JP2014181496A - 住宅構造 - Google Patents

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JP2014181496A
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lift
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JP2013056883A
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Tomonori Inoue
智紀 井上
Harumi Fujimoto
春美 藤本
Noriyuki Tanaka
紀之 田中
Sumihito Saito
純人 西塔
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Daiwa House Industry Co Ltd
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Abstract

【課題】コストの上昇を極力抑え、しかも利便性に優れた住宅構造を提供する。
【解決手段】リフト10が玄関床Fに台座11表面が玄関土間Dの表面と面一になるようにして埋設されてなる住宅構造Kであって、リフト10に隣接させて棚板を上下に有するタワー型収納20がリフト10を囲むようにして配設され、またリフト10はリモコン操作により昇降可能とされてなるものである。
【選択図】図1

Description

本発明は住宅構造に関する。さらに詳しくは、利便性に優れた住宅構造に関する。
高齢化社会の到来により、高齢者人口が増加してきている。それに伴い、従来の住宅における問題点が指摘されるようになってきている。
例えば、高齢になると歩行機能の低下から外出には車椅子の利用が不可欠となっている。
しかるに、車椅子を利用して外出する際に、玄関の床と土間との段差が問題となる。同様に、車椅子を利用した外出から自宅に戻る際も玄関の床と土間との段差が問題となる。このことは、歩行困難者にとっても同様である。
車椅子利用の際における玄関の床と土間との段差の問題を解消すべく、特許文献1には、通り抜け型のエレベータを玄関に設置することが提案されている。
しかしなから、エレベータを設置するには、費用が高額となるという別の問題がある。
なお、特許文献2には、玄関その他の段差を解消して、高齢者等の歩行や車椅子の走行を容易にすることなどを目的とした段差部に形成するためのスロープ構造が提案されている。
特許第3871362号公報 特開2003−119982号公報
本発明はかかる従来技術の課題に鑑みなされたものであって、コストの上昇を極力抑え、しかも利便性に優れた住宅構造を提供することを目的としている。
本発明の住宅構造は、リフトが玄関床に台座表面が玄関の土間表面と面一になるようにして埋設されてなることを特徴とする。
本発明の住宅構造においては、リフトに隣接させて棚板を上下に有する収納が配設されてなるのが好ましい。その場合、収納は、リフトを囲むようにして配設されてなるのがさらに好ましい。
また、本発明の住宅構造においては、リフトはリモコン操作により昇降可能とされてなるのが好ましい。
本発明は前記の如く構成されているので、高齢者や歩行困難者などの車椅子利用者の帰宅や外出の際の利便性が向上するという優れた効果を奏する。
また、本発明の好ましい形態によれば、リフトに隣接させて収納が配設されているので、収納の利便性が向上し、その利用率が向上するという優れた効果を奏する。
本発明の一実施形態に係る住宅構造の概略図である。 同実施形態におけるリフトのブロック図である。 同実施形態における収納の概略図であって、同(a)は正面図を示し、同(b)はA−A線端面図を示す。 同実施形態における一階の平面図である。 同実施形態における中二階の平面図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明を実施形態に基づいて説明するが、本発明はかかる実施形態のみに限定されるものではない。
図1に、本発明の一実施形態に係る住宅構造Kを示す。
住宅構造Kは、図1に示すように、片流れ屋根Rの中二階を有する住宅構造Kであって、リフト10を玄関床Fに台座11表面が玄関土間Dの表面と面一となるようにして埋設してなるとともに、リフト10に隣接させて棚板を上下に有する収納、例えばタワー型収納20を配設してなるものとされる。つまり、リフト10とタワー型収納20とを統合してなるものとされる。なお、図示例においては、屋根Rが低くなっている方が南側とされ、玄関は北側の一側に設けられてなるものとされる。
リフト10は、図2に示すように、台座11と、台座11を昇降させる油圧シリンダ12と、油圧シリンダ12の駆動を制御する制御部13と、制御部13に動作信号を送信して台座11を昇降させるリモコン14と、リモコン14からの操作信号を受信して制御部13に送給する受信部15とを含むものとされる。なお、図示はされていないが、シリンダ軸は、蛇腹式カバーにより覆われている。
ここで、台座11の昇降範囲は、土間D表面からタワー型収納20の最高部の収納区画への収納がなし得るよう調整されている。また、台座11と、油圧シリンダ12と、制御部13と、受信部15とによりリフト本体10aが構成される。
タワー型収納20は、リフト10近傍で室内中央側に設けられてなるものとされる。また、タワー型収納20の高さは片流れ天井の近傍までとされる。
タワー型収納20は、図3に示すように、縦仕切板21と横板(棚板)22とを格子状に配列するとともに、背板23を配して収納領域がブロック状に形成されてなるものとされる。なお、居間側の列は、図示例においては、一部が透視型とされて飾り棚とされている。
次に、図4および図5も参照しながら、本実施形態における住宅の部屋割などについて説明する。
一階は、図4に示すように、住居の一側側に車庫が設けられ、車庫に隣接させて土間Dが設けられ、南側の一側側に風呂や洗面所などの水まわりが設けられ、他側側に寝室が設けられ、北側の土間D側にキッチンが設けられ、北側の他側側にダイニングが設けられ、ダイニングに隣接させて居間が設けられている。つまり、他側側に南側から寝室、居間およびダイニングがこの順で配設されている。また、キッチンの側面に隣接させてリフト10が設けられ、リフト10の前面にタワー型収納20が居間との仕切壁状に設けられている。
中二階は、図5に示すように、土間Dの上側にスキップフロアSが設けられ、車庫の上側にスキップガーデンが設けられてなるものとされる。スキップフロアSへのアクセスは、リフト20によりなされる。なお、スキップフロアSへのアクセスは、土間Dと中二階とに階段を設け、その階段によりなされるようにされてもよい。
このように、本実施形態によれば、リフト10を台座11表面が玄関土間Dの表面と面一となるようにされているので、車椅子での外出などが容易となる。また、リフト10に近接させてタワー型収納20が配設されているので、タワー型収納20の利便性が向上し、その利用率が向上する。
さらに、リフト10は構成が簡単なので、エレベータを設置する場合に比してコストの低減が図られる。
以上、本発明を実施形態に基づいて説明してきたが、本発明はかかる実施形態のみに限定されるものではなく、種々改変が可能である。
例えば、タワー型収納20をコの字状に形成し、タワー型収納20によりリフト10を囲むようにされてもよい。さすれば、住宅の空間利用率が向上する。
本発明は住宅産業に適用できる。
K 住宅構造
D 玄関土間
F 玄関床
R 屋根
S スキップフロア
10 リフト
10a リフト本体
11 台座
12 油圧シリンダ
13 制御部
14 リモコン
15 受信部
20 タワー型収納
21 縦仕切板
22 横板
23 背板

Claims (4)

  1. リフトが玄関床に台座表面が玄関の土間表面と面一になるようにして埋設されてなることを特徴とする住宅構造。
  2. リフトに隣接させて棚板を上下に有する収納が配設されてなることを特徴とする請求項1記載の住宅構造。
  3. 収納は、リフトを囲むようにして配設されてなることを特徴とする請求項2記載の住宅構造。
  4. リフトは、リモコン操作により昇降可能とされてなることを特徴とする請求項1記載の住宅構造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101745915B1 (ko) * 2015-04-22 2017-06-12 황효상 공동주택에서 층간소음 감소 및 다용도 활용을 위한 하이브리드 구조물, 그리고 이를 포함하는 층간소음 방지용 시스템
JP2020139280A (ja) * 2019-02-27 2020-09-03 積水ハウス株式会社 住宅

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