JP2014064582A - 作業機連結装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】トラクタ車体側の対の接続端子と作業機側の対の接続端子とを設け、作業機が連結枠に連結される際に互いに嵌合する嵌入凹部と突出部とをそれぞれ一対設け、一対の嵌入凹部を左右方向で並べて配置すると共に一対の突出部を左右方向で並べて配置し、左右の嵌入凹部の内の一方の嵌入凹部内に一方の対の接続端子の内の一の接続端子を設けると共に他方の嵌入凹部内に該一方の対の接続端子の内の他の接続端子を設け、左右の突出部の内の一方の突出部に他方の対の接続端子の内の一の接続端子を設けると共に他方の突出部に該他方の対の接続端子の内の他の接続端子を設け、作業機側の対の接続端子を備えた作業機側コネクタを上下揺動可能に作業機に支持する。
【選択図】図1
Description
この作業機連結装置は、トラクタ車体の後部にリンク機構を介して昇降自在に装着された連結枠を備えている。この連結枠の上部には係合部が設けられ、該連結枠の下部には嵌合部とロック部材とが左右一対設けられている。
作業機には、前記連結枠の係合部に係合する被係合部と、連結枠の左右の嵌合部に嵌合する左右の嵌合部材とが設けられている。
また、トラクタに作業機を自動連結する作業機連結装置として、作業機を自動連結する際に、トラクタ側の電源コネクタと作業機側の電源コネクタとが自動的に接続されるようにした作業機連結装置がある(特許文献2参照)。
そこで、本発明は、前記問題点に鑑み、連結枠に作業機が自動連結される際に連結枠側の電源コネクタと作業機側の電源コネクタとが自動的に接続されるようにした作業機連結装置において、電源コネクタ同士の接続の信頼性の向上を企図した作業機連結装置を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明では、トラクタ車体の後部に昇降自在に装着された連結枠を設け、この連結枠の上部に設けた係合部を作業機側に設けた被係合部に係合させた状態で連結枠を上昇させて作業機を吊り上げることにより、作業機が連結枠に接近するように被係合部を中心として左右方向の軸心回りに揺動して連結枠に自動連結されるように構成された作業機連結装置において、
トラクタ車体側に設けられていて電源に接続された対の接続端子と、作業機側に設けられていて電気機器に接続された対の接続端子とを設け、
前記作業機が連結枠に連結される際に互いに嵌合する嵌入凹部と突出部とをそれぞれ一
対設け、一対の嵌入凹部を左右方向で並べて配置すると共に一対の突出部を左右方向で並べて配置し、
左右の嵌入凹部の内の一方の嵌入凹部内に一方の対の接続端子の内の一の接続端子を設けると共に他方の嵌入凹部内に該一方の対の接続端子の内の他の接続端子を設け、
左右の突出部の内の一方の突出部に他方の対の接続端子の内の一の接続端子を設けると共に他方の突出部に該他方の対の接続端子の内の他の接続端子を設け、
作業機連結時に、左右の嵌入凹部と左右の突出部とが嵌合することにより、トラクタ車体側の対の接続端子と作業機側の対の接続端子とが自動的に接続されるように構成し、
前記作業機側の対の接続端子を備えた作業機側コネクタを上下に揺動可能に作業機に支持したことを特徴とする。
トラクタ車体側に設けられていて電源に接続された対の接続端子と、作業機側に設けられていて電気機器に接続された対の接続端子とを設け、
前記作業機が連結枠に連結される際に互いに嵌合する嵌入凹部と突出部とをそれぞれ一対設け、一対の嵌入凹部を左右方向で並べて配置すると共に一対の突出部を左右方向で並べて配置し、
左右の嵌入凹部の内の一方の嵌入凹部内に一方の対の接続端子の内の一の接続端子を設けると共に他方の嵌入凹部内に該一方の対の接続端子の内の他の接続端子を設け、
左右の突出部の内の一方の突出部に他方の対の接続端子の内の一の接続端子を設けると共に他方の突出部に該他方の対の接続端子の内の他の接続端子を設け、
作業機連結時に、左右の嵌入凹部と左右の突出部とが嵌合することにより、トラクタ車体側の対の接続端子と作業機側の対の接続端子とが自動的に接続されるように構成し、
前記作業機側の対の接続端子を備えた作業機側コネクタを作業機に弾性体を介して支持し、該弾性体の弾性変形によって作業機側コネクタが上下に揺動可能とされていることを特徴とする。
請求項1及び請求項2に係る発明によれば、作業機の連結時に、一方の接続端子同士の接続と、他方の接続端子同士の接続とが同じタイミングで行われるので、トラクタ側の接続端子と作業機側の接続端子との接続が確実に行え、これら接続端子の接続の信頼性の向上が図られる。
図1において、符号1はトラクタの車体であり、該トラクタ車体1の後方には、三点リンク機構又は二点リンク機構等の装着機構2を介してトラクタ車体1に昇降自在に支持された(装着された)連結枠3が設けられ、この連結枠3に作業機4が着脱自在に連結される。
このロータリ耕耘機4は、前記連結枠3に取り付けられる機枠5と、土壌を耕耘する耕耘部6と、この耕耘部6を覆う耕耘カバー7と、ゲージ輪や培土器8等の農器具が取り付けられる揺動支持フレーム9とを備えている。
ギヤケース10の上部には前後二股状に形成されたトップマスト13が上方突出状に設けられ、このトップマスト13の前上部には左右方向の軸心を有する上連結ピン14(被係合部)が設けられている。
ギヤケース10には動力を入力するPIC軸17がその前面から前方に突出状に設けられている。
PIC軸17からギヤケース10内に入力された動力は、ギヤケース10内のベベルギヤ伝動機構に入力されると共に該ベベルギヤ伝動機構から左側サポートアーム11内の伝動軸、伝動ケース12内のチェーン伝動機構を経て爪軸18に伝達され、爪軸18が回転駆動されることにより、耕耘部6が回転駆動されるように構成されている。
後部カバー21は上端側が上部カバー20の後端側に回動支軸を介して左右軸廻りに回動自在に枢支されていて、該回動支軸の軸心廻りに上下揺動自在とされている。
サポートアーム11に設けた前ブラケット23と後部カバー21の背面に設けた後ブラケット24とにわたって支持杆25が設けられ、この支持杆25内にはネジ杆(図示省略)が挿入され、このネジ杆に後部カバー21の揺動範囲の下限を規制するストッパ26のネジ部が螺合されており、ネジ杆を軸心回りに回転させることにより、ストッパ26が支持杆25の長手方向に移動して、後部カバー21の揺動範囲の下限位置の調整が可能とされている。したがって、前記ネジ杆を回動させることにより後部カバー21を上げ下げすることができる。
揺動支持フレーム9は、前後方向に長い左右一対の支持アーム28と、これら左右支持
アーム28同士の中間部を連結する中間連結部材29と、左右方向に沿って配置されていて左右の支持アーム28の後端側に固定されたツールバー30とから主構成されている。
ツールバー30の左右方向中央側に培土器8が回動支軸31を介して左右軸廻りに回動自在に取り付けられている。
この高さ調整装置32は、トップマスト13の後部上部に左右軸廻りに回動自在に枢支された杆ホルダ33と、中間連結部材29に固定のブラケット34に左右軸廻りに回動自在に枢支された可動杆35と、杆ホルダ33内に配置された図示省略のネジ杆とを有する。
杆ホルダ33の上端側には、該杆ホルダ33内のネジ杆と一体回転する操作部材36が設けられている。
この電動モータ39の出力軸は、ネジ杆と一体回転する各操作部材27,36,38に一体回転自在に嵌合可能であり、該電動モータ39により操作部材27,36,38を回転させることにより、ネジ杆を回転させる。
電源から電動モータ39に至る給電経路は、連結枠3に設けられた連結枠側の電源コネクタ41(これを連結枠側コネクタという)と、ロータリ耕耘機4の機枠5に設けられていて前記連結枠側コネクタ41に着脱自在に接続された作業機側の電源コネクタ42(これを作業機側コネクタという)と、電源と連結枠側コネクタ41とを接続するトラクタ側給電用ハーネス43と、電動モータ39と作業機側コネクタ42とを接続する作業機側給電用ハーネス44とから構成されている。
左右のリフトアーム47の後部にはリフトロッド53の上部が枢支連結され、左右のリフトロッド53の下部は左右のロワーリンク50の中途部に枢支連結されている。
り、リフトアーム47を上下に揺動させることにより、三点リンク機構2を介して連結枠3が昇降自在とされている。
連結枠3は、図2〜図5に示すように、角パイプによって正面視山形状に形成された主枠材54を有し、この主枠材54の上下中間部には該主枠材54の左右側部を連結する中間枠材55が設けられている。
前記引掛具56は、前部側にトップリンク49の後端側が枢支連結されるトップリンクピン59が設けられ、後部側がロータリ耕耘機4のトップマスト13に設けた上連結ピン14を下方から引っ掛け得るようにフック状に形成されている。
各嵌合受具57は、図3に示すように、主枠材54の左右下端に固着された左右一対の側壁57aを有し、左右側壁57aの下面前部は底壁57bによって連結されている。
嵌合受具57の左右側壁57aの後端上部は後面上部壁57cで連結されており、左右側壁57aの後端側上下中途部には後方から前方に向けて凹設された凹部61が形成されている。
この補強プレート62の下壁の後端側には、接当壁64が下方側に向けて延設されている。
各嵌合受具57の嵌合部63の左右方向外側方にはそれぞれ左右ロワーリンク50の後端側が連結されるロワーリンクピン65が配置され、ロワーリンクピン65は外側の側壁57aの外面に当板を介して固着されている。
支持プレート58は左右一対設けられ、上端が中間枠材55に固着された縦壁部58aとこの縦壁部58aの下端から左右方向外方に延出されていて延出側端部が嵌合受具57に固着された横壁部58bとからL字状に形成されている。
このヨーク69にPIC軸17が嵌脱自在にスプライン嵌合され、ジョイント軸68の前端側のヨーク70にはトラクタのPTO軸45がスプライン嵌合されており、PTO軸45からジョイント軸68を介してPIC軸17に動力が伝達される。
前記各嵌合受具57の左右側壁57a間にはロック部材72とねじりコイルバネからなる付勢バネ73とが組み込まれている。
ロック部材72は板材から形成されていると共に、嵌合受具57の嵌合部63に嵌入した下連結ピン16に下側から係合してその抜止めをすべく後部上面側に上向き開放状の凹部74が形成されたフック形状とされている。
なお、嵌合部63を形成する補強プレート62には、ロック部材72の後部の上部との干渉を避けるための挿通孔が形成されている。
左右各付勢バネ73はロック部材72の左右方向内方側に配置されていて支軸75に套嵌され、一端側は補強板66の下端に接当し、他端側は連動部材78の枢軸部81上面に接当していて、ロック部材72前部及び連動部材78を下方に付勢している。
前記ロック部材72の後端側上部は前上方に向けて傾斜状の案内面82とされていて、ロータリ耕耘機4の連結時に、該案内面82が下連結ピン16に押圧されると、ロック部材72後部が付勢バネ73の付勢力に抗して下方に逃げ得るようになっている。
また、揺動アーム83には操作レバー86が固着されており、この操作レバー86はロータリ耕耘機4を上昇させた時にトラクタの運転席側から操作可能とされている。
このとき、ロック部材72後端側下部のストッパ部87が補強プレート62の接当壁64下端に接当してロック部材72後部の上方揺動が規制される。また、この状態において、ロック部材72後部の上部が下連結ピン16の嵌合部63への嵌入経路に侵入している。
そして、引掛具56が上連結ピン14の下側に達すれば後退を停止し、リフトアーム47を上方揺動させて、三点リンク機構2を介して連結枠3を上昇させ、図4に示すように、引掛具56の係合部60を上連結ピン14に係合させて該上連結ピン14を引掛具56で引っ掛けてすくい上げる。
このとき、ロータリ耕耘機4のPIC軸17がジョイント軸68の後端側のヨーク69にスプライン嵌合する。
このようにして、連結枠3にロータリ耕耘機4が、図5に示す連結状態に、自動連結される。
先ず、ロータリ耕耘機4を上昇させてトラクタ車体1に接近させておき、図2に仮想線で示すように、操作レバー86を押し下げる。
すると、揺動アーム83が枢軸85を中心として後方に回動して連動部材78が上方に引き上げられ、これによって、ロック部材72前部が引き上げられると共に該ロック部材
72後部が支軸75を中心として下方揺動して下連結ピン16から下方側に外れる。
そして、連結枠3を下降させてロータリ耕耘機4を接地させ、嵌合受具57を下連結ピン16から外した後、引掛具56を上連結ピン14から外す。
また、本実施形態にあっては、ロータリ耕耘機4を連結枠3に連結させる際において、ロータリ耕耘機4が連結枠3に連結された時に、連結枠側コネクタ41と作業機側コネクタ42とが自動的に接続されるよう構成されている。
前記作業機側コネクタ42は、図10(a),(b)に示すように、絶縁性を有する合成樹脂等で構成されたハウジング88の前面側に後方に向けて凹設された円柱孔状の左右の各嵌入凹部89内にオス端子90(接続端子)を備えたオスコネクタで構成されている。
この連結枠側コネクタ41の突出部93が前記作業機側コネクタ42の嵌入凹部89に嵌合することにより、オス端子90とメス端子94とが接続されて(連結枠側コネクタ41と作業機側コネクタ42とが直線接続されて)トラクタ側給電ハーネス43と作業機側給電ハーネス44とが接続される。
コネクタケース91は、図8〜図11に示すように、矩形ケース状のケース本体96を有し、このケース本体96の正面壁96aには連結枠側コネクタ41を侵入・退出させるための出入口97を有する。
なお、蓋体98は、図示省略のねじりコイルバネ等によって閉鎖方向に付勢され、閉鎖状態ではその縁部側がケース本体96の正面壁96aの内面に接当している。
この取付部材100は、ケース本体96の支持壁99にボルト等によって固定された正面壁100aと、この正面壁100aの上下端部から後方側に延出された上下壁100b,100cとから、側面視後方に向けて開放状のコ字形に形成されている。
上側のゴムブロック101はその下面が取付部材100の上壁100bに固着され、下
側のゴムブロック101はその下面が取付部材100の下壁100cに固着されている。
上下の支持プレート102はコネクタケース91の背面側に配置された取付ブラケット103にボルト等によって固定され、該取付ブラケット103はケースブラケット95に固定された支持ブラケット104に取付固定されている。
コネクタケース91内には、連結枠側コネクタ41と作業機側コネクタ42との接続方向(図11(a)の矢視B方向参照、この図11(a)では接続方向Bは連結枠コネクタ41に対する作業機側コネクタ42の接続方向を示す)に長い案内ガイド105が設けられている。
この上下のガイド部材106は、作業機側コネクタ42の上下方向中央から上下に振り分け状に配置されている。
本実施形態では、各ガイド部材106はバネ板からなる弾性支持部材107で支持されており、この弾性支持部材107の弾性変形・弾性復元力によって上下ガイド部材105の間隔が拡縮自在とされている。
上側のガイド部材106を支持する上側の弾性支持部材107は、前壁107aがガイド部材106の前端から後方側に行くに従って上方側に移行する傾斜状に形成され、中間壁107bがコネクタケース91の上壁96dに固定され、後壁107cがガイド部材106の後端から前方側に行くに従って上方側に移行する傾斜状に形成されている。
なお、上下のガイド部材106を支持する弾性支持部材107はバネ板によって形成されることはなく、上下のガイド部材106の間隔が拡縮するように支持可能であれば、その他の弾性部材によって形成されていてもよい。
また、この連結枠側コネクタ41は、図4及び図5に示すように、中間枠材55に固定
されたコネクタブラケット108に支持されている。
図6及び図11に示すように、この連結枠側コネクタ41を支持するコネクタブラケット108の後部には、背面視矩形状のベースプレート109が固定され、このベースプレート109の背面に連結枠側コネクタ41が後方突出状に固定されている。
このベースプレート109の背面視の外形状はコネクタケース91のケース本体96の正面壁96aの正面視の外形状に一致する形状に形成されている。
また、左右各支持アーム111はシール部材110より連結枠側コネクタ41寄りに配置され、その前端がベースプレート109の背面に固定され、その後端側が連結枠側コネクタ41の突出部93より後方側に延出状とされている。
各支持アーム111の後端には、前記案内ガイド105(上下ガイド部材106)に係合する被ガイド部112が設けられている(同材料で一体形成されている)。
各被ガイド部112は、前端側(基端側)は支持アーム111の上下幅W1と同幅の上下幅に形成され、該前端側から前後方向に中途部(中央)に行くに従って漸次幅広となり、中途部(中央部)から後端(先端)に行くに従って漸次幅狭となるように形成されている。
前記構成の実施形態にあっては、図4に示すように、ロータリ耕耘機4を連結枠3に連結すべく、連結枠3でロータリ耕耘機4を吊り上げて機枠5が連結枠3に接近すると、連結枠側コネクタ41に対して作業機側コネクタ42が接近して連結枠側コネクタ41がコネクタケース91内に相対的に侵入(挿入)し、ロータリ耕耘機4が連結枠3に連結されると同時に作業機側コネクタ42が連結枠側コネクタ41に接続する。
すると、案内ガイド105の前部及び被ガイド部112の後部側が後方側に向けて先窄まりとなるテーパ状となっていることから、図11(a)に示すように、上下ガイド部材106の前部106aと被ガイド部112とが係合することにより、連結枠側コネクタ41と作業機側コネクタ42とが接続方向で対向するように、作業機側コネクタ42を揺動させて連結枠側コネクタ41に対して作業機側コネクタ42を直線接続可能に位置合わせする。
このとき、被ガイド部112の最大上下幅部分である中途部の上下幅W2が上下ガイド部材106の中間部106b間の間隔Dよりも大に形成されているので、図11(b)に示すように、被ガイド部112が上下ガイド部材106の中間部106b間を通過する際に、弾性支持部材107のバネ力に抗して一対のガイド部材106の間隔を該バネ力に抗
して押し広げる。
前記構成のものにあっては、被ガイド部112と案内ガイド105との係合によって(被ガイド部112が案内ガイド105に案内されることにより)コネクタ41,42同士の接続が確実に行え、コネクタ41,42同士の接続の信頼性の向上が図られる。
また、コネクタ41,42同士が接続された状態では、被ガイド部112が一対のガイド部材106間から抜け止めされているので、コネクタ41,42の取付け用のネジが緩んだり、脱落したとしても、コネクタ41,42同士が離反するのを防止することができる。
なお、連結枠側コネクタ41がコネクタケース91内から退出する際は、被ガイド部112が蓋体98の先端側に接当するが、支持アーム111の上面と被ガイド部112の上面前部とのコーナー部分にアールが付けられていると共に蓋体98の先端にアールが付けられているので、蓋体98は、被ガイド部112にひっかかることなくスムーズに閉じられる。
本発明は前記実施形態に限定されることはなく、種々設計変更可能である。例えば、前記実施形態において、案内ガイド105を連結枠側コネクタ41に設け、被ガイド部112を作業機側コネクタ42に設けてもよい。
3 連結枠
4 作業機(ロータリ耕耘機)
14 被係合部(上連結ピン)
41 連結枠側の電源コネクタ
42 作業機側の電源コネクタ
60 係合部
91 コネクタケース
96 ケース本体
97 出入口
98 蓋体
105 案内ガイド
106 ガイド部材
112 被ガイド部
B コネクタの接続方向
Claims (2)
- トラクタ車体(1)の後部に昇降自在に装着された連結枠(3)を設け、この連結枠(3)の上部に設けた係合部(60)を作業機(4)側に設けた被係合部(14)に係合させた状態で連結枠(3)を上昇させて作業機(4)を吊り上げることにより、作業機(4)が連結枠(3)に接近するように被係合部(14)を中心として左右方向の軸心回りに揺動して連結枠(3)に自動連結されるように構成された作業機連結装置において、
トラクタ車体(1)側に設けられていて電源に接続された対の接続端子(94)と、作業機側(4)に設けられていて電気機器(39)に接続された対の接続端子(90)とを設け、
前記作業機(4)が連結枠(3)に連結される際に互いに嵌合する嵌入凹部(89)と突出部(93)とをそれぞれ一対設け、一対の嵌入凹部(89)を左右方向で並べて配置すると共に一対の突出部(93)を左右方向で並べて配置し、
左右の嵌入凹部(89)の内の一方の嵌入凹部(89)内に一方の対の接続端子(90)の内の一の接続端子(90)を設けると共に他方の嵌入凹部(89)内に該一方の対の接続端子(90)の内の他の接続端子(90)を設け、
左右の突出部(93)の内の一方の突出部(93)に他方の対の接続端子(94)の内の一の接続端子(94)を設けると共に他方の突出部(93)に該他方の対の接続端子(94)の内の他の接続端子(94)を設け、
作業機連結時に、左右の嵌入凹部(89)と左右の突出部(93)とが嵌合することにより、トラクタ車体(1)側の対の接続端子(94)と作業機(4)側の対の接続端子(90)とが自動的に接続されるように構成し、
前記作業機(4)側の対の接続端子(90)を備えた作業機側コネクタ(42)を上下に揺動可能に作業機(4)に支持したことを特徴とする作業機連結装置。 - トラクタ車体(1)の後部に昇降自在に装着された連結枠(3)を設け、この連結枠(3)の上部に設けた係合部(60)を作業機(4)側に設けた被係合部(14)に係合させた状態で連結枠(3)を上昇させて作業機(4)を吊り上げることにより、作業機(4)が連結枠(3)に接近するように被係合部(14)を中心として左右方向の軸心回りに揺動して連結枠(3)に自動連結されるように構成された作業機連結装置において、
トラクタ車体(1)側に設けられていて電源に接続された対の接続端子(94)と、作業機側(4)に設けられていて電気機器(39)に接続された対の接続端子(90)とを設け、
前記作業機(4)が連結枠(3)に連結される際に互いに嵌合する嵌入凹部(89)と突出部(93)とをそれぞれ一対設け、一対の嵌入凹部(89)を左右方向で並べて配置すると共に一対の突出部(93)を左右方向で並べて配置し、
左右の嵌入凹部(89)の内の一方の嵌入凹部(89)内に一方の対の接続端子(90)の内の一の接続端子(90)を設けると共に他方の嵌入凹部(89)内に該一方の対の接続端子(90)の内の他の接続端子(90)を設け、
左右の突出部(93)の内の一方の突出部(93)に他方の対の接続端子(94)の内の一の接続端子(94)を設けると共に他方の突出部(93)に該他方の対の接続端子(94)の内の他の接続端子(94)を設け、
作業機連結時に、左右の嵌入凹部(89)と左右の突出部(93)とが嵌合することにより、トラクタ車体(1)側の対の接続端子(94)と作業機(4)側の対の接続端子(90)とが自動的に接続されるように構成し、
前記作業機(4)側の対の接続端子(90)を備えた作業機側コネクタ(42)を作業機(4)に弾性体(101)を介して支持し、該弾性体(101)の弾性変形によって作業機側コネクタ(42)が上下に揺動可能とされていることを特徴とする作業機連結装置。
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