JPH0721704U - メリヤス肌着 - Google Patents

メリヤス肌着

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Publication number
JPH0721704U
JPH0721704U JP5728493U JP5728493U JPH0721704U JP H0721704 U JPH0721704 U JP H0721704U JP 5728493 U JP5728493 U JP 5728493U JP 5728493 U JP5728493 U JP 5728493U JP H0721704 U JPH0721704 U JP H0721704U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sewn
seams
skin
seam
present
Prior art date
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Pending
Application number
JP5728493U
Other languages
English (en)
Inventor
晴長 西村
教夫 入江
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Gunze Ltd
Original Assignee
Gunze Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案の目的は、物理的な皮膚刺激を抑制す
るため、脇縫い等の皮膚に刺激を与える縫目の箇所を極
力少なくし、更に着用圧の高い部位には縫目が位置しな
いよう配慮したメリヤス肌着を提供することである。 【構成】本考案は、前身頃と後身頃とが脇縫いされず一
連に一体となって形成された綿糸よりなる肌着におい
て、縫目を外側に表出するよう縫製し、かつ着用圧の高
い部位には縫目が位置しないよう構成してなることに特
徴を有するメリヤス肌着に関するものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、皮膚に対する物理的な刺激を抑制したメリヤス肌着に関するもので ある。
【0002】
【従来の技術】
従来の肌着は、縫目等皮膚に刺激を与える部分が肌に接する側(内側)に設け られていたため、皮膚に対して物理的な刺激があり、肌がチクチクしたり、かゆ くなったりすることがあった。
【0003】 しかしながら、このような場合においても、通常の肌の人であれば我慢できる ものであったが、肌の弱い人や皮膚疾患にかかっている人にとっては、従来の肌 着による皮膚刺激はとても我慢のできるものではなかった。
【0004】 そこで、上記の問題を解決するために、例えば実開平3−103202号公報 には、肌着内側の縫い代をなくす目的で、縫い代を袋状ひだ部内に包むようにし て形成し、かかる袋状ひだを外側に突出してなる肌着等が開示されている。
【0005】 しかしながら、上記従来の肌着は皮膚刺激に対してある程度の効果はあるもの の、脇縫い等未だ皮膚に刺激を与える縫目の箇所が多く、また着円圧の高い部位 に対する配慮がなされていないなど、十分なものとはいえなかった。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、上述のような実状に鑑みてなされたもので、その目的とするところ は、皮膚に対する物理的な刺激を抑制するため、脇縫い等の皮膚に刺激を与える 縫目の箇所を極力少なくし、更に着用圧の高い部位には縫目が位置しないよう配 慮したメリヤス肌着を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
即ち、本考案は、前身頃と後身頃とが脇縫いされず一連に一体となって形成さ れた綿糸よりなる肌着において、縫目を外側に表出するよう縫製し、かつ着用圧 の高い部位には縫目が位置しないよう構成してなることに特徴を有するメリヤス 肌着に関するものである。
【0008】
【作用】
前記構成において、前身頃と後身頃とを脇縫いしない構成としたのは、皮膚に 刺激を与える縫目を極力少なくするためであり、例えば、筒状編地によるものが 好適である。
【0009】 しかしながら、通常肌着を製造するには縫製が必要であり、従ってある程度の 縫目は肌着に存在する。そこで、かかる縫目による皮膚に対する物理的な刺激を 抑制するため、縫目を外側に表出するよう縫製する。
【0010】 かかる縫糸、並びに肌着の素材としては、皮膚に対して優しく刺激を与えにく い綿糸使いが好ましく、逆に皮膚に対して刺激を与えやすい合成繊維糸は好まし くない。 また、縫目を外側に表出することにより、肌に接する側(内側)は滑らかな面 となり、皮膚に対する物理的な刺激を抑制できる。
【0011】 更に、前記構成における着用圧の高い部位とは、例えば本考案の肌着をティシ ャツとした場合においては、肩部がその部位に相当する。この場合、通常のセッ トインスリーブでは圧力の加わる肩部に縫い目があり、皮膚に対して物理的な刺 激を与えるため好ましくなく、本考案の朋着をティシャツとした場合には、ラグ ランスリーブを用いる。これにより着用圧の加わる肩部には縫目が存在しなくな るので、皮膚に対する物理的な刺激を抑制できる。
【0012】 また、本考案の肌着をタンクトップとした場合においても、肩部が着用圧の高 い部位に相当する。この場合、通常の構成では肩部に縫目が存在するため、肩部 に接する皮膚に対して物理的な刺激か与えられる。そこで、本考案の肌着をタン クトップとした場合には、縫目を肩部から着用圧の加わりにくい前身頃の方へず らし、肩部には縫目が存在しないようにすることが好ましい。
【0013】 更に、本考案の肌着をブリーフやショーツとした場合においては、股下部が着 用圧の高い部位に相当する。この場合においては、股下部の縫目を着用圧の加わ りにくい前身頃の方へずらし、股下部には縫目が存在しないようにすることが好 ましい。
【0014】 なお、本考案の肌着においては、皮膚に極力物理的な刺激を与えないようにす るため、品質や取り扱い方を記したプリントマークを生地の外側に縫着する。 更に、本考案の肌着をブリーフやショーツとした場合には、穴かがりも外側に 設けることが好ましい。
【0015】 更に、本考案の肌着に用いられる素材の加工法として、従来公知の人体に安全 な食品添加物として認可されている多価アルコール脂肪酸エステル系界面活性剤 (ショ糖脂肪酸エステルなど)を含んだ柔軟処理剤により柔軟仕上加工を施すこ とによって、吸水性や柔軟性が付与されより皮膚に対する刺激を抑制することが 可能である。
【0016】 以下、図面に基づいて本考案を説明する。 図1から図8は、それぞれ本考案肌着の実施例を表す図であるが、本考案の肌 着はこれらに限定されるものではない。 また、図1から図8の各実施例においては全て脇縫いはされていない。また、 肌着の素材、縫糸は全て綿100%のものを用いている。
【0017】 図1は、男児用ティシャツ1の正面図であり、図2はこの背面図である。これ らの図において、袖部2、裾部3の端縁はそれぞれ袋状縫着部4、5と縫目6、 7により縫製処理されている。即ち、縫目6、7は例えば片面2本針ミシンで縫 着し、ジグザグ状の振糸の縫目13、14がシャツの表側に表出するようにして ある。 また、前身頃8と後身頃9とは脇縫いされず一連に一体となった筒状編地で形 成されており、更に袖部2にはラグランスリーブを採用して着用圧の高い部位で ある肩部10には縫目が存在しないよう配慮している。11は首まわりテープ生 地であり、12はプリントマークである。かかるプリントマーク12は、後身頃 9の裾部3の外側に縫着してある。即ち、シャツの表側にプリントマーク12が 位置するようにしてある。
【0018】 図3は、男児用タンクトップ15の正面図であり、図4はこの背面図である。 これらの図において、前身頃16と後身頃17とは脇縫いされず一連に一体とな った筒状編地で形成されており、更に脇テープ生地18、首まわりテープ生地1 9はそれぞれ20、21により縫製されている。即ち、縫目20、21は例えば 片面2本針ミシンで縫着しジグザグ状の振糸の縫目27、28がシャツの表側に 表出するようにしてある。 また、着用圧の高い部位である肩部22には縫目が存在しないよう肩部22か らずらして継ぎ部23を設けてある。また、裾部24は縫目25により縫製され ている。即ち、縫目25は例えば片面2本針ミシンで縫着し、ジグザグ状の振糸 の縫目29がシャツの表側に表出するようにしてある。 また、プリントマーク26は後身頃17の裾部24の外側に縫着してある。 即ち、シャツの表側にプリントマーク26が位置するようにしてある。
【0019】 図5は、ブリーフ30の正面図であり、図6はこの背面図である。これらの図 において、前身頃31と後身頃32とは脇縫いされておらず、また33は袋状縫 着部で、ゴム紐を挿通するようにしてある。なお、袋状縫着部33は例えば片面 2本針ミシンで縫着し、ジグザグ状の振糸の縫目34がシャツの表側に表出する ようにしてある。 更に、裾まわりテープ生地35は縫目36により縫製されている。即ち、縫目 36は例えば片面2本針ミシンで縫着し、ジグザグ状の振糸の縫目42がブリー フの表側に表出するようにしてある。 また、穴かがり部37はウエスト部38の外側、即ちブリーフ30のウエスト 部38の表側に表出するように設けてあり、プリントマーク39は後身頃32の 袋状縫着部33の外側、即ちブリーフ30の外側に位置するようにしてある。 また、着用圧の高い部位である股下部40の最下端部には縫目が存在しないよ う股下部40から前身頃31側にずらして継ぎ部41を設けてある。
【0020】 図7は、ショーツ45の正面図であり、図8はこの背面図である。これらの図 において、前身頃46と後身頃47とは脇縫いされず一連に一体となった筒状編 地で形成されている。 また、股部48は2枚生地で構成してあり、かつ股部48の前身頃46側の縫 着部54、及び後身頃47側の縫着部55はそれぞれ公知の手段で袋縫いしてあ り、縫目が2枚生地の内側に存在するようにしてある。 また、穴かがり部50はウエスト部51の外側、即ちショーツ45のウエスト 部51の表側に表出するように設けてあり、更にプリントマーク52は後身頃4 7のウエスト縫着部53の外側、即ちショーツ45の外側に位置するようにして ある。
【0021】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、肌の弱い人や皮膚疾患にかかっている 人に対し、物理的な皮膚刺激を抑制したメリヤス肌着を提供することが可能とな り、非常に有効なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】男児用ティシャツの正面図である。
【図2】男児用ティシャツの背面図である。
【図3】男児用タンクトップの正面図である。
【図4】男児用タンクトップの背面図である。
【図5】ブリーフの正面図である。
【図6】ブリーフの背面図である。
【図7】ショーツの正面図である。
【図8】ショーツの背面図である。
【符号の説明】
2 袖部 3 裾部 8 前身頃 9 後身頃 12 プリントマーク 37 穴かがり 48 股部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前身頃と後身頃とが脇縫いされず一連に
    一体となって形成された綿糸よりなる肌着において、縫
    目を外側に表出するよう縫製し、かつ着用圧の高い部位
    には縫目が位置しないよう構成してなることを特徴とす
    るメリヤス肌着。
JP5728493U 1993-09-17 1993-09-17 メリヤス肌着 Pending JPH0721704U (ja)

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JP5728493U JPH0721704U (ja) 1993-09-17 1993-09-17 メリヤス肌着

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JPH0721704U true JPH0721704U (ja) 1995-04-21

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JP5728493U Pending JPH0721704U (ja) 1993-09-17 1993-09-17 メリヤス肌着

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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010242241A (ja) * 2009-04-02 2010-10-28 Mizuno Corp シャツ
JP2014196587A (ja) * 2013-03-05 2014-10-16 グンゼ株式会社 アンダーシャツ
JP2015166505A (ja) * 2014-03-04 2015-09-24 グンゼ株式会社 片面に綿しか露出しないパワーネット生地を用いた衣類
JP2015166507A (ja) * 2014-03-04 2015-09-24 グンゼ株式会社 片面に綿しか露出しないパワーネット生地を用いた上半身用衣類
JP2015166506A (ja) * 2014-03-04 2015-09-24 グンゼ株式会社 片面に綿しか露出しないパワーネット生地を用いた下半身用衣類
KR20170002736U (ko) 2017-07-23 2017-07-31 이원길 조르개 둘레에 톱니무늬를 갖는 티셔츠
KR102241155B1 (ko) * 2019-11-08 2021-04-16 김춘구 리버스 팬티

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