JP6849987B2 - 作業工具用ソケット - Google Patents

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本発明は、ドライバーやインパクトドライバーを含む作業工具の先端部(ビットや先端工具用取付部)に装着して使用するための作業工具用ソケットに関する。
上記作業工具用ソケットを、例えばドライバーの先端部であるビットに外嵌装着し、ドライバーを回転操作することによって、ソケット本体のソケット部を一体回転させることでボルト又はナットの締め付け作業や緩め作業を行うようにしている。この作業工具用ソケットは、具体的には、一端部側に第1ソケット部を有し、かつ、他端部側に第1ソケット部の内径とは異なる寸法の内径を有する第2ソケット部を有し、更に第1ソケット部と第2ソケット部との間の中間部に、ドライバーのビットに回転不能な状態で外嵌合される装着部を有するソケット本体と、このソケット本体の外周に軸方向に摺動可能に装着される摺動部材と、を備えている。前記ソケット本体には、ビットの外周面に形成した係合用溝に係合して軸方向におけるソケット本体の位置を固定するための係合部及びこの係合部を径方向に移動案内するための貫通孔を備え、前記摺動部材には、前記係合部を前記係合用溝側へ押し移動する当接部及び前記貫通孔に一致して前記係合部を前記係合用溝から離間する側への移動を許容するための環状の凹部を備えている。更に、前記摺動部材をそれの凹部が前記貫通孔に一致した位置から離れる側へ移動付勢するバネを備えている。従って、前記摺動部材がバネにより付勢されている状態では、前記当接部により前記係合部を前記係合用溝に係合した係合状態となり、前記凹部が前記貫通孔に一致するように前記摺動部材を前記バネによる付勢力に抗して摺動操作した状態では、前記係合部が前記係合用溝から離間する凹部へ移動して前記係合状態が解除される係合解除状態となるように構成されている(例えば特許文献1参照)。
特許第3982599号公報
ところで、作業者は、腰ベルトに各種の作業工具を保持する筒状の工具ホルダーを多数備えており、その工具ホルダーの一つに上記作業工具用ソケットが装着された作業工具としてのドライバーを挿入保持させることがある。その挿入保持させる際に、作業工具用ソケットの摺動部材が工具ホルダーに不測に当たってしまうことがある。そのとき、摺動部材がバネによる付勢力に抗して摺動操作された場合に、前記係合解除状態となり、作業工具用ソケットがドライバーから外れてしまうことがあり、早期改善が要望されている。
本発明が前述の状況に鑑み、解決しようとするところは、摺動部材が付勢力に抗して摺動操作されても、作業工具から外れてしまうことがない作業工具用ソケットを提供することを課題とする。
本発明の作業工具用ソケットは、前述の課題解決のために、少なくとも一端部側にソケット部を有し、かつ、一端部から離間する側に作業工具に備えるビット又は作業工具に備える先端工具用取付部に回転不能な状態で外嵌合される装着部を有するソケット本体と、該ソケット本体の外周に軸方向に摺動可能に装着される摺動部材と、を備え、前記ソケット本体には、前記ビットの外周面又は前記先端工具用取付部の外周面に形成した被係合部に係合して該軸方向における該ソケット本体の位置を固定するための係合部及び該係合部を径方向に移動させる貫通孔を備え、前記摺動部材には、前記係合部を前記被係合部側へ押し移動させる当接部及び前記貫通孔に一致して前記係合部を前記被係合部から離間する側への移動を許容するための凹部を備え、前記摺動部材をそれの凹部が前記貫通孔に一致する位置から離間する側へ移動付勢する付勢手段を備え、前記摺動部材が該付勢手段により付勢されている状態では、前記当接部により前記係合部が前記被係合部に係合した係合状態となり、前記凹部が前記貫通孔に一致するように前記摺動部材を前記付勢手段による付勢力に抗して摺動操作した状態では、前記係合部が前記被係合部から離間する前記凹部側へ移動して前記係合状態が解除される係合解除状態となるように構成されている作業工具用ソケットであって、前記凹部は、前記係合部が入り込み可能な大きさに構成され、前記貫通孔の周方向における位置と前記凹部の周方向における位置とが一致した状態と位置ずれした状態とになるように、前記摺動部材を前記ソケット本体に対して回転可能に構成したことを特徴としている。
かかる構成によれば、作業工具用ソケットをビット又は先端工具用取付部に装着した状態において、ソケット本体に備える貫通孔の周方向における位置と摺動部材の凹部の周方向における位置とが一致した状態から位置ずれした状態になるように、摺動部材を回転させておけば、付勢手段により付勢されている摺動部材が付勢力に抗して摺動操作されたとしても、凹部が貫通孔に一致しないので、被係合部と係合部との係合状態が解除される係合解除状態となることがない。よって、作業工具用ソケットがビット又は先端工具用取付部から外れてしまうことがない。そして、係合状態から係合解除状態にする場合には、付勢手段により付勢されている摺動部材を付勢力に抗して摺動操作した状態で該摺動部材を回転させて凹部を貫通孔に一致させることになる。
また、本発明の作業工具用ソケットは、前記凹部が、貫通孔又は凹みあるいは切欠きから構成されていてもよい。
また、本発明の作業工具用ソケットは、前記先端工具用取付部が、インパクトドライバーのハウジングから突出する出力軸であり、該出力軸に装着される前記ソケット本体に備える前記摺動部材の凹部を、前記ハウジング側端が開放される切欠きから構成し、前記係合部が、前記被係合部に係合する球状体であり、前記切欠きの周方向の幅を、前記球状体の直径よりも小さく設定していてもよい。
ところで、インパクトドライバーのハウジングから突出する出力軸に作業工具用ソケットを装着することができる出力軸の長さ方向の寸法(具体的には16mm程度である)が、ドライバーに備えるビットに作業工具用ソケットを装着することができるビットの長さ方向の寸法に比べて非常に短い。そのため、出力軸の外周面に形成される被係合部から作業工具用ソケットを装着できるハウジング側端までの軸方向の長さが出力軸の半分の長さ(具体的には8mm程度)になる。このことから、摺動部材の凹部を貫通孔から構成すると、摺動部材が軸方向に長くなってしまう。そこで、上記のように、摺動部材の凹部を、前記ハウジング側端が開放される切欠きから構成することによって、摺動部材が軸方向に長くなることを抑制することができる。しかも、切欠きの周方向の幅を、前記球状体の直径よりも小さく設定しておけば、球状体に切欠きが一致したときに、球状体が切欠きから外部へ抜けてしまうことがない。また、切欠きを通して球状体の位置を容易に確認することができる利点がある。
また、本発明の作業工具用ソケットは、前記球状体が前記被係合部に係合した係合状態において、前記摺動部材の前記ハウジング側端と前記ソケット本体のハウジング側端とが軸方向で略同一の位置になるように前記摺動部材の前記ハウジング側端を配置していてもよい。
上記のように配置しておけば、摺動部材のハウジング側端がソケット本体のハウジング側端から軸方向において大きく食み出してしまうことがなく、作業工具用ソケットの小型化を図ることができる。
本発明によれば、摺動部材を回転させて、ソケット本体に備える貫通孔の周方向における位置と摺動部材の凹部の周方向における位置とが一致した状態から位置ずれした状態にすることによって、摺動部材が付勢力に抗して摺動操作されても、作業工具から外れてしまうことがない作業工具用ソケットを提供することができる。
本発明に係る作業工具用ソケットの断面図を示し、(a)は同ソケットがドライバーのビットに装着した状態を示し、(b)は図1(a)におけるA−A線断面図である。 (a)は同ソケットを係合解除状態にした断面図、(b)は図2(a)におけるB−B線断面図である。 図1(b)の状態から摺動部材を90度回転させた状態を示す断面図である。 図1(a)の同ソケットを反対の端からドライバーのビットに装着した状態を示す断面図である。 (a)は他の作業工具用ソケットの断面図を示し、インパクトドライバーの先端工具用取付部に他の作業工具用ソケットを装着した状態を示し、(b)はインパクトドライバーの先端工具用取付部のみを示す側面図である。 (a)は図5(a)における同ソケットの要部を示す断面図、(b)は図5(a)における同ソケットを90度異なる位置で切断した要部の断面図、(c)は図6(a)におけるC−C線断面図である。 (a)は図5(a)の同ソケットを係合解除状態にした断面図、(b)は図7(a)における同ソケットを90度異なる位置で切断した要部の断面図、(c)は図7(a)におけるD−D線断面図である。 図6(c)の状態から摺動部材を90度回転させた状態を示す断面図である。 (a)は図5(a)で示したインパクトドライバーとは異なるインパクトドライバーを示し、インパクトドライバーの出力軸に先端工具用取付部を取り付ける直前の状態を示し、(b)はインパクトドライバーの出力軸に先端工具用取付部を取り付けた状態を示している。 (a)は図9(a)のインパクトドライバーの出力軸に取り付けた先端工具用取付部に他の形態の作業工具用ソケットを取り付けた要部の断面図、(b)は図10(a)における同ソケットを90度異なる位置で切断した要部の断面図、(c)は図10(a)におけるE−E線断面図である。 (a)は図10(a)の同ソケットを係合解除状態にした断面図、(b)は図10(a)における同ソケットを90度異なる位置で切断した要部の断面図、(c)は図11(a)におけるF−F線断面図である。 図10(c)の状態から摺動部材を90度回転させた状態を示す断面図である。
以下、本発明に係る作業工具用ソケットの実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
図1(a)に、作業工具としてのドライバー1のグリップ部2に挿入して装着されたビット3に外嵌装着された作業工具用ソケット4(以下において単にソケットという)を示している。このソケット4は、略円筒状で金属製のソケット本体5と、ソケット本体5の外周にビット3の軸方向に摺動可能に装着される略円筒状で金属製の摺動部材6と、を備える。尚、ソケット本体5の軸方向の長さが、摺動部材6の軸方向の長さよりも長くなっている。ソケット本体5及び摺動部材6は、金属とほぼ同等の強度を有するものであれば、合成樹脂であってもよい。
ソケット本体5は、一端部に第1ソケット部7を備え、他端部に第1ソケット部8の内径寸法と異なる内径寸法を有する第2ソケット部8を備え、一端部と他端部との間、つまり第1ソケット部7と第2ソケット部8との間に、ビット3に回転不能(換言すれば、ビット3と一体回転可能)な状態で外嵌合される装着部9を備えている。第1ソケット部7の外径寸法と第2ソケット部8の外径寸法とが異なっているが、同一の外径寸法に構成してもよい。また、装着部9は、一端部と他端部との間の筒状部からなり、内面が六角形状のビット3に外嵌合できるようにビット3の外径寸法よりも僅かに大きな寸法の六角形状に形成されている。従って、ビット3に対して軸方向への移動は可能であるが、ビット3に対して回転不能(換言すれば、ビット3と一体回転可能)になっている。
第1ソケット部7の内周面7A及び第2ソケット部8の内周面8Aは、ボルト又はナットの形状に合わせた六角形に形成されているが、例えば三角形、四角形、八角形、十二角形等、どのような形状であってもよい。
ソケット本体5には、図1(a),(b)に示すように、ビット3の外周面に形成した被係合部である環状の周溝3Mに係合してビット3の軸方向におけるソケット本体5の位置を固定するための係合部である金属製の球状体10を備えている。また、球状体10が径方向に移動する貫通孔11が、ソケット本体5に形成されている。貫通孔11は、内側に向かうほど径が小さくなるテーパー形状に形成され、かつ、内側端の直径が球状体10の直径よりも小さく形成されている。従って、ソケット4をビット3から取り外した時に、貫通孔11から内側へ球状体10が抜け出してしまうことがないようにしている。
摺動部材6には、球状体10を周溝3M側へ押し移動する円環状の壁からなる当接部12と、貫通孔11に一致して球状体10を周溝3Mから離間する側への移動を許容するための凹部(凹み)13が形成されている。また、摺動部材6をそれに形成の凹部13が貫通孔11に一致した位置から軸方向で外れる側へ(図1(a)では右側へ)移動付勢する付勢手段であるコイルスプリング14を備えている。尚、図1(a)において、コイルスプリング14の付勢力により移動される摺動部材6の右側への移動を制限するための環状の第1ストッパー15をソケット本体5にそれの外面から外側へ突出するように備えている。また、コイルスプリング14の付勢力に抗して摺動部材6を左側へ摺動操作する位置を制限するための第2ストッパー16をソケット本体5にそれの外面から外側へ突出形成している。従って、第1ストッパー15に摺動部材6が当接している状態では、当接部12により球状体10を周溝3Mに係合させる状態を保持することができ、また、第2ストッパー16に摺動部材6が当接している状態では、図2(a),(b)に示すように、摺動部材6の凹部13が貫通孔11に確実に一致させることができるので、球状体10が周溝3Mから離間する(図1(a)では上方)凹部13側へ移動することができる。
上記のように構成されたソケット4において、摺動部材6がコイルスプリング14により付勢されている状態では、当接部12により球状体10を周溝3Mに係合させた係合状態となる(図1(a),(b)参照)。また、凹部13が貫通孔11に一致するように摺動部材6をコイルスプリング14による付勢力に抗して図1(a)の左側へ摺動操作した状態では、球状体10が周溝3Mから離間する(図1(a)では上方)凹部13側へ移動して前記係合状態が解除される係合解除状態となる(図2(a),(b)参照)。
凹部13は、球状体1が入り込み可能な大きさに構成され、摺動部材6の周方向1箇所にのみ形成されている。そして、貫通孔11の周方向における位置と凹部13の周方向における位置とが一致した状態と位置ずれした状態とになるように、摺動部材6をソケット本体5に対して回転可能に外嵌しているため、摺動部材6がソケット本体5に対する回転位置を変更することができる。つまり、摺動部材6とソケット本体5との摩擦力により摺動部材6の回転が阻止され、摺動部材6とソケット本体5との摩擦力に抗して摺動部材6を回転操作することができるようになっている。従って、図1(a),(b)に示す状態では、摺動部材6の凹部13の周方向における位置と球状体10の周方向における位置とが一致している状態である。この一致している状態から摺動部材6をソケット本体5に対して回転させることによって、図3に示すように、摺動部材6の凹部13の周方向における位置と球状体10の周方向における位置とが位置ずれした状態にすることができる。ここでは、摺動部材6をソケット本体5に対して90度回転させているが、球状体10が凹部13に入り込まない角度であれば、どのような角度であってもよい。この位置ずれした状態では、コイルスプリング14による付勢力に抗して摺動部材6がそれの凹部13が貫通孔11へ接近する側へ摺動操作されたとしても、摺動部材6の凹部13が貫通孔11に一致しないので、球状体10と周溝3Mとの係合状態が解除される係合解除状態にならない。よって、ソケット4がビット3から外れてしまうといったトラブルがない。そして、係合状態から係合解除状態にする場合には、凹部13が貫通孔11へ接近するように摺動部材6をコイルスプリング14による付勢力に抗して摺動操作した状態で摺動部材6を回転させて凹部13を貫通孔11に一致させることになる(図2(b)参照)。尚、凹部13と貫通孔11とが周方向で一致した位置がわかるように摺動部材6の外面とソケット本体5の外面に目印を付けておけば、摺動部材6の回転操作を容易迅速に行うことができる。
図1(a)では、第1ソケット部7が左端部に位置し、第2ソケット部8が右端部に位置するようにソケット4をビット3に装着したが、これとは反対になるように装着してもよい。つまり、図4に示すように、第1ソケット部7が右端部に位置し、第2ソケット部8が左端部に位置するようにソケット4をビット3に装着している。要するに、ソケット本体5の両端部のうちのどちら側からでもビット3に外嵌装着可能に構成されているため、前記のような図1(a)の配置と図4の配置の2つの配置にすれば、2種類の大きさのボルト又はナットの回転操作を行うことができる。
また、図1(a)では、第1ソケット部7がビット3の先端から前方へ突出し、また、図4では、第2ソケット部8がビット3の先端から前方へ突出しているため、この状態でボルト又はナットの回転操作を行うことができるが、ビット3からソケット4を取り外し、取り外したソケット4を他の作業工具に装着して使用することもできる。また、図示していないが、ビット3の軸方向に周溝を複数形成し、これら複数の周溝のうちのビット3の先端から離れる作業工具の基端部側に形成された周溝に球状体10を係合させることによって、ソケット4を使用しない位置で保持させることもできる。
尚、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。また、本発明は、ドライバーやインパクトドライバーの他、ソケットレンチや電動ドリルを含む作業工具に適用することができる。
例えば、ソケット4のソケット本体5を、図5(a)に示すように構成してもよい。つまり、一端部にボルト又はナットを回転させるためのソケット部17を有し、かつ、一端部から離間する側となる他端部に作業工具であるインパクトドライバーのハウジング18から突出する先端工具用取付部である出力軸19に回転不能な状態で外嵌合される装着部20を有するソケット本体5に構成してもよい。そして、前記ソケット本体5の外周に出力軸19の軸方向に摺動可能に装着される摺動部材21を備えて、ソケット4を構成している。摺動部材21の軸方向の寸法は、ソケット本体5の軸方向の寸法よりも短くなっている。尚、インパクトドライバーに備えるスイッチ18SをONすることによって、図示していないバッテリの電力により出力軸19が駆動回転され、ソケット4が一体回転する。装着部20は、他端部に位置する筒状部からなり、内面が4角形状の出力軸19に外嵌合できるように出力軸19の外径よりも僅かに大きな4角形状に形成されている。従って、ソケット本体5が出力軸19に対して軸方向への移動は可能であるが、出力軸19に対して回転不能(換言すれば、出力軸19と一体回転可能)になっている。
ソケット本体5には、図5(a)に示すように、出力軸19の外周面に形成した被係合部である環状の周溝19Mに係合して出力軸19の軸方向におけるソケット本体5の位置を固定するための係合部である金属製の2個の球状体22,22を備えている。また、2個の球状体22,22を径方向に移動案内するための2個の貫通孔23,23が、ソケット本体5に形成されている。各貫通孔23は、図6(a),(c)にも示すように、内側に向かうほど径が小さくなるテーパー形状に形成され、かつ、内側端の直径が球状体22の直径よりも小さく形成している。従って、ソケット4を出力軸19から取り外した時に、各貫通孔23から内側に各球状体22が外れてしまうことがないようにしている。2個の球状体22,22は、互いに対向するように周方向において180度位相がずれた位置に配置されているが、対向しない位置であってもよい。また、3個以上の球状体を周方向に所定間隔をおいて配置してもよい。
摺動部材21には、2個の球状体22,22を周溝19M側へ押し移動する円環状の壁からなる当接部24と、貫通孔23,23に一致して球状体22,22を周溝19Mから離間する側への移動を許容するための凹部であるU字状の2個の切欠き25,25(図6(a),(b)参照)がハウジング18側端に形成されている。各切欠き25は、インパクトドライバーのハウジング18側端が開放され、その開放端から該ハウジング18から離間する側に直線状に延び互いに平行をなす一対の直線部と、一対の直線部の端部同士を連結する円弧状の円弧部とを備えている。
また、摺動部材21をそれの切欠き25,25が貫通孔23,23に一致した位置から外れる側へ(図5(a)では右側のハウジング18側へ)移動付勢する付勢手段である1個のコイルスプリング26を球状体22,22よりもインパクトドライバーのハウジング18側から離間する位置に備えている。尚、図5(a)において、コイルスプリング26の付勢力により移動される摺動部材21の右側(ハウジング18側)への移動を制限するための第1ストッパー27をソケット本体5に備えている。また、コイルスプリング26の付勢力に抗して摺動部材21を左側(ハウジング18から離間する側)へ移動させる位置を制限するための当接部である第2ストッパー28をソケット本体5に形成している。従って、第1ストッパー27に摺動部材21が当接している状態では、図6(a),(c)に示すように、当接部24により球状体22,22を周溝19M,19Mにそれぞれ係合させる状態を保持することができる。また、第2ストッパー28に摺動部材21が当接している状態では、図7(a),(c)に示すように、摺動部材21の切欠き25,25が貫通孔23,23に一致して球状体22,22が周溝19M,19Mからそれぞれ離間する切欠き25,25(図5(a)では上方)側へ移動することができるようにしている。
上記のように構成されたソケット4では、摺動部材21がコイルスプリング26によりハウジング18側へ移動付勢されている状態では、当接部24により球状体22,22を周溝19M,19Mにそれぞれ係合させた係合状態となる(図5(a)、図6(a),(b),(c)参照)。また、切欠き25,25が貫通孔23,23に一致するように摺動部材21をコイルスプリング26による付勢力に抗して図5(a)の左側(ハウジング18側から離間する側)へ摺動操作した状態では、切欠き25,25に球状体22,22が周溝19M,19Mから離間する切欠き25,25側へ移動して前記係合状態が解除される係合解除状態となる(図7(a),(b),(c)参照)。
切欠き25,25は、球状体22,22が入り込み可能な大きさに構成され、かつ、球状体22,22の周方向の位置に対応するように摺動部材21の周方向2箇所に形成されている。そして、貫通孔23,23の周方向における位置と切欠き25,25の周方向における位置とが一致した状態と位置ずれした状態とになるように、摺動部材21をソケット本体5に対して回転可能に外嵌している。そのため、摺動部材21がソケット本体5に対する回転位置を変更することができる。つまり、摺動部材21とソケット本体5との摩擦力により摺動部材21の回転が阻止された状態であり、この状態から摺動部材21とソケット本体5との摩擦力に抗して摺動部材21を回転操作することによって、摺動部材21の切欠き25,25の周方向における位置と球状体22,22の周方向における位置とを変更することができる。従って、図5(a)及び図6(a),(b),(c)に示す状態では、摺動部材21の切欠き25,25の周方向における位置と球状体22,22の周方向における位置とが一致している状態である。この一致している状態から摺動部材21をソケット本体5に対して回転させることによって、図8に示すように、摺動部材21の切欠き25,25の周方向における位置と球状体22,22の周方向における位置とが位置ずれした状態にすることができる。ここでは、摺動部材21をソケット本体5に対して90度回転させているが、球状体22,22が切欠き25,25に入り込まない角度であれば、どのような角度であってもよい。この位置ずれした状態では、コイルスプリング26による付勢力に抗して摺動部材21がそれの切欠き25,25が貫通孔23,23へ接近する側へ摺動操作されたとしても、摺動部材21の切欠き25,25が貫通孔23,23に一致しないので、球状体22,22と周溝19Mとの係合状態が解除される係合解除状態にならない。よって、ソケット4が出力軸19から外れてしまうといったトラブルがない。そして、係合状態から係合解除状態にする場合には、摺動部材21をコイルスプリング26による付勢力に抗して切欠き25,25が貫通孔23,23へ接近する側へ摺動操作した状態で摺動部材21を回転させて切欠き25,25を貫通孔23,23に一致させることになる(図7(c)参照)。
ところで、インパクトドライバーのハウジング18から突出する出力軸19にソケット4を装着することができる出力軸19の長さ方向の寸法、つまり図5(b)に示す出力軸19の前側の円筒部19Aの長さ方向の寸法L1(具体的には16mm程度である)が、図1に示すソケット4を装着することができるビット3の長さ方向の寸法に比べて非常に短い。そして、出力軸19に形成される被係合部である周溝19Mの軸方向中心からソケット4を装着することができるハウジング側端19Tまでの軸方向の長さが出力軸19の円筒部19Aの長さの半分の長さ(具体的には8mm程度)になる。このことから、摺動部材21の凹部を貫通孔で構成すると、摺動部材21が軸方向に長くなってしまう。そこで、上記のように、摺動部材21の凹部を、前記ハウジング側端が開放される切欠き25,25から構成することによって、摺動部材21が軸方向に長くなることを抑制することができる。しかも、切欠き25,25の周方向の幅を、前記係合部である球状体22,22の直径よりも小さく設定しておけば、球状体22,22に切欠き25,25が一致したときに、球状体22,22が切欠き25,25から外部へ抜けてしまうことがない。また、図6(b)に示すように、切欠き25,25を通して球状体22,22の位置を容易に確認することができる利点がある。このため、切欠き25,25と貫通孔23,23とが周方向で一致する位置がわかるように、摺動部材21の外面とソケット本体5の外面に目印を付けなくて済む。また、図5(a)に示すように、球状体22,22が被係合部である周溝19Mに係合した係合状態において、摺動部材21のハウジング側端21Tとソケット本体5のハウジング側端5Tとが軸方向で同一の位置(図5(a)においてハウジング側端21Tがソケット本体5のハウジング側端5Tよりも僅かに右側又は左側に位置する略同一の位置であってもよい)になるように摺動部材21のハウジング側端21Tを配置している。このように配置しておけば、摺動部材21のハウジング側端21Tがソケット本体5のハウジング側端5Tから軸方向において大きく食み出してしまうことがなく、ソケット4の小型化を図ることができる。
また、図5(a)で示したインパクトドライバーの出力軸19を、図9(a)に示す構成にしてもよい。つまり、インパクトドライバーのハウジング18から前方に突出しかつ回転可能に軸支される出力軸29には、6角孔(図示せず)を備えている。この6角孔に差し込まれる先端工具用取付部であるソケットアダプター30を出力軸29に固定する摺動可能なスリーブ31が出力軸29に外装されている。スリーブ31はバネにより一方側(図9(a)においてハウジング18から突出(離間)する左側)に付勢されており、このバネの付勢力に抗して右側へ摺動操作することによって、ソケットアダプター30の6角軸31Bを差し込むことができ、差し込んでからスリーブ31から手を離すことによって、バネの付勢力によりスリーブ31が前記一方側(左側)に摺動して固定状態になる。ソケットアダプター30は、6角孔に差し込まれて固定される6角軸31Aと、ソケット4を装着するための断面形状が略4角形状の装着部31Bと、を備えている。図10(a)〜(c)に示すように、装着部30Bの4つの側面30a〜30dのうちの横一側面30bに形成された凹部30Xにボール32を出退自在に備えるとともに、ボール32をバネ(図示せず)により突出側に付勢している。このボール32は、後述する一方の貫通孔33に係合してソケット4をソケットアダプター30に固定するための係合部を構成する。また、四つの側面30a〜30dのうちの上下側面30c,30dにソケット4に備える球状体22,22が係合する凹部30Y,30Yが形成されている。
ソケット4は、図5(a)とほぼ同一構成であり、同一構成には同一の符号を付すとともに説明を省略する。図5(a)のソケット4と唯一異なる部分は、ソケット本体5にボール32が係合する貫通孔33が形成されている。貫通孔33は、180度位相が異なる位置、つまり径方向において相対向する位置(図10(c)では左右方向)に一対形成されている。従って、ボール32が左側面又は右側面のいずれに位置している場合でも、ボール32をいずれかの貫通孔33又は33に係合することができ、使用面において有利であるが、1個の貫通孔のみを形成して実施することもできる。また、貫通孔33は、凹部であってもよい。
上記ソケット4は、図5(a)と同様に、摺動部材21がコイルスプリング26によりハウジング18側へ移動付勢されている状態では、当接部24により球状体22,22が凹部30Y,30Yにそれぞれ係合した係合状態となる(図10(a)、(b),(c)参照)。また、切欠き25,25が貫通孔23,23に一致するように摺動部材21をコイルスプリング26による付勢力に抗して図11(a)に示すように左側(ハウジング18側から離間する側)へ摺動操作した状態では、球状体22,22が凹部30Y,30Yから離間する切欠き25,25側へ移動して前記係合状態が解除される係合解除状態となる(図11(a),(b),(c)参照)。前記球状体22,22が凹部30Y,30Yに係合した時の係合力に加えて、ボール32が貫通孔33に係合している係合力によっても、ソケット4をソケットアダプター30に固定している。
また、切欠き25,25は、球状体22,22が入り込み可能な大きさに構成され、かつ、球状体22,22の周方向の位置に対応するように摺動部材21の周方向2箇所に形成されている。そして、貫通孔23,23の周方向における位置と切欠き25,25の周方向における位置とが一致した状態と位置ずれした状態とになるように、摺動部材21をソケット本体5に対して回転可能に外嵌している。そのため、摺動部材21がソケット本体5に対する回転位置を変更することができる。つまり、摺動部材21とソケット本体5との摩擦力により摺動部材21の回転が阻止された状態であり、この状態から摺動部材21とソケット本体5との摩擦力に抗して摺動部材21を回転操作することによって、摺動部材21の切欠き25,25の周方向における位置と球状体22,22の周方向における位置とを変更することができる。従って、図10(a),(b),(c)に示す状態では、摺動部材21の切欠き25,25の周方向における位置と球状体22,22の周方向における位置とが一致している状態である。この一致している状態から摺動部材21をソケット本体5に対して回転させることによって、図12に示すように、摺動部材21の切欠き25,25の周方向における位置と球状体22,22の周方向における位置とが位置ずれした状態にすることができる。ここでは、摺動部材21をソケット本体5に対して90度回転させているが、球状体22,22が切欠き25,25に入り込まない角度であれば、どのような角度であってもよい。この位置ずれした状態では、コイルスプリング26による付勢力に抗して摺動部材21がそれの切欠き25,25が貫通孔23,23へ接近する側へ摺動操作されたとしても、摺動部材21の切欠き25,25が貫通孔23,23に一致しないので、球状体22,22と凹部30Y,30Yとの係合状態が解除される係合解除状態にならない。よって、ソケット4がソケットアダプター30から外れてしまうといったトラブルがない。そして、係合状態から係合解除状態にする場合には、摺動部材21をコイルスプリング26による付勢力に抗して切欠き25,25が貫通孔23,23へ接近する側へ摺動操作した状態で摺動部材21を回転させて切欠き25,25を貫通孔23,23に一致させることになる(図10(c)参照)。尚、切欠き25,25を貫通孔23,23に一致させた係合解除状態にしてソケット4をソケットアダプター30から取り外す際には、ボール32を貫通孔33から外す力が作用する。つまり、ボール32が貫通孔33の縁を乗り越えるように凹部30X内にバネの付勢力に抗してボール32を引っ込ませるようにソケット4を移動させる力が必要になる。
前記実施形態では、摺動部材6をそれの凹部13が貫通孔11に一致した位置から外れる側へ移動付勢する付勢手段としてコイルスプリング14を用いたが、板バネや各種の弾性復元力を有する弾性部材から構成してもよい。
また、前記実施形態では、凹部が、図1(a)では凹み13であり、また、図5(a)では切欠き25であったが、貫通孔であってもよい。
また、前記実施形態では、貫通孔11に対して1個の球状体10を配置したが、貫通孔11の貫通方向に沿って複数の球状体を配置した構成であってもよい。このように複数の球状体で構成することによって、1個の球状体の場合に比べて球状体の直径を小さくすることができ、その分貫通孔11も小さくすることができ、ソケット4の小型化を図ることができる。特に、インパクトドライバーに装着するソケットには、有利になる。
また、前記実施形態では、摺動部材6とソケット本体5との摩擦力によって摺動部材6の回転が阻止され、摺動部材6とソケット本体5との摩擦力に抗して摺動部材6を回転させる構成としたが、ロック及びロック解除自在なロック機構を備えて、そのロック機構をロック解除させてから摺動部材6を回転させるようにしてもよい。また、摺動部材6を所定角度回転すると、自動的に回転不能となるロック解除自在なロック機構を設けて実施することもできる。
1…ドライバー、2…グリップ部、3…ビット、3M…周溝(被係合部)、4…ソケット、5…ソケット本体、5T…ハウジング側端、6…摺動部材、7…第1ソケット部、7A,8A…内周面、8…第2ソケット部、9…装着部、10…球状体(係合部)、11…貫通孔、12…当接部、13…凹部(凹み)、14…コイルスプリング(付勢手段)、15…第1ストッパー、16…第2ストッパー、17…ソケット部、18…インパクトドライバーのハウジング、18S…スイッチ、19…出力軸(先端工具用取付部)、19A…円筒部、19M…周溝(被係合部)、19T…ハウジング側端、20…装着部、21…摺動部材、21T…ハウジング側端、22…球状体(係合部)、23…貫通孔、24…当接部、25…切欠き(凹部)、26…コイルスプリング(付勢手段)、27…第1ストッパー、28…第2ストッパー、29…出力軸、30…ソケットアダプター(先端工具用取付部)、30A…6角軸、30B…装着部、30a〜30d…4つの側面、30X…凹部、30Y…凹部、31…スリーブ、32…ボール、33…貫通孔

Claims (2)

  1. 少なくとも一端部側にソケット部を有し、かつ、一端部から離間する側に作業工具に備えるビット又は作業工具に備える先端工具用取付部に回転不能な状態で外嵌合される装着部を有するソケット本体と、該ソケット本体の外周に軸方向に摺動可能に装着される摺動部材と、を備え、
    前記ソケット本体には、前記ビットの外周面又は前記先端工具用取付部の外周面に形成した被係合部に係合して該軸方向における該ソケット本体の位置を固定するための係合部及び該係合部を径方向に移動させる貫通孔を備え、
    前記摺動部材には、前記係合部を前記被係合部側へ押し移動させる当接部及び前記貫通孔に一致して前記係合部を前記被係合部から離間する側への移動を許容するための凹部を備え、
    前記摺動部材をそれの凹部が前記貫通孔に一致する位置から離間する側へ移動付勢する付勢手段を備え、
    前記摺動部材が該付勢手段により付勢されている状態では、前記当接部により前記係合部が前記被係合部に係合した係合状態となり、前記凹部が前記貫通孔に一致するように前記摺動部材を前記付勢手段による付勢力に抗して摺動操作した状態では、前記係合部が前記被係合部から離間する前記凹部側へ移動して前記係合状態が解除される係合解除状態となるように構成されている作業工具用ソケットであって、
    前記凹部は、前記係合部が入り込み可能な大きさに構成され、前記貫通孔の周方向における位置と前記凹部の周方向における位置とが一致した状態と位置ずれした状態とになるように、前記摺動部材を前記ソケット本体に対して回転可能に構成し、
    前記摺動部材は、前記貫通孔側への軸方向の摺動と周方向の回転とにより前記位置ずれした状態から前記一致した状態へ切り替え可能に構成され
    前記先端工具用取付部が、インパクトドライバーのハウジングから突出する出力軸であり、該出力軸に装着される前記ソケット本体に備える前記摺動部材の凹部を、前記ハウジング側端が開放される切欠きから構成し、前記係合部が、前記被係合部に係合する球状体であり、前記切欠きの周方向の幅を、前記球状体の直径よりも小さく設定していることを特徴とする作業工具用ソケット。
  2. 前記球状体が前記被係合部に係合した係合状態において、前記摺動部材の前記ハウジング側端と前記ソケット本体のハウジング側端とが軸方向で略同一の位置になるように前記摺動部材の前記ハウジング側端を配置していることを特徴とする請求項に記載の作業工具用ソケット。
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