JP6916844B2 - 衣類 - Google Patents

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Description

本発明は、衣類に関する。
従来、衣類の開口部として衣類を構成する生地の端を処理する技術として、二つ折りした生地の端を接着テープで貼り合わせて固着する技術が知られている。例えば特許文献1には、水着の裾部など表生地を折り返す場合、ホットメルトシートを接着して構成する関連技術が提案されている。
他方、衣類を構成する複数の生地どうしを接合する技術として、衣類を構成する生地どうしをドット状に付設した接着剤を用いて接合する技術が知られている。例えば特許文献2には、アンダーシャツの身頃と袖とを接合する場合に、ドット状に繰り返し設けた接着剤により貼り合わせる技術が提案されている。
特開2005−264394号公報 特許第6249821号公報
しかしながら、例えば衣類の開口部として衣類を構成する生地の端を二つに折り返してドット状に付設した接着剤で接合すると、凹型に湾曲し曲率半径の小さい生地端の折り返し部分では、その内外周差で生地端側が引き広げられるかたちになり隣接する接着剤の間隔が広がることになる。接着剤の間隔が広がってしまうと、凹型に湾曲し曲率半径の大きい部分とくらべて異なる見栄えとなるだけでなく、単位幅あたりの接着力が低下する不具合があった。更に開口部の凹型に湾曲し曲率半径の小さい生地端の部分は、生地端側が引き広げられることで引っ張り応力が強くなるため、曲率半径の大きい部分とくらべて接着された部分が剥がれやすいという不具合があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、開口部において凹型に湾曲し曲率半径の異なる部分を有する生地端を二つ折りにしてドット状の接着剤を用いて固着したときでも、接着力の低下を防止するとともに、見栄えの悪さを軽減しうる衣類を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る衣類は、伸縮性を有する生地からなり、着用者の人体部位を通過させる開口部を有する衣類であって、前記開口部は、生地端を二つに折り返した構造からなり、前記生地端に沿って単列または複列状に付設されたドット状の接着剤により前記生地端と生地本体とが固着されており、前記開口部の一部は曲率の異なるパターンで構成されるとともに、前記生地の端部側に付設された前記接着剤の列は、前記生地の端部から2mm以内に付設され、前記開口部の曲率半径の最も大きい部分と、曲率半径の小さい部分のそれぞれ3cm区間の列状に付設された隣接する接着剤の間隔の平均値の差が15%以内であることを特徴とする。
本発明に係る衣類は、上記発明において、前記生地端の折りの返し量が2〜25mmであることを特徴とする。
本発明に係る衣類は、上記発明において、前記接着剤の折線側の列が、前記線から0.5mm以上の間隔を空けて付設されていることを特徴とする。
本発明に係る衣類は、上記発明において、前記生地の端部から2mm以内に位置することを特徴とする。
本発明に係る衣類は、上記発明において、前記接着剤が反応型ホットメルトであることを特徴とする。
本発明によれば、開口部の凹型の曲率半径が変化するパターンの生地端を二つに折り返してドット状に配置された接着剤で固着したとき、その部分の見栄え悪さを軽減したり、接着強力の低下を軽減したりすることができる。
図1は、実施の形態1に係る衣類の外観を示す図である。 図2は、図1に示す衣類の開口部の曲率半径を示す図である。 図3は、図1に示す衣類の開口部に接着剤が付設された様子を模式的に示す図である。 図4は、図1に示す衣類の開口部に接着剤が付設された様子を模式的に示す図である。 図5は、実施の形態2に係る衣類の外観を示す図である。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための形態(以下、「実施の形態」という」)を説明する。なお、図面はあくまでも模式的なものである。
(実施の形態1)
図1は、実施の形態1に係る衣類の構成を示す図である。同図に示す衣類1は、半袖肌着の上衣の一例であり、頭、腕、胴体を通過させる開口部2,3,4を有する。それぞれの開口部2,3,4は、曲率の変化するパターンで構成されており、凹型に湾曲し曲率半径の最も小さい部分5、7,9と、凹型に湾曲し曲率半径の最も大きい部分6,8,10を有する。なお、本明細書では、発明の特徴を説明するために、開口部2,3,4の凹型に湾曲し曲率半径の最も小さい部分5,7,9と、凹型に湾曲し曲率半径の最も大きい部分6,8,10について主に説明しているが、開口部2,3,4は、凹型に湾曲し曲率半径の最も小さい部分5,7,9と、凹型に湾曲し曲率半径の最も大きい部分6,8,10に加え、凹型に湾曲し曲率半径の最も小さい部分5,7,9と、凹型に湾曲し曲率半径の最も大きい部分6,8,10との中間の曲率半径を有する部分も有している。
衣類1は、伸縮性を有する生地からなる。たとえば、一般の衣料用素材として提供される編物素材であれば、丸編や経編の素材が本発明の実施に必要な伸縮性があり限定されるものではない。また、織物素材であっても、衣料用に伸縮性を持つ素材は本発明に好適である。また用途は、一般的な肌着やカップ付きインナーの他、Tシャツやカットソーなどのアウターウェアの素材に適用することができ、限定されるものではない。
図2は、衣類1の開口部2,3,4の凹型に湾曲し曲率半径の最も小さい部分5,7,9の曲率半径5r、7r、9rを示し、凹型に湾曲し曲率半径の最も大きい部分6,8,10の曲率半径6r、8r、10rを示す図である。このとき、例えば、5rは2cm、6rは60cm、7rは1.5cm、8rは70cm、9rは13cm、10rは70cmである。
本明細書における曲率半径は、衣類1の開口部2,3,4の形状を構成するカーブの内、3cm間で概ね一致する円の半径を曲率半径とする。また、衣類1の開口部2,3,4の形状を構成するカーブは、衣類1を構成する生地ごとに分けて考えるものとする。すなわち、頭が通過する開口部2が前身頃と後身頃に分かれる場合はそれぞれ分けて考えるものとする。
図3(a)は、衣類1の開口部の曲率半径の大きい部分の生地端とそこに付設される単列の接着剤の位置関係の一例を示し、図3(b)は、図3(a)の開口部の生地端を折線で二つに折り返した場合の生地端と接着剤の位置関係を示した図である。図3(c)は、衣類1の開口部の曲率半径の小さい部分の生地端とそこに付設される単列の接着剤の位置関係の一例を示し、図3(d)は、図3(c)の開口部の生地端を折り返し線で二つに折り返した場合の生地端と接着剤の位置関係を示した図である。
図3(a)、および(c)に示すように、凹型に湾曲した生地の端部13に沿って、ドット状の接着剤11が単列に配置されている。生地の端部13と接着剤11の列との距離d1が大きくなると、生地の端部13を折線12で二つに折り返したとき、生地の端部13が自由端となって反り返る不具合が出やすい。したがって、生地の端部13と接着剤11の列との距離d1は、2mm以内とすることが重要であり、好ましくは1mm以内である。なお、接着剤11は、折線12より生地端側に配置しているが、折線12より生地本体側に配置することも考えられる。しかしながら、折線12よりも生地本体側に接着剤11を配置し、生地端の折り返し量を小さくした場合、接着剤11の配置精度や、生地端の折り返し量の精度によっては、接着剤11により生地端と生地本体との確実な接着ができないおそれがある。したがって、接着剤11は折線12よりも生地端側に配置することが好ましい。
生地の端13を折線12で二つに折り返した時、接着剤11を配置した生地端は湾曲の内外周差によって引き広げられる状態となり、それに合わせて接着剤11の間隔d2’およびd2’’も、接着剤11を付設した際の間隔d2より広がった状態となる。図3(b)、および(d)に示すように、曲率半径の大きい部分の生地端と、曲率半径の小さい部分の生地端に、接着剤11を同じ間隔d2で配置し、生地の端部13を折線12で二つ折りに折り返した場合、曲率半径の小さい部分の生地端の接着剤11の間隔d2’’は、曲率半径の大きい部分の生地端の接着剤11の間隔d2’よりも大きくなる。接着剤11の間隔d2’、d2’’の差が大きくなりすぎると、見栄えが悪くなったり、接着強力が低下することがわかった。すなわち、本発明の衣類1は、衣類1の開口部2,3,4の曲率半径の最も大きい部分と、曲率半径が小さい部分のそれぞれ3cm区間の隣り合うドット状の接着剤11の間隔の平均値の差を15%以内に収めることが重要である。そうすることにより、凹型の湾曲の曲率半径の大きさが変化しても接着剤11どうしの間隔が近似することで、単位幅当たりの接着強力を概ね均一にすることができ、また見栄え悪さを低減できる。より好ましくは、開口部2,3,4の曲率半径の最も大きい部分と、曲率半径の小さい部分のそれぞれ3cm区間の隣り合うドット状の接着剤11の間隔の平均値の差は13%以内である。ここで、曲率半径の小さい部分とは、曲率半径の最も大きい部分より曲率半径が小さい部分であり、曲率半径が最も大きな部分以外のすべての部分を意味するものである。また、ここで、開口部の曲率半径とは、本発明の衣類1の開口部2,3,4の外縁の曲線の曲率半径である。
衣類1の開口部2,3,4の各々において、曲率半径の最も大きい部分と、曲率半径の小さい部分のそれぞれ3cm区間の隣り合うドット状の接着剤11の間隔の平均値の差を15%以内に収めるためには、ドット状の接着剤11の列が描く曲率半径の大きさと二つに折り返す折り返し量の関係から求めたドット間隔の広がりを考慮して、予め必要なドット間隔で接着剤11を付設することが重要である。すなわち、衣類1の開口部2,3,4のパターンの曲率半径に合わせてドット状の接着剤11の間隔を変化させることが重要である。
衣類1の開口部2,3,4の曲率半径の最も大きい部分の3cm区間とは、曲率半径が最も大きい部分に概ね一致する曲率半径の円の接点を中心とした両側1.5cmの範囲のことをいう。曲率半径が小さい部分についても同様である。
衣類1の開口部2,3,4の曲率半径の最も大きい部分とは、場合によっては限りなく直線に近いパターンで構成されていても良い。
衣類1の開口部2,3,4を構成する生地の端部13は、生地を裁断したままの状態でも良いし、オーバーロックによる縁かがりやテープ状の縫製資材でパイピング処理されていても良く、あるいはヒートカットやレーザーによる裁断の切り端の状態であっても、生地端を二つ折りに返す処理ができるものであれば特に限定されないが、生地端を二つに折り返すものであることから、生地の伸張特性を阻害しないことが好ましい。
本発明の衣料1において、開口部2,3,4の曲率半径の最も大きい部分と、曲率半径の小さい部分のそれぞれ3cm区間の列状に付設された隣接する接着剤11の間隔の平均値の差は15%以内である。曲率半径の最も大きい部分と、曲率半径の小さい部分における接着剤11の間隔の平均値の差は下記式から算出することができる。
接着剤の間隔の平均値の差=[(ds−db)/db]×100
ds:曲率半径の小さい部分の接着剤の間隔の平均値
db:曲率半径の最も大きい部分の接着剤の間隔の平均値
[(ds−db)/db]の値がマイナスである場合を含む
例えば、図2に示すような衣類1の腕を通す開口部3の最も曲率半径の小さい部分7の曲率半径7r(1.5cm)と最も曲率半径の大きい部分8の曲率半径8r(70cm)について、生地の端部13から1mmの位置に沿うように直径1mmのドット状の接着剤11を2mmの間隔で単列に付設するとともに、3mmの幅で二つに折り返して固着した場合で説明する。係る場合、二つに折り返して固着した後の最も曲率半径の小さい部分7の3cm区間の隣り合うドット状の接着剤11の間隔の平均値は2.62mmであり、最も曲率半径の大きい部分8のそれは、2.01mmである。その差は約30.3%となり、曲率半径の違いにより接着強力に差が生じ、剥離が生じるおそれがあるとともに、見栄えに違和感を生じる。接着強力を均一にするためには、予め曲率半径に合わせて生地端に付設する接着剤11の間隔を変化させることが必要となる。例えば、最も曲率半径の小さい部分7に付設するドット状の接着剤11の間隔の平均を1.70mmとした場合、二つに折り返して固着後のドット間隔の平均値は2.22mmとなり、その差は10.4%に抑えることができるものである。そうすることにより、凹型の湾曲の曲率が変化する開口部3の単位幅当たりの接着強力を概ね均一にするとともに、見栄えを良好にすることができる。なお、最も曲率半径の小さい部分7と、最も曲率半径の大きい部分8との中間の曲率半径を有する部分がある場合は、最も曲率半径の大きい部分8の3cm区間の隣り合うドット状の接着剤11の間隔の平均値と、中間の曲率半径を有する部分の3cm区間の隣り合うドット状の接着剤11の間隔の平均値との差についても、15%以内となるように中間の曲率半径を有する部分の生地端に付設する接着剤11の間隔を変化させることが必要である。
また、例えば、図2に示すような衣類1の胴体を通す開口部4の最も曲率半径の小さい部分9の曲率半径9r(13cm)と最も曲率半径の大きい部分10の曲率半径10r(70cm)について、生地の端部13から1mmの位置に沿うように直径1mmのドット状の接着剤11を2mmの間隔で単列に付設するとともに、15mmの幅で二つに折り返して固着した場合で説明する。係る場合、二つに折り返して固着した後の最も曲率半径の小さい部分9の3cm区間の隣り合うドット状の接着剤11の間隔の平均値は2.48mmであり、最も曲率半径の大きい部分10のそれは、2.08mmである。その差は約19.2%となり、曲率半径の違いにより接着強力に差が生じ、剥離が生じるおそれがあるとともに、見栄えの悪さが生じることがある。接着強力を均一にするためには、予め曲率半径に合わせてドット間隔を変化させることが必要となる。例えば、最も曲率半径の小さい部分9に付設するドット状の接着剤11の間隔の平均を1.90mmとした場合、二つに折り返して固着した後のドット間隔の平均値は2.36mmとなり、その差は13.5%に抑えることができるものである。そうすることにより、凹型の湾曲の曲率が変化する開口部4の単位幅当たりの接着強力を概ね均一にするとともに、見栄え悪さを低減することができる。なお、最も曲率半径の小さい部分9と、最も曲率半径の大きい部分10との中間の曲率半径を有する部分がある場合は、最も曲率半径の大きい部分10の3cm区間の隣り合うドット状の接着剤11の間隔の平均値と、中間の曲率半径を有する部分の3cm区間の隣り合うドット状の接着剤11の間隔の平均値との差についても、15%以内となるように中間の曲率半径を有する部分の生地端に付設する接着剤11の間隔を変化させることが必要である。
また、例えば、図2に示すような衣類1の頭を通す開口部2の最も曲率半径の小さい部分5の曲率半径5r(2cm)と最も曲率半径の大きい部分6の曲率半径6r(60cm)について、生地の端部13から1mmの位置に沿うように直径1mmのドット状の接着剤11を2mmの間隔で単列に付設するとともに、5mmの幅で二つに折り返して固着した場合で説明する。係る場合、二つに折り返して固着した後の最も曲率半径の小さい部分5の3cm区間の隣り合うドット状の接着剤11の間隔の平均値は3.00mmであり、最も曲率半径の大きい部分6のそれは、2.03mmである。その差は約47.8%となり、曲率半径の違いにより接着強力に差が生じ、剥離が生じるおそれがあるとともに、見栄えの悪さが生じることがある。接着強力を均一にするためには、予め曲率半径に合わせてドット間隔を変化させることが必要となる。例えば、最も曲率半径の小さい部分5に付設するドット状の接着剤11の間隔の平均を1.50mmとした場合、二つに折り返して固着した後のドット間隔の平均値は2.25mmとなり、その差は10.8%に抑えることができるものである。そうすることにより、凹型の湾曲の曲率が変化する開口部2の単位幅当たりの接着強力を概ね均一にするとともに、見栄え悪さを低減することができる。なお、最も曲率半径の小さい部分5と、最も曲率半径の大きい部分6との中間の曲率半径を有する部分がある場合は、最も曲率半径の大きい部分5の3cm区間の隣り合うドット状の接着剤11の間隔の平均値と、中間の曲率半径を有する部分の3cm区間の隣り合うドット状の接着剤11の間隔の平均値との差についても、15%以内となるように中間の曲率半径を有する部分の生地端に付設する接着剤11の間隔を変化させることが必要である。
先に示した接着剤の間隔の平均値の差の算出については、その値がプラスのものもマイナスのものも含むものであり、例えば曲率半径の小さい部分の接着剤の間隔の平均値dsの任意の複数の値がプラスサイドとマイナスサイドの両側に振れて存在する場合、相対的な接着剤の間隔の平均値の差が大きくなることが考えられる。その場合は、それぞれの部分の接着剤の間隔の平均値の差が、曲率半径の最も大きい部分の接着剤の間隔dbの15%以内になるようにすることが好ましい。
接着剤11を構成する樹脂は、天然樹脂よりも合成樹脂の方が好ましく、その中でも熱可塑性樹脂がより好ましい。例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、ポリ酢酸ビニル、ポリウレタン、ポリテトラフルオロエチレン、ポリアクリル、ポリアミド、ポリアセタール、ポリカーボネート、ポリフェニレンエーテル、ポリエステル、ポリフェニレンスルファイド、ポリサルフォン、ポリエーテルサルフォン、ポリエーテルエーテルケトン、ポリイミド、ポリアミドイミドなどの他、高分子化合物からなるものであれば特に限定されず、種々のものを用いることができる。
接着剤11を構成する樹脂の好ましい硬さとしては、「JIS K 7215 1986年」に記載されているプラスチックのデュロメーター硬さ試験方法に準じて測定したデュロメーターD硬さが10〜90であり、より好ましくは10〜60である。
接着剤11を構成する樹脂の好ましい比重としては、「JIS K 7112 1999年」に記載されているプラスチックの比重測定方法に準じて測定した比重が1.00〜1.30であり、より好ましくは1.10〜1.20である。
接着剤11を構成する樹脂は、反応性ホットメルトであることが好ましい。樹脂が反応性ホットメルトであるとき、樹脂が軟化または溶融して接着部位の構造間に浸み込んで、冷却固化した後に周囲の湿気と反応することにより架橋が進行し、耐熱性および耐溶剤性などに優れた接着構造を形成することができる。
ドット状の接着剤11の大きさは、衣類1を構成する生地の組織や厚さによって好ましい大きさが異なる。直径が1.0〜2.0mm程度のドットであれば比較的強い接着強力が得られやすいが、生地が薄い場合は生地のおもて側にしみ出して目立ってしまい、外観を損ねる場合があるため、必要な接着強力が得られる範囲内で小さいものが好ましい。直径が1.0mm以下の接着剤であれば、生地厚みが0.5〜0.8mm程度のインナー生地の場合でもしみ出しにくく好ましい。更に直径が0.6mm以下の接着剤であれば、生地厚みが0.3〜0.5mm程度の更に薄い生地でもしみ出しが目立ちにくく好ましい。接着剤11の直径が小さくなって接着強力が低下する場合は、接着剤11の間隔を小さくすることで補強することができる。なお、本明細書において、接着剤11の直径は、平面方向の長さを意図している。生地端に付設された際の接着剤11の高さは、直径とほぼ同程度であるが、固着されると生地内部に浸透するため衣料1の厚みへの影響はない。
生地端の折り返し量は、2〜25mmであることが好ましい。二つに折り返した生地端をドット状の接着剤11で固着する場合、ミシン縫製による固着と比べて非常に細い幅の折り返しでも固着することが可能である。折り返しの幅が細いことで、曲率半径の小さい生地端であっても容易に二つに折り返すことができる。好ましくは2〜10mmの折り返し量である。
図4(a)は、衣類1の開口部の生地端とそこに付設される複列の接着剤の位置関係の一例を示し、図4(b)は、図4(a)の開口部の生地端を折線で二つに折り返した場合の生地端と接着剤の位置関係を示した図である。図4(a)の例では、凹型に湾曲したパターンの生地の端部13に沿って、ドット状の接着剤11−1、11−2が2列に配置されている。図4(b)に示す通り、開口部、すなわち折線12に最も近い列を構成する接着剤11−2と、折線12との距離d3は、0.5mm以上のであることが重要である。上記した特許文献1においては、水着の裾部など表生地を折り返す場合、接着したホットメルトシートに沿って二つ折りに折り返すことが示されているが、この技術を本発明の衣類に適用した(開口部の折り返し位置と接着剤の列が隣接する)場合、開口部の折り端を引き延ばした時に繰り返して付設されたドット上の接着剤のアタリが発現し、開口部の端部に凹凸ができ見た目が悪くなる。そこで、本発明の衣類1は、開口部、すなわち折線12に最も近い列を構成する接着剤11−2は、開口部の端部となる折線12の位置から0.5mm以上の間隔を空けて付設されることが好ましい。より好ましくは1.0mm以上の間隔を空けて付設される。なお、図4では、2列に接着剤11−1、11−2を配置した場合について説明しているが、一列のみ付設する場合でも、接着剤11は、折線12から0.5mm以上の間隔を空けて付設されることが好ましく、3列以上で接着剤が付設される場合でも、折線に最も近く付設される接着剤の列は、折線から0.5mm以上の間隔を空けて付設されることが好ましい。
ドット状に付設された接着剤11は、実施の形態1において丸の形状であるが、これに限定されるものではない。接着剤11の間隔を変化させられるよう、接着剤11が分離した状態で繰り返し付設させられる形状であれば良く、線状のものや幾何学的な形状のものでも良いし、それらを組み合わせた形状であっても良い。
(実施の形態2)
図5は、実施の形態2に係る衣類の構成を示す図である。同図に示す衣類20は、肌着下衣の一例であり、足、胴体を通過させる開口部21,22を有する。開口部21,22は、曲率の変化するパターンで構成されており、凹型に湾曲し曲率半径の最も小さい部分24,26と、凹型に湾曲し曲率半径の最も大きい部分25,27をそれぞれ有する。実施の形態2においても、実施の形態1と同様の考え方で本発明の効果を得ることができることはいうまでもない。
ここまで、本発明を実施するための形態を説明してきたが、本発明は上述した実施の形態によって限定されるべきものではない。例えば、帽子や腕カバーなどの衣類の開口部に同様の効果を付与してもよい。
(実施例1)
実施例1は、図2に示すような一般的な肌着のデザインにおいて、腕を通す開口部3の最も曲率半径の小さい部分7の曲率半径7rを1.5cmとし、最も曲率半径の大きい部分8の曲率半径8rを70cmとした。図3に示すように、生地の端部13から1mmの位置に沿うように直径1mmのドット状の接着剤11を、最も曲率半径の小さい部分7は1.70mmの間隔で単列に付設し、最も曲率半径の大きい部分8は2.00mmの間隔で単列に付設した。生地端を3mmの幅で二つに折り返して固着した時、最も曲率半径の小さい部分7の3cm区間の隣り合うドット間隔の平均値は2.22mmとなり、最も曲率半径の大きい部分8のそれは、2.01mmとなった。その差は約10.4%であった。実施例1の構成、および外観評価について表1に示す。
Figure 0006916844
(実施例2)
実施例2は、実施例1と同じ肌着のデザインにおいて、胴体を通す開口部4の最も曲率半径の小さい部分9の曲率半径9rを13cmとし、最も曲率半径の大きい部分10の曲率半径10rを70cmとした。図4に示すように、生地の端部13から1mmと4mmの位置に直径1mmのドット状の接着剤11−1、11−2を、最も曲率半径の最も小さい部分9は1.90mmの間隔で2列に付設し、最も曲率半径の大きい部分10は2.00mmの間隔で付設した。生地端を15mmの幅で二つに折り返して固着した時、最も曲率半径の小さい部分9の3cm区間の隣接する生地端側の接着剤11−1の間隔の平均値は2.36mmであり、最も曲率半径の大きい部分10のそれは、2.08mmであり、その差は13.5%であった。実施例2の構成、および外観評価について表1に示す。
(実施例3)
実施例3は、実施例1と同じ肌着のデザインにおいて、頭を通す開口部2の最も曲率半径の小さい部分5の曲率半径5rを2cmとし、最も曲率半径の大きい部分6の曲率半径6rを60cmとした。図3に示すように、生地の端部13から1mmの位置に沿うように直径1mmのドット状の接着剤11を最も曲率半径の小さい部分5は1.5mmの間隔で単列に付設し、最も曲率半径の大きい部分6は2.00mmの間隔で単列に付設した。生地端を5mmの幅で二つに折り返して固着した時、最も曲率半径の小さい部分5の3cm区間の隣り合うドット間隔の平均値は2.25mmであり、最も曲率半径の大きい部分6のそれは、2.03mmであり、その差は約10.8%であった。実施例3の構成、および外観評価について表1に示す。
(比較例1)
比較例1は、最も曲率半径の小さい部分7も大きい部分8も2.00mmの間隔で単列に付設した以外は実施例1と同じ構成とした。折り返して固着した後の3cm区間の隣り合うドット間隔の平均値は、それぞれ2.62mmと2.01mmとなり、その差は30.3%となった。比較例1の構成、および外観評価について表1に示す。
(比較例2)
比較例2は、最も曲率半径の小さい部分9も大きい部分10も2.00mmの間隔で、生地端の端部13から1mmと15mmの位置に2列に付設した以外は実施例2と同じ構成とした。生地端をドット状の接着剤の位置に沿って15mmの幅で二つに折り返して固着した時、最も曲率半径の小さい部分9の3cm区間の隣り合うドット間隔の平均値はそれぞれ2.48mmと2.08mmとなり、その差は19.2%となった。このとき、折れ端側の接着剤11−2の位置は、折線の位置と同じであり、折線と接着剤の位置に間隔がない状態であった。比較例2の構成、および外観評価について表1に示す。
(比較例3)
比較例3は、最も曲率半径の小さい部分5も大きい部分6も2.00mmの間隔で単列に付設し、生地端の端部13から3mmの位置に付設し、生地端を7mmの幅で二つ折りに返して固着した以外は実施例3と同じ構成とした。固着後の3cm区間の隣り合うドット間隔の平均値はそれぞれ3.00mmと2.03mmとなり、その差は47.8%となった。比較例3の構成、および外観評価について表1に示す。
1 衣類
2 頭を通す開口部
3 腕を通す開口部
4 胴体を通す開口部
5、7,9,24,26 曲率半径の最も小さい部分
6,8,10,25,27 曲率半径の最も大きい部分
11、11−1、11−2 接着剤
12 折線
13 生地の端部
20 衣類
21 胴体を通す開口部
22 足を通す開口部

Claims (3)

  1. 伸縮性を有する生地からなり、着用者の人体部位を通過させる凹型に湾曲した開口部を有する衣類(ただし、襟、襟台、袖口、ウエストベルトを有し、芯地を構成要素に含む衣類を除く)であって、
    前記開口部は、生地端を二つに折り返した構造からなり、前記生地端に沿って単列または複列状に付設されたドット状の接着剤により前記生地端と生地本体とが固着されており、
    前記開口部の一部は曲率の変化するパターンで構成されるとともに、前記生地の端部側に付設された前記接着剤の列は、前記生地の端部から2mm以内に付設され、
    生地端は湾曲の内外周差によって引き広げられる状態で折り返されており、前記開口部の曲率半径の最も大きい部分と、曲率半径の小さい部分のそれぞれ3cm区間の列状に付設された隣接する接着剤の間隔の平均値の差が、15%以内であることを特徴とする衣類。
  2. 前記生地端の折りの返し量が2〜10mmであり、前記開口部が頭を通す開口部であることを特徴とする請求項1に記載の衣類。
  3. 前記接着剤は3列以上付設され、前記接着剤の折線側の列が、前記折線から0.5mm以上の間隔を空けて付設されていることを特徴とする請求項1または2に記載の衣類。
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