JPH09267469A - インクジェット式印刷記録装置 - Google Patents

インクジェット式印刷記録装置

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Publication number
JPH09267469A
JPH09267469A JP8079844A JP7984496A JPH09267469A JP H09267469 A JPH09267469 A JP H09267469A JP 8079844 A JP8079844 A JP 8079844A JP 7984496 A JP7984496 A JP 7984496A JP H09267469 A JPH09267469 A JP H09267469A
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JP
Japan
Prior art keywords
time
recovery
ink jet
predetermined time
recording apparatus
Prior art date
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Application number
JP8079844A
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English (en)
Inventor
Masaaki Hori
雅明 堀
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
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Publication of JPH09267469A publication Critical patent/JPH09267469A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ホストコンピュータに内蔵された時計に基づ
いて前回の印刷終了時から経過した時間を算出すること
により、電源のオン・オフが繰り返されてもパージ動作
を所定時間が経過した後に実行することができるインク
ジェット式印刷記録装置を提供すること。 【解決手段】 印刷命令の通知を受けると、ホストコン
ピュータ30からインクジェットプリンタ1の第2時刻
記憶エリア24Cに対して、現在の時刻データ(第2時
刻)が通知される(S14)。次にタイマー25で計時
された第1時刻が呼び出される(S15)。前回回復動
作が行われた時刻(回復時刻)と第1時刻と第2時刻と
に基づいて、回復時刻から印刷命令が通知された時刻ま
での経過時間が求められ(S19)、経過時間が所定時
間と比較され、経過時間が所定時間と同じかそれより長
い場合には(S20:Yes)、回復動作がなされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印字ヘッドの良好
な吐出口状態に保持・回復するための動作であり、印字
ヘッドの清浄を定期的に行なうパージ動作やフラッシン
グ動作を有するインクジェット式印刷記録装置におい
て、特に電源が遮断された場合においても計時処理が実
行されることにより、フラッシング動作やパージ動作の
重複する実行の防止や定期的な実行を確保することがで
きるインクジェット式印刷記録装置に関すものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、複写機、ファクシミリやパソ
コン用プリンタ等のような、転送されてくる印刷情報に
基づいて紙やプラスチックシート等の被印刷体にドット
パターン画像を記録する印刷記録装置が使用されてい
る。これらの印刷記録装置の印字部分に搭載される印字
ヘッドの一種として、吐出口よりインクの小滴を吐出飛
翔させ、被印刷体である印刷用紙等に付着させて印刷を
行うインクジェット式印字ヘッドがある。
【0003】かかるインクジェット式印字ヘッドは、印
刷中に印字ヘッド内部のインクに気泡が発生してインク
吐出が不良となることがある。また、吐出口にインクの
液滴や乾燥インク、紙粉等の異物が付着して目詰まりす
ることによりインク吐出が不良となることもある。そこ
で、これらの不良原因を除去して良好な吐出口状態に保
持・回復するための清浄を行っている。かかる清浄に
は、印字ヘッドの全ノズルから不良インクを吸い出すパ
ージ動作や、印字ヘッドの全ノズルからインクを吐出さ
せるフラッシング動作等がある。
【0004】また、印刷後の印字ヘッドはパージ動作を
行うパージ装置のキャップに覆われて、印字ヘッド内で
インクが乾燥することを防止して目詰まりを起こさない
ようにしている。しかし、長時間に渡り使用されていな
い状態が続くと、印字ヘッドがキャップに覆われていて
も、インクが乾燥する可能性がある。従って、良好な吐
出状態の印字ヘッドによって印刷するために、前回のパ
ージ動作若しくはフラッシング動作(以下、「パージ動
作等」という)終了時から所定時間が経過すれば、印刷
前にパージ動作が実行されるように制御している。パー
ジ動作の実行は、パージ装置のキャップに接続されたポ
ンプに負圧を発生させて、印字ヘッドの内部の乾燥イン
クを吸引することにより行なわれる。よって、パージ動
作ではポンプにより比較的多量のインクが吸い出され
る。
【0005】かかるパージ動作の実行を制御する制御手
段に関する先行技術として、特公平3−59831号
に、インク吐出口が所定時間非駆動状態にあることを示
す検出信号と、次の印字指示信号とから、前記次の印字
指示信号に基づく印字動作に先立って、位置保持手段に
より、インク受け手段に前記吐出口を確実に対向する様
に保持し、前記インク受け部に向かってインクの吐出動
作を行う制御手段とを有し、実際の印字開始の直前のイ
ンクの予備吐出を行って、良好な印字記録を行うことが
できるインクジエツトプリンタが開示されている。
【0006】かかるインクの吐出動作を行う制御手段に
よれば、印字待機の状態にある不動作の時間長をタイマ
ーによって計測し、そのタイマーに予め設定した閾値時
間長に達すると、そのタイマーからの信号によりフリツ
プフロツプがセットされる。このフリツプフロツプがセ
ツトされた状態にて計算過程の置数が開始されて、置数
キーのいずれかが押下されると、インクノズルを囲む円
筒状圧電素子を駆動してノズルからインクを吐出させ
る。したがって、かかるインクジエツトプリンタは、計
算過程中に発生せられる印字指令に応じてキヤリツジが
印字用の走行を開始する前に回復系の吸引部に対し、デ
イレイ手段により設定した時間長の期間、すなわち、置
数キー検知手段の出力がデイレイ手段により所定の時間
遅延してフリツプフロツプをリセツトするまで、発振機
の周波数にて上述した予備インク吐出を行うように制御
するものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、タイマ
ーによる計測には電源の通電が必要であることから、か
かるインクジエツトプリンタの使用を終了して電源をオ
フした場合には、印字待機の状態にある不動作の時間長
を正確に計時することはできなかった。従って、印字待
機中に電源がオフされると、印字待機中の時間が予め設
定された閾値である時間を上回っても、印字開始の直前
にインク受け部に向かってインクの予備吐出を必ず実行
することはできなかった。
【0008】そこで、かかる場合の対策として、インク
ジェット式印刷記録装置では、前回のパージ動作等が終
了した時から経過した時間の長短にかかわらず、電源が
オンされた時は所定時間を経過したとみなして、パージ
動作を行っていた。しかし、この方法によれば、予め設
定された所定時間に関係なく、電源がオンされるたびに
パージ動作が実行されることになり、不要なパージ動作
を行うことが多くなる。なぜなら、前記キャップに覆わ
れた印字ヘッド内のインクの乾燥等を考慮して、所定時
間は通常10日程度に設定されるが、一方、電源のオン
・オフの時間間隔は半日前後が日常的だからである。従
って、日常的にパージ動作を不要に行うことになり、多
量のインクが無駄に廃棄されるとともに印刷開始時間が
不要に遅延する問題があった。
【0009】また、かかる問題に対応するために、イン
クジェット式印刷記録装置内に蓄電装置を内蔵させて、
電源がオフされた時でも、前回のパージ動作等が終了し
た時から経過した時間をタイマーにより正確に計時する
対策もとられていた。しかし、この方法によれば、蓄電
装置やこれに付随する計時機構が必要となり、消費者の
ニーズである軽量化や小形化に逆行するとともにコスト
上昇の要因になっていた。
【0010】そこで、本発明は前記従来の問題点を解消
するためになされたものであり、ホストコンピュータに
内蔵された時計に基づいて最後の回復動作時から経過し
た時間を算出することにより、電源のオン・オフが繰り
返されても回復動作を所定時間が経過した後に実行する
ことができ、もって不要な実行に伴うインクの無駄な廃
棄や印字開始時間の不要な遅延を防止するとともに不要
な実行の防止装置に伴うコストの上昇を抑えることがで
きるインクジェット式印刷記録装置に関すものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本出願の請求項1では、無停電電源により駆動される刻
時機構を有するホストコンピュータに接続されると共
に、吐出口からインクを被印刷体に吐出して印刷するイ
ンクジェット式の印字ヘッドと、印字ヘッドの吐出口を
回復する回復手段とを有するインクジェット式印刷記録
装置において、最後に前記回復手段を駆動した回復時刻
を記憶する記憶手段と、電源が投入されたことによって
前記回復手段が実行された後の時刻である第1時刻を計
時する計時機構と、前記ホストコンピュータの前記刻時
機構が刻時した第2時刻を受信する受信手段と、前記第
1時刻または前記第2時刻を選択する選択手段と、前記
回復時刻から前記選択手段により選択された時刻までの
経過時間を算出する算出手段と、前記経過時間が所定時
間以上である場合には回復手段を実行する制御手段とを
備えている。
【0012】請求項1のインクジェット式印刷記録装置
によれば、前記計時機構が電源が投入されたことによっ
て前記回復手段が実行された後の時刻である第1時刻を
計時し、前記受信手段が前記ホストコンピュータの前記
刻時機構が刻時した第2時刻を受信し、前記選択手段に
より前記第1時刻または前記第2時刻が選択され、前記
算出手段により前記回復時刻から前記選択手段により選
択された時刻までの経過時間が算出され、前記制御手段
により前記経過時間が所定時間以上である場合には回復
手段が実行されることによって、適切に印字ヘッドが回
復される。
【0013】請求項2のインクジェット式印刷記録装置
では、前記選択手段は、印刷が開始される際に前記第1
時刻または前記第2時刻を選択し、前記制御手段は、前
記経過時間が所定時間以上である場合には回復手段を印
刷開始前に実行することを特徴とする。
【0014】請求項2のインクジェット式印刷記録装置
によれば、印刷が開始される際に前記選択手段が時刻を
選択し、前記制御手段により回復手段が印刷開始前に実
行されることによって、印刷時には確実に印字ヘッドが
回復されている。
【0015】請求項3のインクジェット式印刷記録装置
では、前記選択手段は、電源が投入された後に前記回復
手段が駆動されたか否かを判断する判断手段を有し、前
記回復手段が駆動されたと前記判断手段が判断した場
合、前記選択手段は前記第1時刻を選択することを特徴
とする。
【0016】請求項3のインクジェット式印刷記録装置
によれば、前記選択手段の前記判断手段により、電源が
投入された後に前記回復手段が駆動されたか否かが判断
され、前記回復手段が駆動されたと前記判断手段が判断
した場合、前記選択手段により前記第1時刻が選択され
ることによって、電源が投入された後の前記回復手段が
駆動された場合における、前記選択手段による時刻の選
択処理が単純となり、処理速度が速くなる。
【0017】請求項4のインクジェット式印刷記録装置
では、前記選択手段は、前記第1時刻と前記第2時刻と
のどちらが遅い時刻かを比較する比較手段を有し、前記
回復手段が駆動されていないと前記判断手段が判断した
場合、前記比較手段の比較結果に基づいて前記選択手段
が前記第1時刻または前記第2時刻を選択することを特
徴とする。
【0018】請求項4のインクジェット式印刷記録装置
によれば、前記選択手段の前記比較手段により、前記第
1時刻と前記第2時刻とのどちらが遅い時刻かが比較さ
れ、前記回復手段が駆動されていないと前記判断手段が
判断した場合、前記比較手段の比較結果に基づいて前記
選択手段により前記第1時刻または前記第2時刻が選択
されることによって、正確な時刻が選択される。
【0019】請求項5のインクジェット式印刷記録装置
では、前記選択手段は、前記比較手段が前記第1時刻の
方が第2時刻よりも遅いと判断したときに前記第1時刻
と前記第2時刻との差である第1時間を求め、該第1時
間が所定時間以上か否かを比較する第2比較手段を有
し、前記第2比較手段の比較結果に基づいて前記選択手
段が前記第1時刻または前記第2時刻を選択することを
特徴とする。
【0020】請求項5のインクジェット式印刷記録装置
によれば、前記選択手段の前記第2比較手段により、前
記比較手段が前記第1時刻の方が第2時刻よりも遅いと
判断したときに前記第1時刻と前記第2時刻との差であ
る第1時間が求められるとともに、該第1時間が所定時
間以上か否かが比較され、前記第2比較手段の比較結果
に基づいて前記選択手段により前記第1時刻または前記
第2時刻が選択されることにより、前記回復時刻が間違
った時刻であっても、印字ヘッドが回復される。
【0021】請求項6のインクジェット式印刷記録装置
では、前記選択手段は、前記回復手段が駆動されていな
いと前記判断手段が判断した場合、前記選択手段は前記
第2時刻を選択し、前記算出手段により算出された経過
時間が負の値か否かを判断し、負の時には、回復手段を
実行する回復実行手段を備えたことを特徴とする。
【0022】請求項6のインクジェット式印刷記録装置
によれば、前記回復手段が駆動されていないと前記判断
手段が判断した場合、前記選択手段により前記第2時刻
が選択され、前記算出手段により算出された経過時間が
負の値か否かが判断され、負の時には、前記回復実行手
段により回復手段が実行されることによって、前記回復
時刻が間違った時刻であっても、確実に印字ヘッドが回
復される。
【0023】請求項7のインクジェット式印刷記録装置
では、前記所定時間は、第1所定時間と該第1所定時間
より長い第2所定時間とを有しており、前記第1所定時
間以上であり前記第2所定時間未満の場合と、第2所定
時間以上である場合とで、前記制御手段は前記回復手段
の回復動作を異ならせることを特徴とする。
【0024】請求項7のインクジェット式印刷記録装置
によれば、前記第1所定時間以上であり前記第2所定時
間未満の場合と、第2所定時間以上である場合とで、前
記制御手段による前記回復手段の回復動作が異なること
によって、最適な印字ヘッドの回復動作が行われる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0026】本発明に係るインクジェット式印刷記録装
置について、本発明をパソコンに接続して使用するイン
クジェットプリンタとして具体化して説明する。まず、
インクジェットプリンタの構成について図1乃至図3に
基づき説明する。
【0027】図1はインクジェットプリンタの斜視図で
ある。図1において、インクジェットプリンタ1の本体
フレーム2における前部には手差し給紙部3が設けられ
ており、手差し給紙部3の後方で本体フレーム2の上部
には後述する印字ヘッド10や回復機構RM、紙送り機
構LMを内蔵するサブフレーム4が載置されている。サ
ブフレーム4の上部後方には、印刷用紙を複数枚貯蔵す
る給紙カセット5が脱着可能に取り付けられている。
【0028】また、本体フレーム2の右側にはフラッシ
ング動作用インク吸収体17が設けられている。フラッ
シング動作は、印字ヘッド10を良好な吐出状態に保持
するために行なわれるものであり、印刷中や印刷開始前
に印字ヘッド10がフラッシング動作用インク吸収体1
7上に移動して、印字ヘッド10の全ノズルからインク
の噴射を行なう動作である。
【0029】インクジェットプリンタ1のサブフレーム
4及びサブフレーム4に内蔵される印字ヘッド10、回
復機構RM、紙送り機構LM等の斜視図を図2に示す。
図2において、サブフレーム4の内部後方には円筒形状
のプラテンローラ6が配置されている。プラテンローラ
6は、給紙カセット5又は手差し給紙部3から供給され
た印刷用紙を印字ヘッド10に対面させながら搬送する
ものであり、紙送り機構LMの一部をなす。プラテンロ
ーラ6は、図2には現れないLFモータにより、プラテ
ンギヤ7を介して駆動される。プラテンローラ6の上側
には、印刷用紙をプラテンローラ6に密着させるプレッ
シャローラ8が設けられている。
【0030】プラテンローラ6の前方には、キャリッジ
9が設けられている。キャリッジ9は、インクジェット
式の印字ヘッド10を搭載しており、プラテンローラ6
と平行に設けられたキャリッジ軸11に沿って移動可能
とされている。印字ヘッド10をプラテンローラ6に沿
って移動させるためである。サブフレーム4の右方裏面
には、キャリッジ9を駆動するCRモータ12が配置さ
れている。CRモータ12は、ベルト13を介してキャ
リッジ9を駆動するものであり、ステップモータか又は
DCモータを使用する。ベルト13に沿って、目盛りが
付されたテープ状の位置ゲージ14が設けられている。
【0031】プラテンローラ6の左側には、印字ヘッド
10の回復機構RMが配設されており、ここでパージ動
作が行なわれる。パージ動作は、印字ヘッド10がパー
ジ装置18のキャップ15に覆われているときに公知の
ポンプにより負圧を発生させ印字ヘッド10の内部の不
良インクを吸引することにより行なわれる。パージ装置
18のポンプは、ポンプカムギヤ19を介してLFモー
タにより駆動される。インクジェット式の印字ヘッド1
0は、使用中に内部に気泡が発生したり、吐出面上にイ
ンクの液滴が付着したり等の原因により吐出不良を起こ
すので、これを良好な吐出状態に回復させるための動作
である。
【0032】続いて、インクジェットプリンタ1の制御
系を図3のブロック図を参照して説明する。この制御系
は、公知の演算処理装置であるCPU21を中心に構成
される。CPU21は、インターフェース22、32を
介してホストコンピュータ30に接続される。すなわ
ち、インクジェットプリンタ1は、ホストコンピュータ
30から印刷命令の通知を受け、その命令に従い種々の
印刷を実行するものである。
【0033】図3の右側におけるインクジェットプリン
タ1のCPU21には、ROM23、RAM24、タイ
マー25等が接続されている。ROM23は、後述する
図4、5、6の回復動作処理プログラムやインクジェッ
トプリンタ1における印刷動作等の制御上必要な種々の
プログラム類を格納するものである。
【0034】本発明の選択手段、制御手段、判断手段、
比較手段、回復実行手段は、CPU21とROM23に
格納されているプログラムからなる。
【0035】RAM24は、インクジェットプリンタ1
の制御上必要な種々の数値の一時記憶を行うものであ
り、パージ動作やフラッシング動作等の回復動作を実行
したことを示すフラグ24A、前回のパージ動作又はフ
ラッシング動作時刻(以後、回復時刻と称す)を記憶す
る第1時刻記憶エリア24B、ホストコンピュータ30
のクロック35から送られる現在時刻(第2時刻)を記
憶する第2時刻記憶エリア24C等がある。タイマー2
5は、インクジェットプリンタ1の制御上必要な種々の
時間の計測を行うものであり、プリンタ1への電源供給
に応答して、回復時刻からの経過時刻をカウントする。
【0036】一方、図3の左側におけるのホストコンピ
ュータ30のCPU31には、ROM33、RAM3
4、クロック35等が接続されている。ROM33は、
後述する印刷処理プログラムやホストコンピュータ30
における制御上必要な種々のプログラム類を格納するも
のである。RAM34は、ホストコンピュータ30の制
御上必要な種々の数値の一時記憶を行うものである。ク
ロック35は、ホストコンピュータ30の制御上必要な
周期的な信号を発生させるものであり、無停電電源に接
続されることにより主電源のオン・オフに関係なく刻時
が可能である。
【0037】かかる構成を有するインクジェットプリン
タ1の基本的動作は、給紙カセット5又は手差し給紙部
3から供給された被印刷体をプラテンローラ6により搬
送しつつ、ホストコンピュータ30からの命令信号に従
いキャリッジ9及び印字ヘッド10を駆動制御すること
により、被印刷体上に文字や記号、図形等の印刷を行う
ことである。印刷を実行する際には、プラテンローラ6
により被印刷体の印刷される行が印字ヘッド10に対面
する位置まで送られそこで停止される。そして、CRモ
ータ12によりキャリッジ9が所定の印字速度で駆動さ
れ、その間に印字ヘッド10が命令信号に従いインクを
吐出して印刷がなされる。
【0038】インクジェットプリンタ1に電源が投入さ
れると、回復動作処理プログラムが実行される。ここ
で、電源投入とは、タイマー25が計時を行うことが可
能な状態となることであり、例えば、プリンタ1のプラ
グをコンセントに差し込んだ時や、プラグをコンセント
に差し込んだ状態において、電源スイッチがオンされた
時等である。
【0039】回復動作処理プログラムの第1実施例を図
4のフローチャートに示す。まず、S11において、フ
ラグ24Aの値を「0」にしてパージ動作やフラッシン
グ動作等の回復動作が電源投入後に実行されていないこ
とを明示する。次のS12ではタイマー25を作動させ
て第1時刻の計測を開始する。ここで計時のスタート時
刻は、第1時刻記憶エリア24Bに記憶されている回復
時刻である。例えば前回の回復動作が1996年1月1
日になされ、プリンタ電源が1月5日に0FFとなり、
同年1月8日にプリンタがONされたと仮定すると、S
12では、1月8日の電源ONにより1996年1月1
日からの計時が開始される。
【0040】次にS13において、ホストコンピュータ
30からインクジェットプリンタ1に印刷命令が通知さ
れたか否かが判断される。未だ通知されていなければ、
S13の処理が繰り返され、印刷命令の通知を受けると
S14に進む。S14において、ホストコンピュータ3
0からインクジェットプリンタ1の第2時刻記憶エリア
24Cに対して、現在の時刻データ(第2時刻)が通知
される。この時刻データは、ホストコンピュータ30の
クロック35から発せられる現在時刻である。例えば、
電源ONされた1月8日から3日後とすると現在時刻は
1月11日である。
【0041】次にS15において、タイマー25で計時
された第1時刻が呼び出され、S16では、フラグ24
Aの値が「1」であるか否かを判断する。第1巡目で
は、プリンタ電源ON(1月8日)後に未だ回復動作は
なされていないので、判断はNOとなり、S17に進
む。S17では、第1時刻と第2時刻とを比較して第1
時刻が第2時刻以後か、が判断される。第1巡目では、
前回の回復動作は今回の電源ON時より以前になされて
いる。例えば現在が1月11日(電源ONから3日後)
とすると、第2時刻は1月11日であるが、第1時刻は
1月4日(1月1日から3日後)である。従って第1時
刻は第2時刻より以前であり、判断はNOとなる。
【0042】次にS18に進み、第2時刻が第1時刻と
して書き換えられ、第1時刻記憶エリア24Bに記憶さ
れる。次にS19に進み、第1時刻から回復時刻を減算
することにより得られた経過時間を演算する。例えば1
月11日から1月1日を引くと10日となる。
【0043】次にS20において、経過時間が所定時間
と比較される。ここで所定時間とはRAM24に予め記
憶された時間であり、実験により予め求められている。
経過時間が所定時間と同じかそれより長い場合には(S
20:Yes)、S21に進み、回復動作がなされる。
【0044】回復動作が完了すると、S22において、
タイマー25がリセットされ、次の第1時刻のカウント
を開始する。ここで、カウント開始のタイミングはプリ
ンタ1への電源供給タイミングではなく、回復動作完了
時である。電源投入後に回復動作がなされたので、次に
S23において、フラグ24Aが「1」にセットされ、
S24において、印刷動作が実行され、その後S13に
戻る。
【0045】第2巡目では、S16の判断はYESとな
り、S17、S18の処理が実行されることなくS19
に進むので、処理速度が速くなる。そしてS20におい
て、経過時間が所定時間より短い場合(S20:No、
例えば現在時刻が1月12日であり、経過時間は回復時
刻である1月11日から起算して1日であり、所定時間
は10日であるとき)は、現時点で回復を実行する必要
はないから、S21乃至S23の処理を実行することな
くS24に進む。
【0046】なお、S17において、プリンタ1に電源
投入後であって、未だ回復動作がなされていない場合に
は、通常は第1時刻は第2時刻よりも以前である。しか
し、第2時刻が第1時刻以前である場合も予想される。
即ち第1時刻記憶エリア24Bに回復時刻が記憶され、
プリンタ1への電源がOFFとなり、次に使用者がホス
トコンピュータ30のクロック35の時間を修正し、次
にプリンタ1をONしたような場合には、以降のS17
の処理において、第2時刻が第1時刻以後となる可能性
がある。このような場合にはS18の書換処理は行われ
ない。
【0047】以上詳細に説明したように、第1実施例に
かかるインクジェットプリンタ1では、図4の回復動作
処理プログラムにおいて、ホストコンピュータ30に内
蔵されたクロック35に基づいて、回復時刻から経過し
た経過時間を算出することができるので、電源のオン・
オフが繰り返されても回復動作を所定時間が経過した後
に実行することができ、もって不要な実行に伴うインク
の無駄な廃棄や印字開始時間の不要な遅延を防止すると
ともに不要な実行の防止装置に伴うコストの上昇を抑え
ることができる。
【0048】また、印字指令が通知されたときに、経過
時間が求められるので、印字開始時には、確実に印字ヘ
ッド10が噴射可能な状態となり、良好な印字を行うこ
とができる。
【0049】上記の第1実施例では、以下に述べる点が
問題となる。ホストコンピュータ30のクロック35が
正確な時刻を刻時していない場合において、プリンタ1
の回復動作が行われると、第1時刻記憶エリア24Bに
は間違った時刻が記憶される。例えば、正確な現在時刻
が1996年2月1日であるのに対して、ホストコンピ
ュータ30のクロック35が1997年2月1日を示し
ている場合には、回復動作が、正確な現在時刻での19
96年2月1日に行われたとすると、第1時刻記憶エリ
ア24Bは回復時刻として1997年2月1日を記憶す
る。その後ユーザがホストコンピュータ30のクロック
35が間違った時刻を刻時しているのに気付いて、クロ
ック35を正確な時刻に修正したとする。
【0050】そして、プリンタ電源がOFFとなり、前
回回復動作が行われた時刻(正確な現在時刻であった1
996年2月1日)から10日後に、プリンタ電源がO
Nされると、プリンタ1のタイマー25は1997年2
月1日から計時を行う。そして、プリンタ電源がONさ
れてから5日後(前回回復動作が行われた時刻(正確な
現在時刻であった1996年2月1日)から15日後)
に、印刷命令の通知を受けたとする(S13:YES)
と、ホストコンピュータ30からインクジェットプリン
タ1の第2時刻記憶エリア24Cに対して、第2時刻
(1996年2月16日)が通知される。
【0051】次に、タイマー25で計時された第1時刻
(1997年2月6日)が呼び出され、S16でNOと
判断されてS17に進む。S17でYESと判断され、
S19で経過時間が5日(1997年2月1日から19
97年2月6日を引く)となり、所定時間である10日
以上でないので、実際には15日(1996年2月16
日から1996年2月16日を引く)経過しているにも
かかわらず、回復動作を行わないで印刷を開始してしま
い、印字品質が劣ることがある。このようなことが、こ
の場合では1年程起こってしまう。
【0052】この問題を解決する第2実施例及び第3実
施例を説明する。第一実施例と同一のステップについて
は、同一の符号を付し、その説明を省略する。
【0053】図5に示す第2実施例では、S16までは
第1実施例と同一である。S16でNOと判断された場
合、つまり、プリンタ電源がONになってから初めての
印刷の時には、第1実施例のS17をスキップしてS1
8で第2時刻が第1時刻として書き換えられ、第1時刻
記憶エリア24Bに記憶される。次にS19に進み、第
1時刻から回復時刻を減算することにより得られた経過
時間を演算する。次に、S100で経過時間が負か否か
が判断され、負であれば(S100:YES)、S21
に進み、負でなければ(S100:NO)、S20に進
む。以下は、第1実施例と同様である。
【0054】このようにすれば、プリンタ電源がONに
なってから初めての印刷の時における第1実施例の問題
を解決することができる。
【0055】図6に示す第3実施例では、S17までは
第1実施例と同一である。S17でYESと判断された
場合、つまり、第1時刻が第2時刻以降である場合に
は、S50第1時刻と第2時刻との差である第1時間が
求められる。次にS51で第1時間と所定時間とが比較
される。その所定時間は、例えば、S20での所定時間
と同一の時間である。第1時間が所定時間以上であれば
(S51:YES)、S18,S19,S100へと進
む。第1時間が所定時間未満であれば(S51:N
O)、S19,S100へと進む。
【0056】このようにしても、第1実施例の問題を解
決するようにすることができる。
【0057】本実施例(第1、第2、第3実施例)で
は、経過時間が所定時間以上である場合に、回復動作を
行っていたが、所定時間を複数設け、例えば第1所定時
間と、第1所定時間より長い第2所定時間とを設け、経
過時間が第1所定時間以上であり前記第2所定時間未満
の場合にはフラッシング動作を行い、経過時間が第2所
定時間以上である場合にはパージ動作を行うようにして
もよい。また、所定時間を3個以上設けて、フラッシン
グの回数やパージ回数を変えるようにしてもよい。この
ように経過時間に応じて回復動作を異ならせれば、最適
な回復動作を行うことができるので、インクを無駄にす
ることがない。
【0058】また、本実施例では、印字指令が通知され
たときに経過時間が求められていたが、プリンタ1のプ
ラグがコンセントに差し込まれている状態において、電
源スイッチがオンされたときに経過時間を求めて、経過
時間に応じて回復動作を行うようにしてもよい。
【0059】
【発明の効果】以上説明した通り本発明の請求項1のイ
ンクジェット式印刷記録装置によれば、前記計時機構が
電源が投入されたことによって前記回復手段が実行され
た後の時刻である第1時刻を計時し、前記受信手段が前
記ホストコンピュータの前記刻時機構が刻時した第2時
刻を受信し、前記選択手段により前記第1時刻または前
記第2時刻のうち遅い方の時刻が選択され、前記算出手
段により前記回復時刻から前記選択手段により選択され
た時刻までの経過時間が算出され、前記制御手段により
前記経過時間が所定時間以上である場合には回復手段が
実行されるので、前記経過時間を正確に求めることがで
き、電源のオン・オフが繰り返されても回復動作を所定
時間が経過した後に実行することができ、もって不要な
実行に伴うインクの無駄な廃棄や印字開始時間の不要な
遅延を防止するとともに不要な実行の防止装置に伴うコ
ストの上昇を抑えることができる。
【0060】請求項2のインクジェット式印刷記録装置
によれば、印刷が開始される際に、前記選択手段が時刻
を選択し、前記制御手段により回復手段が印刷開始前に
実行されので、印刷時には確実に印字ヘッドが噴射可能
な状態となり、良好な印字を行うことができる。
【0061】請求項3のインクジェット式印刷記録装置
によれば、前記選択手段の前記判断手段により、電源が
投入された後に前記回復手段が駆動されたか否かが判断
され、前記回復手段が駆動されたと前記判断手段が判断
した場合、前記選択手段により前記第1時刻が選択され
るので、電源が投入された後の前記回復手段が駆動され
た場合における、前記選択手段による時刻の選択処理が
単純となり、処理速度を速くすることができる。
【0062】請求項4のインクジェット式印刷記録装置
によれば、前記選択手段の前記比較手段により、前記第
1時刻と前記第2時刻とのどちらが遅い時刻かが比較さ
れ、前記回復手段が駆動されていないと前記判断手段が
判断した場合、前記比較手段の比較結果に基づいて前記
選択手段により前記第1時刻または前記第2時刻が選択
されるので、正確な時刻を選択することができる。
【0063】請求項5のインクジェット式印刷記録装置
によれば、前記選択手段の前記第2比較手段により、前
記比較手段が前記第1時刻の方が第2時刻よりも遅いと
判断したときに前記第1時刻と前記第2時刻との差であ
る第1時間が求められるとともに、該第1時間が所定時
間以上か否かが比較され、前記第2比較手段の比較結果
に基づいて前記選択手段により前記第1時刻または前記
第2時刻が選択されるので、前記回復時刻が間違った時
刻であっても、印字ヘッドを回復することができる。
【0064】請求項6のインクジェット式印刷記録装置
によれば、前記回復手段が駆動されていないと前記判断
手段が判断した場合、前記選択手段により前記第2時刻
が選択され、前記算出手段により算出された経過時間が
負の値か否かが判断され、負の時には、前記回復実行手
段により回復手段が実行されるので、前記回復時刻が間
違った時刻であっても、確実に印字ヘッドを回復するこ
とができる。
【0065】請求項7のインクジェット式印刷記録装置
によれば、前記第1所定時間以上であり前記第2所定時
間未満の場合と、第2所定時間以上である場合とで、前
記制御手段による前記回復手段の回復動作が異なるの
で、経過時間に応じた最適な印字ヘッドの回復動作が行
うことができ、インクを無駄にすることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例にかかるインクジェットプリンタの外
観斜視図である。
【図2】インクジェットプリンタの回復機構、紙送り機
構等を示す斜視図である。
【図3】インクジェットプリンタとホストコンピュータ
の制御ブロック図である。
【図4】インクジェットプリンタの回復動作の第1実施
例の制御ルーチンを示すフローチャートである。
【図5】インクジェットプリンタの回復動作の第2実施
例の制御ルーチンを示すフローチャートである。
【図6】インクジェットプリンタの回復動作の第3実施
例の制御ルーチンを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 インクジェットプリンタ 10 印字ヘッド 17 フラッシング動作用インク吸収体 18 パージ装置 24A フラグ 24B 第1時刻記憶エリア 24C 第2時刻記憶エリア 25 タイマー 30 ホストコンピュータ 35 クロック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06F 3/12

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無停電電源により駆動される刻時機構を
    有するホストコンピュータに接続されると共に、吐出口
    からインクを被印刷体に吐出して印刷するインクジェッ
    ト式の印字ヘッドと、印字ヘッドの吐出口を回復する回
    復手段とを有するインクジェット式印刷記録装置におい
    て、 最後に前記回復手段を駆動した回復時刻を記憶する記憶
    手段と、 電源が投入されたことによって前記回復手段が実行され
    た後の時刻である第1時刻を計時する計時機構と、 前記ホストコンピュータの前記刻時機構が刻時した第2
    時刻を受信する受信手段と、 前記第1時刻または前記第2時刻を選択する選択手段
    と、 前記回復時刻から前記選択手段により選択された時刻ま
    での経過時間を算出する算出手段と、 前記経過時間が所定時間以上である場合には回復手段を
    実行する制御手段とを備えたことを特徴とするインクジ
    ェット式印刷記録装置。
  2. 【請求項2】 前記選択手段は、印刷が開始される際に
    前記第1時刻または前記第2時刻を選択し、前記制御手
    段は、前記経過時間が所定時間以上である場合には回復
    手段を印刷開始前に実行することを特徴とする請求項1
    に記載のインクジェット式印刷記録装置。
  3. 【請求項3】 前記選択手段は、電源が投入された後に
    前記回復手段が駆動されたか否かを判断する判断手段を
    有し、 前記回復手段が駆動されたと前記判断手段が判断した場
    合、前記選択手段は前記第1時刻を選択することを特徴
    とする請求項1または2に記載のインクジェット式印刷
    記録装置。
  4. 【請求項4】 前記選択手段は、前記第1時刻と前記第
    2時刻とのどちらが遅い時刻かを比較する比較手段を有
    し、 前記回復手段が駆動されていないと前記判断手段が判断
    した場合、前記比較手段の比較結果に基づいて前記選択
    手段が前記第1時刻または前記第2時刻を選択すること
    を特徴とする請求項3に記載のインクジェット式印刷記
    録装置。
  5. 【請求項5】 前記選択手段は、前記比較手段が前記第
    1時刻の方が第2時刻よりも遅いと判断したときに前記
    第1時刻と前記第2時刻との差である第1時間を求め、
    該第1時間が所定時間以上か否かを比較する第2比較手
    段を有し、 前記第2比較手段の比較結果に基づいて前記選択手段が
    前記第1時刻または前記第2時刻を選択することを特徴
    とする請求項4に記載のインクジェット式印刷記録装
    置。
  6. 【請求項6】 前記選択手段は、前記回復手段が駆動さ
    れていないと前記判断手段が判断した場合、前記選択手
    段は前記第2時刻を選択し、 前記算出手段により算出された経過時間が負の値か否か
    を判断し、負の時には、回復手段を実行する回復実行手
    段を備えたことを特徴とする請求項3に記載のインクジ
    ェット式印刷記録装置。
  7. 【請求項7】 前記所定時間は、第1所定時間と該第1
    所定時間より長い第2所定時間とを有しており、 前記第1所定時間以上であり前記第2所定時間未満の場
    合と、第2所定時間以上である場合とで、前記制御手段
    は前記回復手段の回復動作を異ならせることを特徴とす
    る請求項1〜6のいずれかに記載のインクジェット式印
    刷記録装置。
JP8079844A 1996-04-02 1996-04-02 インクジェット式印刷記録装置 Pending JPH09267469A (ja)

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