JP2014189203A - 鞍乗り型車両のステッププレート形状 - Google Patents

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【課題】コンパクトにしながら足を載せやすい鞍乗り型車両のステッププレート形状を提供する。
【解決手段】同乗者70が足71を載せるピリオンステップ24に、足71全体を載せられる足載せ部62bが板状に形成され、ピリオンステップ24が使用時には水平に設けられ、ピリオンステップ24の車幅方向内側端に前後方向に延びるヒンジ軸を備え、ピリオンステップ24が非使用時には起立させて格納される自動二輪車のステッププレート形状において、ピリオンステップ24は、使用時の平面視では、足載せ部62bの車体前後方向の前端から車幅方向内側に向かって後退する前斜辺62Hを備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、乗員が足を載せる鞍乗り型車両のステッププレート形状に関する。
鞍乗り型車両のステッププレート形状として、ステッププレートの前縁が車幅方向内側にいくほど斜め前方に延びる形状を有するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
ステップの前縁は、車幅方向外側に行くほど後退している。
特許第4823954号公報
車両の形態上、乗員はリラックスした勢で乗車している場合が多く、車両を跨いで脚部を大きく開いているため、その足のつま先は車両前方に対して外側に開いた状態でステップに載せられている。従って、このような足の位置に合ったコンパクトで且つ足が載せやすいステップ形状が望まれる。
本発明は、上述した事情を鑑みてなされたものであり、コンパクトにしながら足を載せやすい鞍乗り型車両のステッププレート形状を提供することを目的としている。
上述した課題を解決するため、本発明は、運転者が跨る運転者用シート(17a)の後方に同乗者(70)が跨るように同乗者用シート(17b)が配置され、乗員(70)が足を載せるステッププレート(24)に、足(71)全体を載せられる足載せ部(62b)が板状に形成され、前記ステッププレート(24)が使用時には水平に設けられ、前記ステッププレート(24)の車幅方向内側端に前後方向に延びるヒンジ軸(61)を備え、前記ステッププレート(24)が非使用時には起立させて格納される鞍乗り型車両のステッププレート形状において、前記ステッププレート(24)は、使用時の平面視では、前記足載せ部(62b)の車体前後方向の前端から車幅方向内側に向かって後退する縁部(62H)を備えることを特徴とする。
この構成によれば、乗員が自然に載せた足に縁部が沿う形状となり、ステッププレートの無駄な部分が削除されてコンパクトにしながら足が載せやすい形状にすることができる。
上記構成において、前記ステッププレート(24)は、前記足載せ部(62b)の車体前後方向の長さ中央に対し、前記ヒンジ軸(61)の車体前後方向の長さ中央が後方にオフセットしていても良い。この構成によれば、乗員の足及び脚部の重量は、主に踵付近に掛かるので、ヒンジ軸が入力部である踵に近くなり、ステッププレートに掛かる荷重をヒンジ軸の近くで支持することができる。
また、上記構成において、前記ステッププレート(24)は、使用時の平面視で、前記足載せ部(62b)の車幅方向外縁部(62F)が、車体前後方向長さの中心付近から車幅方向内側に向かって後退していても良い。この構成によれば、乗員の足の形が、踵に向かって細くなるのに合わせた形状になっているので、無駄な部分を削除することができる。
また、上記構成において、前記ステッププレート(24)は、同乗者用であっても良い。この構成によれば、運転する必要のない同乗者にとって快適性が重要であるので、同乗者が楽な姿勢で載せる足に合わせた一層効果的なステッププレート形状とすることができる。
また、上記構成において、前記ステッププレート(24)は、エンジン(16)の後部を支持するピボットプレート(21)の後方に配置され、前記ピボットプレート(21)により後輪(14)を支持するスイングアーム(15)の前端が揺動可能に支持され、前記ステッププレート(24)が格納された状態では、前記ステッププレート(24)の前記縁部(62H)は、側面視で前記ピボットプレート(21)の前上がりの上縁(21a)に沿って延びていても良い。この構成によれば、格納時のステッププレートがピボットプレートに沿う形となり、スペースを有効活用することができるとともに、ステッププレートとピボットプレートとが調和し、外観性を向上させることができる。
また、上記構成において、前記ステッププレート(24)は、格納された状態では、外辺(62E)がサイドカバー(46)の下縁(46b)と並んで前後に延び、外辺(62E)と外斜辺(62F)との変曲点(62X)と、サイドカバー(46)の下縁(46b)と後縁(46c)との変曲点(46X)とは、車両前後方向で同等の位置となるようにしても良い。この構成によれば、格納されたステッププレートとサイドカバーとが調和し、外観性を向上させることができる。
本発明は、ステッププレートは、使用時の平面視では、足載せ部の車体前後方向の前端から車幅方向内側に向かって後退する縁部を備えるので、乗員が自然に載せた足に縁部が沿う形状となり、ステッププレートの無駄な部分が削除されてコンパクトにしながら足が載せやすい形状にすることができる。
また、ステッププレートは、足載せ部の車体前後方向の長さ中央に対し、ヒンジ軸の車体前後方向の長さ中央が後方にオフセットしているので、乗員の足及び脚部の重量が、主に踵付近に掛かるため、ヒンジ軸が入力部である踵に近くなり、ステッププレートに掛かる荷重をヒンジ軸の近くで支持することができる。
また、ステッププレートは、使用時の平面視で、足載せ部の車幅方向外縁部が、車体前後方向長さの中心付近から車幅方向内側に向かって後退しているので、乗員の足の形が、踵に向かって細くなるのに合わせた形状になっているので、無駄な部分を削除することができる。
また、ステッププレートは、同乗者用であるので、運転する必要のない同乗者にとって快適性が重要であるため、同乗者が楽な姿勢で載せる足に合わせた一層効果的なステッププレート形状とすることができる。
また、ステッププレートは、エンジンの後部を支持するピボットプレートの後方に配置され、ピボットプレートにより後輪を支持するスイングアームの前端が揺動可能に支持され、ステッププレートが格納された状態では、ステッププレートの縁部は、側面視でピボットプレートの前上がりの上縁に沿って延びているので、格納時のステッププレートがピボットプレートに沿う形となり、スペースを有効活用することができるとともに、ステッププレートとピボットプレートとが調和し、外観性を向上させることができる。
また、ステッププレートは、格納された状態では、外辺がサイドカバーの下縁と並んで前後に延び、外辺と外斜辺との変曲点と、サイドカバーの下縁と後縁との変曲点とは、車両前後方向で同等の位置となるので、格納されたステッププレートとサイドカバーとが調和し、外観性を向上させることができる。
本発明の一実施形態のピリオンステップを備える自動二輪車を示す右側面図である。 ピリオンステップを示す平面図である。 同乗者が左右のピリオンステップに足を載せた状態を示す平面図である。 ピリオンステップを起立させた状態を示す側面図である。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態について説明する。なお、説明中、前後左右および上下といった方向の記載は、特に記載がなければ車体に対する方向と同一とする。また、各図に示す符号FRは車体前方を示し、符号UPは車体上方を示し、符号LEは車体左方を示している。
図1は、本発明の一実施形態のピリオンステップを備える自動二輪車10を示す右側面図である。
自動二輪車10は、車体フレーム11の前端部に前サスペンション12を介して前輪13が取付けられ、車体フレーム11の後部下部にスイングアーム15を介して後輪14が取付けられ、車体フレーム11の下部にエンジン16が取付けられた車両である。また、自動二輪車10は、車体フレーム11の上部にシート17が取付けられ、車体フレーム11の一部が樹脂製の車体カバー18で覆われている。前輪13は、上方から前サスペンション12に取付けられたフロントフェンダ19で覆われている。
車体フレーム11は、その一部を構成する左右一対のピボットプレート21を備える。ピボットプレート21は、スイングアーム15を揺動可能に支持するピボット軸22と、運転者が足を載せる左右一対のライダーステップ23と、同乗者が足を載せるピリオンステップ24をそれぞれ支持する左右一対のステップホルダ26とが設けられている。なお、符号27はブレーキペダルである。
前サスペンション12は、バーハンドル31により左右に操舵される。
エンジン16は、多気筒水平対向型のものであり、クランクシャフトが前後方向を指向して配置され、左右のシリンダ部33が左右側方に水平に突出している。左右のシリンダ部33の前部は、それぞれパイプ製のエンジンガード34で保護されている。エンジン16の排気管(不図示)は、エンジン16の下部からエンジン16の下方を通って後方に延び、スイングアーム15の側方に配置されたマフラー36に接続される。
シート17は、運転者が座る前部シート17aと、同乗者が座る後部シート17bとからなり、燃料タンク37の後端に連続して設けられ、車両後部まで延びている。なお、符号38は同乗者が掴むグラブレールである。
車体カバー18は、前サスペンション12の上部を覆うフロントカウル41と、フロントカウル41の左右を連結するアッパカバー42と、エンジン16の下部側方及び下方を覆うロアカバー43と、シート17の側部下方を覆う左右一対のサイドカバー46、サイドロアカバー47及びリアカバー48とを備える。なお、符号50はフロントカウル41内の左右に配置されたラジエータである。
フロントカウル41には、ヘッドライト51、左右一対のバックミラー52、ウインドスクリーン53が設けられている。
シート17の後方には、トランクボックス56が設けられ、リアカバー48の両側方には、左右一対のサドルバッグ57が設けられている。
図2は、ピリオンステップ24を示す平面図である。
ピリオンステップ24は、ステップホルダ26に設けられた支軸61と、この支軸61に揺動可能に支持された板状のステップ部62とからなり、足を載せる使用状態では、ステップ部62が水平になる。支軸61は、ステップホルダ26に車幅方向内側に凹むように形成された凹部26aの前壁26b及び後壁26cに車両前後方向に延びるように渡されている。ステップ部62は、足を載せるステップ面62aが設けられた足載せ部62bと、この足載せ部62bから突出するように一体成形された軸支部62cとからなり、軸支部62cが支軸61に揺動可能に取付けられている。ステップ面62aは、足載せ部62bの上面に貼り付けられたゴム板で形成されている。
足載せ部62bは、内辺62D、外辺62E、外斜辺62F、前辺62G、前斜辺62H、後斜辺62Jを備える。内辺62Dは、前内辺62p及び後内辺62qからなり、車幅方向内側で軸支部62cを前内辺62p及び後内辺62qで前後に挟むように前内辺62p及び後内辺62qが車両前後方向に延びる。外辺62Eは、車幅方向外側で車両前後方向に延びる。外斜辺62Fは、外辺62Eの後端から車幅方向内方斜め後方に延びる。外辺62Eと外斜辺62Fとの境界は、足載せ部62bの車両前後方向の中央に車幅方向に延びるように引いた足載せ部中心線65の近傍に位置する。前辺62Gは、外辺62Eの前端から車幅方向内方に延びる。前斜辺62Hは、前辺62Gの内端から車幅方向内方斜め後方に延びる。後斜辺62Jは、外斜辺62Fの後端から車幅方向内方斜め前方に延びる。
軸支部62cの車両前後方向の中央に車幅方向に延びるように軸支部中心線66を引いたときに、軸支部中心線66は、足載せ部中心線65に対して車両後方に距離δだけオフセットしている。軸支部中心線66は、支軸61の車両前後方向の中央と一致している。
足載せ部62bに足を載せた場合、足のつま先より踵に、脚部全体の荷重が作用しやすい。本実施形態では、軸支部中心線66が、足載せ部中心線65に対して後方にオフセットしているので、足載せ部62bに載せられた足の踵側の荷重を支軸61及び軸支部62cで受けやすくすることができ、足71に掛かる荷重を安定に支持することができる。
軸支部62cは、その車幅方向内縁部に、ステップホルダ26の下面に当たるストッパ部62mが一体に設けられ、ストッパ部62mがステップホルダ26の下面に当たることで、ステップ部62が水平状態に保持される。
図3は、同乗者70が左右のピリオンステップ24,24に足71を載せた状態を示す平面図である。
自動二輪車10(図1参照)は、形態としてツーリングに適した車体構造を有するツアラーに分類される車両であるため、運転者と同様に、同乗者は後部シート17b(図1参照)に跨って比較的足を大きく開いた楽な姿勢を取ることが多い。従って、同乗者70の足71のつま先71a及び踵71bを通り、足71の幅の中央を通る足中心線72は、左右のつま先71a,71a側を左右の踵71b,71b側に対して車幅方向外側に開くことになる。従って、ピリオンステップ24の形状も、足載せ部62bに載せた足71に合わせた形状とするのが望ましい。
本実施形態では、ピリオンステップ24を水平にした状態で、つま先71aの位置に対応させて足載せ部62bの前斜辺62Hを、足載せ部62bの前辺62Gの内端から車幅方向内側に向かって後退するように斜めに形成している。これにより、例えば、従来のようにピリオンステップの前縁を車幅方向外側に向かって後退するように形成したものに比較して、無駄な部分をより少なくすることができる。この結果、ピリオンステップ24をコンパクトにしながら足71が安定する形状にすることができ、ピリオンステップ24の軽量化を図ることもできる。
また、足載せ部62bの外斜辺62Fを、足載せ部62bの外辺62Eの後端から車幅方向内側に向かって後退するように斜めに形成している。また、外斜辺62Fの前端は、足載せ部62bの前後方向のほぼ中央に位置している。これらのことから、長手方向中央より踵71b側が幅が狭くなっている足の形状に、より適切に対応するため、従来のステップに比べて無駄な部分を削除することができる。
図4は、ピリオンステップ24を起立させた状態を示す側面図である。
ピリオンステップ24を使用しないときには、ステップ部62を立てて車体の側面にほぼ沿わせ、格納することが可能であり、ステップホルダ26に、ピリオンステップ24を起立状態に保持するための保持構造(不図示)を備える。
サイドカバー46は、前上がりの上縁46aと、前後方向にほぼ水平に延びる下縁46bと、下縁46bの後端から後上りに延びる後縁46cとを備える。下縁46bと後縁46cとは、変曲点46Xで屈曲している。サイドロアカバー47は、前上がりの上縁47a及び前縁47bを備える。
ステップ部62の前斜辺62Hは、ピボットプレート21の上縁21aに沿っているので、ピボットプレート21とステップ部62との間のスペースを有効に利用することができる。また、側面視で、ピボットプレート21と、格納されたステップ部62とが調和し、外観性を向上させることができる。
また、ステップ部62は、前上がりの外斜辺62F及び前斜辺62Hを備えるので、ステップ部62の全体として前上がりの外形となる。外斜辺62F及び前斜辺62Hが、車体カバー18を構成するサイドカバー46、サイドロアカバー47の前上がりの上縁46a、上縁47a、前縁47bに沿っているので、外斜辺62F及び前斜辺62Hと、縁部46a,47a,47bとで調和を図ることができる。更に、外辺62Eがサイドカバー46の下縁46bと並んで前後に延び、外辺62Eと外斜辺62Fとの変曲点62Xと、サイドカバー46の下縁46bと後縁46cとの変曲点46Xとは、車両前後方向で同等の位置となるので、ステップ部62とサイドカバー46とで調和を図ることができる。従って、自動二輪車10(図1参照)の外観性を向上させることができる。
以上の図1、図2及び図3に示したように、運転者が跨る運転者用シートとしての前部シート17aの後方に同乗者70(図3参照)が跨るように同乗者用シートとしての後部シート17bが配置され、同乗者70が足71を載せるステッププレートとしてのピリオンステップ24に、足71全体を載せられる足載せ部62bが板状に形成され、ピリオンステップ24が使用時には水平に設けられ、ピリオンステップ24の車幅方向内側端に前後方向に延びるヒンジ軸としての支軸61を備え、ピリオンステップ24が非使用時には起立させて格納される鞍乗り型車両としての自動二輪車10のステッププレート形状において、ピリオンステップ24は、使用時の平面視では、足載せ部62bの車体前後方向の前端から車幅方向内側に向かって後退する縁部としての前斜辺62Hを備える。
この構成によれば、同乗者70が自然に載せた足に前斜辺62Hが沿う形状となり、ピリオンステップ24の無駄な部分が削除されてコンパクトにしながら載せた足71が載せやすい形状にすることができる。
また、図2及び図3に示したように、ピリオンステップ24は、足載せ部62bの車体前後方向の長さ中央に対し、支軸61の車体前後方向の長さ中央が後方にオフセットしているので、同乗者70の足71及び脚部の重量は、主に踵71b付近に掛かるので、支軸61が入力部である踵71bに近くなり、ピリオンステップ24に掛かる荷重を支軸61の近くで支持することができる。
また、図2及び図3に示したように、ピリオンステップ24は、使用時の平面視で、足載せ部62bの車幅方向外縁部としての外斜辺62Fが、車体前後方向長さの中心付近から車幅方向内側に向かって後退しているので、同乗者70の足71の形が、踵71bに向かって細くなるのに合わせた形状になっているため、無駄な部分を削除することができ、ピリオンステップ24の軽量化を図ることができる。
また、ピリオンステップ24は、同乗者70用であるので、運転する必要のない同乗者70にとって快適性が重要であるため、同乗者70が楽な姿勢で載せる足71に合わせたコンパクトでしかも足71を安定に支持する効果的なステップ形状とすることができる。
また、図1及び図4に示したように、ピリオンステップ24は、エンジン16の後部を支持するピボットプレート21の後方に配置され、ピボットプレート21により後輪14を支持するスイングアーム15の前端が揺動可能に支持され、ピリオンステップ24が格納された状態では、ピリオンステップ24の前斜辺62Hは、側面視でピボットプレート21の前上がりの上縁21aに沿って延びていているので、格納時のピリオンステップ24がピボットプレート21に沿う形となり、ピボットプレート21、ピリオンステップ24間のスペースを有効活用することができるとともに、ピボットプレート21とピリオンステッププ24とが調和し、自動二輪車10の外観性を向上させることができる。また、図4に示すように、外斜辺62Fについても、ピボットプレート21の上縁21aに沿って延びているので、より一層外観性を向上させることができる。
また、図4に示したように、ステッププレート24は、格納された状態では、外辺62Eがサイドカバー46の下縁46bと並んで前後に延び、外辺62Eと外斜辺62Fとの変曲点62Xと、サイドカバー46の下縁46bと後縁46cとの変曲点46Xとは、車両前後方向で同等の位置となるので、格納されたピリオンステップ24とサイドカバー46とが調和し、外観性を向上させることができる。
上述した実施形態は、あくまでも本発明の一態様を示すものであり、本発明の主旨を逸脱しない範囲で任意に変形及び応用が可能である。
例えば、上記実施形態において、図3に示したように、ピリオンステップ24の前辺62Gを車幅方向に延びるように設けたが、これに限らず、足中心線72に対して直交するように設けても良い。
また、本発明は、自動二輪車10に適用する場合に限らず、自動二輪車以外も含む鞍乗り型車両にも適用可能である。
10 自動二輪車(鞍乗り型車両)
14 後輪
15 スイングアーム
16 エンジン
17a 前部シート(運転者用シート)
17b 後部シート(同乗者用シート)
18 車体カバー
21 ピボットプレート
21a 上縁
24 ピリオンステップ(ステッププレート)
46b 下縁
46c 後縁
46X 変曲点
61 支軸(ヒンジ軸)
62b 足載せ部
62E 外辺
62F 外斜辺(車幅方向外縁部)
62H 前斜辺(縁部)
62X 変曲点
70 同乗者(乗員)
71 足

Claims (6)

  1. 運転者が跨る運転者用シート(17a)の後方に同乗者(70)が跨るように同乗者用シート(17b)が配置され、乗員(70)が足を載せるステッププレート(24)に、足(71)全体を載せられる足載せ部(62b)が板状に形成され、前記ステッププレート(24)が使用時には水平に設けられ、前記ステッププレート(24)の車幅方向内側端に前後方向に延びるヒンジ軸(61)を備え、前記ステッププレート(24)が非使用時には起立させて格納される鞍乗り型車両のステッププレート形状において、
    前記ステッププレート(24)は、使用時の平面視では、前記足載せ部(62b)の車体前後方向の前端から車幅方向内側に向かって後退する縁部(62H)を備えることを特徴とする鞍乗り型車両のステッププレート形状。
  2. 前記ステッププレート(24)は、前記足載せ部(62b)の車体前後方向の長さ中央に対し、前記ヒンジ軸(61)の車体前後方向の長さ中央が後方にオフセットしていることを特徴とする請求項1に記載の鞍乗り型車両のステッププレート形状。
  3. 前記ステッププレート(24)は、使用時の平面視で、前記足載せ部(62b)の車幅方向外縁部(62F)が、車体前後方向長さの中心付近から車幅方向内側に向かって後退していることを特徴とする請求項1又は2に記載の鞍乗り型車両のステッププレート形状。
  4. 前記ステッププレート(24)は、同乗者用であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の鞍乗り型車両のステッププレート形状。
  5. 前記ステッププレート(24)は、エンジン(16)の後部を支持するピボットプレート(21)の後方に配置され、前記ピボットプレート(21)により後輪(14)を支持するスイングアーム(15)の前端が揺動可能に支持され、前記ステッププレート(24)が格納された状態では、前記ステッププレート(24)の前記縁部(62H)は、側面視で前記ピボットプレート(21)の前上がりの上縁(21a)に沿って延びていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の鞍乗り型車両のステッププレート形状。
  6. 前記ステッププレート(24)は、格納された状態では、外辺(62E)がサイドカバー(46)の下縁(46b)と並んで前後に延び、外辺(62E)と外斜辺(62F)との変曲点(62X)と、サイドカバー(46)の下縁(46b)と後縁(46c)との変曲点(46X)とは、車両前後方向で同等の位置となっていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の鞍乗り型車両のステッププレート形状。
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