JPH0481405B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0481405B2
JPH0481405B2 JP60094442A JP9444285A JPH0481405B2 JP H0481405 B2 JPH0481405 B2 JP H0481405B2 JP 60094442 A JP60094442 A JP 60094442A JP 9444285 A JP9444285 A JP 9444285A JP H0481405 B2 JPH0481405 B2 JP H0481405B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
tractor
power transmission
coupling
fitting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP60094442A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61254104A (ja
Inventor
Makoto Kobayashi
Hirofumi Hoshihara
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Matsuyama Plow Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Matsuyama Plow Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsuyama Plow Manufacturing Co Ltd filed Critical Matsuyama Plow Manufacturing Co Ltd
Priority to JP9444285A priority Critical patent/JPS61254104A/ja
Publication of JPS61254104A publication Critical patent/JPS61254104A/ja
Publication of JPH0481405B2 publication Critical patent/JPH0481405B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Agricultural Machines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は農作業機連結装置に係り、トラクタに
作業機を連結するとともに、上記トラクタからの
出力を上記作業機に伝達するものに関する。
(従来の技術) 従来、この種の連結装置としては、たとえば、
米国特許第4090725号明細書に記載されているよ
うに、トラクタに設けた連結フレーム側の4点連
結部と作業機側の4点連結部とを連結する際に、
連結フレーム側の左右のヒツチ金具と作業機側の
左右の連結扞の相互及び連結フレーム側の連結軸
部と作業機側の入力軸の相互をそれぞれ前後方向
から連結するとともに、連結フレーム側の上部ヒ
ツチ金具を回動して作業機側の上部の連結扞に連
結する構成が知られているが、この構成では、連
結フレーム側の4点連結部と作業機側の4点連結
部とを略同時に連結することができず、また、連
結フレーム側の3点連結部と作業機側の3点連結
部とは前後方向から連結するため、圃場での連結
に際してはトラクタと作業機とはそれぞれの重量
に応じて沈下するので、これら相互の3点連結部
の位置合わせに手数を要するという問題がある。
そこで、作業機の前側部の上部及び下部左右部
に下面を開口したヒツチ金具をそれぞれ突設する
とともに、入力軸を前方部に向けて突設し、トラ
クタの懸架機構に連結した連結フレームには前側
部の上部及び下部左右部に上記各ヒツチ金具内に
それぞれ係合する連結扞を突設するとともに、こ
の連結フレームに上記トラクタの動力を伝達する
動力伝達軸を連結する動力中継軸を回転自在に支
架し、そして、トラクタの懸架機構によつて連結
フレームが上昇回動されることにより、この連結
フレームの上下の各連結扞を作業機の上下の各ヒ
ツチ金具に係合するとともに、動力中継軸を作業
機の入力軸に連結するものがある。
(発明が解決しようとする問題点) 上記従来の構成では、トラクタの懸架機構の円
弧運動によつて、このトラクタに連結された連結
フレーム側の4点連結部と作業機側の4点連結部
とを略同時に連結しようとするものであるが、こ
の際、動力中継軸は、連結フレームに可変調節可
能に取付けられていないため、特定の作業機の入
力軸には他の3点連結部相互とともに連結するこ
とができるが、作業機の機種によつて位置の異な
る入力軸とは上下方向及び左右方向に位置ずれが
生じることが少なくなく、このような場合には動
力中継軸と入力軸とは他の3点連結部相互の連結
とともに連結することができず、汎用性に欠け
る、という問題がある。
また、上記従来の構成では、連結フレームに、
トラクタの動力を入力軸に伝達する動力伝達軸を
連結するための動力中継軸を支架したため、この
動力中継軸によつて動力伝達軸の長さが短縮され
動力伝達軸の折れ角が大きくなるとともに、不等
速回転によつて異常音が発生することがある、と
いう問題がある。
そこで、本発明は上記の点に鑑みてなされたも
ので、連結フレームに動力伝達軸の連結軸部を位
置調節可能に取着し、この連結軸部を各種作業機
の入力軸に対応設定することができ、この連結軸
部と所望作業機の入力軸とを他の3点連結部相互
とともに連結することができ、汎用性を高めるこ
とができ、また、連結フレームに動力伝達軸の連
結軸部を直接支持し従来の動力中継軸を用いない
ので動力伝達軸の折れ角が大きくなることがな
く、不等速回転によつて異常音が発生することも
ない農作業機連結装置を提供することを目的とす
るものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明の農作業機連結装置は、前側部の上部及
び下部両側に逆U字のヒツチ金具をそれぞれ設け
るとともに前側部に逆U字の連結金具を有する入
力軸を設けた作業機と、トラクタの懸架機構に連
結され上部及び下部両側に上記作業機の各ヒツチ
金具のそれぞれに連結する連結扞を設けた連結フ
レームと、上記トラクタの出力軸に一端部を自在
継手を介して連結するとともに他端部に自在継手
を介して設けた連結軸部を上記連結フレームに軸
受体を介して回動自在に支持した動力伝達軸と、
からなり、上記トラクタの懸架機構によつて上昇
回動される上記連結フレームの各連結扞を上記作
業機の各ヒツチ金具にそれぞれ下方から連結する
とともに、この連結フレームに支持した上記動力
伝達軸の連結軸部を上記入力軸の連結金具に下方
から連結する農作業機連結装置において、上記連
結フレームに支持板を固着し、上記軸受体の外周
部に上記連結軸部と直交する方向に対して傾斜し
たフランジを形成し、上記支持板に上記軸受体の
フランジを上記連結軸部を中心として位置調節自
在に取付け、この軸受体にて連結軸部を上記入力
軸の連結金具に下方から係合する位置に設定する
ものである。
(作用) 本発明の農作業機連結装置では、トラクタの懸
架機構に連結フレームを連結し、この連結フレー
ムに連結軸部を支持した動力伝達軸の一端部を上
記トラクタの出力軸に連結する。
そして、トラクタの懸架機構によつて連結フレ
ームを上昇回動すると、この連結フレームの上下
左右の各連結扞が作業機の上下左右の各ヒツチ金
具に下方から連結されるとともに、連結フレーム
に軸受体を介して支持した動力伝達軸の連結軸部
が作業機の入力軸の連結金具に下方から連結され
る。この連結フレーム側の4点連結部と作業機側
の4点連結部との連結により、すなわち、動力伝
達軸の連結軸部を直接入力軸に連結したことによ
り、動力伝達軸は小さい折れ角でトラクタと作業
機との間に連結され、トラクタからの出力は、動
力伝達軸を介して作業機の入力軸に伝達されるよ
うになる。
上記動力伝達軸の連係軸部と入力軸とを連結す
る場合において、入力軸に対して動力伝達軸の連
結軸部が上下方向及び左右方向に位置ずれが生じ
入力軸の連結金具に下方からの連結が不能または
困難な状態のときには、連結フレームに前後方向
に傾斜した状態で固着した支持板に沿つて軸受体
を連結軸部を中心として回動調節し、この軸受体
にて連結軸部を入力軸の連結金具に対応する位置
に設定する。したがつて、動力伝達軸の連結軸部
を各種作業機の入力軸に対して下方から連係可能
位置に設定することによつて、連結フレーム側の
4点連結部と作業機側の4点連結部とを略同時に
連結することができる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を添附図面を参照して
説明する。
図において、1は山形状に折曲形成された連結
フレームで、この連結フレーム1の左右の両側下
部に略三角形状の連結板兼用の案内板2が相対し
て一体に取付けられ、この両側の案内板2の前側
下部にそれぞれトラクタの懸架機構としての左右
のロワリンクAを着脱自在に連結するロワピン取
付用の連結部としての取付孔3が形成されてい
る。また上記両側の案内板2の後側下部における
外側部に作業機4の前方部に突設された逆U字状
のヒツチ金具としての下部ヒツチ金具5を着脱自
在に連結する連結扞6がそれぞれ水平状に突設さ
れている。
上記両側の下部ヒツチ金具5は、作業機4の両
側下部から前方に突設された連結アーム7の先端
部に固着されている。そして、この両側の下部ヒ
ツチ金具5は、下面部を開口してほぼ逆U字形状
に形成され、その前側片8と後側片9との彎曲し
た連結部内に上記連結扞6を抱持する抱持部10
が形成されているとともに、上記後側片9の下方
に、上記前側片8の下端縁より下方に長く突出し
た係合案内片11が一体に形成され、この係合案
内片11の上部に上下方向に長い案内孔12が穿
設されている。また、上記両側の下部ヒツチ金具
5の上部に穿設された取付片13と上記連結アー
ム7との間に取付扞14がそれぞれ横架され、こ
の両側の取付扞14に解除レバー15がそれぞれ
回動自在に取付けられ、この両側の解除レバー1
5の下部にほぼC字形状に形成されたロツクアー
ム16がそれぞれ一体に形成され、この両側のロ
ツクアーム16の下端部に形成された円弧状の係
止部17が上記それぞれの案内孔12から上記抱
持部10の開口部内にそれぞれ出没自在に穿設さ
れ、上記両側の解除レバー15は上記取付片13
に取着したストツパー18によつてそれぞれ係脱
自在に係止されるようになつている。
また、上記両側の取付扞14に捲装されたコイ
ルスプリング19は、その一端部を上記解除レバ
ー15、他端部を上記連結アーム7にそれぞれ係
止されている。そして、この両側のコイルスプリ
ング19によつて、それぞれのロツクアーム16
は常時附勢され、その係止部17が案内孔12か
ら抱持部10の開口部内にそれぞれ突出され、そ
れぞれの抱持部10内に下方から挿入された連結
扞6をそれぞれ下方から係止するようになつてい
る。
また、上記両側のロワリンクBはトラクタの油
圧駆動機構によつて回動支点を中心に円弧状に昇
降回動されるようになつている。
つぎに、上記連結フレーム1の中間上部すなわ
ち頂部20に一対の連結板21が相対して左右平
行状に一体に突出され、この一対と連結板21の
上下部間に上記トラクタの懸架機構としてのトツ
プリンクBを着脱自在に連結する連結部としての
連結ピン22が取付孔23を介して横架されてい
る。また上記一対の連結板21の後側部に一対の
案内板24が相対して平行状に一体に突設され、
この一対の案内板24間に上記作業機4の前方部
に突設された逆U字状のヒツチ金具としての上部
ヒツチ金具25を着脱自在に連結する連結扞26
が横架されている。上記上部ヒツチ金具25は、
作業機4の中央上部から前方に突設された連結ア
ーム27の先端部に固着されている。
そして、この上部ヒツチ金具25は、下方側を
開口してほぼ逆U字形状に形成され、その前側片
28と後側片29との彎曲した連結部内に上記連
結扞26を抱持する抱持部30が形成されている
とともに、上記後側片29の下方に前側片28の
下端縁より下方に長く突出した係合案内片31が
一体に形成されている。
さらに、上記連結フレーム1の頂部20の下部
に取付板32が一体に止着され、この取付板32
に側面視略L字状に形成された吊持扞33の水平
状部34の前端部が係止板35を介して複数のボ
ルト・ナツト36にて着脱可能に止着され、この
吊持扞33の垂直状部37の下端部に環状の支持
板38が熔接などによつて一体に固着され、すな
わち、この支持板38は、上側部を前後方向の後
方に向かつて下側部を前後方向の前方に向かつて
所定の傾斜角度で傾斜した状態で一体に固着さ
れ、この支持板38の挿通孔の周縁部には複数の
取付孔がそれぞれ間隔をおいて形成されている。
また、この支持板38の中心部に形成された挿
通孔に軸受体39が回動自在に嵌挿され、かつ、
この軸受体39の外周部に後述する動力伝達軸4
3の連結軸部44と直交する方向に対して傾斜し
た環状のフランジ40が形成され、このフランジ
40の周縁部には上記支持板38の各取付孔にそ
れぞれ連通する複数の取付孔が形成されている。
そして、軸受体39のフランジ40は上記支持板
38の挿通孔の周縁部に上記連結軸部44を中心
として回動により位置調節自在に重合され、この
フランジ40は支持板38に対して設定位置にお
いて、それぞれの相対する連通した複数の取付孔
に挿通した複数のボルト・ナツト41にて連結さ
れ、その軸受体39にて後述する動力伝達軸43
の連結軸部44を、上記作業機4の後述する入力
軸53の連結金具56に下方から係合する位置に
設定するようになつている。
さらに、上記軸受体39内に軸受42を介して
上記動力伝達軸43の連結軸部44の略中間部が
回転自在に支持されている。この動力伝達軸43
は、相互に嵌挿した内筒45と外筒46とを有
し、この内筒45と外筒46とは相互に長さ方向
では伸縮自在にかつ軸廻り方向では固定となる断
面形状でたとえば断面卵形状またはスプライン形
状に形成され、この内筒45の外端部には自在継
手47を介してトラクタの出力軸Cに連結するヨ
ーク48が連設され、また上記外筒46の外端部
に自在継手49を介して上記連結軸部44が連設
され、この連結軸部44の先頭部には両側面部を
垂直状に切欠した係合面50を有する連結部51
が形成されている。
つぎに、上記作業機4にミツシヨン52が設け
られ、このミツシヨン52に上記入力軸53が前
方に向つて回転自在に突設され、この入力軸53
の先端部には両側面部を切欠した切欠面部54を
有する偏平状の係止部55が形成され、この係止
部55には下面を開口した略逆U字状の上記連動
金具56の後側部が嵌合されて一体に固着されて
いる。この連動金具56の前側部には係止凹部5
7が形成され、この係止凹部57内に上記動力伝
達軸43の連結軸部44における先端部の連係部
51が下方から係脱自在に係合されるようになつ
ており、その相互の係合時には連動金具56を介
して連結軸部44と入力軸53とは一体となつて
連動回転されるようになつている。
上記ミツシヨン52は、作業機4の本体フレー
ム58の中間部に設けられている。またこの本体
フレーム58の両端部には相対するチエーンケー
ス59及びブラケツトの上部がそれぞれ一体に止
着され、このチエーンケース59及びブラケツト
の下端部間にはロータリー作業体60がその耕耘
軸61を介して回転自在に支架されている。そし
て、このロータリー作業体60は、上記ミツシヨ
ン52にその出力軸及びチエーンケース59内の
チエーンなどからなる連動媒体を介して連動連結
されている。なお、図中62はロータリー作業体
60の上方部を被覆したカバー体、63は上下回
動自在に設けられた均平板である。
つぎに、上記実施例の作用を説明する。
トラクタの左右のロワリンクAの先端部に連結
フレーム1の両側下部の取付孔3に止着したロワ
ピンを回動自在に連結するとともに、トラクタの
トツプリンクBの先端部に連結フレーム1の上部
の連結板21間に連結ピン22を介して回動自在
に連結する。また、連結フレーム1に連結軸部4
4を回転自在に支持した動力伝達軸43の一端部
のヨーク48をトラクタの出力軸Cに連結する。
これにより、トラクタの3点懸架機構A,Bに
連結フレーム1が連結支架されるとともに、トラ
クタの出力軸Cと連結フレーム1との間に動力伝
達軸43が回転自在に連結される。そして、動力
伝達軸43の他端部の連結軸部44を連結フレー
ム1の支持板38に吊持扞33を介して設けた軸
受体39に直接回転自在に吊持されていることに
より、動力伝達軸43の両端部の自在継手47,
49におけるクロスピン47a,49a間の距離
Lは、従来のように動力中継軸を介在した構成に
比べて長くなるため動力伝達軸43の折れ角βは
小さくなる。
つぎに、トラクタの3点懸架機構によつて連結
フレーム1を作業機4の上部ヒツチ金具25およ
び下部ヒツチ金具5に対応して下降した状態でト
ラクタを作業機4に向かつて後進すると、連結フ
レーム1の両側下部の連結杆6は、作業機4の両
側下部ヒツチ金具5の係合案内片11に当接する
とともに、上部の連結杆26は、作業機4の上部
ヒツチ金具25の係合案内片31に当接するか、
または上部ヒツチ金具25及び下部ヒツチ金具5
の下方部に連結フレーム1の連結杆6,26を配
設する。そして、トラクタの油圧駆動機構を作動
し、トツプリンクB及び両側のロワリンクAを、
そのトラクタ側に設けた回動支点を中心に上昇回
動すると、連結フレーム1は円弧状に上昇回動さ
れるとともに、その両側下部の連結杆6は係合案
内片11に案内されて下方から抱持部10内に係
合されるとともに、連結フレーム1の上部の連結
杆26は係合案内片31に案内されて下方から抱
持部30内に係合される。この際、両側の下部ヒ
ツチ金具5内にはコイルスプリング19にて付勢
されたロツクアーム16の係止部17がそれぞれ
出没自在に突出されているので、この係止部17
に対して下方から連結杆6が引上げられることに
より、連結杆6が係止部17を押戻しながら上昇
するので、その連結杆6が係止部17を通過する
とともに、係止部17はコイルスプリング19の
復帰力によつて自動的に回動復帰して抱持部10
内に係合した連結杆6の下方部に突出し、この係
止部17にて連結杆6を係止する。
また、上記上下のヒツチ金具5,25に対する
連結杆6,26の係合と略同時に、連結フレーム
1に支架した動力伝達軸43の連結軸部44にお
ける先端部の連結部51が入力軸53の連動金具
56の係止凹部57内に下方から係合され、かつ
回転方向ではその相互は一体的に統合される。こ
の連結フレーム1側の4点連結部と作業機4側の
4点連結部との連結により、すなわち、動力伝達
軸43の連結軸部44を直接入力軸53に連結し
たことにより、動力伝達軸43は小さい折れ角で
トラクタと作業機4との間に連結され、トラクタ
からの出力は、動力伝達軸43を介して作業機4
の入力軸53に伝達されるようになる。
上記動力伝達軸43の連結軸部44と入力軸5
3とを連結する場合において、入力軸53に対し
て動力伝達軸43の連結軸部44が上下方向及び
左右方向に位置ずれが生じ入力軸53の連結金具
56に下方からの連結が不能または困難な状態の
ときには、軸受体39を連結した複数のボルト・
ナツト41を外すとともに、この軸受体39のフ
ランジ40を連結フレーム1に吊持扞33を介し
て固着支持板38に沿つて連結軸部44を中心に
して回動し、この支持板38に体する軸受体39
の取付位置を調節し、この軸受体39にて連結軸
部44を入力軸53の連結金具56に下方から係
合する位置に設定し、この軸受体39のフランジ
40は再び支持板38に重合した状態で、それぞ
れの相対する連通した複数の取付孔に挿通した複
数のボルト・ナツト41にて連結する。したがつ
て、動力伝達軸43の連結軸部44を各種作業機
4の入力軸53に対して下方から係合する位置に
設定することによつて、連結フレーム1側の4点
連結部と作業機4側の4点連結部とを略同時に連
係することができる。
そして、トラクタにより作業機4を牽引走行す
るとともに、トラクタの出力軸Cに連結した動力
伝達軸43によつて入力軸53を連動回転し、ミ
ツシヨン52にて連動媒体を介してロータリー作
業体60を回転駆動する。これにより圃場はロー
タリー作業体60によつて耕耘砕土など所望の農
作業が施される。
〔発明の効果〕
本発明によれば、トラクタの懸架機構によつて
上昇回動される連結フレームの上下の各連結杆を
作業機の上下の各ヒツチ金具にそれぞれ連結する
とともに、この連結フレームに軸受体を介して回
転自在に支持した動力伝達軸の連結軸部を作業機
の入力軸の連結金具に下方から連結するものにお
いて、上記連結フレームに支持板を固着し、上記
軸受体の外周部に上記連結軸部と直交する方向に
対して傾斜したフランジを形成し、上記支持板に
上記軸受体のフランジを上記連係軸部を中心とし
て位置調節自在に取付け、この軸受体にて連結軸
部を上記入力軸の連結金具に上方から係合する位
置に設定するようにしたので、支持板に軸受体の
フランジを連結軸部を中心として位置調節して取
付けることにより、この軸受体に支持された動力
伝達軸の連結軸部を各種作業機の入力軸の逆U字
状の連結金具に対して下方から確実に係合できる
状態に設定することができ、各種作業機の入力軸
の連結金具に対して動力伝達軸の連結軸部が位置
ずれにより下方から連結困難な事態が生じること
を確実に防止することができ、したがつて、トラ
クタの懸架機構の円弧運動による上昇回動によつ
て動力伝達軸の連結軸部と所望作業機の入力軸と
を他の3点連結部相互の連結とともに確実に連係
することができ、また連結フレームに支持した動
力伝達軸の連結軸部の設定位置を可変調節するこ
とにより各種作業機を連結できるので連結フレー
ムの汎用性を高めることができる。また、連結フ
レームに動力伝達軸の連結軸部を直接回転自在に
支持し従来の動力中継軸を用いないので動力伝達
軸の折れ角が大きくなることがなく、不等速回転
によつて異常音が発生することを確実に防止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の一実施例を示すもので、第1図は
農作業機と連結装置を連結した状態の側面図、第
2図は同上連結装置の断面図、第3図は同上分解
斜視図である。 1……連結フレーム、4……作業機、5,25
……ヒツチ金具、6,26……連結杆、38……
支持板、39……軸受体、40……フランジ、4
3……動力伝達軸、44……連結軸部、47,4
9……自在継手、53……入力軸、56……連結
金具、A……ロワリンク、B……トツプリンク。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 前側部の上部及び下部両側に逆U字状のヒツ
    チ金具をそれぞれ設けるとともに前側部に逆U字
    状の連結金具を有する入力軸を設けた作業機と、
    トラクタの懸架機構に連結され上部及び下部両側
    に上記作業機の各ヒツチ金具のそれぞれに連結す
    る連結扞を設けた連結フレームと、上記トラクタ
    の出力軸に一端部を自在継手を介して連結すると
    ともに他端部に自在継手を介して設けた連結軸部
    を上記連結フレームに軸受体を介して回転自在に
    支持した動力伝達軸と、からなり、 上記トラクタの懸架機構によつて上昇回動され
    る上記連結フレームの各連結扞を上記作業機の各
    ヒツチ金具にそれぞれ下方から連結するととも
    に、この連結フレームに支持した上記動力伝達軸
    の連結軸部を上記入力軸の連結金具に下方から連
    結する農作業機連結装置において、 上記連結フレーム支持板を固着し、上記軸受体
    の外周部に上記連結軸部と直交する方向に対して
    傾斜したフランジを形成し、上記支持板に上記軸
    受体のフランジを上記連結軸部を中心として位置
    調節自在に取付け、この軸受体にて連結軸部を上
    記入力軸の連結金具に下方から係合する位置に設
    定する ことを特徴とする農作業機連結装置。
JP9444285A 1985-05-01 1985-05-01 農作業機連結装置 Granted JPS61254104A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9444285A JPS61254104A (ja) 1985-05-01 1985-05-01 農作業機連結装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9444285A JPS61254104A (ja) 1985-05-01 1985-05-01 農作業機連結装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61254104A JPS61254104A (ja) 1986-11-11
JPH0481405B2 true JPH0481405B2 (ja) 1992-12-24

Family

ID=14110373

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9444285A Granted JPS61254104A (ja) 1985-05-01 1985-05-01 農作業機連結装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61254104A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2556053Y2 (ja) * 1991-04-30 1997-12-03 三菱農機株式会社 作業機取付用ヒッチ
JPH0785684B2 (ja) * 1994-02-10 1995-09-20 ヤンマーディーゼル株式会社 トラクターの作業機装着装置

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2304268A1 (fr) * 1975-03-19 1976-10-15 Fiat France Sa Dispositif d'accouplement automatique des outils a l'avant et a l'arriere d'un vehicule automoteur
JPS6111Y2 (ja) * 1979-02-23 1986-01-06
JPS59161907U (ja) * 1983-04-14 1984-10-30 松山株式会社 作業機連結装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61254104A (ja) 1986-11-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1637024B1 (en) Quick attaching coupler assembly and tractor
US4176727A (en) Devices for automatically coupling implements to self-propelled articles
US4245705A (en) Apparatus for taking off vibratory power for tractor
JPH0481405B2 (ja)
JP3535883B2 (ja) 作業機連結装置
JPH0441961B2 (ja)
JP2513873B2 (ja) トラクタの作業機動力系連結装置
JP2528194B2 (ja) トラクタ用作業機の検出系連動装置
JP3743946B2 (ja) ロータリ耕耘機
JPH0642801B2 (ja) クイックヒッチ装置
JPH0233644Y2 (ja)
JPS6317283Y2 (ja)
JPH052025Y2 (ja)
JP3602364B2 (ja) トラクタの作業機連結装置
JPH0448645Y2 (ja)
JPH0515204A (ja) トラクタ作業機の連結装置
JP2005087170A (ja) アダプタ装置及びそれを用いた移動農機の作業機連結装置
JPH0543601Y2 (ja)
JPS621845Y2 (ja)
JP3590132B2 (ja) 耕耘機等の作業機連結装置
JP2513393Y2 (ja) トラクタの作業機着脱機構
JPH1014321A (ja) 移動作業機の接地輪取付装置
JPH0436565Y2 (ja)
JP2735828B2 (ja) トラクターの作業機装着装置
JPS5858044B2 (ja) 各種作業機用動力取出機枠つきトラクタ