JP7118799B2 - プリンタ - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、プリンタに関する。
従来、発熱体を備えたサーマルヘッドやインクジェットヘッドを搭載し、ラベル用紙やレシート用紙等(以降、総称して「印字媒体」という)に印字するプリンタでは、サーマルヘッドやインクジェットヘッド(以降、総称して「印字ヘッド」という)を用いて印字媒体に文字や図形を印字する。
このようなプリンタでは、印字ヘッドを使用して印字を行うと、経年変化等の影響により発熱体が劣化していく。発熱体が劣化することにより、発熱体に断線が生じ易くなる。発熱体が断線すると、印字が行えなくなる。そのため、発熱体が断線する前に発熱体のニア寿命(まだ寿命に達してはいないが、寿命に近づいていること)を推定し、発熱体がニア寿命であると推定された場合には、印字ヘッドを交換することが行われている。
発熱体のニア寿命の推定は、発熱体に通電し、発熱体の抵抗値を計測して行われる。ところが、印字ヘッドは多数の発熱体で構成されているため、発熱体に通電して抵抗値を計測するのには相当の時間を要する。そのため、例えば、プリンタのウォームアップ時、昼休み、深夜や早朝を利用して抵抗値を計測している。しかしながら、あまり使用していない段階(例えば購入したばかりの)のプリンタにおいて、毎回このような抵抗値を計測することは、印字ヘッドの劣化を早めることとなる。
本発明が解決しようとする課題は、適切な時期になると印字ヘッドのニア寿命を判定するプリンタを提供することである。
実施形態のプリンタは、発熱体を備え印字媒体に印字を行う印字ヘッドと、前記印字ヘッドの使用量を計測する使用量計測部と、前記使用量計測部が計測した前記使用量の、前記印字ヘッドの使用開始からの累計使用量を記憶する累計記憶部と、前記印字ヘッドの断線の危険性を示す前記累計使用量の閾値を記憶する所定量記憶部と、前記累計記憶部が前記閾値以上の前記累計使用量を記憶したかを判断する使用量判断部と、前記閾値以上の前記累計使用量を記憶していないと判断した場合は前記印字ヘッドがニア寿命であるかの判定を行わず、前記閾値以上の前記累計使用量を記憶していると判断した以降は前記発熱体に通電して前記印字ヘッドがニア寿命であるかの判定を行うニア寿命判定部と、前記ニア寿命判定部がニア寿命であると判定した場合に、前記印字ヘッドがニア寿命であることを報知するニア寿命報知部と、を備え、前記印字ヘッドは、前記印字媒体に印字を行う印字位置と前記印字媒体に印字を行わない非印字位置とを移動可能であり、前記ニア寿命判定部は、前記閾値以上の前記累計使用量を記憶していると判断した以降は、前記印字ヘッドが非印字位置に移動する度に前記印字ヘッドのニア寿命の判定を行う。
図1は、本実施形態のプリンタの外観斜視図である。 図2は、プリンタの内部の構成を示す概略側断面図である。 図3は、プリンタのハードウェア構成を示すブロック図である。 図4は、発熱体の発熱の原理を説明するための図である。 図5は、プリンタの機能構成を示す機能ブロック図である。 図6は、プリンタの制御処理を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照して、実施形態に係るプリンタを詳細に説明する。なお、実施形態では、発熱体を備えたサーマルヘッドを搭載し、当該サーマルヘッドによってインクリボンに含まれるインクを溶解し、ロール状の用紙に転写して印字を行うサーマルプリンタをプリンタの一例として説明する。また、ロール状に巻回された長尺状の用紙を印字媒体の一例として説明する。すなわち、当該サーマルプリンタは、例えば、購入した商品の商品情報や、倉庫に収納されている物品の在庫情報等を用紙に印字するプリンタである。なお、以下に説明する実施形態により、この発明が限定されるものではない。
図1は、本実施形態のサーマルプリンタ1の外観斜視図である。図1に示すように、サーマルプリンタ1は、左側のケース2と、ヒンジ7でケース2の右側に連結されたケース8とを備えている。ケース2のフロントパネル3は、表示部4と、操作部5とを備えている。表示部4は、バックライト付きの液晶ディスプレイで構成されるが、その他のタイプの表示デバイスを用いてもよい。操作部5は、電源ボタン(図示せず)を含む複数の操作ボタン6を備えている。
右側のケース8は、ヒンジ7を中心に回動することで筐体(即ち、ケース2、8)の内部を側面側から上方に大きく開放できる構造となっている。図2とともに後述するが、サーマルプリンタ1は筐体内部に、ロール状に巻装された長尺状の用紙(印字媒体)20と、2つの軸に架け渡された長尺状のインクリボン30と、インクリボン30に印字する印字部23とを有している。従って、ヒンジ7を中心にしてケース8を回動して上部に開放することで、インクリボン30や用紙20の交換、あるいは内部のメンテナンスを容易にできる構造となっている。ケース8のフロントパネル9には、用紙排出口10が設けられている。サーマルプリンタ1は、印字後の用紙を用紙排出口10から発行する。
図2は、サーマルプリンタ1の内部の構成を示す概略側断面図である。図2に示すように、サーマルプリンタ1はその筐体内部に、用紙保持部21、印字部23、フレーム26、インクリボン供給装置27を主に備えている。
用紙保持部21は、ロール状に巻回された用紙20を回転可能に保持する軸である。用紙20は、周端部が用紙保持部21から引き出され、印字部23で印字された後、用紙排出口10から排出される。
搬送経路24は、用紙保持部21から引き出された用紙20が後述する印字ヘッド32とプラテン31の位置まで搬送する経路である。また、搬送経路24は、引き出された用紙20の終端部を検出する用紙エンド検出部57を有している。用紙エンド検出部57は、搬送経路24中であって、用紙20が引き出された位置と後述する印字ヘッド32とプラテン31との間に位置する。
印字部23は、インクリボン30と用紙20の搬送方向と略直交する方向(すなわち、インクリボン30と用紙20の幅方向)に多数の発熱体(発熱素子)をライン状に配置したライン型のサーマルプリンタヘッドである印字ヘッド32を主に備えている。円柱状のゴム状部材で構成されたプラテン31は、フレーム26に回転可能に取り付けられている。プラテン31は、図3で後述するプラテンモータ54が駆動することで、用紙20を用紙排出口10に排出する方向(搬送方向)に用紙20を搬送するように回転する。
印字ヘッド32は、図示しないフレームに回動可能に取り付けられたヘッド保持部33に固定されている。ヘッド保持部33は、回動軸心33aを中心として回動可能となっている。そのため、印字ヘッド32は、プラテン31に接触する印字位置と、プラテン31から上方に離間した非印字位置(図2の点線で示す位置)との間で、回動軸心33aを中心として回動可能(移動可能)である。印字ヘッド32は、印字位置に位置する状態では、プラテン31に対して加圧する方向に付勢されている。また、印字ヘッド32は、非印字位置に位置する状態では、図2においてプラテン31から上方に離れた状態である。この状態では、印字ヘッド32とプラテン31との間に隙間が生じている。印字ヘッド32は、人為的操作によって印字位置と非印字位置とを移動する。印字ヘッド32は、印字位置では用紙20に対して印字を行い、非印字位置では用紙20に対して印字を行わない。印字ヘッド32が非印字位置に位置する状態で、サーマルプリンタ1の操作者は、用紙20やインクリボン30の取り外し、装着、交換を行う。
インクリボン供給装置27は、リボン保持軸35と、リボン巻取軸36と、リボン終端検出部34と、案内フレーム37とを主に有している。リボン保持軸35は、未使用のインクリボン30をロール状に巻装している。リボン巻取軸36は、印字後(使用後)のインクリボン30を巻き取る軸である。リボン巻取軸36は、リボン巻取モータ53(図3を参照)によって、プラテン31によるインクリボンの搬送速度より速い速度でインクリボン30を巻き取るように、インクリボンを巻取方向(図2では時計方向)に回転する。なお、リボン巻取軸36には、インクリボンの搬送速度より速い速度で回転することで、搬送されるインクリボン30にテンションを与える。インクリボン30の搬送速度との差は例えばトルクリミッタによって吸収される。リボン終端検出部34は、リボンエンド、即ち、インクリボン30の終端を検出するセンサである。
案内フレーム37は、リボン保持軸35側の端部に、リボン保持軸35から引き出されたインクリボン30を案内するガイドシャフト38を備えている。また、案内フレーム37は、リボン巻取軸36側の端部に、インクリボン30をリボン巻取軸36に案内するガイドシャフト39を備えている。即ち、ガイドシャフト38およびガイドシャフト39は、リボン保持軸35とリボン巻取軸36との間のインクリボン30の搬送経路28に沿って設けられている。このように設けられた一対のガイドシャフト38、39には、インクリボン30が架け渡される。
印字前のインクリボン30はガイドシャフト38に当接した後、リボン終端検出部34を経て、印字ヘッド32とプラテン31とが当接する位置(即ち、印字ヘッド32による印字位置)に達し、印字ヘッド32とプラテン31とにより同時に挟持されている用紙20に対してインクの転写が行われる。転写後のインクリボン30は、ガイドシャフト39に当接した後、リボン巻取軸36に巻き取られ回収される。
次に、サーマルプリンタ1のハードウェア構成について説明する。図3は、サーマルプリンタ1のハードウェア構成を示すブロック図である。図3に示すように、サーマルプリンタ1は、CPU(Central Processing Unit)11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、メモリ部14等を備えている。CPU11は制御主体となる。ROM12は各種プログラムを記憶する。RAM13はプログラムや各種データを展開する。メモリ部14は各種プログラムを記憶する。CPU11、ROM12、RAM13、メモリ部14は、互いにバス15を介して接続されている。CPU11とROM12とRAM13が、制御部100を構成する。すなわち、制御部100は、CPU11がROM12やメモリ部14に記憶されRAM13に展開された制御プログラムに従って動作することによって、後述するサーマルプリンタ1に係る制御処理を実行する。
RAM13は、使用量記憶部131と計測抵抗値部132とを有する。使用量記憶部131は、計測された印字ヘッド32の使用量を記憶する。印字ヘッド32の使用量は例えば次のように計測する。
(1)印字情報に基づいて発熱体に通電した通電時間を計測することで印字ヘッド32の使用量を計測する。印字ヘッド32によって用紙20に印字するために、発熱体に通電して発熱体を発熱させる。そのため、一または複数の発熱体に通電した時間を計測することで、印字ヘッド32の使用量を計測する。発熱体に通電した時間の計測は、後述するスイッチング素子322のゲート端子3223のオン時間とすることができる。
(2)用紙20の搬送量を計測することで印字ヘッド32の使用量を計測する。印字ヘッド32によって用紙20に印字する場合、必ず用紙20を搬送する。そのため、用紙20の搬送量を計測することで、印字ヘッド32の使用量を計測することができる。なお、用紙20の搬送中に常に印字ヘッド32によって用紙20に印字する訳ではないので、例えば用紙20の搬送量の所定割合(例えば80%)を印字ヘッド32の使用量としてもよい。用紙20の搬送量の計測は、例えば、用紙20の長尺方向に一定間隔(例えば10cm間隔)で印を印刷し、その印の数を例えばセンサを用いて計数することで、計測するようにしてもよい。
(3)プラテン31の回転量(回転数)を計測することで印字ヘッド32の使用量を計測する。印字ヘッド32によって用紙20に印字する場合、プラテン31を回転させて用紙20を搬送する。そのため、プラテン31の回転量を計測することで、プラテン31の半径を利用して用紙20を搬送量を推定することができるため、結果として印字ヘッド32の使用量を計測することができる。プラテン31の回転量は、実測してもよいし、プラテン31を回転させるためのプラテン31への通電時間から推定してもよい。実施形態では、(3)の方法で印字ヘッド32の使用量を計測する。プラテン31の回転量は、後述するプラテンセンサ60によって実測される。プラテンセンサ60は、プラテン31と同軸上に設けられた円板に放射状にまんべんなく形成されたスリットを検出するごとに、ハイ(H)信号とロー(L)信号を交互に出力する。
計測抵抗値部132は、多数の発熱体について、各発熱体の抵抗値を計測し、その計測値を記憶する。ここで、図4を用いて印字ヘッド32の構造について説明する。図4に示すように印字ヘッド32は、多数の発熱体321と、各発熱体321に直列に接続されたスイッチング素子322とを有する。各発熱体321は抵抗であり、通電することで発熱する。
スイッチング素子322は、アノード端子3221、カソード端子3222、ゲート端子3223を有する。アノード端子3221は発熱体321と接続されている。カソード端子3222はグラウンドされている。スイッチング素子322は、ゲート端子3223に例えば5Vの電圧(H電圧)を印加すると、アノード端子3221とカソード端子3222が導通状態となる。アノード端子3221とカソード端子3222が導通すると発熱体321に通電され、発熱体321は発熱する。また、スイッチング素子322は、ゲート端子3223に0Vの電圧(L電圧)を印加すると、アノード端子3221とカソード端子3222が遮断状態となる。アノード端子3221とカソード端子3222が遮断されると発熱体321には通電されず、発熱体321は発熱しない。
発熱体321およびスイッチング素子322間には、図4に示すように、例えば24Vの電圧が常に印加されている。そのため、発熱体321の抵抗値が低い状態では多くの電流が流れる。一方、発熱体321が劣化することで発熱体321の抵抗値が大きくなるにつれて、発熱体321を流れる電流が減少する。この原理を利用して、発熱体321を流れる電流の電流値を計測することで、発熱体321の抵抗値を間接的に計測することができる。具体的には、多数の発熱体321それぞれに流れる電流値を計測する。計測された電流値はアナログ値である。このアナログ値をA/D変換器を通してデジタル値に変換する。そして変換した電流のデジタル値に基づいて、発熱体321の抵抗値を計測(推定)する。計測抵抗値部132は、このようにして推定された各発熱体321の抵抗値を記憶する。
図3の説明に戻る。メモリ部14は、電源を切っても記憶情報が保持されるHDD(Hard Disc Drive)やフラッシュメモリ等の不揮発性メモリで構成される。メモリ部14は、制御プログラム部141、使用量累計部142、使用量閾値部143、使用限界記憶部144、初期抵抗値記憶部145を備える。制御プログラム部141は、サーマルプリンタ1を制御するための制御プログラムを記憶する。
使用量累計部142は、印字ヘッド32の使用量を累計的に記憶する。すなわち、使用量累計部142は、使用量記憶部131が記憶した、プラテン31の回転量を、所定のタイミング(例えばサーマルプリンタ1の電源をオフしたタイミング)で、すでに記憶されているプラテン31の回転量に加算して記憶する。すなわち、使用量累計部142は、サーマルプリンタ1の使用開始から現在までのプラテン31の累計回転量(すなわち印字ヘッドの累計使用量)を記憶している。
使用量閾値部143は、所定量のプラテン31の回転量(閾値)を記憶する。所定量とは、印字ヘッド32による印字が所定時間に達し、印字ヘッド32の累計使用量が所定量に達したことを示すプラテン31の回転量であり、そろそろ発熱体321が断線する危険性をチェックする必要がある段階のプラテン31の回転量である。換言すると、プラテン31の回転量が使用量閾値部143に記憶された所定量のプラテン31の回転量より少ない場合には、発熱体321が断線する危険性をチェックしない。
使用限界記憶部144は、プラテン31の回転量が印字ヘッド32の限界値であること(すなわち、印字ヘッド32がニア寿命の可能性があること)を示すプラテン31の回転量を記憶する。印字ヘッド32の中には、プラテン31に回転量が所定量のプラテン31の回転量以上となっても、計測した発熱体321の抵抗値が上がらず低いままの印字ヘッド32がたまに存在する。このような印字ヘッド32を使用した場合、発熱体321の抵抗値が低いまま発熱体321が突然断線することがあるため、プラテン31の回転量が限界回転量となり、印字ヘッド32の限界値以上となった場合に、ニア寿命の警告メッセージを報知する。使用限界記憶部144は、そのためのプラテン31の限界回転量を印字ヘッド32の限界値として記憶する。
初期抵抗値記憶部145は、各発熱体321の初期抵抗値を記憶する。初期抵抗値は、サーマルプリンタ1の最初の使用時に、各発熱体321に通電した電流値をA/D変換し、変換したデジタル値に基づいて推定した各発熱体321の抵抗値である。初期抵抗値記憶部145は、発熱体321の数分の初期抵抗値をそれぞれ記憶する。
また、制御部100は、バス15を介して表示部4、操作部5、リボン巻取モータ53、プラテンモータ54、印字ヘッド32、ヘッドアップセンサ59、プラテンセンサ60を備える。
表示部4は、操作者へのメッセージや後述するニア寿命の警告メッセージの表示等の表示を行う。操作部5は、操作者が操作する操作ボタン6を備える。リボン巻取モータ53は、リボン巻取軸36を回転させるモータである。プラテンモータ54は、プラテン31を回転させるモータである。プラテンモータ54を回転させると、プラテン31が回転して、インクリボン30と用紙20を矢印P方向(図2を参照)に搬送する。
ヘッドアップセンサ59は、印字ヘッド32が非印字位置に位置していることを検出するセンサである。プラテンセンサ60は、プラテン31の回転量を計測するセンサである。ヘッドアップセンサ59とプラテンセンサ60は、例えば透過式または反射式の光学センサで構成される。
また、制御部100は、バス15を介して、通信部58と接続している。通信部58は、通信回線Lを介して、パソコン等の情報処理装置(図示せず)と通信可能に接続している。通信部58は、情報処理装置から用紙20に印字する印字データを受信する受信部である。なお、通信回線Lは、有線の通信回線であっても無線の通信回線であってもよい。
ここからは、サーマルプリンタ1の機能構成について説明する。図5は、サーマルプリンタ1の機能構成を示す機能ブロック図である。図5に示すように、サーマルプリンタ1の制御部100は、使用量計測部101、累計記憶部102、ニア寿命判定部103、ニア寿命報知部104、抵抗値計測部105として機能する。
使用量計測部101は、印字ヘッド32の使用量を計測する。すなわち、使用量計測部101は、プラテンセンサ60が出力するH信号とL信号を数えることで、プラテン31の回転量を計測する。使用量計測部101は、計測したプラテン31の回転量を使用量記憶部131に記憶する。
累計記憶部102は、使用量計測部101が計測した印字ヘッド32の使用量を累計した累計使用量を記憶する。すなわち、累計記憶部102は、使用量計測部101が計測したプラテン31の回転量を、使用量累計部142に都度加算した累計回転量を記憶する。累計記憶部102は、使用量記憶部131に記憶されているプラテン31の回転量を、使用量累計部142に累計した累計回転量を記憶する。累計記憶部102は、印字ヘッド32による印字が終了する度に、使用量記憶部131に記憶されているプラテン31の回転量を使用量累計部142に加算し、プラテン31の累計回転量を記憶する。
ニア寿命判定部103は、ヘッドアップセンサ59が、印字ヘッド32が非印字位置に位置していることを検出した場合に、発熱体321に通電して印字ヘッド32がニア寿命であるかの判定を行う。ニア寿命判定部103は、ヘッドアップセンサ59が、印字ヘッド32が非印字位置に位置していないことを検出した場合(すなわち、印字ヘッド32が印字位置に位置している場合)に、発熱体321に通電して印字ヘッド32がニア寿命であるかの判定を行わない。
ニア寿命判定部103は、印字ヘッドの使用量が所定量以上であるかを判断する。ニア寿命判定部103は、累計記憶部102が所定量以上の印字ヘッドの使用量を記憶した場合に、発熱体321に通電して印字ヘッド32がニア寿命であるかの判定を行う。ニア寿命判定部103は、使用量累計部142に累計的に記憶されているプラテン31の回転量が所定量以上となった場合に、すべての発熱体321に順次通電して各発熱体321の抵抗値を計測し、印字ヘッド32がニア寿命であるかの判定を行う。
ニア寿命判定部103は、抵抗値計測部105が計測した個々の発熱体321の抵抗値と、初期抵抗値記憶部145が記憶している当該発熱体の初期抵抗値とを比較し、印字ヘッド32がニア寿命であるかを判定する。ニア寿命判定部103は、個々の発熱体321の中に抵抗値計測部105が計測した発熱体321の抵抗値が初期抵抗値記憶部145が記憶している当該発熱体の初期抵抗値より所定割合(例えば80%)以上増加している発熱体321が存在する場合には、印字ヘッド32はニア寿命であると判断する。
また、ニア寿命判定部103は、使用量累計部142が記憶している累計されたプラテン31の回転量が、使用限界記憶部144が記憶しているプラテン31の限界回転量以上であるかを判断する。ニア寿命判定部103は、使用量累計部142が記憶している累計されたプラテン31の回転量が、使用限界記憶部144が記憶しているプラテン31の限界回転量以上となった場合に、印字ヘッド32がニア寿命であると判定する。
ニア寿命報知部104は、ニア寿命判定部103がニア寿命であると判定した場合に、印字ヘッド32がニア寿命であることを報知する。ニア寿命報知部104は、印字ヘッド32がニア寿命であることを表示部4等に表示することで報知する。あるいは、ニア寿命報知部104は、音声を通して印字ヘッド32がニア寿命であることを報知する。
抵抗値計測部105は、累計記憶部102が所定量以上の印字ヘッドの使用量を記憶した場合に、発熱体321に流れる電流の電流値を個々に計測し、この電流値に基づいて、発熱体321の個々の抵抗値を計測する。
ここからは、サーマルプリンタ1の制御処理について説明する。図6は、サーマルプリンタ1の制御処理を示すフローチャートである。図6に示すように、サーマルプリンタ1の制御部100は、サーマルプリンタ1の電源オンのボタンが操作されたかを判断する(S11)。電源オンのボタンが操作されたと判断するまで待機し(S11のNo)、電源オンのボタンが操作されたと判断した場合には(S11のYes)、制御部100は、初期設定を実行する(S12)。セットされている用紙20やインクリボン30の種類を判断する等の初期設定を経て、サーマルプリンタ1は、待機状態となる。
次に制御部100は、通信部58が情報処理装置から印字データを受信したかを判断する(S21)。通信部58が情報処理装置から印字データを受信したかを判断すると(S21のYes)、制御部100は、プラテンモータ54を駆動して、プラテン31を回転させる(S22)。また、制御部100は、リボン巻取モータ53を駆動してリボン巻取軸36を回転させて、インクリボン30を巻き取る。
次に使用量計測部101は、プラテン31の回転量の計測を開始する(S23)。続いて制御部100は、通信部58が受信した印字データに基づいて印字ヘッド32の発熱体を発熱321させて、用紙20に文字や図形等の印字を行う(S24)。
次に制御部100は、受信した印字データに基づく印字が終了したかを判断する(S25)。すべての印字データを印字した場合、制御部100は、印字データに基づく印字が終了したと判断する。印字が終了するまで待機し(S25のNo)、印字データに基づく印字が終了したと判断した場合には(S25のYes)、制御部100は、プラテンモータ54の駆動を停止して、プラテン31の回転を停止させる(S26)。また、制御部100は、リボン巻取モータ53を停止して、インクリボン30の巻き取りを停止する。そして使用量計測部101は、プラテン31の回転量の計測を終了する(S27)。そして使用量計測部101は、計測開始(S23)から計測終了(S27)までに計測したプラテン31の回転量を使用量記憶部131に記憶する。
次に累計記憶部102は、使用量計測部101が使用量記憶部131に記憶したプラテン31の回転量(すなわち、印字ヘッド32の使用量)を、使用量累計部142に累計的に記憶する(S28)。そして制御部100は、S21に戻る。
また、S21において、情報処理装置から印字データを受信していないと判断した場合には(S21のNo)、制御部100は、ヘッドアップセンサ59が印字ヘッド32を検出しているかに基づいて、印字ヘッド32が非印字位置に位置しているかを判断する(S31)。印字ヘッド32が非印字位置に位置していると判断した場合には(S31のYes)、ニア寿命判定部103は、累計記憶部102が使用量累計部142に累計的に記憶したプラテン31の回転量が所定量以上であるかを判断する(S32)。累計記憶部102が累計的に記憶したプラテン31の回転量が所定量以上であると判断した場合には(S32のYes)、抵抗値計測部105は、各発熱体321の抵抗値を計測する(S33)。
次にニア寿命判定部103は、抵抗値計測部105が計測した各発熱体321の抵抗値と初期抵抗値記憶部145が記憶している当該発熱体321の初期抵抗値とを比較する(S34)。そしてニア寿命判定部103は、計測した個々の発熱体321が当該発熱体の初期抵抗値より所定割合以上増加している発熱体321があるかを判断する(S35)。計測した個々の発熱体321の抵抗値が当該発熱体の初期抵抗値より所定割合以上増加している発熱体321があると判断した場合には(S35のYes)、ニア寿命判定部103は、印字ヘッド32がニア寿命であると判断する(S36)。ニア寿命報知部104は、当該印字ヘッド32がニア寿命であることを報知する(S37)。そして制御部100は、S21に戻る。
また、S35において、計測した個々の発熱体321の抵抗値が当該発熱体の初期抵抗値より所定割合以上増加しているものはないと判断した場合には(S35のNo)、ニア寿命判定部103は、使用量累計部142に記憶されているプラテン31の累計回転量が使用限界記憶部144に記憶されている限界回転量以上であるかを判断する(S38)。使用量記憶部131に記憶されているプラテン31の回転量が限界回転量以上であると判断した場合には(S38のYes)、ニア寿命判定部103は、印字ヘッド32がニア寿命であると判断する(S36)。ニア寿命報知部104は、印字ヘッド32がニア寿命であることを報知する(S37)。
なお、S32において、累計記憶部102が累計的に記憶したプラテン31の回転量が所定量以上ではないと判断した場合には(S32のNo)、制御部100は、S21に戻る。また、S38において、使用量累計部142に記憶されているプラテン31の累計回転量が限界回転量以上ではないと判断した場合には(S38のNo)、制御部100は、S21に戻る。
また、S31において、印字ヘッド32が非印字位置に位置していない(すなわち印字位置に位置している)と判断した場合には(S31のNo)、制御部100は、サーマルプリンタ1の電源がオフされたか否かを判断する(S41)。サーマルプリンタ1の電源はオフされていないと判断した場合には(S41のNo)、制御部100は、S21に戻る。一方、サーマルプリンタ1の電源がオフされたと判断した場合には(S41のYes)、制御部100は、S11に戻る。
このような実施形態によれば、サーマルプリンタ1は、印字ヘッド32の使用量が所定量以上となった場合に、印字ヘッド32がニア寿命であるかの判定を行う。このようなサーマルプリンタ1は、適切な時期になるまで(例えば、サーマルプリンタ1を購入後しばらく)は印字ヘッド32のニア寿命を判定せず、適切な時期(例えば、サーマルプリンタ1を購入後相当の量使用した頃)になると印字ヘッド32のニア寿命を判定することができる。
また、実施形態によれば、印字ヘッド32が非印字位置に位置している場合に、ニア寿命判定部103は、印字ヘッド32がニア寿命であるかの判定を行う。印字ヘッド32が非印字位置に位置していない場合には、ニア寿命判定部103は、印字ヘッド32がニア寿命であるかの判定を行わない。そのため、ニア寿命判定部103は、サーマルプリンタ1の印字していないタイミングで印字ヘッド32がニア寿命であるかの判定を行うことができる。このような実施形態のサーマルプリンタ1は、ウォームアップ時にニア寿命であるかの判定を行い、ウォームアップ時間が長くなることがない。また、実施形態のサーマルプリンタ1は、深夜や早朝にニア寿命であるかの判定を行うために、深夜までまたは早朝からプリンタの電源をオンにする必要がない。
以上、本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
例えば、実施形態では、プリンタとしてサーマルプリンタ1を一例として説明した。しかしながら、発熱体を備え、プラテン31と印字ヘッド32とで印字処理を行うプリンタであれば、サーマルプリンタ1以外のプリンタ(例えばインクジェットプリンタ)に本発明を適用可能である。プリンタがインクジェットプリンタである場合、インクリボン30は不要である。
また、実施形態では、プリンタに使用される印字媒体として、長尺状の用紙20を一例として説明した。しかしながら、プリンタに使用される印字媒体は、用紙20以外の用紙(例えばラベル用紙)であってもよい。
なお、実施形態のサーマルプリンタ1で実行されるプログラムは、インストール可能な形式または実行可能な形式のファイルでCD-ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD-R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。
また、実施形態のサーマルプリンタ1で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、実施形態のサーマルプリンタ1で実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
また、実施形態のサーマルプリンタ1で実行されるプログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
1 サーマルプリンタ
20 用紙
30 インクリボン
31 プラテン
32 印字ヘッド
59 ヘッドアップセンサ
100 制御部
101 使用量計測部
102 累計記憶部
103 ニア寿命判定部
104 ニア寿命報知部
105 抵抗値計測部
131 使用量計測部
132 計測抵抗値部
142 使用量累計部
143 使用量閾値部
144 使用限界記憶部
145 初期抵抗値記憶部
321 発熱体
特開2007-83554号公報

Claims (4)

  1. 発熱体を備え印字媒体に印字を行う印字ヘッドと、
    前記印字ヘッドの使用量を計測する使用量計測部と、
    前記使用量計測部が計測した前記使用量の、前記印字ヘッドの使用開始からの累計使用量を記憶する累計記憶部と、
    前記印字ヘッドの断線の危険性を示す前記累計使用量の閾値を記憶する所定量記憶部と、
    前記累計記憶部が前記閾値以上の前記累計使用量を記憶したかを判断する使用量判断部と、
    前記閾値以上の前記累計使用量を記憶していないと判断した場合は前記印字ヘッドがニア寿命であるかの判定を行わず、前記閾値以上の前記累計使用量を記憶していると判断した以降は前記発熱体に通電して前記印字ヘッドがニア寿命であるかの判定を行うニア寿命判定部と、
    前記ニア寿命判定部がニア寿命であると判定した場合に、前記印字ヘッドがニア寿命であることを報知するニア寿命報知部と、
    を備え
    前記印字ヘッドは、前記印字媒体に印字を行う印字位置と前記印字媒体に印字を行わない非印字位置とを移動可能であり、
    前記ニア寿命判定部は、前記閾値以上の前記累計使用量を記憶していると判断した以降は、前記印字ヘッドが非印字位置に移動する度に前記印字ヘッドのニア寿命の判定を行う、
    プリンタ。
  2. 発熱体の初期抵抗値を記憶する抵抗値記憶部と、
    前記累計記憶部が前記閾値以上の印字ヘッドの使用量を記憶した場合に、前記発熱体の抵抗値を計測する抵抗値計測部と、
    をさらに備え、
    前記ニア寿命判定部は、計測した前記発熱体の抵抗値が前記初期抵抗値と比べて所定レベル以上高い場合に、前記印字ヘッドがニア寿命であると判定する、
    請求項1に記載のプリンタ。
  3. 前記印字に際し前記印字媒体を搬送するプラテン、
    をさらに備え、
    前記使用量計測部は、前記プラテンが前記印字媒体を搬送するために回転した回転量に基づいて前記印字ヘッドの使用量を計測する、
    請求項1または2に記載のプリンタ。
  4. 前記閾値を超える前記印字ヘッドの限界使用量を記憶する使用限界記憶部、をさらに備え、
    前記累計記憶部が計測した前記印字ヘッドの累計使用量が前記限界使用量以上となった場合、前記ニア寿命判定部は、前記印字ヘッドがニア寿命であると判定する、
    請求項1乃至のいずれか一に記載のプリンタ。
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