JP5484205B2 - 空気調和機 - Google Patents

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Description

本発明は、表示部を備える空気調和機に関するものである。
操作部等に表示部を備える従来の空気調和機として、例えば「部屋の奥行寸法を設定する奥行寸法設定手段と、部屋の縦断面を複数のゾーンに分割するゾーン分割手段を設けた。そして、特定のゾーンを指定するゾーン指定手段と、奥行寸法、分割された複数のゾーン、指定されたゾーンを表示する表示手段を設けた。更に、指定されたゾーンに対応した風向と風速に制御する風向・風速制御手段を設けた。」というものがある(例えば、特許文献1参照。)。
特開平4−263732号公報(要約、図1)
上記の特許文献1における空気調和機では、室内を分割したゾーン毎に風向及び風速を調整できるが、所定の大きさのゾーン毎の調整であるため、細かい範囲の調整はできなかった。また、室内の気流情報については知ることができなかった。例えば、室内の場所によって温度差があったり、障害物の影響で空気調和機からの気流が妨げられているなどの状況を把握することができなかった。
そのため、使用者は、室内の環境に応じた最適な空調設定を行うことができないという問題点があった。
本発明は、上記のような問題点を解決するためになされたもので、空気調和機が設置された室内の気流情報を把握することで、室内環境に応じた最適な空調設定ができる空気調和機を提供することを目的とする。
本発明における空気調和機は、空気調和機が設置された室内を撮像する撮像部と、前記撮像部が撮像した画像と前記室内の気流情報とを合成する画像処理を行う画像処理部と、前記画像処理部により前記画像処理をされ、前記気流情報を画像として含む画像情報を表示する表示部と、を備え、前記気流情報は、前記室内の気流の大きさを少なくとも含むことを特徴とするものである。
本発明により、空気調和機が設置された室内の気流情報を把握し、空調設定を変更することができるので、使用者にとって最適な空調設定にすることができる空気調和機を得ることができる。
本発明の実施の形態1における空気調和機のシステム構成図である。 本発明の実施の形態1における室内機の外観を示す概略図である。 本発明の実施の形態1における室内機の画像処理部の制御動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1におけるコントローラーの画像処理部の制御動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2におけるコントローラーの画像処理部の制御動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1における顔検出処理に用いられる識別関数である。 本発明の実施の形態1における二値矩形フィルターのイメージ図である。 本発明の実施の形態1における顔認証部の制御動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1におけるボタン式の操作部を備えたコントローラーである。 本発明の実施の形態1におけるタッチパネル式の表示部にボタンを設けたコントローラーである。 本発明の実施の形態1におけるタッチパネル式の表示部に室内の画像と気流情報とを合成した画像を表示した図である。 本発明の実施の形態1における表示部において、温度表示をタッチした場合の画面表示の図である。 本発明の実施の形態1におけるタッチパネル式の表示部において、風表示をタッチした場合の画面表示の図である。 本発明の実施の形態1における表示部において、室内の画像に気流情報及び画像処理の識別結果を合成したものを表示した図である。 本発明の実施の形態2におけるコントローラーである。
以下、本発明における空気調和機の一例について、図面を用いて詳細に説明する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1における空気調和機1のシステム構成図である。
空気調和機1は、室内機2と、コントローラー3とを備えている。また、室内機2は撮像部10、温度センサー11、画像処理部6b、通信部5b、空調制御部8及び空調変更部9を備えている。また、コントローラー3は、操作部4、通信部5a、画像処理部6a及び表示部7を備えている。
室内機2において、撮像部10は室内を撮像し、画像処理部6bは、撮像部10が撮像した画像から室内環境を把握するために必要な情報を検出する画像処理を行う。画像処理部6bが処理した情報は、通信部5bからコントローラー3の通信部5aに送信される。また、空調制御部8は、通信部5bが受信したコントローラー3の操作情報又は画像処理部6bから送られる情報に基づいて気流の温度、大きさ及び方向等の空調設定を制御する。空調変更部9は、空調制御部8からの指令に基づいて、ファンやモーター等を動作し、空調変更を行う。
コントローラー3に設けられた通信部5aは、通信部5bから送信された情報を受信し、画像処理部6aに送る。画像処理部6aは、通信部5aから送られた室内の画像情報及び温度センサー11の熱画像と、操作部4で設定された情報を合成し、使用者に表示させるために可視化する。表示部7は、画像処理部6aで処理された画像を表示する。
以下に空気調和機1のそれぞれの構成部分について、詳細に説明する。
図2(1)、(2)は、本発明の実施の形態1における空気調和機1に備えられた室内機2の外観を示す概略図である。室内機2の外観は、撮像部10、通信部5b、及び空調変更部9を備えている。また空調変更部9は、気流の風向きを変更する風向変更部9a、9b及び9cと、気流の大きさを変更するファンのモーター(図示せず)と、気流の温度を変更する熱交換器(図示せず)とを備えている。
撮像部10は室内全体を撮像するものであり、広域を撮像できることが望ましい。撮像部10は、広域撮像ができるものであれば、室内広域の画像を一度に取得できる。しかし、撮像部10は、視野が広角である場合は、レンズが高価になることが多く、安価なレンズでは撮像画像の周辺部が歪んだり暗くなることがある。
また、視野が広くないレンズを用いた撮像部10を使用し、撮像部10を可動式にして室内広域を撮像するようにしてもよい。視野が広くない撮像部10を可動させる場合は、撮像範囲を鮮明に撮像できる反面、室内全体を一度に撮像できないため、室内全体のリアルタイムな画像を取得できない。また、撮像範囲を考慮し、可動範囲を決めて可動する必要がある。
ここで、一般に室内機2が設置される位置は室内空間において天井に近い上部であることが多く、撮像部10が撮像する対象は室内機2よりも下方に位置している。そのため、撮像部10は、室内全体を撮像するために、撮像部10を図2に示すように室内機2の前面に配置し、撮像方向を水平より下向きに搭載することが好ましい。これにより、撮像対象を最も鮮明に撮像できる画像中央に配置しやすくなるため、撮像対象を鮮明に撮像することができる。
なお、撮像部10に設けられる撮像素子は、CMOSセンサーやCCDセンサー等があり、室内を撮像できるものであればよい。一般にCCDセンサーは消費電力が大きく価格も高いが感度が良いことから従来から多く使用されていた。一方、CMOSセンサーは低消費電力でCCDセンサーに比べて低価格だが感度が低かった。しかし、CMOSセンサーは近年の技術進化によりCCDセンサーと同等の感度を得ることができており、入力される各画素の情報を抽出できるため多くの製品に導入されている特徴がある。
次に、画像処理部6bについて詳細に説明する。
図3は、本発明の実施の形態1における画像処理部6bの制御動作を示すフローチャートである。
ステップS31において、画像処理部6bは、撮像部10が撮像した画像情報を取得する。そしてステップS32において、その画像情報の輝度情報を抽出する。そしてステップS33において、画像の中から必要とする情報、例えば顔を検出する。そして、顔認証部6dは、検出された顔が誰であるのかを識別する。
ここで、基本的な画像処理方法を用いたステップS33の顔検出処理について詳細に説明する。
撮像部10が撮像した撮像情報には、撮像情報を表現するためのRGB(Red:赤、Green:緑、Blue:青の頭文字)及びYUV(Y:輝度信号、U:青色成分の差分信号、V:赤色成分の差分信号の3要素により色を表現する方式)などの表現がある。ここで、人間は輝度Yの変化を色相UVの変化よりも気づきやすい性質であるため、輝度情報に多くの情報量を割り当てることにより少ないデータ量でも効率的に色を表現できる。そのため、本実施の形態1の画像処理においてYUV情報の輝度Yを利用する方法を例として用いる。
撮像部10で撮像した撮影情報YUVを取得し、輝度データYを抽出する。そして、抽出した輝度データYを用いて顔検出処理により顔か否かを判定して撮像画像の中から顔を検出する。
図6は、本発明の実施の形態1における顔検出処理に用いられる識別関数であり、大量の顔画像学習から得られるものである。この識別関数により、入力された輝度データYの任意の部分領域を走査することで、撮像部10が撮像した画像に顔が含まれているか否かを判定する。図6の例では、顔画像は識別関数の顔画像空間にマッピングされ、サッカーボールは非顔画像空間にマッピングされておりサッカーボールが顔でないと判定される。ここで、入力画像を識別関数に適用するために画像の輝度情報をパターン化する二値矩形フィルター14a〜14dを使用する。
図7は、本発明の実施の形態1における二値矩形フィルターのイメージ図である。この顔検出処理S33は撮像画像の全域にわたりサイズ未知の顔に適用するため、例えば、想定されるサイズの数に比例してフィルターを展開するとそのデータサイズが大きくなりプログラム実行の演算処理の負荷も大きいという特徴をもつ。
この顔検出処理S33において、顔を検出するだけでなく、撮像画像が男性か女性か、又は大人か子供かというような簡単な識別をすることもできる。しかし、画像から個人を特定することはできないため、後述する顔認証部6dにより個人を特定する処理を行う。
図8は、本発明の実施の形態1における顔認証部6dの制御動作を示すフローチャートである。ステップS81において、前述した図3のステップS33の顔検出処理により検出された情報を取得する。そして、ステップS82において、検出された顔の特徴点を抽出して数値化し、ステップS83において、その数値を正規化する。そして、ステップS84の顔認証処理において、その正規化された顔情報と、記憶部15aの登録情報の顔を比較し、照合する。そして、ステップS85において、ステップS84の照合結果から類似度が算出され、ステップS86において、その算出値によりどの顔であるかを判定する。
ここで、記憶部15aとは、顔画像情報とその顔情報に関連付けられた空調運転履歴や好みの空調設定の情報などを記憶したものである。例えば、氏名、年齢、性別、体質、好みの空調設定などの情報を顔情報と関連付けて予め記憶しておく。これにより、空気調和機1が設置された室内にいる人物の特徴情報を得ることができる。なお、記憶部15aは顔認証部6dの中でなくてもよく、空気調和機1の任意の場所に設けられている。
なお、顔認証部6dの顔認証処理は、ステップS33の顔検出処理により検出された顔が誰なのか特徴点を比較する処理であるため、処理の負荷はステップS33の顔検出処理に比べて小さい。また、近年製品化されている入退室管理向けなどセキュリティ用の顔認証においては顔を認証させないと通過できないため被撮像者は意識的に撮像部に近づき正面を向く。そのため、認証処理には有利な大きい画素を取得することができる。また、目をつぶってしまい認証されなかった場合も、認証されるまで何度か撮影できる。
ここで、画像処理部6bの処理について、ステップS33の顔検出処理及び顔認証部6dを例として説明したが、認証する対象は顔だけでなく手足など体のパーツであったり、ソファーやTVなど物体でもよい。例えば、手であれば手の動きを認証することでジェスチャー操作でき、壁やTVの位置がわかれば空調を必要としない無駄な方向への空調を無くすこともできる。
また、室内にある物体(人物も含む)を識別するために、例えば動き検出を行ってもよい。動き検出を用いることで、空気調和機1が設置されている室内に発生する動きの位置や大きさ、数などを識別し、その識別結果に応じて空調制御部8は風向や温度設定などを制御してもよい。
この動き検出について、いくつかの例を簡単に紹介する。例えば、事前に撮影してある背景画像と現在の画像との各画素の輝度値の差を計算し、その差が予め設定した閾値以上ある領域を動きのある領域として認証する方法がある。また、1フレーム前の画像と現フレームの画像との各画素の輝度値の差を計算し、その差が閾値以上ある領域を動きのある領域として認証する方法がある。また、非特許文献"Shadow Detection by Integrating Multiple Features", Kuo-Hua Lo and Mau-Tsuen Yang, Proceedings of 18th International Conference on Pattern Recognition 2006, Vol.1, pp 743-746に示されるように、背景からの変化領域中の影を除去した領域を人体の動きのある領域として認証する方法もある。
次に、図1の室内機2に搭載された通信部5bについて説明する。
通信部5bは、コントローラー3の通信部5aから送信された情報を受信して空調制御部8に出力したり、画像処理部6bから出力される情報を通信部5aへ送信する。
なお、通信部5bは、コントローラー3に搭載された通信部5aと互いに通信できるものであれば赤外線通信でも無線通信でもよい。
例えば、赤外線通信であれば750nm〜1000nmほどの近赤外帯域の赤外線通信が利用される。近赤外光は、室内の壁を透過できないため、送信側である発光部から発行された赤外光が受信側である受光部に届くように同一の部屋で使用され、近距離通信であることが多い。また、赤外線通信は、通信速度が遅い反面、発光と受光の部材が簡素で安価に構成される特徴がある。
一方、無線通信については、無線LAN(Local Area Network)通信、特定小電力通信など様々な規格があるが、本実施の形態1において無線方式の種類に限定はない。無線LANは、世界共通で使用できる2.4GHzの帯域の通信であり、パソコンをはじめ最も広く使用されている規格であり、汎用性があり高速で通信できる。しかし、消費電力が大きく通信距離も比較的短いという特徴があるので、世界共通で使用できる半面、電波が混雑して干渉することで電波障害が発生する可能性も持っている。
また、特定小電力通信は使用できる周波数帯域が国ごとに規制されており、汎用性は無線LANに比べて劣り、通信速度も遅い。しかし、例えば日本で使用する場合は、900MHzや400MHzなど無線LANよりも周波数帯が小さいため通信距離が長い特徴がある。
なお、一般には、高速通信を必要とする用途では無線LANが使用され、速度よりも距離を優先する用途では特定小電力通信を使用することが多い。
空調制御部8は、前述したように画像処理部6bが処理した情報に基づき、空気調和機1の室内機2から生成される気流の温度、大きさ及び方向などを自動で制御することができる。例えば、画像処理部6bが、室内機2が設置された室内に存在する人物を特定し、その人物の位置及び体勢などを特定する。そして、空調制御部8は、その人物の好みの空調設定、位置及び体勢などに基づいて空調設定を変更する。例えば、風当たりを嫌うお母さんがソファーに座っていると判断された場合、お母さんの体に直接気流が当たらないように、お母さんの存在する範囲を避けるように気流を調整すればよい。
また、前述したように画像処理部6bは、撮像された人物が男性か女性か、というような簡単な識別はできる。そのため、顔認証部6dにおいて顔認証ができず個人が特定できなかった場合でも、例えば撮像された人物が女性であれば、空調制御部8は、設定温度を上げるなどの自動制御をすることができる。
また、操作者が、コントローラー3を用いて空調設定を変更した場合、コントローラー3より送信された空調設定の情報を通信部5bが受信し、空調制御部8にその情報を送る。そして、空調制御部8は、その取得した情報の空調設定と一致するように空気調和機1の気流の温度、大きさ及び方向などを制御する。
図2(2)は、本発明の実施の形態1における空気調和機1の室内機2の空調変更時の様子を示した図である。空調変更部9は、空調制御部8の指令に基づいて、風向変更部9a、9b及び9cと、ファンのモーターと熱交換器とを動作させる。
例えば、気流を上向きに変更する場合、空調制御部8は、空調変更部9の風向を下向きから上向きに変更させればよい。
また、例えば室内に人が2人いて、それぞれ希望する空調設定が異なる場合は、図2(2)のように左右の風向変更部9a及び9bを独立して可動させればよい。ここで、風向変更部9aは風向を下向きにした様子を示しており、風向変更部9bは風向を下向きにした様子を示している。また、風向変更部9cは左右に風向を変更できるものであり、例えば複数のフィンで構成されている。
また、気流の大きさは、空調変更部9に設けられたファンのモーターの回転数を調整することで変更する。また、気流の温度は、空調変更部9に設けられた熱交換器の冷媒の温度を変更することで変更する。
次に、コントローラー3について説明する。
図1に示すように、コントローラー3は、操作部4、通信部5a、画像処理部6a及び表示部7により構成される。なお、本実施の形態1に示すコントローラー3は、リモートコントローラーであるが、室内機2に設けられていてもよく、表示部7のみ室内機2に設けてもよい。上記いずれの場合であっても、空気調和器1の操作を行えればよい。
また、表示部7は、カラーでもモノクロでもよい。カラーであれば視認性が良く高級感もあるが、表示部材が高価であり消費電力も大きい。そのため、ワイヤーレスとして使用することが多いコントローラー3に使用した場合、電池容量がすぐに低下してしまうため、例えば携帯電話のように充電システムが必要になる。
一方、モノクロであれば、カラーに比べて消費電力を抑えられるため充電式ではない乾電池で対応することも可能であるが、視認性は低くなる。
なお、表示部7に表示する内容は、テレビやビデオ動画のようにリアルタイムに表示する必要はない。例えば、操作部4が操作されて空気調和機1の空調設定が変更されたり、撮像部10が撮像する情報に変化が生じて画像処理部6aが変化した画像情報を表示部7に出力したときだけ表示内容を変更すればよい。そのため、表示部7は電子棚札などに使用されているメモリー液晶を使用してもよい。メモリー液晶は、書換え時は電力を消費するが、表示内容に変化が無いときは低消費電力である特徴を持つためコントローラー3の電池寿命を長くすることができる。
また、コントローラー3は、空気調和機1専用のものでなくても、操作部4、通信部5a、画像処理部6a及び表示部7として使用できるものを備えており、室内機2の通信部5bと通信できればよい。例えば、コントローラー3は、携帯電話又は、テレビとそのリモコンなどであってもよい。一般的な携帯電話であれば、ボタン式又はタッチパネル式の操作部、表示部、表示のための画像処理部及び通信部は必ず搭載されている。通信部については、多くの携帯電話に赤外線通信、Bluetooth通信又は無線LAN通信の機能が搭載されている。そのため、通信部をこれら通信に対応することで携帯電話をコントローラー3として使用することができる。
また、テレビとそのリモコンについても、一般的なテレビは表示部と画像処理部を備えており、操作部と通信部をリモコンに備えているので、携帯電話と同様に空気調和機1のコントローラー3の機能を実現することができる。
図9は、本発明の実施の形態1におけるコントローラー3の一例でありボタン式の操作部4aを備えたものである。
操作部4aは、空気調和機1の空調設定を変更するためのボタンであり、図1の操作部4に相当する。操作部4aが操作した内容は、通信部5aから室内機2の通信部5bに送信される。そして、通信部5bに送られた空調設定の内容は、空調制御部8に送られ、前述したように気流の温度、大きさ及び方向等が変更される。
図4は、本発明の実施の形態1における画像処理部6aの制御動作を示すフローチャートを示す。
上述した操作部4が操作した内容は、画像処理部6aにも出力される。ステップS41においてその操作内容と通信部5aが受信した画像情報を取得する。ステップS42において、その操作内容と画像情報を合成して、表示部7a(図1の表示部7に相当)に表示するための画像処理をして、表示部7aに処理結果を出力する。
ここで、図9に示すボタン式のコントローラー3の説明に戻る。以下に図9に示すコントローラー3の操作方法の例を示す。
例えば、風向を変更する場合は、ボタン(4)を押すと左向きに変わり、ボタン(2)を押すと上向きに変わるように予め各ボタンに動作内容を割り付けておく。また、温度を変更する場合、ボタン(8)を押すと設定温度が下がるように予め各ボタンに動作内容を割り付けておく。このようにボタン式では操作がシンプルであり、構成がシンプルなので安価である。また、ボタン式が優れている面として、操作したときのクリック感覚により操作を行ったことが確認できる点がある。
しかし、ボタン式では、ボタン数が限られているため、操作の自由度が低い。また、ボタン割り付けが必要なため、自由度を高くするために操作項目を多くするとそれに応じてボタン数が多くなる。例えば、細かく複雑な空調設定をする場合には、ボタン数を増やす必要がある。そのため、ボタンが小さくなったり、選択数が多くなるので、操作性が落ちることがある。
一方、後述するタッチパネル式では画面上に仮想ボタンを表示するため、ある操作場面で必要な操作ボタンだけを表示することで選択数を限定でき、さらにボタンサイズを年齢や好みに応じて変えることで操作性を向上できる。
前述したように、ボタン式が優れている面として、操作したときのクリック感覚がある。しかし、タッチパネル式においても表示部7に例えば振動パネルを搭載して、操作者が操作した場合、指先に振動刺激を与えることでクリック感覚を与えてもよい。
図10は、本発明の実施の形態1におけるコントローラー3の別の例であり、タッチパネル式の表示部7にボタンを設けたものである。
タッチパネル式ではコントローラー3を操作しようと意図しないでも表示部7に触れるだけで操作したものと誤動作する恐れがある。そのため、例えば操作部4b(図1の操作部4に相当)のようなボタンを設けて、この操作部4bを押すことでタッチパネルで操作した内容が有効となるように操作の開始と終了を特定してもよい。
図11は、本発明の実施の形態1におけるタッチパネル式の表示部7に室内の画像と気流情報とを合成した画像を表示した図である。
気流情報とは、例えば、気流の温度、大きさ及び方向等である。温度表示4cは表示部分の設定温度を表示してもよいが、表示部分の室内温度を表示してもよい。温度表示4cに室内温度を表示することで操作者は空調設定をどのように変更すべきか判断しやすくなる。例えば、室内機2の吹き出し温度は、操作者に当たる気流の温度に近いため、その温度を知ることで操作者にとってより快適な空調設定をすることができる。また、例えば、冷房運転時にその温度が低すぎる場合に、適切な空調設定に変更することで、健康を害することも少なくなり、省エネルギー化も期待できる。なお、温度表示4cは複数あってもよく、例えば天井付近、床付近及び操作者付近の温度を表示してもよい。
また、風表示4dは、空調制御部8から取得した気流の大きさ及び風向の設定情報に基づいて表示する。風表示4dは、図11に示すように気流の大きさ及び方向を矢印の方向や大きさで表現したり、風のイメージ画像を表示してもよい。また、表示部7がカラー対応の場合は、暖房であれば暖かみがでるように赤色やオレンジ色で風を表示し、冷房であれば水色や青色で風を表示してもよい。これにより、どのような運転モードで運転しているのか見た目で判別しやすくなる。なお、風表示4dは複数あってもよく、例えば天井付近、床付近及び操作者付近の気流を表示してもよい。
次に、空気調和機1の空調設定の変更方法の一例について図12及び図13を用いて説明する。
図12は、図11のようなタッチパネル式の表示部7において、温度表示4cをタッチした場合の画面表示の一例である。ここで、状態(1)は、室内機2から吹き出される気流の温度を表示している。この状態から空気調和機1の使用者が寒く感じて設定温度を上げたい場合、(1)の温度表示部分をタッチすると(2)の設定温度の選択肢が表示される。そして、変更したい温度にタッチすると、(3)に示すように数字が反転表示し、その温度に設定される。
図12に示す例では、現在の温度から0.5℃刻みに、上下2℃まで変更できる。なお、定常的に空気調和機を使用している状態であれば、例えば冷房運転時に0.5℃上げるだけでも寒さの体感は解消されることが多く、変更幅として2℃あれば対応できる。また、例えば2℃の温度変更がしたい場合は、設定後に再度温度表示4cをタッチすると、変更後の温度を中心に上下2℃まで変更できる。そのため、必ずしも上下2℃範囲までしか変更できないということはない。
また、図12の状態(3)において、タッチ後に表示部7をタッチしたまま22℃より下までスライドすると、表示される温度が22℃より高い温度にスライドして希望の温度を選択するまでスライドするようにしてもよい。
ここで、設定温度を変更する場合、温度表示4c部分以外でも表示部7の任意の場所をタッチし、その場所の設定温度を変更できるようにしてもよい。この場合、例えば表示部7の床付近をタッチし、図12に示したように温度設定をすると床付近の温度がその設定した温度になるように空調設定が行われる。そして、前述したように空調制御部8がその空調設定に基づき、空調変更部9を制御することで室内機2の気流の温度、大きさ及び風向等が変更される。これにより、希望する場所の温度を希望する温度にすることができる。ここで、後述する気流の変更と区別するために、タッチパネルを長押しした場合は温度を変更するような設定にしてもよい。
図13は、図11のようなタッチパネル式の表示部7において、風表示4dをタッチした場合の画面表示の一例である。なお、(1)〜(4)は、後述するように風表示4dの変化の様子を示している。
図13の状態(1)は、風表示4dであり、矢印の長さが気流の大きさを示し、矢印の方向が気流の方向を示している。この状態(1)から風量を変更する場合、矢印部分をタッチすると状態(2)のように矢印の元にドットが追加表示される。このドットは、気流が変更可能な状態になったことを示し、気流の大きさ及び方向を示す矢印の基準点を示している。そして、気流を大きくする場合、矢印をタッチしたまま矢印の先端方向にスライドすると状態(3)のように矢印が大きく表示される。そして、この変更内容が、通信部5a、通信部5bを経由して空調制御部8に送られる。そして、前述したように空調制御部8が、空調変更部9に含まれるファンのモーターの回転数を矢印の大きさに応じて変更させることで、気流の大きさを変更できる。
また、気流の方向を変更する場合、矢印をタッチしたまま回転させることで、ドットを基準として矢印が回転して、状態(4)に示すように希望する方向に気流を変更できる。あるいは、状態(2)において、矢印をスライドさせるのではなく、操作者の位置など気流が届いてほしい目標の場所をタッチすることで気流の方向や大きさを変更してもよい。
このように、室内画像に気流情報が合成されて表示されているため、室内の気流の状態が分かりやすく、操作者が希望する場所の気流の大きさ及び方向を自由に変更できる。また、従来の気流の設定方法は、気流の大きさが「強」、「中」、「弱」で、方向が「上」、「中」、「下」など固定であった。しかし、本実施の形態1の空気調和機1は、気流の設定自由度が大きく、きめ細やかな設定ができる。
また、撮像部10が撮像した画像に表示する温度表示4c及び風表示4dは、数値及び矢印ではなく色や形によりビジュアルで分かりやすく表示してもよい。例えば、温度については、ある特定の部分だけでなく撮像部の撮像範囲の温度分布を熱画像として表示してもよい。熱画像を表示することで、どの場所の温度が高いのか、どこに温度ムラがあるかなど、室内環境を分かりやすくできる。
ここで、熱画像とは赤外線カメラによる温度画像と同じように、温度情報を色分けして表示したものである。なお、その熱画像を表示するために、赤外線カメラのように高価なものを使用しなくても、サーモパイルセンサーを室内全体にわたり走査して、得られる温度情報を使用してもよい。また、サーモパイルセンサーが測定する温度だけでなく、風表示も同じように室内機から放出されて対象に届くまでの様子を色付きの矢印等で表現してもよい。この熱画像と撮像部の撮像画像は、切り替えて表示してもよいし、どちらか一方を透かして同時に表示してもよい。また、気流については前述したように気流の大きさを矢印の大きさや方向で表現したり、暖房であれば赤系、冷房であれば青系というように色情報で表現したり、加湿であれば霧状に降り注ぐように気流イメージの画像を表示画像生成してもよい。
図14は、本発明の実施の形態1における、室内の画像に気流情報及び画像処理部6bの識別結果を合成したものを表示した表示部7である。
画像処理部6bは前述したように、顔認証や動き認証等により室内の物体を識別することができるので、図14のように識別結果を撮像画像に表示してもよい。図14では、テレビ、ソファー、窓、お父さん及びお母さんという物体(家具及び人物等)の名称を識別して表示した例である。操作者は、表示された物体の画像と、識別結果として表示されたその物体の名称を確認することで、空気調和機1が室内環境を正しく識別しているかどうかを確認することができる。そして、識別結果として表示された物体の名称が誤っている場合は、正しい名称に修正することもできる。その修正方法は、例えば、誤っている識別結果をタッチすると、コメント入力モードとなり直接文字を入力できるようにする。そして、例えば「お父さん」を修正したい場合に「お父さん」をタッチすると「お母さん」、「子供」及び「お客様」という修正候補が複数表示され、正しい内容を選択できるようにする。
このように、空気調和機1が室内を撮像し、その撮像画像を用いて室内環境を識別して、その識別結果に応じて空調設定を自動制御している場合に、その識別結果及び空調設定を操作者は知ることができる。そして、その識別結果又は空調設定が誤っており、例えば無駄な運転をしている場合は、それを修正して無駄の無い適切な空調設定に変更することができる。
また、識別対象が人物である場合は、撮像部10が撮像した画像をそのまま表示するとプライバシーが損なわれることがある。そのため、識別結果を反映したアニメーション画像又はアイコン等の絵を表示してもよい。例えば、識別結果がお父さんであれば、男性の大人のアニメーション画像又はお父さんの似顔絵等を撮像画像に代えて表示してもよい。また、例えば、画像処理部6aにおいて画像の解像度を下げたり、あるいは予め用意した目、鼻、口、輪郭及び髪型等のパーツから、画像と類似したパーツを選定して、そのパーツを組み合わせてもよい。
また、操作者の識別結果が子供である場合、表示部7には例えば「チャイルドロック中」と表示し、子供が操作部4を操作してもその操作を無効にすることで、子供による誤操作を防止することができる。また、子供だけでなく特定の操作可能な登録者以外が操作した場合も、その操作を無効にすることで無駄な空調設定を抑制して省エネルギーな運転をすることができる。
また、室内機2の撮像部10が撮像した画像は、操作者の方向から見た室内の画像ではなく、室内機2の方向から見た画像である。そのため、画像処理部6bは、撮像された室内画像の識別結果に基づいて、操作者の位置を特定する。そして、操作者の方向から見た場合にどのように見えるか算出し、仮想的に操作者の方向から見た画像を生成して表示部7に表示してもよい。例えば図14のように、操作者の方向から、操作者及び室内機2を含む室内全体が見える仮想的な画像を表示部7に表示してもよい。
これにより操作者が気流の方向を操作するときに方向が分かりやすく、誤操作を防止することができる。また、実際には撮像できない室内機2を表示することで、室内機2から吹き出された気流がどこからどこに向かって吹いているのか分かりやすく表示することができる。また、撮像部10の撮像範囲を室内広域にすることで撮像部10周辺までを撮像でき、仮想的に表示する画像範囲を広域にまで対応することができる。
以上のように、空気調和機が設置された室内の気流情報を把握し、室内の画像とその気流情報を合成した表示部を用いて空調設定を変更することができるので、使用者にとって最適な空調設定にすることができる空気調和機を得ることができる。
実施の形態2.
本実施の形態2では、空気調和機1のコントローラー3に記憶部15b及び音声部13を搭載した例を説明する。
図15は、空気調和機1のコントローラー3に記憶部15b及び音声部13を搭載した例を示す図である。記憶部15bはデータベース等であり、後述するように、画像情報、認証結果、及び空調設定を記憶している。なお、記憶部15bの保存場所は、コントローラー3内部の動作用マイコンのメモリーであってもよいし、大容量で取り外し及び交換が可能なカード式であってもよい。また、図15ではボタン式のコントローラー3を示しているが、実施の形態1で説明したタッチパネルとボタンを併用したコントローラー3又はタッチパネル式のコントローラー3に、記憶部15b及び音声部13を搭載したものでもよい。
図5は、本実施の形態2におけるコントローラー3に搭載される画像処理部6cの制御動作を示すフローチャートである。
記憶部15bに情報を記憶させる場合、始めにステップS51において、撮像部10が撮像した画像情報を取得する。そして、ステップS52の情報認証において、その画像情報が記憶部15bにある画像情報と一致すれば、操作内容を画像情報と関連付けて記憶しておく。また、新しい人物を登録する場合は、コントローラー3から人物の認証結果(例えば、「お父さん」)を入力し、その名称と、撮像した画像情報の中の人物の画像情報を関連付けて記憶する。また、撮像した画像情報の人物が、記憶部15bになく、人物の入力もされなかった場合、未登録者として記憶する。
また、記憶部15bの情報を検索する場合、例えばコントローラー3に「お父さん」と入力すると、検索部12は、記憶部15bにある「お父さん」という認証結果に関連付けられた画像情報と空調設定を取得する。そして、表示部7は、その取得された画像情報と空調設定を表示する。その表示方法は、例えば、「お父さん」という認証結果に関連付けられた画像情報を表示し、その下に過去の空調設定の内容を撮像日時順に一覧表示する。そして、操作者はその一覧表示された空調設定から、一つを選択することで簡単に自分の好みの空調設定に変更することができる。なお、表示する画像情報は、撮像部10が撮像した画像をそのまま表示してもよいが、前述したように、画像の識別結果を反映したアニメーション画像又はアイコン等の絵を表示してもよい。
また、前述した顔認証や動き認証などにより、撮像部10が撮像した画像と記憶部15bの画像情報とが一致するという認証がされた場合、上記のような入力をしなくても、自動的にその画像情報に関連付けられた空調設定の候補を検索し、表示するようにしてもよい。
また、室内機2は、通常高い位置に取り付けられており、室内広域を撮像できるため、セキュリティ用として使用することができる。例えば、記憶部15bから「未登録者」を検索することで不審者画像を表示することができる。そして、前述のように通信部5aが無線LANなど、インターネットに接続できるものであれば、宅外にいても不審者がいることを不審者画像を添付して通知することもできる。
また、記憶部15bの情報を検索や閲覧、削除など操作できる対象者を予め登録しておき、その対象者以外は記録情報にアクセスできないようにしておくこともできる。これにより上記のようにセキュリティ用として撮像した画像を保護することができ、また、室内画像の閲覧に対してプライバシーを確保することもできる。
なお、以上に記憶部15bがコントローラー3に搭載された例を説明したが、記憶部15bは画像処理部6b内部であったり、空調制御部8の空調制御用マイコンに記憶してもよい。
また、前述した顔認証部6dの記憶部15aと記憶部15bは同じものであってもよいが、自動制御用に記憶部15aを用いて、検索用に記憶部15bを用いるというように使い分けてもよい。
また、音声部13には音声入力部と音声出力部があり、室内機2に搭載されていてもよいが、本実施の形態2ではコントローラー3に搭載した場合について説明する。実施の形態1では画像処理部6aによって人物を識別し、空調設定と合わせて表示する例を説明をしたが、表示内容を音声出力部より音声として出力してもよい。例えば、画像処理部6bの顔検出処理で検出した対象者の性別が男性である場合、一般に女性に比べて男性の方が暑がりであることが多いので、冷房運転開始時に「暑がりですか?」と音声で問いかける。そして、表示部7には、その問いかけの回答として「はい」ボタン又は「いいえ」ボタンをタッチパネルにより返答できるようにする。また、音声により回答してもよく、例えば「はい」という音声が音声入力部に入力され、音声認識により回答内容を判断してもよい。また、ボタン操作又は音声による回答でなくても、撮像部10に向かってジェスチャー操作して画像処理部6bがそのジェスチャー操作を識別してもよい。
このようにして、「暑がり」、「寒がり」などの空調設定の好みを操作者の画像情報と関連付けて、記憶部15bに記憶することができる。
このように、男性は暑がり、というように、統計的に可能性が高くなる設定をデフォルトにしておき、画像処理部6bが男性だと認証したら「暑がりですか?」を問いかける。これにより、記憶部15bに空調設定の好みを登録する作業を簡素化できる。
また、音声部13により音声が出力されることで、視覚に障害がある場合でもコントローラー3の質問を確認できる。
また、音声を入力して音声認識により操作できることでコントローラー3に手を掛けずに空気調和機1を簡単に希望の空調設定に変更することができる。
1 空気調和機、2 室内機、3 コントローラー、4 操作部、4a、4b ボタン、4c 温度表示、4d 風表示、5a、5b 通信部、6a、6b、6c 画像処理部、6d 顔認証部、7、7a 表示部、8 空調制御部、9 空調変更部、9a、9b、9c 風向変更部、10 撮像部、11 温度センサー、12 検索部、13 音声部、14a、14b、14c、14d 二値矩形フィルター、15a、15b 記憶部。

Claims (15)

  1. 空気調和機が設置された室内を撮像する撮像部と、
    前記撮像部が撮像した画像と前記室内の気流情報とを合成する画像処理を行う画像処理部と、
    前記画像処理部により前記画像処理をされ、前記気流情報を画像として含む画像情報を表示する表示部と、を備え、
    前記気流情報は、前記室内の気流の大きさを少なくとも含むことを特徴とする空気調和機。
  2. 空気調和機が設置された室内を撮像する撮像部と、
    前記撮像部が撮像した画像と前記室内の気流情報とを合成する画像処理を行う画像処理部と、
    前記画像処理部により前記画像処理をされた画像情報を表示する表示部と、を備え、
    前記画像処理部は、
    前記撮像部が撮像した前記画像情報から操作者の位置を特定し、
    前記操作者の位置情報に基づき、前記画像情報を前記操作者の方向から前記空気調和機の方向を見た画像に加工して前記表示部に表示することを特徴とする空気調和機。
  3. 空気調和機が設置された室内を撮像する撮像部と、
    前記撮像部が撮像した画像と前記室内の気流情報とを合成する画像処理を行う画像処理部と、
    前記画像処理部により前記画像処理をされた画像情報を表示する表示部と、を備え、
    前記画像処理部は、
    前記撮像部により撮像された画像に基づいて人物を識別し、
    識別された人物に応じて前記人物を予め用意された画像に置き換えることを特徴とする空気調和機。
  4. 前記気流情報は、矢印画像で表示されるものであり、
    前記矢印画像の長さ及び方向は、前記室内の気流の大きさ及び方向をそれぞれ表すものであることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の空気調和機。
  5. 前記気流情報は、風のイメージ画像で表示されるものであり、
    前記風のイメージ画像は、前記風の色を暖房時と冷房時とで異ならせるものであることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の空気調和機。
  6. 前記空気調和機の空調設定をする操作部を備え、
    前記操作部は、タッチパネル方式の前記表示部を備え、
    前記画像処理部から出力される画像情報が表示された前記表示部に触れることで空調設定が変更されることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の空気調和機。
  7. 前記表示部に表示された前記気流情報を表す画像にタッチすることで前記室内の気流の大きさ又は方向を変更できることを特徴とする請求項6に記載の空気調和機。
  8. 前記操作部及び前記表示部は、リモートコントローラーに設けられており、
    前記リモートコントローラーは、携帯電話と、テレビ及びそのリモコンと、のうちのいずれかを含むことを特徴とする請求項7に記載の空気調和機。
  9. 前記画像処理部は、
    前記撮像部により撮像された画像に基づいて室内にいる物体を識別し、
    識別された物体の名称を前記画像情報に合成することを特徴とする請求項1〜請求項のいずれか一項に記載の空気調和機。
  10. 前記画像処理部は、
    前記撮像部により撮像された画像に基づいて前記室内にある物体を識別し、
    前記物体が、前記空気調和機から生成される気流の障害となる場合、
    前記気流の調整をすることを特徴とする請求項1〜請求項のいずれか一項に記載の空気調和機。
  11. 前記画像処理部は、
    前記撮像部により撮像された画像に基づいて人物を識別し、
    前記表示部は、
    前記画像処理部により識別された人物に応じた空調設定を候補として表示することを特徴とする請求項1〜請求項10のいずれか一項に記載の空気調和機。
  12. 前記画像処理部は、
    前記撮像部により撮像された画像に基づいて人物を識別し、
    識別された人物に応じた空調設定を質問形式で表示することを特徴とする請求項1〜請求項11のいずれか一項に記載の空気調和機。
  13. 前記画像処理部により識別された人物に応じた前記空調設定を音声で報知することを特徴とする請求項11又は請求項12に記載の空気調和機。
  14. 前記画像処理部は、
    前記撮像部により撮像された画像に基づいて人物を識別し、
    前記空気調和機は、
    前記撮像部が撮像した画像、前記画像処理部により識別された人物、及び空調設定を関連付けたデータを記憶する記憶部を備え、
    前記表示部は、
    前記記憶部に記憶された前記空調設定、又は前記空調設定及び前記画像、又は前記空調設定及び識別された前記人物に対応する予め用意された画像を表示することを特徴とする請求項1〜請求項13のいずれか一項に記載の空気調和機。
  15. 前記記憶部に記憶されたデータを検索する検索部を備え、
    前記表示部は、入力された内容に基づいて前記検索部により前記記憶部から検索された前記空調設定、又は前記空調設定及び前記画像、又は前記空調設定及び識別された前記人物に対応する予め用意された画像を表示することを特徴とする請求項14に記載の空気調和機。
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