JP2014157650A - 半導体記憶装置 - Google Patents

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Abstract


【課題】ソフトビットリードの時間を短縮することが可能な半導体記憶装置を提供する。
【解決手段】センスアンプは、ビット線に接続され、ビット線の電圧を検出する。メモリセルに記憶された(k−1)レベル(k<=n)の読み出しにおいて、ワード線に一定の電圧を印加したとき、センスアンプによりビット線の電圧を第1のタイミングで読み出した第1のデータと、第1のタイミングとは異なる第2のタイミングで読み出した第2のデータにより、読み出しデータを決定する。
【選択図】図14

Description

本発明は、例えばNANDフラッシュメモリに係わり、2値及び多値データを記憶することが可能な半導体記憶装置に関する。
NANDフラッシュメモリは、素子の微細化に伴い、閾値電圧分布幅が広く、データリテンション特性も悪化する傾向がある。このため、LDPC(Low Density Parity Check)等の強力な訂正能力を有するECC(Error Checking and Correction)を使用したりする。しかし、LDPC等のECCは、軟値と呼ばれる、通常の読み出しレベルで読み出された値以外にべつの情報が必要である。このため、従来、通常の読み出しレベルとは別のレベルでも読み出し(ソフトビットリード)を行い、この結果をLDPC等のECCで使用する軟値とした。しかし、読み出し時間が延びる問題がった。
米国特許出願公開第2012/268994号明細書 米国特許出願公開第2011/075485号明細書 米国特許出願公開第2008/055990号明細書 米国特許出願公開第2006/279993号明細書
本実施形態は、ソフトビットリードの時間を短縮することが可能な半導体記憶装置を提供する。
本実施形態の半導体記憶装置は、nレベル(nは2以上の自然数)を記憶するメモリセルと、前記メモリセルに接続されたビット線と、前記メモリセルに接続されたワード線と、前記ビット線に接続され、前記ビット線の電圧を検出するセンスアンプと、を具備し、前記メモリセルに記憶された(k−1)レベル(k<=n)の読み出しにおいて、前記ワード線に一定の電圧を印加したとき、前記センスアンプにより前記ビット線の電圧を第1のタイミングで読み出した第1のデータと、前記第1のタイミングとは異なる第2のタイミングで読み出した第2のデータにより、読み出しデータを決定することを特徴とする。
本実施形態に適用される半導体記憶装置を示す図。 図1に示すメモリセルアレイ及びビット線制御回路の一例を示す回路図。 図1に示すメモリセルアレイ及びビット線制御回路の他の例を示す回路図。 図4(a)(b)はメモリセル及び選択トランジスタの一例を示す断面図。 NANDフラッシュメモリの一例を示す断面図。 図5に示す各領域に供給される電圧の例を示す図。 図3に示すデータ記憶回路の一部分の例を示す回路図。 図3に示すデータ記憶回路の他の部分の例を示す回路図。 図9(a)(b)は、2ビット、4値における閾値電圧と、ベリファイレベル、及び読み出しレベルの例を示す図。 読み出し時における各部の信号の一例を示す波形図。 通常の読み出し動作と読み出されたデータとの関係を示す図。 一般的なソフトビットリード時の読み出しデータと読み出しレベルの関係を示す図。 第1の実施形態に係り、メモリセルに流れる電流とメモリセルの閾値電圧との関係を示す図。 第1の実施形態に係る読み出し動作時の各部の信号の一例を示す波形図。 第1の実施形態に係り、センスタイミングを変えてソフトビットリードにより得たデータの一例を示す図。 最適な読み出しレベルを決めるための一例を示す図。 第2の実施形態に係り、最適な読み出しレベルを決めるための一例を示す図。 第3の実施形態に係り、第1ページ、第2ページ及びソフトビットの読み出しデータの関係を示す図。 第2の実施形態の変形例を示すタイミングチャート。 第2の実施形態の変形例を示す図。 第2の実施形態の他の変形例を示す図。
本実施形態は、通常の読み出しレベルとは、別のレベルでも読み出しを行うソフトビットリードにおいて、通常の読み出し時におけるセンスタイミングを変えた読み出し動作によってデータを読み出すことにより、ソフトビットリードの時間を短縮する。
また、近年メモリセルのデータリテンションの程度により、最適な読み出しレベルを求めてデータを読み出す方式が提案されている。しかし、この読み出し方式は、最適な読み出しレベルを設定するために複数回数の読み出し動作を行う必要があり、時間が掛かっていた。そこで、本実施形態は、通常の読み出し時でのセンスタイミングを変えたリード動作によってデータを読み出すことにより、データの読み出し時間を短縮する。
また、本実施形態は、データの出力時、閾値電圧分布の主分布の出力データのビット数を少なくし、数が少ない閾値電圧分布の裾野の分布の出力データのビット数を多くすることにより、トータルの出力データ量を減らしている。
以下、実施の形態について、図面を参照して説明する。全図面において、同一部分には同一符号を付している。
(第の実施形態)
図1は、メモリセルに2値(1ビット)、又は4値(2ビット)を記憶する半導体記憶装置としてのNANDフラッシュメモリを示している。
メモリセルアレイ1は、複数のビット線と複数のワード線と共通ソース線を含み、例えばEEPROMセルからなる電気的にデータを書き換え可能なメモリセルがマトリクス状に配置されている。このメモリセルアレイ1には、ビット線を制御するためのビット制御回路2とワード線制御回路6が接続されている。
ビット線制御回路2は、ビット線を介してメモリセルアレイ1中のメモリセルのデータを読み出したり、ビット線を介してメモリセルアレイ1中のメモリセルの状態を検出したり、ビット線を介してメモリセルアレイ1中のメモリセルに書き込み制御電圧を印加してメモリセルに書き込みを行なう。ビット線制御回路2には、カラムデコーダ3、データ入出力バッファ4が接続されている。ビット線制御回路2内のデータ記憶回路はカラムデコーダ3によって選択される。データ記憶回路に読み出されたメモリセルのデータは、データ入出力バッファ4を介してデータ入出力端子5から外部へ出力される。データ入出力端子5は、メモリチップ外部の図示せぬホストに接続される。このホストは例えばマイクロコンピュータにより構成され、前記データ入出力端子5から出力されたデータを受ける。さらに、ホストは、NANDフラッシュメモリの動作を制御する各種コマンドCMD、アドレスADD、及びデータDTを出力する。ホストからデータ入出力端子5に入力された書き込みデータは、データ入出力バッファ4を介して、カラムデコーダ3によって選択されたデータ記憶回路に供給され、コマンド及びアドレスは制御信号及び制御電圧発生回路7に供給される。
ワード線制御回路6は、メモリセルアレイ1に接続されている。このワード線制御回路6は、メモリセルアレイ1中のワード線を選択し、選択されたワード線に読み出し、書き込みあるいは消去に必要な電圧を印加する。
メモリセルアレイ1、ビット線制御回路2、カラムデコーダ3、データ入出力バッファ4、及びワード線制御回路6は、制御信号及び制御電圧発生回路7に接続され、この制御信号及び制御電圧発生回路7によって制御される。制御信号及び制御電圧発生回路7は、制御信号入力端子8に接続され、ホストから制御信号入力端子8を介して入力される制御信号ALE(アドレス・ラッチ・イネーブル)、CLE(コマンド・ラッチ・イネーブル)、WE(ライト・イネーブル)、RE(リードイネーブル)によって制御される。この制御信号及び制御電圧発生回路7は、データの書き込み時にワード線やビット線の電圧を発生するとともに、後述するように、ウェルに供給される電圧を発生する。制御信号及び制御電圧発生回路7は、例えばチャージポンプ回路のような昇圧回路を含み、プログラム電圧及びその他高電圧を生成可能とされている。
前記ビット線制御回路2、カラムデコーダ3、ワード線制御回路6、制御信号及び制御電圧発生回路7は書き込み回路、及び読み出し回路を構成している。
図2は、図1に示すメモリセルアレイ1及びビット線制御回路2の構成の一例を示している。メモリセルアレイ1には複数のNANDユニットが配置されている。1つのNANDユニットは、例えば直列接続された例えばEEPROMを用いたメモリセルMCが64個接続され、この直列接続されたメモリセルMCの列の両端にそれぞれ直列接続された選択ゲートS1、S2を有する。選択ゲートS2はビット線BL0eに接続され、選択ゲートS1はソース線SRCに接続されている。各ロウに配置されたメモリセルMCの制御ゲートはワード線WL0〜WL63に共通接続されている。また、選択ゲートS2はセレクト線SGDに共通接続され、選択ゲートS1はセレクト線SGSに共通接続されている。
ビット線制御回路2は複数のデータ記憶回路10を有している。各データ記憶回路10には、一対のビット線(BL0e、BL0o)、(BL1e、BL1o)…(BLie、BLio)、(BLne、BLno)が接続されている。
メモリセルアレイ1は、破線で示すように、複数のブロックを含んでいる。各ブロックは、複数のNANDユニットにより構成され、例えばこのブロック単位でデータが消去される。また、消去動作は、データ記憶回路10に接続されている2本のビット線について同時に行なわれる。
また、ビット線の1つおきに配置され、1つのワード線に接続された複数のメモリセル(破線で囲まれた範囲のメモリセル)は、ページを構成する。このページ毎にデータが書き込まれ、読み出される。すなわち、ロウ方向に配置された複数のメモリセルのうち半数のメモリセルが対応するビット線に接続される。このため、ロウ方向に配置された複数のメモリセルの半数ずつに対して書き込み又は読み出し動作が実行される。
リード動作、プログラムベリファイ動作及びプログラム動作時において、データ記憶回路10に接続されている2本のビット線(BLie、BLio)のうち外部より供給されるアドレス信号(YA0、YA1…YAi…YAn)に応じて1本のビット線が選択される。さらに、外部アドレスに応じて、1本のワード線が選択され、破線で示す、2ページが選択される。この2ページの切り替えはアドレスによって行われる。
1セルに2ビット記憶する場合は2ページであるが、1セルに1ビット記憶する場合は1ページ、1セルに3ビット記憶する場合は3ページ、1セルに4ビット記憶する場合は4ページとなる。
図3は、図1に示すメモリセルアレイ1及びビット線制御回路2の構成の他の例を示している。図2に示す構成の場合、データ記憶回路10に2本のビット線(BLie、BLio)が接続されていた。これに対して、図3に示す構成の場合、各ビット線にデータ記憶回路10が接続され、ロウ方向に配置された複数のメモリセルは、全て対応するビット線に接続される。このため、ロウ方向に配置された全てのメモリセルに対して書き込み又は読み出し動作を行うことができる。
尚、以下の説明は、図2に示す構成、及び図3に示す構成のいずれも適用することが可能であるが、図3を使用する場合について説明する。
図4(a)(b)はメモリセル及び選択トランジスタの断面図を示している。図4(a)はメモリセルを示している。基板151(後述するP型ウェル領域155)にはメモリセルのソース、ドレインとしてのn型拡散層142が形成されている。P型ウェル領域155の上にはゲート絶縁膜143を介して電荷蓄積層144が形成され、この電荷蓄積層144の上には絶縁膜145を介して制御ゲート(CG)146が形成されている。図4(b)は選択ゲートを示している。P型ウェル領域155にはソース、ドレインとしてのn型拡散層147が形成されている。P型ウェル領域155の上にはゲート絶縁膜148を介して制御ゲート149が形成されている。
図5は、NANDフラッシュメモリの断面図を示している。例えばP型半導体基板151内には、N型ウェル領域152、153、154、P型ウェル領域156が形成されている。N型ウェル領域152内にはP型ウェル領域155が形成され、このP型ウェル領域155内にメモリセルアレイ1を構成する低電圧NチャネルトランジスタLVNTrが形成されている。さらに、前記N型ウェル領域153、P型ウェル領域156内に、データ記憶回路10を構成する低電圧PチャネルトランジスタLVPTr、低電圧NチャネルトランジスタLVNTrが形成されている。前記基板151内には、ビット線とデータ記憶回路10を接続する高電圧NチャネルトランジスタHVNTrが形成されている。また、前記N型ウェル領域154内には例えばワード線駆動回路等を構成する高電圧PチャネルトランジスタHVPTrが形成されている。図5に示すように、高電圧トランジスタHVNTr、HVPTrは、低電圧トランジスタLVNTr、LVPTrに比べて例えば厚いゲート絶縁膜を有している。
図6は、図5に示す各領域に供給される電圧の例を示している。消去、プログラム、リードにおいて、各領域に図6に示すような電圧が供給される。ここで、Veraは、データの消去時に基板に印加される電圧、Vssは接地電圧、Vddは電源電圧である。Vpgmhはデータの書き込み時に、ローデコーダ内のNチャネルMOSトランジスタのゲートに印加される電圧であり、NチャネルMOSトランジスタの閾値電圧分低下せずに、ワード線の書き込み電圧Vpgmを通すための電位である。つまり、ワード線に供給される電圧Vpgm+Vth(Vth:NチャネルMOSトランジスタの閾値電圧)である。Vreadhは読み出し時に、ローデコーダ内のNチャネルMOSトランジスタのゲートに印加される電圧であり、NチャネルMOSトランジスタの閾値電圧分低下せずに、Vreadを通すための電位である。つまり、ワード線に供給される電圧であり、読み出し時にVread+Vth(Vth:NチャネルMOSトランジスタの閾値電圧)である。
その他、データの書き込み時、非選択セルのワード線の供給される電圧としてVpass、データの読み出し時に非選択ワード線に供給される電圧としてVreadがある。
図7、図8は、図3に示すデータ記憶回路10の一例を示している。データ記憶回路10は、図7に示すセンスアンプユニット(SAU)10aと、図8に示すデータ制御ユニット(DCU)10bと、を備える。
図7において、センスアンプユニット10aは、複数のNチャネルMOSトランジスタ(以下、NMOSと称す)21〜27と、複数のPチャネルMOSトランジスタ(以下、PMOSと称す)28、29と、トランスファーゲート30、31、ラッチ回路32、及びキャパシタ33を備える。ラッチ回路32は例えばクロックドインバータ回路32a、32bを備える。
NMOS21の電流通路の一端は、電源Vddが供給されるノードに接続され、他端はトランスファーゲート30、NMOS24、トランスファーゲート31を介して接地されている。NMOS24とトランスファーゲート31の接続ノードにはNMOS25の電流通路の一端が接続されている。このNMOS25の他端は、メモリセルアレイに配置されたビット線BLに接続されている。NMOS21には、NMOS22、23の直列回路が並列接続されている。
また、PMOS28の電流通路の一端は、電源Vddが供給されるノードに接続され、他端はPMOS29を介してラッチ回路32を構成するインバータ回路32aの入力端に接続されるとともに、NMOS26を介して接地されている。このインバータ回路32aと交差接続されたクロックドインバータ回路32bの入力端は、NMOS27を介してデータ制御ユニット(DCU)10bに接続されている。また、PMOS29のゲートは、NMOS22,23の接続ノードに接続され、この接続ノードにキャパシタ33の一端が接続されている。このキャパシタ33の他端にはクロック信号CLKが供給されている。
NMOS21のゲートには信号BLXが供給されている。トランスファーゲート30を構成するNMOSのゲートにはラッチ回路32を構成するインバータ回路32aの出力端の信号LATが供給され、PMOSトランジスタのゲートには、インバータ回路32aの入力端の信号INVが供給されている。NMOS24のゲートには、信号BLCが供給され、NMOS25のゲートには信号BLSが供給されている。
NMOS22のゲートには信号HLLが供給され、NMOS23のゲートには、信号XXLが供給されている。
PMOS28のゲートには信号STBが供給され、NMOS26のゲートにはリセット信号RSTが供給されている。NMOS27のゲートには信号NCOが供給されている。
上記センスアンプユニットの動作について概略的に説明する。
(書き込み動作)
メモリセルにデータを書き込む場合、先ず、信号STBがハイレベル(以下、Hレベルと記す)、リセット信号RSTが一旦Hレベルとされ、ラッチ回路32がリセットされてLATがHレベル、信号INVがローレベル(以下、Lレベルと記す)とされる。
この後、信号NCOがHレベルとされ、データ制御ユニット10bからデータが取り込まれる。このデータが書き込みを示すLレベル(“0”)である場合、信号LATがLレベル,信号INVがHレベルとなる。また、データが非書き込みを示すHレベル(“1”)である場合、ラッチ回路32のデータは変わらず、LATがHレベル、信号INVがLレベルに保持される。
次いで、信号BLX、BLC、BLSをHレベルとすると、ラッチ回路の信号LATがLレベル、信号INVがHレベル(書き込み)の場合、トランスファーゲート30がオフ、トランスファーゲート31がオンしてビット線BLはVssとなる。この状態において、ワード線がプログラム電圧Vpgmとなると、メモリセルにデータが書き込まれる。
一方、ラッチ回路32において、信号LATがHレベル、信号INVがLレベル(非書き込み)の場合、トランスファーゲート30がオン、トランスファーゲート31がオフであるため、ビット線BLはVddに充電される。このため、ワード線がVpgmとなった場合、セルのチャネルが高い電位にブーストされるため、メモリセルにデータが書き込まれない。
(読み出し動作、プログラムベリファイ読み出し動作)
メモリセルからデータを読み出す場合、先ず、セット信号RSTが一旦Hレベルとされ、ラッチ回路32がリセットされ、信号LATがHレベル、信号INVがLレベルとされる。この後、信号BLS、BLC、BLX、HLL、XXLが所定の電圧とされ、ビット線BLが充電される。これとともに、キャパシタ33のNodeがVddに充電される。ここで、メモリセルの閾値電圧が読み出しレベルより高い場合、メモリセルはオフ状態であり、ビット線はHレベルに保持される。つまり、NodeはHレベルに保持される。また、メモリセルの閾値電圧が読み出しレベルより低い場合、メモリセルはオン状態となり、ビット線BLの電荷が放電される。このため、ビット線BLはLレベルとなる。このため、NodeはLレベルとなる。
次いで、信号STBがLレベルされると、メモリセルがオンしている場合、NodeはLレベルであるため、PMOS29がオンし、ラッチ回路32の信号INVがHレベル、信号LATがLレベルとなる。一方、メモリセルがオフしている場合、ラッチ回路32の信号INVがLレベル、信号LATがHレベルに保持される。
この後、信号NCOがHレベルとされると、NMOS27がオンし、ラッチ回路32のデータがデータ制御ユニット10bへ転送される。
書き込み動作後、メモリセルの閾値電圧を検証するプログラムベリファイ動作は、上記読み出し動作とほぼ同様である。
図8は、データ制御ユニット(DCU)10bの一例を示している。
図8に示すデータ制御ユニット10bは、演算回路40と複数のデータラッチ回路ADL、BDL、XDL、及びNMOS41により構成されている。
演算回路40は、バス(以下、IBUSと記す)と、IBUSの両端に接続され、相補的に動作するトランスファーゲート42、43と、IBUSのデータをラッチするラッチ回路44、このラッチ回路44のデータに応じてデータラッチ回路ADL、BDL、XDLのレベルを設定する設定回路45とにより構成されている。
トランスファーゲート42は、相補的な信号CONDと信号CONSにより動作し、センスアンプユニットSAU10aのバス(SBUSと記す)とIBUSを接続する。トランスファーゲート43は、相補的な信号CONSと信号CONDにより動作し、IBUSとデータラッチ回路ADL、BDL、XDLが接続されたバス(以下、DBUSと記す)とを接続する。トランスファーゲート42がオンのとき、トランスファーゲート43はオフであり、トランスファーゲート42のオフのとき、トランスファーゲート43がオンである。
ラッチ回路44は、複数のPMOS46〜49と、複数のNMOS50〜56及びインバータ回路68により構成されている。PMOS46とNMOS50のゲートにはセット信号SETが供給され、PMOS48のゲートにはリセット信号RESTが供給されている。NMOS53のゲートには信号IFHが供給され、NMOS55のゲートには信号IFLが供給されている。NMOS54のゲートはインバータ回路68を介してIBUSに接続され、NMOS56のゲートはIBUSに接続されている。
設定回路45は、PMOS57〜60と、NMOS61〜64により構成されている。PMOS57のゲート及びNMOS61のゲートには、信号FAILが供給されている。この信号FAILは、ラッチ回路44の一方の出力端としてのPMOS47とNMOS51の接続ノードの信号である。PMOS59とNMOS63のゲートには、信号MTCHが供給されている。この信号MTCHは、ラッチ回路44の他方の出力端としてのPMOS49とNMOS52の接続ノードの信号である。さらに、PMOS58のゲートには信号M2HBが供給され、PMOS60のゲートには信号F2HBが供給されている。NMOS62のゲートにはF2Lが供給され、NMOS64のゲートには信号M2Lが供給されている。
データラッチ回路ADL、BDL、XDLは、同一の構成であり、ラッチ回路66と、このラッチ回路66をDBUSに接続するトランスファーゲート65と、により構成されている。各トランスファーゲート65は、信号BLCA、BLCB、BLCXにより制御されている。データラッチ回路XDLは、NMOS41を介して外部のIOに接続される。NMOS41のゲートには信号CSLが供給されている。
データ制御ユニット10bは、前述したように、書き込みデータを保持するとともに読み出し時に、メモリセルから読み出されたデータを保持する。
データ入出力バッファ6から供給された2ビットの書き込みデータは、データラッチ回路XDLを介して、例えばデータラッチ回路ADL、BDLに1ビットずつラッチされる。
図8に示す演算回路40は、データラッチ回路ADL、BDLのデータに対してANDやOR、排他的NOR等の演算を実行することが可能である。例えばANDの場合、データラッチ回路ADL、BDLに保持されたデータがDBUS及びIBUSに出力される。この場合、データラッチ回路ADL、BDLに保持されたデータが共に“1”である場合のみ、IBUSがHレベルとなり、その他の場合、Lレベルとなる。すなわち、非書き込み時だけIBUSが“1”となり、書き込み時、IBUSが“0”となる。このデータを、SBUSを介し、図7に示すセンスアンプユニット10aに転送することで、書き込みが行われる。
図8に示す演算回路40は、複数の図7に示すセンスアンプユニット(SAU)10a及び、複数の図8に示すデータ制御ユニット(DCU)10bに対し、1つの割合で配置することも可能である。これにより、回路面積を削減することが出来る。
演算回路40の動作は種々変形可能であり、例えば1つの論理演算も種々の制御方法が適用可能であり、必要に応じて制御方法を変えることが可能である。
本NANDフラッシュメモリは、多値メモリである。ため、1セルに2ビットのデータを記憶することができる。この2ビットの切り替えはアドレス(第1ページ、第2ページ)によって行なわれる。1セルに2ビット記憶する場合、2ページであるが、1セルに3ビットを記憶する場合は、アドレス(第1ページ、第2ページ、第3ページ)によって各ビットが切り替えられる。さらに、1セルに4ビットを記憶する場合は、アドレス(第1ページ、第2ページ、第3ページ、第4ページ)によってビットが切り替えられる。
本実施形態は、1つのメモリセルに1ビットのデータを記憶することができるが、1つのメモリセルに2ビットのデータを記憶する場合、アドレス(第1ページ、第2ページ)によって2ビットのデータが切り替えられる。また、1つのメモリセルに3ビットを記憶する場合、アドレス(第1ページ、第2ページ、第3ページ)によって3ビットのデータが切り替えられる。さらに、1つのメモリセルに4ビット記憶する場合、アドレス(第1ページ、第2ページ、第3ページ、第4ページ)によって4ビットのデータが切り替えられる。
また、以下の説明は、例えば図3に示すロウ方向に並んだ全メモリセルを一括して書き込み、一括して読み出す場合において、1つのメモリセルに2ビット、4値のデータを記憶する場合である。
(閾値電圧分布)
図9(a)(b)は、2ビット、4値における第1、第2ページ書き込み後のメモリセルのデータと、閾値電圧と、ベリファイレベルと、読み出しレベルを示している。
図9(a)に示すように、消去動作によりメモリセルのデータは“11”の閾値電圧となる。第1ページのデータが書き込まれることより、メモリセルは、消去状態のまま、又はレベルLMVに書き込まれ、メモリセルのデータは“11”又は“10”の閾値電圧となる。
図9(b)に示すように、第2ページのデータが書き込まれることにより、メモリセルは、消去状態のまま、AV、BV、CVのいずれかのレベルに書き込まれ、メモリセルのデータは“11”、“01”、“00”、“10”の閾値となる。書き込み時のベリファイレベルは、データリテンションマージンを持たせるため、読み出し時のレベルより若干高いレベルに設定されている。図9(a)(b)において、読み出しレベルは“LMR、AR、BR、CR”、ベリファイ読み出しレベルは“LMV、AV、BV、CV”で表している。
(プログラム動作)
データの書き込みは、ソース線に近いメモリセルから順次書き込まれる。すなわち、図3に示すワード線WL0に接続されたメモリセルからワード線WL63に接続されたメモリセルが順次書き込まれる。
先ず、ワード線WL0に書き込まれる第1ページのデータが、図8に示すデータ記憶回路10のデータラッチ回路XDLに一時的に記憶される。
この後、ワード線WL0のメモリセルの第1ページにデータラッチ回路XDLに記憶されたデータが書き込まれる。
次に、ワード線WL1に書き込まれる第1ページのデータが図8に示すデータ記憶回路10をのデータラッチ回路XDLに一時的に記憶される。
この後、ワード線WL1のメモリセルの第1ページにデータラッチ回路XDLに記憶されたデータが書き込まれる。
さらに、ワード線WL0に書き込まれる第2ページのデータが、図8に示すデータ記憶回路10のデータラッチ回路XDLに一時的に記憶される。
この後、ワード線WL0のメモリセルの第2ページにデータラッチ回路XDLに記憶されたデータが書き込まれる。
このようにして、第1、第2ページのデータが書き込まれると、図9(a)(b)に示すような、閾値電圧分布が得られる。
この後、ワード線WL2の第1ページの書込み、ワード線WL1の第2ページの書込みの順で書き込む。
(リード動作)
一方、上記のようにして、データが書き込まれたメモリセルからデータを読み出す場合、ソフトビットリードが実行される。本実施形態において、ソフトビットリードは、通常の読み出しにけるセンスタイミングを変えてデータを読み出す。
図10は、読み出し時におけるメモリセルアレイ1及びデータ記憶回路10の各部の信号波形を示している。
データ読み出し時、ビット線に所定電圧(例えば0.6V+Vfix、Vfixは一定の電圧)を供給すると共に、選択ワード線に図9(b)に示す読み出しレベルの電圧“AR”“BR”“CR”のうちの1つを供給する。メモリセルの閾値電圧がワード線の電圧より低い場合、セルがオンとなりビット線の電圧は“L”(ローレベル)となり、メモリセルの閾値電圧がワード線の電圧より高い場合、セルがオフとなりビット線の電位は“H”(ハイレベル)となる。
ここで、図7に示すセンスアンプユニット10aのNodeをプリチャージし、CLKを“H”とした後、信号XXLを例えば0.45V+Vth+Vfixとすると、ビット線の電位が“L”の時、センスアンプユニット10aのNodeは“L”となり、ビット線の電位が“H”の時、Nodeは“H”となる。この後、クロック信号CLKを“L”に設定した後、ビット線の電圧が読み出される。
(通常の読み出し動作)
図11は、通常の読み出し動作と読み出されたデータとの関係を示している。第2ページの読み出しにおいて、ワード線の電位が“BR”に設定される。メモリセルの閾値電圧が“BR”より低い場合、データラッチ回路XDLは“L”となり、データ“1”が出力される。一方、メモリセルの閾値電圧が“BR”より高い場合、データラッチ回路XDLは“H”となり、データ“0”が出力される。
次に、第1ページの第1回目の読み出しにおいて、先ず、ワード線の電位が“AR”に設定される。メモリセルの閾値電圧が“AR”より低い場合、センスアンプユニット10aのNodeは“L”となる。一方、メモリセルの閾値電圧が“AR”より高い場合、Nodeは、“H”となる。この結果は、データラッチ回路ADL、BDL、XDLのいずれか、例えばADLに保持される。
この後、第1ページの第2回目の読み出しにおいて、ワード線の電位が“CR”に設定される。メモリセルの閾値電圧が“CR”より低い場合、センスアンプユニット10aのNodeは“L”となる。一方、メモリセルの閾値電圧が“CR”より高い場合、Nodeは“H”となる。この結果は、データラッチ回路BDLに保持される。
データラッチ回路BDLに保持された第2回目の読み出し結果と、データラッチ回路ADLに保持された第1回目の読み出し結果が、演算回路40において論理演算、例えばXNORされる。この演算の結果、メモリセルの閾値電圧が“AR”より低いか、又は、“CR”より高い場合、出力データは“1”となり、メモリセルの閾値が“AR”より高く、且つ、“CR”より低い場合、出力データ“0”となる。
(ソフトビットリード時の読み出し動作)
LDPC等のECCは、軟値と呼ばれる、通常の読み出しレベルで読み出された以外のデータが必要である。図12は、ソフトビットリード時の読み出しデータと読み出しレベルの関係を示している。
ソフトビットリードの読み出しレベルは、通常の読み出しレベル“AR”、“BR”、“CR”から、読み出しレベルを其々“AR”、“BR”、“CR”から若干低めに設定した読み出しレベル“AR−d”、“BR−d”、“CR−d”と、其々“AR”、“BR”、“CR”から若干高めに設定した読み出しレベル“AR+d”、“BR+d”、“CR+d”とによりメモリセルの閾値電圧を読み出した後、これらの結果をXNORした値を外部に出力する。
さらに、第1ページと第2ページのソフトビットリードの結果をXNORして、1ビットデータとして外部に出力することもできる。
図12に示すように、ソフトビットリードのデータが“0”である範囲は、メモリセルの閾値電圧分布の主分布ではない。このため、これらのデータが誤っている確率は低いと考え、ECC訂正を行う。従来は“AR”、“BR”、“CR”の3回のリード動作によりメモリセルのデータを読み出しているが、各読み出しレベルにおいて、読み出しレベルより若干低めに設定した読み出しレベルと、読み出しレベルより若干高めに設定した読み出レベルにより読み出し動作を行う必要がある。このため、3×3=9回の読み出し動作が必要となり、読み出し動作に要する時間が長いという問題がある。
(第1の実施形態)
図13は、メモリセルに流れる電流とメモリセルの閾値電圧との関係を示している。メモリセルの閾値電圧が、例えば読み出しレベル“BR−d”に等しいメモリセルは、ワード線の電位を“BR”として読むと、メモリセルの電流は多くなる。したがって、図14に示すように、ビット線の放電が速いため、ビット線の放電時間を短くして、センス動作を行う。
一方、メモリセルの閾値電圧が、読み出しレベル“BR+d”に等しいメモリセルは、ワード線の電位を“BR”として読むと、メモリセルの電流は少なくなる。したがって、図14に示すように、ビット線の放電が遅いため、ビット線の放電時間を延ばして、センス動作を行う。
具体的には、データの読み出し時、図7に示すセンスアンプユニット10aを構成するトランジスタ22のゲート電極に供給される信号HLL、及びキャパシタ33に供給されるクロック信号CLKが、ビット線の放電開始後、3回供給される。この操作に従って、Nodeの電位がラッチ回路32に保持される。すなわち、メモリセルの閾値電圧がワード線の電圧より大きく低い場合、ビット線の放電時間が短いため、1回目にクロック信号が供給された時点において、Nodeの電位はLレベルとなっている。また、メモリセルの閾値電圧がワード線の電圧より僅かに低い場合、ビット線の放電時間が若干短いため、1回目にクロック信号が供給された時点において、Nodeの電位はLレベルとはならず、2回目のクロック信号が供給された時点において、Lレベルとなる。さらに、メモリセルの閾値電圧がワード線の電圧より僅かに低い場合、ビット線の放電時間が若干短いため、2回目にクロック信号が供給された時点において、Nodeの電位はLレベルとはならず、3回目のクロック信号が供給された時点において、Lレベルとなる。さらにまた、メモリセルの閾値電圧がワード線の電圧より高い場合、ビット線はHレベルに保持されているため、3回目にクロック信号が供給された時点においても、Nodeの電位はHレベルとなっている。このNodeの電位がラッチ回路32に保持される。
このようなセンス動作を行うことにより、上記のように、ワード線のレベルを1つの読み出しレベルと、これより若干高い読み出しレベル、及び若干低い読み出しレベルに替えて3回の読み出し動作を行う必要がなくなる。すなわち、ワード線のレベルを変えず、ビット線のセンスタイミングを替えて読み出すことで、複数のレベルで読み出した場合と同様の読出し結果を得ることができる。
図15は、第1の実施形態に係り、センスタイミングを変えてソフトビットリードにより読み出したデータを示している。1つのワード線に対する読み出し動作において、ビット線の放電時間、及びセンス動作のタイミング替えることにより、ソフトビットリードを行うことができる。
先ず、第2ページの読み出し動作が実行される。第2ページの読み出し動作は、選択ワード線の電圧が例えば“BR”に固定され、ビット線のセンス時間を変えて3回データが読み出される。すなわち、図15に示すように、第2ページ読み出しの第1センス、第2センス、第3センスにより、3つのデータが読み出される。 “BR”の第2センス後のデータは第2ページの読み出しデータであるため、このまま外部に出力してもよい。“BR”の第1センス後のデータと“BR”の第3センス後のデータは、演算回路40において、論理演算、例えばXNORされる。これらのデータは、例えばADL、BDL、XDLのいずれかにラッチに保持される。
次に、第1ページの1回目の読み出し動作が実行される。第1ページの1回目の読み出し動作は、選択ワード線の電圧が例えば“AR”に固定され、ビット線のセンス時間を変えて3回データが読み出される。すなわち、図15に示すように、第1ページの1回目読み出しの第1センス、第2センス、第3センスにより3つのデータが読み出される。“AR”の第2センス後のデータは第1ページの“AR”読み出しデータである。“AR”の第1センス後のデータと“AR”の第3センス後のデータは、演算回路40において、論理演算、例えばXNORされる。ここでさらに、“AR”のXNORで演算した結果は、先の“BR”のXNORで演算した結果は、更にXNORで演算しても良い。これらのデータは、例えばADL、BDL、XDLのいずれかにラッチに保持される。
最後に、第1ページの2回目の読み出し動作が実行される。第1ページの2回目の読み出し動作は、選択ワード線の電圧が例えば“CR”に固定され、ビット線のセンス時間を変えて3回データが読み出される。すなわち、図15に示すように、第1ページの2回目読み出しの第1センス、第2センス、第3センスにより3つのデータが読み出される。“CR”の第2センス後のデータと“AR”の第2センス後のデータは演算回路40において、論理演算、例えばXNORされ、第1ページの読み出しデータであるため、外部に出力される。
“CR”の第1センス後のデータと“CR”の第3センス後のデータは、演算回路40において、論理演算、例えばXNORされる。ここで、さらに、“CR”のXNORした結果は、先の“AR”と“BR”のXNORした結果と、さらにXNORしても良い。これらのデータは、例えばADL、BDL、XDLのいずれかにラッチに保持される。この後、外部に出力される。
上記読み出し後のデータをXNORすることにより、図13と同じ読み出しデータ及びソフトビットのデータを得ることができる。
上記第1の実施形態によれば、データの読み出し時、選択ワード線に所定レベルの電圧を印加し、センスアンプのセンスタイミングを変えることにより、ソフトビットリードを可能としている。このため、ワード線の電圧を変えてソフトビットリードを実行する場合に比べて読み出し時間を短縮することが可能である。
尚、第1の実施形態は、1つのワード線で1つの読み出しデータ及び2つのレベルのソフトビットリードを行ったが、例えば読み出しは通常の読み出し動作とし、ソフトビットの読み出しのみ、センスタイミングを変えることで、ソフトビットのデータを読み出してもよい。
また、読み出しレベルAR、BR、CRの読み出し、及びそれぞれのレベルのソフトビットの読み出しを、1つのワード線レベル若しくは数レベルのワード線レベルで読み出しても良い。
センスタイミングは、それぞれのセンスタイミング毎にパラメータを設定し、このパラメータをチップ内に記憶する。
通常の読み出し、及びソフトビットリードを行うと、若干のずれが生まれる可能はあるが、これらのずれも含めて軟値としてECCの訂正を行う。
(第2の実施形態)
図16に示すように、近時、最適な読み出しレベルを決めるため、ワード線の読み出しレベルを少しずつ変化させ、閾値電圧分布の端部を探索し、最適な読み出しレベルを決めた後、読み出し動作を行う方法が考案されている。しかし、この方法は、読み出しレベルを少しずつ変化させるため、時間が掛かる問題がある。
そこで、第2の実施形態は、図17に示すように、1つのレベル、又は閾値電圧分布の数に基づく数個のレベルをワード線電位として用いて、第1の実施形態と同様に、1つのワード線電位毎のリード動作において、ビット線の放電時間に対してセンスアンプのセンスタイミングを替えることにより、閾値電圧分布の端部を探索する。すなわち、センスタイミングを変えてビット線の電位を検出し、図17に示すように、電流が増加開始するタイミングから、閾値電圧の端部を探索する。この探索した閾値電圧+αの電圧、すなわち、閾値電圧にオフセットを付加した電圧を最適な読み出し電圧とする。
第2の実施形態によれば、閾値電圧分布毎に最適な読み出しレベルを決定することができる。しかも、ワード線レベルを各ワード線の電位に対してそれより高い電位又は低い電位を設定して複数回読み出しを行う必要がないため、最適な読み出しレベルを高速に探索することが可能である。
尚、複数レベルでの読み出し結果により、集計されたビットメモリセルの数のうち、一番小さい値、若しくは一番小さい値にオフセットを付加した値を最適な読み出しレベルとすることが可能である。
(変形例)
第2の実施形態では、センスタイミングを図14に示すように、複数回変えていたが、各センスタイミング間には安定するための時間が必要である。このため、タイミング間隔を短くすることが難しい場合がある。
本実施形態は、閾値電圧分布の端部を探索することであり、例えばページサイズが16kBのとき、16kB全てのデータの分布を探索しなくとも、例えば1kBの分布のデータから分布の端部を探すことが可能である。このため、図2又は図3に示す複数のビット線を複数のグループに分け、グループ毎にセンスタイミングを変えることにより、閾値電圧分布の端部を探索してもよい。
図19は、第2の実施形態の変形例を示すタイミングチャートである。図19に示すように、ビット線を複数のグループ1、グループ2、グループ3…に分け、センスタイミングを変えることにより、例えば1kBの分布のデータをから分布の端部を探すことが可能である。
また、ワード線駆動回路に近いセルは、ワード線駆動回路から遠いセルに比べて、ワード線が早く立ち上がるため、センスタイミングが安定するまでの時間が早い傾向がある。このため、ワード線駆動回路からのビット線までの位置によってNANDユニットを複数のグループに分け、これらグループ毎に閾値電圧分布の端部を探索してもよい。無論、この場合も、グループ毎にセンスタイミングを変えたり、又は、センスタイミングを変えるため、ワード線の立ち上がり時間を通常より遅らしても良い。
また、第2の実施形態において、最適な読み出しレベルを決めるため、ワード線の読み出しレベルを少しずつ変化させたり、センスタイミングを複数回数変えて閾値電圧分布の端部を探索している。このとき、各ワード線又はセンスタイミングで読み出したデータをNANDフラッシュメモリの外部の例えばコントローラに出力し、このコントローラで処理をしても良い。しかし、外部に出力する時間が問題になる場合がある。
この場合、図20に示すように、例えば第1のワード線レベル、又はセンスタイミングで読み出した結果を外部に出力している間に、次の第2のワード線レベル、又はセンスタイミングでの読み出しを行うというように、キャッシュ機能を使用しても良い。
また、読み出した結果を外部に出力せず、NANDフラッシュメモリの内部にカウンターを設け、このカウンタを用いて読み出した結果をチップ内部で計数し、チップ外部に計数結果のみ出力するようにしても良い。
また、さらに、外部に計数結果を出力せず、チップ内部で計数結果を保持し、複数回のワード線レベル、又はセンスタイミングの読み出し結果により、自動的に最適な読み出しレベルを設定しても良い。
また、NANDフラッシュメモリの内部のカウンタにより計数する場合、1ビット乃至数ビット毎に計数するため、数える時間が長い場合ある。
この場合、図21に示すように、第1のワード線のレベル、又はセンスタイミングで読み出した結果をカウントしている間に、次の第2のワード線のレベル、又はセンスタイミングにより読み出しできるようにキャッシュ機能を使用しても良い。
(第3の実施形態)
図18はメモリセルと、第1ページ、第2ページ及びソフトビットリードにより読み出したデータの関係を示している。メモリセルの閾値レベル“a”〜“j”により、3ビットのデータが出力される。しかし、書き込まれたメモリセルの主分布は、“a”、“d”、“g”、“j”に存在している。このため、読み出し動作により、これらのデータが出力される場合が多い。そこで、“a”、“d”、“g”、“j”に対応するデータは、例えば主に2ビットで表し、これ以外のデータは3ビット又は4ビットとする。
上記第3の実施形態によれば、主分布“a”、“d”、“g”、“j”に対応するデータを2ビットとし、これ以外のデータは3ビット又は4ビットとすることにより、トータルの出力データを減らすことが可能である。
上記第1、第2の実施形態は、それぞれ図13及び図17に示すように、センスタイミングを変えることにより、複数回のワード線レベルの読み出しに相当するデータを得ていた。しかし、NANDフラッシュメモリは、書き換え回数が増加するとセル電流(Icell)が減少することが知られている。
このセル電流の減少は、読み出し時のビット線のレベルを上げることによりセル電流(Icell)を増加させることができる。このため、セル電流の減少が問題である場合、消去のループ回数を、消去単位であるブロック毎に記憶する領域を設け、消去が実行されたとき、この領域に消去回数を記憶する。この後、リード又はプログラム時において、この領域に記憶された消去回数を読み出し、この読み出された消去回数に応じてリード及びプログラムベリファイリード時のビット線のレベルを替えることによりセル電流を増加させることができる。
無論、このように、消去回数により読み出し時におけるビット線のレベルは、第1の実施形態のソフトビットや、第2の実施形態における閾値電圧分布の端部の探索以外の通常のリード及びプログラムベリファイリードときに使用することも可能である。
その他、本発明は上記各実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記各実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
1…メモリセルアレイ、2…ビット線制御回路、7…制御信号及び制御電圧発生回路、10…データ記憶回路、10a…センスアンプユニット、10b…データ制御ユニット。

Claims (9)

  1. ワード線、及びビット線に接続された複数のメモリセルがマトリックス状に配置されたメモリセルアレイと、前記ビット線に接続され、前記ビット線の電圧を検出するセンスアンプと、前記ワード線、及びビット線の電位を制御する制御回路と、を有し、前記複数のメモリセルのうち、h個のメモリセルは前記メモリセルアレイより同時に読み出される半導体記憶装置において、前記メモリセルに記憶された(k−1)レベル(k<=n)(nは2以上の自然数)の読み出しにおいて、前記ワード線に一定の電圧を印加したとき、
    前記センスアンプにより前記ビット線の電圧を第1のタイミングで読み出した第1のデータと、第2のタイミングで読み出した第2のデータと、第3のタイミングで読み出した第3のデータと、第k(kは自然数)のタイミングで読み出した第kのデータを求め、
    前記第1のデータと前記第2のデータとの間に含まれる第1のメモリセルの数(h個以下)と、前記第2のデータと前記第3のデータとの間に含まれる第2のメモリセルの数(h個以下)と、前記第kのデータと前記第3のデータとの間に含まれる第(k-1)のメモリセルの数(h個以下)を求め、
    前記第1、第2、…第(k-1)のメモリセルの数のうち、一番小さい値、又は前記一番小さい値にオフセットを加えた値を前記メモリセルの読み出しレベルとし、
    前記h個のメモリセルの内のi個のメモリセルより前記第1のタイミングで読み出して第1のデータとし、
    前記h個のメモリセルの内のi個のメモリセルより前記第2のタイミングで読み出して第2のデータとし、
    前記h個のメモリセルの内のi個のメモリセルより前記第3のタイミングで読み出して第3のデータとし、
    前記h個のメモリセルの内のi個のメモリセルより前記第k(kは自然数)のタイミングで読み出して第kのデータとすることを特徴とする半導体記憶装置。
  2. nレベル(nは2以上の自然数)を記憶するメモリセルと、
    前記メモリセルに接続されたビット線と、
    前記メモリセルに接続されたワード線と、
    前記ビット線に接続され、前記ビット線の電圧を検出するセンスアンプと、を具備し、
    前記メモリセルに記憶された(k−1)レベル(k<=n)の読み出しにおいて、前記ワード線に一定の電圧を印加したとき、前記センスアンプにより前記ビット線の電圧を第1のタイミングで読み出した第1のデータと、前記第1のタイミングとは異なる第2のタイミングで読み出した第2のデータにより、読み出しデータを決定することを特徴とする半導体記憶装置。
  3. 前記読み出しにおいて、前記センスアンプは、第1、第2のクロック信号を受け、第1、第2のクロック信号に基づき、前記第1、第2のデータを検出することを特徴とする請求項2記載の半導体記憶装置。
  4. 1レベル、2レベル、…(k−1)レベルの第1のタイミングの読み出しデータは、前記nレベルを記憶する前記メモリのhビット(2=n)のデータとし、
    前記1レベル、2レベル、…(k−1)レベルの第2のタイミングの読み出しデータは、前記hビットの読み出しデータの誤りを訂正するデータとして使用することを特徴とする請求項2記載の半導体記憶装置。
  5. nレベル(nは2以上の自然数)を記憶するメモリセルと、
    前記メモリセルに接続されたビット線と、
    前記メモリセルに接続されたワード線と、
    前記ビット線に接続され、前記ビット線の電圧を検出するセンスアンプと、を具備し、
    前記メモリセルから第1のタイミングで読み出した第1のデータと、前記第1のタイミングとは異なる第2のタイミングで読み出した第2のデータと、前記第1及び前記第2のタイミングとは異なる第k(kは自然数)のタイミングで読み出した第kのデータにより、最適な読み出しレベルを設定することを特徴とする半導体記憶装置。
  6. 前記読み出しにおいて、前記センスアンプは、第1、第2、第kのクロック信号を受け、第1、第2、第kのクロック信号に基づき、前記第1、第2、第kのデータを検出することを特徴とする請求項5記載の半導体記憶装置。
  7. 1レベル、2レベル、…(k−1)レベルの第1のタイミングの読み出しデータは、前記nレベルを記憶する前記メモリのhビット(2=n)のデータとし、
    前記1レベル、2レベル、…(k−1)レベルの第2のタイミングの読み出しデータと第kのタイミングの読み出しデータは、前記hビットの読み出しデータの誤りを訂正するデータとして使用することを特徴とする請求項5記載の半導体記憶装置。
  8. 前記読み出しデータは、閾値電圧分布の主分布に対応するデータが第1のビット数に設定され、前記主分布以外に対応するデータのビット数が前記第1のビット数より多い第2のビット数に設定されることを特徴とする請求項2記載の半導体記憶装置。
  9. ワード線、及びビット線に接続された複数のメモリセルがマトリックス状に配置されたメモリセルアレイと、前記ビット線に接続され、前記ビット線の電圧を検出するセンスアンプと、前記ワード線、及びビット線の電位を制御する制御回路と、を有し、前記複数のメモリセルのうち、h個のメモリセルは前記メモリセルアレイより同時に読み出される半導体記憶装置において、前記メモリセルに記憶された(k−1)レベル(k<=n)の読み出しにおいて、前記ワード線に一定の電圧を印加したとき、
    前記センスアンプにより前記ビット線の電圧を第1のタイミングで読み出した第1のデータと、第2のタイミングで読み出した第2のデータと、第3のタイミングで読み出した第3のデータと、第k(kは自然数)のタイミングで読み出した第kのデータを求め、
    第1のデータと第2のデータとの間に含まれる第1のメモリセルの数(h個以下)と第2のデータと第3のデータとの間に含まれる第2のメモリセルの数(h個以下)と、第kのデータと第3のデータとの間に含まれる第(k-1)のメモリセルの数(h個以下)を求め、
    前記第1、第2、…第(k-1)のメモリセルの数のうち、一番小さい値、又は前記一番小さい値にオフセットを加えた値を前記メモリセルの読み出しレベルとすることを特徴とする半導体記憶装置。
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