JP2014102005A5 - - Google Patents

Description

本発明に係る空気調和機の室内機は、吸込口および吹出口がそれぞれ形成され、室内に設置される本体と、前記吸込口から室内空気を吸い込んで、前記吹出口に至る風路を形成する送風機と、前記風路に設置され、冷凍サイクルの一部を実行する熱交換器と、前記吹出口に設置され、前記熱交換器において調和空気の吹き出し方向を調整する風向調整装置と、前記室内を撮像する室内撮像装置と、前記室内の熱画像を取得する熱画像検知装置と、前記熱交換器、前記送風機および前記風向調整装置を制御する運転制御情報を、前記熱交換器、前記送風機および前記風向調整装置に送信する制御装置と、前記運転制御情報に基づいて前記吹出口から吹き出された空気の流れを演算により求めると共に、前記室内撮像装置が撮像した画像である可視画像の上に、前記演算により求めた空気流れおよび前記熱画像検知装置が取得した温度分布を示す熱画像を重ねた画像である空調状況画像を作成する演算装置と、前記演算装置が作成した前記空調状況画像を表示する表示部を具備するリモコンと、を備えたことを特徴とする。

本発明に係る空気調和機の室内機は、空調状況画像が予め設定された時間間隔毎に作成され、作成された複数の空調状況画像がリモコンの表示部に表示されるから、使用者は、室内の空調状況の推移（変化）を一目で把握することができる。

Claims (7)

1. 吸込口および吹出口がそれぞれ形成され、室内に設置される本体と、
   前記吸込口から室内空気を吸い込んで、前記吹出口に至る風路を形成する送風機と、
   前記風路に設置され、冷凍サイクルの一部を実行する熱交換器と、
   前記吹出口に設置され、前記熱交換器において調和空気の吹き出し方向を調整する風向調整装置と、
   前記室内を撮像する室内撮像装置と、
   前記室内の熱画像を取得する熱画像検知装置と、
   前記熱交換器、前記送風機および前記風向調整装置を制御する運転制御情報を、前記熱交換器、前記送風機および前記風向調整装置に送信する制御装置と、
   前記運転制御情報に基づいて前記吹出口から吹き出された空気の流れを演算により求めると共に、前記室内撮像装置が撮像した画像である可視画像の上に、前記演算により求めた空気流れおよび前記熱画像検知装置が取得した温度分布を示す熱画像を重ねた画像である空調状況画像を作成する演算装置と、
   前記演算装置が作成した前記空調状況画像を表示する表示部を具備するリモコンと、を備えたことを特徴とする空気調和機の室内機。
2. 前記空調状況画像が予め設定された時間間隔毎に作成されるとともに、
   前記作成された複数の空調状況画像を記憶する記憶装置を備え、
   前記記憶装置に記憶された複数の空調状況画像が、前記リモコンの表示部に動画によって表示されることを特徴とする請求項１記載の空気調和機の室内機。
3. 前記リモコンに、前記記憶装置に記憶された複数の空調状況画像を送信させるための空調状況画像請求ボタンが設けられ、
   該空調状況画像請求ボタンが押された際、至近の運転開始から前記空調状況画像請求ボタンが押されるまでの時間帯における前記空調状況画像が、前記リモコンに送信され、かつ、前記表示部に動画によって表示されることを特徴とする請求項２記載の空気調和機の室内機。
4. 前記リモコンに、前記記憶装置に記憶された複数の空調状況画像を送信させるための空調状況画像請求ボタンと、前記表示部に表示する前記空調状況画像の実際の時間の長さである空調状況画像実際時間を設定する表示時間設定ボタンとが設けられ、
   前記空調状況画像請求ボタンが押された際、前記表示時間設定ボタンによって予め設定された空調状況画像実際時間だけ遡った時刻から前記空調状況画像請求ボタンが押された時刻までの時間帯における前記空調状況画像が、前記リモコンに送信され、かつ、前記表示部に動画によって表示されることを特徴とする請求項２記載の空気調和機の室内機。
5. 前記熱画像が等温度線と、該等温度線同士の間に塗られた色彩または色彩の濃淡とによって示されることを特徴とする請求項１〜４の何れか一項に記載の空気調和機の室内機。
6. 前記空気流れが、流線を示す１または２以上の矢印、あるいは流線を示す実線、破線または点線によって示されることを特徴とする請求項１〜５の何れか一項に記載の空気調和機の室内機。
7. 前記記憶装置に記憶するデータの上限である最大記憶容量が予め設定され、前記記憶装置は、それまでに記憶しているデータの量が前記最大記憶容量に達した場合、最も先に記憶されたデータを消去して、至近のデータを追加記憶することを特徴とする請求項１〜６の何れか１項に記載の空気調和機の室内機。