JP2007030263A - プリンタ及びプリンタの制御方法 - Google Patents

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久和 小山
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Abstract

【課題】 通電分割回数を自動的に設定可能なプリンタ及びプリンタの制御方法を提供する。
【解決手段】 ラインサーマルプリンタ100は、複数の発熱素子を備えた印刷ヘッド112と、ホスト装置120からの印刷データをもとに1ドットラインデータを生成するデータ解析部203と、1ドットラインデータを所定の通電分割回数に応じて分割し、分割データを時間差をおいて印刷ヘッドに送信することにより、複数の発熱素子を時分割通電する分割データ送信部205と、電源から供給される電源電圧に応じて、通電分割回数を求める通電分割回数算出部206と、を備えている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、プリンタ及びプリンタの制御方法に係り、特に電源ユニットが所定の電圧値を供給できない場合であっても、適切にプリンタを動作可能する方法に関する。
プリンタは、用紙に文字や画像を形成する画像形成装置の一つとして現在産業界の様々な分野でも用いられている。プリンタとしては、ドットインパクト方式、インクジェット方式、電子写真方式等、様々な方式のものが実用化されているが、例えば、小売店等のレジスター装置等には、サーマル方式のプリンタが一般的に用いられている。
サーマル方式のプリンタは、一列に配置され、独立して駆動加熱される複数の発熱素子を備えた印刷ヘッドを備えている。印刷時には、この印刷ヘッドの発熱素子を選択的に駆動加熱して、対向配置された感熱紙の対応箇所をその熱によって発色させることにより、印刷を行う。
通常は、この複数の発熱素子を用紙幅に応じた最大数を用いて印刷を行うことにより印刷を行う。しかしながら、例えば、プリンタに電力を供給する電源が十分な容量を持っていない場合は、各発熱素子に十分な量の電流を通電することができず、電流不足によりプリンタ全体の電圧が降下してしまい、印刷が実行できないような状況が発生する場合もある。また、プリンタがレジスター等他の機器から電力が供給されているような場合には、プリンタのみならず、他の機器にも十分な電力が供給されなくなり、プリンタを含むシステム全体のリセットが発生する場合もある。
このような問題を考慮し、プリンタでは、印刷ヘッドの発熱素子を例えば2〜4等の所定の数に分割し、一括して通電される発熱素子の数を少なくすることで消費電流を押さえる制御が行われている。このような制御を行うことにより、低容量の電源を使用した場合でも、所望の印刷を実行することができる(例えば、特許文献1参照)。
特開平5−24239号公報
現実には、プリンタに電力を供給する電源としてさまざまな種類のものが取り付けられることがあり、電源の種類に応じて電源容量も種々のものが想定される。このような状況で、個々の電源のそれぞれに応じた最適な通電分割回数を決定するには、実際の電源を取り付けた後、プリンタを駆動し、個別の状況に応じた制御を行うファームウェアを作成しなければならない。したがって、例えばプリンタの導入当初は、電源容量に応じた最適な通電分割回数がわからないため、サービスマン等が個々の事情に応じた対応を行い、状況に応じてファームウェアを作成するといった手間がかかっていた。
本発明は、上記事情を鑑みて為されたものであり、通電分割回数を自動的に設定可能なプリンタ及びプリンタの制御方法を提供することを目的とする。
(1) ホスト装置と通信可能に接続されたプリンタであって、
複数の発熱素子を備えた印刷ヘッドと、
前記ホスト装置からの印刷データをもとに1ドットラインデータを生成するデータ解析部と、
前記1ドットラインデータを所定の通電分割回数に応じて分割し、分割データを時間差をおいて印刷ヘッドに送信することにより、前記複数の発熱素子を時分割通電する分割データ送信部と、
電源から供給される電源電圧に応じて、前記通電分割回数を求める通電分割回数算出部と、を備えたことを特徴とするプリンタ。
(2) 前記通電分割回数算出部は、電源負荷最大の状態において前記発熱素子の通電数を増加させていき、前記電源電圧が所定値未満となったときの前記発熱素子の通電数を基に、前記通電分割回数を求めることを特徴とする(1)に記載のプリンタ。
(3) 前記電源負荷最大の状態とは、紙送り速度が最高速度である状態であることを特徴とする(2)に記載のプリンタ。
(4) 前記通電分割回数算出部は、前記電源電圧が所定値未満となったときの前記発熱素子の通電数で印加通電最大ドット数を割ることにより前記通電分割回数を求めることを特徴とする(2)または(3)に記載のプリンタ。
(5) 前記通電分割回数算出部は、所定のコマンドまたはパネルスイッチによる所定の操作により起動されることを特徴とする(1)〜(4)の何れか1項に記載のプリンタ。
(6) ホスト装置と通信可能に接続され、かつ複数の発熱素子を備えた印刷ヘッドを有するプリンタの制御方法であって、
電源から供給される電源電圧に応じて、通電分割回数を求める通電回数算出ステップと、
前記ホスト装置からの印刷データをもとに1ドットラインデータを生成するラインデータ生成ステップと、
前記通電回数に応じて、前記1ドットラインデータを通電分割回数に応じて分割し、分割データを時間差をおいて前記印刷ヘッドに送信することにより、前記複数の発熱素子を時分割通電する時分割通電ステップと、を備えたことを特徴とするプリンタの制御方法。
(7) 電源負荷最大の状態において前記発熱素子の通電数を増加させていき、前記電源電圧が所定値未満となったときの前記発熱素子の通電数を基に、前記通電分割回数を求めることを特徴とする(6)に記載のプリンタの制御方法。
(8) 前記電源負荷最大の状態とは、紙送り速度が最高速度である状態であることを特徴とする(7)に記載のプリンタの制御方法。
(9) 前記電源電圧が所定値未満となったときの前記発熱素子の通電数で印加通電最大ドット数を割ることにより前記通電分割回数を求めることを特徴とする(7)または(8)に記載のプリンタの制御方法。
(10) 前記通電回数算出ステップは、所定のコマンドまたはパネルスイッチによる所定の操作により起動されることを特徴とする(6)〜(9)の何れか1項に記載のプリンタの制御方法。
本発明のプリンタは、複数の発熱素子を備えた印刷ヘッドと、ホスト装置からの印刷データをもとに1ドットラインデータを生成するデータ解析部と、1ドットラインデータを所定の通電分割回数に応じて分割し、分割データを時間差をおいて印刷ヘッドに送信することにより、複数の発熱素子を時分割通電する分割データ送信部と、電源から供給される電源電圧に応じて、通電分割回数を求める通電分割回数算出部と、を備えている。
本発明のプリンタによれば、電源電圧がどのようなものであっても、通電分割回数算出部により通電分割回数を求め、求められた通電分割回数に応じて分割データ送信部が複数の発熱素子を時分割通電するので、どのような電源ユニットが用いられた場合であっても、安定してプリンタを動作させることができる。また、電源ユニットとしてプリンタを制御するホスト装置が用いられた場合であっても、ホスト装置ともどもシステムリセットしてしまうといった不具合が生じることなく、プリンタを安定動作させることができる。
また、通電分割回数算出部により通電分割回数が容易に設定できるため、電源ユニットの違い毎にサービスマンがユーザサイドに赴き、個々の状況に応じてファームウェアを作成すると言った手間をかける必要も無くなる。
また、本発明によれば、通電分割回数算出部は、電源負荷最大の状態において前記発熱素子の通電数を増加させていき、電源電圧が所定値未満となったときの前記発熱素子の通電数を基に、通電分割回数を求める。このように構成することにより、適切な通電分割回数を求めることが可能である。
具体的に、電源負荷最大の状態とは、プリンタにおいて電源負荷が最大となる紙送り速度が最高速度である状態である。この状態において、選択された通電分割数において電源電圧が所定値以上であれば、問題なくプリンタを駆動させることができる。
また、具体的に、通電分割回数算出部は、電源電圧が所定値未満となったときの発熱素子の通電数で印加通電最大ドット数を割ることにより通電分割回数を求めることができる。本発明によれば、このような簡単な演算処理により通電分割回数を求めることができる。
また、通電分割回数算出部は、起動処理時に受信する所定のコマンドまたはパネルスイッチによる所定の操作により起動される。したがって、ユーザは、このようなコマンドまたは操作を入力することにより、簡単に通電分割回数を設定してやることができる。
以下、図面を参照しながら、本発明にかかるプリンタ及びプリンタの制御方法についてラインサーマルプリンタを例に挙げて詳細に説明する。
図1は、ラインサーマルプリンタの概略構成を示すブロック図であり、図2は、印刷データの処理の流れを示すブロック図であり、図3は、印刷ヘッドの構造を示すブロック図であり、図4は、分割データ送信部の処理を示す模式図であり、図5及び図6は、通電分割回数算出部による通電分割回数算出の流れをしめすフローチャートである。
本実施形態のラインサーマルプリンタ100は、一列に配置され、独立して駆動加熱される複数の発熱素子を備えた発熱体303を有する印刷ヘッド112を備えた画像記録装置である。ラインサーマルプリンタ100は、印刷媒体としての感熱紙を搬送し、印刷時には、この印刷ヘッド112の発熱素子を選択的に駆動加熱して、対向配置された感熱紙の対応箇所をその熱によって発色させることにより、印刷を行う。
ラインサーマルプリンタ100は、主として、CPU101と、ROM102と、RAM103と、印刷機構部104と、各種センサ105と、通信インタフェース106と、パネルスイッチ107と、を備えている。
CPU(Central Processing Unit)101は、ラインサーマルプリンタ100の制御中枢ユニットであり、ROM102内に記憶されたファームウェアを実行することにより、ホスト装置120と通信を行いながら、感熱紙の紙送り、印刷等を実行する。
ROM(Read Only Memory)102は、ラインサーマルプリンタ100の各種機能を実現するファームウェアおよび制御時に参照される各種データを記憶する不揮発性メモリである。CPU101は、前述の通り各種データを参照しながらファームウェアを実行することにより、ラインサーマルプリンタ100における各種機能を実現する。本実施形態では、このROM102は、フラッシュROMまたはEEPROM等の電気的に書き換え可能な記憶素子で構成されており、ファームウェアのアップデートや各種データの更新等を実行することができる。
RAM(Random Access Memory)103は、ラインサーマルプリンタ100の各種機能を実現するときに必要なデータの一時記憶領域として機能する揮発性メモリである。RAM103には、後述する受信バッファ202や印刷バッファ204等のデータ格納領域が設定されており(図2参照)、CPU101は、このRAM103内の各種データを参照しながら印刷を実行する。
印刷機構部104は、印刷を実行するラインサーマル方式の印刷ヘッド112と、紙送りローラ、オートカッタ等の駆動部品を駆動するモータ113およびプランジャ114と、これら印刷ヘッド112、モータ113およびプランジャ114を駆動するドライバ回路として機能する印刷制御部111から構成される。印刷機構部104では、これらの印刷ヘッド112、モータ113およびプランジャ114を駆動しつつ、感熱紙の搬送、印刷、切断等の各種物理的処理を実行する。
各種センサ105は、ラインサーマルプリンタ100の各部の状態を検出する複数のセンサから構成される。各種センサ105としては、エラー検出を行うエラーセンサ、図示せぬカバーの開状態を検出するカバーオープンセンサ、用紙搬送路上用紙の有無を検出する用紙検出センサ等が例示される。
また、本実施形態では、各種センサ105の一つとして、特に、図示せぬ電源から供給される電圧を検出する電源電圧検出センサ、発熱体303の温度を検出するヘッド温度検出センサ、紙送り速度を検出する紙送り速度検出センサが設けられている。この電源電圧センサ、ヘッド温度検出センサ、紙送り速度検出センサについては、後ほど説明する。
通信インタフェース106は、外部に設置されたホスト装置120との間の通信を行う外部入出力インタフェースである。本実施形態のラインサーマルプリンタ100は、この通信インタフェース106及びシリアル、パラレル、USB方式等の各種ケーブルを介してホスト装置120と通信可能に接続されている。ホスト装置120からは、この通信インタフェース106を介して各種制御コマンド、印刷データ等の印刷制御情報が送信され、CPU101は、この印刷制御情報に基づいて、印刷制御部111、印刷ヘッド112、モータ113およびプランジャ114を制御する。
次に、図2を参照しながら、本実施形態のラインサーマルプリンタ100におけるデータ処理部及び処理の流れについて説明する。
本実施形態では、CPU101がROM102内のファームウェアを実行することにより、主制御部201、受信バッファ202、データ解析部203、印刷バッファ204、分割データ送信部205及び通電分割回数算出部206がデータ処理部として実現され機能する。
受信バッファ202は、通信インタフェース106を介してホスト装置120から受信した各種制御コマンド、印刷データ等の印刷制御情報を一時的に保存するデータ受信領域である。受信バッファ202は、ホスト装置120から受信したデータをその種類に拘わらず受信順に保存していく。
データ解析部203は、受信バッファ202に保存された印刷制御情報をFIFO(First In First Out)方式に基づいて順次読み出して解析し、解析結果に基づいて所要の処理を実行する。ここで、読み出された印刷制御情報が制御コマンドであれば、主制御部201に解析結果に応じた処理を主制御部201に要求し実行させる。
一方、読み出された印刷制御情報が印刷データであれば、ROM102中のフォントデータを参照して印刷データを展開し、印刷バッファ204に1ドットライン毎に印刷データ(以下、「1ドットラインデータ」という)として保存していく。ここで、「1ドットラインデータ」とは、印刷機構部104の印刷ヘッド112によって同時に印刷可能な1ドットライン分の印刷データである。1ドットラインデータは、印刷ヘッド112を構成する複数個の発熱素子の数に対応して構成される。例えば、同時駆動可能な発熱素子の数が512個であれば、1ドットラインデータのデータ数も最大で512個である。
なお、ラインサーマルプリンタ100が印刷される感熱紙の幅を可変にできるように構成されている場合には、同時駆動される発熱素子の数は、感熱紙の幅に応じて変化する。この場合には、1ドットラインデータのデータ数は、用紙幅に応じた最大駆動発熱素子の数に応じて変化する。以下の説明では、用紙幅を考慮し最大に印加可能な通電ドットの数を最大印加通電ドット数と呼ぶこととする。
分割データ送信部205は、印刷バッファ104に保存された1ドットラインデータをROM102に保存された所定の通電分割回数に応じて分割して分割データを生成し、分割データ毎に印刷機構部104の印刷ヘッド112に送信する印刷データ送信部である。また、通電分割回数算出部206は、電源電圧に応じて、分割データ送信部205により参照される所定の通電分割回数を求める演算を行う演算部である。この分割データ送信部205と通電分割回数算出部206は、本実施形態のラインサーマルプリンタ100の主要な構成要素であり、具体的な作用について後ほど詳しく説明する。
図2についての説明は以上である。
なお、本実施形態では、説明が複雑になるため省略したが、分割データ送信部205は、分割データの生成及び送信の他に、印刷履歴に応じた通電タイミング及び通電時間等について所定の補正処理を実行するように構成されていてもよい。ラインサーマル方式の印刷ヘッド112では、先の通電によって発熱体303の各発熱素子に与えられた熱エネルギーを考慮しないと、次回の通電時に各発熱素子に均一に加熱することができず、濃度のばらつき等が発生してしまう。このため、分割データ送信部205は、さらに通電履歴を考慮した各種補正処理を後述するストローブ信号を用いて施すことにより、各発熱素子に与えられる熱エネルギーを均一化することができる。なお、この処理については、以下では説明を省略する。
次に、図3を参照しながら、印刷ヘッド112について説明する。
印刷ヘッド112は、シフトレジスタ301と、複数の駆動回路302と、発熱体303と、を備えている。
シフトレジスタ301は、分割データ送信部205から転送される印刷データを一時的に保存するためのラインバッファである。分割データ送信部205からシフトレジスタ301へは、印刷データはシリアル伝送されており、シフトレジスタ301は、同期クロックを参照して、印刷データを送信順に内部に保存していく。
駆動回路302は、発熱体303の複数の発熱素子一つ一つに対応して設けられたAND回路であり、個々の発熱素子を駆動して印刷を実行させるかどうかを決定する。駆動回路302には、シフトレジスタ301に一時保存された各印刷データの一つと、印刷タイミング及び通電時間を決定するストローブ信号の反転信号が入力され、両者の論理積に応じて信号「High」が出力される。
発熱体303は、用紙搬送路の幅方向、つまり感熱紙の幅方向に沿って配列された複数の発熱素子から構成されている。各発熱素子は、対応する駆動回路302から信号「High」を受け取ると、ヘッド電源電圧により電圧が供給されて加熱される。そして、発熱した発熱素子に生じる熱は接触している感熱紙の接触領域に伝達され、発熱紙を発色させる。
本実施形態のラインサーマルプリンタ100は、以上のようにして感熱紙への印刷を実行する。
次に、図4を参照しながら、分割データ送信部205による分割データの生成及び送信について説明する。
分割データ送信部205は、印刷バッファ203に保存された1ドットラインデータを読み出し、この1ドットラインデータを所定の通電分割回数によって分割して、通電分割回数に応じた数の送信データを生成する。
具体的な例として、例えば、図4に示すように、1ドットラインデータが512個であり、これを4分割するように設定されている場合を考える。この場合は、まず印刷バッファ203に保存された512個のデータからなる1ドットラインデータを4分割し、それぞれ128個ずつのデータからなる4つの印刷データのまとまり「分割データA」、「分割データB」、「分割データC」、「分割データD」に分け、各分割データA〜Dの一つを備えた「第1の送信データ」〜「第4の送信データ」を作成する。
「第1の送信データ」は、1番目から128番目までに「分割データA」が順に割り当てられ、そして129番目から512番目のデータとして非印刷を意味する0のデータ(マスクデータ)が割り当てられた、計512個のデータである。
「第2の送信データ」は、1番目から128番目までに非印刷を意味する0のデータ(マスクデータ)が割り当てられ、129番目から256番目までに「分割データB」が順に割り当てられ、そして257番目から512番目のデータとして非印刷を意味する0のデータ(マスクデータ)が割り当てられた、計512個のデータである。
「第3の送信データ」は、1番目から256番目までに非印刷を意味する0のデータ(マスクデータ)が割り当てられ、257番目から384番目までに「分割データC」が順に割り当てられ、そして385番目から512番目のデータとして非印刷を意味する0のデータ(マスクデータ)が割り当てられた、計512個のデータである。
「第4の送信データ」は、1番目から384番目までに非印刷を意味する0のデータ(マスクデータ)が割り当てられ、385番目から512番目までに「分割データD」が順に割り当てられた、計512個のデータである。
図4から自ずと理解されるように、第1の送信データから第4の送信データまでの同一番目のデータをすべて足し合わせると、分割前の1ドットラインデータとなる。これらの第1の送信データ、第2の送信データ、第3の送信データ、及び第4の送信データは、順に印刷ヘッド112に送信され、送信された順に時間をおいて感熱紙上に印刷が行われる。
このように、本実施形態では、分割前の1ドットラインデータを複数に時系列的に分割して、発熱素子を駆動して印刷を実行することにより、一度に駆動される発熱素子の最大数を、(印加通電最大ドット数)/(通電分割回数)に制限することができる(上記では、512/4=128)。したがって、電源容量が不足しており、所定数以上の発熱素子に同時に通電を行うと電圧降下が生じるような場合でも、一定数以下に制限してやれば電圧降下を抑制しシステムリセット等の不具合を防ぐことができる。
次に、通電分割回数についてであるが、通電分割回数を多くしすぎると電圧降下は発生しにくいが印刷ヘッド211へのデータ転送回数及び駆動回数が増加して印刷効率が低下してしまい、通電分割回数が少なすぎると電圧降下が発生してしまう。したがって、通電分割回数としてはシステムリセット等の不具合を引き起こしかねない電圧降下が発生しない程度の通電分割回数を決定してやることが好ましい。
本実施形態では、この通電分割回数の最適値を通電分割回数算出部206により求めることができる。実際の通電分割回数として最適な通電分割回数を求めるためには、ラインサーマルプリンタ100がどのような電源により電力が供給されているかを知る必要があるが、通電分割回数算出部206は、これを各種センサ105の一つとして設けられた電源電圧検出センサが検出する電源電圧値を参照して決定している。
以下、図5及び図6を参照しながら、この通電分割回数算出部206による通電分割回数算出の流れを説明する。
まず、図5において、ラインサーマルプリンタ100の電源がオンされ、CPU101がファームウェアを読み出しつつ起動処理が行われる。この起動処理においては、まず通電分割回数測定の実施に対応するパネルスイッチ107の操作が行われたかどうか、すなわちユーザによる特殊コマンドが入力されたかどうかが検証される(ステップS1)。この特殊コマンドを意味するパネルスイッチ107の操作とは、例えば、ラインサーマルプリンタ100のカバーが開であり、かつパネルスイッチ107が押された状態で電源がオンされ、その後パネルスイッチが所定回数押されるといった特殊な状況に対応している。また、ホストコンピュータから直接特殊コマンドを受信するように構成されていてもよい。
ステップS1において、上述のような通電分割回数測定の実施に対応するパネルスイッチ107の操作が行われていなければ、通常モードでの起動が行われ、ステップS10に移行する。一方、通電分割回数測定の実施に対応するパネルスイッチ107の操作が行われていれば、ステップS2に移行し、通電分割回数算出部206が起動し通電分割回数測定モードに移行する。
以下、ステップS2〜ステップS9までの処理は通電分割回数算出部206による通電分割回数測定モードにおける処理である。
まず、ステップS2では印加通電可能ドット数を1ドットに設定し、そして印字紙送り割込みを起動する(ステップS3)。
印字紙送り割込み処理を図6に示す。
印字紙送り割込処理の概要についてまず説明すると、この印字紙送り割込処理では、ラインサーマルプリンタ100の電源負荷が最大の状態で、通電する発熱素子の数を一つずつ増やしていき、電源電圧値が所定値未満となる通電の一つ前に通電した発熱素子の数を求めてやる処理である。
具体的に、印字紙送り割込み処理では、まずこの割込み処理が初回の起動であるかどうかが判断される(ステップS21)。
ステップS21において、初回起動であれば、まずステップS24に移行し、紙送り速度検出センサの検出値を参照して感熱紙の紙送り速度が最高速度であるかどうか判断される。紙送り速度が最高速度であるということは、紙送りに関するラインサーマルプリンタ100の電源負荷が最大であることを意味する。一方、初回時等紙送り速度が最高速度でなければ、ステップS27に移行し、ヘッド温度検出センサの検出値を参照してヘッド温度から発熱素子への通電幅及び紙送り速度を決定する。
その後、印刷バッファ204にテスト印刷用の印刷データを設定する(ステップS28)。この印刷データは、印加通電可能ドット数分の印刷が有効な印刷データであり、その後、ステップS28において印刷データを印刷ヘッド112に送信して、発熱体303の発熱素子への通電を実行する。この通電では、印加通電可能ドット数分の印刷が有効な印刷データに応じて、印加通電可能ドット数分の発熱素子が通電される。
通電が行われると、ステップS30において、電源電圧検出センサの検出値のAD変換が実行される。その後は、再度ステップS21に戻り、今度は初回起動ではないので、ステップS22に進み、AD変換値が読み取られる。
そして、ステップS23において、読み取られたAD変換値がROM102に記憶された所定の電圧値未満であるかどうかが判断される。ここで、読み取られたAD変換値が所定の電圧値以上であれば、再度ステップS24に進み処理を継続する。
なお、AD変換値と比較参照される所定の電圧値としては、ラインサーマルプリンタ100の駆動に最低限必要な電圧値に多少余裕を持たせた所定値を加えたものが例示される。
2度目移行のステップS24の処理において、紙送り速度が最高速度であれば、ステップS24からステップS25に移行し、印加通電可能ドット数が印加通電最大ドット数以上であるかどうかが判断される。
ステップS25において、印加通電可能ドット数が印加通電最大ドット数未満であれば、ステップS26において、印加通電可能ドット数に1を追加する。これは、ステップS23において、今回の通電における印加通電可能ドット数では、所定電圧以下にならないことが確認されている。したがって、発熱素子の数を一つ増やしてやる必要があり、現在の印加通電可能ドット数に1を加えることにより次回通電する発熱素子の数を決定してやることとなる。その後は、ステップS27に進み、ステップS23でYesまたはステップS25でYesとなるまでフローチャートにしたがい処理を繰り返す。
一方、ステップS25において、印加通電可能ドット数が印加通電最大ドット数以上であれば、これは印加通電最大ドット数で印加通電しても問題となるような電圧降下が発生しなかったことを意味する。この場合には、ステップS31に移行して、印字紙送り割込み処理を終了する。
また、ステップS23において、AD変換値が所定の電圧値未満であれば、現在の印加通電可能ドット数では、通電により電源電圧値が所定値未満となってしまうことが判断された状態である。したがって、ステップS31において電源電圧値が所定値未満とならない印加通電可能ドット数として一つ前に通電した発熱素子の数、すなわち(現在の印加通電可能ドット数―1)を新たな印加通電可能ドット数として処理を終了する。なお、所定の電圧値が実際の起動に最低限必要な電圧値に余裕を持たせたものである場合には、現在の印加通電可能ドット数をそのまま印加通電可能ドット数としてもよい。
図6に示す割込み処理が実行されている間、図5に示すメインのフローでは、ステップS4において、割込み処理が終了するまで待機している。そして、割込み処理が終了すると、ステップS5に進み、求められた印加通電可能ドット数で印加通電最大ドット数を割り、通電分割回数を求める。
ステップS6では、この通電分割回数を求める割り算において0以外の余りが発生したどうか判断する。ここで、余りが0であれば、ステップS5の割り算で得られた商をそのまま印加通電可能ドット数としてステップS8に移行するが、余りが0でなければ、ステップS5の割り算で得られた商に1を加えた数を通電可能回数に設定する(ステップS7)。
その後、得られた通電可能回数は、書き込み可能な不揮発性メモリであるROM102に書き込まれ(ステップS8)、その後CPUリセットされて通電分割回数設定モードが終了する(ステップS9)。
ステップS9のCPUリセット後に再起動が実行されると今度は通常モードで起動される。これは、ステップS1で特殊なパネルスイッチ操作が行われなかった場合も同様である。通常モードでの起動時には、ROM102に書き込まれた、通電分割回数が読み出されて、通電分割回数が分割データ送信部205に設定される(ステップS10)。
その後、印刷を実行する場合には、分割データ送信部205は、設定された通電分割回数に応じて1ドットラインデータを分割して、印刷ヘッドに印刷データを送信して印刷動作が実行される(ステップS11)。
本実施形態のラインサーマルプリンタ100における処理説明は以上の通りである。
以上説明したように、本実施形態のラインサーマルプリンタ100は、複数の発熱素子を備えた印刷ヘッド112と、ホスト装置120からの印刷データをもとに1ドットラインデータを生成するデータ解析部203と、1ドットラインデータを所定の通電分割回数に応じて分割し、分割データを時間差をおいて印刷ヘッドに送信することにより、複数の発熱素子を時分割通電する分割データ送信部205と、電源から供給される電源電圧に応じて、通電分割回数を求める通電分割回数算出部206と、を備えている。
したがって、電源電圧がどのようなものであっても、通電分割回数算出部206により通電分割回数を求め、求められた通電分割回数に応じて分割データ送信部205が複数の発熱素子を時分割通電するので、どのような電源ユニットが用いられた場合であっても、安定してラインサーマルプリンタ100を動作させることができる。また、電源ユニットとしてラインサーマルプリンタ100を制御するホスト装置120が用いられた場合であっても、ホスト装置120ともどもシステムリセットしてしまうといった不具合が生じることなく、ラインサーマルプリンタ100を動作させることができる。
また、通電分割回数算出部206により通電分割回数が容易に設定できるため、電源ユニットの違い毎にサービスマンがユーザサイドに赴き、個々の状況に応じてファームウェアを作成すると言った手間をかける必要も無くなる。
また、本実施形態では、通電分割回数算出部は、電源負荷最大の状態において前記発熱素子の通電数を増加させていき、電源電圧が所定値未満となったときの前記発熱素子の通電数を基に、通電分割回数を求める。このように構成することにより、適切な通電分割回数を求めることが可能である。
具体的に、電源負荷最大の状態とは、ラインサーマルプリンタ100において電源負荷が最大となる紙送り速度が最高速度である状態である。この状態において、選択された通電分割数において電源電圧が所定値以上であれば、問題なくラインサーマルプリンタ100を駆動させることができる。
また、具体的に、通電分割回数算出部206は、電源電圧が所定値未満となったときの発熱素子の通電数で印加通電最大ドット数を割ることにより通電分割回数を求めることができる。本実施形態では、このような簡単な演算処理により通電分割回数を求めることができる。
また、通電分割回数算出部206は、起動処理時に受信する所定のコマンドまたはパネルスイッチによる所定の操作により起動される。したがって、ユーザは、このような所定のコマンドまたはパネルスイッチによる所定の操作を入力することにより、簡単に通電分割回数を設定してやることができる。
ラインサーマルプリンタの概略構成を示すブロック図である。 印刷データの処理の流れを示すブロック図である。 印刷ヘッドの構造を示すブロック図である。 分割データ送信部の処理を示す模式図である。 通電分割回数算出部による通電分割回数算出の流れをしめすフローチャートである。 通電分割回数算出部による通電分割回数算出の流れをしめすフローチャートである。
符号の説明
100 ラインサーマルプリンタ
101 CPU
102 ROM
103 RAM
104 印刷機構部
105 各種センサ
106 通信インタフェース
107 パネルスイッチ
202 受信バッファ
203 データ解析部
204 印刷バッファ
205 分割データ送信部

Claims (10)

  1. ホスト装置と通信可能に接続されたプリンタであって、
    複数の発熱素子を備えた印刷ヘッドと、
    前記ホスト装置からの印刷データをもとに1ドットラインデータを生成するデータ解析部と、
    前記1ドットラインデータを所定の通電分割回数に応じて分割し、分割データを時間差をおいて印刷ヘッドに送信することにより、前記複数の発熱素子を時分割通電する分割データ送信部と、
    電源から供給される電源電圧に応じて、前記通電分割回数を求める通電分割回数算出部と、を備えたことを特徴とするプリンタ。
  2. 前記通電分割回数算出部は、電源負荷最大の状態において前記発熱素子の通電数を増加させていき、前記電源電圧が所定値未満となったときの前記発熱素子の通電数を基に、前記通電分割回数を求めることを特徴とする請求項1に記載のプリンタ。
  3. 前記電源負荷最大の状態とは、紙送り速度が最高速度である状態であることを特徴とする請求項2に記載のプリンタ。
  4. 前記通電分割回数算出部は、前記電源電圧が所定値未満となったときの前記発熱素子の通電数で印加通電最大ドット数を割ることにより前記通電分割回数を求めることを特徴とする請求項2または3に記載のプリンタ。
  5. 前記通電分割回数算出部は、所定のコマンドまたはパネルスイッチによる所定の操作により起動されることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載のプリンタ。
  6. ホスト装置と通信可能に接続され、かつ複数の発熱素子を備えた印刷ヘッドを有するプリンタの制御方法であって、
    電源から供給される電源電圧に応じて、通電分割回数を求める通電回数算出ステップと、
    前記ホスト装置からの印刷データをもとに1ドットラインデータを生成するラインデータ生成ステップと、
    前記通電回数に応じて、前記1ドットラインデータを通電分割回数に応じて分割し、分割データを時間差をおいて前記印刷ヘッドに送信することにより、前記複数の発熱素子を時分割通電する時分割通電ステップと、を備えたことを特徴とするプリンタの制御方法。
  7. 電源負荷最大の状態において前記発熱素子の通電数を増加させていき、前記電源電圧が所定値未満となったときの前記発熱素子の通電数を基に、前記通電分割回数を求めることを特徴とする請求項6に記載のプリンタの制御方法。
  8. 前記電源負荷最大の状態とは、紙送り速度が最高速度である状態であることを特徴とする請求項7に記載のプリンタの制御方法。
  9. 前記電源電圧が所定値未満となったときの前記発熱素子の通電数で印加通電最大ドット数を割ることにより前記通電分割回数を求めることを特徴とする請求項7または8に記載のプリンタの制御方法。
  10. 前記通電回数算出ステップは、所定のコマンドまたはパネルスイッチによる所定の操作により起動されることを特徴とする請求項6〜9の何れか1項に記載のプリンタの制御方法。
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