JP2017062949A - 照明器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 器具本体内での発光モジュールの位置を安定させることが可能な照明器具を提供することである。【解決手段】 実施形態によれば、照明器具は、開口を有する筒形状の第1のシャーシ、及び、前記第1のシャーシの内周面に設けられた係合部を具備する器具本体と;前記開口を通して前記第1のシャーシ内に配置される第2のシャーシ、前記第2のシャーシに設けられた発光部、及び、前記第2のシャーシの外周面に設けられ、前記第2のシャーシが前記第1のシャーシ内に配置された状態で前記係合部に係合可能な被係合部を具備する発光モジュールと;前記第1のシャーシの内周面と前記第2のシャーシの外周面との少なくとも一方に設けられ、前記被係合部が前記係合部に係合した状態で、他方に当接し、かつ、他方を押圧する押圧部と;を備える。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、器具本体と、器具本体内に設置される発光モジュールとを備える照明器具に関する。
天井に形成された開口内に固定される器具本体、及び、この器具本体内に設置される発光モジュールを有する照明器具が知られている。
器具本体は、一端が開口する筒形状に形成されたシャーシ、及び、シャーシの内周面に設けられた係合部等を有している。器具本体は、開口を下方に向けた姿勢で、天井に形成された開口内に配置され、建造物の例えば梁に設けられた取り付けボルトにより固定される。
器具本体の係合部は、器具本体のシャーシの内周面において、例えば互いに対向する部位にそれぞれ1つ設けられている。係合部は、例えば、溝を有する形状に形成されている。
発光モジュールは、一端が開口するシャーシ、及び、このシャーシの底面に設けられる発光部を有している。発光モジュールのシャーシは、その外周面に、器具本体の係合部に着脱可能に係合される被係合部が設けられている。
被係合部は、例えば、外郭が溝よりも大きく、かつ、その外郭を溝内に挿通可能な大きさまで弾性変形可能に形成されている。発光モジュールは、器具本体に取り付ける際には、被係合部を溝内に挿通可能な大きさ変形することにより、被係合部を係合部の溝内に挿入する。被係合部は、係合部の溝内に収容されると、被係合部自体の弾性により元の形状に戻ることにより、係合部に係合する。このように、発光モジュールは、被係合部が係合部に係合することにより、器具本体に取り付けられる(例えば、特許文献1参照。)。
特許第4078491号公報
器具本体、及び、発光モジュールを有する照明器具では、器具本体内での発光モジュールの位置を安定させることが求められている。
本発明が解決しようとする課題は、器具本体内での発光モジュールの位置を安定させることが可能な照明器具を提供することである。
本発明によれば、器具本体内での発光モジュールの位置を安定させることが可能となる。
実施形態によれば、照明器具は、開口を有する筒形状の第1のシャーシ、及び、前記第1のシャーシの内周面に設けられた係合部を具備する器具本体と;前記開口を通して前記第1のシャーシ内に配置される第2のシャーシ、前記第2のシャーシに設けられた発光部、及び、前記第2のシャーシの外周面に設けられ、前記第2のシャーシが前記第1のシャーシ内に配置された状態で前記係合部に係合可能な被係合部を具備する発光モジュールと;前記第1のシャーシの内周面と前記第2のシャーシの外周面との少なくとも一方に設けられ、前記被係合部が前記係合部に係合した状態で、他方に当接し、かつ、他方を押圧する押圧部と;を備える。
一実施形態に係る照明器具が分解された状態を示す斜視図。 同照明器具の第1のシャーシの係合部に、発光モジュールの被係合部が係合した状態を一部切欠して示す正面図。 同発光モジュールを示す平面図。 同発光モジュールを示す背面図。 同被係合部が同係合部に仮係合された状態を示す一部断面図。 同被係合部が同係合部に係合した状態を一部切断して示す側面図。 同照明器具の配光特性を示す説明図。
一実施形態に係る照明器具1を、図1から図7を用いて説明する。照明器具1は、例えば、建造物の天井2に形成された第1の開口2a内に配置され、その第1の開口2a内に固定される。
図1は、照明器具1が分解された状態を示す斜視図である。図1に示すように、照明器具は、第1の開口2a内に配置され、第1の開口2a内に固定される器具本体3、及び、器具本体3に着脱可能に構成された発光モジュール4を有する。
器具本体3は、有底筒上に形成された第1のシャーシ5、第1のシャーシ5の底面6に設けられた点灯装置7、第1のシャーシ5の内周面に設けられた係合部8を有している。
第1のシャーシ5は、第1の開口2aを覆うことが可能な形状に形成されている。本実施形態では、第1の開口2aは、その開口断面が例えば矩形状に形成されている。この為、第1のシャーシ5は、第1の開口2aの開口断面と略同形状の底壁部9を有する、平面視矩形の筒形状に形成されている。
第1のシャーシ5は、矩形の第1の底壁部9、及び、第1の底壁部9の周縁に一体に形成された第1の周壁部10を有している。
第1の底壁部9には、貫通孔9aが形成されている。貫通孔9aは、建造物の躯体に設けられた取り付け部材である例えば取り付けボルトが挿通可能に形成されている。
第1の周壁部10は、第1のシャーシ5が取り付け部材により第1の開口2a内に固定された状態において、第1の周壁部10の開口縁が、開口2aの縁に沿う形状を有している。
本実施形態では、開口2aは、その開口断面形状が矩形である為、第1の周壁部10は、第1の開口2aの四辺に対向する第1の側壁部11、第2の側壁部12、第3の側壁部13、及び、第4の側壁部14を有している。
第1の側壁部11及び第2の側壁部12は、互いに対向配置される。第3の側壁部13及び第4の側壁部14は、互いに対向配置される。
点灯装置7は、底壁部9の底面6に設置されている。
係合部8は、第1の周壁部10の内周面に設けられている。また、係合部8は、第1の周壁部10の内周面において互いに対向する位置にそれぞれ設けられている。本実施形態では、係合部8は、第1の側壁部11の内周面及び第2の側壁部12の内周面に設けられている。
図2は、第1のシャーシ5の係合部8に、後述される発光モジュール4の被係合部15が係合した状態を示す正面図である。図1,2に示すように、係合部8は、側壁部11,12の内周面に固定された固定部16、及び、固定部16に設けられ、内周面に対して突出する突出部17を有している。
このように構成された係合部8は、例えば、金属製の板部材に対して屈曲、切削等の機械加工を施すことにより形成される。
固定部16は、例えば平形状である。固定部16は、溶接などの固定手段により、内周面に固定されている。
突出部17は、側壁部11,12の内、他方の側壁部に向かって突出する平板形状に形成されている。突出部17には、溝18が形成されている。
溝18は、第1の周壁部10の周方向に沿って延びる第1の溝部19、第1の溝部19に連通し、突出部17の先端に開口する第2の溝部20を有している。
このように構成された第1のシャーシ5は、第1の周壁部10の縁によって規定される第2の開口(開口)21を下方に向けた姿勢で、天井2に形成された第1の開口2a内に配置される。第1のシャーシ5は、建造物の例えば躯体に設けられた取り付けボルト等の取り付け部材により、固定される。取り付け部材は、底壁部9に形成され貫通孔9a内に挿通され、ボルト等の締結部材により締結される。
図3は、発光モジュール4を示す平面図である。図4は、発光モジュール4を示す背面図である。図1,2,3に示すように、発光モジュール4は、第1のシャーシ5内に配置可能に形成された第2のシャーシ22、第2のシャーシ22に固定された基板モジュール24、及び、第2のシャーシ22の外周面に設けられ、係合部8に係合可能な被係合部15を有している。
第2のシャーシ22は、第1のシャーシ5第2の開口21を塞ぐことが可能な形状に形成されている。この為、本実施形態では、第2のシャーシ22は、第1のシャーシ5の第1の底壁部9より若干小さい矩形状の第2の底壁部27を有する有底筒形状に形成されている。
具体的には、第2のシャーシ22は、第2の底壁部27、及び、底壁部27の周縁に形成された第2の周壁部28を有している。
第2の底壁部27は、複数の基板モジュール24を設置可能に形成されている。第2の周壁部28は、第2のシャーシ22が第1のシャーシ5に取り付けられた状態において、第2の開口21の開口縁に沿う形状を有している。
具体的には、第2の周壁部28は、第5の側壁部29、第6の側壁部30、第7の側壁部31、及び、第8の側壁部32を有している。
第5の側壁部29及び第6の側壁部30は、互いに対向配置されている。第7の側壁部31及び第8の側壁部32は、互いに対向配置されている。
図3に示すように、基板モジュール24は、複数設けられている。基板モジュール24は、例えば、同じものである。基板モジュール24は、複数の発光部を有しており、発光可能に構成されている。基板モジュール24は、照明器具1に求められる明るさの光を発光可能な数が設けられている。本実施形態では、一例として、基板モジュール24は、4個設けられている。
基板モジュール24は、基板33、基板33上に設けられた複数の広角発光部(発光部)34、基板33上に設けられた狭角発光部(発光部)35、基板33上に設けられたレンズ形成層36、及び、基板33上に設けられた、電気接続部としての端子部37を有している。
基板23は、例えば、矩形に形成されている。
広角発光部34は、低指向性の光を発光可能に構成される。即ち、放射状に発光可能に構成される。広角発光部34は、例えば、基板33上に搭載される、発光ダイオード38、及び、レンズ形成層36に形成され、発光ダイオード38から発光された指向性の高い光を拡散する広角レンズ39により構成される。
広角発光部34は、照明器具1から照射される光にムラが生じることを防止可能に配置されている。ここで言う光のムラとは、各広角発光部34から照射される光が互いに干渉することにより、第2の周壁部28により規定される第3の開口40を通して外部に照射される光の照度にばらつきが生じることである。
本実施形態では、光のムラを防止する為に、一例として、広角発光部34は、マトリクス状に配置されている。また、広角発光部34は、1つの基板23の4つの角部の内、1つの角部41には配置されていない。
即ち、広角発光部34は、後述されるように、複数の基板モジュール24がその角部41を対向させて角部41間の中心周りに並んで配置された状態において、その中心部となる角部41には、配置されていない。換言すると、広角発光部34は、複数の基板モジュール24の外周縁、つまり各基板モジュール24において周囲の基板モジュール24に対向しない縁部に配置されている。
狭角発光部35は、広角発光部34に対して指向性の高い光を発光可能に構成されており、基板33において発光ダイオード38が搭載される主面に対して直交する方向に指向性の高い光を発光する。即ち、狭角発光部35は、発光モジュール4が器具本体3内に配置された状態(係合部1に後述する被係合部が係合した状態)において、重力方向に沿って下方に指向性の高い光を発光可能に構成される。
本実施形態では、狭角発光部35は、基板33上に搭載された発光ダイオード38により構成される。レンズ形成層36において狭角発光部35の発光ダイオード38に対向する部分には、広角レンズは形成されていない。この為、狭角発光部35から発光された光は、指向性が高い状態が保たれる。
本実施形態では、狭角発光部35は、例えば複数設けられており、基板33の中央部に複数配置されている。
レンズ形成層36は、基板33上に積層されており、基板33との間に発光ダイオード38を配置している。レンズ形成層36は、例えば透光可能な材料から形成されており、例えば、透明な材料から形成されている。レンズ形成層36には、広角発光部34を構成する広角レンズ39が形成されている。また、レンズ形成層36において狭角発光部35の発光ダイオード38と対向する部分には、例えば貫通孔38aが形成されている。
端子部37は、基板33の角部41に設けられている。なお、レンズ形成層36は、端子部37上には形成されていない。端子部37は、基板33上に搭載された発光ダイオード38に電力を供給可能に形成されている。
本実施形態では、基板33上に搭載された発光ダイオード38は、例えば全て直列接続されている。各発光ダイオード38を直列接続する配線は、例えば、基板33の裏面に配置されている。端子部37は、正極端子42と、負極端子43とを有している。
上記のように構成された基板モジュール24は、端子部37が設けられる角部41を互いに対向させて、角部41間の中心周りに並んで配置されている。本実施形態では、基板33は、矩形状である。この為、基板モジュール24は、マトリクス状に配置されることとなる。
各基板モジュール24は、全ての発光ダイオード38が直列接続されるように、端子部37が、接続線38bによって接続されている。具体的には、互いに隣接する一方の基板モジュール24の正極端子42が、他方の基板モジュール24の負極端子43に接続されている。
図4に示すように、被係合部15は、第2の周壁部28の互いに対向する部分の外周面に形成されている。本実施形態では、被係合部15は、第5の側壁部29の外周面、及び、第6の側壁部30の外周面に設けられている。
被係合部15は、例えば、弾性を有する棒材を屈曲することにより形成されている。被係合部15は、棒部材が少なくとも一周巻回されることにより形成された基部44、及び、基部44から互いに離反する方向に延出する一対の腕部45を有している。
被係合部15は、基部44がブラケット等の取り付け部材46によって、側壁部29,30に取り付けられている。被係合部15は、腕部45が、外周面に沿う姿勢で、取り付けられている。
腕部45は、基部44に対して立ち上がる方向に傾斜する第1の部分45a、第1の部分45aに連続して形成され、第1の部分45aに対して屈曲する第2の部分(押圧部)45bを有している。
被係合部15は、基部44の弾性力、及び、腕部45の弾性力により、両腕部45を、基部44の周方向に沿って互いに近づく方向に変形可能である。図5は、腕部45を、基部44の周方向に互いに近づく方向に変形した状態を示す側面図である。
図5に示すように、腕部45を基部44の周方向に互いに近づく方向に変形することにより、両腕部45を、係合部8の溝部19,20内に収容可能な形状に変形することが可能となる。このように腕部45を変形することにより、両腕部45を溝部19,20内に挿通可能となる。
両腕部45を溝部19,29に挿通した後、両腕部45に加えていた力を解除すると、両腕部45は、基部44の弾性力、及び、腕部45自体の弾性力により、基の形状、即ち、両腕部45が互いに離間する方向に延びる形状に戻る。
被係合部15が元の形状に戻ることにより、図2に示すように、両腕部45が第1の溝部19の縁に係合する。このことにより、被係合部15が係合部8に係合される。
このように、被係合部15は、被係合部15を係合部8に係合可能となる状態である第1の状態と、係合部8に形成された溝18を挿通可能となる第2の状態との間で変形可能に構成されている。
図6は、被係合部15が係合部8に係合した状態を一部切断して示す側面図である。図6に示すように、第2の部分45bは、第1の状態のときに第1の溝部19の縁部に係合可能であるとともに、対向する第1のシャーシ5の内周面にたわんだ状態で当接し、弾性力によって第1のシャーシ5の内周面を第2のシャーシ22の外周面から離間する方向に押圧可能に形成されている。
具体的には、第2の部分45bは、平面視で、第1の部分45aに対して、第2のシャーシ22の外側に向かって傾斜する方向に延びている。第2の部分45bの先端部には、係合部8の第1の溝部19の縁に係合可能な鉤部47が形成されている。鉤部47は、第1のシャーシ5の内周面に当接する際に、内周面に当接する。
本実施形態では、鉤部47は、例えば、線材を巻回することにより円形に形成されている。この円形部の周面が、第1のシャーシ5の内周面に当接可能となっている。
第2の部分45bが第2のシャーシ22の外側に向かって傾斜することによって、第2の部分45bは、たわんだ状態で第1のシャーシ5の内周面により確実に当接するようになるので、第1のシャーシ5の内周面を第2のシャーシ22の外周面から離間する方向、即ち、第2のシャーシ22の外側に向かって押圧する。
次に、発光モジュール4の器具本体3への取り付け作業の一例を説明する。まず、一方の被係合部15を、図5に2点鎖線で示すように、腕部45を基部44の周方向に互いに近づく方向に移動させ、第2の状態に変形させる。
一方の被係合部15が第1の状態に変形されると、次に、鉤部47の近傍のみを、第2の溝部20を挿通させる。
両鉤部47の近傍のみ第2の溝部20を挿通させると、腕部45に加えていた力を解除する。力が解除されると、基部44及び腕部45の弾性力により、腕部45が第2の状態に戻ろうとする。
このとき、鉤部47のみ第2の溝部20を挿通されている為、鉤部47のみが、第1の溝部19内に入り込む。
鉤部47が第1の溝部19内に入り込むことにより、鉤部47が、第1の溝部19の縁に係合する。図5は、鉤部47が第1の溝部19に係合した状態を示している。このように、鉤部47が係合部8に係合した状態を、被係合部15の係合部8への仮係合状態とする。
図5に示すように、仮係合状態となると、基板モジュール24、及び、点灯装置7をケーブルなどの接続線によって接続する。この接続により、基板モジュール24の発光ダイオード38は、点灯装置の制御により点灯可能となる。
基板モジュール24及び点灯装置7の接続が完了すると、次に、他方の被係合部15を他方の係合部8に対して、上述の通り仮係合状態とする。
両被係合部15が両係合部8に対して仮係合状態となると、次に、発光モジュール4を第1のシャーシ5内に押し込む。
発光モジュール4が第1のシャーシ5内に押し込まれることによって、図2に示されるように、腕部45の第2の部分45bが第1の溝部19の縁に係合するようになる。即ち、被係合部15が係合部8に係合するようになる。
図2に示すように被係合部15が係合部8に係合されると、第2の部分45bの鉤部47及びその近傍は、第1のシャーシ5の内面にたわんだ状態で当接するとともに、腕部45の弾性力により、第1のシャーシ5の内周面を、第2のシャーシ22の外周面から離れる方向に押圧する。
この実施形態の照明器具1では、発光モジュール4が器具本体3に係合された状態、即ち、被係合部15が係合部8に係合された状態において、腕部45の第2の部分45bが第1のシャーシ5を外側に向かって押圧する。被係合部15の一部が、第1のシャーシ5を押圧する押圧部として機能するようになる。
この為、第2のシャーシ22に対して第1のシャーシ5が離間する方向に押圧されるので、器具本体3内での発光モジュール4の位置を安定させることが可能となる。
また、被係合部15が、第2のシャーシ22の第2の周壁部28において、互いに対向する位置に設けられることにより、第1のシャーシ5は、第2のシャーシ22に対して互いに離間する2つの方向、即ち、一方向、及び、この方向に対して180度ずれた方向に押圧されるようになるので、器具本体3内での発光モジュール4の位置を安定させることができる。
また、被係合部15の腕部45の第2の部分45bを、第2のシャーシ22の外側に屈曲させることにより、第1のシャーシ5を押圧する押圧部としての機能を持たせている。即ち、被係合部15と、第1のシャーシ5を押圧する押圧部とを一体に形成することにより、照明器具1の部品点数を削減することができる。
また、既存の係合部の形状を大きくかえることなく押圧部としての機能を得ることができるので、製造コストの高騰を防止することができる。
また、被係合部15を、弾性を有する例えば金属等の棒部材を屈曲して形成するとともに、押圧部を一体に形成することにより、被係合部15を簡単な形状とすることができる。
また、基板モジュール24の角部41に発光部を配置せずに端子部37を設け、かつ、この角部41を対向させて複数の基板モジュール24を角部41間の中心周りに並べて配置することにより、照明器具1の明るさが低減することを防止しつつ、照明器具1をコンパクトにすることができる。
具体的に説明すると、複数の基板モジュール24をその角部41を対向させて角部41間の中心周りに並べて配置する場合、この角部41は、複数の基板モジュール24が配置される範囲の中心部となる。発光部は、発光する際に熱を生じる。基板モジュール 24中心部は、熱が逃げ難いため、発光部の発光効率が低下する温度まで昇温する可能性がある。
発光効率が低下した光源は、明るさが低下する。この為、発光効率が低下する可能性がある角部41に発光部を設けず、端子部37を設けることにより、照明器具1としての明るさが低減することを防止しつつ、デッドスペースとなる角部41を利用して端子部37を設けることにより、照明器具1をコンパクトにすることができる。
また、基板モジュール24は、広角発光部34に加えて狭角発光部35を有することにより、広角発光部34のみを有する場合に比較して、照明器具1の配光を改善することができる。
具体的には、照明器具1が広角発光部34のみを有する場合、各広角発光部34から放射状に光が照射される為、照明器具1全体から照射される光の配光は、扁平な形状となる。
図7は、本実施形態の照明器具1の配光特性を示す説明図である。これに対して、広角発光部34に対して指向性が高い狭角発光部35を有することにより、配光が改善され、配光は、図7に示すように略円形状となる。
また、被係合部26を係合部8に仮係合状態とする際に用いられる鉤部47を第1のシャーシ5の内周面に当接させることにより、単に線材を当接させる場合に比較して、より広い面積で腕部45を第1のシャーシ5の内周面に当接させることができるようになる。
この為、第1のシャーシ5が傷つくことを防止できる。
以上説明した実施形態によれば、器具本体内での発光モジュールの位置を安定させることができる。
なお、本実施形態では、狭角発光部35は、基板モジュール24の中央に配置されたが、狭角発光部35の位置は、これに限定されない。他の例としては、狭角発光部35は、複数の基板モジュール24の外周縁に配置されてもよい。即ち、各基板モジュール24において周囲の基板モジュール24に対向しない縁部に、狭角発光部35が配置されてもよい。
また、本実施形態では、広角発光部34は、指向性の高い発光ダイオード38及びレンズ形成層36に形成された広角レンズ39から構成された。他の例としては、広角レンズ39を用いることなく、指向性の低いLED等の指向性の低い光を発光する光源を広角発光部として用いてもよい。
また、本実施形態では、狭角発光部35は、指向性の高い発光ダイオード38を用いたが、これに限定されない。他の例としては、例えば指向性の低い光源、及び、狭角レンズから構成されてもよい。
また、本実施形態では、被係合部15が、押圧部としての機能を有している。言い換えると、被係合部15と押圧部とが一体に形成されている。
他の例では、押圧部は、被係合部15に対して別部材で構成されてもよい。この場合、押圧部は、第1のシャーシ5の内周面、または、第2のシャーシ22の外周面の少なくとも一方に設けられ、被係合部15が係合部8に係合した状態において、他方を押圧する可能に構成される。
このように、押圧部が、被係合部15と別構成である場合であっても、押圧部により、第2のシャーシ22に対して第1のシャーシ5が相対的に押圧されることとなる為、器具本体3内での発光モジュール4の位置を安定させることができる。
また、本実施形態では、基板33は、一例として矩形であり、それゆえ、角部41は、略90度となっている。他の例では、角部41の角度は、90度に限定されない。例えば、角部41が60度である基板が用いられる場合では、角部41を対向させた状態で、6個の基板モジュール24を並べて配置することができる。
また、本実施形態では、角部41に、一例として端子部37が設けられた。他の例では、端子部37に変えて、抵抗素子などの電子部品が設けられてもよい。要するに、基板33上に設ける部品であれば、その設置スペースとして角部41を利用することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…照明器具、3…器具本体、4…発光モジュール、5…第1のシャーシ、8…係合部、15…被係合部、16…固定部、17…突出部、18…溝、21…第1の開口(開口)、22…第2のシャーシ、34…広角発光部(発光部)、35…狭角発光部(発光部)、45…腕部、45b…第2の部分(押圧部)。

Claims (5)

  1. 開口を有する筒形状の第1のシャーシ、及び、前記第1のシャーシの内周面に設けられた係合部を具備する器具本体と;
    前記開口を通して前記第1のシャーシ内に配置される第2のシャーシ、前記第2のシャーシに設けられた発光部、及び、前記第2のシャーシの外周面に設けられ、前記第2のシャーシが前記第1のシャーシ内に配置された状態で前記係合部に係合可能な被係合部を具備する発光モジュールと;
    前記第1のシャーシの内周面と前記第2のシャーシの外周面との少なくとも一方に設けられ、前記被係合部が前記係合部に係合した状態で、他方に当接し、かつ、他方を押圧する押圧部と;
    を具備する照明器具。
  2. 前記押圧部は、互いに対向する位置のそれぞれに設けられる請求項1に記載の照明器具。
  3. 前記押圧部は、前記被係合部と一体に形成される請求項1に記載の照明器具。
  4. 前記係合部は、前記第1のシャーシの前記内周面に固定される固定部、及び、前記固定部に設けられて前記内周面から突出するとともに、溝が形成された突出部を具備し、
    前記被係合部は、前記第2のシャーシの外周面に設けられ、前記溝の縁に係合可能な第1の状態、及び、前記溝を挿通可能な第2の状態との間で変形可能に形成される
    請求項3に記載の照明器具。
  5. 前記被係合部は、弾性を有する棒部材の中央部を少なくとも1周巻回することで形成された基部、前記基部から互いに離反する方向に延出する腕部を具備し、
    前記腕部が、前記溝に係合するとともに、前記押圧部として機能する
    請求項4に記載の照明器具。
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