JP2014201960A - 建物 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】箱状の建物本体3を形成する軸組架構を備え、軸組架構の第1の外周構面から外側に持ち出された持ち出し部8を備え、第1の外周構面の外側を覆う外側帳壁6と、持ち出し部8の外側の側面を覆う外側持ち出し帳壁24とを同一直線上に連続させる。また、第1の外周構面の内側を覆う内側帳壁7と、持ち出し部8の内側の側面を覆う内側持ち出し帳壁25とを同一直線上に連続させる。これにより、内側持ち出し帳壁25を、軸組架構の内部まで入り込んだ内側帳壁に対して連続させることができるので、壁スラブとして認識される領域を広げて、壁式構造の建物1のような意匠を実現することができる。
【選択図】図1
Description
建物本体3の軸組架構4は、柱梁等の棒状の強度部材が組み合わされて構成されている。軸組架構4の柱11は、例えば中空の矩形断面を有する鉄骨部材であり、上下方向に延在し、柱11の下端は基礎から上方へ突出するアンカーボルトなどに固定されていてもよく、基礎に固定された梁12に連結されていてもよい。柱11は、水平方向に所定の間隔離れて複数配置されている。
軸組架構4は、建物本体3の外周に沿う所定の外周構面5、及び所定の外周構面5に対して直交する外周構面である直交外周構面(第2の外周構面)13を有している。所定の外周構面5及び直交外周構面13が直交する建物本体3の角部には、柱11が配置されている。所定の外周構面5及び直交外周構面13に沿うように、梁12が配置されている。
外側帳壁6は、建物本体3の外周壁2を構成するいわゆるカーテンウォールであり、上述したように、ALC等の防火性能を有する部材によって構成され、建物1の外部に対して露出されている。外側帳壁6は、取付け金具を介して柱11及び梁12に固定されている。
建物本体3は、軸組架構4の外周構面5の内側を覆う内側帳壁7を備えている。内側帳壁7は、平面視において建物本体3の内部側に配置されていると共に、建物1の外部に対して区切られていない空間に露出しており、建物1の外部から視認可能である。建物1では、1階部分にピロティ14、2階及び3階部分にロッジア15が設けられ、これらのピロティ14及びロッジア15に隣接する外周構面5の内側を覆うように内側帳壁7が設けられている。内側帳壁7は、外側帳壁6と同一の材質であり、ALC等の防火性能を有する部材によって構成されている。内側帳壁7は、取付け金具を介して柱11及び梁12に固定されている。なお、内側帳壁7の材質は、外側帳壁6と異なるものでもよい。
ピロティ14は、東側の外周構面5の内側に隣接すると共に、南北方向に延在し、建物本体3の外部に対して開放されている。例えば、外部から敷地内に進入した車両は、ピロティ14を通過して、反対側から敷地外の道路へ出ることが可能である。また、ピロティ14に隣り合う持ち出し部8は、外周構面5の延在する方向の両端から互いに反対方向に持ち出されている。持ち出し部8は、1階部分において、ピロティ14の外側でピロティ14に沿って延在している。
ロッジア15は、建物本体3の2階及び3階部分に設けられた洋室16から持ち出し方向に沿って持ち出され、建物本体3の外部に対して露出されている。ロッジア15は、外周構面5の建物本体3の内側に隣接している。また、外周構面5の延在する方向に沿って持ち出された持ち出し部8は、ロッジア15の先端より外方へ張り出している。
持ち出し部8は、いわゆる袖壁であり、図5に示すように、所定の外周構面5の延在方向の端部から建物本体3の外方に向けて持ち出されている。具体的には、所定の外周構面5と直交外周構面13とが交差する建物本体3の角部から、外周構面5の延在方向に沿って持ち出されている。持ち出し部8は、所定の外周構面5の一方の端部から持ち出されていてもよく、所定の外周構面5の両方の端部から互いに反対方向に持ち出されていてもよい。
持ち出し部8の持ち出し架構9は、梁等の棒状の強度部材が組み合わされて構成され、建物本体3の軸組架構4から持ち出された片持ちの梁を有する。なお、持ち出し架構9は、強度部材として柱を備える構成でもよい。
持ち出し架構9は、持ち出し方向に沿う持ち出し構面23を有し、この持ち出し構面23は、外周構面5に対して同一直線上に連続している。持ち出し構面23は、所定の外周構面5に対して同一直線上に連続している。
持ち出し帳壁10は、持ち出し構面23の外側を覆う外側持ち出し帳壁24、持ち出し構面23の内側を覆う内側持ち出し帳壁25、及び持ち出し構面23の持ち出し方向の先端側を覆う先端持ち出し帳壁26を有する。
また、建物1は、建物本体3の上部側で水平方向に延在すると共に、持ち出し方向に張り出した張り出し部として庇27を備えている。庇27は、ロッジア15の上方にそれぞれ配置され、持ち出し部8は、上方に配置された庇27より外方に持ち出され、持ち出し部8の先端は、地面から上端まで上下方向に一直線状に連続し、短帳壁20及び庇27など水平方向に延在する部材によって遮られていない。
3…建物本体
4…軸組架構
5…所定の外周構面(第1の外周構面)
6…外側帳壁
7…内側帳壁
8…持ち出し部
9…持ち出し架構
10…持ち出し帳壁
13…直交外周構面(第2の外周構面)
18…直交帳壁
19…床(内部床)
20…短帳壁
23…持ち出し構面
24…外側持ち出し帳壁
25…内側持ち出し帳壁
26…先端持ち出し帳壁
27…庇(張り出し部)
Claims (4)
- 箱状の建物本体の外周に沿って交差する第1及び第2の外周構面を有する鉄骨造あるいは木造の軸組架構を備えた建物において、
前記軸組架構の前記第1の外周構面の外側を覆う外側帳壁と、
前記第1の外周構面の内側を覆う内側帳壁と、
前記第1及び第2の外周構面が交差する角部から外側へ持ち出された持ち出し部と、を備え、
前記持ち出し部は、前記持ち出し部の構面を有する持ち出し架構と、
前記持ち出し架構の持ち出し方向の先端面及び前記先端面と交差する両側面を覆う持ち出し帳壁とを有し、
前記持ち出し帳壁のうち前記持ち出し架構の一方の側面を覆う外側持ち出し帳壁は、前記第1の外周構面の外側を覆う前記外側帳壁に対して同一直線上に連続し、
前記持ち出し帳壁のうち前記持ち出し架構の他方の側面を覆う内側持ち出し帳壁は、前記第1の前記外周構面の内側を覆う前記内側帳壁に対して同一直線上に連続している、ことを特徴とする建物。 - 前記持ち出し部の持ち出し方向に面すると共に前記第1の外周構面に直交する前記第2の外周構面である直交外周構面より、前記建物本体の内側に配置され、前記第1の外周構面に直交する直交帳壁と、
前記建物本体の内部床の前記持ち出し方向の先端を支持する梁の外側を覆う短帳壁と、を更に備え、
前記内側帳壁は、前記直交外周構面より前記建物本体の内側へ、前記直交帳壁まで連続し、
前記内部床の前記先端は、前記直交外周構面に一致しており、
前記短帳壁の高さ寸法は、前記持ち出し部の先端面の幅寸法と略等しいことを特徴とする請求項1に記載の建物。 - 前記建物本体の上部側で、水平方向に延在すると共に前記持ち出し方向に張り出した張り出し部を更に備え、
前記持ち出し帳壁の上端は、前記張り出し部よりも外側へ持ち出されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の建物。 - 前記持ち出し部は、前記第1の外周構面の延在する方向の両端から互いに反対方向に持ち出されていることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の建物。
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