JP2014159239A - 車両用ダクトおよび車両用ダクトの製造方法 - Google Patents

車両用ダクトおよび車両用ダクトの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 低コスト化および軽量化を実現すると共に、連結される別のダクトとの嵌合形態の自由度を高めて、ダクト同士の連結強度および連結部の密封性を高めることができる車両用ダクトおよび車両用ダクトの製造方法を提供する。
【解決手段】 車両用ダクト10は、車両を構成する構成部品11に取り付けられ、エアコンユニットから車室12内部の所定の位置に空気を導入する空気通路の少なくとも一部を形成するものであり、一側が開放した断面ハット形に形成され、開放部が構成部品11に塞がれることで第1空気通路13A,13Bを形成するハット形ダクト部15A,15Bと、筒形に形成され、第1空気通路13A,13Bに連通する第2空気通路16を構成部品11によらず単独で形成する筒形ダクト部17と、を有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、車両用ダクトおよび車両用ダクトの製造方法に関する。
一般に、車両には、空気調和機などの送風源から冷風や温風を車室に導入する空気通路が設けられる。従来、この種の空気通路を形成する各種の車両用ダクトが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
図10は、従来の車両用ダクトの構成例を示す図であり、車両用ダクト100は、車両を構成する構成部品(例えば、車室を内装する天井材)101の裏面101aに取り付けられる。この車両用ダクト100は、一側が開放した断面ハット形に形成されており、略コの字状に形成される本体部102と、この本体部102の開放部103を挟んで両側に形成されるフランジ部105とで構成される。このハット形の車両用ダクト100では、構成部品101の裏面101aにフランジ部105を密接させて取り付けることで、開放部103を裏面101aで塞ぐ。これにより、本体部102と裏面101aによって囲われる空気通路106が、構成部品101の裏側に形成される。車両用ダクト100の上流側あるいは下流側の開口107には、さらに別のダクト108が連結可能になっており、車両では、車両用ダクト100を含む複数のダクトによって、送風源と、車室に設けた吹き出し口とが接続される。
車両用ダクト100を用いることにより、構成部品101をダクトの一部として利用することができ、ダクトの低コスト化および軽量化が実現される。
ところで、近年、この種のハット形の車両用ダクト100には、低コスト化および軽量化に加え、更なる品質向上が要望されている。具体的には、連結される別のダクト108との連結部の強度を高め、しかも、連結部における密封性を高めることができる技術が求められている。
しかしながら、従来のハット形の車両用ダクト100は、管状ではないことから、別の管状のダクト108を車両用ダクト100の開口107の外側に嵌合することは困難であり、開口107の内側に差し込むしかない。この場合であっても、ハット形の車両用ダクト100は開放部103を有しており構成部品101の裏面に取り付けてはじめて差し込みが可能となる。
より詳細には、ハット形の車両用ダクト100の開放部103を塞ぐように構成物品101の裏面に取り付けた状態で他のダクトを差し込み連結する際、たとえば、構成部品101がドアパネルとして車体に固定されている場合には、別の管状のダクト108を車両用ダクト100の開口107に内嵌する作業性が悪く、あるいは、構成部品101が車両用ダクト100の開口107で終端しているなら別段、そうでなく、たとえば車両用ダクト100の開口107から延在する場合には、別の管状のダクト108の車両用ダクト100との連結部まわりの引き回しに制約が生じ、作業性が低下するとともに連結部分における空気流路の気密性が不十分なものとなるおそれがある。このように、従来の車両用ダクト100では、別のダクト108との嵌合形態が制約を受けるため、上述した要望に応えることができなかった。
なお、特許文献1の段落番号[0029]に、「また、ダクト形成部材10の基端側には、上述のピラーダクトDpに接続される接続部10aが形成されている。」との記載があるが、特許文献1には、別のダクトとの嵌合に関する「接続部10a」の具体的な構成は示されておらず、特許文献1の技術では、要望される品質を得ることはできない。
この点、特許文献2には、一対のシート状樹脂からなり、一部に中空部を有する車両用ダクトが開示されている。
より詳細には、この車両用ダクトは、特にインストルメントパネルの内部でエアコンユニットの上方に設置され、インストルメントパネルの中央部において、車両のほぼ前後方向に延びるブロー成形領域と、ブロー成形領域の左右それぞれにおいて、車両のほぼ幅方向に延びる真空成形領域とを有する。
ブロー成形領域は、いずれも一対のシート状樹脂を用いてブロー成形により中空状に成形される、デフロスタノズルおよびデフロスタノズルに連通する左右一対のセンターダクトを有する。
一方、真空成形領域は、一対のシート状樹脂のうち一方を用いて真空成形により断面ハット状に成形される、左右一対のサイドダクトを有する。
このような構成の車両用ダクトによれば、デフロスタノズルおよび左右一対のセンターダクトをブロー成形により中空状に形成することにより、形状の自由度を高めつつ、製造コストや組み付け工数の増加を回避しつつ、流速タイプのデフロスタノズルを採用することが可能となり、デフロスタの晴れ性能を低コスト・省スペースで向上することが可能である。
しかしながら、この特許文献2に開示された車両用ダクトのブロー成形領域は、
あくまで、車両ダクトの終端部を構成するノズルとしてエアを外部に流出する機能を有する部分であり、他の車両ダクトとの連結部を構成するものではない。
一方、このような従来の車両用空調ダクトの製造方法には、以下のような技術的問題点が存する。
たとえば、特許文献3においては、不織布を加熱後に表面を冷却してプレス成形しており、サイドエアダクトのような筒状部の形成が困難である。
この点、特許文献4においては、ブロー成形による車両用空調ダクトの製造方法が開示されている。
しかしながら、成形素材は、溶融状態のシート状樹脂または筒状パリソンであり、シート状樹脂の場合には、分割金型を型締めすることにより、分割金型の一方からシート状樹脂を真空吸引するともに分割金型内の密閉空間からブロー成形しており、一方、筒状パリソンの場合には、分割金型を型締めすることにより、分割金型内の密閉空間からブロー成形したうえで、パリソンの片側壁と対向する不要な壁面を削除することにより、いずれも、ハット形ダクトを成形しており、ハット形ダクト部とともに中空部を構成する筒形ダクト部を具備する車両用空調ダクトを製造する発想は、開示はおろか示唆すらなされていない。
しかも、特許文献4においては、成形品である車両用空調ダクトをいわゆる二個取りせず、単品製造であることから、成形効率が不良である。
それに対して、特許文献5においては、フランジ付ブロー成形物をいわゆる二個取りする製造方法が開示されている。
より詳細には、フランジ付容器のような単純形状物を対象に、一対の分割金型内に溶融状態の筒状パリソンを配置して、型締めすることにより密閉空間を形成後、密閉空間内をブローすることにより、溶融状態のパリソンをキャビティに押し付けて成形し、パーティングラインで切り離すことにより、二個取りしている。
しかしながら、たとえば、ルーフダクトが湾曲状の分岐部等を有する複雑な形状の車両用空調ダクトの場合、従来のように、パーティングラインで分割して、二個取りしようとするのは技術的に困難である。
また、このようなパーティングラインを介して二個取りする製造方法によれば、それぞれが開放タイプのフランジ付ブロー成形物とならざるを得ず、ハット形ダクト部と筒形ダクト部を具備する車両用空調ダクトを一度に製造するのは、困難である。
特開2002−274157号公報 特許第5104999号公報 特開2007−197872号 特開2011−31751号 特許第2787701号
そこで、本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、低コスト化および軽量化を実現すると共に、連結される別のダクトとの嵌合形態の自由度を高めて、ダクト同士の連結強度および連結部の密封性を高めることができる車両用ダクトおよび車両用ダクトの製造方法を提供することにある。
また、本発明の目的は、部分的に筒状部を備えた複雑な外形を有する車両用空調ダクトを効率的に成形可能な車両用空調ダクトの製造方法を提供することにある。
本発明は、以下の構成によって把握される。
(1)本発明は、車両を構成する構成部品に取り付けられ、エアコンユニットから車室内部の所定の位置に空気を導入する空気通路の少なくとも一部を形成する車両用ダクトであって、一側が開放した断面ハット形に形成され、開放部が延び方向に亘って前記構成部品に塞がれることで第1空気通路を形成するハット形ダクト部と、エアコンユニットに対して該ハット形ダクト部より上流側で、連結部を構成するように筒形に形成され、前記第1空気通路に連通する第2空気通路を前記構成部品によらず単独で形成する筒形ダクト部と、を有することを特徴とする。
この構成によれば、ハット形ダクト部では、従来と同様に、構成部品を利用して第1空気通路を形成するため、車両用ダクトの低コスト化および軽量化を実現することができる。一方、車両用ダクトの端部にあたる第2空気通路を構成部品によらず単独で形成する筒形ダクト部は、筒形であるため、筒形ダクト部の開口まわりには構成部品が存在しないことから、別の特に筒状のダクトを、筒形ダクト部との連結部において引き回しの制約なく高い気密性を持って容易に内側から連結することができ、さらには所望なら外側から嵌合させることもできる。すなわち、連結される別のダクトは、その仕様等に応じて、筒形ダクト部の内側に嵌合することもでき、あるいは、筒形ダクト部の外側に嵌合することもできる。このため、別のダクトとの嵌合形態の自由度を高めることができ、ダクト同士の連結強度および連結部の密封性を高めることができる。
(2)本発明は、(1)の構成において、前記ハット形ダクト部を複数有し、前記複数のハット形ダクト部は、前記筒形ダクト部から分岐することを特徴とする。
この構成によれば、分岐するハット形ダクト部を複数有する車両用ダクトにおいて、低コスト化および軽量化が実現でき、しかも、ダクト同士の連結強度および連結部の密封性を高めることができる。
(3)本発明では、(1)または(2)の構成において、前記ハット形ダクト部および前記筒形ダクト部は、合成樹脂製の中空成形体の壁部から一体的に切り出されたものであることを特徴とする。
この構成によれば、合成樹脂製の中空成形体の一部を構成する筒形ダクト部および中空成形体の壁部からハット形ダクト部を一体的に切り出すことにより、ダクト同士の連結強度および連結部の密封性が高まる車両用ダクトを得ることができる。
さらに、前記筒形ダクトの前記連結部の反対端において、前記筒形ダクトの対向側面および該対向側面間の底面はそれぞれ、前記ハット形ダクトの対向側面および底面から連続するように形成されるのがよい。
(4)本発明は、車両を構成する構成部品に取り付けられ、エアコンユニットから車室内部の所定の位置に空気を導入する空気通路の少なくとも一部を形成する車両用ダクトの製造方法であって、中空部の内側から外側に向けて突出し且つ帯状に延びる凸状部と、前記凸状部に連なると共に前記中空部の内側から外側に向けて突出する筒状部と、を有する中空成形体を合成樹脂で成形する成形工程と、前記筒状部に連続する形態で前記凸状部を囲うように前記中空成形体の壁部を切断するとともに前記筒状部の前記凸状部と連続する側と反対の端部を切断することで、前記凸状部によって一側が開放した断面コの字状に形成され、開放部が前記構成部品に塞がれることで第1空気通路を形成するハット形ダクト部と、前記筒状部の一端に他のダクトを連結するための環状開口を有する連結部が形成された筒形ダクト部と、を有する車両用ダクトを得る切断工程と、を含むことを特徴とする。
この構成によれば、得られた車両用ダクトにおいて、ハット形ダクト部では、従来と同様に、構成部品を利用して第1空気通路を形成するため、車両用ダクトの低コスト化および軽量化を実現することができる。一方、第2空気通路を単独で形成する筒形ダクト部は、その一端に環状開口を有する連結部が形成されるため、別のダクトを外側から嵌合させることができる。すなわち、連結される別のダクトは、その仕様等に応じて、筒形ダクト部の内側に嵌合することもでき、あるいは、筒形ダクト部の外側に嵌合することもできる。このため、別のダクトとの嵌合形態の自由度を高めることができ、ダクト同士の連結強度および連結部の密封性を高めることができる。
(5)本発明は、(4)の構成において、前記成形工程では、前記中空部を挟んで対向する複数の前記凸状部と、前記中空部を挟んで対向する複数の前記筒状部と、を有する前記中空成形体を成形し、前記切断工程では、前記対向する複数の凸状部のうち一方の凸状部を囲むように前記中空成形体の壁部を切断して1個の車両用ダクトを得ると共に、他方の凸状部を囲うようにして前記中空成形体の壁部を切断して別の1個の車両用ダクトを得ることを特徴とする。
この構成によれば、1個の中空成形体から複数個の車両用ダクトを得ることができ、車両用ダクトの複数個取りが可能となる。したがって、車両用ダクトの生産性向上および更なる低コスト化を実現することができる。
本発明は、少なくとも一方のキャビティ表面に、コの字開断面状の空気通路に対応した長溝部が形成される一対の分割金型の間に、溶融状態の筒状パリソンを配置する段階と、
一対の分割金型を型締めして、一対の分割金型の内部に密閉空間を形成する段階と、
密閉空間内にエアをブローして、筒状パリソンの対向する外表面を対応するキャビティに対して押し付けて、コの字断面の空気通路を賦形するとともに、筒状パリソンの筒状部を利用して、閉断面の空気通路を賦形する段階と、
一対の分割金型を型開きして、成形品を取り出す段階と、
閉断面の空気通路に連続する形態で、成形品の外表面に賦形されたコの字断面の空気通路を切り出す段階とを有する構成としている。
さらに、少なくともそれぞれの前記分割金型の前記キャビティ表面に、コの字開断面状の前記空気通路に対応した長溝部が形成され、
前記空気通路賦形段階は、前記分割金型のピンチオフ部近傍の筒状パリソンの上部開口および下部開口まわりの筒状部それぞれを少なくとも利用して、閉断面の空気通路を賦形する段階と、
前記空気通路切出し段階は、一方の閉断面の空気通路に連続する形態で、成形品の対向する外表面の一方に賦形されたコの字開断面状の前記空気通路を切り出すとともに、他方の閉断面の空気通路に連続する形態で、成形品の対向する外表面の他方に賦形されたコの字開断面状の前記空気通路を切り出すことにより、車両用空調ダクトを少なくとも二個取りする段階を有するのがよい。
さらにまた、前記空気通路賦形段階は、前記一対の分割金型から前記密閉空間を真空引きする段階をさらに有するのがよい。
加えて、前記コの字断面の空気通路は、それぞれ前記閉断面の空気通路の端開口から湾曲状に分岐する分岐部を有するのでもよい。
前記空気通路切出し段階後に、コの字開断面状の前記空気通路を車両構成部材の内壁面に接合することにより、内部に空気通路を形成する。
本発明によれば、車両用ダクトの低コスト化および軽量化が実現できると共に、連結される別のダクトとの嵌合形態の自由度を高めて、ダクト同士の連結強度および連結部の密封性を高めることができる。
本発明によれば、部分的に筒状部を備えた複雑な外形を有する車両用空調ダクトを効率的に成形可能である。
本発明に係る車両用ダクトの斜視図である。 (a)は図1のA−A線断面図、(b)は図1のB−B線断面図、(c)は図1のC−C線断面図である。 中空成形体の斜視図である。 図3のD矢視図である。 図3のE矢視図である。 図3のF矢視図である。 中空成形体を成形する成形工程を説明する図である。 切断工程を説明する中空成形体の斜視図である。 切断工程を説明する中空成形体の断面図である。 従来の車両用ダクトの断面図である。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための形態(以下、「実施形態」と称する。)について詳細に説明する。実施形態の説明の全体を通して同じ要素には同じ番号を付している。
(車両用ダクトの全体構成)
まず、実施形態の車両用ダクトの全体構成を図1に基づいて説明する。
図1は、実施形態の車両用ダクトが取り付けられる構成部品を部分的に破断して車両用ダクトを示す図である。
図1に示すように、車両用ダクト10は、車両を構成する構成部品11に取り付けられ、車室12の外部から内部に空気を導入する空気通路を形成するものである。車両用ダクト10は、第1空気通路13A,13Bをそれぞれ形成する複数(この例では、2つ)のハット形ダクト部15A,15Bと、筒形に形成され、第1空気通路13A,13Bに連通する第2空気通路16を形成する筒形ダクト部17と、によって構成される。また、筒形ダクト部17には、管状の別のダクト18が連結可能である。
構成部品11は、ルーフトリムやドアトリム、インストルメントパネルなど車室12を内装する各種の内装材、ルーフパネルやドアパネルなど車室12を形成するための各種の車体パネルから任意に選択可能である。
この例では、車室12の天井面12aを内装する構成部品(ルーフトリム)11の裏面11aにハット形ダクト部15A,15Bを取り付け、筒形ダクト部17を、ルーフパネルを支持するリアピラー等に配管される別のダクト18に連結した例を示している。
別のダクト18は、車両用ダクト10より上流側において、エアコンユニットなどの送風源21に連通しており、送風源21から別のダクト18に送られた冷風や温風などの空気は、第2空気通路16、第1空気通路13A,13Bを介して、例えば、第1空気通路13A,13Bそれぞれに設けた吹き出し口22,23に送られ、吹き出し口22,23から車室12内に導入される。
(ハット形ダクト部の構成)
次に、ハット形ダクト部15A,15Bの構成を図1、図2(a)および(b)に基づいて説明する。
図1に示すように、複数のハット形ダクト部15A,15Bは、裏面11a上を湾曲して帯状に延びるハット形ダクト部15Aと、このハット形ダクト部15Aよりもやや幅広に形成されハット形ダクト部15Aに沿って湾曲しながら帯状に延びるハット形ダクト部15Bとからなる。なお、以下の説明では、ハット形ダクト部15A,15Bにおいて同一の機能を有する要素には、同一の番号にハット形ダクト部15Aでは「A」を、ハット形ダクト部15Bでは「B」を後続させた符号で示す。
複数のハット形ダクト部15A,15Bは、筒形ダクト部17の下流側の端部に形成される分岐部25から分岐し、それぞれ、第1空気通路13A,13Bを形成し、閉端する。筒形ダクト部17からなる第2空気通路16から送り出された空調エアは、ハット形ダクト部15A,15Bからなる第1空気通路13A,13Bを通って、第1空気通路13A,13Bそれぞれの下流側の端部近傍に位置する吹き出し口22,23から車室12内に吹き出される。
図2(a)および(b)に示すように、複数のハット形ダクト部15A,15Bは、それぞれ、一側(この例では、下側)が開放した断面ハット形に形成されており、略コの字状に形成される本体部27A,27Bと、この本体部27A,27Bの開放部28A,28Bを挟んで両側に形成されるフランジ部31A,31Bとで構成される。ハット形ダクト部15A,15Bのそれぞれでは、フランジ部31A,31Bが構成部品11の裏面11aに密接して取り付けられ、開放部28A,28Bが裏面11aで塞がれることにより、本体部27A,27Bと裏面11aによって囲われる第1空気通路13A,13Bを形成する。このように、ハット形ダクト部15A,15Bにおいては、従来と同様に、構成部品11の裏面11aをダクトの一部として利用する。
(筒形ダクト部の構成)
続いて、筒形ダクト部17の構成を図1および図2(c)に基づいて説明する。
図1に示すように、筒形ダクト部17は、分岐部25から、例えばリアピラーに沿って下方に突出する形状に形成され、上流側の端部に開口32を有する。この開口32には、別のダクト18が嵌合可能である。
図2(c)に示すように、筒形ダクト部17は、管状の壁で構成されており、第1空気通路13A,13Bに連通する第2空気通路16を単独で形成する。筒形ダクト部17の断面形状は、長方形状、正方形状、円形状、楕円形状、多角形状など各種の形状から選択可能である。
筒形ダクト部17の別のダクト18との連結部の反対端において、筒形ダクト部17の対向側面および対向側面間の底面はそれぞれ、ハット形ダクト部15の対向側面および底面から連続するように形成され、それにより、第2空気通路16が第1空気通路13A,13Bに連通するようにしてある。
(車両用ダクトの製造方法)
次に、車両用ダクト10の製造方法を図3〜図9に基づいて説明する。
車両用ダクト10の製造方法は、成形工程および切断工程を含む。これら成形工程および切断工程の説明に先立ち、成形工程で成形する中空成形体の構成を説明する。
(中空成形体の構成)
上述した車両用ダクト10(図1参照)は、合成樹脂製の中空成形体の壁部から一体的に切り出すことができる。ここでは、2個の車両用ダクト10(図1参照)を切り出すことが可能な中空成形体の構成例について説明する。
図3に示すように、中空成形体40は、ポリエチレン、ポリプロピレンなどの合成樹脂からなり、中空部41と、この中空部41を挟んで対向する1対の平面状の第1壁部42,43と、これら1対の第1壁部42,43のそれぞれに連なり中空部41を挟んで対向する1対の第2壁部45,46とを有する。
対向する第1壁部42,43のそれぞれには、中空部41の内側から外側に向けて突出し且つ湾曲しながら帯状に延びる複数(この例では、2つ)の凸状部47A,47Bが形成される。これら凸状部47A,47Bは、ハット形ダクト部15A,15B(図1参照)の本体部27A,27B(図1参照)を形成する部分であり、第1壁部42,43の壁面に沿って延びる。
図4に示すように、一方の第1壁部42側の凸状部47A,47Bと、他方の第1壁部43側の凸状部47A,47Bとは、中空部41を挟んで対向すると共に、中空成形体40の中心線C1を中心に互いに180°回転(反転)させた形状である。
図5および図6に示すように、対向する第2壁部45,46のそれぞれには、中空部41の内側から外側に向けて突出する筒状部48が形成される。この筒状部48は、筒形ダクト部17(図1参照)を形成する部分である。各筒状部48は、筒状に成形されるが、中空成形体40の一部であるため、先端部48aは、開口していない閉じた形態である。
一方の第2壁部45側の筒状部48と、他方の第2壁部46側の筒状部48とは、中空部41を挟んで対向すると共に、中空成形体40の中心線C2(図5参照)を中心に互いに180°回転(反転)させた形状である。そして、一方の第2壁部45側の筒状部48は、一方の第1壁部42側の凸状部47A,47Bに連なり、他方の第2壁部46側の筒状部48は、他方の第1壁部43側の複数の凸状部47A,47Bに連なる。
(成形工程)
図7に示すように、成形工程では、互いに合わさる複数の分割型51,52からなる成形金型50を用いて、公知のブロー成形などにより中空成形体40を成形する。複数の分割型51,52が合わさることで形成されるキャビティ53は、凸状部47A,47Bを成形する凹み55A,55Bと、筒状部48を成形する空間56と、を有する。
より詳細には、凹み55A,55Bそれぞれは、長溝状をなし、長溝の形状および長手方向の長さは、対応する第1空気溝13A,13Bに応じて、決定される。
中空成形体40の成形に際しては、まず、型開きした分割型51,52の間に、合成樹脂からなる溶融状態の筒状のパリソンを垂下させた後、分割型51,52を型締めしてパリソンを挟み、空気を吹き込んでパリソンをキャビティ53に沿って膨らます。すると、凹み55A,55Bによって凸状部47A,47Bが成形され、空間56によって筒状部48が成形された中空成形体40が得られ、この中空成形体40は、分割型51,52が型開きされた後、成形金型50から取り出される。
変形例として、空気を吹き込むブロー成形でなく、分割型51,52とパリソンとの間に密閉空間を形成して、分割型の側から真空引きすることにより、あるいはブロー成形しつつ、真空引きをすることにより、中空成形体40を成形してもよい。
中空成形体40により、湾曲状の分岐部を有する複雑な形状の中空部を成形する場合には、ブロー成形をしつつ真空引きをすれば、所望形状の中空部を成形することができる点で有利である。
(切断工程)
図8および図9は、切断工程を説明する図であり、図8では、切断線を一点鎖線で示し、図9では、切断線の位置を二点鎖線で示している。
図8に示すように、切断工程では、一方の第1壁部42の凸状部47A,47Bと、一方の第2壁部45の筒状部48と、を囲う切断線57に沿って、第1壁部42および第2壁部45を切断する。ここで、凸状部47Aの長手方向に沿う2本の切断線57の離間幅W1は、凸状部47Aの幅W2に、2つのフランジ部31A(図1参照)の幅を加えた大きさ(ハット形ダクト部15Aの幅)に設定される。すなわち、凸状部47Aの両側にフランジ部31A(図1参照)が一体形成されるように、第1壁部42を切断する。凸状部47Bを挟む切断線57の離間幅についても同様であり、凸状部47Bの両側にフランジ部31B(図1参照)が一体形成されるように、第1壁部42を切断する。
そして、図9に示すように、第2壁部45の筒状部48の先端部48aを切断線58に沿って切断することにより開口32(図1参照)を形成し、1個の車両用ダクト10(図1参照)を得る。同様にして、他方の第1壁部43の凸状部47A,47Bと、他方の第2壁部46の筒状部48と、を囲うようにして、第1壁部43および第2壁部46を切断すると共に、第2壁部46の筒状部48の先端部48aを切断して、別の1個の車両用ダクト10(図1参照)を得る。得られた2個の車両用ダクト10のそれぞれは、主に凸状部47A,47Bによって形成されるハット形ダクト部15A,15Bと、筒状部48によって形成される筒形ダクト部17と、を有する。
なお、ハット形ダクト部15A,15Bそれぞれの底面の下流側の端部近傍に吹き出し口22,23を切り抜いて形成する。
以上、説明した実施形態の作用・効果について述べる。
ハット形ダクト部15A,15Bでは、従来と同様に、構成部品11を利用して第1空気通路13A,13Bを形成するため、車両用ダクト10の低コスト化および軽量化を実現することができる。一方、第2空気通路16を単独で形成する筒形ダクト部17は、筒形であるため、筒形ダクト部17の開口まわりには構成部品11が存在しないことから、別の特に筒状のダクト18を、筒形ダクト部17との連結部において引き回しの制約なく高い気密性を持って容易に内側から連結することができ、さらには所望なら外側から嵌合させることもできる。すなわち、連結される別のダクト18は、その仕様等に応じて、筒形ダクト部17の内側に嵌合することもでき、あるいは、筒形ダクト部17の外側に嵌合することもできる。このため、別のダクト18との嵌合形態の自由度を高めることができ、ダクト同士の連結強度および連結部の密封性を高めることができる。
また、本実施形態によれば、分岐する複数のハット形ダクト部15A,15Bを有する車両用ダクト10において、低コスト化および軽量化が実現でき、しかも、ダクト同士の連結強度および連結部の密封性を高めることができる。
さらに、合成樹脂製の中空成形体40の壁部からハット形ダクト部15A,15Bおよび筒形ダクト部17を一体的に切り出すことにより、車両用ダクト10を得ることができる。
加えて、1個の中空成形体40から複数個の車両用ダクト10を得ることができ、車両用ダクト10の複数個取りが可能となる。したがって、車両用ダクト10の生産性向上および更なる低コスト化を実現することができる。
以上、実施形態を用いて本発明を説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されないことは言うまでもない。上記実施形態に、多様な変更または修正を加えることが可能であることが当業者に明らかである。またその様な変更または修正を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
例えば、実施形態では、2つのハット形ダクト部15A,15Bを有する車両用ダクト10を示したが、本発明において、1個の車両用ダクトに設けるハット形ダクト部の数は、1つまたは3つ以上でもよい。
また、中空成形体40では、中空部41を挟んで対向する合計4つの凸状部47A,47Bを成形し、中空部41を挟んで対向する合計2つの筒状部48を成形したが、本発明において、中空部を挟んで対向する複数の凸状部の数、および、中空部を挟んで対向する複数の筒状部の数は、中空成形体の形状や、車両用ダクトの構成、車両用ダクトの取り数に応じて任意に変更可能である。
10 車両用ダクト
11 構成部品
12 車室
13A,13B 第1空気通路
15A,15B ハット形ダクト部
16 第2空気通路
17 筒形ダクト部
18 別のダクト
28A,28B 開放部
40 中空成形体
41 中空部
42,43 第1壁部
45,46 第2壁部
47A,47B 凸状部
48 筒状部

Claims (11)

  1. 車両を構成する構成部品に取り付けられ、エアコンユニットから車室内部の所定の位置に空気を導入する空気通路の一部を形成する車両用ダクトであって、
    一側が開放した断面ハット形に形成され、開放部が延び方向に亘って前記構成部品に塞がれることで第1空気通路を形成するハット形ダクト部と、
    エアコンユニットに対して該ハット形ダクト部より上流側で、連結部を構成するように筒形に形成され、前記第1空気通路に連通する第2空気通路を前記構成部品によらず単独で形成する筒形ダクト部と、
    を有することを特徴とする車両用ダクト。
  2. 前記ハット形ダクト部を複数有し、
    前記複数のハット形ダクト部は、前記筒形ダクト部から分岐することを特徴とする請求項1に記載の車両用ダクト。
  3. 前記ハット形ダクト部および前記筒形ダクト部は、合成樹脂製の中空成形体の壁部から一体的に切り出されたものであることを特徴とする請求項1または2に記載の車両用ダクト。
  4. 前記筒形ダクトの前記連結部の反対端において、前記筒形ダクトの対向側面および該対向側面間の底面はそれぞれ、前記ハット形ダクトの対向側面および底面から連続するように形成される、ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の車両用ダクト。
  5. 車両を構成する構成部品に取り付けられ、エアコンユニットから車室内部の所定の位置に空気を導入する空気通路の少なくとも一部を形成する車両用ダクトの製造方法であって、
    中空部の内側から外側に向けて突出し且つ帯状に延びる凸状部と、前記凸状部に連なると共に前記中空部の内側から外側に向けて突出する筒状部と、を有する中空成形体を合成樹脂で成形する成形工程と、
    前記筒状部に連続する形態で前記凸状部を囲うように前記中空成形体の壁部を切断するとともに前記筒状部の前記凸状部と連続する側と反対の端部を切断することで、前記凸状部によって一側が開放した断面コの字状に形成され、開放部が前記構成部品に塞がれることで第1空気通路を形成するハット形ダクト部と、前記筒状部の一端に他のダクトを連結するための環状開口を有する連結部が形成された筒形ダクト部と、を有する車両用ダクトを得る切断工程と、
    を含むことを特徴とする車両用ダクトの製造方法。
  6. 前記成形工程では、前記中空部を挟んで対向する複数の前記凸状部と、前記中空部を挟んで対向する複数の前記筒状部と、を有する前記中空成形体を成形し、
    前記切断工程では、前記対向する複数の凸状部のうち一方の凸状部を囲むように前記中空成形体の壁部を切断して1個の車両用ダクトを得ると共に、他方の凸状部を囲うようにして前記中空成形体の壁部を切断して別の1個の車両用ダクトを得ることを特徴とする請求項5に記載の車両用ダクトの製造方法。
  7. 少なくとも一方のキャビティ表面に、コの字開断面状の空気通路に対応した長溝部が形成される一対の分割金型の間に、溶融状態の筒状パリソンを配置する段階と、
    一対の分割金型を型締めして、一対の分割金型の内部に密閉空間を形成する段階と、
    密閉空間内にエアをブローして、筒状パリソンの対向する外表面を対応するキャビティに対して押し付けて、コの字断面の空気通路を賦形するとともに、筒状パリソンの筒状部を利用して、閉断面の空気通路を賦形する段階と、
    一対の分割金型を型開きして、成形品を取り出す段階と、
    閉断面の空気通路に連続する形態で、成形品の外表面に賦形されたコの字断面の空気通路を切り出す段階と、
    を有することを特徴とする車両用ダクトの製造方法。
  8. 少なくともそれぞれの前記分割金型の前記キャビティ表面に、コの字開断面状の前記空気通路に対応した長溝部が形成され、
    前記空気通路賦形段階は、前記分割金型のピンチオフ部近傍の筒状パリソンの上部開口および下部開口まわりの筒状部それぞれを少なくとも利用して、閉断面の空気通路を賦形する段階と、
    前記空気通路切出し段階は、一方の閉断面の空気通路に連続する形態で、成形品の対向する外表面の一方に賦形されたコの字開断面状の前記空気通路を切り出すとともに、他方の閉断面の空気通路に連続する形態で、成形品の対向する外表面の他方に賦形されたコの字開断面状の前記空気通路を切り出すことにより、車両用空調ダクトを少なくとも二個取りする段階を有する、請求項7に記載の車両用ダクトの製造方法。
  9. 前記空気通路賦形段階は、前記一対の分割金型から前記密閉空間を真空引きする段階をさらに有する、請求項7または8に記載の車両用ダクトの製造方法。
  10. 前記コの字断面の空気通路は、それぞれ前記閉断面の空気通路の端開口から湾曲状に分岐する分岐部を有する、請求項7に記載の車両用ダクトの製造方法。
  11. 前記空気通路切出し段階後に、コの字開断面状の前記空気通路を車両構成部材の内壁面に接合することにより、内部に空気通路を形成する、請求項7または8に記載の車両用ダクトの製造方法。
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