の突出方向に沿う形で中空シール部17が設けられているウエザーストリップ10の場合、トランク閉時に外力がフランジ3に沿う形で作用することから、フランジ3に対してウエルト部11の位置がばらつくと、ウエルト部11がフランジ3に対して傾く、いわゆる転びや倒れを招くおそれがある。この点に関して本実施例では、フランジ3の厚さにかかわらず、フランジ3の位置基準となるアウタ側面3Cに対してウエルト部11の位置が一定化されているために、上記の転びや倒れの発生を抑制することができる。つまり本発明は、本実施例のように頂部14の外側に中空シール部17が設けられたウエザーストリップ10に特に有効である。
また本実施例では、インナ保持リップ21を、アウタ保持リップ22に比して、肉厚を厚く、かつ、長く設定している。このために、図3に示すようにフランジ3の板厚が薄い場合にも、先ず相対的に薄肉で短いアウタ保持リップ22が優先的に撓み変形して突起部23に当接した位置決め状態に保持されることとなり、つまりフランジ3の板厚にかかわらずウエルト部11を適正な位置に位置決め保持することができる。
図5及び図6は本発明の第2実施例を示している。なお、上記第1実施例と共通する部分には同一符号を付し、重複する説明を適宜省略する。この第2実施例に係るウエザーストリップ10Aは、図5に示すように、自動車の前後のドアにより開閉されるドア開口部2Aの周縁に閉ループ状に装着される。
図6に示すように、このウエザーストリップ10Aは、中空シール部17Aがドア閉時にドア(図示省略)の周縁部に弾接するようにアウタ側壁部の側方に付帯形成されている点で、上記第1実施例と異なっている。その他の構成については上記第1実施例とほぼ同様である。すなわち、アウタ保持リップ22の裏側に突起部23が突出形成され、ウエルト部11をフランジ3に嵌着する際に、アウタ保持リップ22が突起部23に突き当てられて位置決め保持されるように構成されている。このように、ドア開口部2Aに装着される第2実施例のウエザーストリップ10Aにおいても、上記の第1実施例と同様、両側の保持リップ21,22によりフランジ3に対するウエルト部11の保持力を十分に確保した上で、突起部23によってフランジ3の板厚にかかわらずフランジ3のアウタ側面3Cに対するウエルト部11を同じ位置に保持することができ、トリムリップ18の撓み代を長手方向で均一化して外観品質の向上を図ることができる。
以上のように本発明を具体的な実施例に基づいて説明してきたが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、種々の変形・変更を含むものである。例えば、上記実施例では各側壁部に保持リップがそれぞれ2本設けられているが、1本あるいは3本以上であっても良く、また両側の側壁部で保持リップの本数が異なるものであっても良い。
1…トランク(開閉体)
2…トランク開口部(車体側開口部)
2A…ドア開口部(車体側開口部)
3…フランジ
4…車体トリム
10,10A…ウエザーストリップ
11…ウエルト部
12…インナ側壁部
13…アウタ側壁部
17,17A…中空シール部
18…トリムリップ
21…インナ保持リップ
22…アウタ保持リップ
23…突起部

Claims (4)

  1. 車体側開口部の周縁部に設けられたフランジに取り付けられ、このフランジを挟んで対向する一対の側壁部が頂部により相互に接続された断面略U字状をなすウエルト部と、
    上記一対の側壁部のうちで上記車体側開口部寄りのインナ側壁部の外面に形成されて、車体トリムの端縁を覆い隠すトリムリップと、
    上記一対の側壁部のそれぞれの内面から上記頂部へ向けて斜めに延び、上記フランジに弾接して撓み変形することで、上記ウエルト部を上記フランジに保持させる保持リップと、
    上記一対の側壁部のうちで上記車体側開口部から遠い側のアウタ側壁部の内面における上記保持リップの裏側に突出形成され、上記保持リップの先端側がアウタ側壁部に近づくように撓み変形する際に、この保持リップに当接する突起部と、
    を有することを特徴とする自動車のウエザーストリップ。
  2. 上記フランジの車体側開口部から遠い側のアウタ側面と、上記車体トリムの端縁と、の距離が一定とされており、
    上記アウタ側壁部の保持リップが上記突起部に当接することによって、上記フランジのアウタ側面に対して上記ウエルト部が位置決めされるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の自動車のウエザーストリップ。
  3. 上記インナ側壁部の保持リップの肉厚を、上記アウタ側壁部の保持リップの肉厚より厚くしたことを特徴とする請求項1に記載の自動車のウエザーストリップ。
  4. 上記頂部の外面に形成され、上記車体側開口部を開閉する開閉体の閉時にこの開閉体の周縁部に弾接する中空シール部を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の自動車のウエザーストリップ。
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