JP2012243716A - ダクトレール - Google Patents

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Abstract

【課題】レールユニットの位置調整が容易な、取り扱いやすいダクトレールを提供すること。
【解決手段】天井のシーリングローゼットへ接続させる電源接続用のアダプタ2と、アダプタ2を下方から覆う本体カバー4と、並列的に延設される一対の帯状のレール電極53を有し且つ本体カバー4の下部に横設されるレールユニット5と、レールユニット5をその長手方向へスライド可能な状態で本体カバー4の下部に連結させる連結部材6とを備え、連結部材6は、レール電極53に非固定状態で接触する一対の接触端子66を備え、アダプタ2から延設される電源ケーブル65は、接触端子66に接続された。
【選択図】図1

Description

本発明は、照明器具を天井に複数設置させるためのダクトレールに関するものである。
天井のシーリングローゼットに取り付けて使用するタイプのダクトレールは、シーリングローゼットに接続させるアダプタと、アダプタを下方から覆う本体カバーと、一対の帯状のレール電極を有するレールユニットとからなり、本体カバーの下部に上記レールユニットを横設させたものが知られている(例えば、特許文献1および2参照)。
特開2009−193821号公報 特開2006−4775号公報
この種のダクトレールでは、レールユニットが本体カバーに固定されているものが一般的であるが、照明器具の配置の自由度を高めるべく、レールユニットを本体カバーに対してスライド可能な状態で連結させた構成とすることができる。
しかしながら、図4に示すように、このような構成のダクトレール9において、アダプタ92から延設された電源ケーブル92を、本体カバー93の内部からその下面の図示しない開口部を通じてレールユニット94の上面へ導き、さらにレールユニット94の上面に沿ってその一端まで配設し、レールユニット94の内側に設けられたレール電極95の一端に接続固定させる配線形態とすれば、レールユニット94の位置によってはそのレールユニット94の上面側に電源ケーブル92の撓みが生じ、室内の美観が損なわれてしまう。そのため、使用者は、レールユニット94の位置を調整した後、さらに電源ケーブル92の撓み部分を本体カバー93の内部へ押し込むといった煩雑な作業を行う必要がある。
また、上述した電源ケーブル92の余分な撓み部分が、レールユニット94をスライドさせる際に本体カバー93とレールユニット94との間に挟み込まれたり、本体カバー93の内部で引っ掛かったりして、レールユニット94を正常にスライドできなくなる虞もある。
本発明は、上述の事情に鑑みてなされたものであり、取り扱いやすいダクトレールを提供することを課題とする。
本発明に係るダクトレールは、
天井のシーリングローゼットへ接続させる電源接続用のアダプタと、アダプタを下方から覆う本体カバーと、並列的に延設される一対の帯状のレール電極を有し且つ本体カバーの下部に横設されるレールユニットと、レールユニットをその長手方向へスライド可能な状態で本体カバーの下部に連結させる連結部材とを備え、
連結部材は、前記レール電極に非固定状態で接触する一対の接触端子を備え、
アダプタから延設される電源ケーブルは、前記接触端子に接続されたものである。
このものでは、アダプタから延長された電源ケーブルが、本体カバーの下部に固定された連結部材に繋がれており、この連結部材の接触端子を介してレールユニットのレール電極に接続されているから、レールユニットをどの位置にスライドさせても、既述したような電源ケーブルの撓みは生じない。従って、レールユニットの位置を調整した後に、電源ケーブルを本体カバーの内部へ押し込むといった煩雑な作業を行う必要がないし、電源ケーブルによってレールユニットのスライド動作が阻害される虞もない。
また、上記構成において、
連結部材は、本体カバーの下面とレールユニットの上面との間に狭設されるガイドプレートと、レールユニットのフレーム内へ挿嵌され且つガイドプレートの下面側から本体カバーの下面に固定されるジョイント本体とからなり、
電源ケーブルの少なくとも一部には、略長円形の外周断面を有する扁平部が設けられ、
ガイドプレートおよびジョイント本体上部には、前記扁平部を密接状態で挿通させる長円形または長方形の配線挿通孔が各別に設けられ、
前記各配線挿通孔は、平面視において上下に重なり合う位置で且つそれぞれ長さ方向が相互に交差する状態で配設されたものとするのが望ましい。
このものでは、電源ケーブルの扁平部が、ガイドプレート側の配線挿通孔からジョイント本体側の配線挿通孔へ挿通される間において捩れた状態で配線される。即ち、ガイドプレート側の配線挿通孔の下部に電源ケーブルの扁平部が捩れた状態で配される。そして、この捩れた部分によって電源ケーブルが連結部材に対して抜け止め状態で保持される。これにより、連結部材にループや折り曲げ等の電源ケーブルの余分な撓みを設けて抜け止め保持する必要がなく、電源ケーブルの配線形態を簡素化できる。また、その電源ケーブルの余分な撓みによってレールユニットのスライド動作が阻害される虞もない。
また、上記構成において、
連結部材は、レールユニットのスライド動作を制止可能な所定の押圧力によってレールユニットの内側へ当接される制動子と、手動操作によって前記制動子を前記押圧力に抗してレールユニットの内側から離反させる制動解除部とを備えたものとするのが望ましい。
このものでは、制動解除部が操作されていない状態においては、制動子が所定の押圧力でレールユニットの内側へ圧接され、この圧接に伴う制動子とレールユニットの内側との摩擦力よってレールユニットのスライド動作が制止される。一方、使用者が制動解除部を手動で操作し、制動子を上記押圧力に抗してレールユニットの内側から離反させれば、制動子のレールユニットの内側への圧接状態が解除され、レールユニットを自在にスライドさせることが可能となる。
以上のように、本発明によれば、レールユニットの位置調整が容易な、取り扱いやすいダクトレールを提供できる。
本発明の実施の形態に係るダクトレールの分解斜視図である。 本発明の実施の形態に係るダクトレールの連結部材の分解斜視図である。 本発明の実施の形態に係るダクトレールの側面視縦断面図(a)および連結部材の平面視横断面図である。 レールユニットがスライド可能な従来のダクトレールの斜視図である。
次に、上記した本発明を実施するための形態について、添付図面を参照しながら詳述する。
図1に示すように、本発明の実施の形態に係るダクトレール1は、天井に設けられたシーリングローゼットEへ接続させるアダプタ2と、後述する本体カバー4をアダプタ2へ着脱可能な状態で係合支持させる中継具3と、シーリングローゼットEやアダプタ2、中継具3を覆う本体カバー4と、本体カバー4の下部に横設されるレールユニット5と、レールユニット5をその長手方向へスライド可能な状態で本体カバー4の下部に連結する連結部材6とを備えている。
アダプタ2の上面には、一対の逆L字状の係合端子21が設けられており、この係合端子21をシーリングローゼットEの端子接続口E1へ係合させることで、屋内の図示しない電気配線に接続される。
アダプタ2の下部には、二本の電線で構成された第1の電源ケーブル22が接続されている。この第1の電源ケーブル22の一端側は、アダプタ2の内部で上記係合端子21と繋がっており、他端側には、後述するコネクタ雌端子650に接続するためのコネクタ雄端子220が取り付けられている。
アダプタ2の周面には、中継具3の係合爪34を係合させるための複数の爪受け溝24が形成されている。これら爪受け溝24は、アダプタ2の下面側から上方へ延びる縦溝24Aと、その縦溝の上端からアダプタ2の周面に沿って水平に延びる二本の横溝24Bとで構成されている。
中継具3は、扁平な円筒状に形成されており、その内側開口部の周縁に複数の係合爪34が内向きに突設されている。そして、これら係合爪34を上記爪受け溝24の横溝24Bへ嵌挿させることで、アダプタ2の外周に係合支持される。
中継具3の下面には、複数のネジ軸35が垂設されている。これらネジ軸35は、本体カバー4の軸挿通孔45に貫挿されており、その下端には、それぞれ固定ナット36が螺合されている。
本体カバー4は、中継具3より大径で且つ上方に開放する扁平な円筒状に形成されており、その下面には、上記ネジ軸35を貫挿させるための複数の軸挿通孔45が開設されている。そして、この軸挿通孔45から下方へ突出するネジ軸35の下端に固定ナット36を螺合させることで中継具3の下部に固定され、シーリングローゼットE、アダプタ2および中継具3の全体をそれら下方側から覆い隠している。また、本体カバー4の下面には、電源ケーブルを挿通するための貫通孔46が開設されている。
レールユニット5は、連結部材6によって本体カバー4の下部に連結支持されている。このレールユニット5は、矩形直管状のフレーム50と、フレーム50の両端面を覆うエンドキャップ51と、フレーム50の上面で且つその両端近傍に立設される一対のアジャスタ52とからなり、アジャスタ52の上端を天井に当接させることによって、天井に対するダクトレール1の取り付け姿勢を安定させることができる。
フレーム50の下面には、エンドキャップ51相互を繋ぐように所定幅のレール溝500が延設されており、このレール溝500の所望の箇所にペンダントライトやスポットライト等の照明器具PのプラグP1が接続される。
フレーム50の内側面には、一対の帯状のレール電極53がそれぞれ対向するように配設されている。このレール電極53は、レール溝500に沿ってその一端側から他端側まで並列的に延設されており、照明器具PのプラグP1をレール溝500のどの箇所に接続しても、そのプラグP1の図示しない一対の接触端子がレール電極53にそれぞれ接触するよう構成されている。
フレーム50の上壁501には、その長手方向に延びる所定長さのスリット54が形成されており、連結部材6は、このスリット54の形成部に組み付けられている。
連結部材6は、フレーム50の上面へ重ね合わせた状態で配設される扁平な断面略コの字状のガイドプレート6Aと、フレーム50内へ挿嵌される略横長矩形ブロック状のジョイント本体6Bとからなり、これらガイドプレート6Aとジョイント本体6Bとでフレーム50の上壁501を挟みつけるようにしてレールユニット5を支持している。
ジョイント本体6Bは、その下方側から連結ネジ61Aによって本体カバー4の下面へ固定されており、ガイドプレート6Aは、フレーム50のスリット54の下方側から固定ネジ61Bおよび上述した連結ネジ61Aによって本体カバー4の下面へ固定されている。この固定ネジ61Bの軸部には、下から金属ワッシャ、樹脂ワッシャの順で積層構成された支持リング62が環設されており、この支持リング62の樹脂ワッシャの上面がスリット54の周縁下面に当接している。
ガイドプレート6Aの下面中央には、フレーム50のスリット54へ挿入される略長円柱状で且つ上記スリット54と略同幅の二つのガイド突起63が形成されている。これらガイド突起63は、スリット54の長さ方向と同一方向に縦並びで配設されており、レールユニット5は、このガイド突起63に沿ってスリット54の形成範囲内でスライドするように構成されている。
ガイドプレート6Aの一端寄りの位置には、後述する第2の電源ケーブル65を挿通させる長円形の配線挿通孔(以下、「プレート側配線挿通孔」という)64が開設されている。このプレート側配線挿通孔64は、その長手方向がスリット54の長さ方向と一致するように形成されている。
ジョイント本体6Bの上部には、二本の電線で構成された第2の電源ケーブル65が接続されている。この第2の電源ケーブル65は、フレーム50のスリット54、ガイドプレート6Aのプレート側配線挿通孔64、および、本体カバー4の貫通孔46を通って本体カバー4の内側まで延設されており、その一端側には、第1の電源ケーブル65のコネクタ雄端子220に接続するためのコネクタ雌端子650が取り付けられ、他端側は、ジョイント本体6Bの内部でそのジョイント本体6Bの両側面に設けられた接触端子66と繋がっている。
図2に示すように、接触端子66は、導電性の高い金属板で形成されており、ジョイント本体6Bの内側面に沿って延設される細長板状の軸部660と、この軸部660の側面中間部から水平に張り出す略台形板状の接触片661とを備えている。
軸部660は、ジョイント本体6Bの内側の間隙へ縦向きに且つ一端支持状態で組み込まれており、この支持端66Aを支点として水平方向に揺動可能な弾性を有している。第2の電源ケーブル65は、この支持端66Aに接続されている。
接触片661は、ジョイント本体6Bの側面からその外側へ突出しており、この外端面がレール電極53へ非固定状態で接触している。即ち、アダプタ2から延長された電源ケーブル(第1の電源ケーブル22と第2の電源ケーブル65とを繋いだ一つの電源ケーブル)は、連結部材6の接触端子66に繋がっており、この接触端子66を介してレールユニット5のレール電極53に接続されている。
また、接触片661は、端子本体660の弾性力によってレール電極53へ圧接されており、この圧接に伴う接触片661とレール電極53との摩擦力によって、連結部材6に対するレールユニット5のスライド動作が制止された状態となる。尚、上記接触片661が、既述発明特定事項としての「制動子」に対応している。
端子本体660の可動端66B(支持端66Aと反対側の端部)は、ジョイント本体6Bの内側へ向かって折曲形成されている。接触片661は、この可動端66Bと支持端60Aとの間に形成されている。
ジョイント本体6Bの内側で且つ上記可動端66Bの先端側には、ジョイント本体6Bの内側面に沿って水平摺動可能なスライドコア67が組み込まれている。このスライドコア67の上記可動端66Bとの対向面には、可動端66Bの外側面へ各別に当接する二つの平面視山形の凸部67Bが形成されており、スライドコア67が可動端66B側へ摺動すれば、その凸部67Bによって可動端66Bがジョイント本体6Bの内側へ押し込まれるように構成されている。
スライドコア67の下面には、ジョイント本体6Bの下方へ突出する矩形柱状の解除レバー67Cが一体形成されており、この解除レバー67Cをジョイント本体6Bの長手方向へ手動で摺動操作すれば、上述したように可動端66Bがジョイント本体6Bの内側へ押し込まれ、端子本体660の弾性力に抗して接触片661をレール電極53から離反させる。その結果、上記弾性力によって接触片661がレール電極53に圧接されていない非固定状態となり、レールユニット5の制動状態が解除される。即ち、レールユニット5を自在にスライドさせることが可能となる。一方、解除レバー67Cの操作をやめれば、端子本体660の弾性力によって可動端66Bがスライドコア67を元の位置まで押し戻されるとともに、接触片661がレール電極53へ再び圧接された状態となり、レールユニット5のスライド動作が制止される。尚、この「解除レバー67Cの摺動操作に応じてスライドコア67が可動端66B側へ摺動し、このスライドコア67の摺動によって凸部67Bが可動端66Bをジョイント本体6Bの内側へ押し込み、接触片661をレール電極53から端子本体660の弾性力に抗して離反させる」機構部が既述した発明特定事項としての「制動解除部」に対応している。
ジョイント本体6Bの下面には、解除レバー67Cと対向するように矩形柱状の補助つまみ68が形成されており、使用者は、これら補助つまみ68および解除レバー67C相互をその外側から指で挟むように操作すれば、上述した機構部の動作原理により、レールユニット5の制動状態が解除される。
ジョイント本体6Bの上面には、第2の電源ケーブル65を挿通させる長方形の配線挿通孔(以下、「本体側配線挿通孔」という)69が開設されている。この本体側配線挿通孔69は、平面視においてプレート側配線挿通孔64と上下に重なり合う位置で且つその長手方向がプレート側配線挿通孔64の長手方向と交差するように配設されている。
また、第2の電源ケーブル65の少なくともプレート側配線挿通孔64から本体側配線挿通孔69に至る範囲には、樹脂チューブで一体的に被覆された略長円形の扁平部70が形成されており、この扁平部70がプレート側配線挿通孔64に対して縦向きで挿通され、本体側配線挿通孔69に対しては横向きで挿通されている。
即ち、第2の電源ケーブル65は、プレート側配線挿通孔64から本体側配線挿通孔69までの間において略90度捩れた状態で配線されており、このプレート側配線挿通孔64の下部に形成された扁平部70の捩れ部分が所謂ストッパの役割を果たし、第2の電源ケーブル65を連結部材6に対して抜け止め状態で保持している(図3(a)および(b)参照)。
さらに、扁平部70の外周面は、プレート側配線挿通孔64および本体側配線挿通孔69の内周面に密接しており、この扁平部70の表面とプレート側配線挿通孔64および本体側配線挿通孔69の各内周面との摩擦力によって、第2の電源ケーブル65を一層強固に抜け止め状態で保持している。
このように、上記ダクトレール1によれば、アダプタ2から延長された電源ケーブルが、本体カバー4の下部に固定された連結部材6に繋がれており、この連結部材6の接触端子66を介してレールユニット5のレール電極53に接続されているから、レールユニット5をどの位置へスライドさせても、既述したような電源ケーブルの撓みは生じない。従って、レールユニット5の位置を調整した後に、電源ケーブルを本体カバー4の内部へ押し込むといった煩雑な作業を行う必要がないし、電源ケーブルによってレールユニット5のスライド動作が阻害される虞もない。また、電源ケーブルが本体カバー4とレールユニット5との間に噛み込まれて断線や抜脱を引き起こす虞もない。これにより、レールユニット5の位置を容易に調整できる、取り扱いやすいダクトレールの提供を実現できる。
さらに、ガイドプレート6Aに設けたプレート側配線挿通孔64の下部に電源ケーブルの扁平部70が捩られた状態で配されるように構成したことで、連結部材6にループや折り曲げ等の電源ケーブルの余分な撓みを設けて抜け止め保持する必要がないから、電源ケーブルの配線形態を簡素化できる。また、電源ケーブルの余分な撓みによってレールユニット5のスライド動作が阻害される虞もないから、一層取り扱いやすいダクトレールの提供を実現できる。
また、解除レバー67Cを手動で操作し、接触片661を端子本体660の弾性力に抗してレール電極53から離反させるだけで、接触片661のレール電極53への圧接状態が解除され、レールユニット5を自在にスライドさせることが可能となるから、一層取り扱いやすいダクトレールの提供を実現できる。
[その他]
上記実施の形態では、接触端子66の接触片661によってレールユニット5のスライド動作を制止させる構成としたが、上記接触片661とは別に制動子を設け、この制動子がフレーム50の内側面へ所定の押圧力で圧接された際の制動子とフレーム50の内側面との摩擦力よって、レールユニット5のスライド動作が制止される一方、解除レバー67Cを手動で摺動操作すれば、スライドコア67が制動子をフレーム50の内側面から離反させ、レールユニット5の制動状態が解除される構成としても良い。
また、上記実施の形態では、解除レバー67Cの摺動操作に応じてスライドコア67が可動端66B側へ摺動し、接触片661をレール電極53から離反させる構成としたが、ジョイント本体6Bの下面に回転つまみを設け、この回転つまみの回転操作に応じてスライドコア67が可動端66B側へ摺動し、接触片661をレール電極53から離反させる構成としても良い。
1・・・ダクトレール
2・・・アダプタ
4・・・本体カバー
5・・・レールユニット
50・・・フレーム
53・・・レール電極
6・・・連結部材
6A・・・ガイドプレート
6B・・・ジョイント本体
64・・・プレート側配線挿通孔
65・・・電源ケーブル
66・・・接触端子
661・・・接触片(制動子)
69・・・本体側配線挿通孔
70・・・扁平部

Claims (3)

  1. 天井のシーリングローゼットへ接続させる電源接続用のアダプタと、アダプタを下方から覆う本体カバーと、並列的に延設される一対の帯状のレール電極を有し且つ本体カバーの下部に横設されるレールユニットと、レールユニットをその長手方向へスライド可能な状態で本体カバーの下部に連結させる連結部材とを備え、
    連結部材は、前記レール電極に非固定状態で接触する一対の接触端子を備え、
    アダプタから延設される電源ケーブルは、前記接触端子に接続された、ダクトレール。
  2. 請求項1に記載のダクトレールにおいて、
    連結部材は、本体カバーの下面とレールユニットの上面との間に狭設されるガイドプレートと、レールユニットのフレーム内へ挿嵌され且つガイドプレートの下面側から本体カバーの下面に固定されるジョイント本体とからなり、
    電源ケーブルの少なくとも一部には、略長円形の外周断面を有する扁平部が設けられ、
    ガイドプレートおよびジョイント本体上部には、前記扁平部を密接状態で挿通させる長円形または長方形の配線挿通孔が各別に設けられ、
    前記各配線挿通孔は、平面視において上下に重なり合う位置で且つそれぞれ長さ方向が相互に交差する状態で配設された、ダクトレール。
  3. 請求項1または2に記載のダクトレールにおいて、
    連結部材は、レールユニットのスライド動作を制止可能な所定の押圧力によってレールユニットの内側へ当接される制動子と、手動操作によって前記制動子を前記押圧力に抗してレールユニットの内側から離反させる制動解除部とを備えた、ダクトレール。
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