JP2014058020A - ソケット脱落防止具 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 回転工具400のチャック401とソケット300との装着を保持するソケット落下防止具であって、ソケット300を挿通させる第1の保持手段であるカバー100と、ソケット300およびチャック401を把持する第2の保持手段であるカバー200,201とを備え、カバー100でホルダ200,201を締め付けることによりソケット300とチャック401を保持する
【選択図】 図1
Description
即ち、特許文献1に記載のソケット落下防止具は金属性で構成されており、重量があるため回転工具の長時間の使用には不向きであると言う問題があった。また、一見すると構造がわかりにくいため装着に時間がかかってしまうという問題もあった。
一方、特許文献2に記載のソケット落下防止具では、簡単な構造であるがバンド部分が回転工具の使用中に絡まって使用できなくなったり、また、絡まったバンドが切れて飛び散るおそれがあったりして、それが人体に当たって事故につながるという危険性がある。
次に、図面を参照して本発明の第1の実施の形態について説明する。
図1は、ソケット落下防止具の装着状況を示した分解斜視図であり、図2は、ソケット落下防止具の使用状況を示した装着図である。
図1に示すように、ソケット脱落防止具10は、外面が六角形状で内面に雌ネジが形成されたカバー100と、断面が半円形状で同形状の一対の半割部材であり、外面に雄ネジが形成されたホルダ200,201とから構成されている。
このように、回転工具400にカバー100及びホルダ200,201を介してソケット300を装着することでソケット300の脱落を防止することができる。なお、回転工具400は、電動ドライバー、電動インパクトドライバー、電動ドリルであって、様々なアタッチメントを装着することで穿孔作業やボルトやナットの締付作業を行うことができる。
図3は、第1の保持手段であるカバー100の構成を示した図であり、図4は、カバー100のAA’断面を示した図であり、図5(a)は、第2の保持手段であるホルダ200,201の外面を示した立体図であり、図5(b)は、ホルダ200,201の内面を示した立体図であり、図5(c)は、ホルダ200,201の内面を示した正面図である。
前述したように、ソケット脱落防止具100は、カバー100とホルダ200,201とから構成されている。これらカバー100及びホルダ200,201は、充分な強度を有する合成樹脂で一体成形された部材である。合成樹脂で成形されているため表面が滑りにくく、操作がし易く、また、軽量化を図ることができる。
図示するように、カバー100にソケット300の胴体部301を挿通させる(図6(a))。次に、回転工具400のチャック401を押し出した状態でソケット300のシャンク302をチャック401に差し込む(図6(b))。これにより、ソケット300が回転工具400に装着される。
そして、カバー100の内面に形成された雌ネジをホルダ200,201の外面に形成された雄ネジ200a,201aに嵌合させて締め付けることにより一体化させる(図6(d))。ホルダ200とホルダ201とは上記したように、凹部203aと突起部203bの嵌め合わせにより一体化しているため、カバー100による締め付けの際にもずれたりすることなく確実に締め付け作業を行うことができる。
次に、ソケット落下防止具の第2の形態について説明する。
図7(a)は、ホルダの構成を示した斜視図であり、図7(b)は、ホルダの背面の構成を示した斜視図である。
第2の実施形態に係るソケット落下防止具は、第1の実施の形態のソケット落下防止具と異なり、ホルダが別々ではなく一体で形成されている点において異なる。
即ち、図7(a)及び(b)に示すように、ホルダ500は、雄ネジ501aが形成された軸部501と頭部502から形成されたボルト形状である。軸部501から頭部502にかけて同軸状に開口した孔503が空けられている。
100 カバー
101 雌ネジ
200、201 ホルダ
200a、201a 雄ネジ
202 軸部
203 頭部
203a 凹部
203b 突起部
300 ソケット
301 胴体部
302 シャンク
400 回転工具
401 チャック
500 ホルダ
501 軸部
501a 雄ネジ
501b 切り込み
502 頭部
503 孔
Claims (5)
- 回転工具のチャックとソケット本体との装着を保持するソケット落下防止具であって、
前記ソケット本体に嵌挿される第1の保持手段と、
前記ソケット本体および前記チャックを把持する第2の保持手段と、を備え、
前記第1の保持手段で前記第2の保持手段を締め付けることにより前記ソケット本体と前記チャックを保持することを特徴とするソケット落下防止具。 - 前記第1の保持手段は、ナット形状であって、その内面にテーパ状の雌ネジが形成されていることを特徴とする請求項1記載のソケット落下防止具。
- 前記第1の保持手段は、外形断面が多角形であることを特徴とする請求項1または2に記載のソケット落下防止具。
- 前記第2の保持手段は、同形状の一対の半割り部材からなり、該それぞれの半割部材には、その外面にテーパ状の雄ネジが形成された軸部と前記チャックを保持する頭部とが設けられていることを特徴とする請求項1に記載のソケット落下防止具。
- 前記第2の保持手段は、貫通した孔を有してボルト形状に形成され、その外面にテーパ状の雄ネジが形成された軸部と前記チャックを保持する頭部とが設けられ、長さ方向の先端部から該頭部にかけて所定長の切り込みが設けられていることを特徴とする請求項1記載のソケット落下防止具。
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- 2012-09-18 JP JP2012204869A patent/JP5835811B2/ja not_active Expired - Fee Related
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