JP4617813B2 - 印刷装置及びその印刷制御方法 - Google Patents

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本発明は、電源の能力(電源容量)に応じて印刷制御を行う印刷装置に関するものであり、特に、実際に使用される電源の能力に応じて、適切な印刷負荷となるように印刷制御を行うことのできる印刷装置及び印刷制御方法に関する。
例えば、感熱方式のラインプリンタは、行方向の印刷幅にあわせて横一列に整列された印刷ドットを有する印刷ヘッドをプラテンと対向するように配置し、搬送モータによりプラテンと印刷ヘッドの間を通過するように印刷用紙を搬送させながら、印刷ドットを駆動して発熱させ、発熱した印刷ドットと接触している部分の印刷用紙を黒色等に発色させて印刷を行う。このような、横一列の印刷ドットに対応する高さ1ドットからなる1行を1ドットラインと称する。1ドットラインを印刷する際に駆動される印刷ドットの数は、印刷データによって異なる。例えば、横方向の最長の直線を印刷する場合には、1ドットラインの全ての印刷ドットを印刷することになるため、1ドットライン中の全ての印刷ドットが駆動されることになる。
この際、1ドットライン中の全印刷ドットを同時に駆動するような印刷負荷が大きく、印刷する密度が高い場合は、1度の駆動パルスで1ドットラインの印刷が完了する。しかし、このように、多くの印刷ドットを同時に駆動すると、瞬間的に大きなヘッド駆動電流が消費される。1ドットラインの多くの印刷ドットを同時に駆動することは、印刷速度を速くすることを可能とする。しかし、一方で大きなヘッド駆動電流が流れるため、電源容量の大きい電源が必要となる。
電源容量が十分でない電源を用いて、高密度の印刷又は高速印刷を行うと、瞬間的に電源容量を超える大電流が流れて、大きな電圧降下を引き起こす場合がある。このような電圧の低下は、印刷濃度が薄くなる場合や印刷濃度にムラが発生する等の印刷品質の劣化につながる恐れがある。電源自体も、電源容量を越える大電流が流れると、回路構成によっては安全装置が作動して、電力供給を遮断してしまうものがあり、さらには電力供給が遮断された状態から簡単に復帰しないものもある。
従来技術においては、印刷装置や電源の小型化及び消費電力の低減化の要請から、電源容量を小さく抑えつつ、電流が瞬間的に大量消費されることを防止するため、印刷実行前に印刷予定の印刷データを調べ、1ドットライン中に印刷すべきドット数が多いときには、1ドットラインの印刷ドットを複数単位に分け、各単位に複数回に分けて駆動パルスを与えて駆動し印刷する分割印刷を行っている(特許文献1参照)。分割印刷の際には1ドットラインの印刷ドットを複数回に分けて駆動することから、印刷用紙の搬送速度も抑制されるので、印刷速度は遅くなる。しかし、印刷速度が遅くなることで、搬送モータの消費電力も抑えられ、消費電力はさらに抑制されることになる。また、シリアルプリンタにおいて、電圧低下の時間変化率が所定値以上の場合に印刷速度を減速するよう制御する従来技術も存在する(特許文献2参照)
特開2001−84371 特開平5−4402
しかし、特許文献1に記載されている印刷負荷の制御は、設計上の基準を満たす所定の電源を使用することを前提にして、その電源容量を超えないように印刷内容を制御するものである。そのため、設計上の基準に適合しない電源が使用された場合には、適切な制御が困難となる。また。特許文献2による制御も、測定時点のみの電圧低下の変化率だけで印刷制御の必要性を判断するので、電圧低下傾向を正確に把握することができず、電源に最適な印刷制御を行うことができない場合もある。
現実の使用環境においては、印刷装置メーカーから提供される電源以外に、印刷装置使用者の保有するA/Cアダプタ(100V交流を所定電圧のDCに変換するアダプタ)、または、印刷装置が接続されるホスト装置(POSシステム等)から供給されるシステム電源が、印刷装置の電源として用いられる場合等もあり、このような場合の印刷制御が問題となる。また、長期間の使用による電源能力の劣化に伴い、適切な印刷負荷の制御が困難となる場合もある。また、このような電源は負荷特性が印刷装置に適したものでないため、印刷負荷に対する出力電圧の特性や印刷負荷変動により、電圧が不安定に変化したり急激な電圧降下を起こし、印刷品質の低下やさらには印刷装置自体が動作できなくなるおそれもある。
本発明は上述のような従来技術の課題に鑑みなされたもので、実際に使用される特性がわからない個々の電源の能力に応じて適切な印刷制御を行うことのできるプリンタ及びの印刷制御方法を提供することを目的とするものである。
本発明は、電源を印刷装置に接続して電源投入する際に、電源評価要求に基づいて電源を評価する電源評価部とし、その評価結果に基づいて、最適な印刷負荷となるような印刷制御条件を設定して不揮発性記憶する印刷条件設定部を設け、記憶した印刷条件に基づいて印刷データの印刷制御を行うよう構成することにより、上記課題を達成する。
尚、本明細書において用いる「印刷比率」とは、いわゆる「印刷率」、「印刷比率」「印刷デューティ」と同じ意味であり、状況に応じて、1ドットライン中の印刷率を「印刷比率」と称することもある。
本発明の第1の態様にかかる印刷装置は、印刷動作開始前に、複数の異なる電源に接続可能な印刷装置であって、電源に大きさと特性の異なる複数種類の評価用負荷をかけて、所定時間流すことができる該電源の電流供給能力を評価する電源評価部と、電源評価部による評価結果に基づき、電源の電流供給能力に応じた印刷負荷となる印刷制御条件を選定する印刷条件設定部と、選定された印刷制御条件に基づいて、印刷制御を行う印刷制御部と、を備えることを特徴とする。
本発明の他の態様にかかる印刷装置は、複数の異なる電源に接続可能な印刷装置であって、
所定時間、又は所定の閾値電圧以下になるまで評価用負荷をかけることを複数種類の評価用負荷の全てについて行って、接続された前記電源の各評価用負荷に対する電力供給能力をそれぞれ評価する電源評価部と、
前記電源評価部による評価結果に基づき、前記接続された電源の電力供給能力を超えない範囲の印刷負荷となる印刷制御条件を選定する印刷条件設定部と、
選定された前記印刷制御条件に基づいて、印刷制御を行う印刷制御部と、
を備えることを特徴とする
また、前記電源評価部は、印刷動作開始前に前記接続された電源の電力供給能力を評価することを特徴とする。
この態様によると、電源接続時や印刷動作開始前に、実際に各種大きさと特性の負荷を与えて電源を評価し、その評価結果に基づいて、その電源に最適な印刷負荷となるような印刷条件を設定する。したがって、電源能力に見合った印刷制御が可能となり、電源能力に見合った印刷パフォーマンスを得ることが可能となる。
本発明の他の態様にかかる印刷装置は、電源評価部は接続された電源の電供給能力の評価結果と不揮発性記憶されている前回の評価結果を比較し、同等の場合、電源評価部は不揮発性記憶されている評価結果を更新せず、印刷条件設定部は選定されている前回の印刷制御条件を更新しないで使用する。この態様では、一旦印刷装置に接続された電源は変えることが少ないので、同じ電源を使用し続けた場合など、印刷装置は電源評価と印刷条件の設定をする動作を省くことができ、さらに不揮発性記憶するメモリの書き換え回数が少なくなるので、メモリの寿命を伸ばすことができる。
本発明の他の態様にかかる印刷装置は、電源評価部が、評価用負荷として、少なくとも印刷ヘッド及びアクチュエータのいずれか対して、大きさの異なる所定の電流をそれぞれ所定時間通電することを特徴とする。この態様では、印刷ヘッドの駆動電流、及び搬送モータなどのアクチュエータの駆動電流は予めわかっているので、電流の大きさが段階的に変化するような評価用負荷を与えることにより、電源能力を正確に把握する。
本発明の他の態様にかかる印刷装置は、アクチュエータは搬送モータであり、搬送モータへの評価用負荷が、搬送モータの相数を変更しながら複数回通電することによることを特徴とする。同時に通電することにより、搬送用モータを回転させずに、印刷用負荷をかけることが可能となる。
本発明の他の態様にかかる印刷装置は、電源評価部が、評価用負荷ごとに所定の閾値電圧以下になるまでの時間を測定することにより、電源の電流供給能力を評価し、前記印刷制御設定部は評価した前記電源の電流供給能力を超えない範囲の前記印刷制御条件を選定することを特徴とする。これにより、所定の電流をどの程度の時間流すことが可能であるかの電源評価が可能となる。
本発明の他の態様にかかる印刷装置は、印刷制御条件が、少なくとも、印刷速度、印刷ヘッドの同時駆動ドット数、印刷ヘッドへの駆動時間、搬送モータへの通電量のいずれかの制御データにより構成され、印刷条件設定部は、接続された電源の電供給能力の評価結果に基づいて該電源に適合する一つの印刷制御条件を選択することを特徴とする。各種電源能力に応じた複数の印刷制御条件を予め記憶しておくことにより、電源に適合する印刷条件の設定が容易となる。また、より多くの印刷制御条件を記憶しておくことにより、電源能力に適合する印刷制御条件の精度が向上する。
本発明の他の態様にかかる印刷装置は、印刷ヘッドはライン方式のものであり、印刷制御条件が、1ドットラインの印刷比率に応じて、少なくとも、印刷速度、印刷ヘッドの同時駆動ドット数、印刷ヘッドへの駆動時間、搬送モータへの通電量のいずれかを、接続された電源の電供給能力に応じて変更するよう制御する制御データからなることを特徴とする。ラインプリンタでは、1ドットラインの印刷ドットを複数単位に分けて駆動する分割印刷することにより、印刷負荷を大幅に軽減することができるので、1ドットラインの印刷比率を基準として、印刷制御条件を設定することが効率的である。
本発明の他の態様にかかる印刷装置は、印刷制御部は、印刷制御条件に従い、少なくとも、印刷予定の印刷データの印刷比率に対応する印刷ヘッド駆動制御を行うことを特徴とする。これにより、電源能力を超えない印刷制御が実行されることとなる。
本発明の第1の態様にかかる印刷装置の印刷制御方法は、(a)複数の異なる電源に接続可能な印刷装置に接続された電源に対して、大きさの異なる複数種類の評価用負荷をかけて、所定時間流すことができる該電源の電流供給能力を評価する工程と、(b)電源の評価結果に基づいて、電源の電流供給能力を超えない範囲の印刷負荷により印刷を実行する印刷制御条件を選定する工程と、(c)選定された印刷制御条件に基づいて、印刷データの印刷比率に応じた印刷負荷を選択し、印刷制御を行う工程と、を備えることを特徴とする。
本発明の他の態様にかかる印刷装置の印刷制御方法は、
(a) 複数の異なる電源に接続可能な印刷装置の印刷制御方法であって、所定時間、又は所定の閾値電圧以下になるまで評価用負荷をかけることを複数種類の評価用負荷の全てについて行って、前記接続された電源の各評価用負荷に対する電力供給能力をそれぞれ評価する工程と、
(b) 前記接続された電源の評価結果に基づいて、前記接続された電源の電力供給能力を超えない範囲の印刷負荷により印刷を実行する印刷制御条件を選定する工程と、
(c) 選定された前記印刷制御条件に基づいて、印刷制御を行う工程と、を備えることを特徴とする。
本発明によると、このように特性がわからない各種電源を、事前に評価し、各電源に応じた適切な負荷条件による印刷制御を行うことにより、印刷品質を維持しつつ、電源に応じた最適な印刷パフォーマンスを引き出すことが可能となる。
図面を用いて本発明の最良の実施形態を説明する。図1(a)に、印刷装置10に電源として汎用のACアダプタ50が使用される例を示す。このような印刷装置メーカーから提供される定格電源以外の電源は、電源容量不足による電圧降下が発生しやすい。図1(b)は、レシート印刷の例を示しており、図1(c)は、図1(b)に例示するレシート60の印刷に伴う電源の出力電圧V(t)の変化、及び印刷速度Psの変化を例示している。図1(c)中、Vは電源の出力電圧を示し、tは時間を示す。印刷装置の定格電圧を24V(ボルト)とし、19Vを許容最低電圧値として例示している。電源の出力電圧が24Vから19Vに低下するまでは、印刷装置10の印刷制御条件(印刷ヘッドの分割数、印刷ヘッドの駆動時間、搬送モータの速度)を変更する範囲で、適切な印刷品質のレシート60を印刷できるようにするが、19V以下になると印刷濃度が薄くなり印刷内容が判別できなくなるとか、用紙送りが円滑にできなくなるなど、印刷装置10の動作自体や適切な印刷品質の確保などができなくなる。
尚、定格電源以外の電源が使用される典型例として、図1(a)では、ACアダプタ50を用いた例を示している。しかし、本発明は、ACアダプタに限らず、システム電源を用いる場合にも適用可能であるので、以下の説明においては、単に「電源50」と称することとする。また、印刷制御の説明では、横一列に1ドットライン分の印刷ドットが配列されたラインドットプリンタの制御例を用いて説明するが、本発明は、ラインプリンタに限らず、シリアルプリンタやその他のプリンタにも適用可能である。
図1(b)、(c)において示されている領域Aはすでに印刷した部分を示しており、領域Bは最近印刷した部分を、領域Cはこれから印刷する部分を示している。電源容量が十分でない場合には、印刷負荷が大きくなると、出力電圧の電圧降下が発生する。図1(b)、(c)からわかるように、領域Aに示す文字等の印刷の場合には、印刷負荷がそれほど大きくないので電圧降下は大きくない。しかし、領域Bに示すように、黒く塗りつぶされたイメージ、またはバーコード(図示せず)のような印刷密度の高い印刷データの場合には印刷負荷が大きく、印刷ヘッドへの駆動電流が増大するため、電源の出力電圧の急激な降下が発生する。
このような場合に、今までと同様の印刷負荷が連続すると、電源の出力電圧が許容電圧以下になり、印刷不良や印刷装置の動作不良を起こし、ひいては電源が電力供給を遮断する恐れがある。そのため、電源能力以上の大電流が連続して流れることの無いように、電源の出力電圧に応じて印刷負荷を軽減することが望ましい。印刷装置においては、1ドットラインの印刷ドットを複数回に分けて駆動する分割印刷、印刷速度を落とす等の処理により、電源に対する瞬間的な印刷負荷を軽減することが可能である。また、印刷ヘッドに対する通電量を減少させるように制御することも可能である。
このように印刷負荷を軽減することにより、領域Cに示すような適切な印刷品質を確保しながら、電源の所定の閾値以下の電圧降下を回避することが可能となる。電源能力に応じた適切な電源負荷の印刷制御を行うために、電源の状態を印刷動作中にリアルタイムで監視して実際の電源の状態に応じて印刷負荷を制御する方法、または、予め電源接続時や印刷動作開始前に印刷負荷に対する電源の能力を測定しておき、要求される印刷内容に応じて最適な印刷負荷となるように印刷制御する方法が考えられる。本発明は、後者の方法により、電源の能力に応じて最適な印刷負荷制御を行うものである。
図2に本発明の一実施形態にかかる印刷装置10の機能ブロック図を示す。制御部11は、主制御部12、印刷制御部13、印刷バッファ14、印刷条件設定部15、搬送制御部16、電源評価部17等を備えている。制御部11を構成する各部は、CPU、ROM、RAM及び、ROM又はRAM等に記憶された制御プログラム及び制御データ等により各種制御を実施することができる。
ヘッド駆動回路21は、1ドットラインに対応して整列されている印刷ドットからなる印刷ヘッド22をいくつかに分割駆動できるように構成され、それぞれを一度に或いは順次駆動させることができ、主制御部12の制御に基づいて、印刷ヘッド22の分割印刷方法を選択できる。印刷ヘッド22としては、インクジェットヘッド、サーマルヘッド、インパクトヘッドを用いることができるが、感熱プリンタの場合には、ラインのサーマルヘッドを用いるのが一般的である。印刷ヘッド22には、電源50から駆動電流が供給される。
モータ駆動回路23は、主制御部12の制御に基づいて、搬送モータ24の各相の駆動を切換えながら順次電流を流すことにより搬送モータを回転駆動させる。搬送モータ24は、印刷用紙を紙送り(搬送)するためのモータであり、通常ステップモータが用いられる。直流モータの場合は不図示の回転検出器の出力信号に基づき所定速度になるように電力供給をオン、オフ駆動し制御することになる。搬送モータ24の駆動電流も電源50から供給される。電源50の出力電圧は、電圧検知回路26により検出されA/D変換器25を介して、電圧評価部17に供給される。印刷装置は、これら以外にもスイッチやセンサなど各種制御ロジック回路も備えているが、本発明の説明にとって重要でない部分は省略している。
(印刷動作の概略)
主制御部12は、制御部11内の各部、及び印刷装置10全体を制御する。印刷制御部13は、PC又はPOS端末装置等のホスト装置から受信した印刷データ及び制御データに基づいて、受信した印刷データ及び制御データに基づき印刷イメージのビットデータに展開して印刷バッファ14に転送し記憶する。印刷バッファ14からビットパターン化された印刷データ(印刷ドットデータ)は、1ドットラインずつ、或いは印刷ヘッド22のシフトレジスタの構成や配線により転送可能な印刷データ単位ごと複数回に分けて、ヘッド駆動回路21に出力される。ヘッド駆動回路21は、印刷制御部13の駆動制御に基づいて、1ドットライン中に印刷ドット単位に2分割、3分割、4分割等複数分割された印刷ヘッド22を、同時に或いは順次所定の時間だけ駆動する(分割された所定の印刷ドットに駆動電流を通電する)。このようにして、1ドットラインの印刷が実行される。
この際、1ドットライン中の何個の印刷ドットが同時に印刷されるかにより、印刷ヘッドで消費される電流値は異なる。図1(b)の領域Bに示すような全体が黒くなるような印刷密度の高い印刷パターンの場合には、1ドットラインのほとんど全ての印刷ドットが印刷されることになり、ヘッド駆動電流も大きくなる。このような印刷密度が高いパターンが連続して続き、しかも高速印刷で行われると、短い時間に大電流が流れ続けることになり、電源50の容量が小さいと、大きな電圧降下が発生して出力電圧が所定の閾値以下になるおそれがある。
このような場合に、1ドットラインを複数の印刷ドット単位に分割して、分割毎に時間をずらす分割印刷と称する制御を行うと、同時に駆動される印刷ドットの数が減る。このように、1ドットラインを印刷するための通電回数を複数に分割することにより、瞬間的に流れる電流を減少させることができる。一方、このような分割印刷の場合、1ドットラインを複数回に分けて通電するため、1ドットラインを印刷する時間がかかるため、紙送り速度を落とす必要がある。さらに、分割印刷とは無関係に、紙送りの速度を低下させることにより、搬送モータの駆動電流を抑制し、全体として印刷負荷を減少させることも可能である。また、印刷ヘッド22の駆動時間を印刷内容が判別できる範囲で減少させて、印刷負荷を減少させることも可能である。
(電源の評価)
電源評価部17は、印刷装置10の電源投入時や図示しない操作部を使用者が操作すること、またはホスト装置から送信される電源評価指令により起動される。電源評価部は、電源能力を評価するため、複数種類の評価用負荷の駆動条件を記憶している。評価用負荷は、所定の大きさの電流負荷である。このような評価用負荷は、所定の大きさの駆動電流となるように印刷ヘッド22の一部または全部を駆動し、又は搬送用モータ、その他の印刷装置10内に備えられているソレノイドなどの各種アクチュエータなどに通電するものである。他にも印刷装置特有に備えられているアクチュエータ、例えばシリアルプリンタの場合はキャリッジモータへの通電などでもよい。電源評価部17に記憶される評価用負荷の駆動条件の内容は、各評価用負荷の電流値に対応する印刷ヘッド駆動制御情報及び搬送モータ駆動制御情報、各アクチュエータ駆動制御情報である。このような制御情報が、評価用負荷の種類(電流の大きさ)ごとに記憶されている。評価用負荷としての搬送モータへの通電は、搬送モータへの各相全てに同時に通電することもできる。これにより、搬送モータを回転させることなく、評価用の電流を流すことができる。但し、搬送モータへの各相全てに同時に通電する場合は、通常使用時以上の電流が流れるため、印刷装置10の搬送モータ24やモータ駆動回路23の故障や、電源の電流遮断のおそれがあるので、極めて短時間の通電で行う。尚、電源能力の評価時には、評価用負荷として印刷ヘッドに通電するため、印刷用紙が発色をしない程度の短時間の通電で行う。または、印刷用紙は装着されていないことが望ましい。
電源評価部は、評価用負荷(駆動制御情報)に基づいて、印刷ヘッド駆動回路21を制御して印刷ヘッド22を、分割数や印刷データのテストパターンを変えたりし、同時に駆動する印刷ドット数を変更しながら複数回駆動し、また、モータ駆動回路23を直接駆動して、搬送モータ26の同時に駆動する相数を変更しながら複数回駆動して電流を流す。尚、図2では、電源評価部17により直接ヘッド駆動回路21を駆動し、モータ駆動回路23に電流を流す構成を示したが、電源評価部17から印刷制御部13及び搬送制御部16に評価用負荷に対応する駆動制御情報を出力して、印刷制御部13により印刷ヘッドを駆動させるようにしてもよい。この場合、印刷制御部13及び搬送制御部16は、評価用負荷に対応する駆動制御情報に基づいて、ヘッド駆動回路21及びモータ駆動回路23を制御し、印刷ヘッド22及び搬送モータ24を駆動する。
これにより、電源50から印刷ヘッド22及び搬送モータ24に対して所定の電流が流され、電源50の能力を超える電流が流れると、電源50の出力電圧に電圧降下が発生する。このとき電源50の出力電圧は電圧検知回路26により検知され、A/D変換器25を介して電源評価部17に入力される。電源評価部は不図示の記憶部とタイマーを備え、評価負荷ごとの電圧降下を記録し、所定の閾値電圧以下になるまでの所要時間を検出する。所定の閾値電圧は、印刷装置10の許容最低電圧もしくは、許容最低電圧よりも少し高い電圧とすることが望ましい。
図3は、電源評価部17による電源評価をグラフ化したイメージとして示す図である。縦軸が、電源50の出力電圧Vを示し、横軸が時間軸tである。24V電源で、閾値電圧を19Vとした場合の例を示している。図3の電源50の電源評価グラフでは、評価用負荷として、1A、2A、5A、10A、15Aを用いている。これは電源評価部で、印刷ヘッドの分割数や印刷データのテストパターンを変えて駆動したり、搬送モータの同時駆動相数を変えたりして、所定の電流値が設定できるようにしている。また、電源評価部では、負荷の特性を考慮し、例えばリアクタンス負荷に対する特性を調べたい場合は、主に抵抗からなるサーマルヘッドを駆動し、インダクタンス負荷に対する特性を調べたい場合は、主にコイルからなるステップモータを駆動し、或いはそれらの組み合わせ負荷を調べたい場合は、サーマルヘッドとステップモータを組み合わせて駆動して、評価すればよい。評価用負荷が1A、2Aの場合には、所定時間内に閾値電圧以下の電圧降下は発生せず、この範囲の負荷で印刷を実行することは問題がないことを示している。5A、10A、15Aでは、それぞれt時間、t時間、t時間で閾値電圧19V以下になり、この電源50ではこれらの電流以上をそれぞれの時間以上負荷をかけることができないことを表している。したがって、実際の印刷に当たって、この評価情報(評価結果)に基づいて、印刷負荷の大きさ及び時間を制御することにより、この電源50に最適な印刷制御を実行することが可能となる。また、これらの評価結果は不揮発性メモリに記憶される。電源評価部は、印刷開始時などで再度電源評価をした場合には、不揮発性メモリに記憶されている評価結果と比較し、異なる場合は評価結果を不揮発性メモリに値を更新する。比較した結果、同様の値となる場合は更新しない。
(印刷条件の設定)
電源評価部17の評価結果は、印刷条件設定部15に出力される。印刷条件設定部15は、評価結果に基づいて、電源能力に応じた印刷制御条件を設定し、不揮発性メモリに記憶する。印刷制御条件とは、印刷データの印刷比率に応じて印刷負荷を制御する制御パターンのことである。印刷条件設定部15に、このような制御パターン(印刷制御条件)を複数種類記憶しておき、評価結果(電流負荷と許容時間)に基づいて、その電源に最適な印刷制御条件を選択し、不揮発性メモリに記憶するような構成が望ましい。もっとも、印刷条件制御部15において、評価結果に基づいて、印刷制御条件を生成して記憶することも可能であり、本発明はこのような構成を排除するものではない。
各種の印刷比率(印刷デューティ)の印刷データを、分割なしで印刷する場合、2分割して印刷する場合、4分割して印刷する場合等に必要な駆動電流、及び搬送速度に応じた搬送モータの駆動電流は印刷装置固有の値であり、予め把握することが可能である。したがって、印刷データの印刷比率、印刷速度、分割印刷数の組み合わせに応じた消費電流及びその通電時間を、電源の評価結果に基づいて、当該電源の能力を超えないような制御条件に設定することが可能となる。
印刷制御条件の例を、図4を用いて説明する。図4(a)、(b)は、印刷制御条件の2つの例をグラフ化したイメージとして示したものである。図4(a)の印刷制御条件(「パターン1」と称する)は、(b)に示す印刷条件(「パターン2」と称する)よりも電源の能力が高い場合の印刷制御パターンを示している。図中、縦軸は、印刷速度を表し、横軸は印刷比率を表している。また、(1)、(2)、(4)は、1ドットライン印刷時の分割数を示している。
図(a)のパターン1では、印刷比率が20%までは分割せずまた印刷速度も150mm/sで印刷可能である。印刷比率が20%から65%までは、分割せずに印刷可能(1)であるが、印刷比率が20%以上65%以下では印刷速度を150mm/sから順次低下させるよう制御する。また、印刷比率65%以上では、印刷速度を65mm/sで、2分割印刷(2)を行うよう印刷負荷を制御する。
図(b)のパターン2は、さらに電源能力が低い場合の制御パターンである。最高印刷速度も100mm/sとパターン1よりも遅い。また、印刷比率がほぼ15%になるまで分割せずに印刷(1)するが、10%を超えた時点から印刷速度を順次低下させていく必要がある。印刷比率が15%から30%までは2分割印刷(2)を行い、同時に印刷比率が増えるにつれてさらに印刷速度を順次低下させる。印刷比率30%以上になると、印刷速度を40mm/sの速度に落とし、4分割印刷で印刷を行う。
図4では、2つの例のみを示したが、このような印刷制御条件を、予想される電源能力に適合可能に複数種類記憶しておくことにより、電源の特性により適合性の高い制御パターンを選択することが可能となる。尚、実際の印刷において、選択制御条件中のどの制御パターンにより印刷を行うかは、印刷データの印刷比率により決定する。印刷する印刷比率(印刷デューティ)は、ホスト装置から受信した印刷データを印刷バッファに展開する時点でカウントすることにより、把握することが可能である。
また、電源評価部が印刷開始時などで再度電源評価をした場合には、不揮発性メモリに記憶されている前回の評価結果と比較し、評価結果が異なる場合は、電源能力に応じた印刷制御条件を設定し、不揮発性メモリを記憶更新するが、同等の結果の場合は更新せず、記憶されている印刷制御条件とする。これにより、印刷制御条件を不要に更新する必要がなく、さらに不揮発性メモリの書き換え回数を減らし、メモリの寿命を延ばすことができる。
(電圧評価処理手順及び印刷制御手順)
図5及び図6を用いて、電源評価処理手順及び印刷制御の一例を説明する。図5は、本発明にかかる電源評価手順の一実施形態を示すフローチャートである。電源評価は、電源評価要求により起動される(S101)。電源評価要求は、印刷装置の電源投入時や印刷装置に設けられたスイッチ等の操作手段による入力信号であっても、ホスト装置からの命令であってもよい。通常は、電源50がはじめて接続されて使用される場合に、電源評価要求が行われる。
電源評価要求があると(S101;Yes)、電源50に対して各種印刷用負荷がかけられ、電源が評価される(S102)。具体的には、電源評価部17によりヘッド駆動回路21、モータ駆動回路23を介して、印刷ヘッド22、及び搬送モータに対して、各種の大きさと特性の電流が流されて、電源電圧の出力電圧降下が測定される。これにより、電源の評価データが取得され、取得した評価データに基づいて、電源能力の解析が行われる(S103)。
電源50の電源能力の解析結果に基づいて、電源の能力に最も適した印刷制御条件が選択され、不揮発性記憶される(S104)。以後の印刷制御及び搬送制御は、不揮発性記憶された印刷制御条件に基づいて行われる。
次に、印刷条件に基づく、印刷制御手順について説明する。図6は不揮発性記憶された印刷制御条件に基づいて印刷を実行する場合の印刷制御手順の一実施形態を示すフローチャートである。印刷命令又は搬送命令を受信すると(S201)、印刷制御部13は、印刷データから印刷比率を算出する(S201)。この印刷比率は、これから印刷する印刷データの複数ラインの印刷比率であっても、次回印刷する1ラインドット中に含まれる印刷ドットの割合であってもよい。
印刷比率がわかると、不揮発性記憶されている印刷条件から、これから印刷する印刷データの印刷比率に相当する制御情報を読み出し、1ドットラインを何分割して印刷するか(分割印刷数)及び印刷速度等の制御情報を確定する(S203)。これらが確定されると、印刷制御部13及び搬送制御部16は、これらの制御情報に基づいて、印刷ヘッド及び搬送モータを駆動する。
以上説明したように、事前に電源を評価し、電源に応じた適切な負荷条件による印刷制御を行うことにより、印刷品質を維持しつつ、電源に応じた最適な印刷パフォーマンスを引き出すことが可能となる。
尚、上記説明においては、ラインプリンタを用いた例を示したが、本発明はシリアルプリンタにも適用可能である。この場合、印刷ヘッドを横方向に移送する移送モータの駆動電流、印刷ヘッドの駆動電流が印刷制御条件により指定される制御情報となる。
(a)は、電源として汎用のACアダプタが使用された接続例の外観図を示し、(b)は、レシート60への印刷の例、(c)は、(b)のレシート印刷例を印刷した場合の電源電圧の変化及び印刷速度の変化を例示するグラフである。 本発明の一実施形態にかかる印刷装置の構成を示す機能ブロック図である。 電源評価部による電源評価をグラフ化したイメージとして示す図である。 (a)及び(b)は、印刷制御条件の2つの例をグラフ化したイメージとして示す図である。 電源評価手順の一実施形態を示すフローチャートである。 不揮発性記憶された印刷制御条件に基づいて印刷を実行する場合の印刷制御手順の一実施形態を示すフローチャートである。
符号の説明
10 印刷装置 11 制御部
12 主制御部 13 印刷制御部
14 印刷バッファ 15 印刷条件設定部
16 搬送制御部 17 電源評価部
21 ヘッド駆動回路 22 印刷ヘッド
23 モータ駆動回路 24 搬送モータ
25 A/D変換器 26 電圧検知回路
50 電源 60 レシート



Claims (10)

  1. 複数の異なる電源に接続可能な印刷装置であって、
    所定時間、又は所定の閾値電圧以下になるまで評価用負荷をかけることを複数種類の評価用負荷の全てについて行って、接続された前記電源の各評価用負荷に対する電力供給能力をそれぞれ評価する電源評価部と、
    前記電源評価部による評価結果に基づき、前記接続された電源の電供給能力を超えない範囲の印刷負荷となる印刷制御条件を選定する印刷条件設定部と、
    選定された前記印刷制御条件に基づいて、印刷制御を行う印刷制御部と、
    を備えることを特徴とする印刷装置。
  2. 前記電源評価部は、印刷動作開始前に前記接続された電源の電供給能力を評価することを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  3. 前記電源評価部は、前記接続された電源の電供給能力の評価結果を不揮発性記憶し、記印刷条件制御設定部は選定される前記印刷制御条件を不揮発性記憶することを特徴とする請求項1から2のいずれか1項に記載の印刷装置。
  4. 前記電源評価部は、前記接続された電源の電供給能力の評価結果と前記不揮発性記憶されている評価結果を比較し、同等の場合、前記電源評価部は前記不揮発性記憶されている評価結果を更新せず、前記印刷条件設定部は選定されている前記印刷制御条件を更新しないことを特徴とする請求項3に記載の印刷装置。
  5. 前記電源評価部は、前記評価用負荷として、少なくとも印刷ヘッド及びアクチュエータのいずれかに対して、大きさの異なる所定の電流をそれぞれ所定時間通電することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の印刷装置。
  6. 前記アクチュエータは搬送モータであり、前記搬送モータへの評価用負荷は、前記搬送モータの相数を変更しながら複数回通電することによることを特徴とする請求項5に記載の印刷装置。
  7. 前記印刷制御条件は、少なくとも、印刷速度、印刷ヘッドの同時駆動ドット数、印刷ヘッドへの駆動時間、搬送モータへの通電量のいずれかの制御データにより構成され、前記印刷条件設定部は、前記接続された電源の電供給能力の評価結果に基づいて該電源に適合する一つの前記印刷制御条件を選択することを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の印刷装置。
  8. 前記印刷ヘッドはライン方式のものであり、前記印刷制御条件は、1ドットラインの印刷比率に応じて、少なくとも、印刷速度、印刷ヘッドの同時駆動ドット数、印刷ヘッドへの駆動時間、搬送モータへの通電量のいずれかを、前記接続された電源の電供給能力に応じて変更するよう制御する制御データからなることを特徴とする請求項に記載の印刷装置。
  9. 前記印刷制御部は、前記印刷制御条件に従い、少なくとも、印刷予定の印刷データの前記印刷比率に対応する前記印刷ヘッドの駆動制御を行うことを特徴とする請求項9に記載の印刷装置。
  10. (a) 複数の異なる電源に接続可能な印刷装置の印刷制御方法であって、所定時間、又は所定の閾値電圧以下になるまで評価用負荷をかけることを複数種類の評価用負荷の全てについて行って、前記接続された電源の各評価用負荷に対する供給能力をそれぞれ評価する工程と、
    (b) 前記接続された電源の評価結果に基づいて、前記接続された電源の電供給能力を超えない範囲の印刷負荷により印刷を実行する印刷制御条件を選定する工程と、
    (c) 選定された前記印刷制御条件に基づいて、印刷制御を行う工程と、を備えることを特徴とする印刷装置の印刷制御方法。
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