JP2014118165A - キャリアテープ、包装用テープおよび電子部品連 - Google Patents

キャリアテープ、包装用テープおよび電子部品連 Download PDF

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Abstract

【課題】平面寸法が0.6mm×0.3mm以下の小型の電子部品であっても、吸引ノズルを用いた吸引によって円滑にピックアップすることが可能とされた、厚紙製のキャリアテープを用いて構成される、電子部品連を提供する。
【解決手段】内部に電子部品10を収容した複数の収容穴2が長手方向に配列されたキャリアテープ1と、その上下面にそれぞれ貼り付けられたトップテープ8およびボトムテープ9とを備える、電子部品連7において、キャリアテープ1の隣り合う収容穴2間の間隔部分4における下面側に凹溝11を設け、それによって、キャリアテープ1とボトムテープ9との間に、隣り合う収容穴2間を連通する空気通路12を形成する。空気通路12は、電子部品10を吸引する際の空気の通り道15となり、小型の電子部品10であっても、吸引ノズル14を用いた吸引によって円滑にピックアップすることができる。
【選択図】図4

Description

この発明は、内部に電子部品を収容するための複数の収容穴が長手方向に配列されながら厚み方向に貫通する状態で設けられた厚紙製のキャリアテープと、キャリアテープの下面にボトムテープが貼り付けられた包装用テープと、包装用テープを用いて構成される、複数の電子部品が連なった形態の電子部品連とに関するものである。
この発明にとって興味ある電子部品連として、以下のものが知られている。
(1)包装用テープとして、プラスチック製エンボステープを用いるもので、プラスチック製基材にエンボス加工によって凹部を設け、この凹部内に電子部品を収容した状態で凹部の開口をトップテープで覆った、電子部品連(たとえば、特許文献1参照)。
(2)材料費の比較的安い厚紙製の基材をキャリアテープとし、このキャリアテープに貫通する収容穴を形成し、この収容穴内に電子部品を収納した状態でキャリアテープの両面にカバーフィルム(トップテープおよびボトムテープ)をヒートシール法によって貼り付けた、電子部品連(たとえば、特許文献2参照)。
(3)厚紙製の基材の一方主面を平坦なままとしながら、他方主面に凹部を形成したものを包装用テープとし、凹部内に電子部品を収容した状態で凹部の開口を覆うように蓋材を貼り付けた、電子部品連(たとえば、特許文献3参照)。
現状では、平面寸法が0.6mm×0.3mm(以下、「0603サイズ」ということがある。)以下の小型の電子部品については、上記特許文献1〜3に記載の電子部品連のうち、特許文献3に記載のものを適用することが主流となっている。その理由は、特許文献1に記載の電子部品連および特許文献2に記載の電子部品連には、それぞれ、以下のような不都合が存在するためである。
まず、特許文献1に記載の電子部品連では、プラスチック製エンボステープの材料費が比較的高いという問題がある。他方、特許文献2に記載の電子部品連では、トップテープは、その長手方向に延びる両側縁のみがキャリアテープに貼り付けられるが、ボトムテープは、収容穴の部分を除いて、その全面がキャリアテープに貼り付けられる。この場合、収容穴がそこに収容される電子部品の小型化に応じて小型化されると、ヒートシール時に収容穴を覆う部分までボトムテープが溶けたとき、収容した電子部品がボトムテープに付着してしまうおそれがある。
ところが、特許文献3に記載の電子部品連においても、実装工程において厚紙製の包装用テープの凹部から電子部品を吸引ノズルで吸引してピックアップする際、凹部の底面側に空気の通り道がないため、吸引ノズルで吸引しにくいという問題に遭遇することがあった。この問題を解決するため、特許文献4では、凹部の底面を貫通する空気抜き用の開孔を設ける技術が開示されている。
しかし、収容される電子部品のサイズがたとえば0603サイズ以下と小さくなった場合、空気抜き用の開孔を形成するのは難しい。収容穴の底面の面積に対する開孔の面積の比率が高くなるばかりでなく、開孔に電子部品が挟まるおそれがあるからである。実際、特許文献4では、収容される電子部品のサイズに関する開示はない。
また、特許文献3に記載の電子部品連の場合、厚紙製の基材の一方主面を平坦なままとしながら、他方主面に凹部を形成したものを包装用テープとしなければならないが、このような加工を可能とする紙材料には制約があり、そのため、材料コストがかかるという問題にも注目すべきである。
実開昭63−23259号公報 特開平6−286715号公報 特開平10−338208号公報 特許第3066370号公報
そこで、この発明は、0603サイズ以下の電子部品であっても、吸引ノズルを用いた吸引によって円滑にピックアップすることが可能とされた、厚紙製のキャリアテープと、キャリアテープの下面にボトムテープが貼り付けられた包装用テープと、包装用テープを用いて構成される、複数の電子部品が連なった形態の電子部品連とを提供しようとすることである。
この発明は、内部に平面寸法が0.6mm×0.3mm以下の電子部品を収容するための複数の収容穴が長手方向に配列されながら厚み方向に貫通する状態で設けられ、収容穴に電子部品を1個ずつ収容した状態で、上面にトップテープを貼り付け、かつ下面にボトムテープを貼り付けることによって、複数の電子部品が連なった形態の電子部品連を構成するために用いられる、キャリアテープにまず向けられる。
この発明に係るキャリアテープは、上述した技術的課題を解決するため、隣り合う収容穴間の間隔部分における下面側には、隣り合う収容穴間を連結する凹溝が設けられていることを特徴としている。この凹溝は、包装用テープまたは電子部品連が構成されたとき、隣り合う収容穴間を連通する空気通路として機能する。
上記凹溝の幅方向寸法は、収容穴の配列方向に測定した、隣り合う収容穴間の間隔部分の寸法より長いことが好ましい。この構成によれば、凹溝において形成される空気通路での空気の流れを円滑にすることができる。
複数の収容穴の配列ピッチは1mm以下であることが好ましい。このようなキャリアテープの方が、収容穴が小さくなり、収容穴の底面側に空気の通り道がない場合、電子部品を吸引ノズルで吸引しにくいという不都合を招きやすいので、この発明がより有効となるからである。
凹溝の底面は、収容穴の配列方向に見たとき、収容穴の両端を起点として全体的に凹んだ断面形状を有することが好ましい。この構成によれば、凹溝をそれほど深くしなくても、十分な空気の流れを期待することができる。また、凹溝が深くする必要がないので、そこに電子部品が挟まるといった不都合を回避することができる。
凹溝の底面は、収容穴の配列方向に見たとき、左右対称の断面形状を有することが好ましい。この構成によれば、吸引ノズルによる吸引時に、収容穴内での空気の流れが偏ることなく、収容穴全体で空気が安定して流れるようにすることができる。
この発明は、また、この発明に係る上述のキャリアテープと、収容穴の下面開口を閉じるように、キャリアテープの下面に貼り付けられたボトムテープとを備える、包装用テープにも向けられる。この発明に係る包装用テープでは、キャリアテープとボトムテープとの間に、上述の凹溝によって与えられる、隣り合う収容穴間を連通する空気通路が形成されている。
この発明は、さらに、この発明に係る上述の包装用テープと、収容穴に収容された電子部品と、収容穴の上面開口を閉じるように、キャリアテープの上面に貼り付けられたトップテープとを備える、電子部品連にも向けられる。
この発明によれば、前述したように、キャリアテープに形成された凹溝が、包装用テープまたは電子部品連を構成したとき、隣り合う収容穴間を連通する空気通路として機能するので、収容穴に収容される電子部品を吸引する際の空気の通り道を作ることができ、0603サイズ以下の電子部品であっても、吸引ノズルを用いた吸引によって円滑にピックアップすることができる。
この発明の一実施形態によるキャリアテープ1を示す平面図である。 図1に示したキャリアテープ1を用いて構成された電子部品連7を、図1の線A−Aに沿う断面で示す図である。 図2に示した電子部品連7を、図2の線B−Bに沿う断面で示す図である。 図3の一部を拡大して示す図であって、吸引ノズル14による電子部品10のピックアップ工程を説明するためのものである。 図1に示したキャリアテープ1の製造方法を示す図であって、テープ材26に収容穴2を形成した工程を示す断面図である。 図5に示した雌型23の一部を、テープ材26とともに、図5の線C−Cに沿う断面で拡大して示す図である。
以下には、0603サイズの小型の電子部品を対象とするキャリアフィルム、包装用テープおよび電子部品連に関連して、この発明の実施形態を説明する。
図1には、上記のような電子部品の小型化に対応したキャリアテープ1が示されている。キャリアテープ1には、その長さ方向に沿って、複数の収容穴2が配列され、複数の収容穴2の配列方向と平行に複数の送り穴3が配列されている。送り穴3は、たとえば4個の収容穴2に対して1個の割合で等間隔に配列される。
キャリアテープ1は、厚みがたとえば約0.5mmの樹脂含浸された厚紙製のテープ材からなり、寸法の一例を挙げると、収容穴2は、配列方向(キャリアテープ1の長手方向)に測定した寸法L1が約0.6mmであり、配列方向に直交する方向に測定した寸法L2が約1.1mmであり、収容穴2の配列ピッチPは約1.0mmである。したがって、収容穴2の配列方向に測定した、隣り合う収容穴2間の間隔部分4の寸法W1は約0.4mmである。
このキャリアテープ1を用いて構成された包装用テープ6、さらにはこの包装用テープ6を用いて構成された電子部品連7が、図2および図3に拡大されて断面図で示されている。図2および図3において、図1に示した要素に相当する要素には同様の参照符号を付し、重複する説明は省略する。なお、図2および図3において、電子部品連7は、その厚み方向寸法が誇張されて図示されていることを指摘しておく。
電子部品連7は、キャリアテープ1と、トップテープ8と、ボトムテープ9と、複数の電子部品10とをもって構成される。ここで、キャリアテープ1とその下面に貼り付けられたボトムテープ8とによって、包装用テープ6が構成される。実際の商取引きの場面では、電子部品連7の状態で取引きされることも、包装用テープ6の状態で取引きされることも、キャリアテープ1の状態で取引きされることもある。
電子部品連7の構成の詳細を説明すると、キャリアテープ1に形成された収容穴2には、たとえばチップ状の電子部品10が1個ずつ収容される。キャリアテープ1の上面および下面には、それぞれ、トップテープ8およびボトムテープ9がたとえばヒートシール法を適用して貼り付けられる。これによって、収容穴2の上面開口および下面開口がそれぞれ閉じられ、収容穴2に収容された電子部品10の脱落が防止される。トップテープ8について、その配置領域が図1において破線で示されている。このことからわかるように、トップテープ8およびボトムテープ9は、送り穴3を覆わないようにされる。
図2では、説明の便宜上、収容穴2内に収容される電子部品10の図示が省略されている。図2において、収容穴2の向こう側には間隔部分4が図示されているが、この間隔部分4の下面側には、凹溝11が設けられている。そのため、キャリアテープ1とボトムテープ9との間には、凹溝11によって与えられる空気通路12が形成されている。図3によく示されているように、凹溝11は、隣り合う収容穴2間を連結するように設けられ、したがって、空気通路12は、隣り合う収容穴2間を連通する状態となっている。
通常、トップテープ8は、その長手方向に延びる両側縁のみがキャリアテープ1に貼り付けられ、他方、ボトムテープ9は、収容穴2の部分を除いて、その全面がキャリアテープ1に貼り付けられる。しかし、この実施形態では、ボトムテープ9は、凹溝11が形成された部分では、キャリアテープ1との間に空気通路12となる隙間を形成している。
図示の実施形態では、凹溝の幅方向寸法W2(図2参照)は、収容穴2の配列方向に測定した、隣り合う収容穴間の間隔部分の寸法W1(図1および図3参照)より長い。このような寸法関係に選ばれると、後述する電子部品10のピックアップ工程において、空気通路12での空気の流れを円滑にすることができる。
また、図2に示されているように、凹溝11の底面は、収容穴2の配列方向に見たとき、収容穴2の両端を起点として全体的に凹んだ断面形状を有している。したがって、凹溝11をそれほど深くしなくても、空気通路12において十分な空気の流れを期待することができる。また、凹溝11を深くする必要がないので、そこに電子部品10が挟まるといった不都合を回避することができる。
また、凹溝11の底面は、収容穴2の配列方向に見たとき、左右対称の断面形状を有している。したがって、後述する電子部品10のピックアップ工程において、吸引ノズルによる吸引時に、収容穴2内での空気の流れが偏ることなく、収容穴2全体で空気が安定して流れるようにすることができる。
次に、図4を参照して、電子部品10のマウント工程について説明する。電子部品10のマウント工程では、電子部品連7がキャリアテープ1に備える送り穴3を介して矢印13方向に間欠的に搬送されながら、所定のピックアップ位置において、トップテープ8がキャリアテープ1から剥がされ、収容穴2内の電子部品10が吸引ノズル14によって真空吸引され、その状態で、電子部品10が吸引ノズル14によってピックアップされ、所定のマウント位置まで供給される。
上述したピックアップ工程において、ピックアップしようとする電子部品10に吸引ノズル14を近づけたとき、電子部品連7の搬送方向13での1つ下流側の既に電子部品10をピックアップした後の収容穴2から、これと連通する空気通路12を通して、ピックアップしようとする電子部品10を収容する収容穴2内へと、空気が矢印15で示すように流れ込む。したがって、当該電子部品10に対して、比較的強い吸引力が及ぼされ、この電子部品10を吸引ノズル14によって円滑にピックアップすることができる。
円滑なピックアップを可能とするためには、上述した構成のように、キャリアテープ1の間隔部分4の下面側に凹溝11が設けられ、キャリアテープ1とボトムテープ9との間に空気通路12が形成されていることが重要である。仮に、凹溝を間隔部分4の上面側に設け、キャリアテープ1とトップテープ8との間に空気通路が形成されるとすると、ピックアップ工程において、吸引ノズル14による吸引力をかえって弱めてしまい、電子部品10の円滑なピックアップは期待できない。
次に、凹溝11を有するキャリアテープ1の好ましい製造方法の一例について図5および図6を参照しながら説明する。
キャリアテープ1を製造するため、図5に示すようなキャリアテープ製造用金型21が用いられる。キャリアテープ製造用金型21は、互いに近接・離隔可能に設けられた雄型22と雌型23とを備えている。
雄型22は、配列された複数の収容穴形成用凸部24を有している。また、図5には図示されないが、雄型22には、突出する複数の送り穴形成用ピンが配列される。収容穴形成用凸部24および送り穴形成用ピンは、それぞれ、収容穴2および送り穴3を形成するためのものであって、形成されるべき収容穴3および送り穴3の位置に対応した分布状態で配列されている。
他方、雌型23は、配列された複数の収容穴形成用凹部25を有している。また、図5には図示されないが、雌型23には、複数の送り穴形成用凹部が配列される。複数の収容穴形成用凹部25は、雄型22に設けられた複数の収容穴形成用凸部24を受け入れるものであり、また、図示しないが、複数の送り穴形成用凹部は、雄型22に設けられた複数の送り穴形成用ピンを受け入れるものである。
キャリアテープ1を製造するため、厚紙製のテープ材26が用意され、テープ材26は雄型22と雌型23との間に配置される。このとき、隣り合う収容穴形成用凹部24間に位置する凹部間壁部27の端面28は、テープ材26に接している。なお、図5および後述する図6において、テープ材26は、その厚み方向寸法が誇張されて図示されていることを指摘しておく。
次に、雄型22と雌型23とを互いに近接させる。これによって、収容穴形成用凸部24がテープ材26の一部を打抜きながら収容穴形成用凹部25内に嵌入することによって、テープ材26に収容穴2が形成される。図5には、収容穴2が形成された後の状態が示されている。
なお、図5には図示されないが、上述のように、雄型22と雌型23とがテープ材26を挟んで互いに近接したとき、送り穴形成用ピンがテープ材26の一部を打抜きながら送り穴形成用凹部内に嵌入することによって、テープ材26に送り穴3がさらに形成される。
さらに、上述の雄型22と雌型23とを互いに近接させる工程において、キャリアテープ1に凹溝11が形成される。図6は、雌型23の一部を拡大して示す、図5の線C−Cに沿う断面図である。よって、図6には、隣り合う収容穴形成用凹部25間に位置する凹部間壁部26が、収容穴形成用凹部25の配列方向に見た断面図で示されている。図6に示すように、凹部間壁部27の端面28には、凸面29が形成されている。したがって、雄型22と雌型23とを互いに近接させる工程において、テープ材26における隣り合う収容穴2間の間隔部分4は、凸面29によって下面側から押し込まれるため、そこに凹溝11が形成される。
なお、図6に示した凸面29およびそれによって形成される凹溝11は、図5では、その図示が省略されている。
次に、雄型22と雌型23とが互いに離隔した状態に戻される。雌型23上に配置されたテープ材26には、複数の収容穴2および図示しない複数の送り穴3ならびに凹溝11が形成されている。
次に、テープ材26が長手方向に所定距離だけ搬送される。そして、上述した各工程が、テープ材26を長手方向に所定距離ごとに搬送する工程を挟んで繰り返されることによって、図1に示すようなキャリアテープ1が製造される。
なお、凹溝11は、上述のように、収容穴2および送り穴3の形成と同時に形成されるのではなく、たとえば、収容穴2および送り穴3が形成された後のテープ材26に対して、別工程で型打ち加工を施すことによって形成されてもよい。
また、凹溝11の形状は図示したものには限定されない。キャリアテープ1の下面にボトムテープ9を貼り付けたとき、キャリアテープ1とボトムテープ9との間に、隣り合う収容穴2間を連通する空気通路12が形成される限り、凹溝11の断面形状および平面形状は任意に変更できる。
また、この発明の対象となるキャリアテープは、図1に示したキャリアテープ1のような寸法を有するものに限らず、当然のことながら、他の寸法を有するものであってもよい。
1 キャリアテープ
2 収容穴
3 送り穴
4 間隔部分
6 包装用テープ
7 電子部品連
8 トップテープ
9 ボトムテープ
10 電子部品
11 凹溝
12 空気通路
14 吸引ノズル

Claims (7)

  1. 厚紙からなり、
    内部に平面寸法が0.6mm×0.3mm以下の電子部品を収容するための複数の収容穴が長手方向に配列されながら厚み方向に貫通する状態で設けられ、
    前記収容穴に前記電子部品を1個ずつ収容した状態で、上面にトップテープを貼り付け、かつ下面にボトムテープを貼り付けることによって、複数の電子部品が連なった形態の電子部品連を構成するために用いられるものであり、
    隣り合う前記収容穴間の間隔部分における前記下面側には、隣り合う前記収容穴間を連結する凹溝が設けられている、
    キャリアテープ。
  2. 前記凹溝の幅方向寸法は、前記収容穴の配列方向に測定した、隣り合う前記収容穴間の間隔部分の寸法より長い、請求項1に記載のキャリアテープ。
  3. 複数の前記収容穴の配列ピッチが1mm以下である、請求項1または2に記載のキャリアテープ。
  4. 前記凹溝の底面は、前記収容穴の配列方向に見たとき、前記収容穴の両端を起点として全体的に凹んだ断面形状を有する、請求項1ないし3のいずれかに記載のキャリアテープ。
  5. 前記凹溝の底面は、前記収容穴の配列方向に見たとき、左右対称の断面形状を有する、請求項1ないし4のいずれかに記載のキャリアテープ。
  6. 請求項1ないし5のいずれかに記載のキャリアテープと、
    前記収容穴の下面開口を閉じるように、前記キャリアテープの前記下面に貼り付けられたボトムテープと、
    を備え、
    前記キャリアテープと前記ボトムテープとの間には、前記凹溝によって与えられる、隣り合う前記収容穴間を連通する空気通路が形成されている、
    包装用テープ。
  7. 請求項6に記載の包装用テープと、
    前記収容穴に収容された電子部品と、
    前記収容穴の上面開口を閉じるように、前記キャリアテープの前記上面に貼り付けられたトップテープと、
    を備える、電子部品連。
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