JP7391281B2 - 提示情報生成装置、および、提示情報生成方法 - Google Patents

提示情報生成装置、および、提示情報生成方法 Download PDF

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Description

本開示技術は、乗用かごの内外において提示するための情報を生成する提示情報生成技術に関する。
乗用かごにおいて情報を提示する従来技術がある。例えば、建物に設けられた昇降機といった乗用かごにおいては、現在位置を示す階数または進行方向を示す上下の矢印といった運行に関する情報が提示されるものがある。
ところで、情報を提示する技術ではないが、特許文献1には、乗用かごにおける換気制御装置が開示されている。特許文献1の換気制御装置は、具体的には、換気装置に対し、乗用かごのかご荷重に応じて換気量を可変制御する。
特開平07-215603号公報
しかし、従来技術においては、乗用かごにおけるかご室内の換気の状況を乗員が容易に知ることはできない、という課題があった。
特許文献1の換気制御装置は、そもそも、換気装置に対して可変制御するにとどまり、上記課題を解決できない。
本開示は、上記課題を解決するもので、乗用かごにおける換気の状況を乗員が容易に知ることができるような提示情報を生成する、提示情報生成装置を提供することを目的とする。
本開示の提示情報生成装置は、乗用かごにおける換気設備の状態を示す換気設備情報を取得し、当該換気設備情報を用いて、前記乗用かごのかご室内における空気の流れに関する空気流れ情報を出力する空気流れ算出部と、前記空気流れ算出部により出力された空気流れ情報を用いて、前記乗用かごにおける空気流れの状態を示す空気流れ画像を生成して出力する提示情報生成部と、前記提示情報生成部から出力された空気流れ画像を提示装置に提示させる提示情報出力部と、を備え
前記換気設備は、前記乗用かごのかご室内における天井中央部と床中央部との間の空気の流れを少なくとも含む複数の空気の流れを発生させるように設けられており、
前記空気流れ算出部は、
さらに、前記乗用かごにおける状態と空気流れとの関係を予め記憶した空気流れ情報データベースを参照して、前記空気流れ情報を出力する、
ことを特徴とする
本開示によれば、乗用かごにおける換気の状況を乗員が容易に知ることができるような提示情報を生成する、提示情報生成装置を提供することができる、という効果を奏する。
本開示の実施の形態1に係る提示情報生成装置およびこれを含む情報提示システムとその周辺装置を示す図である。 本開示に係る換気設備の配置位置の例を示す図である。 本開示に係る提示装置の構成例を示す図である。 実施の形態1に係る提示情報生成装置の処理の一例を示すフローチャートである。 本開示の実施の形態2に係る提示情報生成装置およびこれを含む情報提示システムとその周辺装置を示す図である。 本開示に係るセンサ部が有するセンサの例を示す図である。 実施の形態2に係る提示情報生成装置の処理の一例を示すフローチャートである。 本開示の実施の形態3に係る提示情報生成装置およびこれを含む情報提示システムとその周辺装置を示す図である。 実施の形態3に係る提示情報生成装置の処理の一例を示すフローチャートである。 本開示の実施の形態4に係る提示情報生成装置およびこれを含む情報提示システムとその周辺装置を示す図である。 実施の形態4に係る提示情報生成装置の処理の一例を示すフローチャートである。 本開示の実施の形態5に係る提示情報生成装置およびこれを含む情報提示システムとその周辺装置を示す図である。 実施の形態5に係る提示情報生成装置の処理の一例を示すフローチャートである。 本開示の実施の形態6に係る提示情報生成装置およびこれを含む情報提示システムとその周辺装置を示す図である。 実施の形態6に係る提示情報生成装置の処理の一例を示すフローチャートである。 本開示に係る提示情報生成装置により作成された提示情報を用いた第1の提示例を示す図である。 本開示に係る提示情報生成装置により作成された提示情報を用いた第2の提示例を示す図である。 本開示に係る提示情報生成装置により作成された提示情報を用いた第3の提示例を示す図である。 本開示に係る提示情報生成装置により作成された提示情報を用いた第4の提示例を示す図である。 本開示に係る提示情報生成装置により作成された提示情報を用いた第5の提示例を示す図である。 本開示に係る提示情報生成装置により作成された提示情報を用いた第6の提示例を示す図である。 本開示に係る提示情報生成装置により作成された提示情報を用いた第7の提示例を示す図である。 本開示に係る提示情報生成装置の機能を実現するためのハードウェア構成の第1の例を示す図である。 本開示に係る提示情報生成装置の機能を実現するためのハードウェア構成の第2の例を示す図である。
以下、本開示をより詳細に説明するために、本開示を実施するための形態について、添付の図面に従って説明する。
実施の形態1.
図1は、本開示の実施の形態1に係る提示情報生成装置100およびこれを含む情報提示システム1とその周辺装置を示す図である。
図2は、本開示に係る換気設備10の配置位置の例を示す図である。
図3は、本開示に係る提示装置200の構成例を示す図である。
図1に示す情報提示システム1は、乗用かごにおける換気の状況に関する情報を提示するシステムである。
情報提示システム1は、乗用かごにおける換気設備10を制御する換気設備制御部20と通信可能に接続されている。
換気設備10は、オン、オフ、流量、または、流れの向きについて制御可能に構成されている。
換気設備10は、例えば、図2に示すように、天井隅部11、天井中央部12、床隅部13、床中央部14、壁部15、操作盤部16、手すり部17に配置されている。
天井隅部11の換気設備は、例えば天井α11-1、天井β11-2、天井γ11-3、天井δ11-4の4か所に設けられる。天井α、天井β、天井γ、および、天井δは、例えば、天井面の4角であり、または、天井の4辺である。
天井中央部12の換気設備は、天井隅部11以外の天井面に配置され、例えば天井以外の他の位置に配置された換気設備10と協働することで、かご室内の中央を通るような空気の流れを発生させることができる。
床隅部13の換気設備は、例えば床α13-1、床β13-2、床γ13-3、床δ13-4の4か所に設けられる。床α13-1、床β13-2、床γ13-3、および、床δ13-4は、例えば、床面の4角であり、または、床の4辺である。
床中央部14の換気設備は、床隅部13以外の床面に配置され、例えば床以外の他の位置に配置された換気設備10と協働することで、かご室内の中央を通るような空気の流れを発生させることができる。
壁部15の換気設備は、例えば壁α15-1、壁β15-2、壁γ15-3、壁δ15-4の4か所に設けられる。壁α15-1、壁β15-2、壁γ15-3、および、壁δ15-4は、例えばかご室内の側面それぞれである。
操作盤部16の換気設備は、乗用かごにおいて行き先階の指定または扉の開閉といった、乗員の操作を受け付ける操作盤の一部の領域に換気口が設けられるように設置されている。
手すり部17の換気設備は、乗用かごのかご室内に手すりが設けられている場合において当該手すりの周辺部に換気口が設けられる。手すりがあることにより換気口が完全に塞がれることがないように配置されている。
特に、上記の天井中央部12の換気設備と、上記の床中央部14の換気設備とを備えることにより、換気設備は、前記乗用かごのかご室内における天井中央部12と床中央部14との間の空気の流れを少なくとも含む複数の空気の流れを発生させることができる。
換気設備制御部20は、乗用かごにおける換気設備を制御する。
換気設備制御部20は、換気設備情報を出力することができる。換気設備情報は、乗用かごにおける換気設備の状態または稼働状況を示す情報であり、例えば、オン、オフ、流量、および、流れの向きといった情報のうちの少なくとも1つを含む情報である。
図1に示す情報提示システム1は、提示情報生成装置100、空気流れ情報データベース300、画像データベース400、および、提示装置200、を含む。
提示情報生成装置100は、換気設備情報を用いてかご室内の空気流れを取得し、空気流れを可視化した提示情報を生成する。
提示情報生成装置100の構成の説明は、後述する。
空気流れ情報データベース300は、乗用かごにおける状態または状況を示す情報と空気流れ情報とを関係付けて予め記憶している。
乗用かごにおける状態または状況を示す情報は、実施の形態1においては換気設備情報である。
空気流れ情報は、例えば、換気率である。換気率は、例えば換気設備に応じた時間単位の換気量から求めることができる。
また、空気流れ情報は、例えば、換気設備の稼働状態および稼働状況に応じた空気の流れを示す情報である。具体的には、例えば、天井中央部の換気設備と床中央部の換気設備とが稼働している場合に生じる、上下方向の空気の流れを示す情報である。
画像データベース400は、提示情報生成装置100が提示情報を生成する際に用いる画像を予め記憶している。
画像データベース400が記憶する画像は、例えば、乗用かごのかご室内を示す2次元画像または3次元画像、空気流れを表現した空気流れ画像、および、空気流れをテキストで表現した空気流れ画像といった画像である。
空気流れ画像は、空気流れ情報と関連付けられて記憶されている。
すなわち、画像データベース400は、空気流れ情報と空気流れの状態を示す空気流れ画像との関係を予め記憶している。
提示装置200は、提示情報生成装置100により生成された提示情報を提示する。
提示装置200は、例えば図3に示すように、表示部210および音出力部220を含む。
表示部210は、例えばディスプレイであり、音出力部220は、例えばスピーカである。
提示情報生成装置100の構成について説明する。
図1に示す提示情報生成装置100は、情報取得部110、空気流れ算出部130、提示情報生成部150、および、提示情報出力部160、を含む。
情報取得部110は、換気設備情報を取得する。
具体的には、情報取得部110は、換気設備制御部20から換気設備情報を取得し、当該換気設備情報を空気流れ算出部130へ出力する。
空気流れ算出部130は、換気設備情報を取得し、当該換気設備情報を用いて、乗用かごのかご室内の位置ごとにおける空気の流れに関する空気流れ情報を出力する。
かご室内の位置は、空気流れ情報データベース300の説明にて上述したとおり、かご室内の少なくとも2点以上の位置座標である。
空気流れ情報は、空気流れ情報データベース300の説明にて上述したとおり、かご室内の位置座標ごとの空気が流れる方向を示す情報である。また、空気流れ情報は、かご室内の位置座標ごとの空気が流れる強さを示す情報を含んでもよい。
空気流れ情報は、例えば座標を基準としたベクトルの形態で示すことができる情報である。
図1に示す空気流れ算出部130は、空気流れ情報データベース300を参照して空気流れ情報を出力する。
なお、空気流れ算出部130は、AI(Artificial Intelligence)技術を用いて予め学習されたモデルにより、換気設備情報から空気流れ情報を出力するものであってもよい。
提示情報生成部150は、空気流れ算出部130により出力された空気流れ情報を用いて、乗用かごにおける空気流れの状態を示す空気流れ画像を生成して出力する。
図1に示す提示情報生成部150は、画像データベース400を参照して画像を取得し、取得した画像を用いて空気流れ画像を生成する。
提示情報生成部150は、例えば、乗用かごの画像に空気流れを示す矢印画像またはテキスト画像を重畳した画像を生成する。
提示情報出力部160は、提示情報生成部150から出力された空気流れ画像を提示装置200に提示させる。
実施の形態1に係る提示情報生成装置100の処理を説明する。
図4は、実施の形態1に係る提示情報生成装置100の処理の一例を示すフローチャートである。
提示情報生成装置100は、例えば外部から開始指令を受けると処理を開始し、ループ処理を開始する。
ループ処理においては、図4に示すステップST110からステップST150までの処理を繰り返す。
情報取得部110は、情報取得処理を実行する(ステップST110)。
具体的には、情報取得部110は、換気設備制御部20から換気設備情報を取得し、当該換気設備情報を空気流れ算出部130へ出力する。
空気流れ算出部130は、空気流れ算出処理を実行する(ステップST120)。
具体的には、空気流れ算出部130は、情報取得部110から換気設備情報を取得し、取得した換気設備情報を用いて、空気流れ情報データベース300を参照して乗用かごのかご室内の位置ごとにおける空気流れ情報を出力する。
提示情報生成部150は、提示情報生成処理を実行する(ステップST130)。
具体的には、提示情報生成部150は、画像データベース400を参照して画像を取得し、取得した画像を用いて空気流れ画像を生成する。
提示情報生成部150は、乗用かごの画像に空気流れを示す矢印画像またはテキスト画像を重畳した画像を生成する。
提示情報生成部150は、空気流れ画像を含む提示情報を出力する。
提示情報出力部160は、提示情報出力処理を実行する(ステップST140)。
具体的には、提示情報出力部160は、提示情報生成部150から空気流れ画像を含む提示情報を取得し、取得した空気流れ画像を含む提示情報を提示装置200へ出力する。
ステップST140を実行すると、続いて、提示情報生成装置100において図示しない制御部は、外部からの終了指令があるかを確認する(ステップST150)。
終了指令がない場合(ステップST150“NO”)、提示情報生成装置100は、ステップST110からの処理を繰り返す。
終了指令がある場合(ステップST150“YES”)、提示情報生成装置100において処理を終了する。
本開示に係る提示情報生成装置は、乗用かごにおける換気設備の状態を示す換気設備情報を取得し、当該換気設備情報を用いて、前記乗用かごのかご室内における空気の流れに関する空気流れ情報を出力する空気流れ算出部と、前記空気流れ算出部により出力された空気流れ情報を用いて、前記乗用かごにおける空気流れの状態を示す空気流れ画像を生成して出力する提示情報生成部と、前記提示情報生成部から出力された空気流れ画像を提示装置に提示させる提示情報出力部と、を備えるように構成した。
これにより、乗用かごにおける乗員が換気の状況を知ることができるような提示情報を生成する、提示情報生成装置を提供することができる、という効果を奏する。
本開示に係る提示情報生成装置において、前記換気設備は、乗用かごのかご室内における天井中央部と床中央部との間の空気の流れを少なくとも含む複数の空気の流れを発生させるように設けられている、ように構成した。
これにより、さらに、換気の観点から乗用かごにおける乗員の推奨位置の候補を多くすることができる、という効果を奏する。
本開示に係る提示情報生成装置において、前記空気流れ算出部は、さらに、乗用かごにおける状態と空気流れとの関係を予め記憶した空気流れ情報データベースを参照して、空気流れ情報を出力する、ように構成した。
これにより、さらに、空気流れを算出する処理の負荷を軽減することができる、という効果を奏する。
本開示に係る提示情報生成装置において、前記提示情報生成部は、さらに、空気流れ情報と空気流れの状態を示す画像との関係を予め記憶した画像データベースを参照して、乗用かごにおける空気流れの状態を示す空気流れ画像を生成して出力する、ように構成した。
これにより、さらに、例えば複数の画像を組み合わせて様々なパターンの空気流れ画像を出力することができる、という効果を奏する。
本開示に係る提示情報生成方法は、前記空気流れ算出部が、乗用かごにおける換気設備の状態を示す換気設備情報を取得し、当該換気設備情報を用いて、前記乗用かごのかご室内における空気の流れに関する空気流れ情報を出力する空気流れ算出ステップと、提示情報生成部が、前記空気流れ算出部により算出された空気流れ情報を用いて、前記乗用かごにおける空気流れの状態を示す空気流れ画像を生成して出力する提示情報生成ステップと、提示情報出力部が、前記提示情報生成部から出力された空気流れ画像を提示装置に提示させる提示情報出力ステップと、を備えるように構成した。
これにより、乗用かごにおける乗員が換気の状況を知ることができるような提示情報を生成する、提示情報生成方法を提供することができる、という効果を奏する。
実施の形態2.
実施の形態2は、さらに、乗用かごの乗員を考慮して乗用かごにおける空気の流れを求め、空気の流れを示す提示情報を生成する形態である。
実施の形態2の説明においては、実施の形態1において既に説明した構成についての説明を、適宜省略する。
図5は、本開示の実施の形態2に係る提示情報生成装置100Aおよびこれを含む情報提示システム1Aとその周辺装置を示す図である。
図6は、本開示に係るセンサ部30が有するセンサの例を示す図である。
図5に示す情報提示システム1Aは、さらに、センサ部30と通信可能に接続されている。
センサ部30は、図6に示すように、重さセンサ、レーダセンサ、カメラ(監視カメラ)、温度センサ、湿度センサ、赤外線センサなどの複数のセンサから構成されている。センサ部30を構成するセンサは、乗員かご、かご室内など乗員かごの運行に関係する位置に設置されている。
実施の形態2におけるセンサ部30は、センサデータを出力する。センサデータは、例えば、重さセンサから出力される乗用かごの重量値、かご室内に設置されたレーダセンサからかご室内の乗員までの距離、かご室内に設置されたカメラによる撮像画像、である。
図5に示す情報提示システム1Aは、提示情報生成装置100A、空気流れ情報データベース300A、画像データベース400A、および、提示装置200、を含む。
提示装置200は、図1に示す提示装置200と同様であり、その説明を省略する。
提示情報生成装置100Aは、換気設備情報および乗員情報を用いてかご室内の空気流れを取得し、空気流れを可視化した提示情報を生成する。
乗員情報は、かご室内における乗員の位置、乗員の数、乗員の体格といった、かご室内の空気流れに影響する乗員に関する情報である。
提示情報生成装置100Aの構成の説明は、後述する。
空気流れ情報データベース300Aは、乗用かごにおける状態または状況を示す情報と空気流れ情報とを関係付けて予め記憶している。
乗用かごにおける状態または状況を示す情報は、実施の形態2においては換気設備情報および乗員情報である。
空気流れ情報は、例えば、換気率である。換気率は、例えば換気設備に応じた時間単位の換気量に加え、乗員情報(乗員の人数、乗員の位置、乗員の体格など)に基づく換気に要する時間、乗用かごの扉が閉まってからの時間などを用いて求めることができる。
また、空気流れ情報は、例えば、換気設備の稼働状態および稼働状況に応じた空気の流れを示す情報である。具体的には、例えば、天井中央部の換気設備と床中央部の換気設備とが稼働している場合に生じる、上下方向の空気の流れを示す情報である。
画像データベース400Aは、図1に示した画像データベース400と同様であり、ここでの説明を省略する。
提示情報生成装置100Aの構成について説明する。
図5に示す提示情報生成装置100Aは、情報取得部110A、乗員検出部120、空気流れ算出部130A、提示情報生成部150A、および、提示情報出力部160、を含む。
情報取得部110Aは、さらに、センサ部30からセンサデータを取得する。
センサデータは、例えば、重さセンサから出力される乗用かごの重量値、かご室内に設置されたレーダセンサからかご室内の乗員までの距離、かご室内に設置されたカメラによる撮像画像である。
乗員検出部120は、乗用かごにおける乗員を検出する。
具体的には、乗員検出部120は、情報取得部110Aを介してセンサ部30からセンサデータを取得する。乗員検出部120は、センサデータを用いて乗用かごにおける乗員を検出する。乗員検出部120は、検出した乗員を示す乗員情報を出力する。
乗員情報は、上述した乗員情報と同様に、乗用かごのかご室内における乗員の位置、乗員の数、乗員の体格といった、かご室内の空気流れに影響する乗員に関する情報である。
空気流れ算出部130Aは、空気流れ算出部130は、乗員検出部120により検出された乗員を示す乗員情報を、さらに用いて、乗用かごにおける空気の流れに関する空気流れ情報を出力する。これは、乗用かごにおける乗員(乗員の人数、乗員の位置、乗員の身長など)に応じてかご室内の空気流れが変化して換気に影響を与える場合があり、このことを考慮して空気流れを求めようとするものである。
例えば、乗員情報に体格情報が含まれる場合、空気流れ算出部130Aは、体格情報をさらに用いて、乗用かごにおける空気の流れに関する空気流れ情報を出力する。
図5に示す空気流れ算出部130Aは、換気設備情報および乗員情報を用いて、空気流れ情報データベース300Aを参照して空気流れ情報を出力する。
なお、空気流れ算出部130Bは、換気設備情報および乗員情報を用いて、AI技術を用いて予め学習されたモデルにより、空気流れ情報を出力するものであってもよい。
提示情報生成部150Aは、乗員情報をさらに用いて、乗用かごにおける空気流れの状態を示す空気流れ画像を生成する。
具体的には、提示情報生成部150Aは、乗員情報に乗用かごにおける乗員がいる位置を示す位置情報が含まれる場合、乗用かごにおける乗員の位置とともに当該乗用かごにおける空気流れの状態を示す空気流れ画像(例えば図16、図17、図18における乗員画像を提示する提示例を参照)を生成する。
また、提示情報生成部150Aは、乗用かごにおける乗員の体格とともに当該乗用かごにおける空気流れの状態を示す空気流れ画像(例えば図16における人物画像1040を含む提示例を参照)を生成する。
提示情報出力部160は、図1に示した提示情報出力部160と同様であり、説明を省略する。
実施の形態2に係る提示情報生成装置100Aの処理を説明する。
図7は、実施の形態2に係る提示情報生成装置100Aの処理の一例を示すフローチャートである。
提示情報生成装置100Aは、例えば外部から開始指令を受けると処理を開始し、ループ処理を開始する。
ループ処理においては、図7に示すステップST210からステップST260までの処理を繰り返す。
まず、情報取得部110Aは、情報取得処理を実行する(ステップST210)。
具体的には、情報取得部110Aは、実施の形態1の情報取得部110と同様に換気設備情報を取得する、ことに加え、センサ部30からセンサデータを取得する。
次に、乗員検出部120は、乗員検出処理を実行する(ステップST220)。
具体的には、乗員検出部120は、情報取得部110Aを介してセンサ部30からセンサデータを取得する。乗員検出部120は、センサデータを用いて乗用かごにおける乗員を検出する。乗員検出部120は、検出した乗員を示す乗員情報を出力する。
次に、空気流れ算出部130Aは、空気流れ算出処理を実行する(ステップST230)。
具体的には、空気流れ算出部130Aは、まず、換気設備情報および乗員情報を取得する。このとき、空気流れ算出部130Aは、乗員検出部120から乗員情報を取得する。空気流れ算出部130Aは、次に、換気設備情報および乗員情報を用いて、乗用かごにおける空気の流れに関する空気流れ情報を出力する。
次に、提示情報生成部150Aは、提示情報生成処理を実行する(ステップST240)。
具体的には、提示情報生成部150Aは、空気流れ情報を用いて空気流れ画像を含む提示情報を生成する。
さらに具体的には、提示情報生成部150Aは、まず、空気流れ算出部130Aから空気流れ情報を取得する。提示情報生成部150Aは、次に、空気流れ情報を用いて、画像データベース400Aを参照し、空気流れ画像を含む提示情報を生成する。
また、提示情報生成部150Aは、乗員情報をさらに用いて、乗用かごにおける空気流れの状態を示す空気流れ画像を含む提示情報を生成してもよい。
提示情報生成部150Aは、空気流れ画像を含む提示情報を出力する。
次に、提示情報出力部160は、提示情報出力処理を実行する(ステップST250)。
具体的には、提示情報出力部160は、提示情報生成部150Aから空気流れ画像を含む提示情報を取得し、取得した空気流れ画像を含む提示情報を提示装置200へ出力する。
次に、提示情報生成装置100Aにおいて図示しない制御部は、外部からの終了指令があるかを確認する(ステップST260)。
終了指令がない場合(ステップST260“NO”)、提示情報生成装置100Aは、ステップST110からの処理を繰り返す。
終了指令がある場合(ステップST260“YES”)、提示情報生成装置100Aにおける処理を終了する。
本開示に係る提示情報生成装置において、前記乗用かごにおける乗員を検出する乗員検出部を備え、前記空気流れ算出部は、前記乗員検出部により検出された乗員を示す乗員情報を、さらに用いて、前記乗用かごにおける空気の流れに関する空気流れ情報を出力する、ように構成した。
これにより、さらに、乗員を考慮した空気の流れを示す提示情報を生成することができる、という効果を奏する。
本開示に係る提示情報生成装置において、前記提示情報生成部は、前記乗員情報をさらに用いて、前記乗用かごにおける空気流れの状態を示す空気流れ画像を生成する、ように構成した。
これにより、さらに、乗員情報に応じた画像を含む提示情報を生成することができる、という効果を奏する。
本開示に係る提示情報生成装置において、前記乗員情報は、前記乗用かごにおける乗員がいる位置を示す位置情報を含み、前記提示情報生成部は、前記乗用かごにおける乗員の位置とともに当該乗用かごにおける空気流れの状態を示す空気流れ画像を生成する、ように構成した。
これにより、さらに、乗用かごにおける乗員位置を示す画像を含む提示情報を生成することができる、という効果を奏する。
本開示に係る提示情報生成装置において、前記乗員情報は、体格情報を含み、前記空気流れ算出部は、前記体格情報をさらに用いて、前記乗用かごにおける空気の流れに関する空気流れ情報を出力し、前記提示情報生成部は、前記乗用かごにおける乗員の体格とともに当該乗用かごにおける空気流れの状態を示す空気流れ画像を生成する、ように構成した。
これにより、さらに、乗員の体格を示す画像を含む提示情報を生成することができる。
という効果を奏する。
実施の形態3.
実施の形態3は、さらに、乗用かごの運行を考慮して乗用かごにおける空気の流れを求め、空気の流れを示す提示情報を生成する形態である。
実施の形態3の説明においては、実施の形態1または実施の形態2において既に説明した構成についての説明を、適宜省略する。
図8は、本開示の実施の形態3に係る提示情報生成装置100Bおよびこれを含む情報提示システム1Bとその周辺装置を示す図である。
図8に示す情報提示システム1Bは、さらに、乗用かご運行制御部40と通信可能に接続されている。
乗用かご運行制御部40は、乗用かごの運行を制御する。
乗用かご運行制御部40は、乗用かごの運行に関する運行情報を出力する。
運行情報は、運行状態または運行状況であり、例えば、速度、移動方向などの情報である。
図8に示す情報提示システム1Bは、提示情報生成装置100B、空気流れ情報データベース300B、画像データベース400B、および、提示装置200、を含む。
提示装置200は、図1に示す提示装置200と同様であり、その説明を省略する。
提示情報生成装置100Bは、換気設備情報、乗員情報、および、運行情報を用いてかご室内の空気流れを取得し、空気流れを可視化した提示情報を生成する。
提示情報生成装置100Bの構成の説明は、後述する。
空気流れ情報データベース300Bは、乗用かごにおける状態または状況を示す情報と空気流れ情報とを関係付けて予め記憶している。
乗用かごにおける状態または状況を示す情報は、実施の形態3においては換気設備情報、乗員情報および運行情報である。
空気流れ情報は、例えば、換気率である。換気率は、例えば換気設備の稼働状態および稼働状況と、乗用かごの運行状態および運行状況と、乗員情報(乗員の人数、乗員の位置、乗員の体格など)とを用いて求めることができる。具体的には、まず、換気設備の稼働状態および稼働状況と、乗用かごの運行状態および運行状況とに応じて、時間単位の換気量が得られる。次に、時間単位の換気量、乗員情報(乗員の人数、乗員の位置、乗員の体格など)に基づく換気に要する時間、乗用かごの扉が閉まってからの時間などを用いて求めることができる。
また、空気流れ情報は、例えば、換気設備の稼働状態および稼働状況に応じた空気の流れを示す情報である。具体的には、例えば、天井中央部の換気設備と床中央部の換気設備とが稼働している場合に生じる、上下方向の空気の流れを示す情報である。
また、空気流れ情報は、例えば、乗用かごの運行状態および運行状況に応じた空気の流れを示す情報である。具体的には、例えば、扉が開いていた時間に応じた換気量および空気の流れを示す情報、上昇または下降に伴う換気量および空気の流れを示す情報である。
画像データベース400Bは、図1に示した画像データベース400と同様であり、ここでの詳細な説明を省略する。
提示情報生成装置100Bの構成について説明する。
図8に示す提示情報生成装置100Bは、情報取得部110B、乗員検出部120、空気流れ算出部130B、提示情報生成部150B、および、提示情報出力部160、を含む。
情報取得部110Bは、さらに、運行情報を取得する。
具体的には、情報取得部110Bは、乗用かご運行制御部40から運行情報を取得する。
乗員検出部120Bは、図5に示した乗員検出部120と同様であり、詳細な説明を省略する。
空気流れ算出部130Bは、乗用かごの運行状況または乗用かごの運行状態を示す運行情報を取得し、当該運行情報をさらに用いて、乗用かごにおける空気の流れに関する空気流れ情報を出力する。これは、乗用かごの移動に応じてかご室内の空気流れが変化して換気に影響を与える場合があり、このことを考慮して空気流れを求めようとするものである。
図8に示す空気流れ算出部130Bは、換気設備情報、乗員情報および運行情報を用いて、空気流れ情報データベース300Bを参照して空気流れ情報を出力する。
なお、空気流れ算出部130Bは、換気設備情報、乗員情報および運行情報を用いて、AI技術を用いて予め学習されたモデルにより、空気流れ情報を出力するものであってもよい。
提示情報生成部150Bは、実施の形態1の提示情報生成部150または実施の形態2の提示情報生成部150Aと同様に、空気流れ画像を含む提示情報を生成する。
また、提示情報生成部150Bは、さらに、運行情報を用いて提示情報を生成してもよい。例えば、提示情報には、乗用かごが停止中に開いた扉の時間とともに換気されたことを示す画像が含まれる。
提示情報出力部160は、図1に示した提示情報出力部160と同様であり、説明を省略する。
実施の形態3に係る提示情報生成装置100Bの処理を説明する。
図9は、実施の形態3に係る提示情報生成装置100Bの処理の一例を示すフローチャートである。
提示情報生成装置100Bは、例えば外部から開始指令を受けると処理を開始し、ループ処理を開始する。
ループ処理においては、図9に示すステップST310からステップST360までの処理を繰り返す。
まず、情報取得部110Bは、情報取得処理を実行する(ステップST310)。
具体的には、情報取得部110Bは、実施の形態2の情報取得部110Aと同様に換気設備情報およびセンサデータを取得する、ことに加え、乗用かご運行制御部40から運行情報を取得する。
次に、乗員検出部120Bは、乗員検出処理を実行する(ステップST320)。
具体的には、乗員検出部120Bは、情報取得部110Bを介してセンサ部30からセンサデータを取得する。乗員検出部120Bは、センサデータを用いて乗用かごにおける乗員を検出する。乗員検出部120Bは、検出した乗員を示す乗員情報を出力する。
次に、空気流れ算出部130Bは、空気流れ算出処理を実行する(ステップST330)。
具体的には、空気流れ算出部130Bは、まず、換気設備情報、乗員情報および運行情報を取得する。空気流れ算出部130Bは、乗用かご運行制御部40から運行情報を取得する。空気流れ算出部130Bは、次に、換気設備情報、乗員情報および運行情報を用いて、乗用かごにおける空気の流れに関する空気流れ情報を出力する。
次に、提示情報生成部150Bは、提示情報生成処理を実行する(ステップST340)。
具体的には、提示情報生成部150Bは、空気流れ情報を用いて空気流れ画像を含む提示情報を生成する。
さらに具体的には、提示情報生成部150Bは、まず、空気流れ算出部130Bから空気流れ情報を取得する。提示情報生成部150Bは、次に、空気流れ情報を用いて、画像データベース400Bを参照し、空気流れ画像を含む提示情報を生成する。
また、提示情報生成部150Bは、運行情報をさらに用いて、乗用かごにおける空気流れの状態を示す空気流れ画像を含む提示情報を生成してもよい。
提示情報生成部150Bは、空気流れ画像を含む提示情報を出力する。
次に、提示情報出力部160は、提示情報出力処理を実行する(ステップST350)。
具体的には、提示情報出力部160は、提示情報生成部150Bから空気流れ画像を含む提示情報を取得し、取得した空気流れ画像を含む提示情報を提示装置200へ出力する。
次に、提示情報生成装置100Bにおいて図示しない制御部は、外部からの終了指令があるかを確認する(ステップST360)。
終了指令がない場合(ステップST360“NO”)、提示情報生成装置100Bは、ステップST110からの処理を繰り返す。
終了指令がある場合(ステップST360“YES”)、提示情報生成装置100Bにおける処理を終了する。
本開示に係る提示情報生成装置において、前記空気流れ算出部は、前記乗用かごの運行状況または前記乗用かごの運行状態を示す運行情報を取得し、当該運行情報をさらに用いて、前記乗用かごにおける空気の流れに関する空気流れ情報を出力する、ように構成した。
これにより、さらに、乗用かごの運行を考慮して、空気流れを示す画像を含む提示情報を生成することができる、という効果を奏する。
実施の形態4.
実施の形態4は、さらに、リアルタイムなセンサデータを用いて空気の流れを求める形態である。
実施の形態4の説明においては、実施の形態1、実施の形態2、または、実施の形態3において既に説明した構成についての説明を、適宜省略する。
図10は、本開示の実施の形態4に係る提示情報生成装置100Cおよびこれを含む情報提示システム1Cとその周辺装置を示す図である。
図10に示す情報提示システム1Cは、提示情報生成装置100C、空気流れ情報データベース300C、画像データベース400C、および、提示装置200、を含む。
提示装置200は、図1に示す提示装置200と同様であり、その説明を省略する。
提示情報生成装置100Cは、換気設備情報、乗員情報、運行情報、および、センサデータを用いてかご室内の空気流れを取得し、空気流れを可視化した提示情報を生成する。
空気流れを取得する際に用いられるセンサデータは、かご室内の空気環境を示すデータであり、例えば、温度、湿度、空気質などである。空気質は、例えば、二酸化炭素濃度、粒子状物質(PM1、PM2.5、PM10など)、VOC(有機化合物)濃度である。空気質は、例えばNDIR(非分散赤外吸収法)方式の赤外線センサを用いることで測定できる。
提示情報生成装置100Cの構成の説明は、後述する。
空気流れ情報データベース300Cは、乗用かごにおける状態または状況を示す情報と空気流れ情報とを関係付けて予め記憶している。
乗用かごにおける状態または状況を示す情報は、実施の形態4においては換気設備情報、乗員情報、運行情報、および、空気環境を示すセンサデータである。
空気流れ情報は、例えば、換気率である。換気率は、例えば換気設備の稼働状態および稼働状況と、乗用かごの運行状態および運行状況と、乗員情報(乗員の人数、乗員の位置、乗員の体格など)とを用いて求めることができる。具体的には、まず、換気設備の稼働状態および稼働状況と、乗用かごの運行状態および運行状況とに応じて、時間単位の換気量が得られる。次に、時間単位の換気量、乗員情報(乗員の人数、乗員の位置、乗員の体格など)に基づく換気に要する時間、乗用かごの扉が閉まってからの時間などを用いて求めることができる。
また、空気流れ情報は、例えば、換気設備の稼働状態および稼働状況に応じた空気の流れを示す情報である。具体的には、例えば、天井中央部の換気設備と床中央部の換気設備とが稼働している場合に生じる、上下方向の空気の流れを示す情報である。
また、空気流れ情報は、例えば、乗用かごの運行状態および運行状況に応じた空気の流れを示す情報である。具体的には、例えば、扉が開いていた時間に応じた換気量および空気の流れを示す情報、上昇または下降に伴う換気量および空気の流れを示す情報である。
また、空気流れ情報は、かご室内の位置ごとの空気の流れの方向を示す情報である。さらに、空気流れ情報は、かご室内の位置ごとの空気の流れの強さを含む情報でもよい。かご室内の位置は、かご室内の少なくとも2点以上の位置座標であればよく、2次元座標であっても3次元座標であってもよい。3次元座標である場合は、提示情報生成装置100により生成される提示情報により、かご室内の空気の流れを3次元的に可視化して提示することが可能である。かご室内の位置ごとの空気の流れは、空気環境を示すセンサデータを用いることで求めることができる。
画像データベース400Cは、図1に示した画像データベース400と同様であり、ここでの説明を省略する。
提示情報生成装置100Cの構成について説明する。
図10に示す提示情報生成装置100Cは、情報取得部110C、乗員検出部120C、空気流れ算出部130C、提示情報生成部150C、および、提示情報出力部160、を含む。
情報取得部110Cは、さらに、センサ部30からかご室内の空気環境を示すセンサデータを取得する。
乗員検出部120Cは、図5に示した乗員検出部120と同様であり、ここでの説明を省略する。
空気流れ算出部130Cは、さらに、かご室内の空気環境を考慮して空気流れを求める。
具体的には、空気流れ算出部130Cは、乗用かごにおけるかご室内の空気環境を示すセンサデータを取得し、当該センサデータをさらに用いて、乗用かごにおける空気の流れに関する空気流れ情報を出力する。
これは、乗用かごのかご室内、あるいは、かご内外の両方において、空気環境を示すセンサデータを計測することで、換気率や三次元的な空気の流れを取得できることを考慮したものである。
例えば、かご内外の温度差を計測することにより、かご内の温度が外の温度に近づく度合いを把握でき、これから換気の状況(空気の流れ)が推測できる。
また、例えば、二酸化炭素濃度の計測により、乗車人数から、換気がされない場合の二酸化炭素濃度の上昇が推定でき、推定値からの二酸化炭素濃度の減少度合いで、換気の状況(空気の流れ)が推測できる。
また、例えば、かご内の複数個所で、温度、湿度、二酸化炭素濃度、粒子状物体、VOC濃度などを計測し、その分布から、濃度が高いエリアから低いエリアに空気が流れるといった特性、温度または湿度が高いエリアから低いエリアに空気が流れるといった特性、などの特性を踏まえて、エリア間を移動する空気の流れを三次元的に把握することができる。
図10に示す空気流れ算出部130Cは、換気設備情報、乗員情報、運行情報、および、空気環境を示すセンサデータを用いて、空気流れ情報データベース300Cを参照して空気流れ情報を出力する。
なお、空気流れ算出部130Cは、換気設備情報、乗員情報、運行情報、および、空気環境を示すセンサデータを用いて、AI技術を用いて予め学習されたモデルにより、空気流れ情報を出力するものであってもよい。
また、空気流れ算出部130Cは、換気設備情報、乗員情報、および、運行情報と、空気流れ情報とを関連付ける空気流れ情報データベース300を参照して空気流れ情報を取得し、取得した空気流れ情報と空気環境を示すセンサデータとを用いて、AI技術を用いて予め学習されたモデルにより、空気流れ情報を出力するものであってもよい。
実施の形態4に係る提示情報生成装置100Cの処理を説明する。
図11は、実施の形態4に係る提示情報生成装置100Cの処理の一例を示すフローチャートである。
提示情報生成装置100Cは、例えば外部から開始指令を受けると処理を開始し、ループ処理を開始する。
ループ処理においては、ステップST410からステップST460までの処理を繰り返す。
まず、情報取得部110Cは、情報取得処理を実行する(ステップST410)。
具体的には、情報取得部110Cは、実施の形態3の情報取得部110Bと同様に換気設備情報、乗客を検出するためのセンサデータ、および、運行情報を取得する、ことに加え、センサ部30から空気環境を示すセンサデータを取得する。
次に、乗員検出部120Cは、乗員検出処理を実行する(ステップST420)。
具体的には、乗員検出部120Cは、情報取得部110Cを介してセンサ部30からセンサデータを取得する。乗員検出部120Cは、センサデータを用いて乗用かごにおける乗員を検出する。乗員検出部120Cは、検出した乗員を示す乗員情報を出力する。
次に、空気流れ算出部130Cは、空気流れ算出処理を実行する(ステップST430)。
具体的には、空気流れ算出部130Cは、まず、換気設備情報、乗員情報、運行情報、および、空気環境を示すセンサデータを取得する。空気流れ算出部130Cは、センサ部30からセンサデータを取得する。空気流れ算出部130Cは、次に、換気設備情報、乗員情報、運行情報、および、空気環境を示すセンサデータ用いて、乗用かごにおける空気の流れに関する空気流れ情報を出力する。
次に、提示情報生成部150Cは、提示情報生成処理を実行する(ステップST440)。
具体的には、提示情報生成部150Cは、空気流れ情報を用いて空気流れ画像を含む提示情報を生成する。
さらに具体的には、提示情報生成部150Cは、まず、空気流れ算出部130Cから空気流れ情報を取得する。提示情報生成部150Cは、次に、空気流れ情報を用いて、画像データベース400Cを参照し、空気流れ画像を含む提示情報を生成する。
また、提示情報生成部150Cは、運行情報をさらに用いて、乗用かごにおける空気流れの状態を示す空気流れ画像を含む提示情報を生成してもよい。
提示情報生成部150Cは、空気流れ画像を含む提示情報を出力する。
次に、提示情報出力部160は、提示情報出力処理を実行する(ステップST450)。
具体的には、提示情報出力部160は、提示情報生成部150Cから空気流れ画像を含む提示情報を取得し、取得した空気流れ画像を含む提示情報を提示装置200へ出力する。
次に、提示情報生成装置100Cにおいて図示しない制御部は、外部からの終了指令があるかを確認する(ステップST460)。
終了指令がない場合(ステップST460“NO”)、提示情報生成装置100Cは、ステップST110からの処理を繰り返す。
終了指令がある場合(ステップST460“YES”)、提示情報生成装置100Cにおける処理を終了する。
本開示に係る提示情報生成装置において、前記空気流れ算出部は、前記乗用かごにおけるかご室内の空気環境を示すセンサデータを取得し、当該センサデータをさらに用いて、前記乗用かごにおける空気の流れに関する空気流れ情報を出力する、ように構成した。
これにより、さらに、乗用かごのかご室内における空気環境を用いて、リアルタイムに変化する空気の流れに近い空気の流れを示す画像を提示することができる、という効果を奏する。
実施の形態5.
実施の形態5は、さらに、空気流れを用いて換気設備を制御する形態である。
実施の形態5の説明においては、実施の形態1、実施の形態2、実施の形態3、または、実施の形態4において既に説明した構成についての説明を、適宜省略する。
図12は、本開示の実施の形態5に係る提示情報生成装置100Dおよびこれを含む情報提示システム1Dとその周辺装置を示す図である。
図12に示す情報提示システム1Dは、提示情報生成装置100D、空気流れ情報データベース300D、画像データベース400D、および、提示装置200、を含む。
空気流れ情報データベース300Dは、図10に示した空気流れ情報データベース300Cと同様であり、ここでの詳細な説明を省略する。
画像データベース400Dは、図10に示した画像データベース400Cと同様であり、ここでの詳細な説明を省略する。
提示装置200は、図1に示す提示装置200と同様であり、その説明を省略する。
提示情報生成装置100Dの構成について説明する。
図12に示す提示情報生成装置100Dは、情報取得部110D、乗員検出部120D、空気流れ算出部130D、提示情報生成部150D、提示情報出力部160、および、換気指令部170を含む。
提示情報生成装置100Dは、新たに換気指令部170を備える。
情報取得部110Dは、図10に示した情報取得部110Cと同様であり、ここでの詳細な説明を省略する。
乗員検出部120Dは、図10に示した乗員検出部120Cと同様であり、ここでの詳細な説明を省略する。
空気流れ算出部130Dは、図10に示した空気流れ算出部130Cと同様であり、ここでの詳細な説明を省略する。
提示情報出力部160は、他の実施の形態における提示情報出力部160と同様であり、ここでの詳細な説明を省略する。
換気指令部170は、乗員情報または空気流れ情報に基づき、換気設備20Dに換気をさせるように指令する。
また、換気指令部170は、乗員情報および空気流れ情報に基づき、乗用かごの扉を開放させる時間を指令する。これにより、乗用かごのかご室内において短時間での換気が可能になる。
提示情報生成部150Dは、図10に示した提示情報生成部150Cと同様に提示情報を生成する。
また、提示情報生成部150Dは、換気指令部170が指令した時間を含む空気流れ画像を生成してもよい。これにより、例えば、乗用かごが停止する際に乗用かごの扉を開放させる時間を、換気が理由であることとともに提示するといった形態を実現できる。
実施の形態5に係る提示情報生成装置100Dの処理を説明する。
図13は、実施の形態5に係る提示情報生成装置100Dの処理の一例を示すフローチャートである。
提示情報生成装置100Dは、例えば外部から開始指令を受けると処理を開始し、ループ処理を開始する。
ループ処理においては、ステップST510からステップST570までの処理を繰り返す。
まず、情報取得部110Dは、実施の形態4と同様に、情報取得処理を実行する(ステップST510)。
次に、乗員検出部120Dは、実施の形態4と同様に、乗員検出処理を実行する(ステップST520)。
次に、空気流れ算出部130Dは、実施の形態4と同様に、空気流れ算出処理を実行する(ステップST530)。
次に、換気指令部170は、換気指令処理を実行する(ステップST540)。
換気指令部170は、乗員情報および空気流れ情報に基づいて換気を行うよう指令する。
具体的には、換気指令部170は、乗員情報および空気流れ情報を用いて換気設備20Dに対して換気を行うよう指令する。この場合、換気指令部170は、まず、乗員情報および空気流れ情報を取得する。換気指令部170は、次に、乗員情報を用いて、余剰スペース、乗員の顔の位置、乗員の顔の向きなどを算出する。換気指令部170は、次に、余剰スペース、乗員の顔の位置、乗員の顔の向きなどと空気流れ情報に基づいて、発生させるべき空気流れを算出する。換気指令部170は、次に、算出した空気流れを発生させる換気設備を決定する。換気指令部170は、次に、決定した換気設備20Dに対して換気するよう指令を行う。
また、換気指令部170は、乗員情報および空気流れ情報に基づき、乗用かごの扉を開放させる時間を指令する。この場合、換気指令部170は、さらに、例えば換気率が閾値を下回る場合、次に乗用かごの扉が開いた際に、扉を開放させる時間を決定する。換気指令部170は、次に、乗用かご運行制御部40Dに対して扉を開放させる時間を指令する。
次に、提示情報生成部150Dは、提示情報生成処理を実行する(ステップST550)。
提示情報生成部150Dは、提示情報生成処理を実行する際に、換気指令部170が指令した時間を含む空気流れ画像を生成して提示情報に含め、提示情報を提示情報出力部160へ出力する。
次に、提示情報出力部160は、実施の形態4と同様に、提示情報出力処理を実行する(ステップST560)。
次に、提示情報生成装置100Dにおいて図示しない制御部は、外部からの終了指令があるかを確認する(ステップST570)。
終了指令がない場合(ステップST570“NO”)、提示情報生成装置100Dは、ステップST110からの処理を繰り返す。
終了指令がある場合(ステップST570“YES”)、提示情報生成装置100Dにおける処理を終了する。
本開示に係る提示情報生成装置において、前記乗員情報または前記空気流れ情報に基づき、前記換気設備に換気をさせるように指令する換気指令部を備えるように構成した。
これにより、さらに、乗用かごにおける空気流れを考慮して換気設備に換気させる、提示情報生成装置を提供することができる、という効果を奏する。
本開示に係る提示情報生成装置において、前記換気指令部は、前記乗員情報または前記空気流れ情報に基づき、前記乗用かごの扉を開放させる時間を指令し、前記提示情報生成部は、前記換気指令部が指令した時間を含む空気流れ画像を出力する、ように構成した。
これにより、さらに、乗用かごの扉を開放させて換気させることができる、という効果を奏する。
実施の形態6.
実施の形態6は、さらに、実際の撮像画像に空気流れ画像を重畳して提示できるようにする形態である。
実施の形態6の説明においては、実施の形態1、実施の形態2、実施の形態3、実施の形態4、または、実施の形態5において説明した構成についての説明を、適宜省略する。
図14は、本開示の実施の形態6に係る提示情報生成装置100Eおよびこれを含む情報提示システム1Eとその周辺装置を示す図である。
図14に示す情報提示システム1Eは、提示情報生成装置100E、空気流れ情報データベース300E、画像データベース400E、および、提示装置200、を含む。
空気流れ情報データベース300Eは、図12に示した空気流れ情報データベース300Dと同様であり、ここでの詳細な説明を省略する。
画像データベース400Eは、図12に示した画像データベース400Dと同様であり、ここでの詳細な説明を省略する。
提示装置200は、図1に示す提示装置200と同様であり、その説明を省略する。
提示情報生成装置100Eの構成について説明する。
図14に示す提示情報生成装置100Eは、情報取得部110E、乗員検出部120E、空気流れ算出部130E、提示情報生成部150E、提示情報出力部160、および、換気指令部170を含む。
情報取得部110Eは、図12に示した情報取得部110Dと同様であり、ここでの詳細な説明を省略する。
乗員検出部120Eは、図12に示した乗員検出部120Dと同様であり、ここでの詳細な説明を省略する。
空気流れ算出部130Eは、図12に示した空気流れ算出部130Dと同様であり、ここでの詳細な説明を省略する。
提示情報出力部160は、他の実施の形態における提示情報出力部160と同様であり、ここでの詳細な説明を省略する。
換気指令部170は、図14に示した空気流れ算出部130Dと同様であり、ここでの詳細な説明を省略する。
提示情報生成部150Eは、乗用かごのかご室内が撮像された撮像画像を取得し、当該撮像画像に、乗用かごにおける空気流れの状態を示す空気流れ画像を重ねて出力する。
具体的には、提示情報生成部150Eは、まず、空気流れ情報とともに撮像画像を取得する。提示情報生成部150Eは、次に、空気流れ情報を用いて、画像データベース400Eを参照し、空気流れ画像を生成する。提示情報生成部150Eは、次に、撮像画像に空気流れ画像を重畳した画像を含む提示情報を生成する。
実施の形態6に係る提示情報生成装置100Eの処理を説明する。
図15は、実施の形態6に係る提示情報生成装置100Eの処理の一例を示すフローチャートである。
提示情報生成装置100は、例えば外部から開始指令を受けると処理を開始し、ループ処理を開始する。
ループ処理においては、ステップST610からステップST670までの処理を繰り返す。
まず、情報取得部110Eは、実施の形態5の情報取得処理と同様に、情報取得処理を実行する(ステップST610)。
次に、乗員検出部120Eは、実施の形態5の乗員検出処理と同様に、乗員検出処理を実行する(ステップST620)。
次に、空気流れ算出部130Eは、実施の形態5の空気流れ算出処理と同様に、空気流れ算出処理を実行する(ステップST630)。
次に、換気指令部170は、実施の形態5の換気指令処理と同様に、換気指令処理を実行する(ステップST640)。
次に、提示情報生成部150Eは、提示情報生成処理を実行する(ステップST650)。
具体的には、提示情報生成部150Eは、空気流れ情報を用いて空気流れ画像を含む提示情報を生成する。
さらに具体的には、提示情報生成部150Eは、まず、空気流れ算出部130Eから空気流れ情報を取得する。提示情報生成部150Eは、次に、空気流れ情報を用いて、画像データベース400Eを参照し、空気流れ画像を生成する。提示情報生成部150Eは、次に、センサ部30におけるカメラから撮像画像を取得する。提示情報生成部150Eは、次に、撮像画像に空気流れ画像を重畳した画像を生成する。提示情報生成部150Eは、次に、撮像画像に空気流れ画像を重畳した画像を含む提示情報を出力する。
次に、提示情報出力部160は、提示情報出力処理を実行する(ステップST660)。
次に、提示情報生成装置100Eにおいて図示しない制御部は、外部からの終了指令があるかを確認する(ステップST670)。
終了指令がない場合(ステップST670“NO”)、提示情報生成装置100Eは、ステップST110からの処理を繰り返す。
終了指令がある場合(ステップST670“YES”)、提示情報生成装置100Eにおいて処理を終了する。
本開示に係る提示情報生成装置において、前記提示情報生成部は、前記乗用かごのかご室内が撮像された撮像画像を取得し、当該撮像画像に、前記乗用かごにおける空気流れの状態を示す空気流れ画像を重ねて出力する、ように構成した。
これにより、さらに、乗用かごのかご室内における空気の実際の流れを認識しやすくなる、提示情報を生成することができる、という効果を奏する。
ここで、本開示に係る提示情報生成装置100により作成された提示情報を用いた提示例を説明する。
図16は、本開示に係る提示情報生成装置100により作成された提示情報を用いた第1の提示例を示す図である。
提示画像1000は、提示情報を用いて可視化した画像であり、提示装置200に提示される画像である。
提示画像1000には、矢印画像1010、矢印画像1020、メッセージ画像1030、人物画像1040が含まれている。
矢印画像1010および矢印画像1020は、空気流れを可視化するための画像である。かご室内の低い位置に描画された矢印画像1020は、かご室内の高い位置に描画された矢印画像1010に比べ、太く描画されている。これは、かご室内の低い位置を特に換気していることを提示している。
メッセージ画像1030は、例えば「小さなお子さんのために低層の空気を特に入れ換えています」といった乗員情報(乗員の体格)と空気流れ情報とを用いて生成された提示情報である。
また、メッセージ画像1030は、例えば「皆さんの口に入る空気は外部から循環しています」といったメッセージを示しており、空気流れ情報を用いて生成されたものである。
人物画像1040は、乗員情報(乗員の体格)を用いて生成された提示情報である。
図17は、本開示に係る提示情報生成装置100により作成された提示情報を用いた第2の提示例を示す図である。
提示画像1100は、提示情報を用いて提示装置200に提示される画像である。
提示画像1100には、矢印画像1110、矢印画像1120、メッセージ画像1130が含まれている。
矢印画像1110は、空気流れ情報を可視化した画像である。
矢印画像1120は、「下降中」との文字を含む画像であり、運行情報から生成された画像である。
メッセージ画像1130は、例えば「中央で下から上へ大きな風の流れを作っています」といった空気流れ情報に基づく画像である。
図18は、本開示に係る提示情報生成装置100により作成された提示情報を用いた第3の提示例を示す図である。
提示画像1200は、提示情報を用いて提示装置200に提示される画像である。
提示画像1200には、矢印画像1210、矢印画像1220、メッセージ画像1230が含まれている。
矢印画像1210は、空気流れ情報を可視化した画像である。
矢印画像1220は、「上昇中」との文字を含む画像であり、運行情報から生成された画像である。
メッセージ画像1230は、例えば「四隅で上から下に小さな風の流れを作っています」といった空気流れ情報に基づく画像である。
図19は、本開示に係る提示情報生成装置100により作成された提示情報を用いた第4の提示例を示す図である。
提示画像1300は、提示情報を用いて提示装置200に提示される画像である。
メッセージ画像1310は、例えば「この階でしばらく扉を開放し かご内の空気を入れ替えます」といった運行情報および空気流れ情報に基づく画像である。
図20は、本開示に係る提示情報生成装置100により作成された提示情報を用いた第5の提示例を示す図である。
提示画像1400は、提示情報を用いて提示装置200に提示される画像である。
メッセージ画像1410は、例えば「扉の開閉により かご内の80%の空気が入れ替わりました」といった空気流れ情報または空気環境を示すセンサデータに基づく画像である。
図21は、本開示に係る提示情報生成装置100により作成された提示情報を用いた第6の提示例を示す図である。
提示画像1500は、提示情報を用いて提示装置200に提示される画像である。
提示画像1500には、矢印画像1510、メッセージ画像1520、矢印画像1530、メッセージ画像1540、メッセージ画像1550が含まれている。
矢印画像1510は、空気流れ情報に基づく画像である。
メッセージ画像1520は、例えば「四隅:上から下に小さな風の流れ」といった、空気流れ情報に基づく画像である。
矢印画像1530は、空気流れ情報に基づく画像である。
メッセージ画像1540は、例えば、「中央:下から上へ大きな風の流れ」といった空気流れ情報に基づく画像である。
メッセージ画像1550は、例えば「この5秒間の上昇移動により、かご内すべての空気が入れ替わりました」といった、空気流れ情報および運行情報に基づく画像である。
図22は、本開示に係る提示情報生成装置100により作成された提示情報を用いた第7の提示例を示す図である。
提示画像1600は、提示情報を用いて提示装置200に提示される画像である。
提示画像1600には、撮像画像1610、空気流れ画像1620、メッセージ画像1630が含まれている。
撮像画像1610は、センサデータとしての監視カメラ画像である。
空気流れ画像1620は、撮像画像1610に重畳された空気の流れを示す画像である。
メッセージ画像1630は、例えば「中央部にて、下から上へ 大きな風の流れを作っています」といった、空気流れ情報に基づく画像である。
ここで、本開示に係る提示情報生成装置100(100A,100B,100C,100D,100E)の機能を実現するハードウェア構成を説明する。
図23は、本開示に係る提示情報生成装置100(100A,100B,100C,100D,100E)の機能を実現するためのハードウェア構成の第1の例を示す図である。
図24は、本開示に係る提示情報生成装置100(100A,100B,100C,100D,100E)の機能を実現するためのハードウェア構成の第2の例を示す図である。
本開示の提示情報生成装置100(100A,100B,100C,100D,100E)は、図23または図24に示されるようなハードウェアにより実現される。
提示情報生成装置100(100A,100B,100C,100D,100E)は、図23に示すように、プロセッサ10001、メモリ10002により構成される。
プロセッサ10001、メモリ10002は、例えば、コンピュータに搭載されているものである。
メモリ10002には、当該コンピュータを、情報取得部110(110A,110B,110C,110D,110E)、乗員検出部120(120B,120C,120D,120E)、空気流れ算出部130(130A,130B,130C,130D,130E)、提示情報生成部150(150A,150B,150C,150D,150E)、提示情報出力部160、換気指令部170、および、図示しない制御部として機能させるためのプログラムが記憶されている。メモリ10002に記憶されたプログラムをプロセッサ10001が読み出して実行することにより情報取得部110(110A,110B,110C,110D,110E)、乗員検出部120(120B,120C,120D,120E)、空気流れ算出部130(130A,130B,130C,130D,130E)、提示情報生成部150(150A,150B,150C,150D,150E)、提示情報出力部160、換気指令部170、および、図示しない制御部の機能が実現される。
また、メモリ10002または図示しない他のメモリにより、図示しない記憶部が実現される。
プロセッサ10001は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラまたはDSP(Digital Signal Processor)などを用いたものである。
メモリ10002は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)またはフラッシュメモリ等の不揮発性もしくは揮発性の半導体メモリであってもよいし、ハードディスクまたはフレキシブルディスク等の磁気ディスクであってもよいし、CD(Compact Disc)またはDVD(Digital VersatileDisc)等の光ディスクであってもよいし、光磁気ディスクであってもよい。
プロセッサ10001とメモリ10002とは、相互にデータを伝送することが可能な状態に接続されている。また、プロセッサ10001とメモリ10002とは、入出力インタフェース10003を介して他のハードウェアと相互にデータを伝送することが可能な状態に接続されている。
または、情報取得部110(110A,110B,110C,110D,110E)、乗員検出部120(120B,120C,120D,120E)、空気流れ算出部130(130A,130B,130C,130D,130E)、提示情報生成部150(150A,150B,150C,150D,150E)、提示情報出力部160、換気指令部170、および、図示しない制御部の機能は、図24に示すように、専用の処理回路10004により実現されるものであっても良い。
処理回路10004は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、SoC(System-on-a-Chip)またはシステムLSI(Large-Scale Integration)等を用いたものである。
また、メモリ10005または図示しない他のメモリにより、図示しない記憶部が実現される。
メモリ10005は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)またはフラッシュメモリ等の不揮発性もしくは揮発性の半導体メモリであってもよいし、ハードディスクまたはフレキシブルディスク等の磁気ディスクであってもよいし、CD(Compact Disc)またはDVD(Digital VersatileDisc)等の光ディスクであってもよいし、光磁気ディスクであってもよい。
処理回路10004とメモリ10005とは、相互にデータを伝送することが可能な状態に接続されている。また、処理回路10004とメモリ10005とは、入出力インタフェース10006を介して他のハードウェアと相互にデータを伝送することが可能な状態に接続されている。
なお、情報取得部110(110A,110B,110C,110D,110E)、乗員検出部120(120B,120C,120D,120E)、空気流れ算出部130(130A,130B,130C,130D,130E)、提示情報生成部150(150A,150B,150C,150D,150E)、提示情報出力部160、換気指令部170、および、図示しない制御部の機能をそれぞれ別の処理回路で実現しても良いし,まとめて処理回路で実現しても良い。
または、情報取得部110(110A,110B,110C,110D,110E)、乗員検出部120(120B,120C,120D,120E)、空気流れ算出部130(130A,130B,130C,130D,130E)、提示情報生成部150(150A,150B,150C,150D,150E)、提示情報出力部160、換気指令部170、および、図示しない制御部のうちの一部の機能がプロセッサ10001およびメモリ10002により実現され、かつ、残りの機能が処理回路10004により実現されるものであっても良い。
なお、本開示は、その発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、各実施の形態の任意の構成要素の変形、または各実施の形態の任意の構成要素の省略が可能である。
本開示に係る提示情報生成装置は、例えば建物に設けられた昇降機等の乗用かごにおいて情報を提示する情報提示システム等に用いるのに適している。
1、1A,1B,1C,1D,1E 情報提示システム、10(11,12,13,14,15,16,17) 換気設備、20,20D,20E 換気設備制御部、30 センサ部、31 重さセンサ、32 レーダセンサ、33 カメラ、34 温度センサ、35 湿度センサ、36 赤外線センサ、40,40D,40E 乗用かご運行制御部、100,100A,100B,100C,100D,100E 提示情報生成装置、110,110A,110B,110C,110D,110E 情報取得部、120,120B,120C,120D,120E 乗員検出部、130,130A,130B,130C,130D,130E 空気流れ算出部、150,150A,150B,150C,150D,150E 提示情報生成部、160 提示情報出力部、170 換気指令部、200 提示装置、210 表示部、220 音出力部、300,300A,300B,300C,300D,300E 空気流れ情報データベース、400,400A,400B,400C,400D,400E 画像データベース、1000,1100,1200,1300,1400,1500,1600 提示画像、1010,1020,1110,1120,1210,1220,1510,1530 矢印画像、1030,1130,1230,1310,1410,1520,1540,1550,1630 メッセージ画像、1040 人物画像、1610 撮像画像、1620 空気流れ画像、10001 プロセッサ、10002 メモリ、10003 入出力インタフェース、10004 処理回路、10005 メモリ、10006 入出力インタフェース。

Claims (12)

  1. 乗用かごにおける換気設備の状態を示す換気設備情報を取得し、当該換気設備情報を用いて、前記乗用かごのかご室内における空気の流れに関する空気流れ情報を出力する空気流れ算出部と、
    前記空気流れ算出部により出力された空気流れ情報を用いて、前記乗用かごにおける空気流れの状態を示す空気流れ画像を生成して出力する提示情報生成部と、
    前記提示情報生成部から出力された空気流れ画像を提示装置に提示させる提示情報出力部と、
    を備え
    前記換気設備は、前記乗用かごのかご室内における天井中央部と床中央部との間の空気の流れを少なくとも含む複数の空気の流れを発生させるように設けられており、
    前記空気流れ算出部は、
    さらに、前記乗用かごにおける状態と空気流れとの関係を予め記憶した空気流れ情報データベースを参照して、前記空気流れ情報を出力する、
    ことを特徴とする、提示情報生成装置。
  2. 前記乗用かごにおける乗員を検出する乗員検出部を備え、
    前記空気流れ算出部は、
    前記乗員検出部により検出された乗員を示す乗員情報を、さらに用いて、前記乗用かごにおける空気の流れに関する空気流れ情報を出力する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の提示情報生成装置。
  3. 前記提示情報生成部は、前記乗員情報をさらに用いて、前記乗用かごにおける空気流れの状態を示す空気流れ画像を生成する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の提示情報生成装置。
  4. 前記乗員情報は、前記乗用かごにおける乗員がいる位置を示す位置情報を含み、
    前記提示情報生成部は、前記乗用かごにおける乗員の位置とともに当該乗用かごにおける空気流れの状態を示す空気流れ画像を生成する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の提示情報生成装置。
  5. 前記乗員情報は、体格情報を含み、
    前記空気流れ算出部は、前記体格情報をさらに用いて、前記乗用かごにおける空気の流れに関する空気流れ情報を出力し、
    前記提示情報生成部は、前記乗用かごにおける乗員の体格とともに当該乗用かごにおける空気流れの状態を示す空気流れ画像を生成する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の提示情報生成装置。
  6. 前記空気流れ算出部は、
    前記乗用かごの運行状況または前記乗用かごの運行状態を示す運行情報を取得し、当該運行情報をさらに用いて、前記乗用かごにおける空気の流れに関する空気流れ情報を出力する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の提示情報生成装置。
  7. 前記空気流れ算出部は、
    前記乗用かごにおけるかご室内の空気環境を示すセンサデータを取得し、当該センサデータをさらに用いて、前記乗用かごにおける空気の流れに関する空気流れ情報を出力する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の提示情報生成装置。
  8. 前記提示情報生成部は、
    さらに、空気流れ情報と空気流れの状態を示す画像との関係を予め記憶した画像データベースを参照して、前記乗用かごにおける空気流れの状態を示す空気流れ画像を生成して出力する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の提示情報生成装置。
  9. 前記乗員情報または前記空気流れ情報に基づき、前記換気設備に換気をさせるように指令する換気指令部を備えた、
    ことを特徴とする請求項2に記載の提示情報生成装置。
  10. 前記換気指令部は、
    前記乗員情報または前記空気流れ情報に基づき、前記乗用かごの扉を開放させる時間を指令し、
    前記提示情報生成部は、
    前記換気指令部が指令した時間を含む空気流れ画像を出力する、
    ことを特徴とする請求項9に記載の提示情報生成装置。
  11. 前記提示情報生成部は、
    前記乗用かごのかご室内が撮像された撮像画像を取得し、当該撮像画像に、前記乗用かごにおける空気流れの状態を示す空気流れ画像を重ねて出力する、
    ことを特徴とする請求項1から請求項10のうちのいずれか1項に記載の提示情報生成装置。
  12. 空気流れ算出部が、乗用かごにおける換気設備の状態を示す換気設備情報を取得し、当該換気設備情報を用いて、前記乗用かごのかご室内における空気の流れに関する空気流れ情報を出力する空気流れ算出ステップと、
    提示情報生成部が、前記空気流れ算出部により算出された空気流れ情報を用いて、前記乗用かごにおける空気流れの状態を示す空気流れ画像を生成して出力する提示情報生成ステップと、
    提示情報出力部が、前記提示情報生成部から出力された空気流れ画像を提示装置に提示させる提示情報出力ステップと、
    を備え
    前記換気設備は、前記乗用かごのかご室内における天井中央部と床中央部との間の空気の流れを少なくとも含む複数の空気の流れを発生させるように設けられており、
    前記空気流れ算出部は、
    さらに、前記乗用かごにおける状態と空気流れとの関係を予め記憶した空気流れ情報データベースを参照して、前記空気流れ情報を出力する、
    ことを特徴とする
    た、提示情報生成方法。
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