JP2014100954A - 車両の見切り部構造 - Google Patents

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    • B62D27/02Connections between superstructure or understructure sub-units rigid

Abstract

【課題】見切り部にシャープ感を付与しながら当該見切り部を構成する意匠パネルの一端の剛性を高めることができる車両の見切り部構造を得る。
【解決手段】フェンダパネル26の上端後部の端縁部56は、反意匠面側に折り返されて重ね合わせられている。端縁部56の折返し線56Lは、サイドアウタパネル16の直線状の第二稜線L2に隣接配置されかつ第二稜線L2に沿って直線状に延びている。また、端縁部56の重ね合わせ部分は接着剤によって互いに接合されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両の見切り部構造に関する。
車両においては、複数枚の意匠パネルが隣接配置されており、意匠パネル同士の間には見切り部(境目)が形成されている。例えば、フェンダパネルの上端後部がフロントピラー外板の段差部に突き合わせられることで見切り部が形成された構造が知られている(例えば、特許文献1参照)。そして、例えば、このフェンダパネルの上端後部を切り落とし端面とすることで、見切り部にシャープ感が付与される。
特開2005−96502公報
しかしながら、見切り部にシャープ感を付与しながら当該見切り部を構成する意匠パネルの一端の剛性を高める点については改善の余地がある。
本発明は、上記事実を考慮して、見切り部にシャープ感を付与しながら当該見切り部を構成する意匠パネルの一端の剛性を高めることができる車両の見切り部構造を得ることが目的である。
請求項1に記載する本発明の車両の見切り部構造は、車両の意匠面を構成し、直線状の稜線部を備えた第一意匠パネルと、車両の意匠面を構成すると共に前記第一意匠パネルとの間に見切り部を形成し、反意匠面側に折り返されて重ね合わせられた端縁部を前記見切り部の側に備え、前記端縁部の折返し線が前記稜線部に隣接配置されかつ前記稜線部に沿って直線状に延びる第二意匠パネルと、を有する。
請求項1に記載する本発明の車両の見切り部構造によれば、第二意匠パネルの端縁部が、反意匠面側に折り返されて重ね合わせられており、端縁部の折返し線が第一意匠パネルの直線状の稜線部に隣接配置されかつ前記稜線部に沿って直線状に延びている。このため、第二意匠パネルの端縁部は、折返し部分の外周面の曲率半径が最小限に抑えられることでシャープ感が付与されつつ、剛性も高められる。
請求項2に記載する本発明の車両の見切り部構造は、請求項1記載の構成において、前記端縁部の重ね合わせ部分が互いに接合されている。
請求項2に記載する本発明の車両の見切り部構造によれば、端縁部の重ね合わせ部分が互いに接合されているので、端縁部の重ね合わせ部分が一体化される。このため、端縁部の剛性が一層高められる。
請求項3に記載する本発明の車両の見切り部構造は、請求項1又は請求項2に記載の構成において、前記第一意匠パネルは、前記第二意匠パネルとの間に前記見切り部を形成する第一構成部と、前記第二意匠パネルの反意匠面側に隣接して対向配置された第二構成部と、前記第一構成部と前記第二構成部との互いに隣接する端部同士を繋ぐと共に前記第一構成部との境界部に前記稜線部が形成された第三構成部と、を備える。
請求項3に記載する本発明の車両の見切り部構造によれば、第一意匠パネルは、第一構成部が第二意匠パネルとの間に見切り部を形成し、第二構成部が第二意匠パネルの反意匠面側に隣接して対向配置されている。そして、第一意匠パネルは、第一構成部と第二構成部との互いに隣接する端部同士が第三構成部によって繋がれると共に第一構成部と第三構成部との境界部に稜線部が形成されている。これに対して、第二意匠パネルはその端縁部が反意匠面側に折り返されて重ね合わせられている。このため、第一意匠パネルにおける第一構成部と第二構成部との段差が第二意匠パネルの板厚の二倍分以上確保できれば、第一意匠パネルの第一構成部の意匠面と第二意匠パネルの意匠面とを揃えることができる。
請求項4に記載する本発明の車両の見切り部構造は、請求項3記載の構成において、前記第一意匠パネルが車体側部を構成するサイドアウタパネルとされると共に、前記第二意匠パネルが車体前部側面に配置されるフェンダパネルとされ、前記フェンダパネルは、その上端後部に前記端縁部の折返し線を備え、前記サイドアウタパネルは、その前端部で前記フェンダパネルの上端後部の上方側に配置された前記第一構成部と、前記第一構成部よりも車両下方側に配置された前記第二構成部と、を備える。
請求項4に記載する本発明の車両の見切り部構造によれば、第一意匠パネルが車体側部を構成するサイドアウタパネルとなっており、第二意匠パネルが車体前部側面に配置されるフェンダパネルとなっている。また、フェンダパネルがその上端後部に折返し線を備えるのに対し、サイドアウタパネルは、その前端部でフェンダパネルの上端後部の上方側に第一構成部が配置され、第一構成部よりも車両下方側に第二構成部が配置されている。ここで、サイドアウタパネルとフェンダパネルとはいずれも車体側部の外板であるので、サイドアウタパネルの前端部とフェンダパネルの後部とが車両幅方向に並ぶエリアでは両者間の間隔は小さくせざるを得ない。しかし、本発明では、フェンダパネルは端縁部の重ね合わせた分が厚くなるだけなので、サイドアウタパネルにおける第一構成部と第二構成部との段差をフェンダパネルの板厚の二倍以上確保できれば、見切り部の上下で段差のない意匠面の形成が可能となる。
以上説明したように、本発明に係る請求項1に記載の車両の見切り部構造によれば、見切り部にシャープ感を付与しながら当該見切り部を構成する意匠パネルの一端の剛性を高めることができるという優れた効果を有する。
請求項2に記載の車両の見切り部構造によれば、第二意匠パネルの端縁部における重ね合わせ部分を一体化することで、第二意匠パネルの端縁部の剛性を一層高めることができる。
請求項3に記載の車両の見切り部構造によれば、第一意匠パネルの一部が第二意匠パネルの反意匠面側に隣接して対向配置されても、見切り部の両側に配置される両意匠面を段差なく設定することが容易にできるという優れた効果を有する。
請求項4に記載の車両の見切り部構造によれば、サイドアウタパネルとフェンダパネルとの見切り部に対し上下に配置される両パネルの意匠面を段差なく設定することが容易にできるという優れた効果を有する。
本発明の第1の実施形態に係る車両の見切り部構造が適用された車両前部を示す斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係る車両の見切り部構造の要部を拡大して示す斜視図である。 図1のフェンダパネルを反意匠面側から見た状態で示す斜視図である。 図4(A)は、本発明の一実施形態に係る車両の見切り部構造を図2の4−4線の切断位置で切断した状態で示す断面図である。図4(B)は対比構造を図4(A)と同様の切断位置で切断した状態で示す断面図である。
[第1の実施形態]
本発明の第1の実施形態に係る車両の見切り部構造について図1〜図4を用いて説明する。なお、これらの図において適宜示される矢印FRは車両前方側を示しており、矢印UPは車両上方側を示しており、矢印INは車両幅方向内側を示している。
図1には、車両前部12の一部が斜視図にて示されており、この車両前部12には、本実施形態に係る車両の見切り部構造10が適用されている。まず、この図1を参照しながら、車両の見切り部構造10を含む車両構造について概説する。
図1に示されるように、車両前部12には、車体側部14を構成する第一意匠パネルとしてのサイドアウタパネル16の前部が配置されている。サイドアウタパネル16は、車両の意匠面を構成しており、サイドアウタパネル16の前部は、車体側部14のフロント側のドア開口部14Aの前側においてフロントピラー18の外板部を構成している。なお、ドア開口部14Aはサイドドア30(広義には「車両用開閉体」として把握される要素である。)によって開閉可能に覆われている。
フロントピラー18の上部であるピラー上部18Aは、フロントガラス(図示省略)の幅方向の両端部に配置され、車両上方へ向けて車両後方側に傾斜している。ピラー上部18Aの上端部は、ルーフサイドレール部(図示省略)の前端部と結合されており、ルーフサイドレール部は、ルーフ(図示省略)の両サイドに略車両前後方向に沿って延在している。一方、フロントピラー18の下部であるピラー下部18Bは、ピラー上部18Aの下端部から車両下方側へ略垂直に垂下されている。ピラー下部18Bの下端部は、ロッカ部22(「サイドシル」ともいう)の前端部と結合されており、ロッカ部22は、車体フロア(図示省略)の両サイドに車両前後方向に沿って延在している。
なお、左右一対のピラー下部18Bの上端部側の内面には、前記フロントガラスの下縁に沿って車両幅方向に延在されるカウル(図示省略)の両端部が結合されている。また、前記カウルの車両前方側には、フード24が設けられている。フード24は、車両前部12のエンジンルーム(図示省略)を上方側から開閉可能に覆っている。
フード24の側方の車体前部側面には、第二意匠パネルとしてのフェンダパネル(「フロントフェンダパネル」ともいう。)26が配置されている。フェンダパネル26は、車両の意匠面を構成している。フード24とフェンダパネル26との境界部となる見切り部32は、略車両前後方向に沿って延びている。フェンダパネル26は、前輪28の上方側及びその周囲部に配置されて意匠面を構成する外壁部26Aと、この外壁部26Aとフード24との見切り部32から下方側に曲げられた内壁部26B(図3参照)と、を備えている。また、フェンダパネル26における前輪28の上斜め前方側の部位には、バンパカバー34の端部が取り付けられており、フェンダパネル26の前端部側には、ヘッドランプ36(広義には「車両用灯具」として把握される要素である。)が隣接配置されている。
図3には、図1のフェンダパネル26を反意匠面側から見た状態の斜視図が示されている。図3に示されるように、フェンダパネル26の内壁部26Bは、外壁部26Aの上端部から垂下された内側縦壁部26Yと、この内側縦壁部26Yの下端部から車両幅方向内側へ略水平に延出された内側フランジ部26Xと、を備えている。そして、内側縦壁部26Yは、車両下方側へ向かうに従って外壁部26Aに対する車両幅方向の距離が長くなっている。すなわち、外壁部26Aの上部と内側縦壁部26Yとは車両正面視で逆V字状となっている。また、内側フランジ部26Xは、図3では板厚部分のみが見えている。
内側フランジ部26Xは、車体骨格部材であるエプロンアッパメンバ(図示省略)に取り付けられている。なお、内側フランジ部26Xは、前記エプロンアッパメンバに対して、直接固定されてもよいし、ブラケットを介して固定されてもよい。
次に、図1〜図4を参照しながら、車両の見切り部構造10について詳細に説明する。図2には車両の見切り部構造10の要部を拡大した斜視図が示されている。また、図4(A)には図2の4−4線の切断位置で切断した状態の断面図が示されている。なお、図4(B)には対比構造を図4(A)と同様の切断位置で切断した状態の断面図が示されている。
図2に示されるように、サイドアウタパネル16の前端部は、ピラー上部18Aの下端部前側に鋭角状の角部42を備えている。角部42は、車両下方側へ向けて車両前方側に傾斜した第一稜線L1と、車両前後方向に延在して第一稜線L1と鋭角状に交わる稜線部としての第二稜線L2と、に挟まれて形成されている。また、サイドアウタパネル16は、第一稜線L1と第二稜線L2との交点42Xよりもやや車両後方側となる図中の2L−2L線で切断した断面形状が車両幅方向内向きに開口して上下フランジを備えたハット形状となっている。
第一稜線L1は、概ね直線状に形成され、ピラー上部18Aの下端部前面に配置された前側板部44と、ピラー上部18Aの下端部側面に配置された第一構成部としての側面板部46と、の境界部に形成されている。換言すれば、前側板部44と側面板部46とで屈曲形状が形成されている。側面板部46は、第一稜線L1を挟んで前側板部44に連続して形成されており、板面を概ね車両幅方向外側に向けている。これに対して、前述したフード24は、その後端部における車両幅方向の両サイドが第一稜線L1に沿って配置され、サイドアウタパネル16の側面板部46との間に見切り部38を形成している。なお、図2では、フード24の外形を二点鎖線で示すと共にこのフード24を透視した状態でサイドアウタパネル16の前端を示している。
一方、第二稜線L2は、直線状に形成され、前述した側面板部46と、側面板部46の下方側に配置された第三構成部としての下側板部48と、の境界部に形成されている。換言すれば、側面板部46と下側板部48とで屈曲形状が形成されている。下側板部48は、ピラー上部18Aの下端部においてピラー下部18Bに隣接する位置に配置され、第二稜線L2を挟んで側面板部46に連続して形成されている。この下側板部48は、車両前後方向に延在しており、板面を車両下方斜め車両幅方向外側に向けている。
また、サイドアウタパネル16は、第一稜線L1と第二稜線L2との交点32Xから車両下方側へ向けて車両前方側に傾斜して延びるビード50を備えている。ビード50は、前側板部44の一部と下側板部48の一部とで構成されて断面V字状とされており、第一稜線L1の延在方向に沿って延在している。また、ビード50の頂部稜線は、第一稜線L1と第二稜線L2との交点42Xから離れるに従って徐々に車両幅方向内側に位置している。すなわち、ビード50の凸方向の高さは、第一稜線L1と第二稜線L2との交点32Xから離れるに従って徐々に低くなっている。
また、図2及び図4(A)に示されるように、下側板部48の車両幅方向内側端からは屈曲されて車両下方側に延びる第二構成部としての内側板部52が形成されている。つまり、側面板部46と内側板部52との互いに隣接する端部同士(具体的には側面板部46の下端部及び内側板部52の上端部)は下側板部48によって繋げられている。内側板部52は、その板面を概ね車両幅方向外側に向けており、側面板部46との間に段差を形成している。サイドアウタパネル16における側面板部46と内側板部52との段差は、フェンダパネル26の板厚の二倍よりも大きな長さに設定されている。内側板部52は、側面板部46よりも車両下方側に配置されると共に、フェンダパネル26の反意匠面側(車両幅方向内側)に隣接して対向配置されている。
これに対して、図2に示されるように、フェンダパネル26は、その上端後部の端縁部56がサイドアウタパネル16の第二稜線L2に沿って配置され、サイドアウタパネル16の側面板部46との間に見切り部40を形成している。言い換えれば、サイドアウタパネル16の側面板部46はフェンダパネル26の上端後部の端縁部56の上方側に配置されている。フェンダパネル26の上端後部の端縁部56は、見切り部40の側に配置されると共に、図2〜図4(A)に示されるように、反意匠面側に折り返されて(180度曲げられて)重ね合わせられている。端縁部56の重ね合わせ部分の対向面同士は接着剤により接着されている。これにより、端縁部56の重ね合わせ部分が互いに接合されている。また、図2に示されるように、この端縁部56の折返し線56Lは、サイドアウタパネル16の第二稜線L2に隣接配置されかつ第二稜線L2に沿って直線状に延びている。なお、折返し線56Lは、端縁部56の折返し頂部によって形成された線である。
図3に示されるように、フェンダパネル26の上端後部の端縁部56において折り返されて外壁部26Aと重ね合わせられた折返し端末部56Aは、内側縦壁部26Yに連続して形成されている。そして、折返し端末部56Aと内側縦壁部26Yとの境界部Xからその車両前方側に所定距離ずれた部位Yまでの範囲では、車両前方側へ向かうに従って外壁部26Aに対する開き角度が徐々に大きくなっている。なお、本実施形態では、内側縦壁部26Yの下端から延出された内側フランジ部26Xをエプロンアッパメンバ(図示省略)に固定する位置のうち最も車両後方側となる位置は、折返し端末部56Aに近接した位置に設定されている。これにより、折返し端末部56Aの車両幅方向への変位が抑制される構造になっている。
また、折返し端末部56Aは、車両後方側の端末部を除いて、外壁部26Aと重ね合わせられる折返し代(折返し線56Lに直交する方向の長さ)が均一とされている。折返し端末部56Aにおける車両後方側の端末部は、車両後方側へ向かうに従って折返し代が徐々に小さくなっている。
(作用・効果)
次に、上記実施形態の作用及び効果について説明する。
前述のように、フェンダパネル26の上端後部の端縁部56は、反意匠面側に折り返されて重ね合わせられている。そして、図2に示されるように、端縁部56の折返し線56Lは、サイドアウタパネル16の直線状の第二稜線L2に隣接配置されかつ第二稜線L2に沿って直線状に延びている。このため、フェンダパネル26の端縁部56は、折返し部分の外周面の曲率半径が最小限に抑えられることでシャープ感が付与されつつ、剛性も高められる。また、見切り部40を形成するサイドアウタパネル16とフェンダパネル26との間に一体感が得られる。
ここで、折返し部分の外周面の曲率半径について補足説明すると、例えば、意匠パネルの端部を折り返して他のパネルを挟み込むような対比構造では、他のパネルを挟み込む分だけ、意匠パネルにおける折返し部分の外周面の曲率半径が大きくなってしまう。このように曲率半径が大きいと、例えば、意匠パネルの意匠面側を意匠面に垂直な方向から見た場合に、R状に曲がる範囲(R状に曲り始めた部位から折返し頂部までの範囲)が大きくなるので、その分だけ折返し部分のシャープ感が低下する。これに対して、本実施形態ではフェンダパネル26の端縁部56は他のパネルを挟み込まずに折り返されているので、折返し部分の外周面の曲率半径が抑えられてシャープ感が向上する。
また、端縁部56の重ね合わせ部分が互いに接合されているので、端縁部56の重ね合わせ部分が一体化される。このため、端縁部56の剛性が一層高められる。
また、本実施形態では、サイドアウタパネル16は、側面板部46がフェンダパネル26との間に見切り部40を形成し、内側板部52がフェンダパネル26の反意匠面側に隣接して対向配置されている。そして、サイドアウタパネル16は、側面板部46と内側板部52との互いに隣接する端部同士が下側板部48によって繋がれると共に側面板部46と下側板部48との境界部に第二稜線L2が形成されている。これに対して、フェンダパネル26における上端後部の端縁部56は、前述のように、反意匠面側に折り返されて重ね合わせられている。よって、本実施形態のようにサイドアウタパネル16における側面板部46と内側板部52との段差がフェンダパネル26の板厚の二倍以上確保できれば、サイドアウタパネル16の側面板部46の意匠面とフェンダパネル26の意匠面とを揃えることができる。すなわち、サイドアウタパネル16の一部がフェンダパネル26の反意匠面側に隣接して対向配置されても、見切り部40の両側に配置される両意匠面を段差なく設定することが容易にできる。
補足説明すると、サイドアウタパネル16とフェンダパネル26とはいずれも車体側部の外板であるので、サイドアウタパネル16の前端部とフェンダパネル26の後部とが車両幅方向に並ぶエリアでは両者間の間隔(スペース)は小さくせざるを得ない。そして、例えば、図4(B)に示されるフェンダパネル126の上端後部の端縁部156が逆V字状に曲げられた対比構造では、端縁部156の高さ位置及び車両幅方向位置を本実施形態の端縁部56(図4(A)参照)と同様にすると、折り曲げ代が短くなる。このように折り曲げ代が短いと端縁部156の剛性がさほど高められないため、車両走行時等に端縁部156がサイドアウタパネル16の内側板部52に当って異音が発生してしまう。なお、図示を省略するが、端縁部156が折り曲げられていない構造についても同様の問題が生じる。
一方、対比構造において、端縁部156の剛性を確保するために折り曲げ代を長くすると、図中の二点鎖線で示すフェンダパネル126のように、フェンダパネル126とサイドアウタパネル16とで形成する見切り部140の上下で意匠面に段差が生じてしまう。また、対比構造において、異音が生じないように、端縁部156の折り曲げ代はそのままでサイドアウタパネル16の内側板部52と端縁部156との距離を長くした場合も、見切り部140の上下で意匠面に段差が生じてしまう。これらのようにサイドアウタパネル16に隣接するフェンダパネル126の端部の意匠面が一段高くなる構造では、見切り部140の外観品質(見栄え)が良くない。
また、対比構造において、端縁部156の折り曲げ代を長くし、かつ見切り部140の上下で意匠面に段差が生じないようにするために、図中の二点鎖線で示す端縁部156のように高さ位置を下げると、端縁部156と側面板部46との間隔が大きくなり過ぎる。この場合、端縁部156と側面板部46との間に大きな凹部が形成されてしまうので、外観品質(見栄え)が良くない。
これらに対して、本実施形態では、前述した構成によって、図4(A)に示されるように、サイドアウタパネル16とフェンダパネル26との間の間隔が狭くても、端縁部56の剛性が確保されつつ、見切り部40の上下で段差のない意匠面の形成が可能となる。そして、サイドアウタパネル16とフェンダパネル26との間に隙が確保されつつ端縁部56の剛性が確保されることで、異音の発生が防止又は効果的に抑制される。また、端縁部56の剛性が確保されることで、衝突時のエネルギー吸収性能ひいては歩行者保護性能を向上させることもできる。
以上説明したように、本実施形態に係る車両の見切り部構造10によれば、見切り部40にシャープ感を付与しながら当該見切り部40を構成するフェンダパネル26の一端(上端後部の端縁部56)の剛性を高めることができる。その結果として商品性を向上させることができる。
[第2の実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態に係る車両の見切り部構造60について、図1〜図3を用いて説明する。本実施形態に係る車両の見切り部構造60は、図1及び図2に示される第一意匠パネルとしてのドアアウタパネル62と第二意匠パネルとしてのフェンダパネル26との見切り部64に適用されている。
図1に示されるサイドドア30は、その前部がドアヒンジ部(図示省略)を介してフロントピラー18のピラー下部18Bに取り付けられている。このサイドドア30は、その外板を構成するドアアウタパネル62と、ドアアウタパネル62に対して車室側に配置されてサイドドア30の内板を構成するドアインナパネル(図示省略)と、を含んで構成されている。ドアアウタパネル62は、車両の意匠面を構成している。ドアアウタパネル62の外周部は前記ドアインナパネルの外周部にヘミング加工によって結合されている。
また、ドアアウタパネル62の前端部62Aには、ヘミング加工により折り曲げられて車両上下方向に延びる直線状の稜線部としての前側稜線62Lが形成されている。ドアアウタパネル62は、その車両前方側に配置されるフェンダパネル26との間に見切り部64を形成している。
図2及び図3に示されるように、フェンダパネル26は、見切り部64の側(すなわち車両後方側)の端縁部66が反意匠面側に折り返されて(180度曲げられて)重ね合わせられている。なお、図2では、車両の見切り部構造60の理解を容易にするために、フェンダパネル26の後端部の一部を切り欠いて端縁部66の断面形状を示している。端縁部66の重ね合わせ部分の対向面同士は接着剤により接着されている。これにより、端縁部66の重ね合わせ部分が互いに接合されている。図1及び図2に示されるように、この端縁部66の折返し線66Lは、ドアアウタパネル62の前側稜線62Lに隣接配置されかつ前側稜線62Lに沿って直線状に延びている。なお、折返し線66Lは、端縁部66の折返し頂部によって形成された線である。
また、図3に示されるように、フェンダパネル26における車両後方側の端縁部66において折り返されて外壁部26Aと重ね合わせられた折返し端末部66Aは、第1の実施形態で説明した上端後部の端縁部56の折返し端末部56Aとは非連続に形成されている。これにより、フェンダパネル26の上端と後端とが交わるコーナ部26Cには端縁部56、66の折り返しに起因した歪みが生じない構造になっている。
折返し端末部66Aの車両上下方向(折返し線66Lに沿った方向)の中間部は、外壁部26Aと重ね合わせられる折返し代(折返し線66Lに直交する方向の長さ)が均一とされている。折返し端末部66Aにおける車両上方側の端末部は、車両上方側へ向かうに従って折返し代が徐々に小さくなっている。また、折返し端末部66Aにおける車両下方側の端末部は、車両下方側へ向かうに従って折返し代が徐々に小さくなっている。
上記構成によれば、フェンダパネル26における車両後方側の端縁部66は、折返し部分の外周面の曲率半径が最小限に抑えられることでシャープ感が付与されつつ、剛性も高められる。また、端縁部66の重ね合わせ部分が互いに接合されているので、端縁部66の重ね合わせ部分が一体化される。このため、端縁部66の剛性が一層高められる。
以上説明したように、図1及び図2に示される車両の見切り部構造60によれば、見切り部64にシャープ感を付与しながら当該見切り部64を構成するフェンダパネル26の一端(車両後方側の端縁部66)の剛性を高めることができる。その結果として商品性を向上させることができる。
[第3の実施形態]
次に、本発明の第3の実施形態に係る車両の見切り部構造70について、図1及び図3を用いて説明する。本実施形態に係る車両の見切り部構造70は、図1に示される第一意匠パネルとしてのランプレンズ72と第二意匠パネルとしてのフェンダパネル26との見切り部74に適用されている。
図1に示されるヘッドランプ36は、車両前方の照射用とされ、光源(図示省略)を収容するハウジング(図示省略)を備えており、前記ハウジングの車両前方側の開口部にランプレンズ72が配設されている。ランプレンズ72は、透明な硬質材料によって形成されており、車両の意匠面を構成している。このランプレンズ72は、意匠面を構成するレンズ本体72Aと、レンズ本体72Aの外周後端部で前記ハウジングに取り付けられる被取付部(図示省略)と、を備えている。
レンズ本体72Aの上端部には、車両幅方向内側へ向けて車両前方側に傾斜する直線状の稜線部としての上端稜線72Lが形成されている。ランプレンズ72のレンズ本体72Aは、その車両上方側に配置されるフェンダパネル26との間に見切り部74を形成している。
図1及び図3に示されるように、フェンダパネル26は、見切り部74の側(すなわち車両前端部側)の端縁部76が反意匠面側に折り返されて(180度曲げられて)重ね合わせられている。端縁部76の重ね合わせ部分の対向面同士は接着剤により接着されている。これにより、端縁部76の重ね合わせ部分が互いに接合されている。図1に示されるように、この端縁部76の折返し線76Lは、ランプレンズ72の上端稜線72Lに隣接配置されかつ上端稜線72Lに沿って直線状に延びている。なお、折返し線76Lは、端縁部76の折返し頂部によって形成された線である。
また、図3に示されるように、フェンダパネル26における車両前端部側の端縁部76において折り返されて外壁部26Aと重ね合わせられた折返し端末部76Aは、フェンダパネル26の上端部の内側縦壁部26Yとは非連続に形成されている。これにより、フェンダパネル26の上端と前端とが交わるコーナ部26Dには上端部の折り曲げ及び端縁部76の折り返しに起因した歪みが生じない構造になっている。
折返し端末部76Aの折返し線76Lに沿った方向の中間部は、外壁部26Aと重ね合わせられる折返し代(折返し線76Lに直交する方向の長さ)が均一とされている。折返し端末部76Aにおける車両前方側の端部は、車両前方側へ向かうに従って折返し代が徐々に小さくなっている。また、折返し端末部76Aにおける車両後方側の端部は、車両後方側へ向かうに従って折返し代が徐々に小さくなっている。
上記構成によれば、フェンダパネル26における車両前端部側の端縁部76は、折返し部分の外周面の曲率半径が最小限に抑えられることでシャープ感が付与されつつ、剛性も高められる。また、端縁部76の重ね合わせ部分が互いに接合されているので、端縁部76の重ね合わせ部分が一体化される。このため、端縁部76の剛性が一層高められる。
以上説明したように、図1に示される車両の見切り部構造70によれば、見切り部74にシャープ感を付与しながら当該見切り部74を構成するフェンダパネル26の一端(車両前端部側の端縁部76)の剛性を高めることができる。その結果として商品性を向上させることができる。
[実施形態の補足説明]
なお、上記実施形態の変形例として、フェンダンパネルは、例えば、その後上部に三角窓用として車両後方側から凹状にえぐられるように切り欠かれた切欠部が形成されたようなフェンダンパネルであってもよい。また、他の変形例として、フェンダンパネルは、例えば、その前上部にヘッドランプのランプレンズ配置用として車両前方側から凹状にえぐられるように切り欠かれた切欠部が形成されたようなフェンダンパネルであってもよい。
また、上記実施形態の変形例として、第一意匠パネルがサイドアウタパネルとされ、第二意匠パネルは、上側の端縁部がサイドアウタパネルとの間に見切り部を形成する樹脂製のロッカモールとされてもよい。この構成では、前記サイドアウタパネルは、リヤ側のドア開口部における後下部の下方側に直線状の稜線部を備える。また、前記ロッカモールは、車両の意匠面を構成すると共に、反意匠面側に折り返されて重ね合わせられた端縁部を前記見切り部の側に備え、その端縁部の折返し線が前記サイドアウタパネルの稜線部に隣接配置されかつ前記稜線部に沿って直線状に延びる。
また、上記実施形態の変形例として、端縁部の重ね合わせ部分が溶接等で互いに接合された構成としてもよい。また、他の変形例として、端縁部の重ね合わせ部分が互いに接合されていない構成も採り得る。
なお、上記実施形態及び上述の複数の変形例は、適宜組み合わされて実施可能である。
以上、本発明の一例について説明したが、本発明は、上記に限定されるものでなく、上記以外にも、その主旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施可能であることは勿論である。
10 車両の見切り部構造
16 サイドアウタパネル(第一意匠パネル)
26 フェンダパネル(第二意匠パネル)
40 見切り部
46 側面板部(第一構成部)
48 下側板部(第三構成部)
52 内側板部(第二構成部)
56 端縁部
56L 折返し線
60 車両の見切り部構造
62 ドアアウタパネル(第一意匠パネル)
62L 前側稜線(稜線部)
64 見切り部
66 端縁部
66L 折返し線
70 車両の見切り部構造
72 ランプレンズ(第一意匠パネル)
72L 上端稜線(稜線部)
74 見切り部
76 端縁部
76L 折返し線
L2 第二稜線(稜線部)

Claims (4)

  1. 車両の意匠面を構成し、直線状の稜線部を備えた第一意匠パネルと、
    車両の意匠面を構成すると共に前記第一意匠パネルとの間に見切り部を形成し、反意匠面側に折り返されて重ね合わせられた端縁部を前記見切り部の側に備え、前記端縁部の折返し線が前記稜線部に隣接配置されかつ前記稜線部に沿って直線状に延びる第二意匠パネルと、
    を有する車両の見切り部構造。
  2. 前記端縁部の重ね合わせ部分が互いに接合されている、請求項1記載の車両の見切り部構造。
  3. 前記第一意匠パネルは、
    前記第二意匠パネルとの間に前記見切り部を形成する第一構成部と、
    前記第二意匠パネルの反意匠面側に隣接して対向配置された第二構成部と、
    前記第一構成部と前記第二構成部との互いに隣接する端部同士を繋ぐと共に前記第一構成部との境界部に前記稜線部が形成された第三構成部と、
    を備える、請求項1又は請求項2に記載の車両の見切り部構造。
  4. 前記第一意匠パネルが車体側部を構成するサイドアウタパネルとされると共に、前記第二意匠パネルが車体前部側面に配置されるフェンダパネルとされ、
    前記フェンダパネルは、その上端後部に前記端縁部の折返し線を備え、
    前記サイドアウタパネルは、その前端部で前記フェンダパネルの上端後部の上方側に配置された前記第一構成部と、前記第一構成部よりも車両下方側に配置された前記第二構成部と、を備える、請求項3記載の車両の見切り部構造。
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