JP2002046293A - インクジェットプリンタシステム - Google Patents

インクジェットプリンタシステム

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JP2002046293A
JP2002046293A JP2001120939A JP2001120939A JP2002046293A JP 2002046293 A JP2002046293 A JP 2002046293A JP 2001120939 A JP2001120939 A JP 2001120939A JP 2001120939 A JP2001120939 A JP 2001120939A JP 2002046293 A JP2002046293 A JP 2002046293A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】インクジェットプリンタの正確な休止時間が分
かり、インクジェットプリンタの不必要な回復処理を回
避して、処理時間やインクの浪費を抑える。 【解決手段】前回の印刷完了時刻を保持する記憶部23
をインクジェットプリンタ2に設け、印刷開始の際に記
憶部23に保持されている前回の印刷完了時刻とホスト
装置3a〜3cの時計31が保持する現在時刻とを比較
してインクジェットプリンタ2の印刷処理の休止時間を
算出する休止時間算出部32a、及び、インクジェット
プリンタの休止時間に応じてインクジェットプリンタ2
の回復処理の実行を制御部24を介して制御する回復処
理制御部32bを含む制御部32をホストPC3aに設
けた。これにより、最後にインクジェットプリンタ2を
使用した時刻及び休止時間を正確に認識でき、必要最小
限の回復処理により処理時間やインク消費の無駄をなく
すことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、インクジェット
プリンタを複数のホスト装置で共用しているインクジェ
ットプリンタシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、インクジェットプリンタは、印
刷処理の休止状態が長く続くと、インクヘッドのノズル
部内での乾燥によってインク粘度が上昇し、インクの吐
出不良やノズルの目詰まりを起こしやすい。したがっ
て、印刷処理の休止状態が長く続いた後の印刷処理の前
には、インクヘッドのクリーニングなどの回復処理が必
要となる。
【0003】しかし、休止時間に関係なく、印刷処理の
開始時等のタイミングで回復処理を行うと、休止時間が
短いにもかかわらず不要な回復処理が行われる場合を生
じる。このような場合には、無駄な回復処理の実行によ
って印刷処理を完了するまでの時間が遅延するだけでな
く、回復処理時に使用されるインクや電力が浪費される
ことになる。
【0004】この問題を解決するために、特開平7−0
09686号公報には、インクジェットプリンタの休止
時間に応じて、警告情報の出力や回復処理を行ない、回
復処理に要する時間やインクの消費を抑える技術が開示
されている。但し、上記公報の技術は、電子機器が専用
のインクジェットプリンタを搭載しているようなシステ
ム、すなわち1つの電子機器と1つのインクジェットプ
リンタとによって構成されたシステムを前提としたもの
である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年のパソ
コンの普及とネットワークの発展により、複数のホスト
装置(パソコンや電子機器など)で1つのインクジェッ
トプリンタを共用するシステムが増えつつある。このよ
うなシステムにおいては、各ホスト装置が、いつインク
ジェットプリンタを使用したかを記憶していても、それ
だけでは他のホスト装置によるインクジェットプリンタ
の使用状況は判らない。したがって、複数のホスト装置
によって単一のインクジェットプリンタを共用する場合
には、各ホスト装置が、正確なインクジェットプリンタ
の休止時間を割り出すことは困難であった。
【0006】この発明の目的は、上記事情に鑑みてなさ
れたものであり、複数のホスト装置でインクジェットプ
リンタを共用する場合でも、正確にインクジェットプリ
ンタの休止時間が判り、インクジェットプリンタにおけ
る回復処理を適正なタイミングで行うことができ、処理
時間やインクの浪費を抑制することができるインクジェ
ットプリンタシステムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の課題
を解決するための手段として、以下の構成を備えてい
る。
【0008】(1) インクジェットプリンタを複数のホス
ト装置で共用するインクジェットプリンタシステムにお
いて、印刷処理の完了時刻を更新的に記憶する記憶手段
をインクジェットプリンタに設け、印刷処理の開始時に
インクジェットプリンタから読み取った完了時刻を現在
時刻と比較した結果に基づいて回復処理の実行命令をイ
ンクジェットプリンタに選択的に送信する印刷制御手段
をホスト装置に設けたことを特徴とする。
【0009】この構成においては、印刷処理の完了時刻
がインクジェットプリンタの記憶手段に更新的に記憶さ
れ、印刷処理が開始される際に記憶手段に記憶されてい
る印刷処理の完了時刻と現在時刻とが比較され、比較結
果に基づいてインクジェットプリンタに回復処理の実行
命令が送信される。したがって、インクジェットプリン
タが複数のホスト装置に共用される環境下であっても、
インクジェットプリンタにおける前回の印刷処理の完了
時刻が各ホスト装置において正確に認識され、この完了
時刻と現在時刻との比較によって算出される印刷処理の
正確な休止時間に基づいてインクジェットプリンタにお
ける回復処理を実行するか否かが的確に判断される。こ
のため、印刷処理の休止時間が短く、回復処理が不必要
な状況で回復処理が行われることがなく、回復処理時間
やインク消費の無駄が回避される。
【0010】(2) 前記印刷制御手段は、現在時刻を計時
する時計手段を備え、印刷処理の完了時に時計手段が計
時している現在時刻を印刷処理の完了時刻としてインク
ジェットプリンタに送信することを特徴とする。
【0011】この構成においては、印刷処理の完了時に
ホスト装置からインクジェットプリンタに対して印刷処
理の完了時刻が送信される。したがって、インクジェッ
トプリンタにおいて印刷処理の完了時刻を記憶しておく
ために、インクジェットプリンタに現在時刻を計時する
手段を備える必要がない。
【0012】(3) 前記印刷制御手段は、インクジェット
プリンタから読み取った印刷処理の完了時刻の適否を判
断し、完了時刻が適正でない場合に回復処理の実行命令
をインクジェットプリンタに送信することを特徴とす
る。
【0013】この構成においては、インクジェットプリ
ンタにおいて記憶されていた印刷処理の完了時刻が適正
でない場合には、回復処理の実行命令がインクジェット
プリンタに送信される。したがって、インクジェットプ
リンタに記憶されている印刷処理の完了時刻がデータの
破壊等によって正確でないために印刷処理の休止時間が
正確に算出できない場合には、印刷処理の休止時間が回
復処理を必要とする程度に長い場合を想定して回復処理
が実施され、インクの吐出不良やノズルの目詰まりを生
じることがない。
【0014】(4) (3) の構成において、前記印刷制御手
段が、完了時刻と現在時刻との差である休止時間が基準
値を越えた時に回復処理の実行命令を送信する場合に、
インクジェットプリンタから読み取った印刷処理の完了
時刻が適正でない時に休止時間として基準値以上の時間
を設定するものとすることができる。
【0015】この構成においては、インクジェットプリ
ンタから読み取った印刷処理の完了時刻が適正でなく、
回復処理の実行の要否の判断に用いる休止時間を正確に
算出することができない場合には必ず回復処理の実行命
令がインクジェットプリンタに送信されるため、インク
の吐出不良やノズルの目詰まりの発生を確実に防止する
ことができる。
【0016】(5) 前記印刷制御手段は、印刷処理の完了
時にインクジェットプリンタから読み取った完了時刻が
現在時刻より先の時刻である場合に、記憶手段が保持す
る完了時刻の更新を禁止する命令をインクジェットプリ
ンタに送信することを特徴とする。
【0017】この構成においては、例えば、ホスト装置
の時計手段が計時する現在時刻が正確な時刻よりも遅れ
ている場合に、印刷処理の完了時にホスト装置の時計手
段における現在時刻で記憶手段が記憶する完了時刻を更
新すると、次に正確な現在時刻を計時している時計手段
を有している別のホスト装置でインクジェットプリンタ
が使用された際に、印刷処理の休止時間が実際よりも長
く判断され、不要な回復処理が行われる可能性がある。
そこで、印刷処理の完了時にインクジェットプリンタか
ら読み取った完了時刻が現在時刻より先の時刻である場
合に、記憶手段の完了時刻を更新しないことにより、そ
の後の印刷処理で休止時間が実際より長く判断されるこ
とがないので、不必要な回復処理がなくなる。
【0018】一方、ホスト装置の時計手段が計時する現
在時刻が正確な時刻よりも進んでいる場合に、印刷処理
の完了時にホスト装置の時計手段における現在時刻で記
憶手段が記憶する完了時刻を更新すると、次に正確な現
在時刻を計時している時計手段を有している別のホスト
装置でインクジェットプリンタが使用された際に、印刷
処理の休止時間が実際よりも短く判断され、必要な回復
処理が行われないおそれがあるが、複数のホスト装置に
より共用されているインクジェットプリンタではインク
の吐出不良やノズルの目詰まりを発生するまで印刷処理
が休止されることは殆どないとして問題ない。したがっ
て、休止時間が多少短く判断されても、インクジェット
プリンタの動作不良や印字品位の低下を引き起こす要因
とはならないと考えられる。これにより、ホスト装置側
の時計の時間のばらつきにより、連続して使用されてい
るにもかかわらず、回復処理が無駄に行われることがな
くなる。
【0019】(6) 前記印刷制御手段は、印刷処理の完了
時にインクジェットプリンタから読み取った完了時刻が
現在時刻より先の時刻である場合に、他のホスト装置に
その旨を通知するとともに、警告を行うことを特徴とす
る。
【0020】この構成においては、例えば複数のホスト
装置の各時計の現在時刻にばらつきがあって、印刷完了
時に記憶手段に記憶させるべき時刻が、記憶手段が記憶
している印刷処理の完了時刻よりも前の時刻である場合
には、全てのホスト装置にその旨が通知される一方、ユ
ーザにホスト装置の確認を促す警告が発せられる。した
がって、正確な現在時刻に基づく回復処理の要否の判断
ができないことが各ホスト装置において認識され、ユー
ザによって現在時刻の調整等の的確な処理が行われる。
【0021】(7) 現在時刻を計時する時計サーバを含
み、前記印刷制御手段が一定時間毎に時計サーバから読
み取った現在時刻によって時計手段が計時する現在時刻
を更新することを特徴とする。
【0022】この構成においては、ホスト装置の時計手
段が計時する現在時刻が一定時間毎に時計サーバが計時
する正確な現在時刻によって更新される。したがって、
複数のホスト装置間において計時されている現在時刻に
ばらつきが無くなり、印刷完了時に各ホスト装置からイ
ンクジェットプリンタに対して正確な現在時刻が印刷処
理の完了時刻として記憶手段に記憶される。これによ
り、印刷処理の休止時間に基づいて回復処理の要否を判
定する際に、記憶手段から読み出した完了時刻が各ホス
ト装置における現在時刻より先の時刻であるという矛盾
が生じることがなく、回復処理の要否が正確に判断され
る。
【0023】(8) 現在時刻を計時する時計サーバを含
み、前記記憶手段が印刷処理の完了時に時計サーバが計
時している現在時刻を印刷処理の完了時刻として更新的
に記憶することを特徴とする。
【0024】この構成においては、印刷完了時に時計サ
ーバが計時している正確な現在時刻が、印刷処理の完了
時刻として記憶手段に記憶される。したがって、インク
ジェットプリンタの記憶手段には常に正確な印刷処理の
完了時刻が記憶され、印刷処理の休止時間に基づいて回
復処理の要否が正確に判断される。また、各ホスト装置
から印刷処理の完了時に現在時刻をインクジェットプリ
ンタに供給する必要がなく、各ホスト装置は印刷データ
をインクジェットプリンタに送信した後に印刷の完了を
監視あるいは待ち受ける必要がなくなり、ホスト装置に
おける印刷処理時の制御負担が軽減され、他のプログラ
ムの処理速度が向上する。
【0025】
【発明の実施の形態】図1は、この発明の第1の実施形
態に係るインクジェットプリンタシステムの構成を示す
図である。インクジェットプリンタシステム1は、1つ
のインクジェットプリンタ2とホスト装置である複数の
ホストパーソナルコンピュータ(以下、ホストPCとい
う)3a,3b,…とがネットワーク上で接続されてい
る。なお、図1においては、便宜上、複数のホストPC
として、3つのホストPC3a,3b,3cを例示して
ある。
【0026】図2は、上記インクジェットプリンタシス
テムに含まれるインクジェットプリンタ及びホストPC
の構成を示すブロック図である。インクジェットプリン
タ2は、インクヘッド21と、このインクヘッド21の
回復処理(ヘッドクリーニング)を行う回復処理部22
と、前回の印刷完了時刻を記憶する記憶部(不揮発性メ
モリ)23と、印刷や回復処理などを実行させる制御部
24と、ホストPC3a〜3cのそれぞれとの通信に用
いられる通信回路25とを備えている。
【0027】インクヘッド21は、ノズル及び圧力発生
素子(圧電素子や発熱抵抗体など)を有し、圧力発生素
子が発生した圧力を介してノズルから記録媒体上にイン
クを吐出させることにより、文字や記号などの画像を印
刷する。この印刷処理時にインクヘッド21は、図示し
ないドライブモータにより主走査方向(記録媒体の搬送
方向に直交する方向)に移動する。なお、このドライブ
モータは、インクヘッドを移動させる機能だけでなく記
録媒体を移動させる機能を備えたものであってもよい。
【0028】回復処理部22は、制御部24により制御
されてインクヘッド21の回復処理を行う。休止時間の
判定については後述する。この回復処理は、例えば、イ
ンクヘッド21が記録媒体に対向しないイニシャル位置
に位置している状態で、所定時間にわたって圧力発生素
子を駆動し、ノズル等におけるインクの詰まりを解消す
る処理である。
【0029】記憶部23は、印刷完了の際にホストPC
3a〜3cから供給される現在時刻を、印刷処理の完了
時刻として更新的に記憶する。なお、記憶部23は、イ
ンクジェットプリンタ2の主電源(図示せず)とは独立
した電源電池(図示せず)によりパックアップされてお
り、主電源が切断されても印刷処理の完了時刻を保持す
ることができる。
【0030】制御部24は、通信回路25を介してホス
トPC3a〜3cとの間でデータの送受信を行い、ホス
トPC3a〜3cのいずれかから送信された印刷要求を
受信すると、印刷要求を送信したホストPCに対して記
憶手段が記憶している完了時刻を含む印刷応答を送信す
る。制御部24は、印刷応答に応じて印刷要求を送信し
たホストPCが送信する印刷データに基づいて、インク
ヘッド21を駆動して印刷処理を実行する。また、制御
部24は、受信した印刷データに回復処理命令が含まれ
る場合には、回復処理部22を介して回復処理を実行す
る。
【0031】ホストPC3aは、時計31と、制御部3
2と、表示内容部33と、通信回路34とを備えてい
る。時計31は、ポストPC3aの主電源(図示せず)
とは独立した電源電池(図示せず)によりバックアップ
されており、主電源が切断されても現在時刻を計時する
ことができる。
【0032】制御部32は、図示しない記憶部に記憶さ
れている処理プログラムに基づいて印刷データの作成処
理を含む種々の処理を実行するとともに、この発明の印
刷制御手段として機能する。このため、制御部32は休
止時間算出部32a及び回復処理制御部32bを備えて
いる。休止時間算出部32aは、時計31が計時してい
る現在時刻とインクジェットプリンタ2から送信された
完了時刻とを比較して、インクジェットプリンタ2の休
止時間を算出する。回復処理制御部32bは、休止時間
に基づいてインクジェットプリンタ2において回復処理
が必要か否かを判断し、回復処理が必要であると判断し
た場合には通信回路34を介してインクジェットプリン
タ2に対して回復処理命令を送信する。
【0033】表示制御部33は、制御部32から出力さ
れた表示データに基づいて表示装置4aを駆動する。通
信手段34は、インクジェットプリンタ2及び他のホス
トPC3b,3cとの通信に用いられている。
【0034】なお、ホストPC3b,3cも基本的にホ
ストPC3aと同様に構成されている。
【0035】図3は、上記インクジェットプリンタシス
テム1に含まれるホストPCにおける印刷処理時の処理
手順を示すフローチャートである。このフローチャート
は、一例として、ホストPC3aにおいて作成された印
刷データをインクジェットプリンタ2を用いて印刷する
場合について説明したものである。ホストPC3aにお
いて作成された印刷データについて印刷処理を行う場合
には、ホストPC3aの制御部32は、先ず、インクジ
ェットプリンタ2に対して印刷要求を送信する(10
1)。この印刷要求に対応してインクジェットプリンタ
2の制御部24は、記憶部23に記憶されている完了時
間をホストPC3aに送信する。制御部32は、完了時
間を受信すると(102)、完了時刻と時計31が計時
している現在時刻との差を印刷処理の休止時間として算
出し(103)、算出した休止時間が有効な休止時間か
否かを判断する(104)。
【0036】この時、完了時刻が不明である場合や完了
時刻が現在時刻よりも後の時刻である場合のように算出
した休止時間が不適当である場合には、制御部32a
は、休止時間として基準時間以上の所定値を設定すると
ともに(105)、警告処理を実行する(106)。こ
こに、基準時間とは、インクジェットプリンタ2におけ
る回復処理の要否の判断の基準となる時間であり、後述
するように、インクジェットプリンタ2における印刷処
理の休止時間が基準時間以上にわたって休止されている
場合には回復処理が必要であると判断される。また、警
告処理とは、インクジェットプリンタ2の記憶部23、
又は、ホストPC3aの時計31が計時する現在時刻が
正確でない旨を、ホストPC3aのユーザに認識させる
ためのものであり、例えば表示装置4aにその旨の表示
画面を表示すること、又は、図外のスピーカにおいて警
報を発することにより行われる。
【0037】このように、算出した休止時間が不適性で
ある場合に休止時間として基準時間以上の所定値を設定
することにより、インクジェットプリンタ2の記憶部2
3に記憶されている完了時刻が不正確であるため、完了
時刻の送信処理が正確に行われなかったため、又は、ホ
ストPC3aの時計31が計時している現在時刻が不正
確であるために、正確な休止時間が算出できない場合に
は回復処理が実行される。これによって、実際にはイン
クジェットプリンタ2において印刷処理が休止されてい
た場合を想定してインク詰まりによる画質の劣化を確実
に防止することができる。
【0038】次に、制御部32は、休止時間が基準時間
を以上であるか否かを判断し(107)、休止時間が基
準時間以上である場合にはインクジェットプリンタ2に
対して回復処理命令を送信した後(108)、休止時間
が基準時間未満である場合には直接に印刷データをイン
クジェットプリンタ2に送信する(109)。インクジ
ェットプリンタ2は、回復処理命令を受信すると回復処
理部22によるノズルにおけるインクの詰まりを解消す
るための処理を実行し、印刷データを受信すると記録媒
体に対する印刷処理を実行する。
【0039】このように、休止時間が基準時間以上であ
る場合に、インクジェットプリンタ2において回復処理
を実行することにより、印刷処理の休止中に生じたイン
ク詰まりを解消した状態で印刷処理が実行され、記録媒
体上における画像の印刷状態を良好に維持することがで
きる。
【0040】インクジェットプリンタ2における印刷処
理が完了し、インクジェットプリンタ2から印刷完了デ
ータが送信されると(110)、制御部32は警告処理
を実行していないことを条件に時計31が計時している
現在時刻データをインクジェットプリンタ2に送信する
(111,112)。インクジェットプリンタ2は、現
在時刻データを受信すると、完了時刻データとして記憶
部23に更新的に記憶する。
【0041】このように、印刷処理の完了時刻をホスト
PC3aからインクジェットプリンタ2に供給すること
により、ホストPCを構成するパーソナルコンピュータ
に一般的に備えられている時計によって印刷処理の完了
時刻をインクジェットプリンタ2に設定することがで
き、インクジェットプリンタ2に新たに時計を備える必
要がない。
【0042】一方、算出した休止時間が不適性であるた
めに警告処理を実行した場合には、制御部32は現在時
刻データを送信することなく処理を終了する。これは、
休止時間が不適性になる原因として、ホストPC3aの
時計31が計時する現在時刻が正常でないことが考えら
れ、正常でない現在時刻をインクジェットプリンタ2に
印刷処理の完了時刻として設定すると、他のホストPC
3b,3cによる後の印刷処理時に休止時間を正確に算
出することができなくなるためである。
【0043】また、ホストPC3a〜3cにおける時計
31か計時している現在時刻のばらつきにより、記憶部
23に今回の完了時刻として記憶させる現在時刻が、既
に記憶されている前回の終了時刻よりも以前の時刻とな
る場合がある。そこで、インクジェットプリンタ2の制
御部24が、受信した現在時刻が記憶部23に記憶され
ている前回の終了時刻よりも以前の時刻である場合に
は、記憶手段23の記憶内容を受信した現在時刻で書き
換えないようにする。
【0044】例えば、ホストPC3aの時計31が計時
している現在時刻が遅れている場合、その現在時刻を完
了時刻として記憶部23に記憶させてしまうと、次に正
確な時計31を持つ他のホストPCを使用する際に休止
時間が長く判断されて不要な回復処理が行われてしま
う。これに対して、上記のように、記憶部23の時刻を
書き換えなければ、休止時間が長く判断されることがな
いので、不要な回復処理が実行されることはない。
【0045】逆に、ホスト3PC3aの時計31が計時
している現在時刻が進んでいる場合、上記のような構成
では必要な回復処理が行われないというおそれがある。
しかし、インクジェットプリンタ2が、複数のホストP
C3a〜3cにより共用されていることを考慮すれば、
長時間使用されないことは殆ど考えられない。よって、
不要な回復処理を防ぐことができるという、十分な効果
が得られるので、上記のような設定を行うことに意義が
ある。
【0046】なお、時計31の現在時刻がインクジェッ
トプリンタ2から送信された完了時刻より以前の時刻で
ある場合には、ホストPC3aの制御部32が警告処理
(106)において、又は、インクジェットプリンタ2
の制御部24が印刷処理の終了後に他のホストPC3
b,3cに対して通知するようにし、通知を受けたホス
トPC3b,3cにおいて、表示装置又はスピーカによ
り警告を発生するとともに、印刷処理時に休止時間とし
て基準時間以上の所定値を設定するようにしてもよい。
【0047】これによって、システム1に含まれるホス
トPC3a〜3cのいずれかのユーザが、ホストPC3
a〜3cの時計の再調整が必要であることを認識できる
とともに、実際の休止時間が基準時間以上である場合を
考慮して回復処理が実行されることになって画質の劣化
を未然に防止できる。
【0048】次に、インクジェットプリンタ2の休止時
間と回復処理動作におけるインク吐出回数との関係につ
いて、簡単に述べる。
【0049】比較的短い時間の範囲内(例えば8時間以
内)では、休止時間とインク吐出回数とはほぼ比例関係
となる。したがって、休止時間が長い場合には、インク
吐出回数を多く設定する必要がある。逆に、短い場合に
は、インク吐出回数を少なく設定することができる。こ
のような比例関係は、インクヘッド21あるいは使用イ
ンクの物理的あるいは化学的特性、されに温度と湿度等
の環境条件により決定される。
【0050】また、長い時間の範囲内(例えば8時間以
上)では、回復処理に必要なインク吐出回数が、休止時
間とは関係無くほぼ一定となる。この一定の吐出回数
は、インクヘッド21内の流路に存在しているインクの
ほとんどを排出して、新しいインクと置換する際に要す
るインクの吐出回数である。
【0051】さらに、休止時間が、例えば、1か月以上
もの長期にわたる場合には、インクヘッド21内の流路
においてインクの固化が進んでしまっているので、物理
的な方法で回復させなければならない。
【0052】したがって、インクジェットプリンタシス
テム1においては、以上のような関係を考慮して、休止
時間を互いに異なる値の複数の基準時間と比較するよう
にし、休止時間に応じた回復処理(インク吐出回数な
ど)を決定するようにしてもよい。この場合には、休止
時間が適正でない場合に休止時間として複数の基準時間
のうちの最長の値の基準時間を設定するとともに、ユー
ザの手動作業による物理的な回復処理が完了するまで印
刷処理の実行を中断することにより、休止時間が不明な
場合にも画像の劣化をより確実に防止することができ
る。
【0053】以上のように、この実施形態に係るインク
ジェットプリンタシステム1は、インクジェットプリン
タ2側に記憶部23が設けられ、印刷完了時に、ホスト
PC3a〜3cに内蔵されている時計31の現在時刻
が、記憶部23に完了時刻として更新的に記憶される。
さらに、印刷を行う際には、ホストPC3a〜3cが、
記憶部23に記憶されている完了時刻を読み出して現在
時刻と比較することにより休止時間を判断し、この休止
時間に応じた回復処理がインクジェットプリンタ2に指
示される。
【0054】このような構成により、複数のホストPC
3a〜3cによってインクジェットプリンタ2を共用す
る場合にも、常にインクジェットプリンタ2内部に前回
の印刷処理の完了時刻が保持されているので、この完了
時刻を基準として正確なインクジェットプリンタ2の休
止時間を割り出すことができる。これにより、休止時間
が短くて、不必要なヘッドクリーニング処理を省略ある
いは軽減することができ、経済的である。
【0055】さらに、このインクジェットプリンタシス
テム1では、正確な休止時間を算出できない場合には休
止時間を基準時間以上の所定時間として、ユーザーに警
告する構成となっている。このように、休止時間が不明
の場合、最悪を想定した処理を行うことができるので、
動作不良や印字品位の低下を確実に防ぐことができる。
【0056】さらに、ホストPC3a〜3cが有する時
計31に、計時している現在時刻が正常でないものある
場合でも、上述したように、インクジェットプリンタ2
の制御部24が記憶部23の完了時刻を書き換えないこ
とにより、休止時間が短いにもかかわらず休止時間が長
いと判断されて、無駄な回復処理が行われることを防ぐ
ことができる。
【0057】図4は、この発明の第2の実施形態に係る
インクジェットプリンタシステムの構成を示す図であ
る。この実施形態に係るインクジェットプリンタシステ
ム10は、図1に示した構成に比較して、ネットワーク
上に、時計サーバ5を追加したものである。この時計サ
ーバ5は、ホストPC30a〜PC30cが備える時計
31の校正に用いるための正確な現在時刻を計時してい
る。
【0058】図5は、上記第2の実施形態に係るインク
ジェットプリンタシステムに含まれるインクジェットプ
リンタ及びホストPCの構成を示すブロック図である。
ホストPC30aには、図2に示したホストPC3aに
比較して時計制御部35を追加したものである。なお、
システム10に含まれる他のホストPC30b,30c
もホストPC30aと同様に構成されている。
【0059】この実施形態に係るインクジェットプリン
タシステム10においては、ホストPC30a自身が、
一定時間毎に、時計サーバ5から正確な現在時刻を信号
として受信し、時計制御部35が時計31が計時する現
在時刻を時計サーバ5が計時している現在時刻に一致す
るように校正させるようになっている。例えば、1時間
毎に時計サーバ5からホストPC30aの時計制御部3
5に正確な時間が供給され、この時計制御部35により
時計31の時刻が書き換えられる。
【0060】この処理は、システム10内の全てのホス
トPC3a〜3cの時計31を、時計サーバ5を用いて
正確な時刻に合わせることにより、ホストPC30a〜
30cの時計31の現在時刻にばらつきがなくなる。し
たがって、印刷完了時に、正確な完了時刻を記憶部23
に記憶させることができる。これにより、次の印刷処理
を開始する際、ホストPC30a〜30cの制御部32
内の休止時間算出部32aは、正確な完了時刻と正確な
現在時刻とから正確な休止時間を算出することができ
る。
【0061】また、休止時間を算出する際に、記憶部2
3にこれから記憶させる現在時刻が、既に記憶されてい
る前回の印刷完了時刻よりも以前の時刻であるという問
題も生じない。これにより、休止時間算出部32aは、
正しい休止時間を算出することができるので、必要な回
復処理のみを実行するようにインクジェットプリンタ2
に指示することができる。
【0062】なお、この実施形態においては印刷完了時
にホストPC30a〜30cの時計31が計時している
現在時刻を完了時刻としてインクジェットプリンタ2の
記憶部23に記憶させていたが、印刷完了時における時
計サーバ5が計時している現在時刻をインクジェットプ
リンタ2に送信するようにしてもよい。
【0063】この場合、印刷完了時に時計サーバ5が計
時している現在時刻が完了時刻として記憶部23に記憶
されるので、インクジェットプリンタ2には正確な完了
時刻が保持されることになる。したがって、次の印刷を
開始する際に、休止時間算出部32aにより、正確な休
止時間が算出される。これに応じて、回復処理制御部3
2bにより回復処理が正確に判断され、制御部24が回
復処理部22を介して回復処理を実行させる。
【0064】また、ホストPC30a〜30cは、印刷
データをインクジェットプリンタ2に送信した後、印刷
完了時刻をインクジェットプリンタ2に書き込む必要が
ないので、印刷の完了を監視しておく必要がなくなる。
したがって、ホストPC30a〜30cにおいて印刷デ
ータの送信後にインクジェットプリンタ2における印刷
処理が完了するまでの間において印刷処理プログラムを
継続して実行する必要がなく、ホストPC30a〜30
cにおける他の処理プログラムを早期に開始することが
でき、ホストPC30a〜30cの稼働効率が向上す
る。
【0065】
【発明の効果】この発明によれば、以下のような効果を
奏することができる。
【0066】(1) 印刷処理の完了時刻をインクジェット
プリンタの記憶手段に更新的に記憶し、印刷処理が開始
される際に記憶手段に記憶されている印刷処理の完了時
刻と現在時刻との比較結果に基づいてインクジェットプ
リンタに回復処理の実行命令を送信することにより、イ
ンクジェットプリンタが複数のホスト装置に共用される
環境下であっても、インクジェットプリンタにおける前
回の印刷処理の完了時刻を各ホスト装置において正確に
認識することができ、この完了時刻と現在時刻との比較
によって算出される印刷処理の正確な休止時間に基づい
てインクジェットプリンタにおける回復処理を実行する
か否かを的確に判断することができる。このため、印刷
処理の休止時間が短く、回復処理が不必要な状況で回復
処理が行われることがなく、回復処理時間やインク消費
の無駄を回避できる。
【0067】(2) 印刷処理の完了時にホスト装置からイ
ンクジェットプリンタに対して印刷処理の完了時刻を送
信することにより、インクジェットプリンタにおいて印
刷処理の完了時刻を記憶しておくために、インクジェッ
トプリンタに現在時刻を計時する手段を備える必要がな
く、コストの上昇を防止することができる。
【0068】(3) インクジェットプリンタにおいて記憶
されていた印刷処理の完了時刻が適正でない場合に、回
復処理の実行命令をインクジェットプリンタに送信する
ことにより、インクジェットプリンタに記憶されている
印刷処理の完了時刻がデータの破壊等によって正確でな
いために印刷処理の休止時間が正確に算出できない場合
に、印刷処理の休止時間が回復処理を必要とする程度に
長い場合を想定して回復処理を実施し、インクの吐出不
良やノズルの目詰まりによる画質の劣化を確実に防止で
きる。
【0069】(4) 印刷処理の完了時にインクジェットプ
リンタから読み取った完了時刻が現在時刻より先の時刻
である場合に、記憶手段の完了時刻を更新しないことに
より、その後の印刷処理で休止時間が実際より長く判断
されることを防止し、不必要な回復処理を実行しないよ
うにすることができる。
【0070】(5) 複数のホスト装置の各時計の現在時刻
にばらつきがあって、印刷完了時に記憶手段に記憶させ
るべき時刻が、記憶手段が記憶している印刷処理の完了
時刻よりも前の時刻である場合に、全てのホスト装置に
その旨を通知する一方、ユーザにホスト装置の確認を促
す警告を発生することにより、正確な現在時刻に基づく
回復処理の要否の判断ができないことが各ホスト装置に
おいて確実に認識することができ、ユーザに現在時刻の
調整等の的確な処理を行わせることができる。
【0071】(6) ホスト装置の時計手段が計時する現在
時刻を一定時間毎に時計サーバが計時する正確な現在時
刻によって更新することにより、複数のホスト装置間に
おいて計時されている現在時刻にばらつきが無くなり、
印刷完了時に各ホスト装置からインクジェットプリンタ
に対して正確な現在時刻を印刷処理の完了時刻として記
憶手段に記憶させることができる。これによって、印刷
処理の休止時間に基づいて回復処理の要否を判定する際
に、記憶手段から読み出した完了時刻が各ホスト装置に
おける現在時刻より先の時刻であるという矛盾を生じる
ことがなく、回復処理の要否を正確に判断できる。
【0072】(7) 印刷完了時に時計サーバが計時してい
る正確な現在時刻を、印刷処理の完了時刻として記憶手
段に記憶することにより、インクジェットプリンタの記
憶手段に常に正確な印刷処理の完了時刻を記憶し、印刷
処理の休止時間に基づいて回復処理の要否を正確に判断
できる。また、各ホスト装置から印刷処理の完了時に現
在時刻をインクジェットプリンタに供給する必要がな
く、各ホスト装置は印刷データをインクジェットプリン
タに送信した後に印刷の完了を監視する必要がなく、ホ
スト装置における印刷処理時の制御負担を軽減して、他
のプログラムの処理速度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態に係るインクジェッ
トプリンタシステムの構成図である。
【図2】同インクジェットプリンタシステムに含まれる
インクジェットプリンタ及びホストPCの構成を示すブ
ロック図である。
【図3】同ホストPCの印刷処理時における処理手順を
示すフローチャートである。
【図4】この発明の第2の実施形態に係るインクジェッ
トプリンタシステムの構成図である。
【図5】同インクジェットプリンタシステムに含まれる
インクジェットプリンタ及びホストPCの構成を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
1,10−インクジェットプリンタシステム 2−インクジェットプリンタ 3a,3b,3c−ホスト装置 5−時計サーバ 23−記憶部 24−制御部 31−時計 32−印刷制御部 32a−休止時間算出部 32b−回復処理制御部 35−時計制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 3/12 B41J 3/04 101Z

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】インクジェットプリンタを複数のホスト装
    置で共用するインクジェットプリンタシステムにおい
    て、 印刷処理の完了時刻を更新的に保持する記憶手段をイン
    クジェットプリンタに設け、印刷処理の開始時にインク
    ジェットプリンタから読み取った完了時刻を現在時刻と
    比較した結果に基づいて回復処理の実行命令をインクジ
    ェットプリンタに選択的に送信する印刷制御手段をホス
    ト装置に設けたことを特徴とするインクジェットプリン
    タシステム。
  2. 【請求項2】前記印刷制御手段は、現在時刻を計時する
    時計手段を備え、印刷処理の完了時に時計手段が計時し
    ている現在時刻を印刷処理の完了時刻としてインクジェ
    ットプリンタに送信することを特徴とする請求項1に記
    載のインクジェットプリンタシステム。
  3. 【請求項3】前記印刷制御手段は、インクジェットプリ
    ンタから読み取った印刷処理の完了時刻の適否を判断
    し、完了時刻が適正でない場合に回復処理の実行命令を
    インクジェットプリンタに送信することを特徴とする請
    求項1又は2に記載のインクジェットプリンタシステ
    ム。
  4. 【請求項4】前記印刷制御手段は、印刷処理の完了時に
    インクジェットプリンタから読み取った完了時刻が現在
    時刻より先の時刻である場合に、記憶手段が保持する完
    了時刻の更新を禁止する命令をインクジェットプリンタ
    に送信することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか
    に記載のインクジェットプリンタシステム。
  5. 【請求項5】前記印刷制御手段は、印刷処理の完了時に
    インクジェットプリンタから読み取った完了時刻が現在
    時刻より先の時刻である場合に、他のホスト装置にその
    旨を通知するとともに、警告を行うことを特徴とする請
    求項1乃至4のいずれかに記載のインクジェットプリン
    タシステム。
  6. 【請求項6】現在時刻を計時する時計サーバを含み、前
    記印刷制御手段が一定時間毎に時計サーバから読み取っ
    た現在時刻によって時計手段が計時する現在時刻を更新
    することを特徴とする請求項2に記載のインクジェット
    プリンタシステム。
  7. 【請求項7】現在時刻を計時する時計サーバを含み、前
    記記憶手段が、印刷処理の完了時に時計サーバが計時し
    ている現在時刻を印刷処理の完了時刻として更新的に記
    憶することを特徴とする請求項1に記載のインクジェッ
    トプリンタシステム。
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