JP7391281B2 - 提示情報生成装置、および、提示情報生成方法 - Google Patents
提示情報生成装置、および、提示情報生成方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7391281B2 JP7391281B2 JP2023553527A JP2023553527A JP7391281B2 JP 7391281 B2 JP7391281 B2 JP 7391281B2 JP 2023553527 A JP2023553527 A JP 2023553527A JP 2023553527 A JP2023553527 A JP 2023553527A JP 7391281 B2 JP7391281 B2 JP 7391281B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air flow
- information
- presentation
- presentation information
- passenger car
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 21
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 claims description 196
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 claims description 85
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 47
- SAZUGELZHZOXHB-UHFFFAOYSA-N acecarbromal Chemical compound CCC(Br)(CC)C(=O)NC(=O)NC(C)=O SAZUGELZHZOXHB-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 36
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 12
- CURLTUGMZLYLDI-UHFFFAOYSA-N Carbon dioxide Chemical compound O=C=O CURLTUGMZLYLDI-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 10
- 230000006870 function Effects 0.000 description 10
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 8
- 238000013473 artificial intelligence Methods 0.000 description 6
- 229910002092 carbon dioxide Inorganic materials 0.000 description 5
- 239000001569 carbon dioxide Substances 0.000 description 5
- 230000001174 ascending effect Effects 0.000 description 3
- 150000002894 organic compounds Chemical class 0.000 description 3
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 2
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 2
- 239000013618 particulate matter Substances 0.000 description 2
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 2
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 1
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 238000010420 art technique Methods 0.000 description 1
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 1
- 230000010354 integration Effects 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B66—HOISTING; LIFTING; HAULING
- B66B—ELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
- B66B1/00—Control systems of elevators in general
- B66B1/02—Control systems without regulation, i.e. without retroactive action
- B66B1/06—Control systems without regulation, i.e. without retroactive action electric
- B66B1/14—Control systems without regulation, i.e. without retroactive action electric with devices, e.g. push-buttons, for indirect control of movements
- B66B1/16—Control systems without regulation, i.e. without retroactive action electric with devices, e.g. push-buttons, for indirect control of movements with means for storing pulses controlling the movements of a single car or cage
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B66—HOISTING; LIFTING; HAULING
- B66B—ELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
- B66B11/00—Main component parts of lifts in, or associated with, buildings or other structures
- B66B11/02—Cages, i.e. cars
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B66—HOISTING; LIFTING; HAULING
- B66B—ELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
- B66B3/00—Applications of devices for indicating or signalling operating conditions of elevators
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Automation & Control Theory (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Air Conditioning Control Device (AREA)
Description
特許文献1の換気制御装置は、そもそも、換気装置に対して可変制御するにとどまり、上記課題を解決できない。
前記換気設備は、前記乗用かごのかご室内における天井中央部と床中央部との間の空気の流れを少なくとも含む複数の空気の流れを発生させるように設けられており、
前記空気流れ算出部は、
さらに、前記乗用かごにおける状態と空気流れとの関係を予め記憶した空気流れ情報データベースを参照して、前記空気流れ情報を出力する、
ことを特徴とする。
図1は、本開示の実施の形態1に係る提示情報生成装置100およびこれを含む情報提示システム1とその周辺装置を示す図である。
図2は、本開示に係る換気設備10の配置位置の例を示す図である。
図3は、本開示に係る提示装置200の構成例を示す図である。
情報提示システム1は、乗用かごにおける換気設備10を制御する換気設備制御部20と通信可能に接続されている。
換気設備10は、例えば、図2に示すように、天井隅部11、天井中央部12、床隅部13、床中央部14、壁部15、操作盤部16、手すり部17に配置されている。
換気設備制御部20は、換気設備情報を出力することができる。換気設備情報は、乗用かごにおける換気設備の状態または稼働状況を示す情報であり、例えば、オン、オフ、流量、および、流れの向きといった情報のうちの少なくとも1つを含む情報である。
提示情報生成装置100の構成の説明は、後述する。
乗用かごにおける状態または状況を示す情報は、実施の形態1においては換気設備情報である。
空気流れ情報は、例えば、換気率である。換気率は、例えば換気設備に応じた時間単位の換気量から求めることができる。
また、空気流れ情報は、例えば、換気設備の稼働状態および稼働状況に応じた空気の流れを示す情報である。具体的には、例えば、天井中央部の換気設備と床中央部の換気設備とが稼働している場合に生じる、上下方向の空気の流れを示す情報である。
画像データベース400が記憶する画像は、例えば、乗用かごのかご室内を示す2次元画像または3次元画像、空気流れを表現した空気流れ画像、および、空気流れをテキストで表現した空気流れ画像といった画像である。
空気流れ画像は、空気流れ情報と関連付けられて記憶されている。
すなわち、画像データベース400は、空気流れ情報と空気流れの状態を示す空気流れ画像との関係を予め記憶している。
提示装置200は、例えば図3に示すように、表示部210および音出力部220を含む。
表示部210は、例えばディスプレイであり、音出力部220は、例えばスピーカである。
図1に示す提示情報生成装置100は、情報取得部110、空気流れ算出部130、提示情報生成部150、および、提示情報出力部160、を含む。
具体的には、情報取得部110は、換気設備制御部20から換気設備情報を取得し、当該換気設備情報を空気流れ算出部130へ出力する。
かご室内の位置は、空気流れ情報データベース300の説明にて上述したとおり、かご室内の少なくとも2点以上の位置座標である。
空気流れ情報は、空気流れ情報データベース300の説明にて上述したとおり、かご室内の位置座標ごとの空気が流れる方向を示す情報である。また、空気流れ情報は、かご室内の位置座標ごとの空気が流れる強さを示す情報を含んでもよい。
空気流れ情報は、例えば座標を基準としたベクトルの形態で示すことができる情報である。
図1に示す空気流れ算出部130は、空気流れ情報データベース300を参照して空気流れ情報を出力する。
なお、空気流れ算出部130は、AI(Artificial Intelligence)技術を用いて予め学習されたモデルにより、換気設備情報から空気流れ情報を出力するものであってもよい。
図1に示す提示情報生成部150は、画像データベース400を参照して画像を取得し、取得した画像を用いて空気流れ画像を生成する。
提示情報生成部150は、例えば、乗用かごの画像に空気流れを示す矢印画像またはテキスト画像を重畳した画像を生成する。
図4は、実施の形態1に係る提示情報生成装置100の処理の一例を示すフローチャートである。
ループ処理においては、図4に示すステップST110からステップST150までの処理を繰り返す。
具体的には、情報取得部110は、換気設備制御部20から換気設備情報を取得し、当該換気設備情報を空気流れ算出部130へ出力する。
具体的には、空気流れ算出部130は、情報取得部110から換気設備情報を取得し、取得した換気設備情報を用いて、空気流れ情報データベース300を参照して乗用かごのかご室内の位置ごとにおける空気流れ情報を出力する。
具体的には、提示情報生成部150は、画像データベース400を参照して画像を取得し、取得した画像を用いて空気流れ画像を生成する。
提示情報生成部150は、乗用かごの画像に空気流れを示す矢印画像またはテキスト画像を重畳した画像を生成する。
提示情報生成部150は、空気流れ画像を含む提示情報を出力する。
具体的には、提示情報出力部160は、提示情報生成部150から空気流れ画像を含む提示情報を取得し、取得した空気流れ画像を含む提示情報を提示装置200へ出力する。
終了指令がない場合(ステップST150“NO”)、提示情報生成装置100は、ステップST110からの処理を繰り返す。
終了指令がある場合(ステップST150“YES”)、提示情報生成装置100において処理を終了する。
これにより、乗用かごにおける乗員が換気の状況を知ることができるような提示情報を生成する、提示情報生成装置を提供することができる、という効果を奏する。
これにより、さらに、換気の観点から乗用かごにおける乗員の推奨位置の候補を多くすることができる、という効果を奏する。
これにより、さらに、空気流れを算出する処理の負荷を軽減することができる、という効果を奏する。
これにより、さらに、例えば複数の画像を組み合わせて様々なパターンの空気流れ画像を出力することができる、という効果を奏する。
これにより、乗用かごにおける乗員が換気の状況を知ることができるような提示情報を生成する、提示情報生成方法を提供することができる、という効果を奏する。
実施の形態2は、さらに、乗用かごの乗員を考慮して乗用かごにおける空気の流れを求め、空気の流れを示す提示情報を生成する形態である。
実施の形態2の説明においては、実施の形態1において既に説明した構成についての説明を、適宜省略する。
図6は、本開示に係るセンサ部30が有するセンサの例を示す図である。
センサ部30は、図6に示すように、重さセンサ、レーダセンサ、カメラ(監視カメラ)、温度センサ、湿度センサ、赤外線センサなどの複数のセンサから構成されている。センサ部30を構成するセンサは、乗員かご、かご室内など乗員かごの運行に関係する位置に設置されている。
実施の形態2におけるセンサ部30は、センサデータを出力する。センサデータは、例えば、重さセンサから出力される乗用かごの重量値、かご室内に設置されたレーダセンサからかご室内の乗員までの距離、かご室内に設置されたカメラによる撮像画像、である。
提示装置200は、図1に示す提示装置200と同様であり、その説明を省略する。
乗員情報は、かご室内における乗員の位置、乗員の数、乗員の体格といった、かご室内の空気流れに影響する乗員に関する情報である。
提示情報生成装置100Aの構成の説明は、後述する。
乗用かごにおける状態または状況を示す情報は、実施の形態2においては換気設備情報および乗員情報である。
空気流れ情報は、例えば、換気率である。換気率は、例えば換気設備に応じた時間単位の換気量に加え、乗員情報(乗員の人数、乗員の位置、乗員の体格など)に基づく換気に要する時間、乗用かごの扉が閉まってからの時間などを用いて求めることができる。
また、空気流れ情報は、例えば、換気設備の稼働状態および稼働状況に応じた空気の流れを示す情報である。具体的には、例えば、天井中央部の換気設備と床中央部の換気設備とが稼働している場合に生じる、上下方向の空気の流れを示す情報である。
図5に示す提示情報生成装置100Aは、情報取得部110A、乗員検出部120、空気流れ算出部130A、提示情報生成部150A、および、提示情報出力部160、を含む。
センサデータは、例えば、重さセンサから出力される乗用かごの重量値、かご室内に設置されたレーダセンサからかご室内の乗員までの距離、かご室内に設置されたカメラによる撮像画像である。
具体的には、乗員検出部120は、情報取得部110Aを介してセンサ部30からセンサデータを取得する。乗員検出部120は、センサデータを用いて乗用かごにおける乗員を検出する。乗員検出部120は、検出した乗員を示す乗員情報を出力する。
乗員情報は、上述した乗員情報と同様に、乗用かごのかご室内における乗員の位置、乗員の数、乗員の体格といった、かご室内の空気流れに影響する乗員に関する情報である。
例えば、乗員情報に体格情報が含まれる場合、空気流れ算出部130Aは、体格情報をさらに用いて、乗用かごにおける空気の流れに関する空気流れ情報を出力する。
図5に示す空気流れ算出部130Aは、換気設備情報および乗員情報を用いて、空気流れ情報データベース300Aを参照して空気流れ情報を出力する。
なお、空気流れ算出部130Bは、換気設備情報および乗員情報を用いて、AI技術を用いて予め学習されたモデルにより、空気流れ情報を出力するものであってもよい。
具体的には、提示情報生成部150Aは、乗員情報に乗用かごにおける乗員がいる位置を示す位置情報が含まれる場合、乗用かごにおける乗員の位置とともに当該乗用かごにおける空気流れの状態を示す空気流れ画像(例えば図16、図17、図18における乗員画像を提示する提示例を参照)を生成する。
また、提示情報生成部150Aは、乗用かごにおける乗員の体格とともに当該乗用かごにおける空気流れの状態を示す空気流れ画像(例えば図16における人物画像1040を含む提示例を参照)を生成する。
図7は、実施の形態2に係る提示情報生成装置100Aの処理の一例を示すフローチャートである。
ループ処理においては、図7に示すステップST210からステップST260までの処理を繰り返す。
具体的には、情報取得部110Aは、実施の形態1の情報取得部110と同様に換気設備情報を取得する、ことに加え、センサ部30からセンサデータを取得する。
具体的には、乗員検出部120は、情報取得部110Aを介してセンサ部30からセンサデータを取得する。乗員検出部120は、センサデータを用いて乗用かごにおける乗員を検出する。乗員検出部120は、検出した乗員を示す乗員情報を出力する。
具体的には、空気流れ算出部130Aは、まず、換気設備情報および乗員情報を取得する。このとき、空気流れ算出部130Aは、乗員検出部120から乗員情報を取得する。空気流れ算出部130Aは、次に、換気設備情報および乗員情報を用いて、乗用かごにおける空気の流れに関する空気流れ情報を出力する。
具体的には、提示情報生成部150Aは、空気流れ情報を用いて空気流れ画像を含む提示情報を生成する。
さらに具体的には、提示情報生成部150Aは、まず、空気流れ算出部130Aから空気流れ情報を取得する。提示情報生成部150Aは、次に、空気流れ情報を用いて、画像データベース400Aを参照し、空気流れ画像を含む提示情報を生成する。
また、提示情報生成部150Aは、乗員情報をさらに用いて、乗用かごにおける空気流れの状態を示す空気流れ画像を含む提示情報を生成してもよい。
提示情報生成部150Aは、空気流れ画像を含む提示情報を出力する。
具体的には、提示情報出力部160は、提示情報生成部150Aから空気流れ画像を含む提示情報を取得し、取得した空気流れ画像を含む提示情報を提示装置200へ出力する。
終了指令がない場合(ステップST260“NO”)、提示情報生成装置100Aは、ステップST110からの処理を繰り返す。
終了指令がある場合(ステップST260“YES”)、提示情報生成装置100Aにおける処理を終了する。
これにより、さらに、乗員を考慮した空気の流れを示す提示情報を生成することができる、という効果を奏する。
これにより、さらに、乗員情報に応じた画像を含む提示情報を生成することができる、という効果を奏する。
これにより、さらに、乗用かごにおける乗員位置を示す画像を含む提示情報を生成することができる、という効果を奏する。
これにより、さらに、乗員の体格を示す画像を含む提示情報を生成することができる。
という効果を奏する。
実施の形態3は、さらに、乗用かごの運行を考慮して乗用かごにおける空気の流れを求め、空気の流れを示す提示情報を生成する形態である。
実施の形態3の説明においては、実施の形態1または実施の形態2において既に説明した構成についての説明を、適宜省略する。
図8に示す情報提示システム1Bは、さらに、乗用かご運行制御部40と通信可能に接続されている。
乗用かご運行制御部40は、乗用かごの運行を制御する。
乗用かご運行制御部40は、乗用かごの運行に関する運行情報を出力する。
運行情報は、運行状態または運行状況であり、例えば、速度、移動方向などの情報である。
提示装置200は、図1に示す提示装置200と同様であり、その説明を省略する。
提示情報生成装置100Bの構成の説明は、後述する。
乗用かごにおける状態または状況を示す情報は、実施の形態3においては換気設備情報、乗員情報および運行情報である。
空気流れ情報は、例えば、換気率である。換気率は、例えば換気設備の稼働状態および稼働状況と、乗用かごの運行状態および運行状況と、乗員情報(乗員の人数、乗員の位置、乗員の体格など)とを用いて求めることができる。具体的には、まず、換気設備の稼働状態および稼働状況と、乗用かごの運行状態および運行状況とに応じて、時間単位の換気量が得られる。次に、時間単位の換気量、乗員情報(乗員の人数、乗員の位置、乗員の体格など)に基づく換気に要する時間、乗用かごの扉が閉まってからの時間などを用いて求めることができる。
また、空気流れ情報は、例えば、換気設備の稼働状態および稼働状況に応じた空気の流れを示す情報である。具体的には、例えば、天井中央部の換気設備と床中央部の換気設備とが稼働している場合に生じる、上下方向の空気の流れを示す情報である。
また、空気流れ情報は、例えば、乗用かごの運行状態および運行状況に応じた空気の流れを示す情報である。具体的には、例えば、扉が開いていた時間に応じた換気量および空気の流れを示す情報、上昇または下降に伴う換気量および空気の流れを示す情報である。
図8に示す提示情報生成装置100Bは、情報取得部110B、乗員検出部120、空気流れ算出部130B、提示情報生成部150B、および、提示情報出力部160、を含む。
具体的には、情報取得部110Bは、乗用かご運行制御部40から運行情報を取得する。
図8に示す空気流れ算出部130Bは、換気設備情報、乗員情報および運行情報を用いて、空気流れ情報データベース300Bを参照して空気流れ情報を出力する。
なお、空気流れ算出部130Bは、換気設備情報、乗員情報および運行情報を用いて、AI技術を用いて予め学習されたモデルにより、空気流れ情報を出力するものであってもよい。
また、提示情報生成部150Bは、さらに、運行情報を用いて提示情報を生成してもよい。例えば、提示情報には、乗用かごが停止中に開いた扉の時間とともに換気されたことを示す画像が含まれる。
図9は、実施の形態3に係る提示情報生成装置100Bの処理の一例を示すフローチャートである。
ループ処理においては、図9に示すステップST310からステップST360までの処理を繰り返す。
具体的には、情報取得部110Bは、実施の形態2の情報取得部110Aと同様に換気設備情報およびセンサデータを取得する、ことに加え、乗用かご運行制御部40から運行情報を取得する。
具体的には、乗員検出部120Bは、情報取得部110Bを介してセンサ部30からセンサデータを取得する。乗員検出部120Bは、センサデータを用いて乗用かごにおける乗員を検出する。乗員検出部120Bは、検出した乗員を示す乗員情報を出力する。
具体的には、空気流れ算出部130Bは、まず、換気設備情報、乗員情報および運行情報を取得する。空気流れ算出部130Bは、乗用かご運行制御部40から運行情報を取得する。空気流れ算出部130Bは、次に、換気設備情報、乗員情報および運行情報を用いて、乗用かごにおける空気の流れに関する空気流れ情報を出力する。
具体的には、提示情報生成部150Bは、空気流れ情報を用いて空気流れ画像を含む提示情報を生成する。
さらに具体的には、提示情報生成部150Bは、まず、空気流れ算出部130Bから空気流れ情報を取得する。提示情報生成部150Bは、次に、空気流れ情報を用いて、画像データベース400Bを参照し、空気流れ画像を含む提示情報を生成する。
また、提示情報生成部150Bは、運行情報をさらに用いて、乗用かごにおける空気流れの状態を示す空気流れ画像を含む提示情報を生成してもよい。
提示情報生成部150Bは、空気流れ画像を含む提示情報を出力する。
具体的には、提示情報出力部160は、提示情報生成部150Bから空気流れ画像を含む提示情報を取得し、取得した空気流れ画像を含む提示情報を提示装置200へ出力する。
終了指令がない場合(ステップST360“NO”)、提示情報生成装置100Bは、ステップST110からの処理を繰り返す。
終了指令がある場合(ステップST360“YES”)、提示情報生成装置100Bにおける処理を終了する。
これにより、さらに、乗用かごの運行を考慮して、空気流れを示す画像を含む提示情報を生成することができる、という効果を奏する。
実施の形態4は、さらに、リアルタイムなセンサデータを用いて空気の流れを求める形態である。
実施の形態4の説明においては、実施の形態1、実施の形態2、または、実施の形態3において既に説明した構成についての説明を、適宜省略する。
図10は、本開示の実施の形態4に係る提示情報生成装置100Cおよびこれを含む情報提示システム1Cとその周辺装置を示す図である。
提示装置200は、図1に示す提示装置200と同様であり、その説明を省略する。
空気流れを取得する際に用いられるセンサデータは、かご室内の空気環境を示すデータであり、例えば、温度、湿度、空気質などである。空気質は、例えば、二酸化炭素濃度、粒子状物質(PM1、PM2.5、PM10など)、VOC(有機化合物)濃度である。空気質は、例えばNDIR(非分散赤外吸収法)方式の赤外線センサを用いることで測定できる。
提示情報生成装置100Cの構成の説明は、後述する。
乗用かごにおける状態または状況を示す情報は、実施の形態4においては換気設備情報、乗員情報、運行情報、および、空気環境を示すセンサデータである。
空気流れ情報は、例えば、換気率である。換気率は、例えば換気設備の稼働状態および稼働状況と、乗用かごの運行状態および運行状況と、乗員情報(乗員の人数、乗員の位置、乗員の体格など)とを用いて求めることができる。具体的には、まず、換気設備の稼働状態および稼働状況と、乗用かごの運行状態および運行状況とに応じて、時間単位の換気量が得られる。次に、時間単位の換気量、乗員情報(乗員の人数、乗員の位置、乗員の体格など)に基づく換気に要する時間、乗用かごの扉が閉まってからの時間などを用いて求めることができる。
また、空気流れ情報は、例えば、換気設備の稼働状態および稼働状況に応じた空気の流れを示す情報である。具体的には、例えば、天井中央部の換気設備と床中央部の換気設備とが稼働している場合に生じる、上下方向の空気の流れを示す情報である。
また、空気流れ情報は、例えば、乗用かごの運行状態および運行状況に応じた空気の流れを示す情報である。具体的には、例えば、扉が開いていた時間に応じた換気量および空気の流れを示す情報、上昇または下降に伴う換気量および空気の流れを示す情報である。
また、空気流れ情報は、かご室内の位置ごとの空気の流れの方向を示す情報である。さらに、空気流れ情報は、かご室内の位置ごとの空気の流れの強さを含む情報でもよい。かご室内の位置は、かご室内の少なくとも2点以上の位置座標であればよく、2次元座標であっても3次元座標であってもよい。3次元座標である場合は、提示情報生成装置100により生成される提示情報により、かご室内の空気の流れを3次元的に可視化して提示することが可能である。かご室内の位置ごとの空気の流れは、空気環境を示すセンサデータを用いることで求めることができる。
図10に示す提示情報生成装置100Cは、情報取得部110C、乗員検出部120C、空気流れ算出部130C、提示情報生成部150C、および、提示情報出力部160、を含む。
具体的には、空気流れ算出部130Cは、乗用かごにおけるかご室内の空気環境を示すセンサデータを取得し、当該センサデータをさらに用いて、乗用かごにおける空気の流れに関する空気流れ情報を出力する。
これは、乗用かごのかご室内、あるいは、かご内外の両方において、空気環境を示すセンサデータを計測することで、換気率や三次元的な空気の流れを取得できることを考慮したものである。
例えば、かご内外の温度差を計測することにより、かご内の温度が外の温度に近づく度合いを把握でき、これから換気の状況(空気の流れ)が推測できる。
また、例えば、二酸化炭素濃度の計測により、乗車人数から、換気がされない場合の二酸化炭素濃度の上昇が推定でき、推定値からの二酸化炭素濃度の減少度合いで、換気の状況(空気の流れ)が推測できる。
また、例えば、かご内の複数個所で、温度、湿度、二酸化炭素濃度、粒子状物体、VOC濃度などを計測し、その分布から、濃度が高いエリアから低いエリアに空気が流れるといった特性、温度または湿度が高いエリアから低いエリアに空気が流れるといった特性、などの特性を踏まえて、エリア間を移動する空気の流れを三次元的に把握することができる。
図10に示す空気流れ算出部130Cは、換気設備情報、乗員情報、運行情報、および、空気環境を示すセンサデータを用いて、空気流れ情報データベース300Cを参照して空気流れ情報を出力する。
なお、空気流れ算出部130Cは、換気設備情報、乗員情報、運行情報、および、空気環境を示すセンサデータを用いて、AI技術を用いて予め学習されたモデルにより、空気流れ情報を出力するものであってもよい。
また、空気流れ算出部130Cは、換気設備情報、乗員情報、および、運行情報と、空気流れ情報とを関連付ける空気流れ情報データベース300を参照して空気流れ情報を取得し、取得した空気流れ情報と空気環境を示すセンサデータとを用いて、AI技術を用いて予め学習されたモデルにより、空気流れ情報を出力するものであってもよい。
図11は、実施の形態4に係る提示情報生成装置100Cの処理の一例を示すフローチャートである。
提示情報生成装置100Cは、例えば外部から開始指令を受けると処理を開始し、ループ処理を開始する。
ループ処理においては、ステップST410からステップST460までの処理を繰り返す。
具体的には、情報取得部110Cは、実施の形態3の情報取得部110Bと同様に換気設備情報、乗客を検出するためのセンサデータ、および、運行情報を取得する、ことに加え、センサ部30から空気環境を示すセンサデータを取得する。
具体的には、乗員検出部120Cは、情報取得部110Cを介してセンサ部30からセンサデータを取得する。乗員検出部120Cは、センサデータを用いて乗用かごにおける乗員を検出する。乗員検出部120Cは、検出した乗員を示す乗員情報を出力する。
具体的には、空気流れ算出部130Cは、まず、換気設備情報、乗員情報、運行情報、および、空気環境を示すセンサデータを取得する。空気流れ算出部130Cは、センサ部30からセンサデータを取得する。空気流れ算出部130Cは、次に、換気設備情報、乗員情報、運行情報、および、空気環境を示すセンサデータ用いて、乗用かごにおける空気の流れに関する空気流れ情報を出力する。
具体的には、提示情報生成部150Cは、空気流れ情報を用いて空気流れ画像を含む提示情報を生成する。
さらに具体的には、提示情報生成部150Cは、まず、空気流れ算出部130Cから空気流れ情報を取得する。提示情報生成部150Cは、次に、空気流れ情報を用いて、画像データベース400Cを参照し、空気流れ画像を含む提示情報を生成する。
また、提示情報生成部150Cは、運行情報をさらに用いて、乗用かごにおける空気流れの状態を示す空気流れ画像を含む提示情報を生成してもよい。
提示情報生成部150Cは、空気流れ画像を含む提示情報を出力する。
具体的には、提示情報出力部160は、提示情報生成部150Cから空気流れ画像を含む提示情報を取得し、取得した空気流れ画像を含む提示情報を提示装置200へ出力する。
終了指令がない場合(ステップST460“NO”)、提示情報生成装置100Cは、ステップST110からの処理を繰り返す。
終了指令がある場合(ステップST460“YES”)、提示情報生成装置100Cにおける処理を終了する。
これにより、さらに、乗用かごのかご室内における空気環境を用いて、リアルタイムに変化する空気の流れに近い空気の流れを示す画像を提示することができる、という効果を奏する。
実施の形態5は、さらに、空気流れを用いて換気設備を制御する形態である。
実施の形態5の説明においては、実施の形態1、実施の形態2、実施の形態3、または、実施の形態4において既に説明した構成についての説明を、適宜省略する。
図12は、本開示の実施の形態5に係る提示情報生成装置100Dおよびこれを含む情報提示システム1Dとその周辺装置を示す図である。
空気流れ情報データベース300Dは、図10に示した空気流れ情報データベース300Cと同様であり、ここでの詳細な説明を省略する。
画像データベース400Dは、図10に示した画像データベース400Cと同様であり、ここでの詳細な説明を省略する。
提示装置200は、図1に示す提示装置200と同様であり、その説明を省略する。
図12に示す提示情報生成装置100Dは、情報取得部110D、乗員検出部120D、空気流れ算出部130D、提示情報生成部150D、提示情報出力部160、および、換気指令部170を含む。
提示情報生成装置100Dは、新たに換気指令部170を備える。
乗員検出部120Dは、図10に示した乗員検出部120Cと同様であり、ここでの詳細な説明を省略する。
空気流れ算出部130Dは、図10に示した空気流れ算出部130Cと同様であり、ここでの詳細な説明を省略する。
提示情報出力部160は、他の実施の形態における提示情報出力部160と同様であり、ここでの詳細な説明を省略する。
また、換気指令部170は、乗員情報および空気流れ情報に基づき、乗用かごの扉を開放させる時間を指令する。これにより、乗用かごのかご室内において短時間での換気が可能になる。
また、提示情報生成部150Dは、換気指令部170が指令した時間を含む空気流れ画像を生成してもよい。これにより、例えば、乗用かごが停止する際に乗用かごの扉を開放させる時間を、換気が理由であることとともに提示するといった形態を実現できる。
図13は、実施の形態5に係る提示情報生成装置100Dの処理の一例を示すフローチャートである。
提示情報生成装置100Dは、例えば外部から開始指令を受けると処理を開始し、ループ処理を開始する。
ループ処理においては、ステップST510からステップST570までの処理を繰り返す。
次に、乗員検出部120Dは、実施の形態4と同様に、乗員検出処理を実行する(ステップST520)。
次に、空気流れ算出部130Dは、実施の形態4と同様に、空気流れ算出処理を実行する(ステップST530)。
換気指令部170は、乗員情報および空気流れ情報に基づいて換気を行うよう指令する。
具体的には、換気指令部170は、乗員情報および空気流れ情報を用いて換気設備20Dに対して換気を行うよう指令する。この場合、換気指令部170は、まず、乗員情報および空気流れ情報を取得する。換気指令部170は、次に、乗員情報を用いて、余剰スペース、乗員の顔の位置、乗員の顔の向きなどを算出する。換気指令部170は、次に、余剰スペース、乗員の顔の位置、乗員の顔の向きなどと空気流れ情報に基づいて、発生させるべき空気流れを算出する。換気指令部170は、次に、算出した空気流れを発生させる換気設備を決定する。換気指令部170は、次に、決定した換気設備20Dに対して換気するよう指令を行う。
また、換気指令部170は、乗員情報および空気流れ情報に基づき、乗用かごの扉を開放させる時間を指令する。この場合、換気指令部170は、さらに、例えば換気率が閾値を下回る場合、次に乗用かごの扉が開いた際に、扉を開放させる時間を決定する。換気指令部170は、次に、乗用かご運行制御部40Dに対して扉を開放させる時間を指令する。
提示情報生成部150Dは、提示情報生成処理を実行する際に、換気指令部170が指令した時間を含む空気流れ画像を生成して提示情報に含め、提示情報を提示情報出力部160へ出力する。
次に、提示情報生成装置100Dにおいて図示しない制御部は、外部からの終了指令があるかを確認する(ステップST570)。
終了指令がない場合(ステップST570“NO”)、提示情報生成装置100Dは、ステップST110からの処理を繰り返す。
終了指令がある場合(ステップST570“YES”)、提示情報生成装置100Dにおける処理を終了する。
これにより、さらに、乗用かごにおける空気流れを考慮して換気設備に換気させる、提示情報生成装置を提供することができる、という効果を奏する。
これにより、さらに、乗用かごの扉を開放させて換気させることができる、という効果を奏する。
実施の形態6は、さらに、実際の撮像画像に空気流れ画像を重畳して提示できるようにする形態である。
実施の形態6の説明においては、実施の形態1、実施の形態2、実施の形態3、実施の形態4、または、実施の形態5において説明した構成についての説明を、適宜省略する。
図14は、本開示の実施の形態6に係る提示情報生成装置100Eおよびこれを含む情報提示システム1Eとその周辺装置を示す図である。
空気流れ情報データベース300Eは、図12に示した空気流れ情報データベース300Dと同様であり、ここでの詳細な説明を省略する。
画像データベース400Eは、図12に示した画像データベース400Dと同様であり、ここでの詳細な説明を省略する。
提示装置200は、図1に示す提示装置200と同様であり、その説明を省略する。
図14に示す提示情報生成装置100Eは、情報取得部110E、乗員検出部120E、空気流れ算出部130E、提示情報生成部150E、提示情報出力部160、および、換気指令部170を含む。
乗員検出部120Eは、図12に示した乗員検出部120Dと同様であり、ここでの詳細な説明を省略する。
空気流れ算出部130Eは、図12に示した空気流れ算出部130Dと同様であり、ここでの詳細な説明を省略する。
提示情報出力部160は、他の実施の形態における提示情報出力部160と同様であり、ここでの詳細な説明を省略する。
換気指令部170は、図14に示した空気流れ算出部130Dと同様であり、ここでの詳細な説明を省略する。
具体的には、提示情報生成部150Eは、まず、空気流れ情報とともに撮像画像を取得する。提示情報生成部150Eは、次に、空気流れ情報を用いて、画像データベース400Eを参照し、空気流れ画像を生成する。提示情報生成部150Eは、次に、撮像画像に空気流れ画像を重畳した画像を含む提示情報を生成する。
図15は、実施の形態6に係る提示情報生成装置100Eの処理の一例を示すフローチャートである。
提示情報生成装置100は、例えば外部から開始指令を受けると処理を開始し、ループ処理を開始する。
ループ処理においては、ステップST610からステップST670までの処理を繰り返す。
次に、乗員検出部120Eは、実施の形態5の乗員検出処理と同様に、乗員検出処理を実行する(ステップST620)。
次に、空気流れ算出部130Eは、実施の形態5の空気流れ算出処理と同様に、空気流れ算出処理を実行する(ステップST630)。
次に、換気指令部170は、実施の形態5の換気指令処理と同様に、換気指令処理を実行する(ステップST640)。
具体的には、提示情報生成部150Eは、空気流れ情報を用いて空気流れ画像を含む提示情報を生成する。
さらに具体的には、提示情報生成部150Eは、まず、空気流れ算出部130Eから空気流れ情報を取得する。提示情報生成部150Eは、次に、空気流れ情報を用いて、画像データベース400Eを参照し、空気流れ画像を生成する。提示情報生成部150Eは、次に、センサ部30におけるカメラから撮像画像を取得する。提示情報生成部150Eは、次に、撮像画像に空気流れ画像を重畳した画像を生成する。提示情報生成部150Eは、次に、撮像画像に空気流れ画像を重畳した画像を含む提示情報を出力する。
次に、提示情報生成装置100Eにおいて図示しない制御部は、外部からの終了指令があるかを確認する(ステップST670)。
終了指令がない場合(ステップST670“NO”)、提示情報生成装置100Eは、ステップST110からの処理を繰り返す。
終了指令がある場合(ステップST670“YES”)、提示情報生成装置100Eにおいて処理を終了する。
これにより、さらに、乗用かごのかご室内における空気の実際の流れを認識しやすくなる、提示情報を生成することができる、という効果を奏する。
図16は、本開示に係る提示情報生成装置100により作成された提示情報を用いた第1の提示例を示す図である。
提示画像1000は、提示情報を用いて可視化した画像であり、提示装置200に提示される画像である。
提示画像1000には、矢印画像1010、矢印画像1020、メッセージ画像1030、人物画像1040が含まれている。
矢印画像1010および矢印画像1020は、空気流れを可視化するための画像である。かご室内の低い位置に描画された矢印画像1020は、かご室内の高い位置に描画された矢印画像1010に比べ、太く描画されている。これは、かご室内の低い位置を特に換気していることを提示している。
メッセージ画像1030は、例えば「小さなお子さんのために低層の空気を特に入れ換えています」といった乗員情報(乗員の体格)と空気流れ情報とを用いて生成された提示情報である。
また、メッセージ画像1030は、例えば「皆さんの口に入る空気は外部から循環しています」といったメッセージを示しており、空気流れ情報を用いて生成されたものである。
人物画像1040は、乗員情報(乗員の体格)を用いて生成された提示情報である。
提示画像1100は、提示情報を用いて提示装置200に提示される画像である。
提示画像1100には、矢印画像1110、矢印画像1120、メッセージ画像1130が含まれている。
矢印画像1110は、空気流れ情報を可視化した画像である。
矢印画像1120は、「下降中」との文字を含む画像であり、運行情報から生成された画像である。
メッセージ画像1130は、例えば「中央で下から上へ大きな風の流れを作っています」といった空気流れ情報に基づく画像である。
提示画像1200は、提示情報を用いて提示装置200に提示される画像である。
提示画像1200には、矢印画像1210、矢印画像1220、メッセージ画像1230が含まれている。
矢印画像1210は、空気流れ情報を可視化した画像である。
矢印画像1220は、「上昇中」との文字を含む画像であり、運行情報から生成された画像である。
メッセージ画像1230は、例えば「四隅で上から下に小さな風の流れを作っています」といった空気流れ情報に基づく画像である。
提示画像1300は、提示情報を用いて提示装置200に提示される画像である。
メッセージ画像1310は、例えば「この階でしばらく扉を開放し かご内の空気を入れ替えます」といった運行情報および空気流れ情報に基づく画像である。
提示画像1400は、提示情報を用いて提示装置200に提示される画像である。
メッセージ画像1410は、例えば「扉の開閉により かご内の80%の空気が入れ替わりました」といった空気流れ情報または空気環境を示すセンサデータに基づく画像である。
提示画像1500は、提示情報を用いて提示装置200に提示される画像である。
提示画像1500には、矢印画像1510、メッセージ画像1520、矢印画像1530、メッセージ画像1540、メッセージ画像1550が含まれている。
矢印画像1510は、空気流れ情報に基づく画像である。
メッセージ画像1520は、例えば「四隅:上から下に小さな風の流れ」といった、空気流れ情報に基づく画像である。
矢印画像1530は、空気流れ情報に基づく画像である。
メッセージ画像1540は、例えば、「中央:下から上へ大きな風の流れ」といった空気流れ情報に基づく画像である。
メッセージ画像1550は、例えば「この5秒間の上昇移動により、かご内すべての空気が入れ替わりました」といった、空気流れ情報および運行情報に基づく画像である。
提示画像1600は、提示情報を用いて提示装置200に提示される画像である。
提示画像1600には、撮像画像1610、空気流れ画像1620、メッセージ画像1630が含まれている。
撮像画像1610は、センサデータとしての監視カメラ画像である。
空気流れ画像1620は、撮像画像1610に重畳された空気の流れを示す画像である。
メッセージ画像1630は、例えば「中央部にて、下から上へ 大きな風の流れを作っています」といった、空気流れ情報に基づく画像である。
図23は、本開示に係る提示情報生成装置100(100A,100B,100C,100D,100E)の機能を実現するためのハードウェア構成の第1の例を示す図である。
図24は、本開示に係る提示情報生成装置100(100A,100B,100C,100D,100E)の機能を実現するためのハードウェア構成の第2の例を示す図である。
本開示の提示情報生成装置100(100A,100B,100C,100D,100E)は、図23または図24に示されるようなハードウェアにより実現される。
プロセッサ10001、メモリ10002は、例えば、コンピュータに搭載されているものである。
メモリ10002には、当該コンピュータを、情報取得部110(110A,110B,110C,110D,110E)、乗員検出部120(120B,120C,120D,120E)、空気流れ算出部130(130A,130B,130C,130D,130E)、提示情報生成部150(150A,150B,150C,150D,150E)、提示情報出力部160、換気指令部170、および、図示しない制御部として機能させるためのプログラムが記憶されている。メモリ10002に記憶されたプログラムをプロセッサ10001が読み出して実行することにより情報取得部110(110A,110B,110C,110D,110E)、乗員検出部120(120B,120C,120D,120E)、空気流れ算出部130(130A,130B,130C,130D,130E)、提示情報生成部150(150A,150B,150C,150D,150E)、提示情報出力部160、換気指令部170、および、図示しない制御部の機能が実現される。
また、メモリ10002または図示しない他のメモリにより、図示しない記憶部が実現される。
プロセッサ10001は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラまたはDSP(Digital Signal Processor)などを用いたものである。
メモリ10002は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)またはフラッシュメモリ等の不揮発性もしくは揮発性の半導体メモリであってもよいし、ハードディスクまたはフレキシブルディスク等の磁気ディスクであってもよいし、CD(Compact Disc)またはDVD(Digital VersatileDisc)等の光ディスクであってもよいし、光磁気ディスクであってもよい。
プロセッサ10001とメモリ10002とは、相互にデータを伝送することが可能な状態に接続されている。また、プロセッサ10001とメモリ10002とは、入出力インタフェース10003を介して他のハードウェアと相互にデータを伝送することが可能な状態に接続されている。
処理回路10004は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、SoC(System-on-a-Chip)またはシステムLSI(Large-Scale Integration)等を用いたものである。
また、メモリ10005または図示しない他のメモリにより、図示しない記憶部が実現される。
メモリ10005は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)またはフラッシュメモリ等の不揮発性もしくは揮発性の半導体メモリであってもよいし、ハードディスクまたはフレキシブルディスク等の磁気ディスクであってもよいし、CD(Compact Disc)またはDVD(Digital VersatileDisc)等の光ディスクであってもよいし、光磁気ディスクであってもよい。
処理回路10004とメモリ10005とは、相互にデータを伝送することが可能な状態に接続されている。また、処理回路10004とメモリ10005とは、入出力インタフェース10006を介して他のハードウェアと相互にデータを伝送することが可能な状態に接続されている。
なお、情報取得部110(110A,110B,110C,110D,110E)、乗員検出部120(120B,120C,120D,120E)、空気流れ算出部130(130A,130B,130C,130D,130E)、提示情報生成部150(150A,150B,150C,150D,150E)、提示情報出力部160、換気指令部170、および、図示しない制御部の機能をそれぞれ別の処理回路で実現しても良いし,まとめて処理回路で実現しても良い。
Claims (12)
- 乗用かごにおける換気設備の状態を示す換気設備情報を取得し、当該換気設備情報を用いて、前記乗用かごのかご室内における空気の流れに関する空気流れ情報を出力する空気流れ算出部と、
前記空気流れ算出部により出力された空気流れ情報を用いて、前記乗用かごにおける空気流れの状態を示す空気流れ画像を生成して出力する提示情報生成部と、
前記提示情報生成部から出力された空気流れ画像を提示装置に提示させる提示情報出力部と、
を備え、
前記換気設備は、前記乗用かごのかご室内における天井中央部と床中央部との間の空気の流れを少なくとも含む複数の空気の流れを発生させるように設けられており、
前記空気流れ算出部は、
さらに、前記乗用かごにおける状態と空気流れとの関係を予め記憶した空気流れ情報データベースを参照して、前記空気流れ情報を出力する、
ことを特徴とする、提示情報生成装置。 - 前記乗用かごにおける乗員を検出する乗員検出部を備え、
前記空気流れ算出部は、
前記乗員検出部により検出された乗員を示す乗員情報を、さらに用いて、前記乗用かごにおける空気の流れに関する空気流れ情報を出力する、
ことを特徴とする請求項1に記載の提示情報生成装置。 - 前記提示情報生成部は、前記乗員情報をさらに用いて、前記乗用かごにおける空気流れの状態を示す空気流れ画像を生成する、
ことを特徴とする請求項2に記載の提示情報生成装置。 - 前記乗員情報は、前記乗用かごにおける乗員がいる位置を示す位置情報を含み、
前記提示情報生成部は、前記乗用かごにおける乗員の位置とともに当該乗用かごにおける空気流れの状態を示す空気流れ画像を生成する、
ことを特徴とする請求項3に記載の提示情報生成装置。 - 前記乗員情報は、体格情報を含み、
前記空気流れ算出部は、前記体格情報をさらに用いて、前記乗用かごにおける空気の流れに関する空気流れ情報を出力し、
前記提示情報生成部は、前記乗用かごにおける乗員の体格とともに当該乗用かごにおける空気流れの状態を示す空気流れ画像を生成する、
ことを特徴とする請求項3に記載の提示情報生成装置。 - 前記空気流れ算出部は、
前記乗用かごの運行状況または前記乗用かごの運行状態を示す運行情報を取得し、当該運行情報をさらに用いて、前記乗用かごにおける空気の流れに関する空気流れ情報を出力する、
ことを特徴とする請求項1に記載の提示情報生成装置。 - 前記空気流れ算出部は、
前記乗用かごにおけるかご室内の空気環境を示すセンサデータを取得し、当該センサデータをさらに用いて、前記乗用かごにおける空気の流れに関する空気流れ情報を出力する、
ことを特徴とする請求項1に記載の提示情報生成装置。 - 前記提示情報生成部は、
さらに、空気流れ情報と空気流れの状態を示す画像との関係を予め記憶した画像データベースを参照して、前記乗用かごにおける空気流れの状態を示す空気流れ画像を生成して出力する、
ことを特徴とする請求項1に記載の提示情報生成装置。 - 前記乗員情報または前記空気流れ情報に基づき、前記換気設備に換気をさせるように指令する換気指令部を備えた、
ことを特徴とする請求項2に記載の提示情報生成装置。 - 前記換気指令部は、
前記乗員情報または前記空気流れ情報に基づき、前記乗用かごの扉を開放させる時間を指令し、
前記提示情報生成部は、
前記換気指令部が指令した時間を含む空気流れ画像を出力する、
ことを特徴とする請求項9に記載の提示情報生成装置。 - 前記提示情報生成部は、
前記乗用かごのかご室内が撮像された撮像画像を取得し、当該撮像画像に、前記乗用かごにおける空気流れの状態を示す空気流れ画像を重ねて出力する、
ことを特徴とする請求項1から請求項10のうちのいずれか1項に記載の提示情報生成装置。 - 空気流れ算出部が、乗用かごにおける換気設備の状態を示す換気設備情報を取得し、当該換気設備情報を用いて、前記乗用かごのかご室内における空気の流れに関する空気流れ情報を出力する空気流れ算出ステップと、
提示情報生成部が、前記空気流れ算出部により算出された空気流れ情報を用いて、前記乗用かごにおける空気流れの状態を示す空気流れ画像を生成して出力する提示情報生成ステップと、
提示情報出力部が、前記提示情報生成部から出力された空気流れ画像を提示装置に提示させる提示情報出力ステップと、
を備え、
前記換気設備は、前記乗用かごのかご室内における天井中央部と床中央部との間の空気の流れを少なくとも含む複数の空気の流れを発生させるように設けられており、
前記空気流れ算出部は、
さらに、前記乗用かごにおける状態と空気流れとの関係を予め記憶した空気流れ情報データベースを参照して、前記空気流れ情報を出力する、
ことを特徴とする、
た、提示情報生成方法。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
PCT/JP2021/046692 WO2023112297A1 (ja) | 2021-12-17 | 2021-12-17 | 提示情報生成装置、および、提示情報生成方法 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPWO2023112297A1 JPWO2023112297A1 (ja) | 2023-06-22 |
JPWO2023112297A5 JPWO2023112297A5 (ja) | 2023-11-15 |
JP7391281B2 true JP7391281B2 (ja) | 2023-12-04 |
Family
ID=86773896
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2023553527A Active JP7391281B2 (ja) | 2021-12-17 | 2021-12-17 | 提示情報生成装置、および、提示情報生成方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7391281B2 (ja) |
WO (1) | WO2023112297A1 (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005089171A (ja) | 2003-09-19 | 2005-04-07 | Fujitec Co Ltd | イオン発生装置付きエレベータ |
JP2008127123A (ja) | 2006-11-17 | 2008-06-05 | Mitsubishi Electric Corp | クリーンエレベータ用のかご装置 |
JP2011257071A (ja) | 2010-06-09 | 2011-12-22 | Mitsubishi Electric Corp | 空気調和機 |
JP2014102005A (ja) | 2012-11-16 | 2014-06-05 | Mitsubishi Electric Corp | 空気調和機の室内機 |
-
2021
- 2021-12-17 JP JP2023553527A patent/JP7391281B2/ja active Active
- 2021-12-17 WO PCT/JP2021/046692 patent/WO2023112297A1/ja active Application Filing
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005089171A (ja) | 2003-09-19 | 2005-04-07 | Fujitec Co Ltd | イオン発生装置付きエレベータ |
JP2008127123A (ja) | 2006-11-17 | 2008-06-05 | Mitsubishi Electric Corp | クリーンエレベータ用のかご装置 |
JP2011257071A (ja) | 2010-06-09 | 2011-12-22 | Mitsubishi Electric Corp | 空気調和機 |
JP2014102005A (ja) | 2012-11-16 | 2014-06-05 | Mitsubishi Electric Corp | 空気調和機の室内機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPWO2023112297A1 (ja) | 2023-06-22 |
WO2023112297A1 (ja) | 2023-06-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6134641B2 (ja) | 画像認識機能を備えたエレベータ | |
US7683793B2 (en) | Time-dependent classification and signaling of evacuation route safety | |
JP7374398B1 (ja) | 提示情報生成装置、および、提示情報生成方法 | |
CN106241520B (zh) | 电梯的控制装置 | |
US11634300B2 (en) | Method for detecting an entry into an elevator car of an elevator system by a passenger | |
JP6661527B2 (ja) | エレベーターシステムおよびその制御方法 | |
JP6125842B2 (ja) | エレベータ運転制御装置 | |
JP6321245B1 (ja) | エレベータ保守作業支援システム | |
JP6713837B2 (ja) | 輸送機器制御システム、及び、輸送機器制御方法 | |
JP7391281B2 (ja) | 提示情報生成装置、および、提示情報生成方法 | |
JP5518388B2 (ja) | 免震構造部を有する建築物のエレベータの制御装置 | |
JP2005126184A (ja) | エレベーターの制御装置 | |
JP2015037988A (ja) | エレベータの制御装置及びエレベータシステム | |
US20200339137A1 (en) | Control device for motor vehicle, motor vehicle, associated control method and computer program | |
JP7343953B2 (ja) | 表示装置、これを含むエレベーター組立体及び画像処理方法 | |
JP2007119101A (ja) | エレベーターの音声誘導装置 | |
JP6825602B2 (ja) | エレベータ | |
JP6809500B2 (ja) | エレベータ | |
JP2019043755A (ja) | 昇降機点検システム、昇降機点検装置 | |
JP7437279B2 (ja) | エレベーター及びエレベーター制御方法 | |
JP6719357B2 (ja) | エレベータシステム | |
JP6777112B2 (ja) | エレベータ | |
TWI813198B (zh) | 上下車人數計數系統、上下車人數計數方法、及上下車人數計數程式 | |
JP6988639B2 (ja) | エレベータ | |
JP2019172431A (ja) | エレベータ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230904 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20230904 |
|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20230904 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20231024 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20231121 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7391281 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |