JP2000309115A - サーマルプリンタ装置及びその駆動方法 - Google Patents

サーマルプリンタ装置及びその駆動方法

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JP2000309115A
JP2000309115A JP11118385A JP11838599A JP2000309115A JP 2000309115 A JP2000309115 A JP 2000309115A JP 11118385 A JP11118385 A JP 11118385A JP 11838599 A JP11838599 A JP 11838599A JP 2000309115 A JP2000309115 A JP 2000309115A
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JP
Japan
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heating element
thermal head
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heating elements
power supply
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JP11118385A
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English (en)
Inventor
Yuji Yamashita
祐司 山下
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NEC Data Terminal Ltd
Original Assignee
NEC Data Terminal Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 印字ドット抜けや印字かすれを未然に防ぐ。 【解決手段】 電源切換回路6において、サーマルヘッ
ド10内に設けられた複数の発熱素子13−1〜13−
nにかかる電圧をそれぞれ測定し、CPU2において、
電源切換回路6にて測定された電圧を予め記憶された初
期値と比較することにより、発熱素子13−1〜13−
nの抵抗値が変化したかどうかを検出し、それにより、
発熱素子13−1〜13−nに異常が生じていないかど
うかを検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サーマルプリンタ
装置及びその駆動方法に関し、特に、印字品位の高いサ
ーマルプリンタ装置及びその駆動方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、高速印字を行うサーマルプリ
ンタ装置においては、印字動作によりサーマルヘッドが
蓄熱し、それにより、印字品位が低下してしまうという
問題点がある。具体的には、印字の直後は印字濃度が薄
くなってしまい、また、印字が連続した場合には、印字
のためにサーマルヘッドの発熱素子に供給されるエネル
ギーが発熱素子近傍の基材やサーマルヘッド自体が蓄熱
し、印字濃度が濃くなってしまう。
【0003】そこで、印字履歴等を制御することにより
サーマルヘッドへの蓄熱の対策がなされ、それにより、
印字品位の向上が図られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来のものにおいては、サーマルヘッドが正常
に動作している場合における印字品位の向上は図れる
が、サーマルヘッドの発熱素子が破損して印字ドットの
欠落(ドット抜け)が生じた場合や、サーマルヘッドの
発熱素子の抵抗値が劣化等の原因により初期値に対して
上昇して印字かすれが生じた場合は、それらドット抜け
や印字かすれを発見するには、印字結果を目視で検査し
て印字品位を確認しなければならない。
【0005】ところが、特に、高分解能のサーマルヘッ
ドを有するサーマルプリンタ装置においては、印字結果
を目視で検査することは困難であり、ドット抜けや印字
かすれを見逃す虞れがある。
【0006】そのため、発熱素子の異常の発見が遅れて
しまう虞れがあり、その場合、発券機等においては券面
内容を保証することができなくなり、致命的な障害にな
ってしまう。
【0007】本発明は、上述したような従来の技術が有
する問題点に鑑みてなされたものであって、印字ドット
抜けや印字かすれを未然に防ぐことができるサーマルプ
リンタ装置及びその駆動方法を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、複数の発熱素子を具備するサーマルヘッド
と、印字コマンドに基づいて前記サーマルヘッドに電源
を供給する電源切換回路と、印字データが格納された格
納手段と、該格納手段に格納された印字データに基づい
て前記複数の発熱素子を作動させる駆動回路と、前記印
字コマンドに基づいて前記電源切換回路及び前記駆動回
路を制御する制御手段とを有してなるサーマルプリンタ
装置において、前記電源切換回路は、前記複数の発熱素
子にかかる電圧をそれぞれ測定し、前記制御手段は、前
記電源切換回路にて測定された電圧に基づいて前記発熱
素子の状態を検出することを特徴とする。
【0009】また、前記制御手段は、前記複数の発熱素
子にかかる電圧の初期値を予め記憶しておき、該初期値
と前記発熱素子にかかる電圧とを比較することにより、
前記発熱素子の状態を検出することを特徴とする。
【0010】また、前記制御手段は、前記発熱素子にか
かる電圧の前記初期値に対する変化量が予め決められた
値よりも大きくなった場合、該発熱素子に異常が生じた
旨を出力することを特徴とする。
【0011】また、複数の発熱素子を具備するサーマル
ヘッドと、印字コマンドに基づいて前記サーマルヘッド
に電源を供給する電源切換回路と、印字データが格納さ
れた格納手段と、該格納手段に格納された印字データに
基づいて前記複数の発熱素子を作動させる駆動回路と、
前記印字コマンドに基づいて前記電源切換回路及び前記
駆動回路を制御する制御手段とを有してなるサーマルプ
リンタ装置の駆動方法であって、前記発熱素子にかかる
電圧を測定し、測定された電圧に基づいて前記発熱素子
の状態を検出することを特徴とする。
【0012】また、前記発熱素子にかかる電圧の初期値
を予め記憶しておき、該初期値と前記発熱素子にかかる
電圧とを比較することにより、前記発熱素子の状態を検
出することを特徴とする。
【0013】また、前記発熱素子にかかる電圧の前記初
期値に対する変化量が、予め決められた値よりも大きく
なった場合、前記発熱素子に異常が生じた旨を出力する
ことを特徴とする。
【0014】(作用)上記のように構成された本発明に
おいては、サーマルヘッド内に設けられた複数の発熱素
子にかかる電圧をそれぞれ測定し、測定された電圧を予
め記憶された初期値と比較することにより、発熱素子の
抵抗値が変化したかどうかが検出され、それにより、発
熱素子に異常が生じていないかどうかが検出される。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。
【0016】図1は、本発明のサーマルプリンタ装置の
実施の一形態を示す図である。
【0017】本形態は図1に示すように、印字を行うサ
ーマルヘッド10と、印字コマンドを発生させる上位装
置1と、印字データが記憶された格納手段であるROM
3と、ROM3に格納された印字データが展開されるR
AM4と、サーマルヘッド10の電源を制御するととも
にサーマルヘッド10内の発熱素子とそのドライバ回路
との間の電圧を測定する電源切換回路6と、サーマルヘ
ッド10内の発熱素子とそのドライバ回路を駆動させる
ための駆動回路7と、RAM4に展開されたパラレルの
印字データをシリアル印字データに変換するP/S変換
回路8と、電源切換回路6にて測定された電圧値をデジ
タル信号に変換するA/Dコンバータ5と、サーマルヘ
ッド10内の発熱素子近傍の温度を検出するためのA/
Dコンバータ9と、上位装置1にて印字コマンドが発生
した場合に電源切換回路6にてサーマルヘッド10に対
して電源を供給させるとともにROM3に格納された印
字データをRAM4の展開し、また、A/Dコンバータ
5にてデジタル信号に変換された電圧値に基づいてサー
マルヘッド10内の発熱素子に異常が発生したと判断す
る制御手段であるCPU2とから構成されており、サー
マルヘッド10内には、P/S変換回路8にてシリアル
データに変換された印字データが同期クロックとともに
入力されるシフトレジスタ11と、駆動回路7から出力
されるラッチ信号に基づいてシフトレジスタ11に入力
された印字データをラッチするラッチレジスタ12と、
印字を行うための熱を発生させる複数の発熱素子13−
1〜13−nと、発熱素子13−1〜13−nをそれぞ
れ駆動させるためのドライバ回路14−1〜14−n
と、駆動回路7から出力されるストローブ信号とラッチ
レジスタ12にラッチされた印字データとに基づいてド
ライバ回路14−1〜14−nをそれぞれ駆動させるた
めのANDゲート15−1〜15−nとが設けられてい
る。
【0018】以下に、上記のように構成されたサーマル
プリンタ装置の駆動方法について説明する。
【0019】図2は、図1に示したサーマルプリンタ装
置の駆動方法を説明するためのタイミングチャートであ
る。
【0020】上位装置1にて印字コマンドが発生する
と、CPU2において電源切換回路6が制御され、サー
マルヘッド10の電源入力端子VDDに抵抗RBがシリ
アルに接続され、主電源はVCCレベルとして接続され
る。ここで、VCCレベルはVDDレベルの電圧よりも
低く、抵抗RBの抵抗値は、サーマルヘッド10内の発
熱素子の平均抵抗値の1/2の値とする。
【0021】次に、CPU2において、ROM3に格納
されている固有の印字データがRAM4に展開される。
なお、この固有の印字データとは、各ラインの印字につ
いて1ドットずつ印字されるデータである。つまり、1
ライン目の印字ではサーマルヘッド10内の発熱素子1
3−1のみを発熱させる印字データ、2ライン目の印字
ではサーマルヘッド10内の発熱素子13−2のみを発
熱させる印字データ、というようにサーマルヘッド10
内の発熱素子13−1〜13−n数のライン分の印字デ
ータがROM3に格納されている。
【0022】次に、CPU2において、RAM4に展開
された印字デ−タがP/S変換回路8に1ライン分転送
される。
【0023】すると、P/S変換回路8において、RA
M4から転送された印字データがシリアル印字データに
変換され、シリアル印字データとそれと同期するクロッ
クとが、サーマルヘッド10の入力端子SDIN、CL
Kを介して、サーマルヘッド10内のシフトレジスタ1
1に転送される。
【0024】シフトレジスタ11に1ライン分の印字デ
ータが転送されると、駆動回路7からサーマルヘッド1
0内のラッチレジスタ12に対してサーマルヘッド10
の入力端子LATを介してラッチ信号が出力される。
【0025】すると、ANDゲート15−1〜15−n
の2入力のうち、1入力の印字データがある箇所が
“H”となる。ここで、図2においては、ANDゲート
15−1の1入力のみが“H”となっている。
【0026】また、駆動回路7からは、サーマルヘッド
10内の発熱素子13−1〜13−nに電流を流すため
にサーマルヘッド10の入力端子STBを介してストロ
ーブ信号が出力される。図2に示すものにおいては、発
熱素子13−1に電流を流すためにある期間“L”とな
るストローブ信号が出力される。
【0027】この際、ストローブ信号の“L”の時間、
つまり印加時間は極力短くし、サーマルヘッド10内の
発熱素子13−1〜13−nが発熱することにより印字
される媒体が、印字されないように注意する。
【0028】ストローブ信号を“L”としたことによ
り、ストローブ信号は、サーマルヘッド10内のインバ
ータゲートINVで反転し、サーマルヘッド10内のA
NDゲート13−1〜13−nの各2入力のうち1入力
が“H”となり入力される。
【0029】ここで、サーマルヘッド10内のラッチレ
ジスタ12にてラッチされた印字データが“H”の箇所
は、ANDゲートの出力が“H”となり、ドライブ回路
14−1〜14−nのトランジスタのベースが“H”と
なることにより、サーマルヘッド10内の発熱素子13
−1〜13−nの該当箇所に電流が流れ、発熱素子13
−1〜13−nが発熱し印字が行われる。
【0030】ここで、ストローブ信号を“L”とした場
合、A/Dコンバータ5に入力される電圧レベルは、サ
ーマルヘッド10の入力端子VDDと同レベルの電圧が
入力される。この電圧レベルは、サーマルヘッド10内
の発熱素子13−1〜13−nの抵抗値により変化す
る。
【0031】ここで、発熱素子13−1について考える
と、A/Dコンバータ5の仕様がVCCとDGとの電位
差を分解能8ビットにて検知するものであり、発熱素子
13−1の抵抗値が発熱素子13−1〜13−nの平均
抵抗値と同じ値であるならば、A/Dコンバータ5に入
力される電圧レベルは、電圧レベル=VCC/{(抵抗
RBの抵抗値)+(発熱素子13−nの抵抗値)}×
(発熱素子13−nの抵抗値)により1/2VCCとな
り、入力電圧レベルに対するデジタルデータ出力は、A
/D変換値=電圧レベル/{(VCC−DG)/23
から、それを16進数に変換すると“80H”となる。
【0032】この方法にて得られるデータをプリンタ装
置組み立て直後にも実施し、得られたA/D変換値をR
OM3に格納しておく。
【0033】CPU2においては、印字コマンドが通知
される度に、得られるA/D変換値と初期A/D変換値
とが比較され、その差が予め決められた値よりも大きな
場合はサーマルヘッド10内の発熱素子13−1の抵抗
値が初期値に対して大きく変化したと判断される。抵抗
値が大きく変化するということは、当然のごとく発熱量
も変化するため印字の濃淡が変わってしまい印字品位も
劣化してしまう。
【0034】よって、A/D変換値が大きく変化した場
合は、CPU2において、マシーンアラームと判断さ
れ、本来の印字データの印字は行なわず、発熱素子13
−1〜13−nに異常が発生した旨を出力し、保守員等
によるメンテナンス対象プリンタとする。
【0035】なお、上述した予め決められた値とは、実
験的に得られるもので、印字品位に影響を与える程度の
値とする。
【0036】CPU2において、A/D変換値の比較を
サーマルヘッド10内の発熱素子13−1〜13−nま
で全て行ない、全ての発熱素子13−1〜13−nが正
常であると判断された場合、電源切換回路6が制御さ
れ、サーマルヘッド10の電源入力VDDにVDDレベ
ルの電圧が供給され、実際の印字データの印字が行われ
る。
【0037】ここで、ストローブ信号の“L”となる期
間においては、VCCとGND間に抵抗RAとサーマル
ヘッド10内のサーミスタTHをシリアルに接続し、サ
ーミスタTHの両端の電圧をA/Dコンバータ9にて監
視し、つまり、サーマルヘッド10内の発熱素子13−
1〜13−nの近傍の温度を監視し、得られたA/D変
換値にて印字品位が良好な印加時間とする。
【0038】(他の実施の形態)図3は、図1に示した
サーマルプリンタ装置の他の駆動方法を説明するための
タイミングチャートである。
【0039】上述したように、A/D変換値の比較は、
1ドットづつ発熱素子13−1〜13−nに電流を流す
ことにより、得られるA/D変換値の初期値と現在値と
の比較により行われる。
【0040】つまり、どのラインの印加動作においても
存在する印字データは、1ドット分のみである。
【0041】上述した実施の形態におけるサーマルヘッ
ド10へのシリアル印字データの転送は、1ラインの転
送において必ずNドット分の印字データが転送されてい
たが、サーマルヘッド10のデータ取り込み部がシフト
レジスタ11で構成されていることから、まず、サーマ
ルヘッド10内のシフトレジスタ11を全て“L”にす
るために、Nドット分の白印字データをサーマルヘッド
10に転送し、データをラッチする。
【0042】次に、サーマルヘッド10内の発熱素子1
3−1のみを発熱させるために、印字データを1クロッ
ク分のみ転送して印加動作を行ない、それにより、発熱
する素子は発熱素子13−1のみとなり、A/D変換値
の比較を行なう。
【0043】次に、サーマルヘッド10内の発熱素子1
3−2のみを発熱させるために印字データを転送する
が、前回のA/D変換値の比較にてサーマルヘッド10
内の発熱素子13−1のみに印字データを存在させたの
で、そのラインのサーマルヘッド10内シフトレジスタ
11の出力は“H”となっている。
【0044】このデータに対して、1ビットシフト、ラ
ッチ、印加動作を行なうことにより発熱する素子は発熱
素子13−2のみとなる。
【0045】つまり、印字データを“L”としておきク
ロックを1パルス出力すれば、発熱素子13−2のみに
印字するデータが存在することとなる。
【0046】この動作をNドット分繰り返しA/D変換
値の比較を行なう。
【0047】本形態においては、サーマルヘッドへ転送
するシリアル印字データの転送時間が短縮され、サーマ
ルヘッド内の発熱素子数が多いほどトータル的なチェッ
ク時間が短縮できという利点がある。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように本発明においては、
サーマルヘッド内に設けられた複数の発熱素子にかかる
電圧をそれぞれ測定し、測定された電圧を予め記憶され
た初期値と比較することにより、発熱素子の抵抗値が変
化したかどうかを検出し、それにより、発熱素子に異常
が生じていないかどうかを検出する構成としたため、印
字ドット抜けや印字かすれを未然に防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のサーマルプリンタ装置の実施の一形態
を示す図である。
【図2】図1に示したサーマルプリンタ装置の駆動方法
を説明するためのタイミングチャートである。
【図3】図1に示したサーマルプリンタ装置の他の駆動
方法を説明するためのタイミングチャートである。
【符号の説明】
1 上位装置 2 CPU 3 ROM 4 RAM 5,9 A/Dコンバータ 6 電源切換回路 7 駆動回路 8 P/S変換回路 10 サーマルヘッド 11 シフトレジスタ 12 ラッチレジスタ 13−1〜13−n 発熱素子 14−1〜14−n ドライバ回路 15−1〜15−n ANDゲート
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年8月1日(2000.8.1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【請求項】 複数の発熱素子を具備するサーマルヘッ
ドと、印字コマンドに基づいて前記サーマルヘッドに電
源を供給する電源切換手段と、印字データが格納された
格納手段と、該格納手段に格納された印字データに基づ
いて前記複数の発熱素子を作動させる駆動回路と、前記
印字コマンドに基づいて前記電源切換手段及び前記駆動
回路を制御する制御手段とを有してなるサーマルプリン
タ装置の駆動方法であって、前記発熱素子にかかる電圧の初期値をデジタル値として
予め記憶しておき、前記発熱素子にかかる電圧を測定し
て該測定結果をデジタル値に変換し、該デジタル値と前
記初期値のデジタル値とを比較し、前記測定結果のデジ
タル値の前記初期値のデジタル値に対する変化量が予め
決められた値よりも大きくなった場合、該発熱素子に異
常が生じた旨を出力する ことを特徴とするサーマルプリ
ンタ装置の駆動方法。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、複数の発熱素子を具備するサーマルヘッド
と、印字コマンドに基づいて前記サーマルヘッドに電源
を供給する電源切換手段と、印字データが格納された格
納手段と、該格納手段に格納された印字データに基づい
て前記複数の発熱素子を作動させる駆動回路と、前記印
字コマンドに基づいて前記電源切換手段及び前記駆動回
路を制御する制御手段とを有してなるサーマルプリンタ
装置において、前記電源切換手段は、前記複数の発熱素
子にかかる電圧をそれぞれ測定して該測定結果をデジタ
ル値に変換し、前記制御手段は、前記複数の発熱素子に
かかる電圧の初期値をデジタル値として予め記憶してお
き、該初期値のデジタル値と前記電源切換手段にて変換
されたデジタル値とを比較し、前記電源切換手段にて変
換されたデジタル値の前記初期値のデジタル値に対する
変化量が予め決められた値よりも大きくなった場合、該
発熱素子に異常が生じた旨を出力することを特徴とす
る。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】削除
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】削除
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】複数の発熱素子を具備するサーマルヘッド
と、印字コマンドに基づいて前記サーマルヘッドに電源
を供給する電源切換手段と、印字データが格納された格
納手段と、該格納手段に格納された印字データに基づい
て前記複数の発熱素子を作動させる駆動回路と、前記印
字コマンドに基づいて前記電源切換手段及び前記駆動回
路を制御する制御手段とを有してなるサーマルプリンタ
装置の駆動方法であって、前記発熱素子にかかる電圧の
初期値をデジタル値として予め記憶しておき、前記発熱
素子にかかる電圧を測定して該測定結果をデジタル値に
変換し、該デジタル値と前記初期値のデジタル値とを比
較し、前記測定結果のデジタル値の前記初期値のデジタ
ル値に対する変化量が予め決められた値よりも大きくな
った場合、該発熱素子に異常が生じた旨を出力すること
を特徴とする。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】削除
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】削除
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】本形態は図1に示すように、印字を行うサ
ーマルヘッド10と、印字コマンドを発生させる上位装
置1と、印字データが記憶された格納手段であるROM
3と、ROM3に格納された印字データが展開されるR
AM4と、サーマルヘッド10の電源を制御するととも
にサーマルヘッド10内の発熱素子とそのドライバ回路
との間の電圧を測定する電源切換回路6と、サーマルヘ
ッド10内の発熱素子とそのドライバ回路を駆動させる
ための駆動回路7と、RAM4に展開されたパラレルの
印字データをシリアル印字データに変換するP/S変換
回路8と、電源切換回路6にて測定された電圧値をデジ
タル信号に変換するA/Dコンバータ5と、サーマルヘ
ッド10内の発熱素子近傍の温度を検出するためのA/
Dコンバータ9と、上位装置1にて印字コマンドが発生
した場合に電源切換回路6にてサーマルヘッド10に対
して電源を供給させるとともにROM3に格納された印
字データをRAM4の展開し、また、A/Dコンバータ
5にてデジタル信号に変換された電圧値に基づいてサー
マルヘッド10内の発熱素子に異常が発生したと判断す
る制御手段であるCPU2とから構成されており、サー
マルヘッド10内には、P/S変換回路8にてシリアル
データに変換された印字データが同期クロックとともに
入力されるシフトレジスタ11と、駆動回路7から出力
されるラッチ信号に基づいてシフトレジスタ11に入力
された印字データをラッチするラッチレジスタ12と、
印字を行うための熱を発生させる複数の発熱素子13−
1〜13−nと、発熱素子13−1〜13−nをそれぞ
れ駆動させるためのドライバ回路14−1〜14−n
と、駆動回路7から出力されるストローブ信号とラッチ
レジスタ12にラッチされた印字データとに基づいてド
ライバ回路14−1〜14−nをそれぞれ駆動させるた
めのANDゲート15−1〜15−nとが設けられてい
る。なお、電源切換回路6とA/Dコンバータ5とで電
源切換手段が構成される。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の発熱素子を具備するサーマルヘッ
    ドと、印字コマンドに基づいて前記サーマルヘッドに電
    源を供給する電源切換回路と、印字データが格納された
    格納手段と、該格納手段に格納された印字データに基づ
    いて前記複数の発熱素子を作動させる駆動回路と、前記
    印字コマンドに基づいて前記電源切換回路及び前記駆動
    回路を制御する制御手段とを有してなるサーマルプリン
    タ装置において、 前記電源切換回路は、前記複数の発熱素子にかかる電圧
    をそれぞれ測定し、 前記制御手段は、前記電源切換回路にて測定された電圧
    に基づいて前記発熱素子の状態を検出することを特徴と
    するサーマルプリンタ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のサーマルプリンタ装置
    において、 前記制御手段は、前記複数の発熱素子にかかる電圧の初
    期値を予め記憶しておき、該初期値と前記発熱素子にか
    かる電圧とを比較することにより、前記発熱素子の状態
    を検出することを特徴とするサーマルプリンタ装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のサーマルプリンタ装置
    において、 前記制御手段は、前記発熱素子にかかる電圧の前記初期
    値に対する変化量が予め決められた値よりも大きくなっ
    た場合、該発熱素子に異常が生じた旨を出力することを
    特徴とするサーマルプリンタ装置。
  4. 【請求項4】 複数の発熱素子を具備するサーマルヘッ
    ドと、印字コマンドに基づいて前記サーマルヘッドに電
    源を供給する電源切換回路と、印字データが格納された
    格納手段と、該格納手段に格納された印字データに基づ
    いて前記複数の発熱素子を作動させる駆動回路と、前記
    印字コマンドに基づいて前記電源切換回路及び前記駆動
    回路を制御する制御手段とを有してなるサーマルプリン
    タ装置の駆動方法であって、 前記発熱素子にかかる電圧を測定し、測定された電圧に
    基づいて前記発熱素子の状態を検出することを特徴とす
    るサーマルプリンタ装置の駆動方法。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のサーマルプリンタ装置
    の駆動方法において、 前記発熱素子にかかる電圧の初期値を予め記憶してお
    き、該初期値と前記発熱素子にかかる電圧とを比較する
    ことにより、前記発熱素子の状態を検出することを特徴
    とするサーマルプリンタ装置の駆動方法。
  6. 【請求項6】 請求項4に記載のサーマルプリンタ装置
    の駆動方法において、 前記発熱素子にかかる電圧の前記初期値に対する変化量
    が、予め決められた値よりも大きくなった場合、前記発
    熱素子に異常が生じた旨を出力することを特徴とするサ
    ーマルプリンタ装置の駆動方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017119413A (ja) * 2015-12-25 2017-07-06 セイコーエプソン株式会社 印刷装置、制御方法、及び、印刷システム
JP2020023124A (ja) * 2018-08-08 2020-02-13 東芝テック株式会社 プリンタ

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