JP2014196587A - アンダーシャツ - Google Patents

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Abstract

【課題】身頃と袖部とが曲線的に接着されたアンダーシャツであって、接着部分が薄く仕上がることにより、肌触りが良く、かつ、アウターに響かない。【解決手段】アンダーシャツ10は、丸編みされた身頃部11と、左右の袖部12とを有している。身頃部11と袖部12とは別々に編成された伸縮性編地であって、接着剤を用いた貼り合わせ構造により身頃部11と袖部12とが肩部で接合されており、縫着された部分を備えない。【選択図】図1

Description

本発明は、複数の生地部品を接着して製作される衣類に関し、特に、接着部分が薄く仕上がることにより、肌触りが良く、かつ、アウターに響かないアンダーシャツに関する。
アンダーウェアの1つであるショーツは、前身頃と後身頃とを両脇および股下において接合して製造されている。前身頃と後身頃の接合は、ミシンで縫合するのが一般的であるが、このようなショーツは、地縫いや端ミシンによって縫い糸が重なるだけでなく、袋縫いによる生地の重なりで、縫合部分が非常に分厚くなるため、ごろついて肌触りが悪かった。
アンダーウェアを製造する場合に、複数の生地部品の接合を、このようなミシンによる縫合によらないで接着により製造する技術がある。たとえば、特開2005−226175号公報(特許文献1)は、複数の生地部品の突き合わせ部の少なくとも片面に低融点樹脂シートと高融点樹脂シートとが積層一体化された熱融着テープが配置され、前記高融点樹脂シートと前記複数の生地部品とが前記低融点樹脂シートにより融着接合されていることを特徴とするキャミソール、タンクトップ型シャツ、ショーツを開示する。
さらに、この特許文献1に開示された接合方法では、生地を裁断する際の寸法精度が要求されるだけでなく、生地どうしを正確に付き合わせなければならないため、加工が面倒で不良品も発生し易いという問題点を解決する技術がある。たとえば、実用新案登録第3136098号公報(特許文献2)は、前身頃および後身頃から成り、前身頃と後身頃との接合部分において、前身頃端部と後身頃端部を重ね合わせて、当該箇所を熱可塑性樹脂フィルムで接着してあり、クロッチ部に裏当て布を熱可塑性フィルムで接着し、前身頃および後身頃は切りっ放し生地としたショーツを開示する。
これらの特許文献1および特許文献2に開示されたアンダーウェアにおける接着部分は、いずれも直線部分でしかない。アンダーシャツの中でも、袖部を備える場合、身頃部と左右袖部とを曲線状に接着する必要があるが、直線状に接着テープ等で接着することは容易であるが、曲線状に接着する場合に、上述した特許文献の技術を適用することができない。
また、実開昭61−39112号公報(特許文献3)は、一体化された身頃部および袖部を備えた衣類を接着により製造する技術を開示する。特許文献3は、袖部をも一体とされた背面素材片と同じく袖部をも一体とされた前面素材片より成り、これらの素材片を袖口、首廻りおよび下端口以外における周縁部に融着の如きである接着ライン部によって接着一体化したことを特徴とする衣服を開示する。
特開2005−226175号公報 実用新案登録第3136098号公報 実開昭61−39112号公報
しかしながら、特許文献3に開示された接着方法は、袖部および身頃部を備える前面素材片と袖部および身頃部を備える背面素材片とを、開口部以外を接着する方法であって、主にアウターを製造する場合に適用される。この技術を適用して、アンダーシャツの身頃部と左右袖部とを曲線状に接着すると、腕の昇降が極めて行い難く、着用感が悪いという問題がある。
本発明は、上述した問題点に鑑みて開発されたもので、その目的とするところは、身頃部と袖部とを備え、それらが曲線的に接着されたアンダーウェアであって、着用感のよいアンダーシャツを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明のアンダーシャツは以下の技術的手段を講じている。
すなわち、本発明のアンダーシャツは、伸縮方向を有する伸縮性編地から構成されるアンダーシャツであって、少なくとも身頃部および左右袖部からなり、前記身頃部では伸縮方向が身幅方向となる向きで伸縮性編地が配置され、前記左右袖部では伸縮方向が腕回り方向となる向きで伸縮性編地が配置され、別々のパーツからなる前記身頃部と前記左右袖部との接合部において互いの端部が、接着剤により貼り合わせられていることを特徴とする。
好ましくは、前記身頃部におけるアームホールの略円形全周と前記左右袖部におけるアームの略円形全周とを重ね合わせた領域に形成される接着パターンを介して貼り合わせられているように構成することができる。
さらに好ましくは、前記接着パターンは、線状であって、前記円形の周方向に繰り返し設けられるように構成することができる。
さらに好ましくは、前記接着パターンは、前記接着剤を所定形状に形成することで前記身頃部および前記袖部同士が連続的に接着される接着部と、当該接着部により平面視において開口形成され、前記身頃部および前記袖部同士が前記接着剤により接着されない非接着部と、からなり、前記接着部と前記非接着部とが前記円形の周方向に繰り返し設けられるように構成することができる。
さらに好ましくは、前記所定形状は、ジグザグ状またはカーブ状であるように構成することができる。
さらに好ましくは、前記接着パターンは、点状であって、前記円形の周方向に繰り返し設けられるように構成することができる。
さらに好ましくは、前記接着剤は、熱可塑性樹脂からなるように構成することができる。
さらに好ましくは、前記接着剤は、反応型ホットメルト樹脂であるように構成することができる。
本発明によれば、身頃部と袖部とを備え、それらが曲線的に接着されたアンダーウェアであって、着用感のよいアンダーシャツを提供することができる。
本発明の実施の形態に係るアンダーシャツの正面図である。 本発明の実施の形態に係るアンダーシャツの背面図である。 図1の部分拡大図である。 着用状態を示す上面図である。 着用状態を示す斜視図である。 身頃と袖部との接着手順を示す図である。 着用感を評価するための官能試験結果を示す図である。 動作時の着圧変化を示す図である。 アウターへの響き(段差形成)を説明するための図である。 本発明の変形例に係るアンダーシャツの身頃と袖部との接着手順を示す図である。
以下、本発明の実施の形態に係るアンダーシャツ10について図面を参照して説明する。本発明は、男性用、女性用を問わないアンダーシャツである。以下においては、アウターの衣服(たとえば薄手のニット)の下に着用でき、肌触りが良く、かつ、アウターに響かない、女性用のアンダーシャツについて説明する。
[全体構成]
図1に本実施の形態に係るアンダーシャツ10の正面図を、図2にアンダーシャツ10の背面図をそれぞれ示す。これらの図に示すように、このアンダーシャツ10は、丸編みされた身頃部11と、左右の袖部12とを有している。身頃部11と袖部12とは別々に編成された伸縮性編地であって、後述するように、接着剤を用いた貼り合わせ構造により
身頃部11と袖部12とが肩部で接合されて、アンダーシャツ10の全体を形成している。
ここで、このアンダーシャツ10の伸縮方向について説明する。身頃部11は、図1および図2の紙面横方向がコース方向であって(ウェール方向よりも)伸縮しやすい方向であって(胴回りに沿って伸びやすい)、袖部12は、腕の周囲長に沿った方向がコース方向であって(ウェール方向よりも)伸縮しやすい方向である(腕回りに沿って伸びやすい)。なお、コース方向とはヨコ編地における編成方向と同一方向を意味し、ウェール方向とはコース方向と直交する方向を意味する。
上記のようなコース方向使いの場合、身頃部11のアームホールは伸縮しにくく、袖部12の腕回り方向は伸縮しやすい。この場合において、一般的な縫着で袖部12を身頃部11に接合する場合には、伸びやすい袖部12に伸びにくい身頃部11に過不足なく縫い合わせる必要があるので、袖部12の腕回り方向長さを身頃部11のアームホールよりも短く設計している。一方、後述する接着剤を用いた貼り合わせ構造の場合には、このように袖部12の腕回り方向長さを身頃部11のアームホールよりも短く設計してしまうと、袖部12の腕回り方向長さが不足してしまうことがある。このため、袖部12の腕回り方向長さは、身頃部11のアームホールと同じであるか、身頃部11のアームホールよりも長く設計している。なお、ヨコ編地をアンダーシャツに用いる場合は上述のとおりであるが、タテ編地を用いる場合は、コース方向とウェール方向がヨコ編地の場合と逆になる。したがって、図1および図2の紙面横方向がウェール方向、ウェール方向と直交する方向がコース方向となる。
ここで、伸縮方向を有する伸縮性編地とは、上述した方向(コース方向およびウェール方向)のうちの一方向での伸縮率がそれと直交する方向を含む他の方向よりも大きい方向を伸縮方向として有する伸縮性編地をいう。なお、このような伸縮性編地においては、上述した方向(コース方向およびウェール方向)のうちの一方向またはその一方向の近傍の方向が、その編み地において最も大きな伸縮率となる方向(最大伸縮方向)となる。
なお、身頃部11は、前身頃と後身頃とを、接着剤を用いた貼り合わせ構造により接合されたものであっても構わない。また、袖部12は、丸編機により編成された丸編地をそのまま用いたものであってもよく、また、横編機または丸編機により編成された編地を裁断し、その後接着剤を用いた貼り合わせ構造により筒状に接合されたものであっても構わない。本実施の形態における袖部12は後者であるとする。
いずれにしても、別々に編成された身頃部11と左右の袖部12とが、接着剤により貼り合わせられており、縫着されていない。さらには、このアンダーシャツ10は、縫着部を一切備えず、別々に編成された各部位は、貼り合わせ構造により接着されている。
身頃部11の上側であって着用者の首部に対応する部分には、開口部として浅いU字形状に剔られた衿部が形成され、身頃部11の下側であって着用者のウエスト部に対応する部分には、開口部として身頃下端部が形成され、袖部12の端部であって着用者の手首部に対応する部分には、開口部として手先を出すための袖口部が形成されている。これらの開口部における生地端は、周縁を切りっぱなし仕様とされた生地(周縁処理が不要な伸縮性編地)で構成されている。以下にこの生地について説明する。
上述したように、これらの身頃部11および袖部12は、伸縮性編地の周縁を切りっぱなし仕様(状態)のままで使用するために、熱融着性繊維(例えば、ポリウレタン繊維等の比較的に低融点の熱融着性繊維が好ましい)と該繊維よりも高融点の他の繊維(例えば、綿、ポリエステル、ナイロン、ポリエチレン、キュプラ等の前記熱融着性繊維よりも高融点の繊維が好ましい)とを含み、予め、熱融着性繊維の融点以上で他の繊維の融点以下の温度で熱セットされて解れ止め処理されるのが好ましい。このように、解れないように周囲が周縁処理(パイピング処理)されていないために肌に直接触れても、着心地が良いことに加えて、衿部、身頃下端部および袖口部に折り返しの厚みがアウターの衣服に出てしまうこともない。
さらに、アンダーシャツ10の生地が切りっぱなし仕様のままで使用される場合について、以下に具体的に説明する。この生地には、綿やレーヨンなどの保水性の高い糸とポリ
ウレタン(熱融着性繊維)により編成された緯編地などが使用可能である。
より好ましくは、この生地は、ベアフライス(熱融着性乃至熱溶着性ポリウレタンのベア繊維糸と他の糸とのプレーティング編みで、編成後、熱セットによるフリーカット適合素材)とされ、綿とレーヨンの混紡糸とポリウレタン(ベア糸)20〜50デシテックスにより編成された緯編地を使用することが好ましい。
また、この生地には、消臭機能が付与されていることが好ましい。消臭加工は、主成分として、酸化亜鉛等を含んだ無機物を耐久付着させ、これによるアンモニアの中和反応、酢酸・イソ吉草酸の吸着反応によって消臭効果を発揮させるのが好ましい。
このような生地を用いることにより、アンダーシャツ10の周縁を切りっぱなし状態のままで使用することができるので、周縁処理がなくても周縁が解れることがなく、また、嵩張らず、ソフトで柔軟性に富むものとすることができ、着心地が良いものとなる。
[特徴的な構成]
以下、本実施の形態に係るアンダーシャツ10の特徴的な構成について、図3〜図5を参照して説明する。ここで、図3は、このアンダーシャツ10の左半分の部分拡大図であって、図4は、アンダーシャツ10の着用状態を示す上面図であって、図5は、このアンダーシャツ10の着用状態を示す斜視図である。
これらの図に示すように、このアンダーシャツ10において、身頃部11の上側の左右端は衿部を構成するために、接着剤を用いた貼り合わせ構造112を備え、袖部12は横編機または丸編機により編成された編地を裁断して筒状に形成するために、接着剤を用いた貼り合わせ構造120を備え、身頃部11と袖部12とを肩部で接合するために、接着剤を用いた貼り合わせ構造110を備える。
これらの貼り合わせ構造110、112、120は、後述するように、基本的に同じ構造を備える。この貼り合わせ構造の中で、貼り合わせ構造112、120は、直線的であるのに対して、貼り合わせ構造110は、曲線的かつ全周であることが特徴であって、従来は接着剤による接合が不可能であった。この貼り合わせ構造110を含め貼り合わせ構造112、120は、以下に示す貼り合わせ構造により実現されている。なお、以下においては、貼り合わせ構造110、112、120は同じ構造を備えるので、貼り合わせ構造110について説明する。
この貼り合わせ構造110は、伸縮性生地同士となる身頃部11(伸縮性生地1)及び袖部12(伸縮性生地2)を接着剤により形成される接着パターンPを介して貼り合わせる生地の貼り合わせ構造である。身頃部11と袖部12との接着手順を示す図6を参照して、この貼り合わせ構造について詳しく説明する。なお、図6においては、身頃部11の袖接合部の表側に袖部12の身頃接合部が重ねられているが(袖部12が上)、この逆で、身頃部11の袖接合部の裏側に袖部12の身頃接合部が重ねられていても(身頃部11が上)構わない。
[貼り合わせ構造]
前記接着パターンPは、図6に示すように、前記接着剤を所定形状(図6では、ジグザグ形状)に形成することで伸縮性生地1及び伸縮性生地2が連続的に接着される接着部3と、当該接着部3により平面視において開口形成され、伸縮性生地1及び伸縮性生地2が前記接着剤により接着されない非接着部4と、からなり、前記接着部3と前記非接着部4とが所定方向(図6では、袖部12の腕回りに沿った伸縮性を有する方向)に繰り返し設けられる。
接着パターンPは、前述したように、接着部3と、非接着部4とからなり、図6に示すように、接着剤が伸縮性生地1及び伸縮性生地2のそれぞれの接着面1a、接着面2aに熱接着して固着した接着部位の平面視形状のことをいう。
また、接着部3は、所定方向(図6における袖部12の腕回りに沿った伸縮性を有する方向)に所定形状(図6では、ジグザグ形状)を連続的に繰り返して形成される部分である。
接着部3は、より具体的に説明すると、接着パターンPの形状がジグザグ形状の場合は、図6に示すように、接着部3を構成する最小繰り返し単位Uが、「<」形状もしくは「
>」形状であり、この最小繰り返し単位Uである「<」形状もしくは「>」形状が伸縮性生地1及び伸縮性生地2の伸縮性を有する方向に複数かつ連続的に繰り返して配置形成される部分のことである。
図6に示すジグザグ形状は、所定のジグザグ振幅(生地の伸縮性を有する方向と直交する振幅)と所定のジグザグピッチを一定周期で繰り返すものである。
一方、非接着部4は、当該接着部3により平面視において開口形成され、伸縮性生地1及び伸縮性生地2が前記接着剤により接着されない部分である。
非接着部4は、より具体的に説明すると、接着パターンPの形状がジグザグ形状の場合は、図6に示すように、伸縮性生地1及び伸縮性生地2のそれぞれにおいて前記接着部3の最小繰り返し単位Uである「<」形状もしくは「>」形状の開口端から内側の所定領域に亘って接着剤が塗布されず、伸縮性生地1及び伸縮性生地2が接着されない部分のことである。
この非接着部4は、接着剤が塗布されない領域であるため、生地を伸縮性を有する方向に伸縮しても接着剤による伸縮の阻害を受けない伸びしろ部分となる。
具体的には、非接着部4は、生地を伸ばす方向に引っ張ると、非接着部4が伸びしろとして伸縮性を有する方向に伸びるため、接着剤による伸縮の阻害を受けないのである。
接着パターンPの形状をジグザグ状にして伸縮性生地同士を接着する場合、前述した所定のジグザグ振幅と所定のジグザグピッチを変更することで、伸縮性生地同士の伸長力と伸長性をコントロールすることができる。
なお、接着パターンPの形状をジグザグ状にする場合、その周期については特に限定するものではなく、図6に示すように、一定周期である必要はない。ジグザグ形状の周期については、生地特性、貼り合わせ位置、製造条件等により適宜決めればよい。
また、接着パターンPの形状はジグザグ状に特に限定するものではなく、種々の接着パターンPが挙げられる。種々の接着パターンPの形状のなかでも、ジグザグ状またはカーブ状が好ましい。これは、生地に接着剤を塗布(付与)する際に塗布し易い形状であるからである。本実施の形態に係るアンダーシャツ10に適用可能な接着パターンPは、帯状でも面状でもなく線状であることが特徴である。
また、接着パターンPを構成する、接着部3と非接着部4との所定方向への繰り返し数は、少なくとも2回以上であればよく、所定の回数に限定されるものではない。なお、アンダーシャツ10の貼り合わせ構造に適用する場合には、その寸法に従った所定の回数となる。
ここで、前記繰り返し数が2回である場合、接着パターンPは、接着郎3、非接着部4、接着部3と順に配置された構成となる一方、前記繰り返し数が3回以上である場合、接着パターンPは、接着部3、非接着部4、接着部3、非接着部4、・・・と順に配置された構成となるのである。
さらに、接着パターンPを構成する、接着部3と非接着部4との配置パターンについては、特に限定されるものではなく、不規則に構成されていてもよい。
前記接着剤としては、特に限定するものではないが、例えば、熱可塑性樹脂が挙げられる。
当該熱可塑性樹脂としては、例えばポリウレタン系ホットメルト樹脂、ポリエステル系ホットメルト樹脂、ポリアミド系ホットメルト樹脂、EVA系ホットメルト樹脂、ポリオレフィン系ホットメルト樹脂、スチレン系エラストマー樹脂、湿気硬化型ウレタン系ホットメルト樹脂、反応型ホットメルト樹脂等を用いることが好ましく、中でも反応型ホットメルト樹脂が特に好ましい。反応型ホットメルト樹脂は、接着強度が高く、しかも短時間での接着が可能なことから、身頃部におけるアームホール全周と袖部におけるアーム全周の貼り合わせのような、曲線であって、しかも貼り合わせ形状が合致しない場所にも好適に用いられる。
これら接着剤を塗布(付与)する塗布(付与)手段及び接着手段としては、本実施の形態や図面で示す接着パターンPで伸縮性生地同士の少なくとも一方に接着剤を塗布(付与)し伸縮性生地同士を接着することができる手段であれば、特に限定するものではなく、
公知の手段を用いることができる。
例えば、塗布(付与)手段としては、上記のような熱可塑性樹脂を伸縮性生地1または伸縮性生地2の少なくとも一方の接着面に所定の接着パターンPで塗布(付与)可能な手段である。
また、接着手段としては、伸縮性生地同士の間に介在された熱可塑性樹脂を生地の外側から加熱及び加圧して溶融することにより液状化して、冷却固化によって伸縮性生地同士を接合する手段である。
塗布(付与)手段としては、例えば、ノズル塗布手段、樹脂滴下手段、熱転写ローラ等による樹脂熱転写手段、刷毛等が挙げられる。
接着手段としては、例えば、ホットプレス機、アイロン等が挙げられる。
次に、本発明の実施の形態に係るアンダーシャツ10における身頃部11と袖部12との貼り合わせ方法について説明する。
本実施の形態においては、伸縮性生地同士となる伸縮性生地1(身頃部11)及び伸縮性生地2(袖部12)を接着剤により形成される接着パターンPを介して貼り合わせる生地の貼り合わせ方法により、身頃部11と袖部12とを接合して、アンダーシャツ10を製造する。
生地の貼り合わせ方法は、伸縮性生地1及び伸縮性生地2の少なくとも一方の伸縮性生地に、前記接着パターンPで接着剤を塗布(付与)する塗布(付与)工程と(図6(A)参照)、前記伸縮性生地1及び伸縮性生地2を前記接着パターンPを介して貼り合わせて熱接着する工程と(図6(B)参照)、を含むものである。
前記接着パターンPは、図6に示すように、前記接着剤を所定形状(図6では、ジグザグ形状)に形成することで伸縮性生地1及び伸縮性生地2が連続的に接着される接着部3と、当該接着部3により平面視において開口形成され、伸縮性生地1及び伸縮性生地2が前記接着剤により接着されない非接着部4と、からなり、前記接着部3と前記非接着部4とが所定方向(図6では、袖部12の腕回りに沿った伸縮性を有する方向)に繰り返し設けられる。
前記塗布(付与)工程では、上述したような塗布(付与)手段を用いて、上記のような熱可塑性樹脂を伸縮性生地1または伸縮性生地2の少なくとも一方の接着面に所定の接着パターンPで塗布(付与)される。
前記接着工程では、伸縮性生地1及び伸縮性生地2の各接着面1a、2a同士を合わせて伸縮性生地1と伸縮性生地2との間に所定の接着パターンPの熱可塑性樹脂を介在させ、接着手段(例えば、ホットプレス機)に載置し、当該接着手段で伸縮性生地1及び伸縮性生地2の間に介在された熱可塑性樹脂を生地の外側から加熱加圧して溶融することにより熱可塑性樹脂を熱溶融させ、その後、冷却固化によって伸縮性生地1及び伸縮性生地2を固着する。
このように、伸縮性材料同士の間に介在させる接着パターンPをジグザグ形状として、伸縮性材料同士の伸長力および伸長性をコントロールすることができる。
[着用状態における作用効果]
このアンダーシャツ10の着用状態における作用効果について説明する。なお、以下に示す図7〜図9に示す、実施品がこのアンダーシャツ10に対応し、比較品(1)、(2)が貼り合わせ構造110、112、120の部分がミシン等により縫着されているアンダーシャツである。
まず、アンダーシャツの着用感についての官能試験結果を図7に示す。図7に示すように、実施品については、被験者の全員が縫目のごろつきを感じず「快適」と回答したのに対して、比較品(1)および比較品(2)については、「不快」と感じる被験者が多数を占めた。
次に、アンダーシャツを着圧したときの着圧の変化についての試験結果を図8に示す。ここでは、アンダーシャツを着用した被験者が立位にて、(1)肘を水平安定させたときと(2)肘を約90度屈曲させたときの、肘の外側における着圧をそれぞれ測定した。すなわち、肘を曲げる動作時に、肘の近くに加わる着用圧を測定した。図8(A)に示す着
圧変化および図8(B)に示す着圧変化量からわかるように、実施品では比較品(1)、(2)よりも、着圧増加量が有意に低い。縫目のない実施品は、肘曲げ動作時の動きやすさに優位性があることが示唆された。
さらに、アンダーシャツのアウターへの響き(段差形成)についての試験結果を図9に示す。ここでは、実施品、比較品(1)および比較品(2)のいずれかを着用した被験者が、アウターとして薄手のニット製品を着用した状態を写真撮影して、裾部分および袖部分におけるアンダーシャツによる段差の形成状態を目視確認した。図9に示すように、実施品はアウターへの響きがほとんど見られないのに対して、比較品(1)、(2)のいずれにおいてもアウターへの響きがほとんど見られた。これは、アウターへのアンダーシャツの響きを気にする女性にとって、実施品は比較品(1)、(2)に対して非常に優位である。
以上のようにして、本実施の形態に係るアンダーシャツは、周縁処理が不要な伸縮性編地から構成され、少なくとも身頃および左右袖部からなり、別々に編成された身頃と左右の袖部とが、接着剤により貼り合わせられており、縫着されていない。このため、縫合部がないので非常に薄く仕上がることにより、肌触りが良く、かつ、アウターに響かない。
[変形例]
以下に、図10を参照して、上述したアンダーシャツ10の変形例について説明する。この変形例に係るアンダーシャツは、貼り合わせ構造における接着パターンが上述した接着パターンPではなく、図10に示すような点状の接着ドットパターンDである点が異なる。その他の構成は同じであるので、この接着パターン以外についてのアンダーシャツについての説明はここでは繰り返さない。
前記接着ドットパターンDは、図10に示すように、前記接着剤を点状(図10では、ピッチL(1)および間隔L(2)で繰り返される点集合)に形成することで伸縮性生地1及び伸縮性生地2が接着される接着部103と、当該接着部103により伸縮性生地1及び伸縮性生地2が前記接着剤により接着されない非接着部104と、からなり、前記接着部103と前記非接着部104とが繰り返し設けられる。なお、図10では、間隔L(2)の3点が、袖部12の腕回りに沿った伸縮性を有する方向にピッチL(1)で繰り返し設けられているが、これに限定されるものではない。
接着部103は接着部3と、非接着部104は非接着部4と、それぞれ同じ作用効果を発現する。すなわち、非接着部104は、接着剤が塗布されない領域であって生地を伸縮性を有する方向に伸縮しても接着剤による伸縮の阻害を受けない伸びしろ部分となり、生地を伸ばす方向に引っ張ると、非接着部104が伸びしろとして伸縮性を有する方向に伸びるため、接着剤による伸縮の阻害を受けないという接着パターンPと同様の作用効果を発現する。
図10に示すように、ピッチL(1)および間隔L(2)については、生地特性、貼り合わせ位置、製造条件等により適宜決めればよい。また、接着ドットパターンDの点集合の形状は所定の点数が繰り返されるものに特に限定するものではなく、3点、2点、1点、2点、3点、2点、1点、2点、3点、・・・のような繰り返しドットパターン(千鳥パターン)からなる点集合であっても構わない。さらに、接着部103の大きさ(点の径=ドット径)も、隣り合う接着部103の間に非接触部104が形成できることを最大径として、どのような大きさであっても構わない。
このようなピッチL(1)および間隔L(2)ならびにドットパターンおよびドット径については、アンダーシャツにおける生地の伸び強度、アンダーシャツにおける好ましい伸張方向、剥離強度等を総合的に考慮して決定されるべきものである。なお、ドット径については、生地単位面積あたりの接着剤塗布量または/および塗布面積比率(接着部103および非接触部104に対する接着部103の面積比率)を考慮して決定することも好ましい。また、接着パターンPと接着ドットパターンDとを適宜組み合わせて接着パターンを形成するようにしても構わない。
[接着剤]
接着パターン(接着パターンP、接着ドットパターンD)を構成する接着剤としては、
特に限定されるものではなく、上述したように、例えば、熱可塑性樹脂で構成され、加熱溶融された接着剤またはホットメルトが好適に用いられるが、これ以外の接着剤について以下に説明する。
上述した接着パターン(特に接着ドットパターンD)を構成する接着剤として、樹脂を溶剤または水に溶かして形成した液状の接着剤(溶剤系接着剤または水溶系接着剤)を用いることも可能である。
このような液状の接着剤を用いる場合には、常温環境下で上述の接着パターンを接着対象生地の一方にスクリーン印刷して他方の接着対象生地とを接着することも可能である。また、複数の樹脂を溶剤に溶かして1つの接着剤として形成することも可能であり、例えば、溶剤に溶かした樹脂を生地上にベース層として形成させ、溶剤に溶かした異なる樹脂をその上から印刷または塗布することで、1つの接着剤として形成することも可能である。これらの接着剤形成方法については、特に限定されるものでなお。特に、複数の樹脂を溶剤に溶かして1つの接着剤として用いることによりそれらの反応により固化速度を制御できるメリットがある。また、接着剤にUV照射することで固化速度を制御することも可能である。また、各接着対象生地に異なる接着層を形成し、異なる接着層を接着させることで(各生地に形成された異なる接着剤が貼りあわることにより各接着剤同士が反応して接着される)固化速度を制御することも可能である。
なお、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明は、下着用肌着であってアウターの衣服の下に着用できる着用感のよいアンダーシャツに利用することができ、また、女性用に限らず、男性用にも適用できる。
10 アンダーシャツ
11 身頃部(伸縮性生地1)
12 袖部(伸縮性生地2)
3 接着部
4 非接着部
110、112、120 貼り合わせ構造
P 接着パターン

Claims (8)

  1. 伸縮方向を有する伸縮性編地から構成されるアンダーシャツであって、少なくとも身頃部および左右袖部からなり、
    前記身頃部では伸縮方向が身幅方向となる向きで伸縮性編地が配置され、
    前記左右袖部では伸縮方向が腕回り方向となる向きで伸縮性編地が配置され、
    別々のパーツからなる前記身頃部と前記左右袖部との接合部において互いの端部が、接着剤により貼り合わせられていることを特徴とするアンダーシャツ。
  2. 前記身頃部におけるアームホールの略円形全周と前記左右袖部におけるアームの略円形全周とを重ね合わせた領域に形成される接着パターンを介して貼り合わせられていることを特徴とする、請求項1に記載のアンダーシャツ。
  3. 前記接着パターンは、線状であって、前記円形の周方向に繰り返し設けられることを特徴とする、請求項2に記載のアンダーシャツ。
  4. 前記接着パターンは、
    前記接着剤を所定形状に形成することで前記身頃部および前記袖部同士が連続的に接着される接着部と、
    当該接着部により平面視において開口形成され、前記身頃部および前記袖部同士が前記接着剤により接着されない非接着部と、からなり、
    前記接着部と前記非接着部とが前記円形の周方向に繰り返し設けられることを特徴とする、請求項2または請求項3に記載のアンダーシャツ。
  5. 前記所定形状は、ジグザグ状またはカーブ状であることを特徴とする請求項4に記載のアンダーシャツ。
  6. 前記接着パターンは、点状であって、前記円形の周方向に繰り返し設けられることを特徴とする、請求項2に記載のアンダーシャツ。
  7. 前記接着剤は、熱可塑性樹脂からなることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載のアンダーシャツ。
  8. 前記接着剤は、反応型ホットメルト樹脂であることを特徴とする請求項7に記載のアンダーシャツ。
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