JP2961611B2 - サーマルヘッド制御回路 - Google Patents

サーマルヘッド制御回路

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JP2961611B2 JP16492589A JP16492589A JP2961611B2 JP 2961611 B2 JP2961611 B2 JP 2961611B2 JP 16492589 A JP16492589 A JP 16492589A JP 16492589 A JP16492589 A JP 16492589A JP 2961611 B2 JP2961611 B2 JP 2961611B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、サーマルヘッドを用いたプリンタ等、文
字図形出力装置に関する。
[発明の概要] この発明はサーマルヘッドを用いた文字図形出力装置
において、サーマルヘッドの電源端子と電源を電流制限
回路を介して接続するスイッチ回路と、該サーマルヘッ
ドの電源端子電圧を検出する手段と、検出した電源端子
電圧を元にヘッドの通電エネルギを制御する手段と、検
出した電源端子電圧を元にヘッドの故障を判定し外部に
知らせる手段を持つことにより、サーマルヘッドの故障
診断を行うと同時に、ヘッドの通電エネルギ制御を行う
ことにより、文字図形出力装置の信頼性を高め、印字品
位を向上させるサーマルヘッド制御回路である。
[従来の技術] 従来のサーマルヘッドを用いた文字図形出力装置で
は、ヘッド制御端子上に、ヘッド抵抗値判定用パターン
や、ヘッド抵抗値判定用の抵抗等を設けることにより、
ヘッドの通電エネルギ制御を行っていた。また、ヘッド
の経時的な劣化や、破壊等は印字出力結果を見て判断し
ていた。
[発明が解決しようとする課題] 従来の方法では、サーマルヘッド制御回路が知ること
ができるのはヘッドの初期的な抵抗値だけで、ヘッドの
経時的な劣化や破壊等は制御回路で検出できなかったた
め、文字図形出力装置の信頼性が低かった。
また、ヘッドの製造段階でヘッドの抵抗値を測定し、
その結果を判定用パターンや、判定用抵抗としてヘッド
制御端子上に設ける必要があったため、ヘッドのコスト
アップをまねいていた。
〔課題を解決するための手段〕
そこで本発明は、従来のこのような問題点を解決する
ために、一端が画素信号を出力するヘッドドライバに接
続され、他端が電源端子に接続された発熱体を複数備え
たサーマルヘッドと、サーマルヘッドの個々の発熱体の
現在の状態を検出するためにサーマルヘッドの電源端子
と電源との間に設けられた電流制限回路と、電流制限回
路と並列に接続され、電流制限回路の切り換えを行うス
イッチ回路と、電源端子と電源とが電流制限回路を介し
て接続されたとき、電源端子に発生するヘッド抵抗値に
対応した電圧を検出するAD変換器と、ヘッド異常情報と
通電エネルギ情報からなるヘッドの状態情報が、ヘッド
の抵抗値に対応して記憶された変換テーブルと、スイッ
チ回路のオンオフ動作を制御するとともに、AD変換器の
発熱体ごとの検出出力に基づいて変換テーブルからヘッ
ド状態情報を読み込む制御部と、を有し、制御部は、読
み込んだヘッド状態情報がヘッド異常情報の時にはヘッ
ド異常信号を出力し、通電エネルギ情報の時には該情報
に基づいてヘッド通電エネルギを制御することとした。
[作用] 上記の構成において、スイッチ回路によりサーマルヘ
ッド電源端子を電流制限回路を介して電源に接続した
後、サーマルヘッド内の一つ以上のドットを通電し、サ
ーマルヘッド電源端子の電圧を検出すれば、検出された
電圧は通電したドットの抵抗値を反映した値となる。
この検出された電圧を元にヘッドの通電エネルギを制
御することにより適正な印字濃度で印字を行うことがで
きる。
また、検出された電圧によりサーマルヘッドの接続不
良や、経時的な劣化や、破壊等の故障を判定し外部に知
らせることができるのである。
[実施例] 以下に本発明の実施例を図面に基づいて説明する。第
1図と第2図は本発明の実施例の回路図である。
第1図は電流制限回路として分圧用抵抗を用いた実施
例である。第1図において、サーマルヘッド1の電源端
子は、スイッチ回路2と、分圧用抵抗3に接続されてい
る。ヘッドの電源端子は、スイッチ回路2がオンなら電
源と接続され、オフなら分圧用抵抗3を介して電源と接
続される。通常の印字の場合はスイッチ回路2はオンに
しておく。
CPU6は制御用のマイクロコンピュータで、IO7に指令
を出してスイッチ回路2をオン、オフすることができ、
同様にヘッドドライバ5によりサーマルヘッド1の中の
任意のドットを選択して通電することができる。
またヘッド電源端子はAD変換器4にも接続されてお
り、CPU6はヘッドの電源端子の電圧をAD変換器4を介し
て読み取ることができる。
サーマルヘッド中のあるドットの抵抗値を求める手順
は次のようになる。
スイッチ回路2をオフにして、ヘッド電源端子を分圧
用抵抗3を介して電源に接続し、ヘッドドライバ5でそ
のドットのみを通電する。次に、AD変換器4によりヘッ
ドの電源端子の電圧を読み取る。今、電源電圧をV、分
圧用抵抗3の抵抗値をR、ヘッドの電源端子の電圧をE
とすると、そのドットの抵抗値rは次式で求めることが
できる。
r=R/(V/E−1) つまり、このときのAD変換器4の出力データはドット
の抵抗値rを反映している。
CPU6は変換テーブル8に接続されており、AD変換器4
から読み取ったデータを故障情報や通電エネルギ情報に
変換して取り出すことができる。こうして変換した情報
が故障情報であればIO7を介して故障を外部に知らせる
ことができ、通電エネルギ情報であれば、ヘッドの通電
時間や、ヘッドの印加電圧を制御して最適な通電エネル
ギで印字することができるのである。
第2図は電流制限回路として定電流回路を用いた実施
例で、第1図の分圧用抵抗3を定電流回路9に置き換え
た以外は、第1図と同様の構成である。
第2図においてサーマルヘッド中のあるドットの抵抗
値を求める手順は次のようになる。
スイッチ回路2をオフにして、ヘッド電源端子を定電
流回路9を介して電源に接続し、ヘッドドライバ5でそ
のドットのみを通電する。次に、AD変換器4によりヘッ
ドの電源端子の電圧を読み取る。今、定電流回路9が流
す電流値をI、ヘッドの電源端子の電圧をEとすると、
そのドットの抵抗値rは次式で求めることができる。
r=E/I つまり、このときのAD変換器4の出力データも第1図
の場合と同様にドットの抵抗値rを反映しており、第1
図と同様に変換テーブル8で変換した情報により、故障
を外部に知らせたり、最適な通電エネルギで印字するこ
とができるのである。
第3図は変換テーブル8の内容を示したブロック図で
ある。変換テーブルはROM等のメモリで構成されてい
る。
AD変換器4に8ビットの分解能のものを使うと、その
出力データは256種類の場合に分けられる。AD変換器4
の出力データをアドレスとして変換テーブル8に書き込
まれているデータを読み出すことで、そのドットがオー
プンしているか、ショートしているか、劣化しているか
等の故障情報や、故障していないときは、そのドットの
抵抗値に最適な通電エネルギ情報を得ることができるの
である。
このようにして得た情報によりCPU6は、オープンやシ
ョートであればIO7を介してヘッドの故障を外部に知ら
せ、劣化であればIO7を介してヘッドの劣化を外部に知
らせてヘッドの交換を促す。また、通電エネルギ情報で
あればその情報に基づいて、ヘッドの通電時間やヘッド
の印加電圧を制御することにより、そのヘッドに最適な
通電エネルギを与えて適正な印字濃度で印字することが
できるのである。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によればサーマルヘッド
や、サーマルヘッド制御端子に特別な加工をすることな
く、制御回路に接続されたヘッドの経時的な劣化や故障
等を判断すると同時に、そのヘッドの抵抗値に最適な通
電エネルギを知ることができるので、文字図形出力装置
の信頼性を高め、印字品位を向上する効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は電流制限回路に分圧用抵抗を用いた本発明の一
実施例を示す回路図、第2図は電流制限回路に定電流回
路を用いた本発明の他の実施例を示す回路図、第3図は
第1図および第2図の実施例に用いるAD変換器出力デー
タの変換テーブルを表す図である。 1……サーマルヘッド 2……スイッチ回路 3……分圧用抵抗 4……AD変換器 5……ヘッドドライバ 6……CPU 7……IO 8……変換テーブル 9……定電流回路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一端が画素信号を出力するヘッドドライバ
    に接続され、他端が電源端子に接続された発熱体を複数
    備えたサーマルヘッドと、 前記サーマルヘッドの個々の発熱体の現在の状態を検出
    するためにサーマルヘッドの前記電源端子と電源との間
    に設けられた電流制限回路と、 前記電流制限回路と並列に接続され、前記電流制限回路
    の切り換えを行うスイッチ回路と、 前記電源端子と電源とが前記電流制限回路を介して接続
    されたとき、前記電源端子に発生するヘッド抵抗値に対
    応した電圧を検出するAD変換器と、 ヘッド異常情報と通電エネルギ情報からなるヘッドの状
    態情報が、ヘッドの抵抗値に対応して記憶された変換テ
    ーブルと、 前記スイッチ回路のオンオフ動作を制御するとともに、
    前記AD変換器の発熱体ごとの検出出力に基づいて前記変
    換テーブルからヘッド状態情報を読み込む制御部と、を
    有し、 前記制御部は、読み込んだヘッド状態情報がヘッド異常
    情報の時にはヘッド異常信号を出力し、通電エネルギ情
    報の時には該情報に基づいてヘッド通電エネルギを制御
    することを特徴とするサーマルヘッド制御回路。
JP16492589A 1989-06-27 1989-06-27 サーマルヘッド制御回路 Expired - Lifetime JP2961611B2 (ja)

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JPH0330960A JPH0330960A (ja) 1991-02-08
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JP2572608B2 (ja) * 1987-09-29 1997-01-16 株式会社東芝 感熱ヘッドの保護装置
JP2670066B2 (ja) * 1988-01-30 1997-10-29 キヤノン株式会社 記録装置

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