JP2022129001A - 電極シートの製造方法 - Google Patents

電極シートの製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2022129001A
JP2022129001A JP2021027515A JP2021027515A JP2022129001A JP 2022129001 A JP2022129001 A JP 2022129001A JP 2021027515 A JP2021027515 A JP 2021027515A JP 2021027515 A JP2021027515 A JP 2021027515A JP 2022129001 A JP2022129001 A JP 2022129001A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
laminated
composite material
collector foil
longitudinal direction
electrode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2021027515A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7289861B2 (ja
Inventor
智史 蛭川
Tomofumi Hirukawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Prime Planet Energy and Solutions Inc
Original Assignee
Prime Planet Energy and Solutions Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Prime Planet Energy and Solutions Inc filed Critical Prime Planet Energy and Solutions Inc
Priority to JP2021027515A priority Critical patent/JP7289861B2/ja
Publication of JP2022129001A publication Critical patent/JP2022129001A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7289861B2 publication Critical patent/JP7289861B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Landscapes

  • Battery Electrode And Active Subsutance (AREA)

Abstract

【課題】非合材積層部の破断が発生し難く、且つ、電極シートに発生する皺を低減することができる電極シートの製造方法を提供する。【解決手段】集電箔151のうち一対の非合材積層予定部153Aを、250℃以上、且つ、非合材積層予定部153Aの融点未満の温度範囲でアニールするアニール工程S1と、アニール工程S1を行った集電箔151のうち一対の非合材積層予定部153Aを除く部位の表面に電極合材層152を形成して、電極シート155を作製する電極合材層形成工程S2と、作製された電極シート155の合材積層部154を長手方向DAにロールプレスして、電極合材層152を圧密化すると共に積層集電箔部156を長手方向DAに圧延するロールプレス工程S3と、ロールプレス工程S3を行った電極シート155について、一対の非合材積層部153を長手方向DAに延伸させる非合材積層部延伸工程S4とを備える。【選択図】図4

Description

本発明は、電極シートの製造方法に関する。
特許文献1には、長手方向に延びる帯状の集電箔のうち電極合材層が積層された積層集電箔部と電極合材層とを有する帯状の合材積層部、及び、集電箔のうち、電極合材層が積層されることなく、合材積層部に対して幅方向の両側に隣り合って長手方向に延びる帯状の一対の非合材積層部、を備える電極シートの製造方法が開示されている。具体的には、延伸工程において、小径部と大径部を有する延伸ロールに対し、合材積層部が小径部に対向すると共に、非合材積層部が大径部に圧接する態様で、電極シートを延伸ロールに巻き付けて、非合材積層部を長手方向に延伸させる。その後、ロールプレス工程において、延伸工程を行った電極シートについて、合材積層部をロールプレスして、電極合材層を圧密化すると共に積層集電箔部を長手方向に圧延する。
特開2017-228349号公報
ところで、特許文献1の製造方法では、延伸工程による非合材積層部の長手方向への伸び率と、ロールプレス工程による積層集電箔部(集電箔のうち合材積層部に含まれる部位)の長手方向への伸び率を同程度にすることで、電極シートに発生する皺を低減する。このため、例えば、合材積層部の電極合材層の圧縮率を高めるためにロールプレス工程におけるプレス力を高めることで、ロールプレスによる合材積層部の集電箔の伸び率が大きくなる場合(例えば、伸び率が0.8%以上になる場合)には、延伸工程において、集電箔に掛ける張力を大きくして、非合材積層部の延伸量を大きくする必要がある。しかしながら、延伸工程において、集電箔に掛ける張力を大きくすることで、非合材積層部の破断が発生する虞があった。例えば、ロールプレス工程によって積層集電箔部の長手方向への伸び率が0.8%以上になる場合に、非合材積層部の長手方向への伸び率を、ロールプレス工程による積層集電箔部の長手方向への伸び率と同等とするために、延伸工程において、非合材積層部の長手方向への伸び率が0.8%になるように集電箔に掛ける張力を設定して、非合材積層部を延伸したときには、非合材積層部の破断が発生する虞があった。
本発明は、かかる現状に鑑みてなされたものであって、非合材積層部の破断が発生し難く、且つ、電極シートに発生する皺を低減することができる電極シートの製造方法を提供することを目的とする。
本発明の一態様は、長手方向に延びる帯状の集電箔のうち電極合材層が積層された積層集電箔部と、前記電極合材層と、を有する帯状の合材積層部、及び、前記集電箔のうち、前記電極合材層が積層されることなく、前記合材積層部に対して前記長手方向に直交する幅方向の両側に隣り合って前記長手方向に延びる帯状の一対の非合材積層部、を備える電極シートの製造方法であって、前記集電箔のうち、後に前記一対の非合材積層部になる予定の一対の非合材積層予定部を、250℃以上、且つ、前記非合材積層予定部の融点未満の温度範囲でアニールするアニール工程と、前記アニール工程を行った前記集電箔のうち、前記一対の非合材積層予定部を除く部位の表面に、前記電極合材層を形成して、前記電極シートを作製する電極合材層形成工程と、前記電極合材層形成工程を行って作製された前記電極シートについて、前記合材積層部を前記長手方向にロールプレスして、前記電極合材層を圧密化すると共に前記積層集電箔部を前記長手方向に圧延するロールプレス工程と、前記ロールプレス工程を行った前記電極シートについて、前記一対の非合材積層部を前記長手方向に延伸させる非合材積層部延伸工程と、を備える電極シートの製造方法である。
上述の製造方法では、以下の工程を順に行う。まず、アニール工程において、集電箔のうち、後に前記一対の非合材積層部になる予定の一対の非合材積層予定部(後の非合材積層部)をアニールする。具体的には、250℃以上、且つ、非合材積層予定部の融点Tm未満の範囲内の温度(すなわち、250℃以上Tm未満の温度範囲)で、一対の非合材積層予定部を加熱してアニール処理する。
このような温度範囲で非合材積層予定部をアニール処理することで、非合材積層予定部(後の非合材積層部)が長手方向に伸び易くなり、さらには、非合材積層予定部(後の非合材積層部)の破断伸び率を高めることができる。なお、破断伸び率とは、非合材積層予定部(非合材積層部)を長手方向に引き伸ばすことによって非合材積層予定部(非合材積層部)が破断するときの、非合材積層予定部(非合材積層部)の長手方向の伸び率である。換言すれば、長手方向へ非合材積層予定部(非合材積層部)の引き伸ばしを開始してから非合材積層予定部(非合材積層部)が破断するまでの間における非合材積層予定部(非合材積層部)の長手方向の伸び率である。
なお、集電箔の非合材積層予定部は、電極シートの非合材積層部と同じ部位であり、集電箔の表面に電極合材層を形成する前の集電箔における部位である。後の電極合材層形成工程において、集電箔のうち一対の非合材積層予定部を除く部位の表面に電極合材層を形成して、電極シートを作製することによって、非合材積層予定部が非合材積層部になる。
さらに、上述の製造方法では、その後、電極合材層形成工程において、アニール工程を行った集電箔のうち、一対の非合材積層予定部を除く部位(積層集電箔部となる部位)の表面に、電極合材層を形成して、合材積層部と一対の非合材積層部を備える電極シートを作製する。なお、電極合材層形成工程としては、例えば、公知の塗工装置(例えば、ダイコート装置)を用いて、電極合材ペースト(電極合材層の原料であって、電極合材層を構成する材料に溶媒を加えてペースト状にしたもの)を、集電箔のうち一対の非合材積層予定部を除く部位の表面に塗布し、その後、公知の乾燥装置を用いて、電極合材ペーストを乾燥させる(溶媒を除去する)ことによって、電極合材層を形成する工程を挙げることができる。
さらに、上述の製造方法では、その後、ロールプレス工程において、合材積層部を長手方向にロールプレスして、電極合材層を圧密化すると共に、積層集電箔部(集電箔のうち合材積層部に含まれる部位)を長手方向に圧延する。
さらに、上述の製造方法では、その後、非合材積層部延伸工程において、ロールプレス工程を行った電極シートのうち一対の非合材積層部を、長手方向に延伸させる。これにより、ロールプレス工程において長手方向に伸ばされた積層集電箔部(集電箔のうち合材積層部に含まれる部位)に加えて、一対の非合材積層部も長手方向に伸ばすことができる。これによって、電極シートの幅方向の全体にわたって集電箔を長手方向に伸ばすことができるので、電極シート(集電箔)に発生する皺を低減することができる。さらには、先のアニール工程によって非合材積層部の破断伸び率を高めているので、非合材積層部延伸工程において、非合材積層部の破断が発生し難くなる。
なお、非合材積層部延伸工程としては、例えば、「ロールプレス工程を行った電極シートの集電箔に対し長手方向に張力を掛けた状態で、小径部及びその軸方向両側に隣接する一対の大径部を有する延伸ロールに対し、合材積層部が小径部に対向すると共に、一対の非合材積層部が一対の大径部にそれぞれ圧接する態様で、電極シートを延伸ロールに巻き付けて、一対の非合材積層部を長手方向に延伸させる」工程を挙げることができる。
さらに、前記の電極シートの製造方法であって、前記ロールプレス工程による前記積層集電箔部の前記長手方向への伸び率は、0.8%以上1.0%以下である電極シートの製造方法とすると良い。
上述の製造方法では、ロールプレス工程による積層集電箔部(集電箔のうち合材積層部に含まれる部位)の長手方向への伸び率を、0.8%以上1.0%以下の範囲内の値としている。すなわち、ロールプレス工程において、電極シートの合材積層部を長手方向にロールプレスして、電極合材層を圧密化すると共に、積層集電箔部を長手方向に圧延することによって、積層集電箔部の長手方向への伸び率を0.8%以上1.0%以下の範囲内の値にする。なお、電極シートの合材積層部をロールプレスすることによって、積層集電箔部の長手方向への伸び率が0.8%以上1.0%以下の範囲内の値になる場合とは、従来に比べて、プレス圧を高めて、電極合材層の圧密化の程度を大きくする場合である。
ところで、上述の製造方法では、前述したように、非合材積層部延伸工程を行う前に、アニール工程において一対の非合材積層部をアニールすることで、非合材積層部の破断伸び率を高めている。具体的には、250℃以上、且つ、非合材積層部の融点未満の範囲内の温度で、一対の非合材積層部を加熱してアニール処理する。これにより、非合材積層予定部(後の非合材積層部)の破断伸び率を1.0%よりも大きくすることができる。
これにより、非合材積層部延伸工程において、非合材積層部を破断させることなく、一対の非合材積層部を長手方向に延伸させて、それぞれの非合材積層部の長手方向への伸び率を、0.8%以上1.0%以下の範囲内の値とすることが可能となる。これにより、ロールプレス工程によって積層集電箔部の長手方向への伸び率を0.8%以上1.0%以下の範囲内の値とした場合でも、非合材積層部延伸工程を行うことによって、積層集電箔部の長手方向への伸び率と非合材積層部の長手方向への伸び率との差を十分に小さくすることが可能になり(例えば、両者の伸び率を同等にすることが可能になり)、電極シート(集電箔)に発生する皺を低減することが可能になる。
実施形態にかかる電極シートの製造装置の概略図である。 実施形態にかかる電極シートの平面図である。 図2のB-B断面図である。 実施形態にかかる電極シートの製造方法の流れを示すフローチャートである。 集電箔の平面図である。 実施形態にかかるアニール工程を説明する図である。 実施形態にかかる電極合材層形成工程(塗布工程)を説明する図である。 実施形態にかかるロールプレス工程を説明する図である。 実施形態にかかる非合材積層部延伸工程を説明する図である。 非合材積層予定部の加熱温度と破断伸び率との関係を示す図である。
次に、実施形態にかかる電極シートの製造方法について説明する。図1は、実施形態にかかる電極シート155の製造装置10の概略図である。製造装置10は、加熱装置41,42と、塗工装置50と、乾燥装置60と、プレスロール11,12と、延伸ロール30とを有し、これらがこの順で、集電箔151及び電極シート155の搬送方向DFの上流側から下流側に向かって配置されている。
本実施形態の電極シート155は、図2及び図3に示すように、帯状の合材積層部154と、帯状の一対の非合材積層部153とを備える。このうち、合材積層部154は、長手方向DAに延びる帯状の集電箔151のうち電極合材層152が積層された積層集電箔部156と、電極合材層152とを有する。一方、一対の非合材積層部153は、集電箔151のうち、電極合材層152が積層されることなく、合材積層部154(積層集電箔部156)に対して幅方向DB(長手方向DAに直交する方向)の両側に隣り合って長手方向DAに延びる部位である。なお、集電箔151は、金属箔(具体的には、アルミニウム箔)からなる。
以下、本実施形態の電極シートの製造方法について詳細に説明する。本実施形態では、製造装置10によって、搬送方向DF(集電箔151及び電極シート155の長手方向DAに一致する方向)に搬送される集電箔151または電極シート155に対し、図4に示すステップS1~S4の処理を順に行う。
まず、ステップS1(アニール工程)において、集電箔151のうち、後に一対の非合材積層部153になる予定の一対の非合材積層予定部153Aをアニールする(図1及び図6参照)。具体的には、加熱装置41,42を用いて、250℃以上、且つ、非合材積層予定部153A(後の非合材積層部153)の融点Tm未満の範囲内の温度(すなわち、250℃以上Tm未満の温度範囲)で、一対の非合材積層予定部153Aを加熱してアニール処理する。なお、本実施形態の非合材積層予定部153A(後の非合材積層部153)は、アルミニウム箔で構成されており、その融点Tmは約660℃である。
ステップS1(アニール工程)の処理対象となる集電箔151は、図5に示すように、幅方向DBの両端部に位置する一対の非合材積層予定部153A(後の非合材積層部153、幅寸法Xの部位)と、その間に挟まれて位置する積層集電箔予定部156A(幅寸法Yの部位)とからなる。なお、非合材積層予定部153Aは、電極シート155の非合材積層部153と同じ部位であり、集電箔151の表面に電極合材層152を形成する前の集電箔151における部位である。また、積層集電箔予定部156Aは、後に積層集電箔部156(集電箔151のうち電極合材層152が積層された部位)となる予定の部位である。すなわち、積層集電箔予定部156Aは、電極シート155の積層集電箔部156と同じ部位であり、集電箔151の表面に電極合材層152を形成する前の集電箔151における部位である。後のステップS2(電極合材層形成工程)において、集電箔151のうち一対の非合材積層予定部153Aを除く部位(すなわち、積層集電箔予定部156A)の表面に電極合材層152を形成して、電極シート155を作製することによって、非合材積層予定部153Aが非合材積層部153になると共に、積層集電箔予定部156Aが積層集電箔部156になる。
また、本実施形態では、加熱装置41,42として、誘導加熱装置(IHヒータ)を用いている。加熱装置41は、一対の非合材積層部153のうち一方(図6において右側)の非合材積層予定部153Aの表面に対向して配置されており、一方の非合材積層予定部153Aを誘導加熱する。具体的には、一方の非合材積層予定部153Aを、250℃以上、且つ、非合材積層予定部153Aの融点未満の範囲内の温度(アニール温度)に加熱してアニール処理する。また、加熱装置42は、一対の非合材積層予定部153Aのうち他方(図6において左側)の非合材積層予定部153Aの表面に対向して配置されており、他方の非合材積層部153を誘導加熱する。具体的には、他方の非合材積層部153を、250℃以上、且つ、非合材積層予定部153Aの融点未満の範囲内の温度(アニール温度)に加熱してアニール処理する。
このような温度範囲で非合材積層予定部153Aをアニール処理することで、非合材積層予定部153A(後の非合材積層部153)が長手方向DAに伸び易くなり、さらには、非合材積層予定部153A(後の非合材積層部153)の破断伸び率(%)を高めることができる。なお、破断伸び率とは、非合材積層予定部153A(非合材積層部153)を長手方向DAに引き伸ばすことによって非合材積層予定部153A(非合材積層部153)が破断するときの、非合材積層予定部153A(非合材積層部153)の長手方向DAの伸び率である。換言すれば、長手方向DAへ非合材積層予定部153A(非合材積層部153)の引き伸ばしを開始してから非合材積層予定部153A(非合材積層部153)が破断するまでの間における非合材積層予定部153A(非合材積層部153)の長手方向DAの伸び率である。
次に、ステップS2(電極合材層形成工程)において、ステップS1(アニール工程)を行った集電箔151のうち、一対の非合材積層予定部153Aを除く部位(すなわち、積層集電箔予定部156A)の表面に、電極合材層152を形成して、合材積層部154と一対の非合材積層部153を備える電極シート155を作製する。なお、本実施形態では、ステップS2(電極合材層形成工程)として、塗布工程と乾燥工程を行う(図4参照)。
具体的には、まず、塗布工程において、公知の塗工装置50(例えば、ダイコート装置)を用いて、電極合材ペースト157(電極合材層152の原料であって、電極合材層152を構成する材料に溶媒を加えてペースト状にしたもの)を、集電箔151のうち一対の非合材積層予定部153Aを除く部位(すなわち、積層集電箔予定部156A)の表面(第1表面151b)に塗布する(図1及び図7参照)。これにより、集電箔151のうち一対の非合材積層予定部153Aを除く部位(すなわち、積層集電箔予定部156A)の表面(第1表面151b)に、電極合材ペースト層152Aを形成する(図7参照)。なお、本実施形態では、電極合材ペースト157として、電極活物質と導電助剤とバインダと溶媒とを混合してペースト状にしたものを用いている。
次に、公知の乾燥装置60を用いて、電極合材ペースト層152Aを乾燥させる(溶媒を除去する)。本実施形態では、乾燥装置60として、公知の乾燥炉を用いている。電極合材ペースト層152Aが形成された集電箔151が、乾燥装置60である乾燥炉内を通過することによって、電極合材ペースト層152A内の溶媒が除去されて、電極合材ペースト層152Aが電極合材層152になる。さらには、非合材積層予定部153Aが非合材積層部153になると共に、積層集電箔予定部156Aが積層集電箔部156になる。
なお、本実施形態では、集電箔151の第1表面151bのみならず、第2表面151cにも、電極合材層152を形成する。具体的には、上述のようにして、集電箔151の第1表面151bに電極合材層152を形成した後、集電箔151の第2表面151cに対しても、同様に、塗布工程と乾燥工程を行う。これにより、図3に示すように、集電箔151の両面(第1表面151bと第2表面151c)に電極合材層152が形成された電極シート155が作製される。なお、図1には、集電箔151の第1表面151bに電極合材層152を形成するための塗工装置50と乾燥装置60しか図示されていないが、実際は、搬送方向DFについて乾燥装置60よりも下流側に、集電箔151の第2表面151cに電極合材層152を形成するための塗工装置と乾燥装置(図示省略)が設けられている。
次に、ステップS3(ロールプレス工程)において、一対のプレスロール11,12によって、合材積層部154をロールプレスして、電極合材層152を圧密化すると共に、積層集電箔部156(集電箔151のうち合材積層部154に含まれる部位)を長手方向DAに圧延する(図1及び図8参照)。
次いで、ステップS4(非合材積層部延伸工程)に進み、円柱状の小径部31及びその軸方向両側に隣接する一対の大径部35(小径部31と同軸)を有する延伸ロール30を用いて、一対の非合材積層部153を長手方向DAに延伸させる(図1、図9参照)。具体的には、集電箔151に対し長手方向DAに張力を掛けた状態で、合材積層部154が小径部31に対向すると共に、一対の非合材積層部153が一対の大径部35にそれぞれ圧接する態様で、電極シート155を延伸ロール30に抱き角θで巻き付ける(図1、図9参照)。これにより、一対の非合材積層部153に張力を集中させて、非合材積層部153を長手方向DAに延伸させる。なお、図1のP1は、電極シート155の延伸ロール30への巻き付け始め位置であり、P2は、電極シート155の延伸ロール30への巻き付け終わり位置である。
このようにすることで、ステップS3(ロールプレス工程)において長手方向DAに伸ばされた積層集電箔部156(集電箔151のうち合材積層部154に含まれる部位)に加えて、一対の非合材積層部153も長手方向DAに伸ばすことができる。これによって、電極シート155の幅方向DBの全体にわたって集電箔151を長手方向DAに伸ばすことができるので、電極シート155(集電箔151)に発生する皺を低減することができる。さらには、先のステップS1(アニール工程)によって非合材積層部153の破断伸び率を高めているので、ステップS4(非合材積層部延伸工程)において、非合材積層部153の破断が発生し難くなる。
なお、図9は、電極シート155の延伸ロール30への巻き付け始め位置P1における電極シート155及び延伸ロール30の断面を示す図であり、図1のC-C断面図である。本実施形態のステップS4では、図9に示すように、電極シート155の延伸ロール30への巻き付け始めで、一対の非合材積層部153が一対の大径部35にそれぞれ圧接すると共に、合材積層部154が小径部31から離間している。これにより、非合材積層部153に張力を集中させて、非合材積層部153を長手方向DAに延伸させることができる。
ところで、本実施形態では、ステップS3(ロールプレス工程)による積層集電箔部156の長手方向DAへの伸び率を、0.8%以上1.0%以下の範囲内の値としている。具体的には、本実施形態では、電池容量を高めるために、従来に比べて、ロールプレス圧を高めて、電極合材層152の圧密化の程度を大きくしている。このため、ステップS3(ロールプレス工程)による積層集電箔部156の長手方向DAへの伸び率が、0.8%以上と大きな値になる。
これに対し、本実施形態では、ステップS4(非合材積層部延伸工程)を行う前に、ステップS1(アニール工程)において、250℃以上、且つ、非合材積層部153の融点未満の範囲内の温度(アニール温度)で、10秒間以上、一対の非合材積層部153を加熱してアニール処理する。これにより、非合材積層部153の破断伸び率を1.0%よりも大きくする(詳細には、1.5%以上にする)ことができる。
このため、ステップS4(非合材積層部延伸工程)において、非合材積層部153を破断させることなく、一対の非合材積層部153を長手方向DAに延伸させて、それぞれの非合材積層部153の長手方向DAへの伸び率を、0.8%以上1.0%以下の範囲内の値とすることが可能となる。これにより、ステップS3(ロールプレス工程)によって積層集電箔部156の長手方向DAへの伸び率を0.8%以上1.0%以下の範囲内の値としても、ステップS4を行うことによって、積層集電箔部156の長手方向DAへの伸び率と非合材積層部153の長手方向DAへの伸び率との差を十分に小さくすることが可能になり(例えば、両者の長手方向DAへの伸び率を同等にすることが可能になり)、電極シート155(集電箔151)に発生する皺を低減することが可能になる。
以上のようにして製造した電極シート155は、例えば、幅方向DBの中心位置において長手方向DAに切断されて、二次電池の電極(例えば正極)として用いられる。具体的には、この電極(例えば正極)と他の電極(例えば負極)とセパレータとを捲回(または積層)することによって電極体を形成し、この電極体を電池ケースに収容して、二次電池(例えば、リチウムイオン二次電池)を製造する。
<引張試験>
まず、ステップS1~S4の処理を行う前の集電箔151から、非合材積層予定部153Aを構成するアルミニウム箔を、長手方向DAについて一定の長さずつ切り出して、複数の試験片を作製した。次いで、各試験片について、異なるアニール温度(加熱温度)でアニール処理した後、引張試験(長手方向DAへの引張り)を行って、長手方向DAの破断伸び率を測定した。この結果を図10に示す。図10は、非合材積層予定部153A(試験片)の加熱温度(アニール温度)と破断伸び率との関係を示す図である。
なお、本試験では、各加熱温度(アニール温度)について複数の試験片をアニール処理し、各加熱温度において複数の試験片について引張試験を行っている。従って、図10に示す各加熱温度の破断伸び率は、各加熱温度における複数の試験片の破断伸び率の平均値である。また、本試験では、各試験片をマッフル炉内で1分間加熱することによって、アニール処理を行っている。また、図10における加熱温度20℃のデータは、アニール処理を行うことなく引張試験を行った試験片のデータである。
図10に示すように、250℃以上の加熱温度(アニール温度)で非合材積層予定部153Aをアニール処理することで、アニール処理を行わない場合に比べて、非合材積層予定部153Aの破断伸び率を大きくすることができる。具体的には、250℃以上の加熱温度(アニール温度)で非合材積層予定部153Aをアニール処理することで、非合材積層予定部153Aの長手方向DAへの破断伸び率を1.0%よりも大きくする(詳細には、破断伸び率を1.5%以上に高める)ことができる。但し、非合材積層予定部153Aの溶融を防止するために、アニール温度は、非合材積層予定部153Aの融点よりも低い温度にする必要がある。この結果より、250℃以上、且つ、非合材積層予定部153Aの融点未満の範囲内の温度(アニール温度)で、非合材積層予定部153Aをアニール処理することで、非合材積層予定部153Aの長手方向DAへの破断伸び率を高めることができるといえる。
<例1>
例1では、前述のステップS1~S4の処理を順に行って、電極シート155を製造した。なお、ステップS1では、アニール温度(加熱温度)を300℃、加熱時間(アニール時間)を10秒間として、一対の非合材積層予定部153A(図5において幅寸法Xで示す2つの帯状部位)をアニール処理している。このアニール処理により、非合材積層予定部153Aの破断伸び率を1.6%にすることができた。なお、加熱時間は、一対の非合材積層予定部153Aが加熱装置41,42を通過するのに要する時間である。
また、ステップS2では、電極合材層152の目付量を30mg/cm2としている。なお、電極合材ペースト層152Aの乾燥温度を120℃、乾燥時間を9分間として、乾燥工程を行っている。乾燥時間は、電極合材ペースト層152Aが乾燥装置60である乾燥炉内を通過するのに要する時間である。また、ステップS3では、プレスロール11,12によるプレス荷重(線圧)を2トン/cmとしてロールプレスを行っている。このステップS3によって、積層集電箔部156の長手方向DAへの伸び率が0.8%となった。また、ステップS4では、非合材積層部153の長手方向DAへの伸び率を0.8%(すなわち、ステップS3によって生じた積層集電箔部156の伸び率と同等)とした。
この例1では、ステップS4において、非合材積層部153の破断が発生することはなかった。先のステップS1(アニール工程)によって、非合材積層予定部153Aの破断伸び率を1.0%よりも大きくしているからである。また、例1の電極シート155について、目視によって皺の有無を調査したところ、皺は見つからなかった。また、例1の電極シート155について、電極合材層152の幅方向端部(図2において左右端部)について集電箔151からの剥がれの有無を目視で調査したところ、剥がれは見つからなかった。これらの結果を表1に示す。
Figure 2022129001000002
<例2>
例2でも、前述のステップS1~S4の処理を順に行って、電極シート155を製造した。但し、例2では、例1と比較して、ステップS1においてアニール処理を施す領域が異なっており、その他は同等としている。具体的には、例2のステップS1では、一対の非合材積層予定部153A(図5において幅寸法Xで示す領域)に加えて、積層集電箔予定部156A(図5において幅寸法Yで示す領域)のうち各々の非合材積層予定部153Aに隣接する幅方向DBの寸法が0.1Yの部位(積層集電箔予定部156Aの幅方向両端部)についても、アニール処理を行っている。すなわち、図5において幅寸法(X+0.1Y)で示す2つの帯状部位をアニール処理している。このアニール処理により、非合材積層予定部153Aの破断伸び率を1.7%にすることができた。
この例2でも、ステップS4において、非合材積層部153の破断が発生することはなかった。先のステップS1(アニール工程)によって、非合材積層予定部153Aの破断伸び率を1.0%よりも大きくしているからである。また、例2の電極シート155について、目視によって皺の有無を調査したところ、皺は見つからなかった。また、例2の電極シート155でも、電極合材層152の幅方向端部の剥がれは見つからなかった(表1参照)。
<例3>
例3でも、前述のステップS1~S4の処理を順に行って、電極シート155を製造した。但し、例3では、例1と比較して、ステップS1においてアニール処理を施す領域が異なっており、その他は同等としている。具体的には、例3のステップS1では、一対の非合材積層予定部153A(図5において幅寸法Xで示す領域)に加えて、積層集電箔予定部156A(図5において幅寸法Yで示す領域)についてもアニール処理を行っている。すなわち、例3のステップS1では、集電箔151の全体をアニール処理している。このアニール処理により、非合材積層予定部153Aを含む集電箔151の全体の破断伸び率を1.6%にすることができた。
また、本例3では、ステップS3による積層集電箔部156の長手方向DAへの伸び率が1.3%となり、例1,2の伸び率に比べて大きくなった。その理由は、本例3では、ステップS1において集電箔151の全体をアニール処理しているため、例1,2に比べて積層集電箔部156が長手方向DAに伸びやすくなったからである。このため、本例3では、ステップS4において、非合材積層部153の長手方向DAへの伸び率が1.3%(すなわち、ステップS3によって生じた積層集電箔部156の伸び率と同等)となるように、非合材積層部153を長手方向DAに延伸させた。
この例3では、ステップS4において、非合材積層部153の破断が発生した(表1参照)。その理由は、皺のない集電箔151にするために、ステップS4において、非合材積層部153の長手方向DAへの伸び率が、例1,2よりも高い1.3%になるまで非合材積層部153を長手方向DAに延伸させる必要があり、その結果、非合材積層部153の破断が発生した(非合材積層部153の一部が破断伸び率に達した)と考えられる。また、例3の電極シート155でも、電極合材層152の幅方向端部の剥がれは見つからなかった(表1参照)。
<例4>
例4では、ステップS1(アニール工程)の処理を行うことなく、ステップS2~4の処理をこの順で行って、電極シート155を製造した。例4では、非合材積層予定部153Aの破断伸び率が1.0%であった。また、ステップS3(ロールプレス工程)による積層集電箔部156の長手方向DAへの伸び率は0.8%であった。従って、ステップS4では、非合材積層部153の長手方向DAへの伸び率を0.8%(すなわち、ステップS3によって生じた積層集電箔部156の伸び率と同等)とした。
この例4では、ステップS4において、非合材積層部153の破断が発生した(表1参照)。その理由は、ステップS2(アニール工程)の処理を行っていないため、非合材積層予定部153Aの破断伸び率が低く、その結果、ステップS4において非合材積層部153の破断が発生した(非合材積層部153の一部が破断伸び率に達した)と考えられる。また、例4の電極シート155でも、電極合材層152の幅方向端部の剥がれは見つからなかった(表1参照)。
<例5>
例5では、例1と異なり、ステップS2(電極合材層形成工程)、ステップS1(アニール工程)、ステップS3(ロールプレス工程)、ステップS4(非合材積層部延伸工程)の順で処理を行って、電極シート155を製造した。この例5は、例1と比較して、ステップ(工程)の順番が異なるだけで、各ステップの条件は同等である。例5では、ステップS1(アニール工程)により、非合材積層予定部153Aの破断伸び率を1.7%にすることができた。
この例5でも、ステップS4において、非合材積層部153の破断が発生することはなかった。また、例5の電極シート155について、目視によって皺の有無を調査したところ、皺は見つからなかった。しかしながら、例2の電極シート155では、電極合材層152の幅方向端部の剥がれが発生していた(表1参照)。その理由は、本例5では、ステップS2(電極合材層形成工程)を行った後に、ステップS1(アニール工程)を行っているためと考えられる。すなわち、本例5のアニール工程では、集電箔151の表面にバインダ等を含む電極合材層152を有する電極シート155の非合材積層部153に対して、300℃のアニール処理を行っているため、電極合材層152の幅方向端部を集電箔151に結着させているバインダが熱変質し、集電箔151に対する電極合材層152の幅方向端部の結着力が低下したと考えられる。
以上の結果より、前述のステップS1~S4の処理をこの順に行う電極シートの製造方法は、非合材積層部153の破断が発生し難く、且つ、電極シートに発生する皺を低減することができる電極シートの製造方法であるといえる。
また、例1,2の結果より、ステップS1(アニール工程)において、集電箔151のうち、一対の非合材積層予定部153A(図5において幅寸法Xで示す部位)のみをアニール処理するようにしても良いし、一対の非合材積層予定部153Aに加えて、積層集電箔予定部156A(図5において幅寸法Yで示す部位)のうち各々の非合材積層予定部153Aに隣接する幅方向DBの寸法が0.1Yの部位(積層集電箔予定部156Aの幅方向両端部)についてもアニール処理しても良いといえる。
詳細には、一対の非合材積層予定部153Aとその間に挟まれて位置する積層集電箔予定部156Aとからなる集電箔151について、ステップS1(アニール工程)においてアニール処理を施す部位は、各々の非合材積層予定部153Aの幅方向DBの寸法をX、積層集電箔予定部156Aの幅方向DBの寸法をYとし(集電箔151の幅方向DBの寸法は、Y+2Xとなる)、寸法LをX≦L≦(X+0.1Y)の関係式を満たす幅方向寸法(すなわち、X以上(X+0.1Y)以下の範囲内の幅方向寸法)としたとき、幅方向DBの一方端(図5において右端)から、幅方向DBについて他方端側(図5において左側)へ寸法Lだけ離間した位置までの幅方向範囲に含まれる一方端側部位(図5において右端側部位)と、幅方向DBの他方端(図5において左端)から、幅方向DBについて一方端側(図5において右側)へ寸法Lだけ離間した位置までの幅方向範囲に含まれる他方端側部位(図5において左端側部位)にするのが好ましいといえる。
以上において、本発明を実施形態に即して説明したが、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で、適宜変更して適用できることはいうまでもない。
10 製造装置
11,12 プレスロール
30 延伸ロール
41,42 加熱装置
151 集電箔
156 積層集電箔部
152 電極合材層
153 非合材積層部
153A 非合材積層予定部
154 合材積層部
155 電極シート
DA 長手方向
DB 幅方向
S1 アニール工程
S2 電極合材層形成工程
S3 ロールプレス工程
S4 非合材積層部延伸工程

Claims (2)

  1. 長手方向に延びる帯状の集電箔のうち電極合材層が積層された積層集電箔部と、前記電極合材層と、を有する帯状の合材積層部、及び、
    前記集電箔のうち、前記電極合材層が積層されることなく、前記合材積層部に対して前記長手方向に直交する幅方向の両側に隣り合って前記長手方向に延びる帯状の一対の非合材積層部、を備える
    電極シートの製造方法であって、
    前記集電箔のうち、後に前記一対の非合材積層部になる予定の一対の非合材積層予定部を、250℃以上、且つ、前記非合材積層予定部の融点未満の温度範囲でアニールするアニール工程と、
    前記アニール工程を行った前記集電箔のうち、前記一対の非合材積層予定部を除く部位の表面に、前記電極合材層を形成して、前記電極シートを作製する電極合材層形成工程と、
    前記電極合材層形成工程を行って作製された前記電極シートについて、前記合材積層部を前記長手方向にロールプレスして、前記電極合材層を圧密化すると共に前記積層集電箔部を前記長手方向に圧延するロールプレス工程と、
    前記ロールプレス工程を行った前記電極シートについて、前記一対の非合材積層部を前記長手方向に延伸させる非合材積層部延伸工程と、を備える
    電極シートの製造方法。
  2. 請求項1に記載の電極シートの製造方法であって、
    前記ロールプレス工程による前記積層集電箔部の前記長手方向への伸び率は、0.8%以上1.0%以下である
    電極シートの製造方法。
JP2021027515A 2021-02-24 2021-02-24 電極シートの製造方法 Active JP7289861B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021027515A JP7289861B2 (ja) 2021-02-24 2021-02-24 電極シートの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021027515A JP7289861B2 (ja) 2021-02-24 2021-02-24 電極シートの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2022129001A true JP2022129001A (ja) 2022-09-05
JP7289861B2 JP7289861B2 (ja) 2023-06-12

Family

ID=83150185

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021027515A Active JP7289861B2 (ja) 2021-02-24 2021-02-24 電極シートの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7289861B2 (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000251942A (ja) * 1999-03-01 2000-09-14 Matsushita Battery Industrial Co Ltd 非水電解液二次電池の製造方法
JP2004127799A (ja) * 2002-10-04 2004-04-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電池用正極板およびその製造方法ならびに二次電池
JP2008235251A (ja) * 2007-03-19 2008-10-02 Samsung Sdi Co Ltd 電池用電極及び電池用電極の製造方法
JP2014116141A (ja) * 2012-12-07 2014-06-26 Toyota Motor Corp 帯状電極の製造方法
JP2015026562A (ja) * 2013-07-29 2015-02-05 株式会社豊田自動織機 帯状電極の製造方法及び帯状電極切断装置
JP2022037492A (ja) * 2020-08-25 2022-03-09 プライムプラネットエナジー&ソリューションズ株式会社 電極シートの製造方法

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000251942A (ja) * 1999-03-01 2000-09-14 Matsushita Battery Industrial Co Ltd 非水電解液二次電池の製造方法
JP2004127799A (ja) * 2002-10-04 2004-04-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電池用正極板およびその製造方法ならびに二次電池
JP2008235251A (ja) * 2007-03-19 2008-10-02 Samsung Sdi Co Ltd 電池用電極及び電池用電極の製造方法
JP2014116141A (ja) * 2012-12-07 2014-06-26 Toyota Motor Corp 帯状電極の製造方法
JP2015026562A (ja) * 2013-07-29 2015-02-05 株式会社豊田自動織機 帯状電極の製造方法及び帯状電極切断装置
JP2022037492A (ja) * 2020-08-25 2022-03-09 プライムプラネットエナジー&ソリューションズ株式会社 電極シートの製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP7289861B2 (ja) 2023-06-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20100330267A1 (en) Method for producing electrode plate for battery
KR101991151B1 (ko) 전지 부극 리드재용 클래드재, 전지 부극 리드재용 클래드재의 제조 방법 및 전지
JP2013069637A (ja) 帯状電極の製造装置および製造方法
JP2008235251A (ja) 電池用電極及び電池用電極の製造方法
CN113439352A (zh) 非水电解质二次电池、及其中使用的正极板的制造方法
JP7482429B2 (ja) 電極の製造方法
JP2018106813A (ja) 電極板製造装置
JP2007305322A (ja) 電池及びその製造方法
JP2005093236A (ja) シート電極の製造方法
CN115084443B (zh) 辊压装置和完成压密化的带状电极板的制造方法
JP7252923B2 (ja) 電極シートの製造方法
CN114023925A (zh) 一种锂铜复合金属负极的制备方法
JP7289861B2 (ja) 電極シートの製造方法
JP2011023129A (ja) 非水系二次電池用正極板の製造方法およびその製造装置
JP2014107166A (ja) 電極の製造装置および電極の製造方法
JP2010212143A (ja) 電極製造方法および電極製造装置
JPH05129020A (ja) 電池電極製造用ホツトプレス装置
JP2014143008A (ja) リチウムイオン二次電池の負極集電体用銅箔、及びリチウムイオン二次電池の負極の製造方法、並びにリチウムイオン二次電池の負極集電体用銅箔の評価方法
JP5796525B2 (ja) 電池用電極のプレス方法及びそのプレス装置
JP7132290B2 (ja) 電極シートの製造方法
CN110890517B (zh) 带状电极板和电池的制造方法及电极板制造装置
CN115020629B (zh) 辊压装置以及压实完毕带状电极板的制造方法
JP7221918B2 (ja) 電極シートの製造方法
JP7165156B2 (ja) 電極板の製造装置および電極板の製造方法
WO2017018347A1 (ja) 電極シートの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220225

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20221219

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20221227

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230202

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230530

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230531

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7289861

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150