JP2021009814A - 二次電池 - Google Patents

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Hirotaka Hayashi
大貴 林
悟史 中嶋
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Abstract

【課題】従来の二次電池では、捲回体の最内周のシートにたわみが発生する問題があった。【解決手段】本発明の二次電池は、正極活物質が塗工された正極シートと、負極活物質が塗工された負極シートと、2枚のシートがそれぞれ正極シートと負極シートの間に挟まれるセパレータシート対と、を有し、捲回体は、正極シート、負極シート及びセパレータシート対を構成する2枚のシートのそれぞれが交互に積層された状態で3回以上捲回され、横断面が扁平形状とされ、セパレータシート対の折り返し点のうち捲回体の最内周側から数えて1つめの折り返し点となる第1の折り返し点A1から2つめの折り返し点となる第2の折り返し点A2までの第1の距離Aが、セパレータシート対を構成するシートのうち内周側となるシートの3つめの折り返し点となる第3の折り返し点B1から4つめの折り返し点となる第4の折り返し点B2までの第2の距離Bよりも短く形成される。【選択図】図2

Description

本発明は二次電池に関し、例えば、正極活物質が塗工された正極シートと負極活物質が塗工された負極シートとがセパレータシート対を構成する2枚のセパレータシートを介して重ね合わされた積層シートが3周以上捲回されて横断面が扁平形状とされた捲回体を有する二次電池に関する。
近年、二次電池の利用が広がっているが、特に、リチウム電池を自動車用途に利用する例が増加している。自動車用途のリチウム電池は、正極活物質が塗工された正極シートと、負極活物質が塗工された負極シートと、がセパレータシート対を構成する2枚のセパレータシートを介して重ね合わされた積層シートが3周以上捲回されて横断面が扁平形状とされた捲回体に発電部を形成する。このような、リチウム電池に関する技術が特許文献1に開示されている。
特許文献1に開示されたリチウム電池(例えば、扁平型非水系二次電池)は、正極活物質を備えた正極板と、負極活物質を備えた負極板と、正極板と負極板との間に配置される多孔質絶縁体と、を備え、多孔質絶縁体を介在させて重ねられた正極板及び負極板からなる積層電極隊は、3周囲上捲回されて横断面が扁平な形状の電極群を形成しており、電極群は、平板形上のストレート部と湾曲した一対のコーナー部とからなっており、電極群は、固定部材によって緩まないように固定されており、コーナー部において積層電極値の隣り合う周の間のうち、少なくとも2つには隙間が存しており、隣り合う少なくとも2つの隙間において、内周側の隙間の大きさは外周側の隙間の大きさよりも大きい関係を有し、最も内周側に存する隙間の大きさが全ての隙間の大きさのなかで最も大きい。
国際公開第2012/014422号
しかしながら、発電体を捲回体として形成する二次電池では、製造工程において、捲回体の再内周のセパレータシートにたわみが生じることがある。このセパレータシートのたわみは、極板シート間の間隔の大きさの均一性を損ねる原因となる。このような、極板シート間の間隔の大きさの不均一性の高まりは、二次電池の容量等の電池特性に悪影響を及ぼす問題を生じさせる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、二次電池の電池特性を向上させることを目的とするものである。
本発明の二次電池の一態様は、発電体を含む捲回体が本体ケース内に収納される二次電池であって、正極活物質が塗工された正極シートと、負極活物質が塗工された負極シートと、2枚のシートがそれぞれ前記正極シートと前記負極シートの間に挟まれるセパレータシート対と、を有し、前記捲回体は、前記正極シート、前記負極シート及び前記セパレータシート対を構成する2枚のシートのそれぞれが交互に積層された状態で3回以上捲回され、横断面が扁平形状とされ、前記セパレータシート対の折り返し点のうち前記捲回体の最内周側から数えて1つめの折り返し点となる第1の折り返し点から2つめの折り返し点となる第2の折り返し点までの第1の距離が、前記セパレータシート対を構成するシートのうち内周側となるシートの3つめの折り返し点となる第3の折り返し点から4つめの折り返し点となる第4の折り返し点までの第2の距離よりも短く形成される。
本発明にかかる二次電池は、再内周に存在するセパレータシートのたわみを防止する。
本発明の二次電池によれば、二次電池の電池特性を向上させることができる。
実施の形態1にかかる二次電池の構造の概略図である。 実施の形態1にかかる二次電池の捲回体の横断面の構造を説明する断面図である。 実施の形態1にかかる二次電池の捲回体を形成する工程で用いられる巻き芯の構造を説明する図である。 実施の形態1にかかる二次電池の捲回体の最内周セパレータシートの長さを決定する巻き芯の構造を説明する図である。 実施の形態1にかかる二次電池の捲回体の製造工程を説明する図である。 実施の形態1にかかる二次電池の捲回体と、比較例にかかる捲回体との違いを説明する捲回体の断面図である。
実施の形態1
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。説明の明確化のため、以下の記載及び図面は、適宜、省略、及び簡略化がなされている。各図面において、同一の要素には同一の符号が付されており、必要に応じて重複説明は省略されている。
まず、図1に実施の形態1にかかる二次電池1の構造の概略図を示す。図1に示すように、実施の形態1にかかる二次電池1は、捲回体10、ケース20、集電部品21、23、蓋25を有する。
捲回体10は、正極シートと負極シートとセパレータシートが積層された状態で3周以上捲回され、かつ、横断面が扁平形状に形成されたものである。捲回体10は、発電体11、第1の集電部12、第2の集電部13を有する。発電体11は、正極シートのうち正極活物質が塗工された領域と、負極シートのうち負極活物質が塗工された領域と、セパレータシートと、が積層された領域である。発電体11は、二次電池の電気エネルギーを蓄積する機能を有する。第1の集電部12は、捲回体に含まれるシートのうち正極シートと負極シートの一方のシートが捲回された部分である。第2の集電部13は、捲回体に含まれるシートのうち正極シートと負極シートの他方のシートが捲回された部分である。第1の集電部12又は第2の集電部13として設けられるシートには活物質は塗工されない。
ここで、正極シート及び負極シートに塗工される活物質について説明する。正極シートには、活物質として、例えば、LiCoO2、LiMn2O4、LiNiO2等が塗工される。また、負極シートには、活物質として、例えば、黒鉛(LiC6)、チタネイト(Li4Ti5O12)等が塗工される。そして、積層体では、正極シートにおいて活物質が塗工される活物質領域と、負極シートのうち活物質が塗工される活物質領域と、が重ね合わされるように積層され、セパレータシートはこの正負の活物質領域に挟まれるように設けられる。なお、以下の説明では、正極シートと負極シートとを含む語として電極シートを用いる。
ケース20には、集電部品21及び集電部品23が捲回体10に取り付けられ状態で捲回体10、集電部品21及び集電部品23が収納される。そして、捲回体10、集電部品21及び集電部品23がケース20に収納された状態で蓋25とケース20が接合される。
ここで、第1の集電部12には、集電部品21が溶接技術等を用いて接合される。第2の集電部13には、集電部品23が溶接技術等を用いて接合される。そして、集電部品21には、極柱22が蓋25側に突出するように設けられる。集電部品23には、極柱24が蓋25側に突出するように設けられる。そして、ケース20に蓋25が被せられた状態で、極柱22及び極柱24は、ケース20に設けられた貫通穴を介して、蓋25から突出する状態となる。
実施の形態1にかかる二次電池1では、捲回体10の捲回体構造に特徴の1つを有する。そこで、図2に実施の形態1にかかる二次電池の捲回体の横断面の構造を説明する断面図を示す。図2に示した断面図は、図1においてII−II線に沿った捲回体10の断面を表すものである。
図2に示すように、捲回体10は、負極シートと正極シートがセパレータシートを介在させて積層されるように、セパレータシート、正極シート及び負極シートが捲回された状態とされる。捲回体10は、横断面形状が筒状の捲回体を扁平させることで形成される。また、捲回体10は、セパレータシートとして2枚のシートを対にして用いる。以下の説明では、2枚組のセパレータシートをセパレータシート対と称す。また、図2では、2枚組のセパレータシートの一方を第1のセパレータシート、他方を第2のセパレータシートとして示した。
そして、捲回体10では、捲回されるセパレータシートのうち最内周に位置する一定の部分には、セパレータシートの間に正極シートと負極シートのいずれも挟まれない。このセパレータシートのみが重ね合わされる部分は、正極シートと負極シートとセパレータシート対とを重ね合わせた状態で捲回する捲回体巻き工程において必要な部分である。
ここで、セパレータシート対の折り返し点のうち捲回体の最内周側から数えて1つめの折り返し点となる第1の折り返し点A1から2つめの折り返し点となる第2の折り返し点A2までの第1の距離(例えば、長さA)とする。また、セパレータシート対を構成するシートのうち内周側となるシートの3つめの折り返し点となる第3の折り返し点B1から4つめの折り返し点となる第4の折り返し点B2までの第2の距離(例えば、長さB)とする。この長さAと長さBの差は、意図的に設けられるものであり、セパレータシートの厚みと捲回の回数に起因して決定される長さの差よりも大きい。なお、セパレータシートのみが重ね合わされる部分は第1の折り返し点A1から第2の折り返し点A2の間に設けられる。
そして、捲回体10では、長さAを長さBよりも短く設定する。そして、これにより、第1の折り返し点A1と第3の折り返し点B1との間に隙間を設ける。また、第2の折り返し点A2と第4の折り返し点B2との間にも隙間を設ける。この隙間は、0.2mm〜1.5mm程度に設定される。この程度の隙間の大きさだと電池容量等の電池性能への影響が少ない。
ここで、この最内周のセパレータシートに意図的な隙間を設ける捲回体の製造方法について説明する。まず、捲回体10の製造工程で用いられる巻き芯30について説明する。そこで、図3に実施の形態1にかかる二次電池の捲回体を形成する工程で用いられる巻き芯の構造を説明する図を示す。
図3に示す例は、巻き芯30に捲回体10となる正極シート、負極シート及びセパレータシート対が積層された積層シートが巻き付けられた状態を示した。また、図3では、巻き芯30から捲回体10を引き抜く際に積層シートを把持するチャックを示した。チャックは、爪と押え板とにより構成される。
図3に示すように、巻き芯30は、円筒形の棒である。そして、巻き芯30には、チャック溝31、32、割り溝33が設けられる。チャック溝31は、チャックの爪40aを差し込む溝である。チャック溝32は、チャックの爪41aを差し込む溝である。割り溝33は、セパレータシート対を差し込む溝であり、巻き芯30の回転中心を通る巻き芯30の対角線に沿って設けられる。
そして、爪40aが積層シートと接する点を指示点C1、爪41aが積層シートと接する点を指示点C2とする。積層シートを捲回する捲回体巻き工程では、まず、指示点C1側から割り溝33を通って指示点C2に至るようにセパレータシート対を設置する。そして、指示点C2より先の部分のセパレータシート対を構成するセパレータシートの間に正極シートと負極シートを挟み込む。その後に巻き芯30を回転させることで、捲回体10が形成される。
ここで、捲回体10では、チャック溝31からチャック溝32を結ぶ線と割り溝33の中心線との間の角度を調整することで長さAと長さBの差の大きさを調節する。そこで、図4に実施の形態1にかかる二次電池の捲回体の最内周セパレータシートの長さを決定する巻き芯の構造を説明する図を示す。
図5に示すように、最内周セパレータの長さAは、指示点C1から指示点C2の間のセパレータシート対の長さによって決定される。一方、捲回体10が扁平形状とされた際の長さBは、巻き芯30となる円筒の外周長の半分の長さとなる。そして、長さAは、指示点C1、C2及び巻き芯30の回転中心を結ぶ把持基準線L1と、割り溝33の中心線となる溝中心線との傾きθを調節することで変更することができる。例えば、傾きθを大きくすることで長さAを長く設定し、傾きθを小さくすることで長さAを短く設定することができる。
なお、図4では、巻き芯30を真円としたが、巻き芯30を楕円形状とすることで長さBを、真円形状の巻き芯30を利用する場合に比べて長く設定することもできる。
続いて、捲回体10を製造する製造工程の流れについて説明する。そこで、図5に実施の形態1にかかる二次電池の捲回体10の製造工程を説明する図を示す。図5に示す例では、捲回体10の製造工程として4つの工程を示した。また、図5では、最内周セパレータシートであって、長さが長さAに設定される部分を破線で示した。
第1の工程となる捲回体巻き工程では、巻き芯30に正極シート、負極シート及びセパレータシートを積層した積層シートを巻き付ける。続いて、第2の工程となる巻き芯引き抜き工程では、捲回体10を2つのチャック(爪40aと押え板40b、及び、爪41aと押え板41b)で把持した状態で、巻き芯30を捲回体10から引き抜く。
第3の工程となる仮潰し工程では、捲回体10を把持するチャックを図面左右方向に広げるとともに、図面上下方向に設けた抑え板50、51を用いて捲回体10を図面上下方向で押しつぶす。第4の工程となる捲回体プレス工程では、プレス板60、61を用いて捲回体10を強く押しつぶす。これにより、捲回体10は、扁平形状となる。
続いて、実施の形態1にかかる二次電池1の捲回体10と、長さAと長さBを実施の形態1にかかる捲回体10とは異なる条件とした比較例にかかる捲回体と、の比較を通して、実施の形態1にかかる捲回体10の特徴について詳細に説明する。
図6に実施の形態1にかかる二次電池1の捲回体10と、比較例にかかる捲回体との違いを説明する捲回体の断面図を示す。図6に示す第1の比較例は、折り返し点B1から折り返し点B2までの長さBと、折り返し点A11から折り返し点A12までの長さAとがほぼ同じ、もしくは、長さAがセパレータシートの厚み程度長さBより短い例である。この場合、折り返し点A11から折り返し点A12に至る部分の最内周セパレータシートにたわみは発生しない。
図6に示す第2の比較例は、折り返し点B1から折り返し点B2までの長さBが、折り返し点A11から折り返し点A12までの長さAよりも短い例である。この場合、折り返し点A11から折り返し点A12に至る部分の最内周セパレータシートにたわみが発生する。
図6に示す実施の形態1は、折り返し点B1から折り返し点B2までの長さBが、折り返し点A11から折り返し点A12までの長さAよりも十分に長い例である。この場合、折り返し点A11から折り返し点A12に至る部分の最内周セパレータシートにたわみは発生しない。
図6に示した3つの例を比較すると、第2の比較例では最内周セパレータシートに明らかにたわみが生じる。このたわみは、電極シート間の距離の不均一性をもたらし、電極シート間のイオンの浸透性の悪化を招き、電池容量が減少する問題を引き起こす。また、第1の例では、最内周セパレータシートにたわみは発生しないものの、製造誤差によるたわみの発生の可能性が実施の形態1に比べて高くなる問題がある。
上記説明より、実施の形態1にかかる捲回体10では、第1の折り返し点A1から第2の折り返し点A2の距離を示す長さAを、第3の折り返し点B1から第2の折り返し点B2の距離を示す長さBよりも明確に短くする。これにより、第1の折り返し点A1と第3の折り返し点B1との間と、第2の折り返し点A2と第4の折り返し点B2との間と、のいずれにも隙間ができる。そして、この隙間により、最内周セパレータシートのたわみが防止される。
最内周セパレータシートにたわみが生じた場合、最内周セパレータシートを挟んで対向する電極シートの間の距離の不均一性が高まるため浸透性が悪化して電池容量が減少する問題が発生する。しかしながら、実施の形態1にかかる捲回体10では、最内周セパレータシートにたわみは生じないため、このような電池容量の減少は発生せず電池容量を増加させることができる。
また、実施の形態1にかかる捲回体10では、最内周セパレータシートの頂点部と最内周セパレータシートの1周外側に位置するセパレータシートの頂点部との間に意図的な隙間を設けることで、製造工程の誤差、ばらつきにより最内周セパレータシートにたわみが発生する可能性を限りなくゼロに近づけることができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
1 二次電池
10 捲回体
11 発電体
12 第1の集電部
13 第2の集電部
20 ケース
21 集電部品
22 極柱
23 集電部品
24 極柱
25 蓋
30 巻き芯
31 チャック溝
32 チャック溝
33 割り溝
40a 爪
40b 押え板
41a 爪
41b 押え板
L1 把持基準線

Claims (4)

  1. 発電体を含む捲回体が本体ケース内に収納される二次電池であって、
    正極活物質が塗工された正極シートと、
    負極活物質が塗工された負極シートと、
    2枚のシートがそれぞれ前記正極シートと前記負極シートの間に挟まれるセパレータシート対と、を有し、
    前記捲回体は、
    前記正極シート、前記負極シート及び前記セパレータシート対を構成する2枚のシートのそれぞれが交互に積層された状態で3回以上捲回され、
    横断面が扁平形状とされ、
    前記セパレータシート対の折り返し点のうち前記捲回体の最内周側から数えて1つめの折り返し点となる第1の折り返し点から2つめの折り返し点となる第2の折り返し点までの第1の距離が、前記セパレータシート対を構成するシートのうち内周側となるシートの3つめの折り返し点となる第3の折り返し点から4つめの折り返し点となる第4の折り返し点までの第2の距離よりも短く形成される二次電池。
  2. 前記第1の折り返し点から前記第2の折り返し点の間の前記セパレータシート対を構成する2枚のシートの間には、前記正極シートと前記負極シートのいずれも挟まれない請求項1に記載の二次電池。
  3. 前記第1の距離と前記第2の距離との差は、前記セパレータシート対を構成するセパレータシートの厚みと捲回の回数に起因して決定される長さの差よりも大きい請求項1又は2に記載の二次電池。
  4. 前記第1の折り返し点と前記第3の折り返し点との隙間、及び、前記第2の折り返し点と前記第4の折り返し点との隙間は、いずれも0.2mm〜1.5mmの長さに設定される請求項1乃至3のいずれか1項に記載の二次電池。
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