JPH02279483A - 自動二輪車用可動ステップ - Google Patents

自動二輪車用可動ステップ

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JPH02279483A
JPH02279483A JP1100283A JP10028389A JPH02279483A JP H02279483 A JPH02279483 A JP H02279483A JP 1100283 A JP1100283 A JP 1100283A JP 10028389 A JP10028389 A JP 10028389A JP H02279483 A JPH02279483 A JP H02279483A
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lever
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Atsushi Nakajima
淳 中島
Yoshihiro Funayama
船山 芳浩
Kazuyoshi Otsuka
大塚 和義
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Honda Motor Co Ltd
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    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B61/00Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
    • F02B61/02Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving cycles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62JCYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
    • B62J25/00Foot-rests; Knee grips; Passenger hand-grips
    • B62J25/04Floor-type foot rests

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Axle Suspensions And Sidecars For Cycles (AREA)
  • Passenger Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 り束上叫■携立且 本発明は、自動二輪車において、主に同乗者の足載せ用
ステップに関する。
従米及± 通常自動二輪車の足載せ用ステップは平均的体格の人が
°シートに跨がって乗車した際に両足を載せる車体側方
の標準的位置に固定している。
しかし平均的体格の人を対象に設計しているため、人に
よって必ずしも最適位置にステップがあるとは限らず、
また市街地走行、郊外走行、長時間走行等の走行状態に
よってもステップの最適位置は異なるものである。
そこで従来でもステップを可動とした例があり、その−
例(実開昭61−29987号公報)を第1図に示す。
同側は車体両側方において車体幅方向に水平に突出した
回転軸01にステップ02を固着したもので、01を中
114こ回動じ、ステップの角度を自由に調節できるも
のである。
同乗者は走行状態に合わせて自ら最も敵した角度にステ
ップを調節して足を載せることができる。
“ンしようと る1 しかしステップの角度を変える程度では、十分でなく居
住性も良くない。
長時間走行では高い位置のステップで足の踏んばりを時
々きかせたり、足載せ位置の上下の移動で膝の曲がりが
変えられると、疲労が軽減できるので、ステップは標準
位置のほかに、その上方約6 cm程度の高い位置にも
ステップがあることが適当である。
また市街地走行時には、発進・停車が頻発して行なわれ
るので、足の踏んばりを良くするため、高い位置にステ
ップがあることが望ましい。
さらにステップ位置に高低があることにより同乗者の体
格により適した調整が可能となる。
”るための  および 本発明は、かかる点に鑑みなされたもので、その目的と
する処は、ステップを上下に節単に移動調節でき、状況
に応じた最適位置で足場を確保できる可動ステップを供
する点にある。
すなわち本第1の発明は、自動二輪車において、ステッ
プを上下に移動可能に支持する支持機構と、該ステップ
を常に上方向へ付勢する付勢手段と、該ステップを適当
な高さで保持可能なロック機構と、車体に取付けられた
操作ノブと、同操作ノブから延設され前記ロック機構に
接続された伝達部材とを備えた自動二輪車用可動ステッ
プである。
ステップはロック機構により適当な高さに保持され、高
さを変えたい場合は、操作ノブを操作して伝達部材を介
してロック機構のロックを解除状態とすると、ステップ
は付勢手段により上昇するので、乗車式はステップを足
で踏み込み適当な位置で操作ノブの操作によりロック機
構を作動させステップを保持させることでステップの高
さを節単に変えることができる。
乗車状態のままステップの高さ位置を容易に変更するこ
とが可能である。
第2の発明は、ステップ支持機構がステップを上昇させ
るとともに前方へ移動できるので、ステップは、上下ば
かりでなくin後にも移動してより最適位置への調節が
可能である。
第3の発明は、自動二輪車において、ステップを上下に
移動可能に支持する支持手段と、同支持手段を駆動する
一方向にのみ運動を伝達する伝達手段と、同伝達手段を
介して前記支持手段を駆動する駆動手段とを備えた自動
二輪車用可動ステップである。
駆動手段は伝達手段を介して支持手段を駆動しステップ
を上下に移動することができ、伝達手段が駆動手段から
の運動のみ伝達し、逆の°支持機構からの運動の伝達は
阻止されているのでステップはその位置で保持される。
よって乗車式は労力を要せずに簡単にステップの高さ位
置を調節することができる。
実1iLJ1.1 以下第2図ないし第9図に図示した本発明に係る一実施
例について説明する。
第2図および第3図は本実施例の適用された自動二輪車
lの全体側面図および平面図である。
自動二輪車1の車体フレーム2には、前後車輪3.4の
間に位置してエンジン5が搭載されるとともにエンジン
5の上方に位置する燃料タンク6、同燃料タンク6の後
方に位置する運転者用シート7およびその後部に連なる
バンクレスト付の同乗者用シート8が配設されている。
同乗者シート8の背部には物品収納箱9が設けられてい
る。
運転者用シート7の下方の車体両側面を左右の側面カバ
ー10が覆っており、さらにその下方をステップアッシ
ーカバー11が覆っていて、同側面カバー11の側方に
同乗者用のとりオンステップ12が昇降自在に支持され
ている。
物品収納箱9は同乗者用シート8の背後を左右に張り出
して設けられており、その右側の前壁に操作ノブ13が
取付けられている。
操作ノブ13は、同乗者用シート8のバックレスト下端
部近傍にあって同乗者が同乗者用シート8に跨がったと
きに、右腹の側方に位置し、乗車状態のまま操作し易い
位置にある。
第4図は操作ノブ13からピリオンステップ12に至る
駆動機構およびその周辺を分解して示した概略斜視図で
ある。
同図において、14はカバ一部材であり、前記物品収納
箱9の右側部前壁に固着され、操作レバー15の枢支基
端部を覆い、操作レバー15の先端部はカバ一部材14
より外側へ揺動自在に突出されて、その先端に前記操作
ノブ13が固着される。
操作レバー15にはアジャストケーブルI6の一端が接
続され、アジャストケーブル16は中央で二叉に分岐し
て一方は左側のピリオンステップ12に向い、他方は右
側のピリオンステップ12に延設されている。
ステップアッシーカバー11の側部に沿って設けられる
ピリオンステップ12は、支持台20にX字状に組合わ
されたリンク部材21.22を介して昇降自在に支持さ
れ、支持台20にはリンク部材21.22を保持するロ
ック機構のストッパーアーム23が備えられており、同
ストンパーアーム23に前記アジャストケーブル16の
一端が固着される。
リンク部材21.22は蛇腹状のリンクブーツ24を被
せられ支持台20はブラケントカハ−25で側方を覆わ
れる。
以下ピリオンステップ12の昇降機構について第5図な
いし第8図に基づいて説明する。
第5図は同昇降機構の分解斜視図であり、第6図は組立
てた状態の側面図、第7図は同平面図、第8図は同後面
図である。
支持台20は、前後に長尺の矩形の箱状をなし、左右側
板20aは対称に形成されていて、その前後に円孔20
b 、20Cが、後方寄りにi′1′11後方向に長尺
の長孔20dが穿設されている。
その内側の側板20aには固定用ブラケント26が固着
されていて同ブラケット26を車体フレームにボルト2
7により固定せしめる。
なお支持台20の後側板にはケーブルホルダー28がそ
の下端部を固着されて突設されている。
ストンバーアーム23は直角三角形状をなし、その直角
角部に支軸29が植設されて外側方に突出しており、下
辺に所定の間隔を存して3箇所切欠き30a 、 30
b 、30cが形成され、上方角部にはアジャストケー
ブル16の端部を固定する一部切欠かれた円孔31が設
けられている。
かかるストッパーアーム23に植設された支軸2つにト
ーションスプリング32を巻装し支持台20の1対の左
右側板20aに設けられた後方の円孔20cに支軸29
を内側から貫挿し、外側への突出部にワッシャ33を介
してEリング34を嵌着する。
したがって支持台20は支軸29を中心にストッパーア
ーム23を揺動自在に支持する。
同時にトーションスプリング32の一端を支持台20側
に係止し、他端をストッパーアーム23の後側縁に係止
してストッパーアーム23を第5図において反時計方向
に揺動するように常に付勢力を持たせる。
支持台20の左右側+Fi、20aに設けられた長孔2
0dには、中央に左右位置決め用のフランジを有した摺
動ピン35が内側から貫挿され左右側板20aの間にお
いて一方のリンク部材22の下端部を貫通して外側に突
出し、その突出部にワッシャ36を介してEリング37
が嵌着される。
したがって摺動ピン35は支持台20の長孔20dに案
内されて前後に摺動し、同時にリンク部材22の下端部
を前後に移動する。
かかる摺動ピン35の右半部は支持板20の内側方に突
出して前記ストッパーアーム23の下端縁に形成された
切欠き30a 、 30b 、30cのいずれかに嵌合
するようになっており、ストッパーアーム23はトーシ
ョンスプリング32により反時計方向の付勢力を受けて
いるので切欠きは確実に摺動ピン35に嵌合する。
一方アジャストケーブル16の一端はそのアラクーケー
ブルがケーブルホルダー28に固定され、インナーケー
ブルの端部がストッパーアーム23の上方の円孔31に
係止される。
したがって通常トーションスプリング32によって、摺
動ピン35に嵌合し、摺動ピン35の前後の摺動を禁止
したロック状態にあるスト7パーアーム23は、アジャ
ストケーブル16のインナーケーブルが引張られるとト
ーションスプリング32に抗して上方に揺動し、摺動ピ
ン35の前後の摺動を許すことができる。
以上がロック機構である。
一方一対のリンク部材21.22は、X字状に組合わさ
れて中央をビン40で軸支され、互いに相対的に回動可
能であり、両者の下端部は支持台20の左右側板2Oa
間に遊嵌されて一方のリンク部材22の下端部は前記し
たように摺動ピン35が貫通しており、他方のリンク部
材21の下端部は支持台20の左右側板20aに設けら
れた前方の円孔20bに合わせて一端にフランジが形成
された固定ピン41によって外側から貫通され、側板2
0aの内側に突出した端部にワンシャ42を介してEリ
ング43が嵌着される。
したがってリンク部材21は固定ピン41を中心に揺動
する。
両リンク部材21.22の上端は、下方が開口した長方
箱状のステップホルダー45内に遊嵌されている。
ステップホルダー45は、前後に長尺の左右側壁45a
には前方に円孔45b、後方に長孔45cが左右対向し
て設けられており、前方の円孔45bにリンク部材22
の上端の円孔を合わせ固定ピン46を貫通させ、固定ビ
ン46の端部にワンシャ47を介してEリング48が嵌
着される。
一方後方の長孔45cにはリンク部材21の上部の円孔
を合わせて摺動ピン49が貫通され、同摺動ピン49の
端部にワッシャ50を介してEリング51が嵌着される
そしてリンク部材21の上端部に設けられた係止片21
aとステップホルダー45の内側の前方位置に突設され
た係止部52との間に引張りスプリング53が架設され
る。
したがってステップホルダー45は、支持台20に対し
てX字状に組合わされたリンク部材21.22を介して
支持され、ストッパーアーム23によるロックを解除し
た状態ではリンク部材22の下端部が前後に摺動可能で
、リンク部材21の上端部もステップホルダー45の長
孔45cに沿って前後に摺動可能なので、同状態でリン
ク部材21と22の相対角度を変えることで、リンク部
材21.22は起立・倒伏を行い、ステップホルダー4
5はブラケット26に対して上下に昇降することができ
る。
そしてリンク部材21.22は引張りスプリング53の
引張力により常に起立させる方向に付勢されているので
、ステップホルダー45に何ら外力が加わらないときは
、ステップホルダー45は上昇位置にあり、ステップホ
ルダー45に下方に向う力が働くと引張りスプリング5
3に抗してステップホルダー45を下降させることがで
きる。
ステップホルダー45の前後側壁45dには前後に指向
した長尺のビン55が貫通する円孔45eが穿没される
とともに、後側壁には一部肉厚として凹部45fが形成
され(第7図参照)、同門部45「にスプリング56を
嵌入し、さらに外側からスチールボール57を圧入する
ようになっている。
同ステップホルダー45の後側面にはクリックプレート
58が添設されるもので、同クリックプレート58はそ
の円孔58aをビン55に回動自在に貫通され、同円孔
58aより等距離に2箇所設けられた円孔58b 、5
8cのいずれかに、ステップホルダー45側の凹部45
fに圧入されたスチールボール57が嵌合して2つの固
定位置にクリックプレー1・58を保持することができ
る。
ステップホルダー45にはピリオンステップ12が垂直
姿勢と水平姿勢との間を揺動自在に支持されるようにな
っており、ビリオンステンプ12のステッププレート基
台60は、その基端側側縁が矩形に切欠かれてステップ
ホルダー45に嵌合するよううこなっていて、基端例の
前後突出部60a 、60aによってステップホルダー
45の前後側壁45dが狭まれ、両者を前記ビン55が
前方から後方に向けて貫通しステッププレート基台60
を揺動自在に支持する。
ステッププレート基台60の後方の突出部60aには所
定形状に穿設孔60bが形成され、その穿設孔60bに
ロックピン59を介して前記クリックプレート58が嵌
着される。
したがってステッププレート基台60は、クリックプレ
ート58の円孔58b、58cとスチールボール57と
の嵌合により、垂直姿勢と水平姿勢との2つの保持位置
を有して、ステップホルダー45に対して揺動すること
ができる(第8図参照)。
ステッププレート基台60には基端側から先端側に2条
の突条61が形成され、その前後対応する位置に2箇所
切欠き61a 、 61bが形成され、中央にボルト孔
61cがそれぞれ設けられている。
またステッププレート基台60の基端側側壁60cには
凹部60dが設けられて、スプリング62が嵌入され、
次いでスチールボール63が圧入されるようになってい
る。
かかるステッププレート基台60に取り付けられるステ
ッププレート65は矩形板の左右側部を下方に折曲して
レール部65aを形成して、同レール部65aがステッ
ププレート基台60の突条61に設けられた切欠き61
a 、61bに前後への摺動を許して嵌合するようにな
っている。
ステッププレート65の内側のレール部65aには前後
方向に3か所円孔65bが並設されて、ステッププレー
ト基台60側の側壁60cの凹部60dに圧入されるス
チールボール63の頭が突出して該円孔65bのいずれ
かに嵌合し、ステッププレート65の前後の位置決めを
する。
したがってステッププレート65は前方、中間、後方の
3段階の固定位置を有し、選択的に位置決めすることが
でき、位置決めしたら前記ボルト孔61cに対応してス
テッププレート65側に設けられた長孔65cに押え金
具66を嵌合し、押え金具66をボルト67が貫通し、
押え金具66のフランジを介してステッププレート65
を押えつけるようにボルト孔61cに螺合し緊締する。
なおステッププレート65にはステップラバー68が貼
着される。
こうして組立てられると、第6図ないし第8図に図示す
る構造となり、同図はステッププレート65が上昇位置
にあってストンバーアーム23によりロック保持状態に
あるときを示している。
なおステ・ンププレート65は使用しないときは、上方
に折り曲げて垂直姿勢として余計な突出を避け、使用時
に水平姿勢に倒して同乗者の足載せとする。
以上の機構は右側のピリオンステップについても同様で
ある。
一方ロツク機構のストッパーアーム23を揺動させる操
作レバー15は、第9図に図示するように1.5字状に
弯曲してその基端部がレバー支持台70に支軸71を介
して枢支され、支軸71に巻装されたトーションスプリ
ング72によって第9図において時計方向に付勢されて
いる。
操作レバー15の枢支部近傍には突設部15aが形成さ
れて、その端部にアジャストケーブル16のインナーケ
ーブル端部が固着される。
レバー支持台70からはケーブルホルダー73が延設さ
れ′Cいて、その端部にアジャストケーブルI6のアウ
ターケーブル端部が固定される。
したがって通常はトーションスプリング72により操作
レバー15は第9図で時計方向に回動した位置にあって
アジャストケーブル16のインナーケーブルは押込み状
態にある。
操作レバー15をトーションスプリング72に抗して反
時計方向に揺動すればアジャストケーブル16のインナ
ーケーブルは引張られ、左右のビリオンステンプ側のス
トッパーアーム23を揺動し、ロックを解除することが
でき、また操作レバーから手を離せばトーションスプリ
ング72により又ステップ側のトーションスプリング3
2により自然とインナーケーブルが押込まれ、ロック作
動状態とすることができる。
以上のようにして操作レバー15の操作によりアジャス
トケーブル16のインナーケーブルを引張るとロック機
構のストッパーアーム23が上方に揺動してロックを解
除する。
第6図を参照してストッパーアーム23が上方に揺動し
て摺動ビン35と切欠き30aとの嵌合を解除すると、
引張りスプリング53によってビリオンステンプ12は
上界位置に保持されるが、上方より足で踏みつけるよう
にすると、引張りスプリング53により適度な抵抗を受
けながら、ピリオンステップ12は真直ぐ下方に下降で
きる。
適当な高さまでピリオンステップ12を下降させたら、
I’x作レムレバー15動させていた力を抜くと、スト
ッパーアーム23は下方に揺動してストッパーアーム2
3の別の切欠き30b又は30cのいずれかに慴動ビン
35が嵌合保持されるので、リンク部材21.22は固
定されて、同高さでピリオンステップ12は保持される
本実施例ではストッパーアーム23の切欠き30a、3
0b、30cが3箇所にあってロック保持状態が3状態
でステッププレート65の高さは上昇位置、中間位置、
下降位置の3つの位置に調節できる。
なお中間位置又は下降位置から上昇位置にステッププレ
ート65の高さを変えるときは、ストッパーアーム23
を上方に揺動ずれば引張りスプリング53により自動的
にステッププレート65は上昇位置まで移動するので、
そのまま操作レバー15を離せば上昇位置にステッププ
レート65は保持される。
以上のように本実施例においては、同乗者は乗車したま
まで、操作レバー15の操作とステッププレート65の
踏込みによりピリオンステップ12の高さを簡単に調節
でき、同乗者の体格及び走行状態に応じて最適と思われ
る位置に設定でき、疲労の少ない良好な居住性を得るこ
とが可能である。
すなわち長時間走行時には、ピリオンステップ12を高
い位置とし、足の踏ん張りで腰を浮かせ尻のだるさを解
消することができ、また足載せ位置の上下の移動で膝の
曲がり角を変え膝のだるさも解消できる。
発進・停車が頻繁に行われる市街地走行時には、ピリオ
ンステップ12を高い位置にすることで、足の踏んばり
を良くした状態で乗車できる。
次に上記実施例と同様にピリオンステップの高さを上中
下の3段階に切換えることができる可動ステップ装置に
おいて、中間位置設定をより容易とした例を第1O図お
よび第11図に示す。
第10図は、車体右側に取付けられるカバ一部材80に
設けられた操作レバーの揺動を規制する穿設孔80aの
形状を示しており、81が操作レバーでその位置を示す
穿設孔80aは、水平に横長で、前半の上下幅が後半の
上下幅より上方に広く約2倍ある。
操作レバー81は上方向に付勢されていて、前後に揺動
可能で、前方位置■からそのまま後方に揺動すると、穿
設孔80aの前後境目の輪郭縁(ゲート) 80bで停
止させられ中間位置■とし、操作レバー81を下方に下
げると、操作レバー81はゲート80bから外ずれ、さ
らに後方へ揺動して後方位置■に移動することができる
したがってアジャストケーブルのインナーケーブルを2
段階に引張ることが容易にできる。
そしてかかる円孔31によりアジャストケーブルを介し
て揺動させられるストンバーアーム82は第11図に図
示するような形状をしている。
略三角形の板状体で一方の下方角部が支軸84に枢支さ
れ、その上方角部にアジャストケーブルのインナーケー
ブル85の端部が係止されている。
同ス) yバーアーム82の下端縁に3箇所切欠き82
a 、82b 、82cが設けられ、その切欠き82a
と82bとの間の部分が下方に突出して突出部83を形
成している。
前記したようにインナーケーブル85は2段階に引張ら
れるので、鎖線82’ 、82″で示すようにストッパ
ーアーム82も2段階の揺動位置を有する。
実線で示すロック保持状態では、第11図で左方向に付
勢させた摺動ビン86はいずれかの切欠きに嵌合保持さ
れており、操作レバー81を第1段階の中間位置■まで
揺動すると、ストッパ−アーム82は鎖線82′まで揺
動し、このときは摺動ビン86は切欠き82bと82c
との間の移動は可能であるが、切欠き82aとの間での
移動は突出部83によって妨げられる。
さらに操作レバー81を第2段階の後方位置■まで操作
すると、ストッパーアーム82は鎖線82″まで揺動す
るので、摺動ビン8Gは全ての切欠き82a、82b 
、82cの間を移動可能となる。
このように操作レバー81の2段階操作とストンパーア
ーム82の突出部83とがあるため、慴動ピン86を切
欠き82cから82bへ移動するときは、操作レバー8
1を中間位置■まで)■動ずれば自ずと摺動ビン86は
切欠き82b位置まで移動し、中間の切欠き82bへの
摺動ビン86の位置決めが極めて容易になり操作し易く
なる。
以上の実施例では上中下位置の3つの高さ位置にステラ
フ゛を言周節できるようにしていたが、さらに中間の高
さ位置を増やすことも可能である。
次にピリオンステップの昇降機構の変形例を模式図とし
て第12図ないし第14図に図示し説明する。
各図はそれぞれ支持台90とステップホルダー91と、
その間に介在させたリンク部材92.93との組合わせ
機構で示している。
第12図図示の例では、支持台90はX字状に組合わせ
たリンク部材92.93のうちリンク部材92の下端部
が固定位置に枢支され、リンク部材93の下端部は長孔
90aに案内されて前後に摺動自在に嵌合されるが、上
方のステップホルダー91にはリンク部材92の上端部
が固定位置に枢支され、リンク部材93の上端部は長孔
91aに摺動自在に嵌合している。
したがって、リンク部材92の下端および上端がそれぞ
れ支持台90.ステップホルダー91に枢支されている
ことからリンク部材92.93が起立すると、ステップ
ホルダー91は矢印で示すように上昇すると同時に前方
へと移動する。
このように足載せ位置を上下と同時に前後に移動するよ
うにすることができる。
一実験例によると、ピリオンステップの下方位置を標準
位置とすると、上方位置の最適値は標準位置に対して6
 cm上方でかつ2〜2.5cm前方にあり、本例によ
るとこれを実現できる。
第13図図示の例は、前記第6図図示の例と基本構成は
同じであるが、リンク部材93のリンク部材92との枢
支部より前方の長さが特に長くかつリンク部材92の上
端部が嵌合するステップホルダー91の長孔91bがあ
る傾斜角度をもって形成されている。
したがってステップホルダー91は、下方位置にあると
きには支持台90に平行すなわち水平に近いが、上昇す
るにしたがって傾いていき、前方が上がり気味となる。
同乗者が高い位置のピリオンステップに足を載せる場合
は、膝の曲げが深くなるので足首の曲げも深い方が居住
性が良くステップが傾斜していることで楽に足を載せる
ことができる。
また第14図図示の例は、基本的構成については第12
図と同じであるが、支持台90、ステップホルダー91
に設けられる長孔90b 、91cが同方向に傾斜角を
有している。
このように長孔が角度をもつことでスプリングに抗して
ステップホルダー91を下方へ押し下げる力があまり抵
抗なくリンク部材93の上下端部の摺動に伝わるので、
押し上げる力が小さくてすみ、同乗者の負担を軽減する
ことができる。
以上の実施例では、同乗者が操作レバーを操作し、足の
荷重でピリオンステップの上下位置を調整していたが、
次にモータによりピリオンステップを昇降させる実施例
を第15図に図示し説明する。
第15図は、ピリオンステップの昇降機構の要部を示し
たもので、下方の支持台100は、上方開口の長方箱状
をなし、X字状に組合わされたリンク部材101 、1
02の下端部を遊嵌しており、一方のリンク部材101
の下端部は支軸103によって枢支され、他方のリンク
部材102の下端部には摺動ビン104が嵌合され、同
摺動ビン104は支持台100の左右側壁に設けられた
長孔100aを貫通して同長孔100aに案内されて前
後に摺動可能である。
摺動ピン104の突出した端部には摺動ビン104と一
体に雌ねじ部材105が固着されており、問題ねじ部材
105に前後方向に指向してねじ棒106が螺合してい
る。
したがって図示されないがモータの正逆転駆動によりね
し棒106が回動されると雌ねじ部材105が摺動ビン
104 と一体に前後に移動するので、リンク部材10
1 、102は起立・倒伏をすることが可能で、よって
ピリオンステップを上下に昇降することができる。
足を載せることによりピリオンステップに加わる荷重は
雌ねじ部材105とねじ棒106との螺合で十分維持す
ることができる。
なおモータを駆動するスイッチは前記実施例の操作レバ
ーの位置またはその他の同乗者が操作し易い位置に設け
ておけばよい。
このようにモータ駆動によりピリオンステップを昇降さ
せることで、ピリオンステップの高さを段階的に変える
のではなく無段階に調節し任意の位置に保持することが
可能で同乗者の最も適する位置に設定することが可能で
、かつ労力の負担も軽減される。
且涯図と九果 本発明は、乗車したまま操作ノブを操作して足の踏み込
みで位置決めをし、ステップの上下位置を簡単に調節す
ることができるので、極めて便利であり、自らの体格お
よび走行状態に合わせて調節することで良好な居住性を
確保し疲労を軽減することができる。
またステップを上下とともに前後に移動可能とすること
でより居住性に優れたものとすることができる。
さらにステップの昇降を駆動手段で行なうようにし、無
段階の調節が可能で、最適位置に容易に設定でき、かつ
労力を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の回転式のステップを示した図、第2図は
本発明の一実施例に係る自動二輪車の全体側面図、第3
図は同平面図、第4図はステップ駆動機構の一部分解斜
視図、第5図はステップ昇降機構の分解斜視図、第6図
は同昇降機構の側面図、第7図は同平面図、第8図は同
後面図、第9図は操作レバーの揺動機構を示す平面図、
第10図は別実施例の操作レバーの位置を示す模式図、
第11図は同実施例のストッパーアームのロック機構を
示す側面図、第12図はステップ昇降機構の別の変形例
を示す模式図、第13図は同機構のまた別の変形例を示
す模式図、第14図は同機構のさらに別の変形例を示す
模式図、第15図はさらに別の実施例のステップ昇降機
構の要部を示す斜視図である。 1・・・自動二輪車、2・・・車体フレーム、3・・・
前車輪、4・・・後車輪、5・・・エンジン、6・・・
燃料タンク、7・・・運転者用シート、8・・・同乗者
用シート、9・・・物品収納箱、10・・・側面カバー
、11・・・ステップアンシーカバー、12・・・ピリ
オンステップ、13・・・操作ノブ、14・・・カバ一
部材、15・・・操作レバー、16・・・アジャストケ
ーブル、 20・・・支持台、21.22・・・リンク部材、23
・・・ストッパーアーム、24・・・リンクブーツ、2
5・・・ブラケットカバー、26・・・ブラケット、2
7・・・ボルト、28・・・ケーブルホルダー、29・
・・支軸、30a、 30b、 30cm切欠き、3I
・・・円孔、32・・・トーションスプリング、33・
・・ワ・ンシャ、34・・・Eリング、35・・・摺動
ビン、36・・・ワッシャ、37・・・Eリング、 40・・・ビン、41・・・固定ピン、42・・・ワッ
シャ、43・・・Eリング、45・・・ステップホルダ
ー、46・・・固定ピン、47・・・ワッシャ、48・
・・Eリング、49・・・摺動ビン、50・・・ワッシ
ャ、51・・・Eリング、52・・・係止部、53・・
・引張りスプリング、55・・・ピン、56・・・スプ
リング、57・・・スチールボール、58・・・タリン
クプレート、59・・・ロックビン、60・・・ステッ
ププレート基台、61・・・突条、62・・・スプリン
グ、63・・・スチールボール、65・・・ステッププ
レート、66・・・押え金具、67・・・ボルト、70
・・・レバー支持台、71・・・支軸、72・・・トー
ションスプリング、73・・・ケーブルホルダー80・
・・カバ一部材、81・・・操作レバー、82・・・ス
トッパーアーム、83・・・突出部、84・・・支軸、
85・・・インナーケーブル、86・・・摺動ビン、 90・・・支持台、91・・・ステップホルダー、92
.93・・・リンク部材、 100・・・支持台、101 、102・・・リンク部
材、103・・・支軸、104・・・摺動ビン、105
・・・雌ねじ部材、106・・・ねじ棒。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、自動二輪車において、ステップを上下に移動可能に
    支持する支持機構と、該ステップを常に上方向へ付勢す
    る付勢手段と、該ステップを適当な高さで保持可能なロ
    ック機構と、車体に取付けられた操作ノブと、同操作ノ
    ブから延設され前記ロック機構に接続された伝達部材と
    を備えたことを特徴とする自動二輪車用可動ステップ。 2、前記支持機構はステップを上昇させると同時に前方
    へも移動させることを特徴とする請求項1記載の自動二
    輪車用可動ステップ。 3、自動二輪車において、ステップを上下に移動可能に
    支持する支持手段と、同支持手段を駆動する一方向にの
    み運動を伝達する伝達手段と、同伝達手段を介して前記
    支持手段を駆動する駆動手段とを備えたことを特徴とす
    る自動二輪車用可動ステップ。
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