JP3189672U7 - - Google Patents

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本考案は、衣類に関し、さらに詳しくは、着用者の股下に配置される股下部を有する衣類に関する。
従来、前身頃部と、後身頃部と、前身頃部と後身頃部とを連結する股下部とを有するショーツ等の衣類が知られている。この種の衣類では、股下部の後端部における外縁がゆるやかな円弧状に形成され、この円弧状の外縁に沿って後身頃部と股下部とが縫製により接ぎ合わされているのが一般的である(例えば、特許文献1参照)。
実用新案登録第3164944号公報
しかしながら、従来技術は、以下の点で問題がある。すなわち、従来の股下部を有する衣類は、股下部の後端部における外縁がゆるやかな円弧状に形成されているので、最初からヒップの形に沿わない余分な部分が多い。そのため、上記衣類は、着用者に着用された状態で股下部の後端部周辺にだぶつきが生じやすく、ヒップにフィットし難い。その結果、上記衣類は、着用者の脚部の動きによって後身頃部の裾部分にズレが生じやすいという問題がある。
また、上記衣類は、ヒップへのフィット性が低く、後身頃部の裾部分にズレが生じやすいので、後身頃部の裾部分がヒップに食い込みやすい。それ故、上記衣類は、着用者に着用された場合に、ヒップの左右の丸みがきれいに現れないという問題がある。
本考案は、上記背景に鑑みてなされたものであり、従来に比べ、着用者の脚部の動きによって後身頃部の裾部分にズレが生じ難く、ヒップの左右の丸みがきれい現れる衣類を提供しようとするものである。
本考案の一態様は、前身頃部と、後身頃部と、着用者の股下に配置され、上記前身頃部と上記後身頃部とを連結する股下部とを有する衣類であって、
上記着用者のヒップの割れ目に沿う衣類中央線に沿って上記後身頃部の肌側面に縫着されており、上記衣類中央線を挟んだ両側に皺状のギャザー部を形成するためのギャザー用伸縮テープと、
上記股下部の後端部に形成されており、三角形状に突出する突出片と、
を有しており、
上記衣類中央線上に上記突出片の先端部が配置された状態で、上記三角形の二つの斜辺に相当する上記突出片の外縁に沿って上記後身頃部と上記股下部とが縫製により接ぎ合わされており、
上記ギャザー用伸縮テープは、上記後身頃部のウエスト側端部から上記突出片の先端部まで設けられており、上記突出片の先端部をウエスト側に引っ張るものであることを特徴とする衣類にある。
上記衣類は、股下部の後端部に三角形状に突出する突出片を有しているので、突出片によって股下部の後端部の外縁が三角形の二つの斜辺を含む形状に形成される。そして、上記衣類は、三角形の二つの斜辺に相当する突出片の外縁に沿って後身頃部と股下部とが縫製により接ぎ合わされている。そのため、上記衣類は、股下部の後端部の外縁が円弧状に形成されている場合に比べ、股下部の後端部周辺に最初からヒップの形に沿わない余分な部分が少ない。
また、上記衣類は、三角形状に突出する突出片の先端部が衣類中央線上に配置された状態で、後身頃部と股下部とが縫製により接ぎ合わされている。さらに、上記衣類は、後身頃部の肌側面における衣類中央線に沿ってギャザー用伸縮テープが縫着されている。そのため、ギャザー用伸縮テープの縮み力により、突出片の先端部がウエスト側に引っ張られ、その結果、股下部の後端部がウエスト側に持ち上げられる。
それ故、上記衣類は、着用者に着用された状態で股下部の後端部周辺にだぶつきがなくなるとともに、ヒップにフィットする。したがって、上記衣類は、従来に比べ、着用者の脚部の動きによって後身頃部の裾部分にズレが生じ難い。また、上記衣類は、ヒップに対するフィット性が高く、後身頃部の裾部分にズレが生じ難いので、後身頃部の裾部分がヒップに食い込み難い。したがって、上記衣類は、従来に比べ、着用者に着用された場合に、ヒップの左右の丸みがきれいに現れる。
よって、本考案によれば、従来に比べ、着用者の脚部の動きによって後身頃部の裾部分にズレが生じ難く、ヒップの左右の丸みがきれい現れる衣類を提供することができる。
実施例1の衣類の正面図である。 実施例1の衣類の背面図である。 図2の背面図における肌側を示した図である。 実施例1の衣類を適用した生理用ショーツのサンプル1の背面写真である。 模擬ボディに着用させた生理用ショーツのサンプル1を股下部側から見た写真である。 従来の生理用ショーツのサンプル2の背面写真である。 模擬ボディに着用させた生理用ショーツのサンプル2を股下部側から見た写真である。 実施例2の衣類の正面図である。 実施例2の衣類の背面図である。 図9の背面図における肌側を示した図である。
上記衣類において、三角形状に突出する突出片の外縁には、三角形の二つの斜辺に相当する二つの直線部分が含まれている。三角形状としては、具体的には、二等辺三角形状等を例示することができる。突出片の先端部は、必ずしも尖っている必要はなく、製造性等の観点から、丸みを帯びていてもよい。
上記衣類は、後身頃部および股下部の肌側面における突出片の外縁に沿って配置された突出片用伸縮テープを有しており、突出片用伸縮テープを含んだ状態で後身頃部と股下部とが縫製により接ぎ合わされている構成とすることができる。
この場合には、突出片の外縁に沿って縫着された突出片用伸縮テープの縮み力によっても、突出片の外縁がウエスト側に引っ張られる。そのため、上記衣類は、ヒップに対するフィット性が向上し、着用者の脚部の動きによって後身頃部の裾部分に一層ズレが生じ難くなる。また、これによりヒップの左右の丸みがよりきれいに現れやすくなる。
上記衣類は、ギャザー用伸縮テープの下端部と突出片の先端部とが接している構成とすることができる。
この場合には、ギャザー用伸縮テープによって突出片の先端部が直接ウエスト側に引っ張られる。そのため、この場合は、上記作用効果を確実なものとすることができる。
上記衣類において、股下部の後端部と後身頃部との縫製は、種々の縫製方法を採用することができる。上記縫製方法としては、千鳥縫い、オーバーロック、平三本針、平二本針などを例示することができる。
上記衣類において、上記縫製は、千鳥縫い、または、オーバーロックであることが好ましい。
千鳥縫いは、縫製糸による縫い目がジグザグ形状となるので、縫製部位に適度なストレッチ性を付与することができる。そのため、この場合には、股下部の後端部がヒップになじみやすくなり、ヒップに対するフィット性の向上に有利である。また、上記突出片用伸縮テープを千鳥縫いによって縫着した場合には、縫製に用いた縫製糸が突出片用伸縮テープの伸縮に対して追従しやすい利点がある。また、上記衣類は、上記突出片用伸縮テープを用いることなく、後身頃部と股下部とが縫製により接ぎ合わされている構成とすることも可能である。この場合には、縫製効率の向上、確実な縫着などの観点から、上記縫製は、オーバーロックを好適に用いることができる。
上記衣類において、突出片用伸縮テープは、ギャザー用伸縮テープと一体化されている第1テープ部と、ギャザー用伸縮テープと一体化されていない第2テープ部とを有している構成とすることができる。
この場合は、ギャザー用伸縮テープとともに突出片用伸縮テープの第1テープ部を一度で縫着することができる。そのため、この場合は、衣類の生産性が向上する。なお、第1テープ部は、後身頃部の肌側から見て、三角形の二つの斜辺に相当する突出片の外縁のうち、右脚側の直線状の外縁、左脚側の直線状の外縁のいずれを覆うように配置されていてもよい。
上記衣類は、衣類中央線に沿って股下部の肌側面に縫着されている股下部用伸縮テープをさらに有している構成とすることができる。
この場合には、股下部用伸縮テープによる伸縮力により、股下部の中央部が着用者の股下に押し付けられるため、股下部の密着性が向上する。そのため、この場合には、生理用ショーツ、失禁用ショーツなど、着用者の股下から排出される経血や尿などの漏れを防ぐために密着性が要求される用途へ適用しやすい衣類が得られる。
上記衣類において、突出片における先端部の開き角は70°〜165°の範囲内にあることが好ましい。
この場合は、上記作用効果を確実なものとしやすくなる。また、股下部を有する種々の形状の衣類に対する適用性が高まる。なお、突出片における先端部の開き角は、三角形の二つの斜辺に相当する二つの直線部分のなす角をいう。
上記突出片における先端部の開き角は、股下部の幅の確保、外観向上、縫製効率の向上などの観点から、好ましくは、80°以上、より好ましくは、90°以上、さらに好ましくは、100°以上とすることができる。また、上記突出片における先端部の開き角は、先端部をウエスト側への持ち上げやすい、股下部の後端部におけるダブつき抑制、フィット性の向上などの観点から、好ましくは、150°以下、より好ましくは、140°以下、さらに好ましくは、130°以下とすることができる。
上記衣類は、股下部を有する衣類であれば、いずれのものにも適用することができる。上記衣類としては、具体的には、例えば、ショーツ、ガードル、パンツ、ボディスーツ、レオタードなどを例示することができる。上記ショーツとしては、より具体的には、サニタリー用ショーツ(生理用ショーツ)、失禁用ショーツなどが挙げられる。なお、上記衣類の着用者は、女性であっても男性であってもよい。
とりわけ、上記衣類は、股下部に機能性を有するサニタリー用ショーツ、失禁用ショーツであるとよい。この場合には、より高い効果を発揮することができる。
具体的には、上記衣類がサニタリー用ショーツとして用いられる場合、上記衣類はヒップへのフィット性が高いので、股下部の肌側に配置される生理用ナプキン等の体液吸収体
が固定されやすくなる。その結果、体液吸収体から生理時の経血等が漏れ難くなる。また、上記衣類が尿失禁用ショーツとして用いられる場合、上記衣類はヒップへのフィット性が高いので、失禁時の尿が漏れ難くなる。
なお、上述した各構成は、上述した各作用効果等を得るなどのために必要に応じて任意に組み合わせることができる。
以下、実施例の衣類について、図面を用いて説明する。なお、同一部材については同一の符号を用いて説明する。
(実施例1)
実施例1の衣類について、図1〜図7を用いて説明する。図1〜図3に示すように、本例の衣類1は、前身頃部2と、後身頃部3と、着用者の股下に配置され、前身頃部2と後身頃部3とを連結する股下部4とを有している。
本例の衣類1は、サニタリー用ショーツである。衣類1は、具体的には、着用者の右脚が挿入される右脚開口部11と、着用者の左脚が挿入される左脚開口部12とを有している。右脚開口部11は、前身頃部2の右脚裾部21と、後身頃部3の右脚裾部31と、股下部4の右脚側縁部41と、後述の脇接ぎ部(不図示)の裾部とで囲まれることによって形成されている。左脚開口部12は、前身頃部2の左脚裾部22と、後身頃部3の左脚裾部32と、股下部4の左脚側縁部42と、後述の脇接ぎ部(不図示)の裾部とで囲まれることによって形成されている。なお、本例では、図1に示されるように、股下部4の前端部と前身頃部2とが縫製により接ぎ合わされている例を示している。股下部4は、他にも、前身頃部2と一体化されていてもよい。また、本例では、前身頃部2と後身頃部3とは、右脚側および左脚側ともに脇接ぎ部(不図示)を介して接ぎ合わされている例を示している。なお、前身頃部2と後身頃部3とは、脇接ぎ部を用いることなく一体的に形成されていてもよい。
衣類1は、着用者のヒップの割れ目に沿う衣類中央線Mに沿って、後身頃部3の肌側面にギャザー用伸縮テープ51が縫着されている。ギャザー用伸縮テープ51は、後身頃部3における衣類中央線Mを挟んだ両側に皺状のギャザー部510を形成するためのものである。ギャザー用伸縮テープ51は、具体的には、平ゴムテープである。
衣類1は、股下部4の後端部に三角形状に突出する突出片40を有している。突出片40は、具体的には、突出片40の外縁に含まれる三角形の二つの斜辺401が同等の長さである二等辺三角形状に形成されている。なお、突出片40における先端部の開き角θ(二つの斜辺401のなす角)は、具体的には、約110°に設定されている。
衣類1は、衣類中央線M上に突出片40の先端部が配置された状態で、三角形の二つの斜辺401に相当する突出片40の外縁に沿って後身頃部3と股下部4とが縫製により接ぎ合わされている。
本例では、さらに、後身頃部3および股下部4の肌側面における突出片40の外縁に沿って突出片用伸縮テープ52が配置されている。突出片用伸縮テープ52は、具体的には、平ゴムテープである。突出片用伸縮テープ52は、ギャザー用伸縮テープ51と一体化されている第1テープ部521と、ギャザー用伸縮テープ51と一体化されておらず、独立した第2テープ部522とから構成されている。そして、本例では、突出片用伸縮テープ52を含んだ状態で後身頃部3と股下部4とが縫製により接ぎ合わされている。また、ギャザー用伸縮テープ51の下端部は、突出片40の先端部に接している。なお、本例における縫製は、3点千鳥縫いミシンを用いて行われており、ギャザー用伸縮テープ51と連続する第1テープ部521は、右脚側方向に配置されている。
本例では、前身頃部2の右脚裾部21の肌側面、後身頃部3の右脚裾部31の肌側面、および、股下部4の右脚側縁部41の肌側面に、右脚裾部用伸縮テープ53が縫着されている。同様に、前身頃部2の左脚裾部22の肌側面、後身頃部3の左脚裾部32の肌側面、および、股下部4の左脚側縁部42の肌側面に、左脚裾部用伸縮テープ54が縫着されている。右脚裾部用伸縮テープ53、左脚裾部用伸縮テープ54は、具体的には、ともに平ゴムテープである。そして、突出片用伸縮テープ52の両端部は、それぞれ右脚裾部用伸縮テープ53および左脚裾部用伸縮テープ54に接するように配置されている。
次に、本例の衣類の作用効果について説明する。
衣類1は、股下部4の後端部に三角形状に突出する突出片40を有しているので、突出片40によって股下部4の後端部の外縁が三角形の二つの斜辺を含む形状に形成される。そして、衣類1は、三角形の二つの斜辺401に相当する突出片40の外縁に沿って後身頃部3と股下部4とが縫製により接ぎ合わされている。そのため、衣類1は、股下部4の後端部の外縁が円弧状に形成されている場合に比べ、股下部4の後端部周辺に最初からヒップの形に沿わない余分な部分が少ない。
また、衣類1は、三角形状に突出する突出片40の先端部が衣類中央線M上に配置された状態で、後身頃部3と股下部4とが縫製により接ぎ合わされている。さらに、衣類1は、後身頃部3の肌側面における衣類中央線Mに沿ってギャザー用伸縮テープ51が縫着されている。そのため、ギャザー用伸縮テープ51の縮み力により、突出片40の先端部がウエスト側に引っ張られ、その結果、股下部4の後端部がウエスト側に持ち上げられる。
それ故、衣類1は、着用者に着用された状態で股下部4の後端部周辺にだぶつきがなくなるとともに、ヒップにフィットする。したがって、衣類1は、従来に比べ、着用者の脚部の動きによって後身頃部3の裾部分にズレが生じ難い。本例では、さらに、右脚裾部用伸縮テープ53および左脚裾部用伸縮テープ54が縫着されているので、着用者の脚部の動きによって後身頃部3の裾部分により一層ズレが生じ難い。
また、衣類1は、ヒップに対するフィット性が高く、後身頃部3の裾部分にズレが生じ難いので、後身頃部3の裾部分がヒップに食い込み難い。したがって、衣類1は、従来に比べ、着用者に着用された場合に、ヒップの左右の丸みがきれいに現れる。
図4、図5に、実施例1の衣類を適用した生理用ショーツのサンプル1を示す。また、比較例として、図6、図7に、従来の生理用ショーツのサンプル2を示す。図7に示されるように、従来の生理用ショーツは、股下部の後端部における外縁がゆるやかな円弧状に形成されているので、最初からヒップの形に沿わない皺や浮き等の余分な部分が多い。そのため、従来の生理用ショーツは、模擬ボディに着用させた状態で股下部の後端部周辺にだぶつきが生じやすく、ヒップにフィットし難いことがわかる。また、従来の生理用ショーツは、模擬ボディに着用させた状態で、ヒップの左右の丸みがきれいに現れていないこともわかる。
これに対し、図5に示されるように、本例の生理用ショーツは、模擬ボディに着用させた状態で股下部の後端部周辺にだぶつきがなく、ヒップにフィットしていることが確認された。また、本例の生理用ショーツは、模擬ボディに着用させた状態で、ヒップの左右の丸みがきれいに現れていることが確認された。
(実施例2)
実施例2の衣類について、図8〜図10を用いて説明する。図8〜図10に示されるように、本例の衣類1は、股下部4の後端部と後身頃部3との縫製が平三本針ミシンを用いて行われている点で実施例1と相違している。また、本例の衣類1は、衣類中央線Mに沿って股下部4の肌側面に、股下部用伸縮テープ55がさらに縫着されている点で実施例1と相違している。その他の構成は、実施例1と同様である。
本例の衣類1は、股下部用伸縮テープ55による伸縮力により、股下部4の中央部が着用者の股下に押し付けられるため、股下部4の密着性が向上する。そのため、本例の衣類1は、着用者の股下から排出される経血の漏れを防ぎやすい利点がある。その他の作用効果は、実施例1と同様である。
以上、本考案の実施例について詳細に説明したが、本考案は上記実施例に限定されるものではなく、本考案の趣旨を損なわない範囲内で種々の変更が可能である。
例えば、上記実施例1および実施例2では、突出片用伸縮テープを用いた例を示した。他にも、実施例1および実施例2において、突出片用伸縮テープを用いることなく、後身頃部と股下部とがオーバーロック等による縫製によって接ぎ合わされている構成とすることも可能である。
1 衣類
2 前身頃部
3 後身頃部
4 股下部
40 突出片
401 斜辺
51 ギャザー用伸縮テープ
510 ギャザー部
M 衣類中央線

Claims (9)

  1. 前身頃部と、後身頃部と、着用者の股下に配置され、上記前身頃部と上記後身頃部とを連結する股下部とを有する衣類であって、
    上記着用者のヒップの割れ目に沿う衣類中央線に沿って上記後身頃部の肌側面に縫着されており、上記衣類中央線を挟んだ両側に皺状のギャザー部を形成するためのギャザー用伸縮テープと、
    上記股下部の後端部に形成されており、三角形状に突出する突出片と
    を有しており、
    上記衣類中央線上に上記突出片の先端部が配置された状態で、上記三角形の二つの斜辺に相当する上記突出片の外縁に沿って上記後身頃部と上記股下部とが縫製により接ぎ合わされており、
    上記ギャザー用伸縮テープは、上記後身頃部のウエスト側端部から上記突出片の先端部まで設けられており、上記突出片の先端部をウエスト側に引っ張るものであることを特徴とする衣類。
  2. 上記後身頃部および上記股下部の肌側面における上記突出片の外縁に沿って配置された突出片用伸縮テープを有しており、
    該突出片用伸縮テープを含んだ状態で上記後身頃部と上記股下部とが縫製により接ぎ合わされており、
    上記突出片用伸縮テープは上記突出片の外縁をウエスト側に引っ張るものである ことを特徴とする請求項1に記載の衣類。
  3. 上記ギャザー用伸縮テープの下端部と上記突出片の先端部とが接していることを特徴とする請求項1または2に記載の衣類。
  4. 上記縫製は、千鳥縫い、または、オーバーロックであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の衣類。
  5. 前身頃部と、後身頃部と、着用者の股下に配置され、上記前身頃部と上記後身頃部とを連結する股下部とを有する衣類であって、
    上記着用者のヒップの割れ目に沿う衣類中央線に沿って上記後身頃部の肌側面に縫着されており、上記衣類中央線を挟んだ両側に皺状のギャザー部を形成するためのギャザー用伸縮テープと、
    上記股下部の後端部に形成されており、三角形状に突出する突出片と
    を有しており、
    上記衣類中央線上に上記突出片の先端部が配置された状態で、上記三角形の二つの斜辺に相当する上記突出片の外縁に沿って上記後身頃部と上記股下部とが縫製により接ぎ合わされており、
    上記後身頃部および上記股下部の肌側面における上記突出片の外縁に沿って配置された突出用伸縮テープを有しており、
    該突出用伸縮テープを含んだ状態で上記後身頃部と上記股下部とが縫製により接ぎ合わされており、
    上記突出片用伸縮テープは、上記ギャザー用伸縮テープと一体化されている第1テープ部と、上記ギャザー用伸縮テープと一体化されていない第2テープ部とを有していることを特徴とする衣類。
  6. 衣類中央線に沿って上記股下部の肌側面に縫着されている股下部用伸縮テープをさらに有していることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の衣類。
  7. 上記突出片における先端部の開き角は、70°〜165°の範囲内にあることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の衣類。
  8. ショーツとして構成されていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の衣類。
  9. 上記ショーツは、サニタリー用ショーツ、または、失禁用ショーツであることを特徴とする請求項8に記載の衣類。
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