JP2019067721A - 照明装置 - Google Patents

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【課題】コイルバネが配線作業の邪魔になることが少なく、安全性と作業性の良好な天井照明装置を提供する。【解決手段】ベースユニット2とカバー部3の間に、吊り下げ機構を介してカバー部をベースユニットに対して吊下自在に設ける。吊り下げ機構は、カバー部に、天井照明装置の長手方向に伸延する2本のバネ腕7cを有し、それらバネ腕7cの先端に形成された単一の操作部7dをバネ腕の一方の側部にのみ形成されたコイル部7aを介して、カバー部底板側に付勢する形で回動自在に設けられた片側コイルバネを設け、ベースユニットに、片側コイルバネを操作部を介して挿入自在に形成された窓を有する固定金具9を設けると共に、固定金具に挿入状態にある片側コイルバネの2本のバネ腕及び単一の操作部と係合し得るブラケット9eを設け、ブラケットを介してカバー部をベースユニット側に引き上げ得るように構成する。【選択図】図9

Description

本発明は、発光モジュールと、該発光モジュールを覆うように配置されるカバー部と、該カバー部を支持すると共に天井に取り付けられるベースユニットと、を備えた天井照明装置に関する。
従来、天井照明装置(いわゆるベースライトとかシーリングライトと称されるもの)におけるカバー部の開閉構造については種々の提案がなされている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に開示する装置は、カバー部の開放に際して、両側にコイルバネが用いられたトーションバネを用いているために、トーションバネの両側配置されたコイルバネが配線作業の邪魔になり、作業性が悪化したり、ケーブルがコイルバネと絡んでしまったりする危険性もあり、問題があった。
特許文献2に開示する装置は、カバー部の開放に際して、線ばねをコイル状に巻回して形成された基端部と基端部の両端から互いに離れる方向に延設された一対の腕部とを有する係止ばねを用いているために、各係止ばねの腕部が互いに離れる方向、つまり外向きに延出していることから、腕部一本のみで部材を支えることになるため、設置作業時に指を引掛けにくかったり、また指から勢いよく外れたときに腕部の先端が部材を傷つけたりする危険性もあり、問題があった。
特開2016−212975号公報 特開2014−78426号公報
本発明は、コイルバネが配線作業の邪魔になることが少なく、安全性と作業性の良好な天井照明装置を提供することを目的とするものである。
本発明の第1の観点は、天井に装着し得るベースユニット(2)及び、該ベースユニット(2)に着脱自在に装着可能な、発光モジュールが内蔵されたカバー部(3)を有する天井照明装置(1)において、
前記ベースユニット(2)とカバー部(3)の間に、1個以上の吊り下げ機構(5)を介して前記カバー部(3)を前記ベースユニット(2)に対して吊下自在に設け、
前記吊り下げ機構(5)は、
前記カバー部(3)に、前記天井照明装置(1)の長手方向(矢印A、B方向)に伸延する2本のバネ腕(7c、7c)を有し、それらバネ腕(7c、7c)の先端に形成された単一の操作部(7d)を、前記バネ腕(7c、7c)の内の一方の側端部にのみ形成されたコイル部(7a)を介して、前記カバー部底板(3a)側に付勢する形で回動自在に設けられた片側コイルバネ(7)を設け、
前記ベースユニット(2)に、前記片側コイルバネ(7)を、該片側コイルバネ(7)の前記操作部(7d)を介して挿入自在に形成された窓(9d)を有する固定金具(9)を設けると共に、該固定金具(9)に挿入状態にある前記片側コイルバネ(7)の前記2本のバネ腕(7c、7c)及び単一の操作部(7d)と係合し得るブラケット(9a)を設け、
前記ブラケット(9e)を介して前記カバー部(3)を前記ベースユニット(2)側に引き上げ得るようにして構成したことを特徴として構成される。
本発明の第2の観点は、前記ブラケット(9e)は、本体(9g)を有し、該本体(9g)の両側に第1係止溝(9f、9f)が、前記片側コイルバネの2本のバネ腕(7c、7c)と係合自在に形成されていることを特徴とする。
本発明の第3の観点は、前記ブラケット(9e)の本体(9g)の前記ベースユニット(2)側に、第2係止溝(9h、9h)を、前記第1係止溝(9f、9f)の内、一方の第1係止溝(9f)との間で前記片側コイルバネ(7)の操作部(7d)及びバネ腕(7c、7c)を保持し得るように形成したことを特徴として構成される。
本発明の第4の観点は、前記ブラケット(9e)は、前記窓(9d)の前記長手方向(矢印A、B)両側にそれぞれ形成されている、ことを特徴として構成される。
吊り下げ機構(5)を構成する片側コイルバネ(7)のコイル部(7a)が一方のバネ腕(7c)側にのみ形成されているので、バネ腕(7c、7c)の両側にコイル部(7a)を設けた場合に比して、コイル部の設置面積を少なくすることができ、それだけ配線作業が楽になり、作業性の良好な天井照明装置の提供が可能となる。
第1係止溝(9f、9f)により、片側コイルバネ(7)のバネ腕(7c、7c)を確実に保持することが出来、円滑なカバー部(3)の開閉が可能となる。
ブラケット(9e)の本体(9g)のベースユニット(2)側に設けられた第2係止溝(9h、9h)により、片側コイルバネ(7)を第1係止溝(9f)との間で斜めに係止することが可能となり、カバー部(3)をベースユニット(2)の長手方向を軸に斜めの開放状態で支持することが可能となり、配線作業が容易となる。
ブラケット(9e)を窓(9d)の長手方向(矢印A、B)両側にそれぞれ形成することで、片側コイルバネ(7)の設置方向を、操作部(7d)が例えば図3の逆方向に向いた形で設置することも可能であり、施工現場の状態に適合させて臨機応変に対応することが可能となる。
なお、括弧内の番号等は、図面における対応する要素を示す便宜的なものであり、従って、本記述は図面上の記載に限定拘束されるものではない。
図1は、本発明が適用された天井照明装置の一例を示す斜視図。 図2は、図1の天井照明装置の吊り下げ機構部分の斜視図。 図3は、図1の天井照明装置の吊り下げ機構部分の正面図。 図4は、カバー部の片側コイルバネの装着態様の一例を示す斜視図。 図5は、図1の天井照明装置における吊り下げ機構の斜視図。 図6は、図1の天井照明装置で、ベースユニットにカバー部を吊り下げた様子を示す斜視図。 図7は、カバー部がベースユニットに装着された状態の一例を示す断面図。 図8は、固定金具の一例を示す斜視図。 図9は、カバー部をベースユニットに対して斜め保持させた状態を示す断面図。
以下、図面に基づき、本発明の実施例を説明する。
天井照明装置1は、図1に示す様に、建物の天井部分に装着されるベースユニット2を有しており、ベースユニット2には、図示しない発光ダイオード等からなる発光モジュールが内蔵されたカバー部3が、後述する吊り下げ機構5、5を介して取り付け吊下自在に設けられている。
吊り下げ機構5、5は、図2乃至図7に示す様に、ベースユニット2とカバー部3との間に設置され、天井照明装置1の長手方向である図1矢印A、B方向両側にそれぞれ1カ所ずつ、合計2カ所設けられているが、吊り下げ機構5の設置個数は1個以上、何個でもよい。但し、1個の場合には、天井照明装置1の長手方向中央部に装着することが望ましい。
吊り下げ機構5は、図2乃至図5に示す様に、カバー部3に装着されたバネホルダ6を有しており、バネホルダ6はL字状に屈曲形成されたブラケット状のコイル保持部6a、該コイル保持部6aに対向する形で形成されたバネ腕保持部6bを有している。バネ腕保持部6bには保持穴6cが穿設形成されており、コイル保持部6a及びバネ腕保持部6b間には、両側にバネ腕7c、7cが形成された片側コイルバネ7が、片側コイルバネ7の一方のバネ腕7cの端部にのみ円環状に形成されたコイルバネであるコイル部7aを、コイル保持部6aに挿入係合させ、他方のバネ腕7cの先端に形成された係止部である屈曲部7bをバネ腕保持部6bの保持穴6cに陥入係合させた形で設置されている。なお、コイル部7aがバネの片側にのみ設けられた片側コイルバネ7を使用することで、コイルバネの大きさ、特に図7に示す天井照明装置1の短手方向である矢印C,D方向のバネ幅W1を小型化すること出来る。
片側コイルバネ7は、2本のバネ腕7c、7cが天井照明装置1の長手方向である矢印A、B方向に突出する形で伸延形成されており、両バネ腕7c、7cの先端部はコの字状に屈曲した単一の操作部7dとなっている。両バネ腕7c、7cは、図3に示す様に、途中の屈曲部7e、7eで2度、図3のカバー部3側に所定角度屈曲した形で形成されており、先端の操作部7dを図5の上下方向に操作することで、片側コイルバネ7は、コイル部7aの巻き芯及びバネホルダ6の保持穴6c(バネの作動中心)を中心にして弾性的に回動自在に構成されている。なお、片側コイルバネ7のバネ腕7c、7cの伸延方向は、図4に示すようなコイル部7aに対して矢印B方向であっても、逆にコイル部7aに対して矢印A方向に伸延する構成でも良い。また、片側コイルバネ7は、現場の状況に合わせて、適宜矢印A方向、又は矢印B方向に操作部7dが伸延する形にバネホルダ6に装着設置するようにしてもよい。また、片側コイルバネ7は、後述する固定金具9との非係合状態では、操作部7dを図2に示すカバー部3底板3a側に付勢した形で設けられている。
吊り下げ機構5は、また、図2及び図3に示す様に、ベースユニット2側に装着された固定金具9を有しており、固定金具9は、図8に示すように、ベースユニット2と図示しないねじなどの固定手段を介して接続されるブラケット9a,9aを有している。固定金具9は全体が溝状に形成された本体9bを有しており、本体9bのカバー部3側の位置する底部9cには、窓9dが穿設形成されている。窓9dのベースユニット2の長手方向である矢印A、B方向に両側には、ブラケット9e、9eがそれぞれ形成されており、各ブラケット9eは図8に示す様に、幅がW2で形成された本体9gを有している。本体9g下部の両側には、第1係止溝9f、9fが形成されており、第1係止溝9f、9fにより、本体9gは当該第1係止溝9f、9f部分で、幅がW3となっている。
本体9gの幅W2は、片側コイルバネ7のバネ腕7c、7cのベースユニット2短手方向である矢印C,D方向における外側幅W4、従って操作部7dの幅よりも大きく形成されており、また第1係止溝9f、9f間の最小幅W3は、バネ腕7c、7cのベースユニット2短手方向である矢印C,D方向における内側幅W5よりも小さく形成されている。また、本体9gの図8上辺、従ってベースユニット2側には2個の第2係止溝9h、9hが形成されており、第1係止溝9fと第2係止溝9hは、図8破線に示すように片側コイルバネ7の操作部7dを斜めに傾けた形で、該操作部7d近傍の腕7c、7cをそれぞれ陥入係合し得るような寸法関係に形成されている。図8に示す例は、片側コイルバネ7が図中右方の第2係止溝9hと図中左方の第1係止溝9f間に陥入係合されている場合を示しているが、片側コイルバネ7が図中左方の第2係止溝9hと図中右方の第1係止溝9f間に陥入係合されている場合も同様である。なお、第2係止溝9hの数は、第1係止溝9fと第2係止溝9hの間で片側コイルバネ7の操作部7d及びバネ腕7c、7cを斜めに保持しうる限り、1個以上何個形成しても良い。
天井照明装置1は以上のような構成を有するので、天井照明装置1を建物の天井などに設置する場合には、まず、図2、図3及び図6に示す様に、ベースユニット2を図示しない天井などにアンカーボルト、ネジなどの適宜な固定部材10を介して装着固定する。次に発光モジュールが内蔵されたカバー部3を、図5及び図6に示すように、カバー部3の長手方向とベースユニット2の長手方向を一致させる形で、作業者がベースユニット2方向に持って移動させるが、この際カバー部3の各吊り下げ機構5の片側コイルバネ7を、操作部7dを、図5の操作部7dがカバー部3の底板3a側に位置する状態から矢印E方向、従って図中上方に片側コイルバネ7の弾性に抗する形で押し上げる。この状態で、片側コイルバネ7の先端の操作部7dを、図6に示す様に固定金具9の窓9dに挿入し、更に図3に示す様に、操作部7dをベースユニット2の底板2aに沿った形で矢印B方向に移動させつつ、バネ腕7c、7cでブラケット9aの本体を両側から挟み込む形で係合させる。この際、バネ腕7c、7cをその弾性に抗して内側幅W5を拡大させる形に弾性変形させてバネ腕7c、7cを、図8に示す様に、固定金具9の第1係止溝9f、9fにそれぞれ陥入係合させる。
この状態で、カバー部3を図6上方向である矢印F方向に移動させると、固定金具9の第1係止溝9f、9fと係合する片側コイルバネ7の弾性が操作部7dをカバー部3側に移動させるように付勢するので、カバー部3は図6上方、従ってベースユニット2側に引き上げられる形の力を受ける。従って、このままカバー部3を図中上方に移動させると、片側コイルバネ7は、図3に示す様に、腕7c、7cが第1係止溝9f、9f内を摺動する形で窓9c内に入り込み、カバー部3がベースユニット2と当接する形となる。カバー部3が上方に移動するのに合わせて、作業者はカバー部3をベースユニット2と整合させ、図2及び図7に示す様に、カバー部3がベースユニット2の適正な収納位置に配置されるように調整する。カバー部3がベースユニット2の適正な収納位置に配置された状態では、図3に示す様に、片側コイルバネ7は、コイル部7aの弾性により、腕7c、7cが第1係止溝9f、9fを介してカバー部3を図中上方に付勢するので、カバー部3はベースユニット2に対して常に図7上方に押しつけられる形で保持され、図1に示す様に、組立状態が維持されることとなる。
なお、片側コイルバネ7は図7に示す様に、バネ腕7c、7cの片側(例えば図7の右方側)にしかコイル部7aが形成されていないので、片側コイルバネ7の係止部7bが配置されている側の空間を利用する形で、配線ケーブルを敷設することが出来、ケーブルがコイル部7aに巻き込まれるような事態の発生を未然に防止することが出来る。更に、片側コイルバネ7の操作部7dは、コイル部7a及び屈曲部7bに対して、例えば図4の右方など、一方向にのみ伸延する形で形成されているので、コイル部の両側に操作部をそれぞれ形成した場合に比して、片側コイルバネ7bを固定金具9に係合させる場合でも、片手で操作部7dを操作して行うことが出来るばかりか、片側コイルバネ7の長手方向(矢印A、B方向)の全長を短くすることが出来、それだけ配線ケーブルの敷設空間を確保することが出来る。
また、カバー部3をベースユニット2に吊下させた状態で、カバー部3及びベースユニット2に対する配線作業などを行う場合には、図6に示す片側コイルバネ7のバネ腕7c、7cがブラケット9eの第1係止溝9f、9fと係合し、カバー部3がベースユニット2に対して離隔開放された状態で、一方のバネ腕7cを、例えば図8の矢印C方向に弾性変形させて、バネ腕7cと図8右方の第1係止溝9fとの係合状態を解除し、本体9g右側面を摺動させる形で図中上方に移動させ、図中右方の第2係止溝9hに陥入係合させる。この状態で、カバー部3を下方に引き下ろすと、片側コイルバネ7の操作部7dがブラケット9eの図8背面と当接し、カバー部3は図8に示す様に、ブラケット9eの図中左方の第1係止溝9fと図中右方の第2係止溝9hにより、ベースユニット2に対して、図9に示すように斜めに保持され、作業位置に保持されることとなる。なお、図9に示す様に、図中左方が大きく開放された作業位置の他に、バネ腕7cと図8左方の第1係止溝9fとの係合状態を解除し、本体9gの左側面を摺動させる形で図中上方に移動させ、図中左方の第2係止溝9hに陥入係合させると、カバー部3は図8のブラケット9eの図中右方の第1係止溝9fと図中左方の第2係止溝9hにより、ベースユニット2に対して、図9の右側が大きく開放された形に斜めに保持され、作業位置に保持されることとなる。
片側コイルバネ7の操作部7dがブラケット9eと当接した状態では、図6に示す様に、片側コイルバネ7はバネ腕7c、7cの最も長い部分でカバー部3を吊下保持することとなり、片側コイルバネ7の弾性によるカバー部3を図6上方に引き上げようとする力とカバー部3の自重がほぼ拮抗する形となり、カバー部3はベースユニット2に対して図6下方に所定距離引き下げられた形で保持されることとなる(図6では、カバー部3がベースユニット2に対して斜めに保持された状態となっているが、天井照明装置1の長手方向両側に吊り下げ機構5を設けた場合には、カバー部3はベースユニット2に対して略水平に保持される)。この状態で、片側コイルバネ7をブラケット9eの図中左方の第1係止溝9fと図中右方の第2係止溝9hに係合させることで、図9に示す様に、カバー部3はベースユニット2に対して図9の矢印H方向に回転したような状態になり、作業に適した開放角度でベースユニット2の長手方向を中心に開放支持されることとなる。
この状態で、作業者はベースユニット2とカバー部3間の配線などの必要な設置作業を行うが、カバー部3はベースユニット2に対して長手方向(紙面と直角方向)に対して図中左側が大きく開かれる形で開放される形となり、設置作業を円滑に行うことが出来る。
設置作業が終了すると、作業者は、カバー部3を図6中矢印F方向に引き上げると共に、片側コイルバネ7の図8右方のバネ腕7cを図8中右方に弾性変形させ、バネ腕7cと第2係止溝9hとの係合を解除し、そのまま図中下方に摺動させて、第1係止溝9fと係合させる。すると、片側コイルバネ7はブラケット9eに第1係止溝9f、9fで係合することとなる。この状態で、カバー部3を図6上方に引き上げると、片側コイルバネ7の弾性力がバネ腕7c、7cを介して固定金具9により強く作用してカバー部3を図6上方に引き上げる方向に付勢することとなる。この状態で、カバー部3が上方に移動するのに合わせて、作業者はカバー部3をベースユニット2と整合させ、図7に示す様に、カバー部3がベースユニット2の適正な収納位置に配置されるように調整して、カバー部3をベースユニット2に装着する。
なお、点検などで、カバー部3をベースユニット2に対して下方に分離させる場合には、カバー部3をベースユニット2に対して図6下方の矢印G方向に、引き下げる。すると、吊り下げ機構5の片側コイルバネ7は、バネ腕7c、7cが固定金具9のブラケット9eの第1係止溝9f、9f内を摺動する形で図6矢印G方向にコイル部7aの弾性に抗する形で移動し、カバー部3がベースユニット2に対して下方に移動する。ある程度、カバー部3をベースユニット2に対して下方に移動させたところで、片側コイルバネ7の一方の腕7cを、図9に示す様に、第2係止溝9hと係合させて、第1係止溝9fと第2係止溝9hとの間でカバー部3を斜めに開放保持し、この状態で、作業者は必要な作業を行う。
1……天井照明装置
2……ベースユニット
3……カバー部
3a……底板
5……吊り下げ機構
7……片側コイルバネ
7a……コイル部
7b……係止部
7c……バネ腕
7d……操作部
9……固定金具
9d……窓
9e……ブラケット
9f……第1係止溝
9g……本体
9h……第2係止溝

Claims (4)

  1. 天井に装着し得るベースユニット及び、該ベースユニットに着脱自在に装着可能な、発光モジュールが内蔵されたカバー部を有する天井照明装置において、
    前記ベースユニットとカバー部の間に、1個以上の吊り下げ機構を介して前記カバー部を前記ベースユニットに対して吊下自在に設け、
    前記吊り下げ機構は、
    前記カバー部に、前記天井照明装置の長手方向に伸延する2本のバネ腕を有し、それらバネ腕の先端に形成された単一の操作部を、前記バネ腕の内の一方の側端部にのみ形成されたコイル部を介して、前記カバー部底板側に付勢する形で回動自在に設けられた片側コイルバネを設け、
    前記ベースユニットに、前記片側コイルバネを、該片側コイルバネの前記操作部を介して挿入自在に形成された窓を有する固定金具を設けると共に、該固定金具に挿入状態にある前記片側コイルバネの前記2本のバネ腕及び単一の操作部と係合し得るブラケットを設け、
    前記ブラケットを介して前記カバー部を前記ベースユニット側に引き上げ得るようにして構成したことを特徴とする天井照明装置。
  2. 前記ブラケットは、本体を有し、該本体の両側に第1係止溝が、前記片側コイルバネの2本のバネ腕と係合自在に形成されている、請求項1記載の天井照明装置。
  3. 前記ブラケットの本体の前記ベースユニット側に、第2係止溝を、前記第1係止溝の内、一方の第1係止溝との間で前記片側コイルバネの操作部及びバネ腕を保持し得るように形成したことを特徴とする請求項2記載の天井照明装置。
  4. 前記ブラケットは、前記窓の前記長手方向両側にそれぞれ形成されている、ことを特徴とする請求項1記載の天井照明装置。

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