JP2001034113A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2001034113A
JP2001034113A JP11205354A JP20535499A JP2001034113A JP 2001034113 A JP2001034113 A JP 2001034113A JP 11205354 A JP11205354 A JP 11205354A JP 20535499 A JP20535499 A JP 20535499A JP 2001034113 A JP2001034113 A JP 2001034113A
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Masaki Otake
正記 大竹
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 脱着可能なユニットに内蔵された不揮発性メ
モリのデータを保護する。 【解決手段】 不揮発性メモリB42の交換を不揮発性
メモリB42および不揮発性メモリ37にそれぞれ記憶
されたIDの照合をCPU45により行って、不揮発性
メモリB42の交換を検知すると、CPU45は不揮発
性メモリB42に記憶すべきデータを書き込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成を行う画
像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、画像濃度制御を必要とする装置
としてレーザビームプリンタのようなカラー画像形成装
置がある。この種のカラー画像形成装置は、感光ドラム
上に帯電、露光、現像によって形成された記録像を記録
紙上に転写する行程を複数回繰り返すことによって記録
紙上に複数色の重ね画像を形成しカラー画像を得る方法
を使用するカラー画像形成装置である。
【0003】以下に添付図面に基づいて従来の技術を説
明する。図5は、カラー画像形成装置の縦断面図であ
る。図5において装置全体の中には以下の構成部が設置
されている。すなわち、感光ドラム1、帯電ローラー
3、廃トナーを蓄積するクリーナーボックス26を一体
的にカートリッジ化し、プリント枚数が規定数量に達す
ることにより交換され本体より着脱自在な感光ドラムカ
ートリッジが設置されている。
【0004】さらに感光ドラムカートリッジの右辺に
は、トナー及びトナー収納部と現像を行なう為の現像手
段とを一体的にカートリッジ化し、収納トナーの消費完
了により交換される装置本体より着脱自在な複数個の現
像カートリッジ4a,4b,4c,4dを回転可能の支
持体で担持している。支持体回転軸9を中心とする同一
円筒上に各現像カートリッジ4a,4b,4c,4dの
現像用開口面5a,5b,5c,5dを設定している。
左辺には、転写紙(不図示)を保持し且つ感光ドラム1
上の像を転写紙(不図示)上に転移させる機能を有する
転写ドラム10が配置されている。
【0005】以上の構成によって、感光ドラム1は、不
図示の駆動手段によって100mm/secの周速度で
図示矢印の方向に駆動される。叉、感光ドラム1は、直
径40mmのアルミシリンダーの外周面に有機感光体
(OPC)から成る光導電体を塗布して構成されるが、
前述OPCは、A−Si,CdS,Se等であっても良
い。
【0006】次に、装置本体内の上方には、露光装置を
構成するレーザーダイオード11、高速モーター12に
よって、回転駆動される多面鏡13、レンズ14、及び
折り返しミラー15が配置され、前述帯電ローラー3に
は、−700Vの直流電圧に交流周波数700HzでV
p−p(ピークツウピーク)−1500Vの交流電圧が
重畳され、略−700Vに均一に帯電される。
【0007】前述したレーザーダイオード11にはマゼ
ンタの画像情報に従った、信号が入力されると光路16
を通って感光ドラム1に照射され、感光ドラム1は、レ
ーザー光の照射された箇所は略−100Vになる。更に
感光ドラム1が矢印方向に進むと現像カートリッジ4
a,4b,4c,4dによって可視化される。更に、転
写行程を詳細に記述すると、感光ドラム1の画像と同期
して転写紙カセット17内からピックアップローラー1
8によって転写紙が給紙され、転写ドラム10に吸着さ
れるよう、この転写ドラム10は、直径156mmの金
属シリンダー19に厚さ2mmの弾性層20を巻き付
け、更にその上層には、厚さ100μmのPVDF21
を巻き付けて構成され、感光ドラム1と略同速で矢印方
向に回転する同弾性層は、イノアック製の発泡ウレタン
を使用した。
【0008】この転写ドラム10へ前述の転写紙が供給
されるとグリッパー22によって、転写紙(不図示)が
保持され、感光ドラム1上のトナー像は、不図示の高圧
電源によって感光ドラム1と転写ドラム10間の電圧に
よって、転写紙(不図示)上に転写される。同時に転写
紙(不図示)への電荷注入により、転写ドラム10へ吸
着される。必要に応じて吸着ローラー23問に電圧を印
加し、予め吸着してもよい。
【0009】以上の行程をシアン色、イエロー色、黒色
についても同様な処理を行なうことによって転写紙上に
は複数色のトナー像が形成することが出来る。カラー画
像が形成された転写紙は、分離帯電器2及び分離爪24
によって転写ドラム10から剥がされ、更に、従来公知
の加熱、加圧の定着装置25によって溶融固着されカラ
ー画像が得られ、感光ドラム1上の転写紙に転写されず
に残ったトナーは公知のファーブラシや、ブレード手段
等のクリーニング装置26によって清掃される。
【0010】49はプリンタエンジン制御基板でありプ
リンタのシーケンス制御を行っている。50は不揮発性
メモリAであり、プリンタエンジン制御基板49上に実
装されている。また、前記、転写紙に画像形成するのに
先じて、最適な画像濃度を補正するために画像濃度制御
が行われており、画像濃度制御によって決定された画像
濃度調整するためのパラメータや1定時間ごとに検出さ
れる装置内の温湿度の環境データ、などが不揮発性メモ
リA50に記憶されている。
【0011】また、感光ドラムカートリッジ41、ある
いは現像ドラムカートリッジ内部においても、不揮発性
メモリB48を有しておりプリント枚数あるいはカート
リッジ使用度やカートリッジ自身の認識コード情報が記
憶されている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では画像濃度調整をするためのパラメータなどを格
納した不揮発性メモリA50はプリンタエンジンコント
ローラ(プリンタエンジン制御基盤)49内部に設けら
れおり、何らかの原因により上記プリンタエンジンコン
トローラが故障、破壊によって交換を余儀なくされたと
き、不揮発性メモリA50は初期化されるので、これま
でに蓄積されたデータはすべて無効になっていた。ま
た、不揮発性メモリA50のデータが初期化されること
により、故障前の不揮発性メモリに格納されたエラー情
報を失ってしまう。このため、装置の損傷、人身への危
険を冒したり、プリンタエンジンコントローラが交換し
た直後においてはプリント出力が品質の劣化することが
あった。
【0013】また、カートリッジに搭載されたメモリB
48が何らか原因により故障、破壊されたときカートリ
ッジの交換時期が判定できない、画像調整がうまくでき
ないことがあった。
【0014】そこで、本発明の目的は、上述の点に鑑み
て、画像形成制御に使用し、不揮発性メモリに記憶され
るパラメータの保護性を高める画像形成装置を提供する
ことにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、請求項1の発明は、環境測定を行って、その
測定結果に対応するパラメータを決定し、該パラメータ
に基づき画像形成制御を行うと共に、該パラメータを第
1記憶手段に記憶しておく画像形成装置において、前記
第1記憶手段を装置本体に対して交換可能なユニットに
内蔵し、該ユニットの交換を検知する検知手段と、当該
交換が検知されたときには前記パラメータの決定を行っ
て当該パラメータを前記第1記憶手段に記憶する制御手
段とを具えたことを特徴とする。
【0016】請求項2の発明は、請求項1の発明に加え
て、前記装置本体はレーザビームプリンタの本体であっ
て、前記ユニットは感光ドラムおよびその周辺機器を一
体化した感光ドラムカートリッジ(41)であることを
特徴とする。
【0017】請求項3の発明は、請求項2の発明に加え
て、前記第1記憶手段に記憶するパラメータは前記感光
ドラムカートリッジに関連する画像濃度調整制御に用い
る画像調整パラメータであることを特徴とする。
【0018】請求項4の発明は、請求項1の発明に加え
て、前記ユニットの交換を装着センサ(31)により確
認すると共に、前記第1記憶手段に格納したIDと装置
本体側に用意したIDの照合(S2)により前記ユニッ
トの交換を検知することを特徴とする。
【0019】請求項5の発明は、請求項1の発明に加え
て、前記装置本体側に用意するIDを該装置本体側に設
置された第2記憶手段(不揮発性メモリA)に記憶して
おくと共に、該第2記憶手段に前記パラメータをバック
アップ記憶することを特徴とする。
【0020】請求項6の発明は、請求項1の発明に加え
て、前記装置本体はレーザビームプリンタの本体であっ
て、前記ユニットは現像器およびその周辺機器を一体化
した現像カートリッジ(4)であることを特徴とする。
【0021】請求項7の発明は、請求項1の発明に加え
て、前記第1記憶手段(不揮発性メモリB)のパラメー
タをバックアップ記憶する第2記憶手段(不揮発性メモ
リA)を装置本体内に設け、特定タイミングで該第1記
憶手段のパラメータを前記第2記憶手段にバックアップ
することを特徴とする。
【0022】請求項8の発明は、請求項7の発明に加え
て、前記特定タイミングは前記第1記憶手段のパラメー
タが変更された時点であることを特徴とする。
【0023】請求項9の発明は、請求項7の発明に加え
て、前記特定タイミングは請求項1に記載の前記検知手
段により請求項1に記載の前記ユニットの交換が検知さ
れた時点であることを特徴とする。
【0024】請求項10の発明は、環境測定を行って、
その測定結果に対応するパラメータを決定し、該パラメ
ータに基づき画像形成制御を行うと共に、該パラメータ
を第1記憶手段に記憶しておく画像形成装置において、
前記第1記憶手段を装置本体側に設置し、該第1記憶手
段のパラメータをバックアップ記憶するための第2記憶
手段を前記装置本体に対して交換可能なユニットに内蔵
し、該ユニットの交換を検知する検知手段と、当該交換
が検知されたときには前記第1記憶手段のパラメータを
前記第2記憶手段に記憶する制御手段とを具えたことを
特徴とする。
【0025】請求項11の発明は、請求項10の発明に
加えて、前記画像形成制御に使用し、前記ユニットに関
連する他のパラメータを前記第2記憶手段に記憶し、該
第2の記憶手段のパラメータを前記第1記憶手段にバッ
クアップ記憶することを特徴とする。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施例を詳細に説明する。
【0027】(第1の実施例)図1に第1の実施例のシ
ステム構成を示す。図1の第1実施例と図5の従来例と
において同一の箇所には同一符号を付している。図1に
おいて36はプリンタエンジン制御回路でありCPU4
5、A/Dコンバータ44、不揮発メモリA37などで
構成されている。プリンタエンジン制御回路36はホス
トコンピュータ40またはプリンタコントローラ39か
ら出力された画像信号をもとに一連の電子写真方式のプ
ロセスによるプリント動作を行うべく、プリンタエンジ
ンのシーケンス制御を行う。
【0028】44はA/Dコンバータであり温湿度セン
サ46、濃度センサ29などからのアナログ信号をデジ
タル信号に変換する。37は不揮発性メモリAであり、
濃度調整制御などのプロセス制御よって決定された画像
調整パラメータ、一定時問ごとに取り込まれた温湿度セ
ンサからの温湿度データ、エラーが発生したときのエラ
ー内容、プリントされた総数量、現在装着されている感
光ドラムカートリッジ41の認識番号(以下IDと記
す)などを記憶させておく。
【0029】41は感光ドラムカートリッジであり感光
ドラム1、帯電ローラー3、廃トナーを収納するクリー
ニングボックス26、および当該感光ドラムカートリッ
ジの認識番号、使用開始してからの枚量、感光体の感度
情報などの画像形成制御に関連するパラメータを記憶さ
せておく不揮発性メモリB42を一体化し本体装置より
着脱可能となっている(図1では装着した状態を示す。
また、矢印Aが着脱可能であることを示す)。31は感
光ドラムカートリッジ装着センサであり、感光ドラムカ
ートリッジ41の装着しているかどうかを検出してい
る。4は現像器であり、画像データをもとにレーザ光に
よって感光ドラム1上に形成された潜像を可視化するた
めのトナーを内蔵し、現像を行う。10は転写ドラムで
あり、プリント動作時には転写紙(不図示)を巻き付け
て現像化された画像を転写紙に転写を行い、画像濃度の
安定性を図るために、画像濃度制御シーケンスにおいて
はプリンタエンジン制御回路36よりパッチパターン発
生回路33にコマンドが送出され、規定パッチを幾つか
発生させ露光制御回路32によってレーザーを発光させ
感光ドラム1に潜像を形成させる。
【0030】また、プリンタエンジン制御回路36は現
像バイアス制御回路35を起動させ、現像バイアス発生
回路34により前記発生したパッチごとにバイアスを異
ならせ、前記のパッチを可視画像43にさせる。さら
に、パッチ画像は転写ドラムに直接転写され、濃度セン
サ29にて各パッチの濃度を計測する。計測結果に基づ
き、最適な現像バイアスが決定され、その決定結果が不
揮発性メモリAに記憶される。
【0031】CPU45はこうした画像調整パラメータ
(不揮発メモリAに保存記憶し使用するパラメータで不
揮発性メモリB42に保存記憶されているパラメータと
は他のパラメータ)を不揮発性メモリA37に記憶させ
るとともに不揮発性メモリB42にも適宜バックアップ
記憶させている。39はプリンターコントローラであり
ホストコンピュータ40からのデータをもとに画像デー
タをビットマップデータに展開を行ったり、プリンタエ
ンジン制御回路36とコマンド、ステイタスのやり取り
を行ったりする。
【0032】次に図2を基に上記システム構成のCPU
45動作説明を行う。S1にて感光ドラムカートリッジ
41の装着を感光ドラムカートリッジ装着センサ31に
て確認する。S2にて感光ドラムカートリッジ41内の
不揮発性メモリB42からID(識別番号)を読み出し
てプリンタエンジン制御回路に内蔵された不揮発性メモ
リA37に格納されているIDと照合を行う。IDが異
なっていれば画像調整パラメータを決定するためのプロ
セス調整制御を行う(S2→S3)。IDの照合の結
果、同一であれぱ処理手順を終了する(S2→終了)。
【0033】プロセス調整制御によって画像調整パラメ
ータが変更されていることを確認して不揮発性メモリB
へ変更された画像調整パラメータを上書き記憶して処理
手順を終了する(S4→S5)。
【0034】(第2の実施例)実施例2は感光カートリ
ッジ41に内蔵された不揮発性メモリBに格納されたデ
ータをプリンタエンジン制御回路36に内蔵された不揮
発性メモリAに適宜、特定タイミングでバックアップす
る構成である。図3を基に動作説明を行う。S1にて感
光ドラムカートリッジ41の装着を感光ドラムカートリ
ッジ装着センサ31にて確認する。感光ドラムカートリ
ッジ41が装着されていなければ装着されるまで待機す
る。感光ドラムカートリッジ41が装着されていれば、
不揮発性メモリB42にコマンドを出力し感光ドラムカ
ートリッジ41のIDを読み出す(S12)。不揮発性
メモリB42に格納されたIDと照合した結果、IDに
変更があれば、プロセス調整制御を行い、画像調整パラ
メータを決定するためのプロセス調整制御を行う(S1
3→S14)。IDを照合した結果、IDに変更がなけ
れば、不揮発性メモリA37内のデータに変更がなされ
ているかどうか確認する(S15)。
【0035】データの更新がなければ、処理手順を終了
し、変更があれば、蓄積された不揮発性メモリA37の
データを感光ドラムカートリッジ41内の不揮発性メモ
リB42へ上書きする(S16)。
【0036】(第3の実施例)第1の実施例においては
感光ドラムカートリッジ41に不揮発性メモリB42を
搭載していたが、図4においては装着、脱着可能な現像
カートリッジ4に不揮発性メモリB42を搭載するよう
にしても良いし、あるいは感光ドラムカートリッジ4
1、現像カートリッジ4の双方に不揮発性メモリB42
を搭載するようにしてもよい。第3実施例のシステム構
成を図4に示す。
【0037】図4において47は現像カートリッジ装着
センサであり、第1の実施例の感光ドラムカートリッジ
装着センサ31と同等の機能で、現像カートリッジ4が
装着されたかどうかを検出するものである。データ保持
において各メモリにその他のメモリ全てのデータを管理
するのであってもよいし、各メモリにその他のメモリの
メモリの容量に応じて部分的にデータを管理するように
構成しても構わない。
【0038】以上説明したように、以上、述べた実施例
によれば装置本体に設置されたプリンンタエンジン制御
基板上の不揮発性メモリに格納されたプリンタプロセス
に関わるすべてのパラメータを本体から着脱可能なカー
トリッジユニットに内蔵された別の不揮発性メモリ(あ
るい、逆にカートリッジユニットの不揮発性メモリのパ
ラメータをプリンタエンジン制御基板上の不揮発性メモ
リ)に適宜バックアップをすることにより、万が一、市
場、工場で何らかの理由によってプリンタエンジン制御
基板が故障、破壊し基板の交換がなされたときに、バッ
クアップされたデータを再度交換された基板の不揮発性
メモリに転送することが可能となり、基板交換直後にお
いても印字品質が保たれる。また、故障した基板上の不
揮発性メモリの読み出しが可能な場合であっても、メモ
リのデータを一時的に読み出し、交換した基板上のメモ
リにデータの書き込みをするような治工具も不要となる
ためサービス性も向上することが可能となる。
【0039】さらには、交換可能なカートリッジ内に設
けた不揮発性メモリにそのカートリッジの性能を示すパ
ラメータ情報を記憶させておくことにより, たとえば、
環境測定を行って、その結果に基づき決定するパラメー
タを装置側の不揮発性メモリ(A)に記憶してカートリ
ッジ側の不揮発性メモリ(B)にバックアップ記憶す
る。また、工場側で測定するカートリッジの性能データ
をカートリッジ内の不揮発性メモリ(B)に記憶して、
カートリッジを装着したときに、装置内の不揮発性メモ
リに バックアップ記憶する、といったメモリの使用方
法を実施することができる。これらによりカートリッジ
の交換に関して、これらのパラメータのこれまでの修正
処理から解放されるという利点もある。
【0040】
【発明の効果】請求項1、2、3および6の発明では、
従来、装置本体側に設置していたパラメータの記憶手段
をそのパラメータに関連する交換可能なユニットに設置
することで、記憶手段の破損に対して、ユニット(カー
トリッジ)の交換により対処できる。
【0041】請求項4の発明では、装着センサとIDの
照合によりユニットの交換の検知が確実となる。
【0042】請求項5、7、8、9の発明は、さらにパ
ラメータを装置側のメモリにバックアップすることでハ
ード(記憶手段)の破壊のみならず、データの破壊に対
処できる。また、バックのタイミングをユニット交換時
や、パラメータ変更時といった各種の所望のタイミング
とすることができる。
【0043】請求項10、11の発明では、ユニット側
に設置した記憶手段にパラメータをバックアップ記憶し
ておくことで装置本体側で記憶しておくデータの保護が
図られるとともに相互に種類のパラメータを記憶し、バ
ックアップすることで記憶手段の破壊、データの破壊に
対処できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例のシステム構成を示すブ
ロック図である。
【図2】本発明の第1の実施例の処理動作を示すフロー
チャートである。
【図3】本発明の第2の実施例の処理動作を示すフロー
チャートである。
【図4】本発明の第3の実施例のシステム構成を示すブ
ロック図である。
【図5】従来例の装置構成を示す模式断面図である。
【符号の説明】
1 感光ドラム 2 分離帯電器 3 帯電ローラー 10 転写ドラム 36 プリンタエンジン制御回路 37 不揮発性メモリA 42 不揮発性メモリB 45 CPU

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 環境測定を行って、その測定結果に対応
    するパラメータを決定し、該パラメータに基づき画像形
    成制御を行うと共に、該パラメータを第1記憶手段に記
    憶しておく画像形成装置において、 前記第1記憶手段を装置本体に対して交換可能なユニッ
    トに内蔵し、 該ユニットの交換を検知する検知手段と、 当該交換が検知されたときには前記パラメータの決定を
    行って当該パラメータを前記第1記憶手段に記憶する制
    御手段とを具えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記装置本体はレーザビームプリンタの
    本体であって、前記ユニットは感光ドラムおよびその周
    辺機器を一体化した感光ドラムカートリッジ(41)で
    あることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記第1記憶手段に記憶するパラメータ
    は前記感光ドラムカートリッジに関連する画像濃度調整
    制御に用いる画像調整パラメータであることを特徴とす
    る請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記ユニットの交換を装着センサ(3
    1)により確認すると共に、前記第1記憶手段に格納し
    たIDと装置本体側に用意したIDの照合(S2)によ
    り前記ユニットの交換を検知することを特徴とする請求
    項1に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記装置本体側に用意するIDを該装置
    本体側に設置された第2記憶手段(不揮発性メモリA)
    に記憶しておくと共に、該第2記憶手段に前記パラメー
    タをバックアップ記憶することを特徴とする請求項1に
    記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記装置本体はレーザビームプリンタの
    本体であって、前記ユニットは現像器およびその周辺機
    器を一体化した現像カートリッジ(4)であることを特
    徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記第1記憶手段(不揮発性メモリB)
    のパラメータをバックアップ記憶する第2記憶手段(不
    揮発性メモリA)を装置本体内に設け、特定タイミング
    で該第1記憶手段のパラメータを前記第2記憶手段にバ
    ックアップすることを特徴とする請求項1に記載の画像
    形成装置。
  8. 【請求項8】 前記特定タイミングは前記第1記憶手段
    のパラメータが変更された時点であることを特徴とする
    請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記特定タイミングは請求項1に記載の
    前記検知手段により請求項1に記載の前記ユニットの交
    換が検知された時点であることを特徴とする請求項7に
    記載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 環境測定を行って、その測定結果に対
    応するパラメータを決定し、該パラメータに基づき画像
    形成制御を行うと共に、該パラメータを第1記憶手段に
    記憶しておく画像形成装置において、 前記第1記憶手段を装置本体側に設置し、 該第1記憶手段のパラメータをバックアップ記憶するた
    めの第2記憶手段を前記装置本体に対して交換可能なユ
    ニットに内蔵し、 該ユニットの交換を検知する検知手段と、 当該交換が検知されたときには前記第1記憶手段のパラ
    メータを前記第2記憶手段に記憶する制御手段とを具え
    たことを特徴とする画像形成装置。
  11. 【請求項11】 前記画像形成制御に使用し、前記ユニ
    ットに関連する他のパラメータを前記第2記憶手段に記
    憶し、該第2の記憶手段のパラメータを前記第1記憶手
    段にバックアップ記憶することを特徴とする請求項10
    に記載の画像形成装置。
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Cited By (4)

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