JP2014072962A - 電動機の固定子、電動機、密閉型圧縮機および回転機械 - Google Patents

電動機の固定子、電動機、密閉型圧縮機および回転機械 Download PDF

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Abstract

【課題】導体電線の少なくとも1本にアルミ線を用いてコストの低減を図りつつも信頼性の高い電動機の固定子を提供する。
【解決手段】固定子100Aでは、第1導体電線20および第2導体電線21の少なくとも1つにアルミ線が使用され、収納溝12Aに冷間圧接部25を収納した状態で収納溝12Aをカバー30で覆う構造としたものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば空調用ファンや密閉型圧縮機等の設備機器の駆動に使用される電動機の一部を構成している固定子、その固定子を備えた電動機、および、その電動機を備えた密閉型圧縮機、回転機械に関するものである。
近年のブラシレスモータの固定子の構造は、多種多様化している。その一例として、「インシュレータ1を固定子鉄心2に一体成形した後、端子ピン7を突出部3の圧入孔8に貫通させて圧入し、突出部3を境にコネクタ用ターミナル部7bと巻線端末接続部7aを形成した後、巻線4を巻装する。巻線4の巻始めである巻線端末5を溝部6に配設しながら端子ピン7の巻線端末接続部7aの突出部3軸方向端面側から絡げて、半田付けにて接続された後、巻線端末接続部7aを溝部6に折り倒して格納することによって巻線加工が終了する。この状態で突出部3の巻線端末接続部7a側を覆うように保護部材9を突起9bと凹部3aを嵌合させたのち、超音波溶着により固着してコネクタ部10を形成することにより、巻線端末接続部の露出を防止するとともに、コネクタ部10の軸方向長さを短くし、巻線端末接続部側に水滴など水分の進入を防止することとなる。」としたものが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
また、「この側板嵌込部(11)と収容部(10)とは、端子(7)の周囲に上方に開口する端子(7)の収容空間(13)を構成している。(14)は耐熱性と絶縁性に富むモールド樹脂層で、収容空間(13)に上方から注ぎ込まれて内部に接続部材(9)と端子(7)を埋め込んで硬化している。」としたものが開示されている(例えば、特許文献2参照)。
特開平10−201160号公報(11頁、図1、図2等) 実開昭61−205250号公報(6頁、図2、図4等)
巻線、リード線及び中性点接続線等の導体電線には銅線が使用される場合が多いが、コスト低減をより図るために導体電線にアルミ線が使用されることも増えている。ただし、アルミ線を導体電線に使用する場合は、次の点を考慮する必要がある。導体電線の接続結線で銅線と銅線の結線で採用した工法の中には、結線部の抵抗が上昇してしまい信頼性が低くなる可能性の工法がある。その一例として、銅製U字端子でアルミ導体電線を圧入することによる結線工法である。銅とアルミの線膨張係数の違いから、温度変化が繰り返し生じる環境下では、上記銅製U字端子とアルミ導体電線との間に隙間が生じ始め、信頼性が低下する可能性がある。また、冷媒回路に使用される密閉された容器に収納された電動機では、コンタミ対策を講じる必要がある。一方、大気上で使用される電動機では、アルミ線は耐食性が低く、少しの水分でも腐食してしまう可能性があり、この腐食が進行すると、最終的には結線不良に至ってしまう。すなわち、アルミ線に適した結線工法と、採用にあたってコンタミ対策及び水分対策を講じる必要がある。
本発明は、以上のような課題を解決するためになされたもので、導体電線の少なくとも1本にアルミ線を用いてコストの低減を図りつつも信頼性の高い電動機の固定子、電動機、密閉型圧縮機および回転機械を提供することを目的としている。
本発明に係る電動機の固定子は、ティース部を有する複数個の固定子分割鉄心と、前記固定子分割鉄心に施されるインシュレータと、前記インシュレータが施された前記固定子分割鉄心のティース部に施される第1導体電線と、一端が前記第1導体電線に結線される第2導体電線と、を有し、前記第1導体電線および前記第2導体電線の少なくとも1つにアルミ線が使用され、前記インシュレータには、前記第1導体電線と前記第2導体電線とを結線させた端末結線部を収納する収納溝が形成されており、前記収納溝に前記端末結線部を収納した状態で前記収納溝をカバーで覆う構造としたものである。
本発明に係る電動機の固定子によれば、導体電線の少なくとも1本にアルミ線を用いているのでコストの低減を図ることができ、端末結線部を収納溝に収納し、カバーで覆う構造としたので、信頼性の向上を図ることができる。
本発明の実施の形態1に係る電動機の固定子の導体電線結線の処理構造を説明するための概略図である。 図1に示す本発明の実施の形態1に係る電動機の固定子を紙面右側から見た状態を示す概略右側面図である。 本発明の実施の形態1に係る電動機の固定子の導体電線結線の処理工程を説明するための概略製造工程図である。 本発明の実施の形態2に係る電動機の固定子の導体電線結線の処理構造を説明するための概略図である。 図4に示す本発明の実施の形態2に係る電動機の固定子のインシュレータの収納溝の付近の断面構成を概略的に示す概略図である。 図4に示す本発明の実施の形態2に係る電動機の固定子のインシュレータのカバー固定溝の付近の断面構成を概略的に示す概略図である。 図4に示す本発明の実施の形態2に係る電動機の固定子の固定子分割鉄心とインシュレータとを組付けた状態を概略的に示す概略図である。 本発明の実施の形態3に係る回転機械の一つである圧縮機の断面構成の一例を示す概略断面図である。
以下、図面に基づいてこの発明の実施の形態について説明する。なお、図1を含め、以下の図面では各構成部材の大きさの関係が実際のものとは異なる場合がある。また、図1を含め、以下の図面において、同一の符号を付したものは、同一又はこれに相当するものであり、このことは明細書の全文において共通することとする。さらに、明細書全文に表わされている構成要素の形態は、あくまでも例示であって、これらの記載に限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る電動機の固定子(以下単に固定子100Aと称する)の導体電線結線の処理構造を説明するための概略図である。図2は、図1に示す固定子100Aを紙面右側から見た状態を示す概略右側面図である。図3は、固定子100Aの導体電線結線の処理工程を説明するための概略製造工程図である。図1〜図3に基づいて、固定子100Aの導体電線結線の処理構造について説明する。なお、図1および図3では、環状に配置してある複数個の分割鉄心の1つの固定子分割鉄心66を外周側から見ている状態を概略的に示している。
固定子100Aは、例えば永久磁石を用いる回転子と組み合わされてブラシレスDCモータ(同期電動機)を構成するものである。また、固定子100Aは、三相(UVW相)交流の回転電機、例えばヒートポンプを備えた空気調和装置に搭載された送風機やヒートポンプの一構成要素である圧縮機に使用されるものである。
図1に示すように、固定子100Aは、環状に配置された複数個の固定子分割鉄心66と、それぞれの固定子分割鉄心66に設けられた絶縁部材であるインシュレータ7Aと、を有している。固定子分割鉄心66には、軸心に向けて突出するティース部が形成されている。このティース部には、フィルム状絶縁シートまたはインシュレータ7Aと共に樹脂成形された絶縁部材を介して第1導体電線(巻線)20が集中巻される。第1導体電線20の端末(巻き終わり)には、第2導体電線(リード線)21の一端が結線される。第2導体電線21の他端は、電源に接続される。そして、電線が巻き回された複数個の固定子分割鉄心66が環状に配置されて構成された固定子100Aは、例えばモールド樹脂や密閉容器の内側に装着される。
図1〜図3に示すように、インシュレータ7Aは、固定子分割鉄心66の回転子回転軸方向両端面の少なくとも一方に配置されている。インシュレータ7Aは、第1導体電線20および第2導体電線21を保持するため、径方向で内周側に内壁、外周側に外壁を有している。インシュレータ7Aには、収納溝12Aが形成されている。この収納溝12Aは、インシュレータ7Aの端面外側(外壁)に、上方が開放されるように形成されている。収納溝12Aは、後述する冷間圧接部25を収納する機能を果たすものである。なお、インシュレータ7Aは、樹脂で形成されている。
また、インシュレータ7Aには、図1および図3に示すように、導体電線案内溝13Aおよびカバー固定溝14Aが形成されている。導体電線案内溝13Aは、インシュレータ7Aの端面外側の上端部の少なくとも一部に形成されている。この導体電線案内溝13Aは、第1導体電線20および第2導体電線21の一部を収納する機能を果たすものである。カバー固定溝14Aは、インシュレータ7Aの環状方向両側(図1の紙面左右側)に形成されている。このカバー固定溝14Aは、後述するカバー30Aの爪31Aを引っ掛ける機能を果たすものである。
さらに、インシュレータ7Aには、第1導体電線20および第2導体電線21の一部が設置される。なお、ここでは、第1導体電線20が巻線であり、第2導体電線21がリード線であるものとして説明するが、第1導体電線20がリード線、第2導体電線21が巻線、第1導体電線20が巻線、第2導体電線21も巻線、第1導体電線20が巻線、第2導体電線21が中性点接続線、第1導体電線20が中性点接続線、第2導体電線21が巻線としてもよい。
第1導体電線20および第2導体電線21は、例えば冷間圧接して結線されている。この2本の第1導体電線20および第2導体電線21の冷間圧接された部分を冷間圧接部(端末結線部)25と称する。第1導体電線20および第2導体電線21の一部は導体電線案内溝13Aに収まり、冷間圧接部25は収納溝12Aに収納されて、第1導体電線20および第2導体電線21の一部がインシュレータ7Aに設置される。
第1導体電線20および第2導体電線21は、少なくともいずれかがアルミ線で構成されている。冷間圧接では一般的に導体電線の絶縁用被膜を除去するが、第1導体電線20および第2導体電線21の冷間圧接では絶縁用皮膜の除去の有無はどちらでもよい。また、冷間圧接とは、金属材料(ここでは第1導体電線20および第2導体電線21を構成する金属材料)を加圧、変形させることで双方の金属同士を原子結合させることである。
なお、冷間圧接部25の近くの第1導体電線20および第2導体電線21では、冷間圧接部25が収納溝12Aに収納可能な最適形状に、且つ、第1導体電線20および第2導体電線21の余長分を吸収するように変形を施している。つまり、第1導体電線20および第2導体電線21は、冷間圧接部25を含んだ周辺を紙面下側に突出させたV字状となるように折り曲げられて変形させられている。
まず、図3(a)に示すように、冷間圧接部25を有する第1導体電線20および第2導体電線21と、インシュレータ7Aが設置された固定子分割鉄心66と、を用意する。次に、図3(b)に示すように、冷間圧接部25を有する第1導体電線20および第2導体電線21の一部をインシュレータ7Aに形成された導体電線案内溝13Aに収納する。その後、図3(c)に示すように、治具51を用いて第1導体電線20および第2導体電線21の浮き上がりを抑制するように、且つ、第1導体電線20および第2導体電線21が電線長さ方向に移動可能な程度に抑える。また、図3(c)に示すように、治具50を用いて、冷間圧接部25を避け、第1導体電線20および第2導体電線21の端末近くを押し付ける。
治具50の先端(図3(c)の紙面下側先端)には空洞部が形成されているので、冷間圧接部25を回避しつつ、第1導体電線20および第2導体電線21の端末付近の押し付けが可能になっている。図3(c)では、第1導体電線20および第2導体電線21の余長分の吸収によって、治具50の押し込み量を調整し、冷間圧接部25を頂点としたV字形状に第1導体電線20および第2導体電線21が変形する。
そして、図3(d)に示すように、インシュレータ7Aの端面外側からカバー30Aを被せる。カバー30Aを被せることによって、収納溝12Aに収納された冷間圧接部25を覆うとともに、第1導体電線20および第2導体電線21を固定できるようになっている。このカバー30Aには、爪31A、導体電線押さえ突起32が設けられている。また、カバー30Aは、インシュレータ7Aと同材料で樹脂成形されている。
爪31Aは、インシュレータ7Aに形成されているカバー固定溝14Aに引っ掛かるように構成されている。つまり、爪31Aは、カバー30Aの四隅を固定子分割鉄心66側に延設した部分の先端に収納溝12A側に突出するように形成されている。導体電線押さえ突起32は、カバー30Aが取り付けられた状態において、導体電線案内溝13Aを開放側から塞ぐようにカバー30Aの内外周側に形成されている爪31Aの間を固定子分割鉄心66側に延設して形成されている。
インシュレータ7Aには環状方向両側にカバー固定溝14Aが形成され、カバー30Aには爪31Aが形成されているので、カバー30Aの取り付け作業性がよく、加工費抑制が可能である。すなわち、複雑な構成を要することなく、カバー30Aをインシュレータ7Aに取り付けるという簡易な作業で、第1導体電線20および第2導体電線21を固定することが可能になっている。なお、インシュレータ7Aとカバー30Aとを、超音波溶着等で密閉するとよい。
簡単に、固定子100Aの巻線の結線方法について説明する。
第1導体電線20は、固定子分割鉄心66のティース部に巻き回される。便宜的に、一相目をU相、二相目をV相、三相目をW相と呼ぶことにする。各相の第1導体電線20をU相、V相、W相の順番に並べて配置し、それぞれに120°位相のずれた交流の電流を流すことにより、固定子100Aを備えた電動機を駆動することになる。
各相の第1導体電線20は、それぞれ例えば3つ又は4つのコイルで構成される。第1導体電線20の巻き方向は全て同じである。各相の第1導体電線20の巻き始めは、それぞれ第2導体電線21に接続される。一方、各相の第1導体電線20の巻き終わりは、中性点端子(中性点)に接続される。そして、固定子100Aの第1導体電線20は、シングルYに結線される。すなわち、U相のコイルが直列に接続され、V相のコイルが直列に接続され、W相のコイルが直列に接続される。そして、各相のコイルの巻き終わりが中性点に接続される。なお、実施の形態2に係る固定子100Bも同様である。
以上のように、固定子100Aでは、第1導体電線20および第2導体電線21の結線接合に冷間圧接を導入することにより、アルミ線同士あるいはいずれか一方がアルミ線である場合でも、結線の信頼性が確保できる。よって、アルミ線で構成された導体電線の採用が可能となり、銅線で構成された導体電線に比べてコスト面でのパフォーマンスが良好なものとなる。
また、冷間圧接部25をインシュレータ7Aの収納溝12Aに収納し、カバー30Aで覆う構造としたので、冷間圧接部25の有するバリ形状部位の飛散防止ができる。そのため、固定子100Aを圧縮機に適用する場合、圧縮機内、冷凍システム内でのコンタミに対する信頼性の確保が可能となる。さらに、インシュレータ7Aとカバー30Aとを、超音波溶着等で密閉することで、結線接合構造の信頼性をより増すことができる。
固定子100Aは、複数の固定子分割鉄心66を環状に配置して構成されるので、通常、分割個数と同数のカバー30Aが必要になる。ただし、同形状のインシュレータ7Aを各固定子分割鉄心66に用いることができるので、3ヶ所程度で第1導体電線20および第2導体電線21を固定するようにしてもよい。つまり、複数個の固定子分割鉄心66に1つの割合でカバー30Aを設けることができる。例えば9分割鉄心なら、分割鉄心3個毎にカバー30Aを1ヶ所設けるようにすれば、カバー30Aを3個製作することで1台の固定子100Aに対応することになる。こうすれば、部品点数を低減するという意味においても良好な工法となる。
なお、実施の形態1では、冷間圧接を用いて第1導体電線20および第2導体電線21を結線した場合を例に説明したが、他の接合でも対応可能である。例えば、はんだ接合を用いて第1導体電線20および第2導体電線21を結線してもよい。はんだ接合を用いる場合、2本乃至3本に束ねた導体電線をはんだ接合し、その接合部をインシュレータ7Aの収納溝12Aに収納し、カバー30Aで覆う構造とすれば、冷間圧接を用いたものと同様な効果が得られる。
実施の形態2.
図4は、本発明の実施の形態2に係る電動機の固定子(以下単に固定子100Bと称する)の導体電線結線の処理構造を説明するための概略図である。図5は、図4に示す固定子100Bのインシュレータ7Bの収納溝12Bの付近の断面構成を概略的に示す概略図である。図6は、図4に示す固定子100Bのインシュレータ7Bのカバー固定溝14Bの付近の断面構成を概略的に示す概略図である。図7は、固定子100Bの固定子分割鉄心66とインシュレータ7Bとを組付けた状態を概略的に示す概略図である。図4〜図7に基づいて、固定子100Bの導体電線結線の処理構造について説明する。
実施の形態1では、2本の導体電線の結線部(冷間圧接部25)をインシュレータ7Aの端面側に収納するようにした場合を例に説明したが、実施の形態2では、2本の導体電線の結線部(冷間圧接部25)をインシュレータ7Bの外側側面に配置するようにした場合を例に説明する。また、図4では、環状に配置してある複数の分割鉄心の1つの固定子分割鉄心66を外周側から見ている状態を概略的に示している。さらに、図5および図6では、カバー30Bを取り付けた状態を示している。
実施の形態2では実施の形態1との相違点を中心に説明し、実施の形態1と同一部分には、同一符号を付して説明を省略するものとする。なお、実施の形態2では、符号の末尾に「B」を付記して実施の形態1で説明した部材と区別しているが、これは便宜的な措置であって、基本的な作用は実施の形態1で説明した通りである。
図4〜図7に示すように、インシュレータ7Bは、固定子分割鉄心66の回転子回転軸方向両端面のいずれかに配置されている。インシュレータ7Bには、収納溝12Bが形成されている。この収納溝12Bは、インシュレータ7Bの端面外側(外周側)に、外周側が開放されるように形成されている。収納溝12Bは、後述する冷間圧接部25を収納する機能を果たすものである。なお、インシュレータ7Bは、インシュレータ7Aと同様に樹脂で形成されている。
また、インシュレータ7Bには、図4〜図7に示すように、4本の導体電線案内溝13Bおよびカバー固定溝14Bが形成されている。導体電線案内溝13Bは、インシュレータ7Bの外周側壁に上下に並んで配列するように形成されている。この導体電線案内溝13Bは、第1導体電線20および第2導体電線21の一部を収納する機能を果たすものである。カバー固定溝14Bは、インシュレータ7Bの端面(図4の紙面上側の端面)、外周下側の一部に形成されている。このカバー固定溝14Bは、後述するカバー30Bの爪31Bを引っ掛ける機能を果たすものである。
さらに、インシュレータ7Bには、第1導体電線20および第2導体電線21が設置される。第1導体電線20および第2導体電線21については、実施の形態1と同様である。第1導体電線20および第2導体電線21の一部は導体電線案内溝13Bに収まり、冷間圧接部25は収納溝12Bに収納されて、第1導体電線20および第2導体電線21の一部がインシュレータ7Bに設置される。ただし、実施の形態2では、第1導体電線20および第2導体電線21は直線上に設置されるようになっている。
インシュレータ7Bの上端面の一部および外周側にはカバー30Bが設置される。カバー30Bを設置することによって、収納溝12Bに収納された冷間圧接部25を覆うとともに、第1導体電線20および第2導体電線21を固定できるようになっている。このカバー30Bには、爪31Bが設けられている。また、カバー30Bは、インシュレータ7Bと同材料で樹脂成形されている。
爪31Bは、インシュレータ7Bに形成されているカバー固定溝14Bに引っ掛かるように構成されている。つまり、爪31Bの一つは、カバー30Bの上端面を内側に延設した部分の先端の一部に固定子分割鉄心66側に突出するように形成されている。また、爪31Bの他の一つは、カバー30Bの下端面を固定子分割鉄心66側に延設した部分の先端の一部に内側に突出するように形成されている。
インシュレータ7Bの上端面の一部および外周面の一部にカバー固定溝14Bが形成され、カバー30Bには爪31Bが形成されているので、カバー30Bの取り付け作業性がよく、加工費抑制が可能である。すなわち、複雑な構成を要することなく、カバー30Bをインシュレータ7Bに取り付けるという簡易な作業で、第1導体電線20および第2導体電線21を固定することが可能になっている。なお、インシュレータ7Bとカバー30Bとを、超音波溶着等で密閉するとよい。
以上のように、固定子100Bでは、第1導体電線20および第2導体電線21の結線接合に冷間圧接を導入することにより、アルミ線同士あるいはいずれか一方がアルミ線である場合でも、結線の信頼性が確保できる。よって、アルミ線で構成された導体電線の採用が可能となり、銅線で構成された導体電線に比べてコスト面でのパフォーマンスが良好なものとなる。
また、冷間圧接部25をインシュレータ7Bの収納溝12Bに収納し、カバー30Bで覆う構造としたので、冷間圧接部25に有するバリ形状部位の飛散防止ができる。そのため、固定子100Bを圧縮機に適用する場合、圧縮機内、冷凍システム内でのコンタミに対する信頼性の確保が可能となる。さらに、インシュレータ7Bとカバー30Bとを、超音波溶着等で密閉することで、結線接合構造の信頼性をより増すことができる。
そして、固定子100Bでは、実施の形態1に係る固定子100Aの奏する効果の他に、インシュレータ7Bに導体電線案内溝13Bを4本形成しているので、固定子内の結線接合された導体電線において、配置の固定化が可能となり、部品を追加せずに対応できるので、部品コストを更に抑制ができる。
固定子100Bは、複数の固定子分割鉄心66を環状に配置して構成されるので、通常、分割個数と同数のカバー30Bが必要になる。ただし、同形状のインシュレータ7Bを各固定子分割鉄心66に用いることができるので、3ヶ所程度で第1導体電線20および第2導体電線21を固定するようにしてもよい。例えば9分割鉄心なら、分割鉄心3個毎にカバー30Bを1ヶ所設けるようにすれば、カバー30Bを3個製作することで1台の固定子100Bに対応することになる。こうすれば、部品点数を低減するという意味においても良好な工法となる。
なお、実施の形態2では、冷間圧接を用いて第1導体電線20および第2導体電線21を結線した場合を例に説明したが、他の接合でも対応可能である。例えば、はんだ接合を用いて第1導体電線20および第2導体電線21を結線してもよい。はんだ接合を用いる場合、2本乃至3本に束ねた導体電線をはんだ接合し、その接合部をインシュレータ7Bの収納溝12Bに収納し、カバー30Bで覆う構造とすれば、冷間圧接を用いたものと同様な効果が得られる。
実施の形態3.
図8は、本発明の実施の形態3に係る回転機械の一つである圧縮機Aの断面構成の一例を示す概略断面図である。図8に基づいて、圧縮機Aについて説明する。この圧縮機Aは、ロータリ圧縮機である場合を例に示しており、たとえば冷蔵庫や冷凍庫、自動販売機、空気調和器、冷凍装置、給湯器等の冷凍サイクル(ヒートポンプサイクル)の構成要素となるものである。また、圧縮機Aは、実施の形態1又は実施の形態2に係る固定子を備えた電動機を有している。なお、実施の形態3では、実施の形態1に係る固定子100Aを用いた場合を代表として説明するものとする。
この圧縮機Aは、冷凍サイクルを循環する冷媒を吸入し、圧縮して高温高圧の状態として吐出させるものである。そして、圧縮機Aは、圧縮要素部3と電動要素部2とに分類できる。この圧縮要素部3及び電動要素部2は、密閉容器(シェル)1内に収納されている。この密閉容器1は、圧力容器となっている。図1に示すように、圧縮要素部3が密閉容器1の下側に配置され、電動要素部2が密閉容器1の上側に配置されている。密閉容器1には、冷媒ガスを吸入するための吸入管9と、冷媒ガスを吐出するための吐出管10とが連接されている。
電動要素部2は、シャフト8に装着された回転子5と、密閉容器1に装着された固定子100Aとで構成され、圧縮要素部3で冷媒ガスを圧縮するために、シャフト8を回転駆動する機能を果たすようになっている。また、固定子100Aの外周面は焼き嵌め等により密閉容器1に固着支持されている。すなわち、回転子5及び固定子100Aで本発明の実施の形態に係る「電動機」を構成しているのである。
固定子100Aは、実施の形態1および2で説明したように、固定子分割鉄心66に複数相の巻線(図示省略)を装着して構成されている。シャフト8は、回転子5の回転に伴って回転するようになっている。
圧縮要素部3は、圧縮室を構成するシリンダ、シャフト8の偏心部によりシリンダ内を回転するローリングピストン、ローリングピストンに接してシリンダ内を高圧側と低圧側とに分画するベーン、シリンダの開口を封じる上軸受け及び下軸受け等で構成され、吸入管9から吸入した冷媒ガスを圧縮する機能を有している。
このように構成された圧縮機Aでは、シリンダ内に流入した冷媒が、圧縮要素部3を構成しているローリングピストン及びベーンの共働で圧縮され、電動要素部2の図示省略のエアギャップを通って電動要素部2の上部に送り出され、回転子5の回転により旋回させられ、吐出管10から密閉容器1の外部に吐出される。
以上のように、圧縮機Aによれば、実施の形態1又は実施の形態2に係る固定子を備えた電動機を有しているので、コスト面でのパフォーマンスが良好なものとなり、信頼性の向上が実現できる。また、実施の形態に係る電動機は、実施の形態1又は実施の形態2に係る固定子を備えているので、コスト面でのパフォーマンスが良好なものとなり、信頼性の向上が実現できる。
なお、実施の形態3では、本発明の実施の形態に係る電動機を圧縮機Aに搭載した場合を例に説明したが、これに限定するものではない。例えば、本発明の実施の形態に係る電動機を、送風機などの回転機械に使用することも可能である。
1 密閉容器、2 電動要素部(電動機)、3 圧縮要素部、5 回転子、7A インシュレータ、7B インシュレータ、8 シャフト、9 吸入管、10 吐出管、12A 収納溝、12B 収納溝、13A 導体電線案内溝、13B 導体電線案内溝、14A カバー固定溝、14B カバー固定溝、20 第1導体電線、21 第2導体電線、25 冷間圧接部、30A カバー、30B カバー、31A 爪、31B 爪、32 導体電線押さえ突起、50 治具、51 治具、66 固定子分割鉄心、100A 固定子、100B 固定子、A 圧縮機。

Claims (10)

  1. ティース部を有する複数個の固定子分割鉄心と、
    前記固定子分割鉄心に施されるインシュレータと、
    前記インシュレータが施された前記固定子分割鉄心のティース部に施される第1導体電線と、
    一端が前記第1導体電線に結線される第2導体電線と、を有し、
    前記第1導体電線および前記第2導体電線の少なくとも1つにアルミ線が使用され、
    前記インシュレータには、前記第1導体電線と前記第2導体電線とを結線させた端末結線部を収納する収納溝が形成されており、
    前記収納溝に前記端末結線部
    を収納した状態で前記収納溝をカバーで覆う構造とした
    ことを特徴とする電動機の固定子。
  2. 冷間圧接を用いて前記端末結線部を形成している
    ことを特徴とする請求項1に記載の電動機の固定子。
  3. 前記収納溝は、
    前記インシュレータの端面外側に、上方が開放されるように形成されている
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の電動機の固定子。
  4. 前記収納溝は、
    前記インシュレータの端面外側に、外周側が開放されるように形成されている
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の電動機の固定子。
  5. 前記端末結線部を、前記インシュレータの端面外側に上方が開放されるように形成された前記収納溝に収納するものにおいて、
    前記端末結線部を回避しつつ、前記第1導体電線の端末側および前記第2導体電線の端末側を変形させた状態で前記収納溝に収納している
    ことを特徴とする請求項3に記載の電動機の固定子。
  6. 前記インシュレータおよび前記カバーは同材質で樹脂加工されている
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の電動機の固定子。
  7. 前記カバーは、
    前記固定子分割鉄心と同数あるいは複数個の前記固定子分割鉄心に1つの割合で設けられている
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の電動機の固定子。
  8. 請求項1〜7のいずれか一項に記載の電動機の固定子を用いた
    ことを特徴とする電動機。
  9. 請求項8に記載の電動機を搭載した
    ことを特徴とする密閉型圧縮機。
  10. 請求項8に記載の電動機を搭載した
    ことを特徴とする回転機械。
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