JP2014116141A - 帯状電極の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】未塗工部に折り目がつくのを抑制すると共に、集電箔の歪みを低減することができる帯状電極の製造方法を提供する。
【解決手段】延伸ロール30の大径部35は、小径部31に隣接する拡径部36であって延伸ロール30の軸線方向について小径部31から遠ざかるにしたがって拡径する拡径部36を有する。拡径部36の外周面36bは、外側に凸の弧状をなして拡径する形態、テーパ状をなし、その母線の長さLを未塗工部の幅寸法W以上としてなる形態、または、テーパ状の部位と外側に凸の弧状をなす部位とが、延伸ロール30の軸線方向について小径部31側から順に並んで拡径する形態である。
【選択図】図2

Description

本発明は、帯状電極の製造方法に関する。
特許文献1には、次のような帯状電極の製造方法が開示されている。具体的には、まず、プレス工程において、帯状の集電箔の表面に電極合材層が塗工された塗工済シート(帯状素材)であって、集電箔の長手方向に連続的に電極合材層が塗工されてなる帯状の塗工部、及び、電極合材層が塗工されることなく塗工部に隣り合って集電箔の長手方向に延びる帯状の未塗工部、を備える塗工済シートについて、塗工部をその厚み方向にプレスする。ところが、塗工部をその厚み方向にプレスすると、集電箔のうち塗工部に位置する部位はプレスにより延伸する一方、未塗工部はプレスされないため延伸しない。その結果、集電箔において塗工部と未塗工部との間で歪みが生じ、集電箔が湾曲してしまうことがあった。
特開2003−100286号公報
これに対し、特許文献1では、プレス工程の後、塗工部に対向する小径部及び未塗工部に対向する大径部を有する延伸ロール(矯正ロール)を用い、大径部を未塗工部に強く圧接させ、小径部を塗工部に弱く圧接させつつ、集電箔に対し長手方向に張力を付加することにより、塗工部よりも未塗工部を大きく延伸させる。このように、未塗工部に集中的に伸びを与えることにより、集電箔における塗工部と未塗工部との間の歪みを矯正する。
ところが、特許文献1の延伸ロールでは、大径部の両端角部(延伸ロールの軸線方向にかかる両端の角部、小径部との境界に位置する角部)が直角形状をなしているため、未塗工部を大径部に強く圧接すると、未塗工部が大径部の角部で折り曲げられ、当該部位に折り目がついてしまうことがあった。
本発明は、かかる現状に鑑みてなされたものであって、未塗工部に折り目がつくのを抑制すると共に、集電箔の歪みを低減することができる帯状電極の製造方法を提供することを目的とする。
本発明の一態様は、帯状の集電箔の表面に電極合材層が塗工された塗工済シートであって、上記集電箔の長手方向に連続的に上記電極合材層が塗工されてなる帯状の塗工部、及び、上記電極合材層が塗工されることなく上記塗工部に隣り合って上記集電箔の長手方向に延びる帯状の未塗工部、を有する塗工済シートのうち、上記塗工部をその厚み方向にプレスするプレス工程と、上記塗工部に対向する小径部及び上記未塗工部に対向する大径部を有する延伸ロールを用い、上記延伸ロールの外周面に沿って上記集電箔の長手方向を転換するようにして、上記集電箔に対し上記長手方向に張力を付加しつつ、上記塗工部よりも上記未塗工部を上記延伸ロールに強く圧接させることにより、上記未塗工部に集中的に張力を付加して、上記未塗工部に集中的に伸びを与える延伸工程と、を備える帯状電極の製造方法であって、上記延伸ロールの上記大径部は、上記小径部に隣接する拡径部であって上記延伸ロールの軸線方向について上記小径部から遠ざかるにしたがって拡径する拡径部を有し、上記拡径部の外周面は、外側に凸の弧状をなして拡径する形態、テーパ状をなし、その母線の長さを上記未塗工部の幅寸法以上とした形態、または、テーパ状の部位と外側に凸の弧状をなす部位とが、上記延伸ロールの軸線方向について上記小径部側から順に並んで拡径する形態である帯状電極の製造方法である。
上述の製造方法は、塗工済シートの塗工部をその厚み方向にプレスするプレス工程と、未塗工部に集中的に伸びを与える延伸工程とを備えている。延伸工程では、塗工部に対向する小径部及び未塗工部に対向する大径部を有する(小径部と、これより直径の大きな大径部とが、延伸ロールの軸線方向に並んで設けられている)延伸ロールを用いる。そして、延伸ロールの外周面に沿って集電箔の長手方向を転換するようにして、集電箔に対し長手方向に張力を付加しつつ、塗工部よりも未塗工部を延伸ロールに強く圧接させることにより、未塗工部に集中的に張力を付加して、未塗工部を集中的に延伸させる。
なお、プレス工程は、延伸工程の前後のいずれに行っても良い。すなわち、プレス工程の後に延伸工程を行うようにしても良いし、延伸工程をプレス工程より先に行うようにしても良い。
プレス工程の後に延伸工程を行う場合は、プレス工程において生じた集電箔の歪み(湾曲)を、延伸工程において矯正する(湾曲を低減する)ことができる。具体的には、延伸工程において未塗工部を集中的に延伸させることで、未塗工部と、先のプレス工程で延伸している塗工部との伸びの差を小さくし、これにより集電箔の歪み(湾曲)を矯正する。また、延伸工程をプレス工程より先に行う場合は、後のプレス工程において延伸されない未塗工部を前もって延伸させておくことができ、これにより、プレス工程において集電箔に歪み(湾曲)が発生するのを低減することができる。
また、「塗工部よりも未塗工部を延伸ロールに強く圧接させる」には、塗工部を延伸ロールに圧接させない場合も含む。具体的には、次の2つの態様が含まれる。(1)未塗工部のみならず塗工部も延伸ロールに圧接させる(未塗工部が大径部に圧接すると共に、塗工部が小径部に圧接する)が、大径部に対する未塗工部の圧接力が、小径部に対する塗工部の圧接力よりも大きい態様。(2)塗工部を延伸ロール(小径部)に圧接させることなく、未塗工部のみを延伸ロール(大径部)に圧接させる態様。この場合、小径部に対する塗工部の圧接力は「0」になるが、「塗工部よりも未塗工部を延伸ロールに強く圧接させる」ことに変わりない。
また、上記(1)の態様では、未塗工部のみならず塗工部も延伸するが、塗工部の延伸量は、未塗工部の延伸量に比べて小さくなる。このため、塗工部に比べて未塗工部を大きく延伸することができる。
さらに、上述の製造方法で用いる延伸ロールは、大径部が、小径部に隣接する(延伸ロールの軸線方向に隣接する)拡径部であって延伸ロールの軸線方向(集電箔の幅方向に一致する)について小径部から遠ざかるにしたがって拡径する拡径部を有している。
しかも、拡径部の外周面は、次の3つの形態のうちいずれかとしている。(1)外側に凸の弧状をなして拡径する形態。(2)テーパ状をなし、その母線の長さを未塗工部の幅寸法以上とした形態。(3)テーパ状の部位と外側に凸の弧状をなす部位とが、延伸ロールの軸線方向について小径部側から順に並んで拡径する形態。
(1)及び(3)の形態では、大径部の角部が弧状になるため、未塗工部のうち大径部の角部に押し当てられる部位において応力が集中するのを緩和でき、当該部位に折り目がつくのを抑制することができる。また、(2)の形態では、未塗工部が、テーパー状の外周面(拡径部の外周面)のみに押し当てられることになるので、未塗工部に折り目がつくのを抑制することができる。
以上より、上述の製造方法によれば、未塗工部に折り目がつくのを抑制すると共に、集電箔の歪み(湾曲)を低減することができる。
なお、延伸ロールの軸線方向は、集電箔(塗工済シート)の幅方向に一致する。また、集電箔(塗工済シート)の幅方向は、長手方向に直交する方向である。
また、延伸ロールは、小径部と大径部とからなり、小径部よりも外径が大きい部位を大径部とする。また、大径部の一部が拡径部であっても良いし、大径部の全体が拡径部であっても良い。
さらに、上記の帯状電極の製造方法であって、前記大径部は、前記外周面が外側に凸の弧状をなして拡径する前記拡径部と、上記拡径部の最大径と同一寸法の一定外径を有する定径部とが、前記延伸ロールの軸線方向について前記小径部側から順に並ぶ形態をなし、前記延伸工程では、前記未塗工部を上記定径部及び上記拡径部に圧接させることにより、上記未塗工部に集中的に張力を付加して、上記未塗工部に集中的に伸びを与える帯状電極の製造方法とすると良い。
上述の製造方法で用いる延伸ロールの大径部は、その外周面が外側に凸の弧状をなして拡径する拡径部(前述の(1)の形態の拡径部)と、当該拡径部の最大径と同一寸法の一定外径を有する定径部とが、延伸ロールの軸線方向について小径部側から順に並ぶ形態をなしている。そして、延伸工程において、未塗工部を定径部及び拡径部に圧接させることにより、未塗工部に集中的に張力を付加して、未塗工部に集中的に伸びを与える。
このような延伸工程によれば、未塗工部を効果的に延伸することができ、集電箔の歪み(湾曲)を効果的に低減することができる。
帯状電極の製造装置の概略図である。 実施例1にかかる延伸工程を説明する図である。 正極塗工済シートの平面図である。 負極塗工済シートの平面図である。 帯状電極の製造方法の流れを示すフローチャートである。 帯状正極の平面図である。 帯状負極の平面図である。 電極体を形成するときの様子を示す図である。 電池の断面図である。 電極体の斜視図である。 実施例2にかかる延伸工程を説明する図である。 実施例3にかかる延伸工程を説明する図である。
(実施例1)
次に、実施例1にかかる帯状電極(帯状正極155及び帯状負極156)の製造方法について説明する。
図1は、実施例1にかかる帯状電極の製造装置10の概略図である。製造装置10は、一対のプレスロール11,12と、サポートロール21と、延伸ロール30と、サポートロール22とを有する。この製造装置10は、正極塗工済シート155A(または負極塗工済シート156A)を搬送方向Pに搬送しつつ加工して、正極塗工済シート155A(または負極塗工済シート156A)から帯状正極155(または帯状負極156)を製造する。
正極塗工済シート155Aは、図3に示すように、長手方向DAに延びる帯状で、アルミニウム箔からなる正極集電箔151と、この正極集電箔151の表面(両面)の一部に塗工された正極合材層152とを有している。正極合材層152は、正極活物質153と、アセチレンブラックからなる導電材と、PVDF(結着剤)とを含んでいる。
正極塗工済シート155Aのうち、正極合材層152が塗工されている部位を、正極塗工部151cという。一方、正極合材層152が塗工されていない部位を、正極未塗工部151bという。正極塗工部151cは、正極集電箔151の長手方向DAに連続的に正極合材層152が塗工されてなる帯状の部位である。正極未塗工部151bは、正極集電箔151(正極塗工済シート155A)の幅方向DB(図3において左右方向)の両端部(図3において左右端部)に位置し、正極塗工部151cに隣り合って正極集電箔151の長手方向DAに延びる帯状の部位である。
また、負極塗工済シート156Aは、図4に示すように、長手方向DAに延びる帯状で、銅箔からなる負極集電箔158と、この負極集電箔158の表面(両面)の一部に塗工された負極合材層159とを有している。負極合材層159は、負極活物質154とSBR(結着剤)とCMC(増粘剤)とを含んでいる。
負極塗工済シート156Aのうち、負極合材層159が塗工されている部位を、負極塗工部158cという。一方、負極集電箔158のうち、負極合材層159が塗工されていない部位を、負極未塗工部158bという。負極塗工部158cは、負極集電箔158の長手方向DAに連続的に負極合材層159が塗工されてなる帯状の部位である。負極未塗工部158bは、負極集電箔158(負極塗工済シート156A)の幅方向DB(図4において左右方向)の両端部(図4において左右端部)に位置し、負極塗工部158cに隣り合って負極集電箔158の長手方向DAに延びる帯状の部位である。
以下、帯状電極(帯状正極155及び帯状負極156)の製造方法について詳細に説明する。なお、ここでは、帯状正極155の製造方法について説明するが、帯状負極156もこれと同様に製造することができる。
まず、図5に示すように、ステップS1(電極合材層塗工工程)において、正極集電箔151の表面(両面)の一部に、正極合材層152を塗工する。これにより、正極塗工済シート155Aが形成される。
次に、ステップS2に進み、正極塗工済シート155Aのうち正極塗工部151cを、その厚み方向にプレスする。具体的には、図1に示すように、製造装置10によって、搬送方向Pに搬送される正極塗工済シート155Aは、一対のプレスロール11,12の間を通り抜ける。このとき、プレスロール11,12によるプレス圧は、正極合材層152が塗工されている厚みの厚い正極塗工部151cには作用するが、正極合材層152が表面に塗工されていない正極未塗工部151bには作用しない。これにより、一対のプレスロール11,12によって、正極塗工部151c(正極合材層152)がその厚み方向に圧縮される。
ところで、正極塗工部151cをその厚み方向にプレスすると、正極集電箔151のうち正極塗工部151cに位置する部位はプレスにより延伸する一方、正極未塗工部151bはプレスされないため延伸しない。その結果、正極集電箔151において正極塗工部151cと正極塗工部151cとの間で歪みが生じ、正極集電箔151が湾曲してしまうことがあった。
これに対し、本実施例1では、次のステップ3(延伸工程)において、正極塗工済シート155Aの正極未塗工部151bに対し、集中的に伸びを与える。これにより、ステップS2(プレス工程)において生じた正極集電箔151の歪み(湾曲)を、延伸工程において矯正する(湾曲を低減する)ことができる。より具体的には、ステップ3(延伸工程)において正極未塗工部151bを集中的に延伸させることで、正極未塗工部151bと、先のステップS2(プレス工程)で延伸している正極塗工部151cとの間の伸びの差を小さくし、これにより、正極集電箔151の歪み(湾曲)を矯正することができる。
ここで、ステップ3(延伸工程)について詳細に説明する。図1に示すように、搬送方向Pに搬送される正極塗工済シート155Aは、プレスロール11,12の間を通り抜けた後、延伸ロール30の外周面30b上を通過してゆくとき、正極未塗工部151bが集中的に延伸される。
図2は、延伸工程において、正極塗工済シート155Aと共に延伸ロール30を、その軸線AXを含む位置で軸線AXに沿って切断した断面図である。
図2に示すように、延伸ロール30は、正極塗工部151cに対向する小径部31と、正極未塗工部151bに対向する大径部35とからなる(小径部31よりも外径が大きい部位を大径部35とする)。より具体的には、一定の直径で軸線方向(軸線AXに沿った方向)に延びる円柱形状の小径部31と、これより直径の大きな大径部35とが、延伸ロール30の軸線方向に並んで設けられている。
ところで、本実施例1では、延伸ロール30の小径部31の半径をR1、大径部35(大径部35のうち正極未塗工部151bと対向して接触する部位)の最大半径をR2、プレスロール11,12によってプレスした後の正極塗工済シート155Aの正極合材層152の厚みをTとしたとき、(R2−R1)>Tの関係を満たしている(図2参照)。
このため、本実施例1の製造装置10では、図1及び図2に示すように、延伸ロール30の外周面30bに沿って正極集電箔151(正極塗工済シート155A)の長手方向DAを転換するようにして、正極集電箔151に対し長手方向DAに張力を付加することで、正極塗工部151cよりも正極未塗工部151bを延伸ロール30の外周面30bに強く圧接させることができる。これにより、正極未塗工部151bに集中的に張力を付加して、正極未塗工部151bを集中的に延伸させることができる。
なお、本実施例1では、正極未塗工部151bが大径部35に強く圧接すると共に、正極塗工部151cが小径部31に弱く圧接する(大径部35に対する正極未塗工部151bの圧接力が、小径部31に対する正極塗工部151cの圧接力よりも大きい)。このため、正極未塗工部151bのみならず正極塗工部151cも延伸するが、正極塗工部151cの延伸量は、正極未塗工部151bの延伸量に比べて小さくなる。このため、正極塗工部151cに比べて正極未塗工部151bを大きく延伸することができる。これにより、正極未塗工部151bと、先のステップS2(プレス工程)で延伸している正極塗工部151cとの間の伸びの差を小さくして、正極集電箔151の歪み(湾曲)を矯正することができる。
また、延伸ロール30の小径部31の半径R1と、大径部35(正極未塗工部151bが接触する部位)の最大半径R2との差(R2−R1)をより大きくして、正極塗工部151cを延伸ロール30(小径部31)に圧接させることなく、正極未塗工部151bのみを延伸ロール30(大径部35)に圧接させるようにしても良い。この場合、小径部31に対する正極塗工部151cの圧接力は「0」になるが、「正極塗工部151cよりも正極未塗工部151bを延伸ロール30に強く圧接させる」ことに変わりない。
ところで、前述のように、特許文献1の延伸ロールでは、大径部の両端角部(延伸ロールの軸線方向にかかる両端の角部、小径部との境界に位置する角部)が直角形状をなしている。このため、未塗工部を大径部に強く圧接すると、未塗工部が大径部の角部で折り曲げられ、当該部位に折り目がついてしまうことがあった。
これに対し、本実施例1の延伸ロール30は、大径部35が、小径部31に隣接する(延伸ロール30の軸線方向に隣接する)拡径部36を有している。この拡径部36は、延伸ロール30の軸線方向(正極集電箔151の幅方向DBに一致する方向、図2において左右方向)について、小径部31から遠ざかるにしたがって拡径する形態である。詳細には、拡径部36の外周面36bを、外側に凸の弧状(円弧状)をなして拡径する形態としている。
これにより、大径部35の角部(小径部31側に位置する角部)が弧状(円弧状)になるため、正極未塗工部151bのうち大径部35の角部(拡径部36)に押し当てられる部位において応力が集中するのを緩和でき、当該部位に折り目がつくのを抑制することができる。
以上より、本実施例1の製造方法によれば、正極未塗工部151bに折り目がつくのを抑制すると共に、正極集電箔151の歪み(湾曲)を低減することができる。
しかも、本実施例1の大径部35は、上述した形態の拡径部36と、拡径部36の最大径(最大半径R2)と同一寸法の一定外径(半径R2)を有する定径部37とが、延伸ロール30の軸線方向について小径部31側から順に並ぶ形態をなしている。そして、図2に示すように、ステップ3(延伸工程)において、正極未塗工部151bを、定径部37及び拡径部36に圧接させることにより、正極未塗工部151bに集中的に張力を付加して、正極未塗工部151bに集中的に伸びを与える。これにより、正極未塗工部151bを効果的に延伸することができ、正極集電箔151の歪み(湾曲)を効果的に低減することができる。
なお、延伸ロール30の軸線方向は、正極集電箔151(正極塗工済シート155A)の幅方向DBに一致する。また、正極集電箔151(正極塗工済シート155A)の幅方向DBは、長手方向DAに直交する方向である。
次に、ステップS4(切断工程)に進み、正極塗工済シート155Aを、その中心線CLの位置(図3参照)で切断すると共に、所定の長さに切断する。これにより、図6に示す帯状正極155を得ることができる。
また、帯状負極156(図7参照)についても、上述した帯状正極155の製造方法と同様にして製造することができる。
このようにして製造した帯状正極155及び帯状負極156は、例えば、電池100の電極として用いることができる。ここで、電池100について説明する。
電池100は、図9に示すように、直方体形状の電池ケース110と、正極外部端子121と、負極外部端子131とを備える、角形密閉式のリチウムイオン二次電池である。このうち、電池ケース110は、直方体形状の収容空間をなす金属製の角形収容部111と金属製の蓋部112とを有するハードケースである。電池ケース110(角形収容部111)の内部には、電極体150などが収容されている。
電極体150は、帯状正極155、帯状負極156、及びセパレータ157を扁平形状に捲回した扁平型の捲回電極体である(図10参照)。
セパレータ157は、PP(ポリプロピレン)/PE(ポリエチレン)/PP(ポリプロピレン)の3層からなるセパレータである。このセパレータ157は、帯状正極155と帯状負極156との間に介在して、これらを離間させている。セパレータ157には、リチウムイオンを有する非水電解液140が含浸している。
帯状正極155は、図6に示すように、長手方向DAに延びる帯状で、アルミニウム箔からなる正極集電箔151と、この正極集電箔151の表面(両面)の一部に配置された正極合材層152とを有している。正極合材層152は、正極活物質153と、アセチレンブラックからなる導電材と、PVDF(結着剤)とを含んでいる。
帯状正極155のうち、正極合材層152が塗工されている部位を、正極塗工部151cという。一方、正極合材層152が塗工されていない部位を、正極未塗工部151bという。正極塗工部151cは、正極集電箔151の長手方向DAに連続的に正極合材層152が塗工されてなる帯状の部位である。正極未塗工部151bは、正極集電箔151(帯状正極155)の幅方向DB(図6において左右方向)の端部(図6において左端部)に位置し、正極塗工部151cに隣り合って正極集電箔151の長手方向DAに延びる帯状の部位である。正極未塗工部151bは、渦巻き状に捲回されて、正極捲回未塗工部155bを形成している(図10参照)。この正極捲回未塗工部155bは、電極体150の軸線方向(図9において左右方向)一方端部(図9及び図10において右端部)に位置している。
また、帯状負極156は、図7に示すように、長手方向DAに延びる帯状で、銅箔からなる負極集電箔158と、この負極集電箔158の表面(両面)の一部に配置された負極合材層159とを有している。負極合材層159は、負極活物質154とSBR(結着剤)とCMC(増粘剤)とを含んでいる。
帯状負極156のうち、負極合材層159が塗工されている部位を、負極塗工部158cという。一方、負極集電箔158のうち、負極合材層159が塗工されていない部位を、負極未塗工部158bという。負極塗工部158cは、負極集電箔158の長手方向DAに連続的に負極合材層159が塗工されてなる帯状の部位である。負極未塗工部158bは、負極集電箔158(帯状負極156)の幅方向DB(図7において左右方向)の端部(図7において右端部)に位置し、負極塗工部158cに隣り合って負極集電箔158の長手方向DAに延びる帯状の部位である。負極未塗工部158bは、渦巻き状に捲回されて、負極捲回未塗工部156bを形成している(図10参照)。この負極捲回未塗工部156bは、電極体150の軸線方向他方端部(図9及び図10において左端部)に位置している。
正極捲回未塗工部155b(正極未塗工部151b)には、アルミニウム製の正極集電端子122が超音波溶接されている。これにより、正極捲回未塗工部155b(正極未塗工部151b)は、正極集電端子122を通じて、正極外部端子121に電気的に接続されている(図1参照)。また、負極捲回未塗工部156b(負極未塗工部158b)には、銅製の負極集電端子132が抵抗溶接されている。これにより、負極捲回未塗工部156b(負極未塗工部158b)は、負極集電端子132を通じて、負極外部端子131に電気的に接続されている。
なお、本実施形態では、正極外部端子121と正極集電端子122とは一体に形成され、正極端子部材120を構成している。また、負極外部端子131と負極集電端子132とは一体に形成され、負極端子部材130を構成している。
ところで、電極体150は、図8に示すように、帯状負極156、セパレータ157、帯状正極155、及びセパレータ157を、この順に重ねるようにして捲回する。詳細には、帯状正極155の正極未塗工部151bと帯状負極156の負極未塗工部158bとが、幅方向(図8において左右方向)について互いに反対側に位置するようにして、帯状負極156、セパレータ157、帯状正極155、及びセパレータ157を扁平形状に捲回して、電極体150を形成する。
ところが、帯状正極155の正極未塗工部151b及び帯状負極156の負極未塗工部158bに折り目がついていたり、正極集電箔151及び負極集電箔158に歪み(湾曲)が生じている場合には、これらを適切に捲回することができず、電極体150を適切に形成することができない虞があった。
これに対し、本実施例1の製造方法では、前述のように、正極未塗工部151b及び負極未塗工部158bに折り目がつくのを抑制すると共に、正極集電箔151及び負極集電箔158の歪み(湾曲)を低減することができる。このため、電極体150を適切に形成することができる。
(実施例2)
次に、実施例2にかかる帯状電極(帯状正極155及び帯状負極156)の製造方法について説明する。
本実施例2は、実施例1と比較して、延伸ロールの形態のみが異なり、その他については同様である。従って、ここでは、実施例1と異なる点を中心に説明し、同様な点については説明を省略または簡略化する。
本実施例2の延伸ロール230は、図11に示すように、正極塗工部151c(負極塗工部158c)に対向する小径部231と、正極未塗工部151b(負極未塗工部158b)に対向する大径部235とからなる(小径部231よりも外径が大きい部位を大径部235とする)。より具体的には、一定の直径で軸線方向(軸線AXに沿った方向)に延びる円柱形状の小径部231と、これより直径の大きな大径部235とが、延伸ロール230の軸線方向に並んで設けられている。
なお、図11は、延伸工程において、正極塗工済シート155Aと共に延伸ロール230を、その軸線AXを含む位置で軸線AXに沿って切断した断面図である。
ところで、本実施例2では、延伸ロール230の小径部231の半径をR1、大径部235(大径部235のうち正極未塗工部151bと対向する部位)の最大半径をR2、プレスロール11,12によってプレスした後の正極塗工済シート155Aの正極合材層152の厚みをTとしたとき、(R2−R1)>Tの関係を満たしている(図11参照)。
このため、本実施例2の製造装置210でも、図1及び図11に示すように、延伸ロール230の外周面230bに沿って正極集電箔151(正極塗工済シート155A)の長手方向DAを転換するようにして、正極集電箔151に対し長手方向DAに張力を付加することで、正極塗工部151cよりも正極未塗工部151bを延伸ロール230の外周面230bに強く圧接させることができる。これにより、正極未塗工部151bに集中的に張力を付加して、正極未塗工部151bを集中的に延伸させることができる。
なお、本実施例2では、正極未塗工部151bが大径部235に強く圧接すると共に、正極塗工部151cが小径部231に弱く圧接する(大径部235に対する正極未塗工部151bの圧接力が、小径部231に対する正極塗工部151cの圧接力よりも大きい)。このため、正極未塗工部151bのみならず正極塗工部151cも延伸するが、正極塗工部151cの延伸量は、正極未塗工部151bの延伸量に比べて小さくなる。このため、正極塗工部151cに比べて正極未塗工部151bを大きく延伸することができる。これにより、正極未塗工部151bと、先のステップS2(プレス工程)で延伸している正極塗工部151cとの間の伸びの差を小さくして、正極集電箔151の歪み(湾曲)を矯正することができる。
さらに、延伸ロール230は、図11に示すように、大径部235が、小径部231に隣接する(延伸ロール230の軸線方向に隣接する)拡径部236を有している。この拡径部236は、延伸ロール230の軸線方向(正極集電箔151の幅方向DBに一致する方向、図11において左右方向)について、小径部231から遠ざかるにしたがって拡径する形態である。詳細には、拡径部236の外周面236bは、テーパ状をなし、その母線の長さLを、正極未塗工部151b(負極未塗工部158b)の幅寸法W(図3、図4参照)以上としている(図11参照)。
これにより、正極未塗工部151bが、テーパー状の外周面236b(拡径部236の外周面236b)のみに押し当てられることになるので、正極未塗工部151bに折り目がつくのを抑制することができる。
以上より、本実施例2の製造方法によれば、正極未塗工部151bに折り目がつくのを抑制すると共に、正極集電箔151の歪み(湾曲)を低減することができる。
(実施例3)
次に、実施例3にかかる帯状電極(帯状正極155及び帯状負極156)の製造方法について説明する。
本実施例3は、実施例1と比較して、延伸ロールの形態のみが異なり、その他については同様である。従って、ここでは、実施例1と異なる点を中心に説明し、同様な点については説明を省略または簡略化する。
本実施例3の延伸ロール330は、図12に示すように、正極塗工部151c(負極塗工部158c)に対向する小径部331と、正極未塗工部151b(負極未塗工部158b)に対向する大径部335とからなる(小径部331よりも外径が大きい部位を大径部335とする)。より具体的には、一定の直径で軸線方向(軸線AXに沿った方向)に延びる円柱形状の小径部331と、これより直径の大きな大径部335とが、延伸ロール330の軸線方向に並んで設けられている。
なお、図12は、延伸工程において、正極塗工済シート155Aと共に延伸ロール330を、その軸線AXを含む位置で軸線AXに沿って切断した断面図である。
ところで、本実施例3では、延伸ロール330の小径部331の半径をR1、大径部335(大径部335のうち正極未塗工部151bと対向する部位)の最大半径をR2、プレス工程においてプレスした後の正極塗工済シート155Aの正極合材層152の厚みをTとしたとき、(R2−R1)>Tの関係を満たしている(図12参照)。
このため、本実施例3の製造装置310でも、図1及び図12に示すように、延伸ロール330の外周面330bに沿って正極集電箔151(正極塗工済シート155A)の長手方向DAを転換するようにして、正極集電箔151に対し長手方向DAに張力を付加することで、正極塗工部151cよりも正極未塗工部151bを延伸ロール330の外周面330bに強く圧接させることができる。これにより、正極未塗工部151bに集中的に張力を付加して、正極未塗工部151bを集中的に延伸させることができる。
なお、本実施例3では、正極未塗工部151bが大径部335に強く圧接すると共に、正極塗工部151cが小径部331に弱く圧接する(大径部335に対する正極未塗工部151bの圧接力が、小径部331に対する正極塗工部151cの圧接力よりも大きい)。このため、正極未塗工部151bのみならず正極塗工部151cも延伸するが、正極塗工部151cの延伸量は、正極未塗工部151bの延伸量に比べて小さくなる。このため、正極塗工部151cに比べて正極未塗工部151bを大きく延伸することができる。これにより、正極未塗工部151bと、先のステップS2(プレス工程)で延伸している正極塗工部151cとの間の伸びの差を小さくして、正極集電箔151の歪み(湾曲)を矯正することができる。
さらに、延伸ロール330は、図12に示すように、大径部335が、小径部331に隣接する(延伸ロール330の軸線方向に隣接する)拡径部336を有している。この拡径部336は、延伸ロール330の軸線方向(正極集電箔151の幅方向DBに一致する方向、図12において左右方向)について、小径部331から遠ざかるにしたがって拡径する形態である。詳細には、拡径部336の外周面336bを、テーパ状の部位(テーパ部336c)と外側に凸の弧状をなす部位(弧状部336d)とが、延伸ロール330の軸線方向について小径部331側から順に並んで拡径する形態としている。
これにより、大径部335の角部(小径部331側に位置する角部)が弧状(円弧状)になるため、正極未塗工部151bのうち大径部335の角部(拡径部336)に押し当てられる部位において応力が集中するのを緩和でき、当該部位に折り目がつくのを抑制することができる。
以上より、本実施例3の製造方法によれば、正極未塗工部151bに折り目がつくのを抑制すると共に、正極集電箔151の歪み(湾曲)を低減することができる。
しかも、本実施例3の大径部335は、上述した形態の拡径部336と、拡径部336の最大径(最大半径R2)と同一寸法の一定外径(半径R2)を有する定径部337とが、延伸ロール30の軸線方向について小径部31側から順に並ぶ形態をなしている。そして、図12に示すように、ステップ3(延伸工程)において、正極未塗工部151bを、定径部337及び拡径部336に圧接させることにより、正極未塗工部151bに集中的に張力を付加して、正極未塗工部151bに集中的に伸びを与える。これにより、正極未塗工部151bを効果的に延伸することができ、正極集電箔151の歪み(湾曲)を効果的に低減することができる。
以上において、本発明を実施例1〜3に即して説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で、適宜変更して適用できることはいうまでもない。
10,210,310 製造装置
11,12 プレスロール
30,230,330 延伸ロール
30b,230b,330b 外周面
31,231,331 小径部
35,235,335 大径部
36,236,336 拡径部
36b,236b,336b 外周面
37,337 定径部
100 電池
110 電池ケース
150 電極体
151 正極集電箔(集電箔)
151b 正極未塗工部(未塗工部)
151c 正極塗工部(塗工部)
152 正極合材層(電極合材層)
155 帯状正極(帯状電極)
155A 正極塗工済シート(塗工済シート)
156 帯状負極(帯状電極)
156A 負極塗工済シート(塗工済シート)
158 負極集電箔(集電箔)
158b 負極未塗工部(未塗工部)
158c 負極塗工部(塗工部)
159 負極合材層(電極合材層)
157 セパレータ
DA 長手方向
DB 幅方向
L 母線の長さ
T 電極合材層の厚み
W 未塗工部の幅寸法

Claims (2)

  1. 帯状の集電箔の表面に電極合材層が塗工された塗工済シートであって、上記集電箔の長手方向に連続的に上記電極合材層が塗工されてなる帯状の塗工部、及び、上記電極合材層が塗工されることなく上記塗工部に隣り合って上記集電箔の長手方向に延びる帯状の未塗工部、を有する塗工済シートのうち、上記塗工部をその厚み方向にプレスするプレス工程と、
    上記塗工部に対向する小径部及び上記未塗工部に対向する大径部を有する延伸ロールを用い、上記延伸ロールの外周面に沿って上記集電箔の長手方向を転換するようにして、上記集電箔に対し上記長手方向に張力を付加しつつ、上記塗工部よりも上記未塗工部を上記延伸ロールに強く圧接させることにより、上記未塗工部に集中的に張力を付加して、上記未塗工部に集中的に伸びを与える延伸工程と、を備える
    帯状電極の製造方法であって、
    上記延伸ロールの上記大径部は、上記小径部に隣接する拡径部であって上記延伸ロールの軸線方向について上記小径部から遠ざかるにしたがって拡径する拡径部を有し、
    上記拡径部の外周面は、
    外側に凸の弧状をなして拡径する形態、
    テーパ状をなし、その母線の長さを上記未塗工部の幅寸法以上とした形態、または、
    テーパ状の部位と外側に凸の弧状をなす部位とが、上記延伸ロールの軸線方向について上記小径部側から順に並んで拡径する形態である
    帯状電極の製造方法。
  2. 請求項1に記載の帯状電極の製造方法であって、
    前記大径部は、前記外周面が外側に凸の弧状をなして拡径する前記拡径部と、上記拡径部の最大径と同一寸法の一定外径を有する定径部とが、前記延伸ロールの軸線方向について前記小径部側から順に並ぶ形態をなし、
    前記延伸工程では、前記未塗工部を上記定径部及び上記拡径部に圧接させることにより、上記未塗工部に集中的に張力を付加して、上記未塗工部に集中的に伸びを与える
    帯状電極の製造方法。
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