JP2572608B2 - 感熱ヘッドの保護装置 - Google Patents

感熱ヘッドの保護装置

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JP2572608B2 JP24264087A JP24264087A JP2572608B2 JP 2572608 B2 JP2572608 B2 JP 2572608B2 JP 24264087 A JP24264087 A JP 24264087A JP 24264087 A JP24264087 A JP 24264087A JP 2572608 B2 JP2572608 B2 JP 2572608B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、ファクシミリ装置等に搭載されている印字
装置の感熱ヘッドの保護回路に関する。
(従来の技術) 従来この種の印字装置に用いられるダイレクトドライ
ブ型の感熱ヘッドの基本機能ブロック図は例えば第3図
に示すように構成されている。シフトレジスタ1に印字
されるシリアルデータSIがクロックCKの動作タイミング
で保持されると、ラッチ信号LHにて保持されたシリアル
データSIがラッチ2にラッチされる。次にイネーブル信
号ENがハイレベルとなってアンドゲート3を開くと、ラ
ッチ2にラッチされていたデータが対応するアンドゲー
ト3を介してトランジスタ4のベースに印加され、これ
らトランジスタ4をオン又はオフとする。オンとなった
トランジスタ4には+24V電源から発熱抵抗体5を介し
て電流が流れ、前記発熱抵抗体5を発熱させて感熱記録
紙に、前記シリアルデータに対応した印字を行う。第4
図は第3図に示した基本ブロックをM個結合して実際の
印字装置を構成した例である。この例では符号6で示し
たブロックが第3図のシフトレジスタ1、ラッチ2、ア
ンドゲート3、トランジスタ4の部分に相当し各ブロッ
クにイネーブル信号EN1〜ENMが出力されるようになって
いる。
この種の印字装置を搭載した従来のファクシミリ装置
では送受信及びコピーの時だけ+24V電源をオンとする
電源制御方式を用いていたが、最近コストダウンを図る
目的で常に+24V電源をオンしっぱなしにするような方
式の電源を用いたものが開発されている。しかしこのよ
うな常に+24V電源をオンしっぱなしにする印字装置で
は、CPUの暴走等で前述のアンドゲート3を開とするイ
ネーブル信号ENがオンしっぱなしになったような場合、
発熱抵抗体5に電流が流れ続け、感熱ヘッドの温度が上
昇してヘッドを破壊するという不都合が生じると共に、
ひいてはファクシミリ装置の破壊の火災の原因となる欠
点があった。
そこで、上記欠点を回避するために、第5図に示す如
くヘッド基板7に温度ヒューズ10を設け、感熱ヘッドが
ある温度以上になると前記温度ヒューズが溶けて、+24
V電源部9から前記感熱ヘッドに供給されていた電流を
遮断して、前記感熱ヘッドの破壊を防止している。なお
図中、ヘッド基板7に設けられているサーミスタ11は感
熱ヘッドの温度を制御部8のパルス幅制御部12に送っ
て、前記温度によって印字濃度が変化せず一定となるよ
うに、感熱ヘッドに流す電流のパルス幅を制御してい
る。又、制御部8のヘッド制御部13からは感熱ヘッドを
構成する発熱抵抗体に電流を流すタイミングを与えるイ
ネーブル信号ENを発生してこれをヘッド基板7に供給し
ている。また、第6図は上記欠点を回避するための他の
従来例で、サーミスタ11の感熱ヘッドの検出温度をコン
パレータ14にて設定温度と比較し、前記検出温度がこの
設定温度以上となると、ゲート15を閉鎖して、ヘッド制
御部13から供給されるイネーブル信号ENが発熱抵抗体の
電流制御素子に供給されないようにして、感熱ヘッドが
一定温度以上となることを防止している。しかし、上記
第5図及び第6図に示した従来の感熱ヘッドの破壊防止
方式では、例えば制御部8に異常が生じて、感熱ヘッド
の温度が上昇し温度ヒューズ10が溶けるなり、又はゲー
ト15が閉鎖されてイネーブル信号の供給が停止されるな
りして、前記感熱ヘッドの温度上昇を防止しても、ユー
ザ側では何が起こったのか分らず適切ながとれないとい
う欠点があった。
(発明が解決しようとする問題点) 感熱ヘッドを発熱させる供給電源を制御信号のみにて
制御する方式の印字装置にて、CPUの暴走等で前記制御
信号に異常が生じて感熱ヘッドに電源が供給しっぱなし
となって、前記感熱ヘッドの温度が異常上昇した場合
に、温度ヒューズを溶断させて前記感熱ヘッドへの電源
供給を断つ感熱ヘッド保護方式及び感熱ヘッドの温度が
設定値以上となるとゲートを閉鎖して前記制御信号が電
流制御素子へ供給されないようにする感熱ヘッド保護方
式では、異常が生じた後前記保護機能が働いて前記感熱
ヘッドの温度上昇が抑えられても、ユーザ側に何が起こ
ったかを知らせる方法を持たないため、ユーザは適切な
措置がとれないという欠点があった。そこで本発明は、
上記の欠点を除去するもので、感熱ヘッドの異常をユー
ザに報知すると共に前記異常が生じた場合に感熱ヘッド
の温度上昇を速やかに抑えることができ、また、CPUの
暴走によっても、感熱ヘッドの異常をユーザに報知する
処理が確実に実行でき、さらには、異常を起こした装置
の復旧を迅速に行うことができる感熱ヘッドの保護装置
を提供することを目的としている。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 本発明の感熱ヘッドの保護装置は、CPUの制御に基づ
いて印字を実行する印字装置に設けられた感熱ヘッドが
所定温度以上になると、この感熱ヘッドの発熱抵抗体に
流れる電流を停止させる感熱ヘッドの保護装置におい
て、前記発熱抵抗体に流れる電流が停止されたことを検
出する電流検出手段と、この電流検出手段にて前記電流
が停止されたことが検出されると感熱ヘッドの異常を報
知する報知手段と、前記電流検出手段にて前記電流が停
止されたことが検出されると前記CPUをリセットするリ
セット手段とを有し、前記電流検出手段、前記報知手段
および前記リセット手段が前記CPUとは別系統に設けら
れているものである。
(作用) 本発明の感熱ヘッドの保護装置において、電流検出手
段によって発熱抵抗体に流れる電流が停止されたことを
検出し、この電流手段にて前記電流が停止されたことが
検出されると報知手段によって感熱ヘッドの異常を報知
し、また、前記電流検出手段にて前記電流が停止された
ことが検出されるとリセット手段によってCPUをリセッ
トする。これにより、ユーザまたはサービスマンは感熱
ヘッドに異常があったことを知ることができ、CPUが速
やかにリセットされることから異常を起こした装置の復
旧を迅速に行うことができる。さらに、これらの処理が
CPUとは別系統で実現されることから、CPUの暴走によっ
ても、感熱ヘッドの異常をユーザに報知する処理が確実
に実行できる。
(実施例) 以下本発明の一実施例を従来例と同一部には同一符号
を付して図面を参照して説明する。第1図は本発明の感
熱ヘッドの保護装置の一実施例を示したブロック図であ
る。7は感熱ヘッド及びこの感熱ヘッドの発熱体に電流
を供給制御する電流制御回路及び前記感熱ヘッドの異常
温度上昇を抑える保護回路を搭載したヘッド基板で、感
熱ヘッドの発熱抵抗体5、温度ヒューズ10及びサーミス
タ11を有している。8はヘッド基板7の感熱ヘッドを制
御する制御部で、パルス幅制御部12、ヘッド制御部13を
有している。9はヘッド基板7の感熱ヘッドに24V電源
を供給する電源部で、この24V電源は温度ヒューズ10を
介して発熱抵抗体5に供給されている。16は感熱ヘッド
に異常が生じたことをユーザに知らせる異常報知回路で
ある。
次に本実施例の動作について説明する。ヘッド制御部
13から出力されるイネーブル信号ENがオンとなると、図
示されない電流制御回路により、電源9からの24V電源
が温度ヒューズ10を介して感熱ヘッドを構成する発熱抵
抗体5に印加され、この発熱抵抗体5に電流を流して発
熱させ、記録紙に印字を行う。この時、サーミスタ11は
感熱ヘッドの温度を検出して、これをパルス幅制御部12
に出力する。これによりパルス幅制御部12は前記感熱ヘ
ッドの温度に応じて、前記発熱抵抗体5に供給される電
流のパルス幅を制御して、常に印字濃度を一定とする。
このような状態で、ヘッド制御部13に何らかの異常が生
じた場合、イネーブル信号ENがオンしっぱなしとなっ
て、前記発熱抵抗体5に電源部9から電源が流れ続け、
感熱ヘッドの温度が異常に上昇する。しかし、前記感熱
ヘッドの温度が所定値以上上昇すると温度ヒューズ10が
溶断して、電源部9から発熱抵抗体5に供給される電流
を遮断して、前記感熱ヘッドの温度上昇を停止させてこ
のヘッドの破壊を防止する。又、前記温度ヒューズ10が
溶断すると同時に、その端子a側の電位はローレベルと
なるため、ローレベル信号100が異常報知回路16に入力
される。異常報知回路16は前記ローレベル信号100が入
力されると、ランプ又はブザー等を点灯又は鳴動させ
て、感熱ヘッドに異常が生じたことをユーザに知らせ
る。
本実施例によれば、感熱ヘッドに異常が生じて温度ヒ
ューズ10が溶断すると、感熱ヘッドに異常が生じたこと
を知らせるローレベル信号100が異常報知回路16に入力
され、前記感熱ヘッドの異常を知らせるランプが点灯さ
れるか、又はブザーが鳴動されるかして、ユーザに感熱
ヘッドに異常が生じたことを報知することができるた
め、ユーザ又はサービスマンは適切な措置を容易にとる
ことができる。
第2図は本発明の感熱ヘッドの保護装置の他の実施例
を示したブロック図である。本例は、制御部8のヘッド
制御部13から発生され、ゲート15を介して供給されるイ
ネーブル信号ENによって、電源部9から直接ヘッド基板
7の発熱抵抗体5に供給される24Vの電源を制御するこ
とによって、前記発熱抵抗体5を発熱させて記録紙に印
字させている。又、パルス幅制御部12はサーミスタ11に
よって検出した感熱ヘッドの温度に応じて、前記発熱抵
抗体5に供給される電流のパルス幅を制御して印字濃度
を一定に保持する。ここで、制御部8のCPU16の暴走等
によってヘッド制御部13から出力されるイネーブル信号
ENがオンしっなしとなると、前記発熱抵抗体5に電源部
9から電流が流れっぱなしとなって、感熱ヘッドの温度
を異常に上昇させる。コンパレータ14はサーミスタ11に
よって検出される感熱ヘッドの温度を所定値と比較し、
感熱ヘッドの温度が前記所定値を越えると、ローベル信
号200をゲート15及び異常報知回路16に出力する。これ
によりゲート15は閉鎖され、イネーブル信号ENの電流制
御回路(図示せず)への供給が停止され、発熱抵抗体5
への電源部9からの電流供給が停止される。これと共
に、異常報知回路16は前記ローレベル信号200が入力さ
れると、ランプの点灯又はブザーの鳴動等を行って、感
熱ヘッドの異常をユーザに知らせる。又、この例では、
前記コンパレータ14から出力されるローレベル信号200
はリセット信号発生回路17にも入力されるため、このロ
ーレベル信号200が入力されると、リセット信号発生回
路17からCPU18をリセットするリセット信号300が出力さ
れ、CPU18をリセットして、このCPU18の暴走を止める。
本実施例も前実施例と同様の効果があるが、特にCPU18
のリセットも感熱ヘッドの保護動作と共に行われるた
め、装置の復旧を迅速に行うことができる。なお、感熱
ヘッドの異常報知は前記CPU18とは別系統で行われるた
め、例えCPU18が暴走を起こしても感熱ヘッドの異常は
異常報知回路16にて確実に行われる。
[発明の効果] 以上記述した如く本発明の感熱ヘッドの保護装置によ
れば、感熱ヘッドの異常をユーザに報知すると共に前記
異常が生じた場合に感熱ヘッドの温度上昇を速やかに抑
える効果がある。また、CPUの暴走によっても、感熱ヘ
ッドの異常をユーザに報知する処理が確実に実行でき、
さらには、異常を起こした装置の復旧を迅速に行うこと
ができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の感熱ヘッドの保護装置の一実施例を示
したブロック図、第2図は本発明の感熱ヘッドの保護装
置の他の実施例を示したブロック図、第3図は従来の感
熱ヘッドの制御回路の基本例を示したブロック図、第4
図は第3図に示した制御回路を複数個組合せて作られた
実用単位の感熱ヘッドの制御回路例を示したブロック
図、第5図は従来の感熱ヘッドの保護回路の一例を示し
たブロック図、第6図は従来の感熱ヘッドの保護回路の
他の例を示したブロック図である。 5……発熱抵抗体、7……ヘッド基板 8……制御部、9……電源部 10……温度ヒューズ、11……サーミスタ 14……コンパレータ、15……ゲート 16……異常報知回路、17……リセット信号発生回路 18……CPU

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】CPUの制御に基づいて印字を実行する印字
    装置に設けられた感熱ヘッドが所定温度以上となると、
    この感熱ヘッドの発熱抵抗体に流れる電流を停止させる
    感熱ヘッドの保護装置において、前記発熱抵抗体に流れ
    る電流が停止されたことを検出する電流検出手段と、こ
    の電流検出手段にて前記電流が停止されたことが検出さ
    れると感熱ヘッドの異常を報知する報知手段と、前記電
    流検出手段にて前記電流が停止されたことが検出される
    と前記CPUをリセットするリセット手段とを有し、前記
    電流検出手段、前記報知手段および前記リセット手段が
    前記CPUとは別系統に設けられていることを特徴とする
    感熱ヘッドの保護装置。
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