JP3982599B2 - ドライバー用ソケット - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ドライバーのドライバービットに取り付けて、ボルト・ナットの組付け又はその取外しに用いることのできるドライバー用ソケットに関する。
【0002】
【従来の技術及びその課題】
従来一般に使用されているドライバーには、ハンドル(握り部)にドライバービットを一体的に取り付けた固定式ドライバー、あるいは共通のハンドルに数種類のドライバービットを着脱式に取り付けるようにした差し替えドライバー等があるが、いずれのドライバーにあっても、ねじ回し以外には使用できない。
【0003】
本発明は、上記のようなドライバーに取り付けることによって、ボルト・ナットの組付けや取外しに用いるソケットレンチとして使用できるようにしたドライバー用ソケットを提供することを主たる目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明のドライバー用ソケット1は、ドライバービット11の外周に沿って軸方向に移動可能で且つドライバービット11から抜き出し可能であるが回転不能なソケット本体2をドライバービット11に外嵌合し、ソケット本体2の両端部にはソケット部3,4を形成し、ドライバービットの基端部であるハンドル先端部に、ドライバービットに嵌合されるソケット本体を摩擦嵌合させて該ソケット本体をハンドル先端部に収容するための突起部を設けてなるものである。
【0005】
請求項2に係る発明のドライバー用ソケット1は、ドライバービット11の外周に沿って軸方向に移動可能で且つドライバービット11から抜き出し可能であるが回転不能なソケット本体2をドライバービット11に外嵌合し、ソケット本体2の両端部には内径の互いに異なったソケット部3,4を形成し、ドライバービットの基端部であるハンドル先端部に、ドライバービットに嵌合されるソケット本体を摩擦嵌合させて該ソケット本体をハンドル先端部に収容するための突起部を設けてなるものである。
【0006】
請求項3は、請求項1または2に記載のドライバー用ソケット1において、ソケット本体2に、ドライバービット11の外周に形成した係合用凹部11bに係嵌可能な係合手段5,5Aを設けて、各ソケット部3,4が使用可能な位置でソケット本体2をドライバービット11に保持するようにしてなるものである。
【0007】
請求項4は、請求項3に記載のドライバー用ソケット1において、係合手段5は、ソケット本体2の所要箇所に設けた窓6に挿入配置された球体7と、球体7を窓6から内方へ突入させてドライバービット11の係合用凹部11bに係嵌させるように付勢するばね8とからなるものである。
【0008】
請求項5は、請求項3に記載のドライバー用ソケット1において、係合手段5Aは、ソケット本体2の所要箇所に設けた窓6に挿入配置された球体7と、球体7を窓6から内方へ押圧突入させてドライバービット11の係合用凹部11bに係嵌させるようソケット本2に軸方向に摺動可能に嵌合したスリーブ25とからなるものである。
【0009】
請求項6は、請求項1〜5の何れかに記載のドライバー用ソケット1において、ソケット本体2の両端ソケット部3,4の外周を正多角形状に形成すると共に、両端ソケット部3,4の外径を互いに異なった径に形成したものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
図1は、従来より使用されている差し替え式ドライバー10を構成するドライバービット11及びハンドル(握り部)12と、そのドライバービット11に取り付けられる本発明のドライバー用ソケット1とを一列状に並べた状態を示し、図2は、一実施形態のドライバー用ソケット1の外観斜視図、図3はソケット1の縦断正面図、図4はその横断面図である。図1に示すように、ドライバー10のドライバービット11は、例えば十字ねじ回しビットからなるもので、両端部11a,11aがそれぞれ十字形に形成されると共に、その両端部11a,11aの間が断面六角形に形成され、そして各十字形端部11aの手前側に断面円弧状の係合用凹部11bが周設されている。ハンドル12は、ドライバービット11の端部をその全長の3分の1程度まで回転不能にして且つ挿脱可能に挿入する挿着孔部12aを有する。なお、本発明におけるドライバー10は、図1に示す構造のものに限らず、ハンドル12とドライバービット11とが一体的になっている周知の構造のものも含まれることは言うまでもない。
【0012】
また、後述のようにドライバービット11の基端部であるハンドル12の先端部にはソケット1をハンドル12の先端部に保持して収容しておくための突起部26が形成されている。
【0013】
ドライバー用ソケット1は、ドライバービット11の外周に沿って軸方向に移動可能で且つドライバービット11から抜き出し可能であるが回転不能なソケット本体2をドライバー1のドライバービット11に外嵌合するようにしたもので、このソケット本体2の両端部にはソケット部3,4が設けられ、両ソケット部3,4は、同径でもよいが、好ましくはその内径が互いに異なった径に形成されている。ソケット本体2の内周2aは、ドライバービット11に回転不能状態で軸方向に移動できるように、ドライバービット11の断面形状に対応する断面六角形状(図4参照)に形成されている。
【0014】
両ソケット部3,4の内周3a,4a及び外周3b,4bは、それぞれ図2の(A)に示すように六角形状に形成されるか、あるいは同図の(B)に示すように十二角形に形成され、あるいはまた四角形、八角形その他の正多角形に形成されている。また、両ソケット部3,4の外周3b,4bは、その外径が互いに異なった径に形成されている。
【0015】
また、ソケット本体2の長手方向中央部には、ドライバービット11の両端部外周にそれぞれ形成された係合用凹部11bに係嵌可能な係合手段5が設けられている。この係合手段5は、ソケット1の使用に際してソケット本体2をドライバービット11に外嵌させたとき、ソケット本体2をドライバービット11上の所要位置、即ちソケット部3,4が使用できる位置に位置決めしてその位置に保持するためのもので、図3及び図4に示すように、ソケット本体2の長手方向中央部の所要箇所に設けられた窓6に挿入配置された球体7と、この球体7の一部に係合した状態でソケット本体2に外嵌合されていて、球体7を窓6から内方へ突入させてドライバービット11の係合用凹部11bに係嵌させるように付勢する略C字形リング状のばね8とからなる。尚、ばね8は、通常はソケット本体2の外周面に形成された浅い周溝2bに嵌合される。
【0016】
従って、ドライバー用ソケット1のソケット本体2をドライバービット11に外嵌合させる際に、球体7は、嵌合当初はビット11の外周面により図4の仮想線図示のようにリング状ばね8に抗して窓6の外側へ押し出されているが、ビット11の係合凹部11bと係嵌すると、図3及び図4の実線図示のようにばね8の付勢力で係合凹部11bとの係合位置に保持され、それによりソケット1を一方のソケット部3がドライバービット11の先端部11aより突出して使用可能な位置に保持する。
【0017】
図5は、ソケット本体2に設ける他の実施形態の係合手段5Aを示すもので、前記実施形態と同じように、ソケット本体2の長手方向中央部の所要箇所に設けられた窓6に挿入配置された球体7が設けられており、ソケット本体2の外周部に軸方向に摺動可能なスリーブ25が嵌合されており、該スリーブ25の内周面には突起27と該突起27に対して肉薄部である凹部28とが設けられ、該スリーブ25は、該スリーブ25とソケット本体2に設けたばね受け29との間に介装したばね30に付勢されて、突起27はソケット本体2の窓6に嵌合されている球体7の位置にあって、該球体7を窓6から内方へ押圧突入させてドライバービット11の係合用凹部11bに係嵌させるようになっている。その他の構造は同一符号を付して示すように前記実施形態と同じである。そしてドライバービット11からソケット本体2を移動させるためには、スリーブ25を図示の鎖線に示すように、軸方向に摺動させることによってスリーブ25の凹部28が球体7の位置に来るため、該球体7は凹部28側に変位してドライバービット11の係合用凹部11bから脱出することになり、これによってソケット本体2ドライバービット11に対して軸方向に自由に移動させることができる。
【0018】
図6は、上記のように構成されるドライバー用ソケット1の使用方法を示すもので、この図の(A)は、当該ソケット1の両ソケット部3,4のうち、穴径の大きい方の径大ソケット部3をレンチ用ソケットとして使用する場合である。即ち、この場合には、ドライバービット11の一端側をハンドル12の挿着孔部12aに差し込んで固定した後、このビット11の他端側に、ドライバー用ソケット1を穴径の小さい径小ソケット部4側から外嵌合して、このソケット1をソケット部4が使用可能な位置で係合手段5によりビット11上に保持し、図示のような状態とする。しかして、この状態からドライバー10のハンドル12を握って、ドライバービット11に保持されたソケット1の径大ソケット部3を、これに対応する径の取付ナットN1に嵌合することによって、このナットN1の締め付け又は取外し作業を行うことができる。
【0019】
図6の(B)は、同ソケット1の径小ソケット部4をレンチ用ソケットとして使用する場合を示す。この場合には、同図(A)のようにドライバービット11に取り付けられているソケット1をそのビット11から一旦引き抜き、このソケット1を径大ソケット部3からビット11に外嵌合して、径小ソケット部4が使用できる位置に差し替え、このソケット1を係合手段5によりビット11上に保持する。しかして、この状態から図5(A)の同様にドライバー10のハンドル12を握って、ドライバービット11に保持されたソケット1の径小ソケット部4を、これに対応する径の取付ナットN2に嵌合することによって、このナットN2の締め付け又は取外し作業を行うことができる。
【0020】
なお、前述のようにハンドル12の先端部には突起部26が突設されており、ソケット1の不使用時には、該ソケット1を図示鎖線で示すように突起部26側に移動させて、ソケット本体2を突起部26に若干強く摩擦嵌合させて、その摩擦力によってソケット1をハンドル1の先端部側、即ちドライバービット11の基端部に保持させておくことによって嵩高になることなく収容することができる。
【0021】
図7及び図8は、本発明のドライバー用ソケット1をT形作業工具15のソケット部に取り付けることによりロング(長)ソケットとして利用できる場合を示している。この作業工具15は、ソケットレンチ機能とドライバー機能とを併有する公知のもので、両端部に径の異なったソケット部16,17が形成されたソケット18を有し、このソケット18は、レンチ用ラチェット機構19を介してソケットアーム20に連結され、このアーム20には、ドライバー用ラチェット機構(図示せず)を介してドライバービットホルダー21が連結され、このホルダー21にはドライバービットが着脱自在に挿着できるようになっている。径大ソケット部16及び径小ソケット部17はそれぞれ内周が多角孔に形成されていて、径大ソケット部16には本発明に係るドライバー用ソケット1の径大ソケット部3が、また径小ソケット部17には同ドライバー用ソケット1の径小ソケット部4がそれぞれ回転不能に内嵌合できるようになっている。
【0022】
しかして、ドライバー用ソケット1の径小ソケット部4を使用する場合には、図7及び図8のそれぞれ左側に図示するように、当該ソケット1の径大ソケット部3をT形作業工具15の径大ソケット部16に内嵌合すればよく、またソケット1の径大ソケット部3を使用する場合には、図7及び図8のそれぞれ右側に図示するように、ソケット1の径小ソケット部4をT形作業工具15の径小ソケット部17に内嵌合すればよい。従って、このようなロングソケットとしての使用は、締め付けたり取り外したりするナットやボルト頭が奥まった場所に位置している場合に非常に便利である。
【0023】
本発明のドライバー用ソケット1は、上記のようなT形作業工具15に限らず、他の種々のソケットレンチのソケットに適用して、ロングソケットとして利用できるものである。
【0024】
図9は、例えば電気ケーブル配線用の配管22,22の端部相互を短管状カップリング23で連結する際に、配管22の端部に外嵌合させたカップリング23を配管22に固定する固定用ボルト24の捩じ切り作業に使用されるドライバー用ソケット1の使用例を示している。即ち、このボルト24には首部に捩じ切り用の切欠部sが形成してあって、ボルト24をねじ込んでカップリング23を配管22に固定し終えた後、配管22の表面側に突出して不要な突起部となるボルト24の頭部側24aを除去するために、ボルト24に捩じ切りトルクを加えてその頭部側24aを捩じ切り切除する作業が行われる。
【0025】
上記のようなボルト24の捩じ切り作業を従来のソケットレンチで行う場合には、ボルト24に捩じ切りトルクを加えて頭部側24aを捩じ切ったとき、ボルト頭hがレンチのソケット部に嵌まり込んで外れなくなることが多々ある。このような場合に、本発明のドライバー用ソケット1を使用することによって、ソケット部に嵌まり込んだボルト頭hを容易に取り出すことができる。図10の▲1▼〜▲3▼は、ボルト24の締め込み操作、捩じ切り操作及びボルト頭部側24aの取り出し操作を示している。
【0026】
即ち、図10の▲1▼に示すように、ドライバービット11に外嵌したドライバー用ソケット1のソケット部4をこのボルト24の頭部hに嵌合し、ハンドル12を回してボルト24を配管22側にねじ込み、カップリング23を配管22に固定し終えた後、ハンドル12を更に強く回してボルト24に捩じ切りトルクを与えることにより、同図の▲2▼に示すように頭部側24aを捩じ切ってねじ込み部側24bから切り離す。その後、ドライバー用ソケット1を一方ので保持した状態で他方の手でドライバー10のハンドル12を押動するか、あるいはハンマー等で叩くことによって、ソケット部4に嵌まり込んだボルト頭部側24aを同図の▲3▼のように押し出して取り出すことができる。
【0027】
【発明の効果】
請求項1に係る発明のドライバー用ソケットは、ドライバービットに沿って軸方向に移動可能で且つ抜き出し可能であるが回転不能なソケット本体をドライバービットに外嵌合し、ソケット本体の両端部にソケット部を形成したものであるから、ソケット本体をドライバービットに外嵌合させるだけで、そのドライバーをソケットレンチとして活用することができる。
【0028】
また、このドライバー用ソケットは、ハンドルにドライバービットを一体的に取り付けた固定式ドライバーや、ハンドルにドライバービットを着脱式に取り付ける差し替え式ドライバー等の一般的なドライバーに取り付けて簡便に使用でき、しかも構造が簡単で1本の中空軸状体からなるため、安価に製作できると共に、携帯に便利である。
【0029】
また、ソケット本体を上記ドライバーに取り付けて、捩じ切りトルクを加えることにより捩じ切り可能としたボルトの締め付け作業を行う場合には、当該ボルトの頭部にソケット本体のソケット部を嵌合して締め込み、捩じ切りトルクを与えて、ボルト頭部側を捩じ切った後、ドライバーのハンドルによって、ソケット部に嵌まり込んだボルトの頭部を押し出すようにすれば、そのボルト頭部を簡単に取り出すことができる。
さらに、ドライバービットの基端部であるハンドル先端部に、ドライバービットに嵌合されるソケット本体を摩擦嵌合させて該ソケット本体をハンドル先端部に収容するための突起部を設けることよって、不使用時にはソケット本体をドライバーに嵩高になることなく収容しておくことができる。
【0030】
請求項2に係る発明のドライバー用ソケットは、ドライバービットに沿って軸方向に移動可能で且つ抜き出し可能であるが回転不能なソケット本体をドライバービットに外嵌合し、ソケット本体の両端部に内径の互いに異なったソケット部を形成したものであるから、ソケット本体をドライバービットに外嵌合させるだけで、そのドライバーをソケットレンチとして活用することができると共に、ソケット本体の両端部に形成した内径の異なる両ソケット部によって大小2種類のボルト・ナットサイズに適用させることができる。
さらに、ドライバービットの基端部であるハンドル先端部に、ドライバービットに嵌合されるソケット本体を摩擦嵌合させて該ソケット本体をハンドル先端部に収容するための突起部を設けることよって、不使用時にはソケット本体をドライバーに嵩高になることなく収容しておくことができる。
【0031】
請求項3に記載のように、ソケット本体に、ドライバービットの外周に形成した係合用凹部に係嵌可能な係合手段を設けることによって、各ソケット部が使用可能な位置でソケット本体をドライバービットに保持でき、それにより使用時にソケット本体が移動せず、作業がし易くなり、また持ち運びの際にソケットがドライバービットから脱落しないため、ソケットを常時ドライバービットに取り付けておくことができ、携帯性が良い。
【0032】
請求項4に記載のように、係合手段が、ソケット本体に設けた窓に挿入配置された球体と、球体を窓から内方へ突入させてドライバービットの係合用凹部に係嵌させるように付勢するばねとからなるものによれば、ソケット本体をドライバービット上の所定位置に確実に保持できると共に、構成が簡単で、製作が容易となる。
【0033】
請求項5に記載のように、係合手段は、ソケット本体の所要箇所に設けた窓に挿入配置された球体と、球体を窓から内方へ押圧突入させてドライバービットの係合用凹部に係嵌させるようソケット本体に軸方向に摺動可能に嵌合したスリーブとからなるものによれば、ソケット本体をドライバービット上の所定位置に確実に保持できると共に、スリーブを摺動操作することによって軽くソケット本体をドライバービットから移動させることができる。
【0034】
請求項6に記載のように、ソケット本体の両端ソケット部の外周を正多角形状に形成すると共に、両端ソケット部の外径を互いに異なった径に形成した場合には、このドライバー用ソケットのソケット部を、一般に使用されるソケットレンチのソケット部に内嵌することよって、ロング(長)ソケットとして活用するでき、締め付けたり取り外したりするナットやボルト頭が奥まった場所に位置している場合に便利である上、このソケットの両ソケット部をそれぞれ内径の異なったソケットレンチのソケット部に内嵌できるから、上記両ソケット部によって2種類のボルト・ナットサイズに適用させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ドライバーを構成するドライバービット及びハンドルと、そのドライバービットに取り付けられる本発明のドライバー用ソケットとを示す平面
図である。
【図2】 (A)は各ソケット部が六角形であるドライバー用ソケットの外観斜視図、(B)は各ソケット部が十二角形であるドライバー用ソケットの外
観斜視図である。
【図3】 ドライバー用ソケットの縦断正面図である。
【図4】 図3のX−X線拡大断面図である。
【図5】 (A)はドライバー用ソケットの径大ソケット部を使用する場合のドライバー用ソケットの使用状態を示す平面図、(B)は径小ソケット部を
使用する場合のドライバー用ソケットの使用状態を示す平面図である。
【図6】 ドライバー用ソケットの他の実施形態の縦断正面図である。
【図7】 ドライバー用ソケットをT形ソケットレンチに取り付けて使用す
る場合の説明斜視図である。
【図8】 図7の場合のT形ソケットレンチ及びソケットの取り付け状態を
示す正面図である。
【図9】 ドライバー用ソケットによるボルトの捩じ切り作業の例を示す斜
視図である。
【図10】 ▲1▼〜▲3▼は、ボルトの締め込み操作、捩じ切り操作及びボルト頭
部側の取り出し操作を示す説明図である。
【符号の説明】
1 ドライバー用ソケット
2 ソケット本体
3 ソケット部
4 ソケット部
5 係合手段
5A 係合手段
6 窓
7 球体
8 ばね
10 ドライバー
11 ドライバービット
11a ドライバービットの十字形端部
11b ドライバービットの係合用凹部
12 ハンドル
25 スリーブ
26 突起部

Claims (6)

  1. ドライバービットの外周に沿って軸方向に移動可能で且つドライバービットから抜き出し可能であるが回転不能なソケット本体をドライバービットに外嵌合し、ソケット本体の両端部にはソケット部を形成し、ドライバービットの基端部であるハンドル先端部に、ドライバービットに嵌合されるソケット本体を摩擦嵌合させて該ソケット本体をハンドル先端部に収容するための突起部を設けてなるドライバー用ソケット。
  2. ドライバービットの外周に沿って軸方向に移動可能で且つドライバービットから抜き出し可能であるが回転不能なソケット本体をドライバービットに外嵌合し、ソケット本体の両端部には内径の互いに異なったソケット部を形成し、ドライバービットの基端部であるハンドル先端部に、ドライバービットに嵌合されるソケット本体を摩擦嵌合させて該ソケット本体をハンドル先端部に収容するための突起部を設けてなるドライバー用ソケット。
  3. ソケット本体に、ドライバービットの外周に形成した係合用凹部に係嵌可能な係合手段を設けて、各ソケット部が使用可能な位置でソケット本体をドライバービットに保持するようにしてなる請求項1または2に記載のドライバー用ソケット。
  4. 係合手段は、ソケット本体の所要箇所に設けた窓に挿入配置された球体と、球体を窓から内方へ突入させてドライバービットの係合用凹部に係嵌させるように付勢するばねとからなる請求項3に記載のドライバー用ソケット。
  5. 係合手段は、ソケット本体の所要箇所に設けた窓に挿入配置された球体と、球体を窓から内方へ押圧突入させてドライバービットの係合用凹部に係嵌させるようソケット本体に軸方向に摺動可能に嵌合したスリーブとからなる請求項3に記載のドライバー用ソケット。
  6. ソケット本体の両端ソケット部の外周を正多角形状に形成すると共に、両端ソケット部の外径を互いに異なった径に形成してなる請求項1〜5の何れかに記載のドライバー用ソケット。
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