JP2014072136A - 照明装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】天井裏の障害物に影響されないように、天井に確実に設置することが可能な照明装置を提供する。
【解決手段】照明装置100は、筐体10と、筐体10に収容される光源部1と、光源部1に固定された一対の板バネ20とを備える。各板バネ20は、光源部1に固定される固定部21と、先端部26と、固定部21と先端部26との間に設けられた屈曲部24とを有する。筐体10に光源部1が収容された状態において、屈曲部24は、筺体10の側壁11,12に設けられた取付孔11a,12aに係止することによって光源部1を筺体10に支持し、且つ、先端部26は、筐体10の側壁11a,12aの内側に配置される。
【選択図】図5
【解決手段】照明装置100は、筐体10と、筐体10に収容される光源部1と、光源部1に固定された一対の板バネ20とを備える。各板バネ20は、光源部1に固定される固定部21と、先端部26と、固定部21と先端部26との間に設けられた屈曲部24とを有する。筐体10に光源部1が収容された状態において、屈曲部24は、筺体10の側壁11,12に設けられた取付孔11a,12aに係止することによって光源部1を筺体10に支持し、且つ、先端部26は、筐体10の側壁11a,12aの内側に配置される。
【選択図】図5
Description
本発明は、一般的には照明装置に関し、特定的には天井に設置される照明装置に関する。
天井に埋め込まれる筐体と、筐体に取り付けられる光源部と、光源部に取り付けられる光源とを備えた天井設置用の照明装置の一例として、特開平8−138431号公報(以下、特許文献1という)に記載された埋込形非常用照明器具が知られている。
特許文献1に記載された照明器具は、天井面に埋め込まれる筒状の器具本体と、器具本体の下面周縁を覆うように器具本体の下面周縁に着脱自在に取り付けられる下面枠と、下面枠において対称な位置に固定される一対の板バネとを備えている。光源としてのハロゲンランプは、下面枠に取り付けられる。
筒状の器具本体の側面には、相対向する一対の受穴が形成されている。各板バネの基部は、下面枠における対称な位置に固定される。器具本体の下面周縁に下面枠が取り付けられる場合には、各板バネの上部は、各受穴を通って器具本体の外側に延在する。各板バネには、受穴を押してなお外側に傾斜しようとする弾力性が付与されているため、この弾性力によって下面枠が筒状の器具本体に取り付けられた状態を維持することができる。
特許文献1に記載された照明器具によれば、器具本体の側面に形成された受穴から、側面の外側に板バネの先端部が配置されるため、器具本体の内部の下部における空間が比較的小さい場合でも、下面枠を器具本体に確実に着脱することができる。
しかしながら、特許文献1に記載された照明器具においては、板バネの先端部が、筒状の器具本体の側面の外側に突き出ることによって、器具本体の側面よりも外側に配置される。そのため、天井裏に設置された天井の補強材等が、板バネの先端部を干渉するため、当該照明器具が天井に完全に設置されないような事態が生じる。
そこで、本発明の目的は、天井裏の障害物に影響されないように、天井に確実に設置することが可能な照明装置を提供することである。
本発明に従った照明装置は、筐体と、筐体に収容される光源部と、光源部に固定された一対の板バネとを備える。各板バネは、光源部に固定される固定部と、先端部と、固定部と先端部との間に設けられた屈曲部とを有する。筐体に光源部が収容された状態において、屈曲部は、筺体の側壁に設けられた被係止部に係止することによって光源部を筺体に支持し、且つ、先端部は、筐体の前記側壁の内側に配置される。
本発明に従った照明装置においては、筐体に光源部が収容される場合には、各板バネの先端部が、筐体の側壁の内側に配置される。そのため、筐体に光源部が収容される場合に必要な板バネのバネ力が不足する程度に、板バネの先端部が筺体の側壁の外側に設置された補強材等によって干渉されるような事態は生じない。
このようにすることにより、天井裏の障害物に影響されないように、天井に確実に設置することが可能な照明装置を提供することができる。
本発明に従った照明装置において、筐体は、好ましくは、光源部が挿入される開口部と、開口部に対向する頂壁とをさらに有する。頂壁には、好ましくは、挿通部が形成されている。板バネの先端部は、筐体に光源部が収容された状態において挿通部に挿通される。
この構成によれば、当該照明装置を天井に設置する施工者は、筐体の開口部と、頂壁の挿通部とを通して、筐体の外部を視認することができるため、前もって障害物を容易に避けることができる。そのため、天井の裏の障害物に影響されないように、照明装置を天井に確実に設置することができる。
本発明に従った照明装置は、好ましくは、リブをさらに備える。リブは、好ましくは、挿通部の周囲に設けられ、頂壁から筺体の外側へ突出する。
この構成によれば、リブによって、筐体の外部に先端部が突出することができる高さを確保することができる。つまり、リブの大きさに応じて、筐体の外部に向かって頂壁から先端部を突出させることができる。
本発明に従った照明装置において、筐体は、好ましくは、光源部が挿入される開口部と、開口部に対向する頂壁をさらに有する。
側壁には、好ましくは、斜面壁が形成されている。斜面壁は、被係止部よりも頂壁の側に配置され、板バネの先端部を頂壁の面方向に案内する。
側壁には、好ましくは、斜面壁が形成されている。斜面壁は、被係止部よりも頂壁の側に配置され、板バネの先端部を頂壁の面方向に案内する。
この構成によれば、斜面壁と頂壁とに沿って板バネの先端部が移動することによって、板バネの先端部を頂壁の面方向に案内することができる。
このように、この構成によれば、光源部を押し上げたときに板バネの先端部が頂壁に当接することによって光源部の移動が妨げられることを防止することができる。そのため、光源部を筺体側に収容する作業を容易に行うことができるため、照明装置を天井に容易に設置することができる。また、板バネの先端部を頂壁の面方向に案内することで板バネを筺体の内部に折り曲げて収容できるので、開口部と頂壁とを結ぶ方向に沿った筐体の寸法を縮小することができる。そのため、照明装置を小型化することができる。
本発明に従った照明装置において、板バネは、好ましくは、延在部を有する。延在部は、先端部と屈曲部との間の部分を形成する。延在部は、好ましくは、屈曲部よりも容易に撓む。
この構成によれば、一方斜面壁と頂壁とに沿って板バネの先端部が移動することによって、延在部を撓ませることができる。
好ましくは、延在部の断面は、筐体の内側に向かって凹むように、延在部が延びる方向と略直交する方向に沿って湾曲した形状を有している。延在部は、好ましくは、屈曲部よりも容易に撓む可撓性部材によって形成される。板バネにおいて、好ましくは、延在部の断面積は、先端部の断面積よりも小さい。
これらの構成によれば、一方斜面壁と頂壁とに沿って板バネの先端部が移動することによって、延在部を撓ませることができる。
本発明に従った照明装置において、好ましくは、筐体の一方側の側壁または他方側の側壁には、先端部が引っ掛けられることによって光源部を筐体に支持するための別の被係止部が形成されている。
この構成によれば、当該照明装置を天井に設置する施工者は、光源部を筐体に支持させる場合に、被係止部と別の被係止部とのいずれかを用いることができる。そのため、この構成によれば、作業性が向上する。
本発明に従った照明装置において、各板バネのうちのいずれかは、好ましくは、ヒンジ部を有する。ヒンジ部は、屈曲部と固定部との間に配置され、且つ、屈曲部と固定部とが離れる方向に屈曲部を固定部に対して回転させる。
この構成によれば、一対の板バネのうちの片方の板バネの先端部が筐体の被係止部に引っ掛けられることによって光源部が筐体に支持された状態において、板バネの屈曲部と固定部との間の部分を変形させる力が、屈曲部と固定部との間の部分に集中することを防ぐことができる。このように、この構成によれば、板バネの損傷を防止することができる。
本発明に従った照明装置において、筐体は、好ましくは、頂壁と開口部とをさらに有している。頂壁は、一方側の側壁と他方側の側壁とを接続する。開口部は、頂壁と対向する位置に形成されている。板バネは、好ましくは、延在部を有する。延在部は、先端部と屈曲部との間の部分を形成する。板バネにおいて、延在部は、好ましくは、延在部の長さを調整することが可能であるように構成されている。筐体に光源部が収容された状態において、好ましくは、板バネの先端部は頂壁に接触する。
この構成によれば、開口部から筐体の内部に向かって、板バネが固定された光源部が移動することによって、光源部が筐体に収容される。また、光源部が筐体に支持される場合には、光源部に掛かる重力等によって板バネの延在部の長さを延長させることによって、筐体と光源部との間の隙間を拡大することができる。そのため、この構成によれば、光源部が筐体に支持された状態における作業性を向上させることができる。一方、光源部が筐体に収容される場合には、板バネの先端部が頂壁に接触することによって、板バネの延在部の長さを縮小することができる。このように、この構成によれば、筐体を小型化し、且つ、当該照明装置を小型化することができる。
以上のように、本発明によれば、天井裏の障害物に影響されないように、天井に確実に設置することが可能な照明装置を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
図1に、本発明に従った照明装置100を示す。照明装置100は、光源部1と、略直方体形状を有する筐体10とを備えている。光源部1は、光源としての複数の発光ダイオードが取り付けられた電気部品(いずれも図示せず)と、フレーム3と、フレーム3に取り付けられた拡散パネル4とを含む。フレーム3と筐体10とは、一定の長さと幅とを有している。フレーム3と筐体10とは、金属材料によって形成されている。
図1に、本発明に従った照明装置100を示す。照明装置100は、光源部1と、略直方体形状を有する筐体10とを備えている。光源部1は、光源としての複数の発光ダイオードが取り付けられた電気部品(いずれも図示せず)と、フレーム3と、フレーム3に取り付けられた拡散パネル4とを含む。フレーム3と筐体10とは、一定の長さと幅とを有している。フレーム3と筐体10とは、金属材料によって形成されている。
光源部1には、複数の板バネ20が取り付けられる。板バネ20は、ステンレス鋼等の金属性の板材に折り曲げ加工を施すことによって成形される。図2に示すように、各板バネ20は、固定部21と、先端部26と、屈曲部24とを有している。固定部21は、平板形状を有している。固定部21に連続するように、下延部22が固定部21から折り曲げられている。
下延部22は、固定部21の平面が延びる方向と略直交する平面を有する。下延部22は、折り返し部27に連続する。さらに、折り返し部27は、上延部23に連続する。折り返し部27においては、下延部22と上延部23とが対向するように、上記板材が略U字状に折り曲げられる。固定部21には、ねじ固定等の締結方法に応じた孔等が設けられる(図示せず)。
上延部23は、屈曲部24に連続する。屈曲部24は、さらに延在部25に連続する。屈曲部24は、上延部23の平面が延びる方向と延在部25の平面が延びる方向とが略平行な方向であるように、上延部23と延在部25との間において上記板材が略U字状に折り曲げられた部分である。屈曲部24は、下延部22の平面が延びる方向に対して、固定部21の反対側に突出している。
延在部25は、先端部26に連続する。延在部25に対して、屈曲部24が突出する側に向かって先端部26が突出するように、上記板材の端部が折り曲げられることによって、先端部26が形成される。なお、延在部25と先端部26との境目を形成する上記板材の折り目の部分は、後述するように、板バネ20の上端20aである。
図3に示すように、光源部1は、フレームケース2を有する。フレームケース2は、フレーム3の上面に固定されている。フレームケース2には、発光ダイオードと電気回路とを含む電気部品と、光を反射させるシート部材(いずれも図示せず)とが収容される。
板バネ20の固定部21がフレームケース2に固定されることによって、板バネ20が光源部1に固定される。板バネ20の固定部21とフレームケース2との固定には、ネジもしくはボルト等の固定具5が用いられる。なお、図示されていないが、固定部21とフレームケース2との間に位置し、且つ、固定部21を載せる土台等が、フレームケース2の上面に設置されていてもよい。
一対の板バネ20が、フレーム3の幅方向に対向するようにフレームケース2に固定される。フレーム3の長手方向に沿った略同一の位置において、一対の板バネ20が光源部1に固定される。図1に示すように、フレーム3の長手方向に沿ってそれぞれ所定の間隔をあけて、複数の板バネ20がフレームケース2を介してフレーム3に固定される。
なお、フレーム3の幅方向とは、図3の左右方向をいう。一方、フレーム3の長手方向とは、フレーム3の幅方向と直交する方向である。フレーム3および筐体10において、長手方向の寸法は、幅方向の寸法よりも大きい。
なお、図示されていないが、フレーム3には、スピーカ、非常灯、煙探知器、スプリンクラー、または、照度センサ等の天井設備機器が取り付けられていてもよい。
図3は、光源部1に固定された板バネ20が筐体10の被係止部としての取付孔11a,12aに引っ掛けられることによって、光源部1が筐体10に支持された状態を概略的に示す図である。図3に示すように、筐体10は、互いに対向する一方側の側壁11および他方側の側壁12を有する。側壁11および側壁12には、板バネ20の先端部26と屈曲部24とが係止する被係止部としての取付孔11a,12aが形成されている。板バネ20の先端部26が取付孔11a,12aに引っ掛けられることによって光源部1を筐体10から垂下した状態で支持し、光源部1を筐体1に仮止めすることができる。また、光源部1を筺体10に収容した状態で屈曲部24が取付孔11a,12aに係止することによって光源部1を筐体10に支持することができる。取付孔11aと取付孔12aとは、被係止部の一例である。
また、筐体10は、光源部1が挿入される開口部14と、頂壁13とを有している。頂壁13は、側壁11と側壁12とを接続する。開口部14は、頂壁13と対向する位置に形成される。頂壁13は、側壁11と側壁12との間において側壁11および側壁12が延びる方向と略直交する方向に延びる。
筐体10は、室内の天井9に設けられた開口から天井9の裏側に挿入されて設置される。開口部14が室内の床面つまり鉛直下方に面するように、筐体10は天井9に設置される。筐体10の頂壁13に形成された図示しない開口を通じて、電源用と調光用等の電気配線(いずれも図示せず)が、筐体10の外部から内部に引き込まれる。配線の端子は、筐体10の天面10aに取り付けられる。光源部1が取り付けられたフレーム3は、開口部14を覆うように、筐体10に取り付けられる。つまり、施工者は、室内の床面から天井に向かって、フレーム3および光源部1を持ち上げることによって光源部1を筐体10に取り付ける。
側壁11には、開口部14から頂壁13に向かう方向且つ側壁11から側壁12に向かう方向に延びる一方側の斜面壁15が形成されている。側壁12には、開口部14から頂壁13に向かう方向且つ側壁12から側壁11に向かう方向に延びる他方側の斜面壁16が形成されている。
施工者は、筐体10に光源部1が取り付けられる場合に、各板バネ20の先端部26を取付孔11a,12aに引っ掛けることによって、筐体10に光源部1を支持させる。図3に示すように、光源部1が筐体10に支持された状態においては、筐体10の開口部14と光源部1の上端との間に隙間が形成されるため、施工者は、この隙間から筐体10の内部の空間に手を入れることによって、各配線等の接続を実施することができる。
なお、図示されていないが、施工者は、側壁11と側壁12とのうち、いずれかの開口(つまり、取付孔11aまたは取付孔12a)に、板バネ20の先端部26を引っ掛けるように、光源部1の幅方向の片方のみの板バネ20を筐体10に支持させることによって、各配線の接続等を実施することができる。
各配線等の接続が完了した後には、フレーム3および光源部1を上方に移動させることによって、板バネ20の先端部26の上面が取付孔11a,12aの上縁に接触しながら板バネ20が取付孔11a,12aから離れる。施工者が光源部1をさらに上方に持ち上げることによって、板バネ20の先端26aが側壁11,12に接触しながら光源部1が上方に移動する。
施工者が光源部1をさらにまた上方に持ち上げることによって、光源部1が開口部14から筐体10の内部の空間に移動する。光源部1がさらにまた上方に持ち上げられることによって、板バネ20の先端26a(図2参照)が斜面壁15,16に接触しながら光源部1が上方に移動する。このとき、板バネ20において特に延在部25が筐体10の内側に向かって撓むことによって、先端部26が筐体10の内側に移動する。
図4は、板バネ20が筐体10の斜面壁15,16と頂壁13とに沿って移動する状態を概略的に示す図である。図4に示すように、光源部1が上方に移動するにしたがって、板バネ20の上端20aが頂壁13に接触し、または、先端26aが斜面壁15,16に接触する。また、光源部1が上方に移動するにしたがって、板バネ20の屈曲部24が側壁11,12に接触する。このとき、板バネ20のバネ力によって、斜面壁15,16を先端部26が押す力、または、頂壁13を上端20aが押す力が板バネ20に発生する。バネ力に勝る力で施工者が光源部1をさらに上方に移動させることによって、板バネ20は、斜面壁15,16に接触しながら上方に移動する。先端部26が傾斜壁15,16の面を摺動することによって、先端部26は頂壁13が延びる方向に案内される。屈曲部24が側壁11,12を押圧しながら、板バネ20が上方に移動する。また、バネ力に勝る力で施工者が光源部1を上方に移動させることによって、板バネ20は、頂壁13に接触しながら筐体10の内側に向かって撓む。
図5は、板バネ20の屈曲部24が取付孔11a,12aに嵌め込まれることによって、光源部1が筐体10に収容されるとともに筺体10に支持された状態を概略的に示す図である。図5に示すように、施工者が、フレーム3の縁の上面3aが筐体10の縁の下面10bに接触する位置にまで光源部1を上方に移動させることによって、光源部1が筐体10の内部の空間に収容される。
光源部1が筐体10の内部の空間に収容された状態において、屈曲部24は、光源部1が筐体10に支持されるように筐体10の取付孔11a,12aに嵌められる。言い換えると、屈曲部24が筐体10の取付孔11a,12aに嵌められることによって、光源部1が筐体10に支持されたうえで、光源部1が筐体10に収容される。屈曲部24が取付孔11a,12aに嵌められることによって、板バネ20には、取付孔11a,12aの上側の縁および下側の縁を屈曲部24が押圧するバネ力が発生する。このようなバネ力によって、板バネ20が固定された光源部1は、筐体10に支持されたうえで、筐体10に収容される。
このようにして、光源部1は、開口部14から筐体10の内部の空間に移動することによって、筐体10に収容される。筐体10に光源部1が収容された状態において、各板バネ20の先端部26は、筐体10の側壁11および側壁12の内側に配置される。また、筐体10に光源部1が収容された状態において、各板バネ20の先端26aは、天面10aに接触する。
以上のように、照明装置100においては、筐体10に光源部1が収容される場合には、各板バネ20の先端部26が、筐体10の側壁11および側壁12の内側に配置される。そのため、筐体10に光源部1が収容される場合に必要な板バネ20のバネ力が不足する程度に、板バネ20の先端部26が筺体10の側壁11,12の外側に設置された補強材等によって干渉されるような事態は生じない。
このようにすることにより、天井9の裏の障害物に影響されないように、天井9に確実に設置することが可能な照明装置100を提供することができる。
また、開口部14から筐体10の内部に向かって、板バネ20が固定された光源部1が移動することによって、光源部1が筐体10に収容される。斜面壁15と頂壁13とに沿って板バネ20の先端部26が移動することによって、一方側から他方側に向かって、板バネ20の先端部26を頂壁13の面方向に案内することができる。
このように、この構成によれば、光源部1を押し上げたときに板バネ20の先端部26が頂壁13に当接することによって光源部1の移動が妨げられることを防止することができる。そのため、光源部1を筺体10側に収容する作業を容易に行うことができるため、照明装置100を天井に容易に設置することができる。また、板バネ20の先端部26を頂壁13の面方向に案内することで板バネを筺体10の内部に折り曲げて収容できるので、開口部14と頂壁13とを結ぶ方向に沿った筐体10の寸法を縮小することができる。そのため、照明装置100を小型化することができる。
なお、筐体10において、斜面壁15の下面と斜面壁16の下面とは、図3に示す平面状の形状を有することに限定されず、頂壁13に向かって突出するように、湾曲していてもよい。なお、被係止部は、筐体10を貫通した孔に限らず、側壁11,12に設けられた凹部等であってもよい。
なお、照明装置100に用いられる各板バネは、図2に示す板バネ20に限定されない。図6には、板バネ20の変形例の板バネ30を示す。また、図7には、板バネ20の別の変形例の板バネ40を示す。
図6に示すように、板バネ30は、固定部31と、先端部36と、屈曲部34とを有している。固定部31は、平板形状を有している。固定部31に連続するように、下延部32が固定部31から折り曲げられている。
下延部32は、固定部31の平面が延びる方向と略直交する平面を有する。下延部32は、折り返し部37に連続する。さらに、折り返し部37は、上延部33に連続する。折り返し部37においては、下延部32と上延部33とが対向するように、上記板材が略U字状に折り曲げられる。
上延部33は、屈曲部34に連続する。屈曲部34は、さらに延在部35に連続する。屈曲部34は、上延部33の平面が延びる方向と延在部35の平面が延びる方向とが略平行な方向であるように、上延部33と延在部35との間において上記板材が略U字状に折り曲げられた部分である。屈曲部34は、下延部32の平面が延びる方向に対して、固定部31の反対側に突出している。
延在部35は、先端部36に連続する。延在部35に対して、屈曲部34が突出する側に向かって先端部36が突出するように、上記板材の端部が折り曲げられることによって、先端部36が形成される。なお、延在部35と先端部36との境目を形成する上記板材の折り目の部分は、板バネ30の上端30aである。筐体10(図5参照)に光源部1(図5参照)が収容された状態においては、各板バネ30の先端36aが天面10a(図5参照)に接触する。
延在部35は、筐体10(図3参照)の内側に向かって凹むように、延在部35が延びる方向と略直交する方向に沿って湾曲した形状を有する湾曲部35aを含む。このように、板バネ30において、延在部35の湾曲部35aの断面は、筐体10(図3参照)の内側に向かって凹むように、延在部35が延びる方向と略直交する方向に沿って湾曲した形状を有している。
図7に示すように、板バネ40は、固定部41と、先端部46と、屈曲部44とを有している。固定部41は、平板形状を有している。固定部41に連続するように、下延部42が固定部41から折り曲げられている。
下延部42は、固定部41の平面が延びる方向と略直交する平面を有する。下延部42は、折り返し部47に連続する。さらに、折り返し部47は、上延部43に連続する。折り返し部47においては、下延部42と上延部43とが対向するように、上記板材が略U字状に折り曲げられる。
上延部43は、屈曲部44に連続する。屈曲部44は、さらに延在部45に連続する。屈曲部44は、上延部43の平面が延びる方向と延在部45の平面が延びる方向とが略平行な方向であるように、上延部43と延在部45との間において上記板材が略U字状に折り曲げられた部分である。屈曲部44は、下延部42の平面が延びる方向に対して、固定部41の反対側に突出している。
延在部45は、先端部46に連続する。延在部45に対して、屈曲部44が突出する側に向かって先端部46が突出するように、上記板材の端部が折り曲げられることによって、先端部46が形成される。なお、延在部45と先端部46との境目を形成する上記板材の折り目の部分は、板バネ40の上端40aである。筐体10(図5参照)に光源部1(図5参照)が収容された状態においては、各板バネ40の先端46aが天面10a(図5参照)に接触する。
延在部45は、屈曲部44よりも容易に撓むワイヤによって形成されるワイヤ部45aを含む。このように、板バネ40において、延在部45のワイヤ部45aは、屈曲部44よりも容易に撓む可撓性部材によって形成される。
これら板バネ30,40の構成によれば、斜面壁15(図4参照)と頂壁13(図4参照)とに沿って板バネ30,40の先端部36,46が移動することによって、斜面壁15から斜面壁16に向かって湾曲部35aまたはワイヤ部45aを撓ませることができる。また、斜面壁16と頂壁13とに沿って板バネ30,40の先端部36,46が移動することによって、斜面壁16から斜面壁15に向かって湾曲部35aまたはワイヤ部45aを撓ませることができる。
板バネ20(図2参照)の変形例として、照明装置100(図4参照)には、延在部の断面積が先端部の断面積よりも小さい板バネが用いられていてもよい。
この構成によれば、延在部の断面積が先端部の断面積よりも小さい板バネの先端部が斜面壁15と頂壁13(いずれも図4参照)とに沿って移動することによって、一方側から他方側に向かって延在部を容易に撓ませることができる。また、延在部の断面積が先端部の断面積よりも小さい板バネの先端部が斜面壁15と頂壁13とに沿って移動することによって、他方側から一方側に向かって延在部を容易に撓ませることができる。
以上のように板バネの延在部を屈曲部よりも容易に撓むように構成する、つまり延在部の弾性力を屈曲部の弾性力よりも小さくすることで、光源部1を筺体10側に押し上げるときに、より小さい力で延在部を屈曲させることができるので、取り付け作業が容易になる。また、光源部1を筺体10に収容した状態において、板バネの先端部は頂壁13に当接するので、板バネの弾性力により光源部1を下方(開口部14側)に押す力が作用しているが、延在部の弾性力を屈曲部の弾性力よりも小さくすることで上記下方に押す力を弱めることができるので、より安定して光源部1の筺体10への支持状態を維持させることができる。
なお、照明装置100において、一対の板バネ20は、フレーム3の長手方向に沿って、それぞれ異なる位置に固定されていてもよく、フレーム3の短辺側に固定されていてもよい。
なお、照明装置100において、筐体10の頂壁13は、ドーム状に膨らんでいてもよい。
(第2実施形態)
以下において、本発明の第2実施形態の照明装置200について説明する。図8〜10に、本発明の第2実施形態の照明装置200を示す。なお、以下において、第1実施形態の照明装置100(図1参照)の構成と同一の構成には同符号を付し、その説明を省略する。
以下において、本発明の第2実施形態の照明装置200について説明する。図8〜10に、本発明の第2実施形態の照明装置200を示す。なお、以下において、第1実施形態の照明装置100(図1参照)の構成と同一の構成には同符号を付し、その説明を省略する。
図8は、光源部1に固定された板バネ20が筐体110の取付孔111a,112aに引っ掛けられることによって、光源部1が筐体110に支持された状態を概略的に示す図である。
第1実施形態の照明装置100の筺体10と異なり、筐体110の頂壁113には、挿通部115,116が形成されている。
図8に示す状態において光源部1に対する各配線等の接続が完了した後には、フレーム3および光源部1を上方に移動させることによって、板バネ20の先端部26の上面が取付孔111a,112aの上縁に接触しながら板バネ20が取付孔111a,112aから離れる。施工者が光源部1をさらに上方に持ち上げることによって、板バネ20の先端26aが側壁111,112に接触しながら光源部1が上方に移動する。
施工者が光源部1をさらに上方に持ち上げることによって、光源部1が開口部114から筐体110の内部の空間に移動する。また、光源部1がさらに上方に持ち上げられることによって、板バネ20の先端部26の上面が挿通部115,116の縁に接触しながら光源部1が上方に移動する。
図9は、板バネ20が筐体110の側壁111,112に沿って移動する状態を概略的に示す図である。先端26aが側壁111,112に接触しながら光源部1が上方に移動することによって、図9に示すように、板バネ20の上端20aは、挿通部115,116を挿通して頂壁113の上方に突出する。また、光源部1が上方に移動するにしたがって、板バネ20の屈曲部24が側壁111,112に接触する。このとき、板バネ20のバネ力によって、挿通部115,116の縁を先端部26が押す力、または、側壁111,112を先端26aが押す力が板バネ20に発生する。バネ力に勝る力で施工者が光源部1を上方に移動させることによって、板バネ20は、挿通部115,116の縁に接触しながら挿通部115,116を通って筐体110の上方に突出する。
図10は、板バネ20の屈曲部24が取付孔111a,112aに嵌め込まれることによって、光源部1が筐体110に収容された状態を概略的に示す図である。図10に示すように、施工者が、フレーム3の縁の上面3aが筐体110の縁の下面110bに接触する位置にまで光源部1を上方に移動させることによって、光源部1が筐体110の内部の空間に収容される。
光源部1が筐体110の内部の空間に収容された状態において、屈曲部24は、光源部1が筐体110に支持されるように筐体110の取付孔111a,112aに嵌められる。言い換えると、屈曲部24が筐体110の取付孔111a,112aに嵌められることによって、光源部1が筐体110に支持されたうえで、光源部1が筐体110に収容される。このようにして、光源部1は、開口部114から筐体110の内部の空間に移動することによって、筐体110に収容される。筐体110に光源部1が収容された状態において、各板バネ20の先端部26は、筐体110の側壁111および側壁112の内側に配置される。また、筐体110に光源部1が収容された状態において、各板バネ20の先端部26は、挿通部115,116から突出する。
以上のように構成された第2実施形態の照明装置200は、天井9の裏の側壁111、112の側方に位置する障害物に影響されないように、天井9に確実に設置することができる。
第2実施形態の照明装置200において、頂壁113には挿通部115,116が形成されている。筐体110に光源部1が収容された状態において、板バネ20の先端部26は、挿通部115,116から突出する。
この構成によれば、板バネ20の先端部26は、頂壁113に当接せず、挿通部115,116から筺体110の外部に突出するので、第1実施形態の照明装置100の板バネ20のように光源部1を下方に押す力を生じさせないので、より安定的に光源部1の筺体110への支持状態を維持することができる。また、照明装置200を天井9に設置する施工者は、筐体110の開口部114と、頂壁113の挿通部115,116とを通して、筐体110の外部の障害物が確認できるため、前もって障害物を容易に避けることができる。そのため、天井9の裏の障害物に影響されないように、照明装置200を天井9に確実に設置することができる。
なお、本実施形態の挿通部は、挿通部115,116のような頂壁113を貫通した孔に限定されず、頂壁13に設けられ先端部26を挿通することが可能な凹部であってもよい。
なお、照明装置200において、一対の板バネ20は、フレーム3の長手方向に沿って、それぞれ異なる位置に固定されていてもよい。
なお、第2実施形態の照明装置200において、筐体110の構成は、図8〜10に示すものに限定されない。図11には、第2実施形態の照明装置200の変形例の照明装置200aを示す。また、図12には、第2実施形態の照明装置200の別の変形例の照明装置200bを示す。
図11に示すように、照明装置200aにおいて、頂壁113aには、挿通部115および挿通部116の周囲に設けられたリブ117とリブ118とが形成されている。照明装置200aにおける側壁111,112の高さ(筐体110の高さ)は、照明装置200(図10参照)における側壁111,112の高さよりも高い。照明装置200aの他の構成は、照明装置200と同様である。
このように、照明装置200aにおいては、筐体110に光源部1が収容される場合には、筐体110の側壁111および側壁112の内側に各板バネ20の先端部26が配置され、且つ、各板バネ20の上端20aがリブ117,118の下方に配置される。そのため、板バネ20の先端部26が天井9の裏に設置された補強材等によって干渉されるような事態は生じない。
なお、リブ117,118の形状は、挿通部115,116の全体を覆うように、ドーム形状を有していてもよい。
なお、照明装置200aにおいて、挿通部115,116の位置は、照明装置200(図10参照)における挿通部115,116よりも筐体110の中央側の位置に配置されていてもよい。さらに、照明装置200aの筐体110に光源部1が収容される状態において、板バネ20は、筐体110の内側に撓みつつ、先端部26が挿通部115,116から突出していてもよい。
図12に示すように、照明装置200bにおいて、頂壁113bには、板バネ20の先端部26を突出させるための孔が形成されておらず、光源部1が筐体110に収容される状態において、板バネ20の上端20aは、筐体110の天面110aの下方に配置される。また、光源部1が筐体110に収容される状態において、板バネ20の先端部26は、筐体110の側壁111および側壁112の内側に配置される。
照明装置200bにおける側壁111,112の高さ(筐体110の高さ)は、照明装置200(図10参照)における側壁111,112の高さよりも高い。照明装置200bの他の構成は、照明装置200と同様である。
このように、照明装置200bにおいては、筐体110に光源部1が収容される場合には、筐体110の側壁111および側壁112の内側に各板バネ20の先端部26が配置され、且つ、各板バネ20の上端20aが筐体110の天面110aの下方に配置される。そのため、板バネ20の先端部26が天井9の裏に設置された補強材等によって干渉されるような事態は生じない。
(第3実施形態)
以下において、本発明の第3実施形態の照明装置300について説明する。図13に、本発明の第3実施形態の照明装置300を示す。なお、以下において、第1実施形態の照明装置100(図1参照)の構成と同一の構成には同符号を付し、その説明を省略する。
以下において、本発明の第3実施形態の照明装置300について説明する。図13に、本発明の第3実施形態の照明装置300を示す。なお、以下において、第1実施形態の照明装置100(図1参照)の構成と同一の構成には同符号を付し、その説明を省略する。
以下に説明するように、第3実施形態の照明装置300が第1実施形態の照明装置100と異なる点は、第3実施形態の照明装置300に用いられる板バネ50の構成が、第1実施形態の照明装置100に用いられる板バネ20,30,40の構成と異なっている。
図13は、光源部1に固定された板バネ50が筐体210の開口211a,212aに引っ掛けられることによって、光源部1が筐体210に支持された状態を概略的に示す図である。図13に示すように、筐体210は、互いに対向する一方側の側壁211および他方側の側壁212を有する。筐体210は、一定の長さと幅とを有し、且つ、略直方体形状を有する。筐体210において、長手方向の寸法は、幅方向(言い換えると、図13の左右方向)の寸法よりも大きい。
一対の板バネ50が、フレーム3の幅方向(図13の左右方向)に対向するようにフレームケース2に固定される。フレーム3の長手方向に沿った略同一の位置において、一対の板バネ50が光源部1に固定される。フレーム3の長手方向に沿ってそれぞれ所定の間隔をあけて、複数の板バネ50がフレームケース2を介してフレーム3に固定される。
光源部1には、スライド式の機構を有する複数の板バネ50が取り付けられる。図14は、照明装置300に用いられる板バネ50の斜視図であって、板バネ50の基部5aと対向する面から板バネ50を見た図と、板バネ50のスライド部5bと対向する面から板バネ50を見た図とを示す。
図14に示すように、板バネ50は、ステンレス鋼等の金属性の板材に打ち出し加工および折り曲げ加工を施すことによって成形された基部5aと、所定の形状に切り出された板材に折り曲げ加工を施すことによって成形されたスライド部5bとを含む。
図13に示すように、板バネ50は、固定部51と下延部52と折り返し部57と上延部53と屈曲部54と延在部55と先端部56とを有している。なお、基部5a(図14参照)における固定部51から延在部55aに至る構成は、板バネ20(図2参照)における固定部21から延在部25に至る構成と同様である。
図14に示すように、基部5aにおける延在部55aの中央部には、延在部55aが延びる方向に沿って、リブ5dが形成されている。リブ5dの打ち出しによって、延在部55aの中央部に開口5cが形成される。
スライド部5bは、延在部55bと先端部56とを含む。板バネ50の延在部55は、基部5aにおける延在部55aと、スライド部5bにおける先端部56よりも下方の部分の延在部55bとを含むように、基部5aとスライド部5bとによって構成される。延在部55bに対して、屈曲部54(図13参照)が突出する側に向かって先端部56が突出するように、スライド部5bの端部が折り曲げられることによって、先端部56が形成される。なお、延在部55bと先端部56との境目を形成するスライド部5bの折り目の部分は、板バネ50の上端50aである。
スライド部5bの腕部5eが基部5aの開口5cの縁に巻きつくように、スライド部5bが基部5aに取り付けられる。基部5aの平面とスライド部5bの平面とが略同一方向に延びるように、基部5aとスライド部5bとが合体する。さらに、スライド部5bの腕部5eの下端をリブ5dの下端が支持することができるように、リブ5dが基部5aからスライド部5bに向かって折り曲げられる。
基部5aのリブ5dと平面との間を、基部5aの平面に沿ってスライド部5bの腕部5eが摺動することによって、延在部55の長さが変化する。このようにして、板バネ50において、延在部55は、延在部55の長さを調整することが可能であるように構成されている。なお、板バネ50を製造する方法は、上述のものに限定されず、図14に図示されるような形状を有する板バネ50を製造する方法であればよい。
図13に示すように、側壁211および側壁212には、板バネ50の先端部56が引っ掛けられることによって光源部1を筐体210に支持し、且つ、板バネ50の屈曲部54が嵌められることによって光源部1を筐体210に収容するための開口211a,212aが形成されている。開口211aと開口212aとは、被係止部の一例である。
板バネ50の先端部56は、光源部1が筐体210に支持されるように筐体210の側壁211,212に形成された開口211a,212aに引っ掛けられる。屈曲部54は、先端部56と固定部51との間に位置し、且つ、後述するように光源部1が筐体210に支持されるように筐体210に嵌められる。
また、筐体210は、頂壁213と開口部214とを有している。頂壁213は、側壁211と側壁212とを接続する。開口部214は、頂壁213と対向する位置に形成される。頂壁213は、側壁211と側壁212との間において側壁211および側壁212が延びる方向と略直交する方向に延びる。頂壁213には、板バネ50の先端部56を突出させるための孔は形成されていない。ただし、頂壁213には、電源用と調光用等の電気配線(いずれも図示せず)を筐体210の外部から内部に引き込むための開口(図示せず)が形成されている。
筐体210は、室内の天井9の裏に設置される。開口部214が室内の床面つまり鉛直下方に面するように、筐体210は天井9に設置される。筐体210の頂壁213に形成された図示しない開口を通じて、電源用と調光用等の電気配線(いずれも図示せず)が、筐体210の外部から内部に引き込まれる。配線の端子は、筐体210の天面210aに取り付けられる。光源部1が取り付けられたフレーム3は、開口部214を覆うように、筐体210に取り付けられる。
施工者は、筐体210に光源部1が取り付けられる場合に、各板バネ50の先端部56を開口211a,212aに引っ掛けることによって、筐体210に光源部1を支持させる。図13に示すように、光源部1が筐体210に支持された状態においては、筐体210の開口部214と光源部1の上端との間に隙間が形成されるため、施工者は、この隙間から筐体210の内部の空間に手を入れることによって、各配線等の接続を実施することができる。
なお、図示されていないが、施工者は、側壁211と側壁212とのうち、いずれかの開口(つまり、開口211aまたは開口212a)に、板バネ50の先端部56を引っ掛けるように、光源部1の幅方向の片方のみの板バネ50を筐体210に支持させることによって、各配線の接続等を実施することができる。
各配線等の接続が完了した後には、フレーム3および光源部1を上方に移動させることによって、板バネ50の先端部56の上面が開口211a,212aの上縁に接触しながら板バネ50が開口211a,212aから離れる。施工者が光源部1をさらに上方に持ち上げることによって、板バネ50の先端56aが側壁211,212に接触しながら光源部1が上方に移動する。これにより、光源部1が開口部214から筐体210の内部の空間に移動する。
板バネ50が開口211a,212aから離れた後に施工者が光源部1をさらに上方に移動させる場合には、板バネ50の上端50aが天面210aに接触する。また、光源部1が上方に移動するにしたがって、板バネ50の屈曲部54が側壁211,212に接触する。このとき、板バネ50のバネ力によって、側壁211,212を先端56aが押す力が板バネ50に発生する。
図15は、板バネ50が筐体210の頂壁213に接触する状態を概略的に示す図である。屈曲部54が側壁211,212に接触し、且つ、板バネ50の上端50aが天面110aに接触する状態において、バネ力に勝る力で施工者が光源部1を上方に移動させることによって、基部5aに対してスライド部5bが移動する。これにより、延在部55の長さが縮小しながら光源部1が上方に移動する。
図16は、板バネ50の屈曲部54が開口211a,212aに嵌め込まれることによって、光源部1が筐体210に収容された状態を概略的に示す図である。図16に示すように、施工者が、フレーム3の縁の上面3aが筐体210の縁の下面210bに接触する位置にまで光源部1を上方に移動させることによって、光源部1が筐体210の内部の空間に収容される。
光源部1が筐体210の内部の空間に収容された状態において、屈曲部54は、光源部1が筐体210に支持されるように筐体210の開口211a,212aに嵌められる。言い換えると、屈曲部54が筐体210の開口211a,212aに嵌められることによって、光源部1が筐体210に支持されたうえで、光源部1が筐体210に収容される。このようにして、光源部1は、開口部214から筐体210の内部の空間に移動することによって、筐体210に収容される。筐体210に光源部1が収容された状態において、各板バネ50の先端部56は、筐体210の側壁211および側壁212の内側に配置される。また、筐体210に光源部1が収容された状態において、板バネ50の上端50aは、頂壁213に接触する。
以上のように構成された第3実施形態の照明装置300は、天井9の裏の障害物に影響されないように、天井9に確実に設置することができる。
照明装置300において、筐体210は、頂壁213と開口部214とを有している。頂壁213は、一方側の側壁211と他方側の側壁212とを接続する。開口部214は、頂壁213と対向する位置に形成されている。板バネ50は、延在部55を有する。延在部55は、先端部56と屈曲部54との間の部分を形成する。板バネ50において、延在部55は、延在部55の長さを調整することが可能であるように構成されている。筐体210に光源部1が収容された状態において、板バネ50の先端部56は頂壁213に接触する。
この構成によれば、開口部214から筐体210の内部に向かって、板バネ50が固定された光源部1が移動することによって、光源部1が筐体210に収容される。また、光源部1が筐体210に支持される場合には、光源部1に掛かる重力等によって板バネ50の延在部55の長さを延長させることによって、筐体210と光源部1との間の隙間を拡大することができる。そのため、この構成によれば、光源部1が筐体210に支持された状態における作業性を向上させることができる。一方、光源部1が筐体210に収容される場合には、板バネ50の先端部56が頂壁213に接触することによって、板バネ50の延在部55の長さを縮小することができる。このように、この構成によれば、筐体210を小型化し、且つ、照明装置300を小型化することができる。
なお、照明装置300に用いられる各板バネは、図14に示す板バネ50に限定されない。図17には、板バネ50の変形例の板バネ60を示す。また、図18には、板バネ50の別の変形例の板バネ70を示す。
図17は、照明装置300に用いられる板バネ60の斜視図であって、板バネ60の基部6aと対向する面から板バネ60を見た図と、板バネ60のスライド部6bと対向する面から板バネ60を見た図とを示す。図17に示すように、板バネ60は、ステンレス鋼等の金属性の板材に切削加工または打ち出し加工と、折り曲げ加工とを施すことによって成形された基部6aと、所定の形状に切り出された板材に折り曲げ加工を施すことによって成形されたスライド部6bとを含む。
板バネ60は、固定部と下延部と折り返し部と上延部と屈曲部(いずれも図示せず)と延在部65と先端部66とを有している。なお、基部6aにおける固定部から延在部65aに至る構成は、板バネ50(図14参照)における固定部51から延在部55に至る構成および板バネ20(図2参照)における固定部21から延在部25に至る構成と同様である。
基部6aにおける延在部65aの中央部には、延在部65aが延びる方向に沿って、開口6cが形成されている。
スライド部6bは、延在部65bと先端部66とを含む。板バネ60の延在部65は、基部6aにおける延在部65aと、スライド部6bにおける先端部66よりも下方の部分の延在部65bとを含むように、基部6aとスライド部6bとによって構成される。延在部65bに対して、図示しない屈曲部が突出する側に向かって先端部66が突出するように、スライド部6bの端部が折り曲げられることによって、先端部66が形成される。なお、延在部65bと先端部66との境目を形成するスライド部6bの折り目の部分は、板バネ60の上端60aである。
スライド部6bの腕部6dが基部6aの開口6cの縁に巻きつくように、スライド部6bが基部6aに取り付けられる。基部6aの平面とスライド部6bの平面とが略同一方向に延びるように、基部6aとスライド部6bとが合体する。基部6aの開口6cの縁に沿ってスライド部6bの腕部6dが摺動することによって、延在部65の長さが変化する。
このようにして、板バネ60において、延在部65は、延在部65の長さを調整することが可能であるように構成されている。なお、板バネ60を製造する方法は、上述のものに限定されず、図17に図示されるような形状を有する板バネ60を製造する方法であればよい。
図18は、照明装置300に用いられる板バネ70の斜視図であって、板バネ70の基部7aと対向する面から板バネ70を見た図と、板バネ70のスライド部7bと対向する面から板バネ70を見た図とを示す。図18に示すように、板バネ70は、ステンレス鋼等の金属性の板材に切削加工または打ち出し加工と、折り曲げ加工とを施すことによって成形された基部7aと、所定の形状に切り出された板材に折り曲げ加工を施すことによって成形されたスライド部7bとを含む。
板バネ70は、固定部と下延部と折り返し部と上延部と屈曲部(いずれも図示せず)と延在部75と先端部76とを有している。なお、基部7aにおける固定部から延在部75aに至る構成は、板バネ50(図14参照)における固定部51から延在部55に至る構成および板バネ20(図2参照)における固定部21から延在部25に至る構成と同様である。
基部7aにおける延在部75aの中央部には、延在部75aが延びる方向に沿って、開口7cが形成されている。一方、スライド部7bは、延在部75bと先端部76とを含む。板バネ70の延在部75は、基部7aにおける延在部75aと、スライド部7bにおける先端部76よりも下方の部分の延在部75bとを含むように、基部7aとスライド部7bとによって構成される。延在部75bに対して、図示しない屈曲部が突出する側に向かって先端部76が突出するように、スライド部7bの端部が折り曲げられることによって、先端部76が形成される。なお、延在部75bと先端部76との境目を形成するスライド部7bの折り目の部分は、板バネ70の上端70aである。
スライド部7bにおける延在部75を形成する平面および先端部76が、基部7aの開口7cを貫通するように開口7cに挿入される。また、スライド部7bの腕部7dが基部7aにおける延在部75に巻きつくように、スライド部7bが基部7aに取り付けられる。基部7aの平面とスライド部7bの平面とが略同一方向に延びるように、基部7aとスライド部7bとが合体する。
基部7aの開口7cに沿ってスライド部7bにおける延在部75が摺動し、且つ、開口7cの縁に沿って腕部7dが摺動することによって、延在部75の長さが変化する。このようにして、板バネ70において、延在部75は、延在部75の長さを調整することが可能であるように構成されている。なお、板バネ70を製造する方法は、上述のものに限定されず、図18に図示されるような形状を有する板バネ70を製造する方法であればよい。
なお、照明装置300において、一対の板バネ50,60,70は、フレーム3の長手方向に沿って、それぞれ異なる位置に固定されていてもよい。
なお、本発明に従った照明装置に用いられる板バネは、以下に説明するように、ヒンジ部を有していてもよい。照明装置100,200,200a,200b,300のうち、照明装置100,200,200a,200bに用いられる板バネ20(図2参照)の変形例の斜視図を図19に示す。図19は、板バネ80のヒンジ部87が閉じられた状態を示す図である。
板バネ80は、ステンレス鋼等の金属性の二つの板材に折り曲げ加工を施すことによって成形される。図19に示すように、板バネ80は、固定部81と、先端部86と、屈曲部84とを有している。固定部81は、平板形状を有している。板バネ80において固定部81がフレームケース2(図3参照)に固定されることによって、板バネ80が光源部1(図3参照)に固定される。
一方の板材において、固定部81に連続するように、下延部82が固定部81から折り曲げられている。下延部82は、固定部81の平面が延びる方向と略直交する平面を有する。
他方の板材において、平面の部分が延在部85として構成される。先端部86は、他方の板材の一端部が、延在部85に対して折り曲げられることによって形成される。また、屈曲部84は、他方の板材の他端部が、延在部85に対して折り曲げられることによって形成される。他方の板材の平面が延びる方向に対して、先端部86と屈曲部84とが同一の側に突出する。
ヒンジ部87は、固定部81および下延部82を含む一方の板材と、屈曲部84と延在部85と先端部86とを含む他方の板材との間に位置する。一方の板材における下延部82の下端部と、他方の板材における他端部とにおいて、ヒンジ部87が構成されている。図20は、板バネ80のヒンジ部87が開かれた状態を示す図である。図19と図20とを参照するように、ヒンジ部87は、屈曲部84と固定部81とが離れる方向に、屈曲部84を含む他方の板材を固定部81および下延部82に対して回転させる。
このように、板バネ80は、屈曲部84と固定部81との間に配置され、且つ、屈曲部84と固定部81とが離れる方向に屈曲部84を固定部81に対して回転させるヒンジ部87を有する。
板バネ80の構成によれば、一対の板バネ80のうちの片方の先端部86が筐体10(図3参照)の被係止部に引っ掛けられることによって光源部1(図3参照)が筐体10に支持された状態において、屈曲部84と固定部81との間の部分を変形させる重力が、屈曲部84と固定部81との間の部分に集中することを防ぐことができる。このように、板バネ80によれば、板バネ80における屈曲部84と固定部81との間の部分の損傷を防止することができる。
なお、照明装置100,200,200a,200b,300のうち、照明装置100に用いられる板バネ30,40がヒンジ部を有するように構成されていてもよく、照明装置300に用いられる板バネ50,60,70がヒンジ部を有するように構成されていてもよい。
なお、本発明に従った照明装置に用いられる板バネは、以下に説明するように、光源部1のフレームケース2の側面に固定されていてもよい。図21には、照明装置100,200,200a,200b,300のうち、照明装置100,200,200a,200bに用いられる板バネ20(図2参照)の変形例である板バネ91を示す。図21は、本発明に従った照明装置の光源部1の一部および板バネ91の概略図である。
板バネ91は、ステンレス鋼等の金属性の板材に折り曲げ加工を施すことによって成形される。図21に示すように、板バネ91は、固定部91aと上延部91bと屈曲部91cと延在部91dと先端部91eとを有している。固定部91aは、平板形状を有している。固定部91aに連続するように、上延部91bが固定部91aから折り曲げられている。固定部91aと上延部91bとが対向するように、上記板材が略U字状に折り曲げられる。
上延部91bは、屈曲部91cに連続する。屈曲部91cは、さらに延在部91dに連続する。屈曲部91cは、上延部91bの平面が延びる方向と延在部91dの平面が延びる方向とが略平行な方向であるように、上延部91bと延在部91dとの間において上記板材が略U字状に折り曲げられた部分である。屈曲部91cは、上延部91bの平面が延びる方向に対して、固定部91aの反対側に突出している。
延在部91dは、先端部91eに連続する。延在部91dに対して、屈曲部91cが突出する側に向かって先端部91eが突出するように、上記板材の端部が折り曲げられることによって、先端部91eが形成される。
板バネ91において固定部91aがフレームケース2の側面に固定されることによって、板バネ91が光源部1に固定される。板バネ91の固定部91aとフレームケース2との固定には、ネジもしくはボルト等の固定具5が用いられる。なお、図示されていないが、固定部91aとフレームケース2との間に介在する板部材が、フレームケース2の側面に取り付けられていてもよい。
なお、照明装置100,200,200a,200b,300のうち、照明装置100に用いられる板バネ30(図6参照)と板バネ40(図7参照)との固定部31,41から下延部32,42に至る部分が、板バネ91の固定部91aのように構成されていてもよい。また、照明装置300に用いられる板バネ50,60,70(それぞれ図14,17,18参照)の固定部から下延部に至る部分が、板バネ91の固定部91aのように構成されていてもよい。
なお、図19に示す板バネ80のヒンジ部87のように、板バネ91において、固定部91aと屈曲部91cとの間にはヒンジ部が形成されていてもよい。
図22には、照明装置100,200,200a,200b,300のうち、照明装置100,200,200a,200bに用いられる板バネ20(図2参照)の変形例である板バネ92を示す。図22は、本発明に従った照明装置の光源部1の一部および板バネ92の概略図である。
板バネ92は、ステンレス鋼等の金属性の板材に折り曲げ加工を施すことによって成形される。図22に示すように、板バネ92は、固定部92aと屈曲部92bと延在部92cと先端部92dとを有している。固定部92aは、平板形状を有している。固定部92aは、屈曲部92bに連続する。屈曲部92bは、さらに延在部92cに連続する。屈曲部92bは、固定部92aの平面が延びる方向と延在部92cの平面が延びる方向とが略平行な方向であるように、固定部92aと延在部92cとの間において上記板材が略U字状に折り曲げられた部分である。
延在部92cは、先端部92dに連続する。延在部92cに対して、屈曲部92bが突出する側に向かって先端部92dが突出するように、上記板材の端部が折り曲げられることによって、先端部92dが形成される。
板バネ92において固定部92aがフレームケース2の側面に固定されることによって、板バネ92が光源部1に固定される。板バネ92の固定部92aとフレームケース2との固定には、ネジもしくはボルト等の固定具5が用いられる。なお、図示されていないが、固定部92aとフレームケース2との間に介在する板部材が、フレームケース2の側面に取り付けられていてもよい。
なお、照明装置100,200,200a,200b,300のうち、照明装置100に用いられる板バネ30(図6参照)と板バネ40(図7参照)との固定部31,41から上延部33,43に至る部分が、板バネ92の固定部92aのように構成されていてもよい。また、照明装置300に用いられる板バネ50,60,70(それぞれ図14,17,18参照)の固定部から上延部に至る部分(図14参照)が、板バネ92の固定部92aのように構成されていてもよい。
なお、本発明に従った照明装置の筐体において、互いに対向する一方側の側壁または他方側の側壁には、以下に説明するように、別の被係止部が形成されていてもよい。
図23には、照明装置100,200,200a,200b,300のうち、照明装置100,200,200a,200bに用いられる板バネ20(図2参照)の先端部26が別の被係止部に引っ掛けられる例を示す。図23は、本発明に従った照明装置の筐体の一部および板バネ20の一部の概略図である。
図23に示すように、別の被係止部の一例としての被係止部12bが側壁12に形成されている。被係止部12bは、側壁12が延びる方向と交差する方向に延びる突起である。板バネ20の先端部26が被係止部12bに引っ掛けられることによって、例えば照明装置100の光源部1を筐体10(いずれも図3参照)に支持することができる。つまり、被係止部12bは、先端部26が被係止部12bに引っ掛けられることによって、例えば光源部1を筐体10に支持するためものである。
この構成によれば、照明装置100を天井9(いずれも図3参照)に設置する施工者は、光源部1を筐体10(いずれも図3参照)に支持させる場合に、取付孔12a(図3参照)と被係止部12b(図23参照)とのいずれかを用いることができる。そのため、この構成によれば、作業性が向上する。
なお、例えば照明装置100の筐体10(いずれも図3参照)において、取付孔12a(図3参照)よりも下方に被係止部12bが位置する場合に、被係止部12bに板バネ20が引っ掛けられるときは、取付孔12aに板バネ20が引っ掛けられるときに比べて、光源部1の上端と開口部14(図3参照)との間の隙間が拡大するため、作業性がより向上するとともに、より確実に板バネ20が引っ掛かることによって光源部1の姿勢が安定する。
なお、例えば一方側の側壁11(図3参照)に、先端部26が引っ掛けられることによって光源部1を筐体10(いずれも図3参照)に支持するための別の被係止部が形成されていてもよい。別の被係止部は、第2実施形態の照明装置200,200a,200bの筐体110の側壁111または側壁112(いずれも図8参照)に形成されていてもよく、第3実施形態の照明装置300の筐体210の側壁211または側壁212(いずれも図13参照)に形成されていてもよい。
なお、本発明に従った照明装置において、一対の板バネは、フレームの長手方向の両端部に固定されていてもよい。この場合において、一対の板バネは、フレームの幅方向に沿って、それぞれ異なる位置に固定されていてもよい。
なお、本発明に従った照明装置において、光源部が固定されるフレームの形状と、筐体の形状とは、特に限定されない。本発明に従った照明装置において、光源部が固定されるフレームの上面と、筐体の頂壁とは、例えば略正方形状を有していてもよい。
本発明に従った照明装置においては、通常、二対(計4枚)の板バネが使用されることによって筐体に対する光源部の支持を安定させることができる。ただし、光源部を含む当該照明装置の大きさまたは重量等に応じて、三対以上の板バネが使用されていてもよい。
本発明に従った照明装置において、光源は発光ダイオードであることに限定されず、光源はEL(エレクトロルミネッセンス)であってもよく、蛍光灯もしくは電球であってもよい。
本発明に従った照明装置は、スクウェア形状のものに限定されず、円柱形状等の他の形状の筐体を有するダウンライト等であってもよい。
以上に開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考慮されるべきである。本発明の範囲は、以上の実施の形態ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての修正と変形を含むものである。
1:光源部、10,110,210:筐体、11,111,211:側壁、12,112,212:側壁、11a,111a,211a:取付孔、12a,112a,212a:取付孔、12b:被係止部、13,113,113a,113b,213:頂壁、14,114,214:開口部、15,16:斜面壁、115,116:挿通部、20,30,40,50,60,70,80,91,92:板バネ、21,31,41,51,81,91a,92a:固定部、25,35,45,55,85,91d,92c:延在部、35a:湾曲部、45a:ワイヤ部、26,36,46,56,66,76,86,91e,92d:先端部、24,34,44,54,84,91c,92b:屈曲部、87:ヒンジ部、100,200,200a,200b,300:照明装置
Claims (5)
- 筐体と、
前記筐体に収容される光源部と、
前記光源部に固定された一対の板バネとを備え、
各前記板バネは、前記光源部に固定される固定部と、先端部と、前記固定部と前記先端部との間に設けられた屈曲部とを有し、
前記筐体に前記光源部が収容された状態において、前記屈曲部は、前記筺体の側壁に設けられた被係止部に係止することによって前記光源部を前記筺体に支持し、且つ、前記先端部は、前記筐体の前記側壁の内側に配置される、照明装置。 - 前記筐体は、前記光源部が挿入される開口部と、前記開口部に対向する頂壁とをさらに有し、
前記頂壁には、挿通部が形成され、
前記板バネの前記先端部は、前記筐体に前記光源部が収容された状態において前記挿通部に挿通される、請求項1に記載の照明装置。 - 前記挿通部の周囲に設けられ、前記頂壁から前記筺体の外側へ突出するリブをさらに備える、請求項2に記載の照明装置。
- 前記筐体は、前記光源部が挿入される開口部と、前記開口部に対向する頂壁をさらに有し、
前記側壁には、前記被係止部よりも前記頂壁側に配置され、前記板バネの前記先端部を前記頂壁の面方向に案内する斜面壁が形成されている、請求項1に記載の照明装置。 - 前記板バネは、前記先端部と前記屈曲部との間の部分を形成する延在部を有し、
前記延在部は、前記屈曲部よりも容易に撓む、
請求項1から4までのいずれか1項に記載の照明装置。
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