JP2014040014A - 印刷装置及び印刷方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】記録媒体(ラベル用紙)の使用量を正確に把握して課金することができる印刷装置を提供する。
【解決手段】用紙ロールから供給される記録媒体を搬送経路に沿って移動させる搬送部と、インクリボンのインクを記録媒体に熱転写して印刷するサーマルヘッドと、記録媒体への印刷モードを判別し、記録媒体への印刷処理を制御する制御部と、印刷モードが予め設定したモードのときに、記録媒体を用紙ロールからサーマルヘッドに向けて第1の方向に搬送した搬送量を算出する搬送量演算部と、を備える。
【選択図】図3

Description

本発明の実施形態は、インクリボン等を用いて記録媒体上にバーコード等の印刷を行うとともに、課金を可能にした印刷装置及び印刷方法に関する。
一般に、インクリボン等を用いて記録媒体(ラベル用紙)上にバーコード等を印刷する印刷装置として、ラベルプリンタやバーコードプリンタのサーマルプリンタが知られている。サーマルプリンタは、複数の発熱素子をラベル用紙の搬送方向と直交する方向(主走査方向)に配列したサーマルヘッドを備えている。
サーマルヘッドは、プラテンローラに対向して配置され、用紙ロールから供給されるラベル用紙を搬送経路上に沿って搬送し、ラベル用紙とインクリボンとをサーマルヘッドとプラテンローラの間に挟んで加圧させる。そして駆動モータによってプラテンローラを回転させてラベル用紙を搬送し、インクリボンにサーマルヘッドの発熱素子を接触させて、インクリボンからラベル用紙にインクを熱転写する。インクリボンは、搬送経路に沿って移動しながらリボン巻取りローラに巻き取るようにしている。特許文献1参照方。
ところで、従来の印刷装置では、ラベル用紙をどれだけ使用したかは、用紙ロールの残容量を目視で確認するしかない。したがって、ラベル用紙の使用量に応じて課金をしたい場合は、使用量を正確に把握することができず、正確な課金が行えないという不具合がある。
特開平10−157244号公報
発明が解決しようとする課題は、記録媒体(ラベル用紙)の使用量を正確に把握して課金することができる印刷装置及び印刷方法を提供することにある。
実施形態の印刷装置は、用紙ロールから供給される記録媒体を搬送経路に沿って移動させる搬送部と、インクリボンのインクを前記記録媒体に熱転写して印刷するサーマルヘッドと、前記記録媒体への印刷モードを判別し、前記記録媒体への印刷処理を制御する制御部と、前記印刷モードが予め設定したモードにあるときに、前記記録媒体を前記用紙ロールから前記サーマルヘッドに向けて第1の方向に搬送した搬送量を算出する搬送量演算部と、を備える。
一実施形態に係る印刷装置の全体構成を示す斜視図。 一実施形態に係る印刷装置の内部構造を示す構成図。 一実施形態に係る印刷装置の制御系を示すブロック図。 一実施形態に係る印刷装置の操作部と表示部を拡大して示す正面図。 一実施形態においてラベル用紙への印刷例を示す説明図。 一実施形態においてラベル用紙の搬送量を算出する際の動作を示すフローチャート。 一実施形態において搬送量を表示及び印刷する際の動作を示すフローチャート。
以下、発明を実施するための実施形態について、図面を参照して説明する。尚、各図において同一箇所については同一の符号を付す。
(第1の実施形態)
図1は、一実施形態に係る印刷装置の全体構成を示す斜視図である。図1において、印刷装置10は、プリンタエンジンを格納する制御ボックス11と、ヒンジ13により制御ボックス11と回動可能に接続されたカバー12を有する。また、カバー12の正面には、印刷された記録媒体(ラベル用紙)を排出する排出口14を設け、制御ボックス11の正面には、操作部15と、操作情報や操作メニューを表示する表示部16を設けている。表示部16は、液晶画面等を用いて構成される。
図2は、印刷装置10の内部構造を示す構成図であり、図1のカバー12を開いた状態を示している。
図2において、筐体20の内部には、用紙ロール21が収容されている。用紙ロール21は、保持部24に回転可能に保持されている。用紙ロール21は、記録媒体であるラベル用紙22の付いた台紙23をロール状に巻いたものであり、台紙23が外側を向くように巻かれている。ラベル用紙22には、台紙23と接する面に粘着層が設けられており、必要に応じてラベル用紙22を台紙23から剥がすことができる。以下、ラベル用紙22と台紙23を総称して用紙Dと呼ぶ。用紙Dは、図2における矢印A方向に搬送される。
また、筐体20の内部には、インクリボン25をリボン供給軸26に巻いたインクリボンロール27と、インクリボンロール27から供給されるインクリボン25を巻き取って保持するリボン巻取軸28を有している。インクリボンロール27から供給されたインクリボン25は、矢印B方向に供給され、搬送路29を介してリボン巻取軸28に巻き取られる。
さらに、筐体20の内部には、用紙ロール21から供給される用紙Dを搬送する搬送ローラ31及びピンチローラ32と、用紙Dを検出する用紙検出センサ33と、インクリボン25および用紙Dを搬送するプラテンローラ34を有している。搬送ローラ31、ピンチローラ32及びプラテンローラ34等は、用紙Dの搬送経路にある。尚、搬送ローラ31、ピンチローラ32、プラテンローラ34等は、用紙ロール21から供給される用紙Dを搬送経路に沿って搬送する搬送部を構成する。
また、プラテンローラ34の上方に対向してサーマルヘッド35が配置されており、プラテンローラ34とサーマルヘッド35との間には、インクリボン25及び用紙Dが挟まれる。サーマルヘッド35は、持上げ機構36の下面に固定されており、サーマルヘッド35の下面の先端部に発熱素子が設けられている。発熱素子は、プラテンローラ34の軸線方向に沿って、ラベル用紙22の搬送方向と直角な方向(主走査方向)に所定間隔で複数配置されている。
また、インクリボン搬送路29は、インクリボンロール27に巻かれたインクリボン25を、ラベル用紙22に向けて供給する。インクリボン25は、ラベル用紙22上に重なった状態でプラテンローラ34とサーマルヘッド35との間を通ったのち、上方に向きを変えてリボン巻取軸28に巻取られる。
サーマルヘッド35は、持上げ機構36によってプラテンローラ34に対して昇降し、サーマルヘッド35が下降したときにインクリボン25及びラベル用紙22はプラテンローラ34に押し付けられ、インクリボン25からラベル用紙22にインクを熱転写して印刷が行われる。またサーマルヘッド35が上昇すると、プラテンローラ34から離れ、非印字状態となる。印刷された用紙Dは、排出口14から排出される。
図3は、実施形態に係る印刷装置10の制御系を示すブロック図である。図3において、印刷装置10は制御部41を有し、制御部41には、バスライン42を介してROM(Read Only Memory)43、RAM(Random Access Memory)44、表示制御部45、通信部46、操作部15及び画像生成部47が接続されている。
制御部41は全体の動作を制御するCPUを含む。ROM43には、操作情報や設定情報、動作プログラム等が格納され、RAM44には、各種の処理情報が格納される。表示制御部44は、表示部16を制御し、通信部46は、外部に設けられたホストコンピュータ100等と通信を行う。通信部46は、LAN等のネットワーク101に接続されており、ネットワーク101には、サーバ200が接続されている。サーバ200と通信部46間は、例えばSNMP(Simple Network Management Protocol)で通信する。
操作部15は、例えばオペレーターが手動でデータを入力する各種の入力キーを含む。画像生成部47は、ラベル用紙22に印字するラベル画像、例えばバーコードやQRゴード(登録商標)等の画像を生成する。即ち、画像生成部47には、所定の用紙サイズに合わせたイメージバッファが用意されており、イメージバッファにバーコード等の2次元コードや文字等の描画を行い、イメージバッファに描画されたデータを1ライン毎にサーマルヘッド35に転送して、用紙Dのラベル用紙22に印字を行う。
またバスライン42には、モータ制御部48、49、ヘッド制御部50、搬送量演算部51が接続されている。モータ制御部48は、用紙ロール21や、搬送部を構成する搬送ローラ31、ピンチローラ32、プラテンローラ34等を回転駆動するステッピングモータ52の回転を制御する。またモータ制御部49は、リボン巻取軸28を駆動するリボンモータ53の回転を制御する。
さらにヘッド制御部50は、持上げ機構36を制御してサーマルヘッド35を昇降してラベル用紙22への印字・非印字の制御を行う。またサーマルヘッド35の発熱素子の発熱状態を制御する。搬送量演算部51は、ラベル用紙22へ印刷する印刷モードに応じて、用紙Dを用紙ロール21からサーマルヘッド35に向けて搬送したときの搬送量を算出する。詳細は後述する。
図3の印刷装置10は、制御部41の制御下において、操作部15またはホストコンピュータ100からの指示に従って、記録媒体であるラベル用紙22にサーマルヘッド35により印刷し、印刷後の用紙Dを排出口14へ搬送して排出する。ラベル用紙22へ印刷する際には、ユーザが操作部15を操作し、表示部16にメニュー画面等を表示して印刷モードを指示する。或いはホストコンピュータ100から入力して印刷モードの指示を行う。制御部41は、指示された印刷モードを判別し、ラベル用紙22への印刷処理を制御する。
図4は、図1の操作部15と表示部16を拡大して示す正面図である。図4において、操作部15は、上方向カーソルキー61と、下方向カーソルキー62と、右方向カーソルキー63と、下方向カーソルキー64を有している。また、エンターキー65と、キャンセルキー66と、ポーズ(Pause)キー67等を有している。
ところで、上述した印刷装置10を有料化して貸し出す場合は、用紙Dの使用量を基に課金することになるため、用紙Dの使用量を正確に把握する必要がある。また使用者に対して用紙Dの使用量を明示する必要がある。
実施形態に係る印刷装置10は、用紙Dの使用量を正確に把握して課金するため、図3に示すように、搬送量演算部51を備えている。以下、搬送量演算部51の動作を具体的に説明する。
搬送量演算部51は、予め設定した印刷モード(課金モード)において、ステッピングモータ52を回転して用紙Dを用紙ロール21からサーマルヘッド35に向けて第1の方向に搬送したとき(正転したとき)の搬送量を算出する。また算出した結果を表示部16に表示する。但し、ステッピンクモータ52を逆方向に回転したとき等の搬送量はカウントしない。搬送量をカウントしないモード(非課金モード)は、いくつかあるが後述する。尚、ステッピンクモータ52を逆方向に回転し、用紙Dを逆方向に搬送することを、以下の説明ではバックフィードと呼ぶ。
即ち、搬送量演算部51は、用紙Dの搬送量をカウントするカウンタを有し、コマンドで指定されたラベル長によって用紙Dの搬送量を算出する。例えば、ラベル用紙22に印刷して発行する際、使用するラベル画像のピッチをコマンドによって指定する。また、何枚印刷するかをコマンドによって指定する。そしてラベル画像のピッチを枚数分だけ乗算することによって用紙Dの搬送量を算出し、ラベル用紙の使用量を算出する。
図5は、ラベル用紙22にピッチPで示すラベル長のラベル画像70を印刷する例を示している。ラベル画像70は、2次元コードや文字等でなる画像である。例えば、76mmピッチのラベル画像70を印刷したラベルを10枚発行するとすれば、76mm×10枚=760mmのラベル用紙22が搬送されたことになる。したがって、搬送量演算部51のカウンタは、カウント値760mmをカウントする。また、指定された枚数の印刷が終了し、新たなコマンドが入力されたときは、カウンタの値をリセットする。
印刷装置10は、ステッピンクモータ52の回転量に応じて用紙Dの搬送量を把握することができるため、指定されたピッチPの間隔で順次に用紙Dを搬送してラベル用紙22に印字し、指定された枚数分だけ印刷し終わると排出する。したがって、印刷装置10を有料化して貸し出す場合は、搬送量演算部51によってカウントした搬送量(例えば、760mm)に一定の料金を乗算して課金することができる。
課金処理は、例えば、サーバ200にて行う。サーバ200には、搬送量演算部51によって算出した搬送量を使用者毎に記憶しておき、算出した搬送量をもとに料金を設定し、使用者に使用量(搬送量又は料金)を提示する。したがって、サーバ200は、搬送量演算部51で算出した搬送量、及び搬送量に基づいて設定した料金の少なくとも一方を使用者に提示可能な提示部を構成する。
サーバ200から使用者への使用量の請求は、ネットワーク101を介して行うことができる。また、使用量の請求は、メールで送信するようにしてもよい。或いは、使用者の要求に応じて現時点の使用量(搬送量又は料金)を提示することもできる。
また課金処理は、制御部41によって行うようにしてもよい。制御部41は、搬送量演算部51によって算出した搬送量をもとに料金を設定し、表示部16に表示して使用者に使用量(搬送量又は料金)を提示する。したがって、制御部41によって課金処理を行う場合、制御部41と表示部16は、搬送量演算部51で算出した搬送量、及び搬送量に基づいて設定した料金の少なくとも一方を使用者に提示可能な提示部を構成する。
図6は、ラベル用紙22に印刷指示を行う際の、コマンドの指定と、用紙Dの搬送量の算出の動作を示すフローチャートである。図6において、動作A1は、予め設定した印刷モードにおけるスタートを示し、動作A2ではコマンドにより、ラベル画像のピッチPを指定し、ラベルの発行枚数を指定する。ピッチPの指定と発行枚数の指定は、表示部16にメニュー画面を表示し、課金モードを選択して操作部15のキー入力によって行う。或いはホストコンピュータ100から入力して行う。
動作A3では、搬送量演算部51により搬送量(A)を算出する。搬送量(A)は(A=ラベルピッチP×発行枚数)で表される。動作A4では、ラベル用紙22に指定枚数分のラベル画像70を印刷して排出する。
動作A5では、動作A3で演算した値(A)を加算する。例えば、同じユーザが前に印刷したときの搬送量(X)がある場合は、以前に算出した(X)に新たな搬送量(A)を加算する。さらに、印刷指示を行う場合は動作A2に戻って同様の処理を行い、印刷処理を終了する場合は動作A6で終了する。
動作A2〜動作A6で算出した搬送量は、通信部46によってサーバ200に送られ、サーバ200は使用者毎に搬送量を記憶する。サーバ200は、搬送量をもとに料金を算出し、ネットワーク101を介して使用者に対して使用料金の請求を行う。或いは、使用者の要求に応じて料金の提示を行う。
使用者毎に使用量を管理するには、例えば印刷装置10にユーザ認証機能を備え、使用者が印刷装置10を利用する際に、個人又は部門を識別する識別番号を入力させたり、IDカード等を挿入させて使用者や部門を判別するとよい。使用者が個人又は特定の部門に限定される場合は、認証は不要である。
また、印刷装置10を利用して印刷したあとで、用紙Dの搬送量を表示部16に表示、又はラベル用紙22に印刷することもできる。
図7は、印刷を終えたあとに用紙Dの搬送量を表示部16に表示、又はラベル用紙22に印刷する際の動作を示すフローチャートであり、制御部41での搬送量の表示、又は印刷処理を示すものである。図4を参照して説明する。
図7において、動作A11はスタートであり、動作A12では、印刷装置10の電源を入れる。電源を入れるとオンライン状態になり、先ずポーズボタン67を押す。動作A13ではPAUSE状態になる。この状態で特定のキー、例えば上方向カーソルキー61が3秒以上押されると、動作A14では、搬送量演算部51のカウント値が表示部16に表示される。例えば用紙Dの搬送量が、320cm、126inchと表示される。
動作A14での表示内容を確認したあと、キャンセルボタン66が押されたときは動作A12に戻り、表示確認のみで終了し、印刷は行わない。また動作A14でエンターキー65が押されたときは動作A15に移行し、ラベル用紙22に搬送量(320cm、126inch)が印字されて出力される。また動作A15のあとは動作A12に戻って次の指示を待つ。
また、動作A14での表示としては、搬送量に代えて料金を表示してもよいし、搬送量と料金の両方を表示してもよい。同様に動作A15での印字では、搬送量に代えて料金を印字してもよいし、搬送量と料金の両方を印字してもよい。
尚、搬送量をカウントしない非課金モードは、例えば以下のような(a)〜(h)のモードがある。
(a)カットモード:排出口14の出口にカッターを設け、用紙Dをカットするカットする場合がある。このカットモードでは、指定された枚数分の印刷が終了したときに、用紙Dを一旦、排出口14まで搬送して排出し、カットすることになる。カットしたあとは用紙Dを少しバックフィード(巻戻し)し、カットされた位置から次の印刷を行うことになる。したがって、用紙の搬送量を算出する場合は、印刷位置カット位置までの搬送量と、カット位置から印刷位置までのバックフィード分の搬送量はカウントしないようにする。
(b)台紙剥離モード:図2の例では、印刷の終えた用紙Dを排出口14から排出する例を説明したが、筐体20内部の排出口14の近傍に台紙剥離ガイドを設けたものもある。台紙剥離ガイドは、用紙Dを排出口14の直前で急角度に折曲げることにより、台紙23からラベル用紙22を剥離させるものであり、剥がしたラベル用紙22を排出口14から排出し、台紙23は台紙巻取り機構によって巻き取る。したがって、台紙剥離ガイドを設けてラベル用紙を剥離するモードでは、一旦、用紙Dを剥離位置まで搬送し、そのあとでバックフィードして印刷位置まで戻して印刷をリスタートさせるため、印刷位置から剥離位置までの搬送とバックフィードして印刷位置まで搬送する期間は搬送量をカウントしない。
(c)メンテナンスモード:印刷装置10のメンテナンス時には、オフラインモードとし、用紙Dを第1の方向に搬送(正転)したり、バックフィードを行って印刷し、機器の状態を確認するため、メンテナンスモードでは、搬送量をカウントしない。
(d)手動バックフィードモード:印刷装置10は、通常モードでは制御部41の制御のもとに動作するが、例えば印字位置を指定する場合は、手動で用紙Dを正転させたり、バックフィードすることがある。したがって、手動モードでは、正転及びバックフィードに拘わらず、搬送量をカウントしない。
(e)オートキャリブレーションモード:ラベル間の長さを調べるモードであり、用紙Dを正転させたり、バックフィードしてラベル間の長さを測定する。したがって、オートキャリブレーションモード時の搬送量はカウントしない。
(f)自動正転待機モード:印刷を終了したあと、正転させて用紙Dを次の印刷位置に待機させるモードであり、自動正転待機モードでは、搬送量をカウントしない。
(g)エラーモード:印刷処理の途中で、例えば、インクリボンロール27のインクリボン25がなくなった場合は、エラー発生となる。このとき、用紙Dはラベル用紙22の1枚分を搬送して次のラベル用紙22から正しく印刷(リスタート)することになる。したがって、エラーが発生してリスタートする間に搬送した搬送量はカウントしない。用紙ロール21の用紙Dがなくなり、エラーが発生した時も同様である。
(h)RFIDに情報を書き込むモード:ラベル用紙22にRFIDを書き込むこともあるが、この場合は、最初にラベル用紙22の所定の位置にRFIDを書込み、書き込んだ後で通常の印刷処理を行う。したがって、RFIDの書込みのために正転させてバックフィードした場合の搬送量はカウントしない。
上記したように、搬送量をカウントしないモードは、色々ある。したがって、搬送量をカウントする印刷モードを予め設定しておき、印刷モードが予め設定したモードにあるときのみ搬送量を算出し、非課金モードや、印刷を伴わない搬送時には搬送量をカウントしないようにする。
以上説明した実施形態によれば用紙Dの搬送量からラベル用紙の使用量が分かり、搬送量に応じて課金することができる。また、現在までの搬送量を表示または印字することもでき、ユーザに使用量(搬送量又は料金)を提示することができる。
尚、本発明のいくつかの実施形態を述べたが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これらの実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
10…印刷装置
11…制御ボックス
14…排出口
15…操作部
16…表示部
20…筐体
21…用紙ロール
22…ラベル用紙
23…台紙
25…インクリボン
27…インクリボンロール
28…リボン巻取軸
29…搬送路
31…搬送ローラ
32…ピンチローラ
34…プラテンローラ
35…サーマルヘッド
41…制御部
43…ROM
45…表示制御部
46…通信部
47…画像生成部
48,49…モータ制御部
50…ヘッド制御部
51…搬送量演算部
52…ステッピングモータ
53…リボンモータ
100…ホストコンピュータ
101…ネットワーク
200…サーバ

Claims (5)

  1. 用紙ロールから供給される記録媒体を搬送経路に沿って移動させる搬送部と、
    インクリボンのインクを前記記録媒体に熱転写して印刷するサーマルヘッドと、
    前記記録媒体への印刷モードを判別し、前記記録媒体への印刷処理を制御する制御部と、
    前記印刷モードが予め設定したモードのときに、前記記録媒体を前記用紙ロールから前記サーマルヘッドに向けて第1の方向に搬送した搬送量を算出する搬送量演算部と、
    を具備する印刷装置。
  2. 前記搬送量演算部は、前記記録媒体に印刷するラベル画像のピッチと印刷枚数をもとに前記搬送量を算出する請求項1記載の印刷装置。
  3. 前記搬送量演算部で算出した前記搬送量、及び前記搬送量に基づいて設定した料金の少なくとも一方を使用者に提示可能な提示部、を備えた請求項1記載の印刷装置。
  4. 用紙ロールから供給される記録媒体を搬送経路に沿って移動させ、
    インクリボンのインクをサーマルヘッドによって前記記録媒体に熱転写して印刷し、
    前記記録媒体への印刷モードを判別して、前記記録媒体への印刷処理を制御し、
    前記印刷モードが予め設定したモードにあるときに、前記記録媒体を前記用紙ロールから前記サーマルヘッドに向けて第1の方向に搬送した搬送量を算出する印刷方法。
  5. 前記搬送量は、前記記録媒体に印刷するラベル画像のピッチと印刷枚数をもとに算出する請求項4記載の印刷方法。
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