JP3161214B2 - インク噴射装置 - Google Patents

インク噴射装置

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JP3161214B2 JP6740794A JP6740794A JP3161214B2 JP 3161214 B2 JP3161214 B2 JP 3161214B2 JP 6740794 A JP6740794 A JP 6740794A JP 6740794 A JP6740794 A JP 6740794A JP 3161214 B2 JP3161214 B2 JP 3161214B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録ヘッドのオリフィ
スからインク滴を記録紙に対して吐出させるインク噴射
装置に関し、さらに詳細にはインク貯蔵部内のインクの
残量を検出しその残量が所定量以下であることを判別す
る残量検出手段を備えたインク噴射装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、インク噴射装置においては、イン
ク貯蔵部内のインクの残量を検出しその残量が希少であ
ることを判別する残量検出手段を備えることにより、イ
ンク残量が希少となった際に、ブザーや表示手段により
その旨を使用者に対し警告するようにしたものがある。
このような警告を受けた使用者は、インクカートリッジ
を交換する等によりインクの補充を行うのであるが、身
近に補充用のインクあるいはカートリッジがない場合に
は、それを販売店で購入し、インクの補充を行った後再
び記録を行わせていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のインク噴射装置においては、インク残量が希少であ
ることの警告がブザーや表示手段によるものであったた
め、使用者が装置近傍にいない場合には、上記の警告を
認識することが出来なかった。あるいは、使用者が上記
警告を認識できたとしても、身近に補充用のインクある
いはカートリッジがない場合には、それを販売店で購入
するまでの間、インクを補充することなく続けて記録動
作を行わせることがあった。
【0004】そのため、記録途中にインクがなくなって
白紙のまま出力されたり、空気が記録ヘッド内に侵入し
記録ヘッドの故障の原因となることもあった。
【0005】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、インク残量が希少であることの
警告を使用者が認識できなかったり、使用者がその警告
を無視した場合でも、その後に起こり得る不具合の発生
確立を少しでも軽減できるインク噴射装置を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に請求項1のインク噴射装置は、入力された記録すべき
データに対して、通常の記録モードと、記録紙上に吐出
されるインク滴の総量が前記通常の記録モードより少な
くされる省インクモードとを選択的に設定する選択手段
と、前記記録ヘッドへ供給するインクを貯蔵するインク
貯蔵部内のインクの残量を検出しその残量が所定量以下
であることを判別する残量検出手段と、前記残量検出手
段によりインク残量が所定量以下であることが判別され
た際に、前記選択手段により選択されているモードが通
常の記録モードの時は制御信号を出力せず省インクモー
ドの時に制御信号を出力する信号出力手段と、その制御
信号に基づいて前記省インクモードが選択されている時
にその省インクモードより さらにインク消費量が少
くなるよう前記記録ヘッドに印加される駆動信号を制御
する制御手段とを備えている。
【0007】請求項2のインク噴射装置は、残量検出手
段によりインク残量が所定量以下であることが判別され
た際に制御信号を出力する信号出力手段と、入力された
記録すべきデータに対して、通常の記録モードと、記録
紙上に吐出されるインク滴の総量が前記通常の記録モー
ドより少なくされる第2の記録モードとを選択的に設定
する選択手段と、前記信号出力手段からインク残量が所
定量以下である制御信号が出力されたとき、前記選択手
において前記第2の記録モードが選択されている時、
その省インクモードよりもさらにインク消費量が少なく
なるよう前記記録ヘッドに印加される駆動信号を制御す
る制御手段とを備えている。
【0008】
【作用】上記の構成を有する請求項1のインク噴射装置
は、残量検出手段がインク貯蔵部内のインクの残量を検
出しその残量が所定量以下であることを判別すると、信
号出力手段は、選択手段により省インクモードが選択さ
れている時のみ制御信号を出力し、制御手段はその制御
信号に基づいて、記録ヘッドに印加される信号を制御し
インク消費量が省インクモードよりもさらに少なくなる
ようにして、記録動作を行う。
【0009】また請求項2のインク噴射装置は、上記の
ようにインク残量が所定量以下になると、選択されてい
るモードにしたがって、通常の記録モードと、省インク
モードよりもさらにインク消費量の少ないモードとを選
択的に行う。
【0010】
【実施例】以下、本発明をインクジェットヘッドを搭載
したワードプロセッサに具体化した一実施例を図面を参
照して説明する。
【0011】図1は、本実施例のワードプロセッサ1の
外観を示す斜視図である。このワードプロセッサ1は、
文書等のデータを入力するためのキーボード2と、入力
されたデータを表示する表示部3と、入力されたデータ
を記録用紙4に記録する記録部5とから構成されてい
る。尚、キーボード2には、通常の記録モードと、記録
紙上に吐出されるインク滴の総量が前記通常の記録モー
ドより少なくされる省インクモードとを選択可能なモー
ド選択キー2aが設けられている。これにより使用者
は、試し印字を行うときは省インクモードを選択するこ
とにより、通常時よりインク消費量を低減させることが
出来る。
【0012】次に、図2により記録部5の構成を説明す
る。記録用紙4を所定の記録位置にて保持するプラテン
6は、モータ7により回転可能にされており、そのプラ
テン6に対向する位置には、インクジェットヘッド8
(以下単にヘッドと称す)がキャリッジ9に載置されて
設けられている。また、ヘッド8には、交換可能なイン
クカートリッジ10が接続されている。そして、キャリ
ッジ9には、駆動ベルト11を介してキャリッジモータ
12の駆動力が伝達されるようにされており、キャリッ
ジ9は記録時はプラテン6に沿って往復移動するととも
に、所定のタイミングでメンテナンス位置13に移送さ
れることにより、ワイパー14によるヘッド8のオリフ
ィス面(図示せず)の清掃や、吸引手段15によるヘッ
ド8内のインクの吸引が行われるようにされている。
尚、ヘッド8のインク噴射方式は、例えば特公昭53−
12138号公報に開示されているカイザー型や、特公
昭61−59914号公報に開示されているサーマルジ
ェット型や、特開平2−150355号公報に開示され
ている圧電セラミックスを利用したせん断モード型等の
方式が採用される。
【0013】次に、図3のブロック図により本実施例の
ワードプロセッサ1の制御系の構成及び動作を説明す
る。
【0014】制御部20は、ワードプロセッサ1全体の
制御を行うもので、例えばマイクロプロセッサ等のCP
Uと、CPUの制御プログラムやデータを格納している
ROMと、ワークエリアとしてのRAMとを備えてい
る。その制御部20は、ヘッド8に印加される駆動信号
の計数によって求められるインクの噴射量と、吸引手段
15による吸引動作の計数によって求められるインク量
とから、総インク使用量を算出し、インク残量値に変換
するよう構成されている。そして、制御部20により求
められたインク残量値は、不揮発性メモリ21に記憶情
報として格納され随時更新される。
【0015】制御部20には、キーボード2が接続され
ており、そのキーボード2からは、文書等のデータや記
録開始指令、通常の記録モードか省インクモードかを示
すモード情報等が制御部20に転送される。文書等のデ
ータは記憶メモリ22に蓄えられる一方、表示部3に転
送されて表示される。また、記録開始指令情報が転送さ
れてくると制御部20は、ヘッド8に設けられた複数の
オリフィス(図示せず)に対応した各々の駆動素子(図
示せず)に、記憶メモリ22に格納されているデータに
基づいて、現在の記録モードに係る駆動信号を制御部2
0のROM内から読みだして出力し、上記オリフィスか
らインクを噴射して記録用紙4上に記録を行わせる。
【0016】ここで、本実施例における通常の記録モー
ドの駆動信号の波形は、駆動電圧30V、通電幅L/a
の単一の駆動パルス(矩形波)としている。尚、上記L
/aは、ヘッド8内のインク圧力室(図示せず)内の圧
力波が、インク圧力室の長手方向に対して片道伝播する
に必要な時間であり、インク圧力室の長さLとインク中
での音速aによって決まるものである。また、省インク
モードの駆動信号の波形は、上記通常時の駆動電圧を2
0Vに低減させたものを用いるため、インク滴量は通常
時の約2/3に低減される。
【0017】また、制御部20には、カートリッジ検出
器23が接続されており、そのカートリッジ検出器23
は、インクカートリッジ10のキャリッジ9上への装着
を検知するものである。そして、インクカートリッジ1
0の装着がカートリッジ検出器23により検出される
と、制御部20は、不揮発性メモリ21に記憶されてい
るインク残量値をクリアする。その後、記録動作や吸引
動作によりインクカートリッジ10内のインクが消費さ
れると、制御部20は上記のようにインク残量値を算出
し、不揮発性メモリ21の値を逐次更新する。ここで、
そのインク残量値は、不揮発性メモリ21に記憶されて
いるので、ワードプロセッサ1の電源がオフされてもイ
ンク残量値が消滅しないようになっている。
【0018】そして、そのインク残量値が所定値以下に
なると、制御部20は表示部3のメッセージ表示領域を
用いて、インクカートリッジ10内のインク残量が希少
であること警告する。
【0019】ここで、上記のインク残量が希少である警
告が発せられたときに、使用者がワードプロセッサ1の
そばを離れていることが考えられる。あるいは、上記警
告を使用者が無視してインクカートリッジ10を交換せ
ずに使用し続けることも考えられる。そのため、記録途
中にインクがなくなって白紙のまま出力されたり、空気
がヘッド8内に侵入しヘッド8の故障の原因となること
も有り得る。
【0020】従って、本実施例のワードプロセッサ1に
おいては、上記警告の後にインクカートリッジ10が交
換されるまでの間、省インクモードが選択されている時
のみ噴射されるインク滴量を少なくさせる機能を有して
いる。即ち、本実施例のワードプロセッサ1では、使用
者の意向を尊重しつつ上記の不具合の発生確立を少しで
も軽減させるものであり、インク残量が希少の際、使用
者が清書を記録させている場合、つまり通常の記録モー
ドが選択されていればそのままそのモードで記録を行わ
せ、使用者が試し記録を行っている場合、つまり省イン
クモードが選択されていれば噴射されるインク滴量をさ
らに少なくさせることにより、少しでも多くの記録を行
うことを可能とするものである。
【0021】以下、上記機能に関する制御動作を図4の
フローチャートに基づいて説明する。図4のステップS
1(以下単にS1、S2のように記す)にて、制御部2
0は不揮発性メモリ21に格納されているインク残量値
と制御部20内に予め格納されているインク残量の比較
値とを比較し、インクカートリッジ10のインク残量が
希少であるか否かを判断する。ここで、残量が希少でな
い場合はS2において、選択されている記録モードに基
づいた記録処理を行うとともに、必要に応じてワイパー
14や吸引手段15によるメンテナンス処理を行う。
尚、このS2において制御部20は、ヘッド8に印加さ
れる駆動信号の計数によって求められるインクの噴射量
と、吸引手段15による吸引動作の計数によって求めら
れるインク量とから、総インク使用量を算出し、インク
残量値に変換し、不揮発性メモリ21に格納されている
インク残量値を更新する。
【0022】また、上記S1にて残量が希少であると判
断した場合、S3にて制御部20は、表示部3のメッセ
ージ表示領域を用いて、インクカートリッジ10内のイ
ンク残量が希少であること警告する。次にS4にて制御
部20は、現在選択されている記録モードが通常のモー
ドか省インクモードかを調べ、通常の記録モードであれ
ばS6に移行させ、省インクモードであれば更に噴射イ
ンク滴量を少なくさせるためにS5にて駆動電圧を15
Vに変更させる。尚、この時の噴射インク滴量は、通常
の記録モードの約1/2になる。
【0023】尚、記録紙4上に噴射されるインク滴の総
量を少なくさせることの変形例として、以下の事があげ
られる。通電幅をL/aの値に対して多少ずらすことに
より、インク圧力室に圧力を与えるタイミングと、圧力
波がオリフィス側に伝播されるタイミングとを若干ずら
し、噴射効率を若干悪くさせることによりインク滴を少
なくさせること。矩形波の駆動パルスの立ち上がりもし
くは立ち下がりを緩やかにすることにより、噴射エネル
ギーを減少させること。通常の記録時の駆動信号の波形
を複数のパルスで構成しておき、残量希少時に上記複数
のパルスより少ないパルスにて駆動信号を構成すること
によりインク滴を少なくさせること。記録パターン自体
を周知の方法にて間引いてしまうことにより、記録紙上
に噴射されるインク滴の総量を少なくさせること。ある
いはこれらの組合せによってもインク滴の総量を少なく
させることが可能である。
【0024】次にS6において、制御部20はカートリ
ッジ検出器23の検出結果に基づいてインクカートリッ
ジ10が交換されたか否かを判別し、交換されていなけ
ればS7において通常の記録モードあるいは駆動電圧が
更に低減された省インクモードにて記録処理を続行さ
せ、交換されていればS8において省インクモード選択
時のみ駆動電圧をもとの状態に戻し、不揮発性メモリ2
1に格納されているインク残量値を初期化した後にS2
に戻る。尚、S2及びS7の記録処理中に記録すべきデ
ータがなくなれば、制御部20は処理を終了する。
【0025】以上詳述したように、本実施例のワードプ
ロセッサにおいては、インク残量が希少である事を検出
した後にインクカートリッジ10が交換されるまでの
間、省インクモードが選択されている時のみ噴射される
インク滴量を少なくさせる機能を有しているため、イン
クカートリッジ10を交換せずに使用し続けられたとし
ても、使用者の意向を尊重しつつ上記の不具合の発生確
立を少しでも軽減させることができる。
【0026】さらに、上記の機能を、自動的に制御手段
20に行わせるモードと、行わせないモードとを設け、
キーボード2上の他の選択キー(図示せず)から指定で
きるようにし、使用者の好みによって選択させるように
してもよい。
【0027】また、上記実施例では、インク残量の検出
を、駆動信号の計数と、吸引動作の計数とから総インク
使用量を算出することにより行っていたが、インクカー
トリッジ10の内部に周知のインク残量検出センサーを
設けることによって行ってもよい。更に上記実施例で
は、ヘッド8がキャリッジ9上に固定され、インクカー
トリッジ10がヘッド8に対して交換可能なタイプのも
のについて説明したが、ヘッドとインクカートリッジと
が一体的に構成され、キャリッジに対して交換可能な、
いわゆるディスポーザブルタイプのものにも適用でき
る。あるいは、装置側にタンク状のインク貯蔵部を設
け、そのタンクに対しインクのみを補充するタイプのも
のにも適用できる。
【0028】更に上記実施例では、インクカートリッジ
10の交換をカートリッジ検出器23にて監視していた
が、検出器23を設ける代わりにキーボード上に交換キ
ー(図示せず)を設け、カートリッジ交換時に使用者に
該交換キーを押下させるような仕様にし、制御部20が
そのキー入力を監視するようにしてもよい。
【0029】また、上記実施例では本発明をワードプロ
セッサに適用した例について説明したが、ホストコンピ
ュータからのデータを記録するプリンタやファクシミリ
にも適用可能である。
【0030】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明のインク噴射装置によれば、インク残量が希少であ
ることの警告を使用者が認識できなかったり、使用者が
その警告を無視した場合でも、インク残量が希少である
事を検出した後に噴射されるインク滴量を省インクモー
ドよりも少なくさせる機能を有しているため、その後に
起こり得る不具合の発生確立を少しでも軽減できるとい
う効果を有する。また、使用者の意向を尊重して、イン
ク滴量を少なくすることなく記録動作を継続させること
もできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のワードプロセッサの外観を
示す斜視図である。
【図2】上記実施例のワードプロセッサの記録部の構成
を示す斜視図である。
【図3】上記実施例のワードプロセッサの制御系の構成
を示すブロック図である。
【図4】上記実施例のワードプロセッサの制御動作を示
すフローチャートである。
【符号の説明】
1 ワードプロセッサ 2 キーボード 2a モード選択キー 4 記録用紙 5 記録部 8 インクジェットヘッド 10 インクカートリッジ 20 制御部 21 不揮発性メモリ 22 記憶メモリ 23 カートリッジ検出器

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録ヘッドのオリフィスからインク滴を
    記録紙に対して吐出させるインク噴射装置において、入力された記録すべきデータに対して、 通常の記録モー
    ドと、記録紙上に吐出されるインク滴の総量が前記通常
    の記録モードより少なくされる省インクモードとを選択
    的に設定する選択手段と、 前記記録ヘッドへ供給するインクを貯蔵するインク貯蔵
    部内のインクの残量を検出しその残量が所定量以下であ
    ることを判別する残量検出手段と、 前記残量検出手段によりインク残量が所定量以下である
    ことが判別された際に、前記選択手段により選択されて
    いるモードが通常の記録モードの時は制御信号を出力せ
    ず省インクモードの時に制御信号を出力する信号出力手
    段と、 その制御信号に基づいて前記省インクモードが選択され
    ている時にその省インクモードよりもさらにインク消費
    が少なくなるよう前記記録ヘッドに印加される駆動信
    号を制御する制御手段とを備えたことを特徴とするイン
    ク噴射装置。
  2. 【請求項2】 記録ヘッドのオリフィスからインク滴を
    記録紙に対して吐出させるインク噴射装置において、 前記記録ヘッドへ供給するインクを貯蔵するインク貯蔵
    部内のインクの残量を検出しその残量が所定量以下であ
    ることを判別する残量検出手段と、 前記残量検出手段によりインク残量が所定量以下である
    ことが判別された際に制御信号を出力する信号出力手段
    と、入力された記録すべきデータに対して、 通常の記録モー
    ドと、記録紙上に吐出されるインク滴の総量が前記通常
    の記録モードより少なくされる第2の記録モードとを選
    的に設定する選択手段と、 前記信号出力手段からインク残量が所定量以下である制
    御信号が出力されたとき、前記選択手段において前記
    2の記録モードが選択されている時、その省インクモー
    ドよりもさらにインク消費量が少なくなるよう前記記録
    ヘッドに印加される駆動信号を制御する制御手段とを備
    えたことを特徴とするインク噴射装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記記録ヘッドに印加
    される駆動信号をインク残量が所定量以下になる以前の
    駆動信号と異ならせることにより、吐出される1ドット
    当りのインク量を少なくさせることを特徴とする請求項
    1または2記載のインク噴射装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、記録すべき記録パター
    ンを間引くことにより、記録紙上に吐出されるインク滴
    の総量を、インク残量が所定量以下になる以前よりも少
    なくさせることを特徴とする請求項1または2記載のイ
    ンク噴射装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段の作動を許可する第1モー
    ドと、禁止する第2モードとを選択可能な第2の選択手
    段を更に備えたことを特徴とする請求項1または2記載
    のインク噴射装置。
  6. 【請求項6】 前記インク貯蔵部が交換されたことを検
    出する検出器をさらに備え、インク貯蔵部が交換された
    検出結果に基づいて、前記制御手段は、インク残量が所
    定量以下になる以前の駆動信号に戻すことを特徴とする
    請求項1または2記載のインク噴射装置。
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