JP2014067942A - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】レイアウト面積の増大を抑制しつつ、3次元セル構造上の上部配線を3次元セル構造下の周辺回路に接続する。
【解決手段】センスアンプ部SA1、SA2はメモリセルアレイMA直下に配置され、メモリセルアレイMA外においてメモリセルアレイMAより高い位置に上部配線HU1、HU2を設け、SAドライバAD1、AD2は、コンタクトプラグVA1、VA2をそれぞれ介して上部配線HU1、HU2に接続され、上部配線HU1、HU2は、コンタクトプラグVB1、VB2をそれぞれ介して下部配線HDY1、HDY2に接続され、下部配線HDY1、HDY2は下部配線HDX1、HDX2にそれぞれ接続される。
【選択図】 図1

Description

本実施形態は不揮発性半導体記憶装置に関する。
NAND型フラッシュメモリの高密度集積化を図るため、メモリセルを3次元的に配置された積層型NAND型フラッシュメモリが提案されている。この積層型NAND型フラッシュメモリでは、レイアウト面積の縮小を図るため、積層されたメモリセルの直下にセンスアンプ回路やデータラッチ回路などの周辺回路を配置したものもある。
特開2010−34109号公報
本実施形態は、レイアウト面積の増大を抑制しつつ、メモリセル領域の上方に配置された上部配線をメモリセル領域の下方に配置された周辺回路に接続することが可能な不揮発性半導体記憶装置を提供する。
実施形態の不揮発性半導体記憶装置によれば、メモリセルアレイと、ビット線と、ワード線と、カラム系回路と、グローバル信号供給部と、上部配線と、下部配線と、コンタクトプラグとが設けられている。メモリセルアレイは、複数のメモリセルが積層されNANDストリングを複数個含む。ビット線は、前記NANDストリングに接続される。ワード線は、前記メモリセルのゲートに接続される。カラム系回路は、前記メモリセルアレイ直下に配置される。グローバル信号供給部は、上面視したとき前記メモリセルアレイより外側に配置され、前記カラム系回路にグローバル信号を供給する。上部配線は、上面視したとき前記メモリセルアレイより外側であって、前記ビット線より上方に配置され、前記グローバル信号を伝送する。下部配線は、前記メモリセルアレイより下方に配置され、前記カラム系回路に前記グローバル信号を伝送する。コンタクトプラグは、前記上部配線と前記下部配線とを接続する。
図1は、第1実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の概略構成を示す斜視図である。 図2は、図1の不揮発性半導体記憶装置に対する比較例を示す斜視図である。 図3は、図1の不揮発性半導体記憶装置のブロックの概略構成を示す回路図である。 図4は、図1の不揮発性半導体記憶装置のメモリセルアレイの概略構成を示す斜視図である。 図5は、図4のNANDストリングNSを拡大して示す断面図である。 図6(a)は、図1の不揮発性半導体記憶装置の周辺回路領域の概略構成を示す断面図、図6(b)は、図1の不揮発性半導体記憶装置のワード線引き出し部の概略構成を示す断面図、図6(c)は、図1のメモリセルアレイをワード線方向に切断した概略構成を示す断面図、図6(d)は、図1のメモリセルアレイをビット線方向に切断した概略構成を示す断面図である。 図7は、第2実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の概略構成を示す平面図である。 図8は、図7のメモリセルアレイをビット線方向に切断した概略構成を示す断面図である。 図9は、第3実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の概略構成を示す斜視図である。 図10は、第4実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の概略構成を示すブロック図である。
以下、実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置について図面を参照しながら説明する。なお、これらの実施形態により本発明が限定されるものではない。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の概略構成を示す斜視図である。
図1において、半導体基板CP上方に、メモリセルアレイMAが形成されている。メモリセルアレイMAは、3次元に配置された複数のメモリセルを含む複数のブロックB1〜Bn(nは正の整数)を有する。ここで、メモリセルに含まれるセルトランジスタが半導体基板CPに対して法線方向(高さ方向)に直列に接続されることでNANDストリングを構成する。
そして、メモリセルアレイMA上には、ソース線SLはロウ方向に延びて配置される。このソース線SLは、NANDストリングにソース電位を供給する機能を有する。ソース線SL上には、ビット線BL1〜BLm(mは正の整数)が設けられている。ここで、複数のビット線BL1〜BLmは、ロウ方向に直交するカラム方向に延びて配置される。説明の便宜上、ビット線BL1〜BLmを一般的に表現するとき、単にビット線BLと記載する。
半導体基板CPには、カラム系回路としてカラム制御回路CR1、CR2、SAドライバAD1、AD2、センスアンプ部SA1、SA2、ロジック回路BR1、BR2、データラッチ部LT1、LT2およびビット線フックアップ部BH1、BH2が形成されている。ここで、センスアンプ部SA1、SA2にはセンスアンプ回路SP1、SP2が設けられる。このセンスアンプ回路SP1、SP2それぞれは、対応するいずれかのビット線BL1〜BLmに接続される。また、半導体基板CPには、ロウ系回路としてロウデコーダRD1〜RDnおよびソース線ドライバSD1〜SDnがブロックB1〜Bnごとに形成されている。
ここで、カラム制御回路CR1、SAドライバAD1、センスアンプ部SA1、ロジック回路BR1、データラッチ部LT1およびビット線フックアップ部BH1は、奇数番目のビット線BLに接続される。カラム制御回路CR2、SAドライバAD2、センスアンプ部SA2、ロジック回路BR2、データラッチ部LT2およびビット線フックアップ部BH2は、偶数番目のビット線BLに接続される。
ここで、センスアンプ部SA1、SA2、ロジック回路BR1、BR2、データラッチ部LT1、LT2およびビット線フックアップ部BH1、BH2は、メモリセルアレイMA直下に配置されている。
なお、カラム制御回路CR1、CR2は、カラム系制御を行うことができ、カラムデコーダを含むことができる。SAドライバAD1、AD2は、センスアンプ部SA1、SA2をそれぞれ駆動することができる。センスアンプ部SA1、SA2は、メモリセルからのデータ読み出し時に例えばビット線BL1〜BLmの電位を検出したり、メモリセルに流れるいわゆるセル電流を検出したりして、データを読み出す。また、センスアンプ部SA1、SA2は、メモリセルへのデータ書き込み時にビット線BL1〜BLmの電位を制御することができる。ロジック回路BR1、BR2は、ビット線BL1〜BLmを制御するための演算処理を行うことができる。データラッチ部LT1、LT2は、書き込みデータまたは読み出しデータをラッチすることができる。ビット線フックアップ部BH1、BH2は、センスアンプ部SA1、SA2の出力に基づいてビット線BL1〜BLmを駆動することができる。ロウデコーダRD1〜RDnは、メモリセルをロウ方向に選択することができる。ソース線ドライバSD1〜SDnは、ソース線SLを駆動することができる。
また、メモリセルアレイMAの上方には、上部配線HU1、HU2が設けられている。メモリセルアレイMAの下方には下部配線HDY1、HDY2が設けられている。下部配線HDY1、HDY2よりさらに下方に下部配線HDX1、HDX2が設けられている。なお、上部配線HU1、HU2および下部配線HDX1、HDX2はロウ方向に沿って配置し、下部配線HDY1、HDY2はカラム方向に沿って配置することができる。
そして、SAドライバAD1、AD2は、コンタクトプラグVA1、VA2をそれぞれ介して上部配線HU1、HU2に接続されている。上部配線HU1、HU2は、コンタクトプラグVB1、VB2をそれぞれ介して下部配線HDY1、HDY2に接続されている。下部配線HDY1、HDY2は下部配線HDX1、HDX2にそれぞれ接続されている。
なお、ソース線SLはメモリセルアレイMA上方の第1上部配線にて構成することができる。ビット線BL1〜BLmは、ソース線SL上の第2上部配線にて構成することができる。上部配線HU1、HU2はビット線BL1〜BLm上の第3上部配線にて構成することができる。下部配線HDY1、HDY2は、メモリセルアレイMA下方の第1下部配線にて構成することができる。下部配線HDX1、HDX2は、下部配線HDY1、HDY2下の第2下部配線にて構成することができる。
そして、SAドライバAD1、AD2からの駆動信号は、コンタクトプラグVA1、VA2をそれぞれ介して上方向に伝送され、さらに上部配線HU1、HU2をそれぞれ介してロウ方向に伝送される。さらにコンタクトプラグVB1、VB2をそれぞれ介して下方向に伝送され、さらに下部配線HDY1、HDY2および下部配線HDX1、HDX2をそれぞれ介してセンスアンプ回路SP1、SP2に伝送される。
ここで、上部配線HU1、HU2は、下部配線HDX1、HDX2に比べて低抵抗化することができる。例えば、上部配線HU1、HU2は、下部配線HDX1、HDX2に比べて1/20〜1/10に抵抗を下げることができる。このため、上部配線HU1、HU2を介してSAドライバAD1、AD2からの駆動信号をロウ方向に伝送することにより、下部配線HDX1、HDX2を介してロウ方向に伝送した場合に比べて伝播遅延を低減することができる。
また、上面視したとき、上部配線HU1、HU2をメモリセルアレイMAよりも外側に配置することにより、コンタクトプラグVB1、VB2をメモリセルアレイMA外に配置することができる。このため、コンタクトプラグVB1、VB2を通すための領域をメモリセルアレイMA内に設ける必要がなくなり、レイアウト面積の増大を抑制することが可能となるとともに、コンタクトプラグVB1、VB2を密に配置することができ、下部配線HDX1、HDX2により伝播距離を短くすることが可能となることから、下部配線HDX1、HDX2による伝播遅延を低減することができる。
図2は、図1の不揮発性半導体記憶装置に対する比較例を示す斜視図である。
図2において、この半導体チップCP´では、図1の上部配線HU1、HU2、下部配線HDY1、HDY2およびコンタクトプラグVA1、VA2、VB1、VB2の代わりに上部配線HU1´、HU2´、下部配線HDY1´、HDY2´およびコンタクトプラグVA1´、VA2´、VB1´、VB2´が設けられている。
ここで、上部配線HU1´、HU2´はメモリセルアレイMA上に配置されている。また、下部配線HDY1´、HDY2はメモリセルアレイMA外においてメモリセルアレイMAより低い位置に配置されている。なお、上部配線HU1´、HU2´はロウ方向に沿って配置し、下部配線HDY1´、HDY2´はカラム方向に沿って配置することができる。
そして、SAドライバAD1、AD2は、下部配線HDY1´、HDY2´をそれぞれ介して下部配線HDX1、HDX2にそれぞれ接続されている。また、下部配線HDY1´は、コンタクトプラグVA1´、VB1´を介して上部配線HU1´に接続され、下部配線HDY2´は、コンタクトプラグVA2´、VB2´を介して上部配線HU2´に接続されている。
そして、SAドライバAD1、AD2からの駆動信号は、下部配線HDY1´、HDY2´をそれぞれ介してカラム方向に伝送され、さらに下部配線HDX1´、HDX2´をそれぞれ介してセンスアンプ回路SP1、SP2に伝送される。
また、下部配線HDY1´、HDY2´をそれぞれ介して伝送された駆動信号は、コンタクトプラグVA1´、VA2´をそれぞれ介して上方向に伝送され、さらに上部配線HU1´、HU2´をそれぞれ介してロウ方向に伝送される。さらにコンタクトプラグVB1´、VB2´をそれぞれ介して下方向に伝送され、さらに下部配線HDX1´、HDX2´をそれぞれ介してロウ方向に伝送される。
ここで、上部配線HU1´、HU2´は、下部配線HDX1´、HDX2´に比べて低抵抗化することができる。例えば、上部配線HU1´、HU2´は、下部配線HDX1´、HDX2´に比べて1/20〜1/10に抵抗を下げることができる。このため、上部配線HU1´、HU2´を介してSAドライバAD1、AD2からの駆動信号をロウ方向に伝送することにより、下部配線HDX1´、HDX2´を介してロウ方向に伝送した場合に比べて伝播遅延を低減することができる。
ここで、メモリセルアレイMAには、ワード線およびビット線BL1〜BLmが密に配置され、コンタクトプラグVA1´、VA2´、VB1´、VB2´をメモリセルアレイMA内に通すスペースを確保するのが難しい。このため、メモリセルアレイMA外にコンタクトプラグVA1´、VA2´、VB1´、VB2´を配置する必要があり、上部配線HU1´、HU2´と下部配線HDX1´、HDX2´との接続間隔が大きくなっている。
図3は、図1の不揮発性半導体記憶装置のブロックの概略構成を示す回路図である。なお、図3の例では、メモリセルがロウ方向、カラム方向および高さ方向に3次元的に配置された3次元的NANDフラッシュメモリについて説明する。また、図3の例では、ワード線WL1〜WLhおよび(ドレイン側)セレクトゲート線SGD1〜SGDnと、ワード線WLh+1〜WL2hおよび(ソース側)セレクトゲート線SGS1〜SGSnとを互いに反対方向に引き出す方法を示した。
図3において、図1のメモリセルアレイMAは、ブロック→ストリングユニット→NANDストリングという階層構造をとっている。
メモリセルアレイMAには、n(nは2以上の整数)個のブロックB1〜Bnがカラム方向に配置されている。各ブロックB1〜Bnは、h(hは正の整数)層のセルレイヤML1〜MLhが層間絶縁膜(図示略)を介して積層されている。また、各ブロックB1〜Bnには、q(qは正の整数)個のストリングユニットU1〜Uqがカラム方向に並列に配置されている。各ストリングユニットU1〜Uqには、NANDストリングNS1〜NSqがm(mは正の整数)個ずつロウ方向に並列に配置されている。各NANDストリングNS1〜NSqは、2h(hは正の整数)個のセルトランジスタMT1〜MT2h、2h個のセルトランジスタの両端に配置されたセレクトトランジスタST,DT、h個のセルトランジスタMT1〜MThとh個のセルトランジスタMTh+1〜MT2hとの間に設けられたバックゲートトランジスタを有する。
また、各セルトランジスタMT1〜MT2hは、順次直列に接続されている。そして、セルトランジスタMT1〜MT2hは、ビット線BL側からソース線SCE側に向かって、昇降順に配置される。セルトランジスタMTh、MTh+1間でカラム方向にバックゲートトランジスタを介して折り返される(メモリセルアレイの構成について、詳細は後述する)。
また、各ブロックB1〜Bnには、ワード線WL1〜WL2h、ドレイン側セレクトゲート線SGD1〜SGDqおよびソース側セレクトゲート線SGS1〜SGSqがカラム方向に並列に設けられるとともに、ビット線BL1〜BLmがロウ方向に並列に設けられている。
ここで、ワード線WL1〜WL2h、ドレイン側セレクトゲート線SGD1〜SGDqおよびソース側セレクトゲート線SGS1〜SGSqは、ブロックB1〜Bnごとに別個に設けられている。ビット線BL1〜BLmはブロックB1〜Bn間で共有されている。
そして、ブロックB1〜BnごとにロウデコーダRD1〜RDn、RS1〜RSnがそれぞれ設けられている。そして、例えば、ブロックBnにおいて、ワード線WL1〜WLhおよびドレイン側セレクトゲート線SGD1〜SGDqは、ワード線WLh+1〜WL2hおよびソース側セレクトゲート線SGS1〜SGSqと反対方向に引き出されている。そして、ワード線WL1〜WLhおよびドレイン側セレクトゲート線SGD1〜SGDqの引き出し方向にはロウデコーダRDnが配置されている。ワード線WLh+1〜WL2hおよびソース側セレクトゲート線SGS1〜SGSqの引き出し方向にはロウデコーダRSnが配置されている。
また、各ブロックB1〜Bnにおいて、ドレイン側セレクトゲート線SGD1〜SGDqおよびソース側セレクトゲート線SGS1〜SGSqはストリングユニットU1〜Uqごとに個別に設けられている。
ワード線WL1〜WLhは、各ブロックB1〜Bnにおいて、異なるストリングユニットU1〜Uqのうち、対応するセルトランジスタMT1〜MThのゲートに共通接続される。すなわち、ワード線WL1は、例えばブロックB1内において、ストリングユニットU1〜UqのセルトランジスタMT1全てのゲートに共通接続される。ワード線WL2は、例えばブロックB1内において、ストリングユニットU1〜UqのセルトランジスタMT2全てのゲートに共通接続される。ワード線WL3〜WLhは、ワード線WL1、WL2と同様に対応するセルトランジスタMT3〜MThのゲートに共通接続される。
ワード線WLh+1〜WL2hは、各ブロックB1〜Bnにおいて、異なるストリングユニットU1〜Uqのうち、対応するセルトランジスタMTh+1〜MT2hのゲートに共通接続される。
各ブロックB1〜Bnにおいて、ストリングユニットU1〜Uqごとにワード線WLの引き出しを行う場合(比較例)と比較して、本実施形態では、異なるストリングユニットU1〜Uqの対応するセルトランジスタMT1〜MThのゲートに共通接続している。したがって、本実施形態は、比較例と比べてワード線WL1〜WL2hからの引き出し線を1/q本に減らすことができる。その結果、比較例と比べて、本実施形態は、ロウデコーダ71、72の大規模化を抑制することができる。
また、ワード線WL1〜WL2hをブロックB1〜Bnごとに分離することにより、同一ブロックB1〜Bn内でワード線WL1〜WL2hを互いに異なる複数の複数のストリングユニット間で共有した場合においても、ワード線WL1〜WL2hの駆動時にかかる負荷の増大を抑制することができる。
また、各ストリングユニットU1〜Uqにおいて、ストリングユニットU1〜Uqを選択するセレクトトランジスタDT1〜DTq、ST1〜STqが設けられている。そして、各NANDストリングNS1〜NSqのセルトランジスタMT1はセレクトトランジスタDT1〜DTqをそれぞれ介してビット線BL1〜BLmに接続されている。また、各NANDストリングNS1〜NSqのセルトランジスタMT2hはセレクトトランジスタDT1〜DTqをそれぞれ介してソース線SCEに接続されている。
また、ドレイン側セレクトゲート線SGD1〜SGDqはセレクトトランジスタDT1〜DTqのゲートにそれぞれ接続され、ソース側セレクトゲート線SGS1〜SGSqはセレクトトランジスタST1〜STqのゲートにそれぞれ接続されている。
また、ワード線WLを共有するセルトランジスタのうち、共通のストリングユニットU1〜Uqにある複数のセルトランジスタでページが構成される。このページは、メモリセルにデータを書き込む単位、メモリセルからデータを読み出す単位である。
図4は、図1の不揮発性半導体記憶装置のメモリセルアレイの概略構成例を示す斜視図、図5は、図4のNANDストリングNSを拡大して示す断面図である。
図示するようにメモリセルアレイは、回路領域RAとメモリ領域RBを有する。回路領域RAは、半導体基板SBに形成される。メモリ領域RBは回路領域RA上に形成される。
そしてメモリセルアレイは、半導体基板SB上に順次形成された回路層CU、バックゲートトランジスタ層L1、メモリセルトランジスタ層L2、選択トランジスタ層L3、及び配線層L4を有する。
バックゲートトランジスタ層L1は、バックゲートトランジスタとして機能する。メモリセルトランジスタ層L2は、メモリセルトランジスタMT1〜MT8として機能する。選択トランジスタ層L3は、セレクトトランジスタST、DTとして機能する。配線層L4は、ソース線SL及びビット線BL1〜BL5として機能する。
バックゲートトランジスタ層L1は、バックゲート層BGを有する。バックゲート層BGは、半導体基板SBと平行なロウ方向及びカラム方向に2次元的に広がるように形成されている。バックゲート層BGは、ブロックB1〜Bn毎に分断されている。バックゲート層BGは、例えば多結晶シリコンによって形成される。
また、バックゲート層BGは、バックゲートホールを有する。バックゲートホールは、バックゲート層BGを掘り込むように形成されている。バックゲートホールは、上面からみてカラム方向を長手方向とする略矩形状に形成されている。
メモリセルトランジスタ層L2は、バックゲートトランジスタ層L1の上層に形成されている。メモリセルトランジスタ層L2は、ワード線WL1〜WL8を有する。ワード線WL1〜WL8は、層間絶縁層(図示せず)を挟んで積層されている。ワード線WL1〜WL8は、カラム方向に所定ピッチをもってロウ方向に延びるストライプ状に形成されている。ワード線WL1〜WL8は、例えば多結晶シリコンで形成される。
また、メモリセルトランジスタ層L2は、メモリホールKA1、KA2を有する。メモリホールKA1、KA2は、ワード線WL1〜WL8を貫通するように形成されている。メモリホールKA1、KA2は、バックゲートホールのカラム方向の端部近傍に整合するように形成されている。
さらに、バックゲートトランジスタ層L1及びメモリセルトランジスタ層L2は、図5に示すように、ブロック絶縁層44、電荷蓄積層43、トンネル絶縁層42、及び半導体層41Aを有する。半導体層41Aは、NANDストリングのボディ(各トランジスタのバックゲート)として機能する。
ブロック絶縁層44は、図5に示すように、バックゲートホール及びメモリホールKA1、KA2に面する側壁に、所定の厚みをもって形成されている。電荷蓄積層43は、ブロック絶縁層44の側面に、所定の厚みをもって形成されている。トンネル絶縁層42は、電荷蓄積層43の側面に、所定の厚みをもって形成されている。半導体層41Aは、トンネル絶縁層42の側面に接するように形成されている。半導体層41Aは、バックゲートホール及びメモリホールKA1、KA2を埋めるように形成されている。
半導体層41Aは、カラム方向からみてU字状に形成されている。すなわち半導体層41Aは、半導体基板SBの表面に対して垂直方向に延びる一対の柱状部MP1、MP2と、一対の柱状部MP1、MP2の下端を連結する連結部を有する。
ブロック絶縁層44及びトンネル絶縁層42は、例えば酸化シリコン(SiO)で形成される。電荷蓄積層43は、例えば窒化シリコン(SiN)で形成される。半導体層41Aは、多結晶シリコンで形成される。これらのブロック絶縁層44、電荷蓄積層43、トンネル絶縁層42、及び半導体層41Aは、メモリトランジスタMTとして機能するMONOS型トランジスタを形成する。
上記バックゲートトランジスタ層L1の構成を換言すると、トンネル絶縁層42は、連結部を取り囲むように形成されている。バックゲート導電層40は、連結部を取り囲むように形成されている。
また、上記メモリトランジスタ層L2の構成を換言すると、トンネル絶縁層42は、柱状部MP1、MP2を取り囲むように形成されている。電荷蓄積層43は、トンネル絶縁層42を取り囲むように形成されている。ブロック絶縁層44は、電荷蓄積層43を取り囲むように形成されている。ワード線WL1〜WL8は、ブロック絶縁層44を取り囲むように形成されている。
選択トランジスタ層L3は、図4に示すように、セレクトゲート線SGS、SGDを有する。セレクトゲート線SGS、SGDは、カラム方向に所定のピッチを有するように、ロウ方向に延びるストライプ状に形成されている。一対のセレクトゲート線SGSと、一対のセレクトゲート線SGDは、カラム方向に交互に配置されている。セレクトゲート線SGSは一方の柱状部MP2の上層に形成され、セレクトゲート線SGDは他方の柱状部MP1の上層に形成されている。セレクトゲート線SGS、SGDは、多結晶シリコンで形成される。
選択トランジスタ層L3は、図4に示すように、柱状部SP1、SP2を有する。柱状部SP1、SP2は、それぞれセレクトゲート線SGS、SGDを貫通する。また、柱状部SP1、SP2は、それぞれ柱状部MP1、MP2と整合するように積層される。
選択トランジスタ層L3は、ブロック絶縁層44および半導体層41Bを備えている。ブロック絶縁層44は、それぞれメモリホールKA1、KA2に面する側壁に形成されている。半導体層41Bは、それぞれブロック絶縁層44に接するように、半導体基板SBの表面に対して垂直方向に延びる柱状に形成されている。
ブロック絶縁層44は、例えば酸化シリコン(SiO)で形成される。半導体層41Bは、例えば多結晶シリコンで形成される。
配線層L4は、図4に示すように、選択トランジスタ層L3の上層に形成されている。配線層L4は、ソース線SL、プラグPGおよびビット線BL1〜BL5を有する。
ソース線SLは、ロウ方向に延びる板状に形成されている。ソース線SLは、カラム方向に隣接する一対のセレクトゲート線SGSの上面に接するように形成されている。プラグPGは、セレクトゲート線SGDの上面に接し、半導体基板SBの表面に対して垂直方向に延びるように形成されている。ビット線BL1〜BL5は、ロウ方向に所定ピッチをもって、カラム方向に延びるストライプ状に形成されている。ビット線BL1〜BL5は、プラグPGの上面に接するように形成されている。ソース線SL、プラグPGおよびビット線BL1〜BL5は、例えばタングステン(W)等の金属で形成される。
図6(a)は、図1の不揮発性半導体記憶装置の周辺回路領域の概略構成を示す断面図、図6(b)は、図1の不揮発性半導体記憶装置のワード線引き出し部の概略構成を示す断面図、図6(c)は、図1のメモリセルアレイをワード線方向に切断した概略構成を示す断面図、図6(d)は、図1のメモリセルアレイをビット線方向に切断した概略構成を示す断面図である。
図6(a)〜図6(d)において、メモリ領域RBの周辺には周辺領域RCが設けられている。なお、周辺領域RCには回路領域RAを設けることができる。また、メモリ領域RBには、メモリセル領域RB1および引き出し領域RB2が設けられている。
そして、回路領域RAにおいて、半導体基板SBはSTI(Shallow Trench Isolation)31にて素子分離されている。そして、STI31にて素子分離されたアクティブ領域には拡散層32が形成され、拡散層32間のチャネル領域上にゲート電極33が配置されることでトランジスタが形成されている。また、トランジスタが形成された半導体基板SB上には層間絶縁膜34が形成され、層間絶縁膜34にはプラグ30および配線35が埋め込まれている。配線35上には層間絶縁膜29が形成され、層間絶縁膜29上には配線36が形成されている。配線36上には層間絶縁膜37、40が形成されている。なお、配線35は、図1の下部配線HDX1、HDX2として用いることができる。配線36は、図1の下部配線HDY1、HDY2として用いることができる。
また、メモリセル領域RB1において、層間絶縁膜40上には、バックゲート層BGが形成され、バックゲート層BGには接続層CPが形成されている。そして、ワード線WL1〜WL4が層間絶縁膜45を介して順次積層されるとともに、ワード線WL5〜WL8が層間絶縁膜45を介して順次積層されている。
さらに、ワード線WL1上には層間絶縁膜46を介してセレクトゲート線SGSが形成され、ワード線WL8上には層間絶縁膜46を介してセレクトゲート線SGDが形成されている。また、セレクトゲート線SGS、SGD間には層間絶縁膜47が埋め込まれている。
さらに、セレクトゲート線SGS上には層間絶縁膜48を介してソース線SLが形成され、ソース線SLは層間絶縁膜49にて埋め込まれている。また、セレクトゲート線SGDおよびソース線SL上には層間絶縁膜50を介してビット線BL1が形成されている。
また、引き出し領域RB2において、層間絶縁膜40上には、バックゲート層BGが形成されている。そして、ワード線WL1〜WL8から引き出された引き出し線51が各層ごとに形成されている。ここで、引き出し線51の端部は各層ごとにずらされて階段状に配置されることで、各層の引き出し線51の端部が上下に重ならないようにされている。そして、各層の引き出し線51の端部がプラグ52を介して配線53に接続されることで、ワード線WL1〜WL8が回路層CUに接続されている。
また、周辺領域RCにおいて、層間絶縁膜40上には層間絶縁膜61、62、68が形成されている。そして、層間絶縁膜37、40、61、62、68には、プラグ64、66および配線65、67が埋め込まれている。ビット線BL1および配線67上には層間絶縁膜71が形成されている。そして、層間絶縁膜71には、配線72が埋め込まれている。なお、配線72は、図1の上部配線HU1、HU2として用いることができる。
(第2実施形態)
図7は、第2実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の概略構成を示す平面図、図8は、図7のメモリセルアレイをビット線方向に切断した概略構成を示す断面図である。
図7において、この不揮発性半導体記憶装置では、図1のメモリセルアレイMAがメモリセルアレイMA1、MA2に分割されている。また、図7に示すように、ブロックB1、B2間にはコンタクトプラグVC1が設けられ、ブロックBn−1、Bn間にはコンタクトプラグVC2が設けられている。そして、ビット線BL1はコンタクトプラグVC1を介してセンスアンプ部SA1に接続され、ビット線BL2はコンタクトプラグVC2を介してセンスアンプ部SA2に接続されている。
ここで、メモリセルアレイMA1、MA2の端部およびメモリセルアレイMA1、MA2間には、ワード線駆動回路WD1〜WD3が設けられている。ワード線駆動回路WD1〜WD3は、ロウデコーダRD1〜RDnによるワード線WL1〜WL2hの駆動を補助することができる。そして、上部配線HU1、HU2はメモリセルアレイMA1、MA2にて共用されるようにしてメモリセルアレイMA1、MA2外に配置されている。
ここで、ワード線駆動回路WD1〜WD3を設けることにより、ロウデコーダRD1〜RDnの負荷を軽減することが可能となる。また、上部配線HU1、HU2をメモリセルアレイMA1、MA2外に配置することにより、コンタクトプラグVB1、VB2を密に配置することができ、下部配線HDX1、HDX2による伝播遅延を低減することができる。
(第3実施形態)
図9は、第3実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の概略構成を示す斜視図である。 図9において、この不揮発性半導体記憶装置では、図1の不揮発性半導体記憶装置にバッファBF1、BF2が追加されている。ここで、バッファBF1、BF2は、下部配線HDY1、HDY2を介してそれぞれ伝送される駆動信号を増幅することができる。なお、バッファBF1、BF2は、センスアンプ部SA1、SA2とロジック回路BR1、BR2との間にそれぞれ配置してもよいし、ロジック回路BR1、BR2とデータラッチ部LT1、LT2との間にそれぞれ配置してもよいし、ロジック回路BR1、BR2内の空き領域にそれぞれ配置してもよいし、データラッチ部LT1、LT2内の空き領域にそれぞれ配置してもよい。
ここで、バッファBF1、BF2を設けることにより、下部配線HDY1、HDY2を介してそれぞれ伝送される駆動信号を増幅することができ、伝播遅延を低減することができる。また、バッファBF1、BF2をメモリセルアレイMA下に配置することでレイアウト面積の増大を防止することが可能となるとともに、SAドライバAD1、AD2の負荷を低減することができ、SAドライバAD1、AD2のサイズを縮小することができる。
(第4実施形態)
図10は、第4実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の概略構成を示すブロック図である。
図10において、この不揮発性半導体記憶装置では、図1のメモリセルアレイMAがメモリセルアレイMA11〜MA13に分割されている。ここで、各メモリセルアレイMA11〜MA13にはブロックB1〜Bnが設けられている。各ブロックB1〜BnにはサブブロックSB1〜SB12が設けられている。各サブブロックSB1〜SB12には、NANDストリングNU1〜NU12がそれぞれ設けられている。各NANDストリングNU1〜NU12には、セルトランジスタMT1〜MT8、セレクトトランジスタDT、STおよびバックゲートトランジスタBTが設けられている。
そして、メモリセルアレイMA11〜MA13直下には、センスアンプSA11〜SA13がそれぞれ設けられている。また、メモリセルアレイMA11〜MA13の周辺部には、カラムデコーダCD11〜CD13がメモリセルアレイMA11〜MA13ごとに設けられるとともに、ロウデコーダRD、ソース線ドライバSDおよび制御回路SEがメモリセルアレイMA11〜MA13に共通に設けられている。なお、制御回路SEは、センスアンプSA11〜SA13、カラムデコーダCD11〜CD13、ロウデコーダRDおよびソース線ドライバSDを制御することができる。
ここで、メモリセルアレイMA11〜MA13において、複数のソース線SL1〜SL6が分割して設けられている。そして、ソース線ドライバSDはソース線SL1〜SL6を個別に駆動することで、NANDストリングNU1〜NU12にソース電位を供給することができる。例えば、ソース線SL1はNANDストリングNU1、NU2にソース電位を供給し、ソース線SL2はNANDストリングNU3、NU4にソース電位を供給し、ソース線SL6はNANDストリングNU11、NU12にソース電位を供給することができる。
ここで、メモリセルアレイMA11〜MA13間には、ブロックB1〜Bn間でソース線SL1〜SL6をシャントするシャント領域RH1〜RH3が設けられている。ここで、シャント領域RH1〜RH3にはシャント線SH1〜SH6がソース線SL1〜SL6ごとに設けられている。例えば、ソース線SL1は、シャント線SH1を介してブロックB1〜Bn間でシャントされている。ソース線SL2は、シャント線SH2を介してブロックB1〜Bn間でシャントされている。ソース線SL6は、シャント線SH6を介してブロックB1〜Bn間でシャントされている。
ここで、複数のソース線SL1〜SL6を分割して設けることにより、ソース線ドライバSDの負荷を軽減することが可能となるとともに、ブロックB1〜Bn間でソース線SL1〜SL6をシャントすることにより、ソース線SL1〜SL6の低抵抗化を図ることができ、ソース電位を均一化することができる。
また、シャント領域RH1〜RH3の空き領域に図1の下部配線HDY1、HDY2を配置することにより、下部配線HDY1、HDY2の配置領域を別途確保する必要がなくなり、レイアウト面積の増大を防止することができる。
なお、上述した実施形態では、上部配線HU1、HU2を介してSAドライバAD1、AD2からの駆動信号を伝送する方法を例にとって説明したが、上部配線HU1、HU2を介して伝送される信号はこの駆動信号に限定されることなく、カラム系回路に供給されるグローバル信号ならば何でもよい。例えば、上部配線HU1、HU2を介して伝送される信号は、ロジック回路BR1、BR2に供給される信号であってもよいし、データラッチ部LT1、LT2に供給される信号であってもよいし、ビット線フックアップ部BH1、BH2に供給される信号であってもよい。なお、グローバル信号は、カラム系回路の複数のカラムに共通に与えられる信号である。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
MA、MA1、MA2 メモリセルアレイ、CP 半導体チップ、CR1、CR2 カラム制御回路、RD1〜RDn ロウデコーダ、SD1〜SDn、SD ソース線ドライバ、AD1、AD2 SAドライバ、B1〜Bn ブロック、BH1、BH2 ビット線フックアップ部、SA1、SA2、SA11〜SA12 センスアンプ部、SP1、SP2 センスアンプ回路、BR1、BR2 ロジック回路、LT1、LT2 データラッチ部、SL、SL1〜SL6 ソース線、BL1〜BLm ビット線、HU1、HU2、53、65、67、72 上部配線、VA1、VA2、VB1、VB2 コンタクトプラグ、HDX1、HDX2、HDY1、HDY2、35、36 下部配線、DT1〜DTq、ST1〜STq セレクトトランジスタ、MT1〜MT2h セルトランジスタ、WL1〜WL2h ワード線、SGD1〜SGDq、SGS1〜SGSq セレクトゲート線、NS、NS1〜NSq NANDストリング、SB 半導体基板、CU 回路層、BG バックゲート層、KA1、KA2 貫通孔、MP1、MP2、SP1、SP2 柱状体、MS メモリストリング、MC メモリセル、CP 接続層、PG、30 プラグ、41A、41B 柱状半導体、42 トンネル絶縁膜、43 チャージトラップ層、44 ブロック絶縁膜、IL 絶縁体、34、37、40、45〜50、61、62 層間絶縁膜、31 STI、32 拡散層、33 ゲート電極、51 引き出し線、WD1〜WD3 ワード線駆動回路、BF1、BF2 バッファ、CD11〜CD13 カラムデコーダ、SE 制御回路、SB1〜SB12 サブブロック、RH1〜RH3 シャント領域、SH1〜SH6 シャント線

Claims (5)

  1. 複数のメモリセルが積層されNANDストリングを複数個含むメモリセルアレイと、
    前記メモリセルアレイ上方に配置され、前記NANDストリングの一端に接続されるソース線と、
    前記ソース線よりも上方に配置され、前記NANDストリングの他端に接続されるビット線と、
    前記メモリセルのゲートに接続されるワード線と、
    前記メモリセルアレイ直下に配置されるカラム系回路と、
    上面視したとき前記メモリセルアレイより外側に配置され、前記カラム系回路にグローバル信号を供給するグローバル信号供給部と、
    上面視したとき前記メモリセルアレイより外側であって、前記ビット線より上方に配置され、前記グローバル信号を伝送する上部配線と、
    前記メモリセルアレイより下方に配置され、前記カラム系回路に前記グローバル信号を伝送する第1下部配線と、
    前記第1下部配線より下方に配置され、前記カラム系回路に前記グローバル信号を伝送する第2下部配線と、
    前記上部配線と前記第1下部配線とを接続するコンタクトプラグとを備えることを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  2. 複数のメモリセルが積層されNANDストリングを複数個含むメモリセルアレイと、
    前記NANDストリングに接続されるビット線と、
    前記メモリセルのゲートに接続されるワード線と、
    前記メモリセルアレイ直下に配置されるカラム系回路と、
    上面視したとき前記メモリセルアレイより外側に配置され、前記カラム系回路にグローバル信号を供給するグローバル信号供給部と、
    上面視したとき前記メモリセルアレイより外側であって、前記ビット線より上方に配置され、前記グローバル信号を伝送する上部配線と、
    前記メモリセルアレイより下方に配置され、前記カラム系回路に前記グローバル信号を伝送する下部配線と、
    前記上部配線と前記下部配線とを接続するコンタクトプラグとを備えることを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  3. 複数のメモリセルが積層されNANDストリングを複数個含むメモリセルアレイと、
    前記メモリセルアレイ上方に配置され、前記NANDストリングの一端に接続されるソース線と、
    前記ソース線よりも上方に配置され、前記NANDストリングの他端に接続されるビット線と、
    前記メモリセルのゲートに接続されるワード線と、
    前記メモリセルアレイ直下に配置されるカラム系回路と、
    上面視したとき前記メモリセルアレイより外側に配置され、前記カラム系回路にグローバル信号を供給するグローバル信号供給部と、
    前記ソース線と直交するように配置され、前記メモリセルアレイのブロック間で前記ソース線をシャントするシャント線が設けられたシャント領域と、
    上面視したとき前記メモリセルアレイより外側であって、前記ビット線より上方に配置され、前記グローバル信号を伝送する上部配線と、
    前記メモリセルアレイより下方に配置され、前記カラム系回路に前記グローバル信号を伝送する下部配線と、
    前記上部配線と前記下部配線とを接続するコンタクトプラグとを備えることを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  4. 前記カラム系回路は、前記ビット線の電位を検出するセンスアンプ回路を備え、前記グローバル信号供給部は、前記センスアンプ回路を駆動するSAドライバであることを特徴とする請求項2に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  5. 前記メモリセルアレイ直下に配置され、前記下部配線を介して伝送される前記グローバル信号を増幅するバッファをさらに備えることを特徴とする請求項2または3に記載の不揮発性半導体記憶装置。
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