JP2016068289A - サーマルプリンタ - Google Patents

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Abstract

【課題】印字品質を低下させることなく、スティッキングを軽減することができるサーマルプリンタを提供する。
【解決手段】サーマルプリンタ1は、熱により用紙に印字を行うサーマルヘッド21と、サーマルヘッド21にエネルギーを印加するサーマルヘッド駆動回路31と、印字データが罫線であるか又はグラフィック印刷であるかを判定し、印字データが罫線であると判定された場合に、サーマルヘッド21に印加されるエネルギーを低減するようにサーマルヘッド駆動回路31を制御し、印字データがグラフィック印刷であると判定された場合に、サーマルヘッド21に印加されるエネルギーを維持するようにサーマルヘッド駆動回路31を制御するMCU36とを備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、サーマルプリンタに関する。
従来より、サーマルヘッドを備えるサーマルプリンタが知られている。サーマルプリンタでは、サーマルヘッドに熱を加え感熱紙を発色させることで印刷を行う。サーマルヘッドの温度が低下すると、感熱紙上の感熱剤が溶けてサーマルヘッドに貼り付き、印字潰れが発生することがある。この感熱剤の張り付きによる印字不良は、スティッキングと呼ばれている。
特開2009−269354号公報 特開2003−285463号公報 特開平6−278300号公報 特開平5−50638号公報
スティッキング対策として、例えば、印字率(1ドットライン内の印字密度)が75%以上になる場合に、サーマルヘッドに印加するエネルギーを本来の値の80%に低減する方法が考えられる。
図1(A)は、印字率が100%である2本の罫線(縦方向に2ドットの罫線)の例を示し、図1(B)はグラフィック印刷の印字パターンの例を示す。図1(A)に示す罫線90の場合、印字率が100%であるため、サーマルヘッドに印加するエネルギーは本来の値の80%に低減される。罫線90の全体の濃度は落ちるが、印字濃度のむらが発生することはない。一方、図1(B)に示すグラフィック印刷の場合には、平行四辺形である印字パターン91の上部92及び下部93の印字率が75%未満であり、印字パターン91の中央部94の印字率が75%以上である。このため、印字パターン91の中央部94でのみ、サーマルヘッドに印加するエネルギーは本来の値の80%に低減される。この結果、印字パターン91の中央部94の印字濃度は、上部92及び下部93の印字濃度よりも低下し、印字濃度のむらが発生し、印字品質が低下する。
本発明は、印字品質を低下させることなく、スティッキングを軽減することができるサーマルプリンタを提供することにある。
上記目的を達成するため、明細書に開示されたサーマルプリンタは、熱により用紙に印字を行うサーマルヘッドと、前記サーマルヘッドにエネルギーを印加するヘッド駆動回路と、印字データが罫線であるか又はグラフィック印刷であるかを判定する判定手段と、前記印字データが罫線であると判定された場合に、前記サーマルヘッドに印加されるエネルギーを低減するように前記ヘッド駆動回路を制御し、前記印字データがグラフィック印刷であると判定された場合に、前記サーマルヘッドに印加されるエネルギーを維持するように前記ヘッド駆動回路を制御する制御手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、印字品質を低下させることなく、スティッキングを軽減することができる。
(A)は、2本の罫線の例を示す図であり、(B)はグラフィック印刷の印字パターンの例を示す図である。 本実施の形態に係るサーマルプリンタと情報処理装置との接続関係を示す図である。 サーマルプリンタの構成を示すブロック図である。 (A)は、用紙送りモータの結線図である。(B)は、用紙送りモータのステータに含まれる2つのコイルに流れる電流の波形を示す図である。(C)は、図4(B)の波形の周期を半分にした例を示す図である。 MCUで実行されるメインルーチンの処理の一例を示すフローチャートである。 図5のステップS6のコマンド解析処理を示すフローチャートである。 図6のステップS14の印字起動処理を示すフローチャートである。 (A)は、図7のステップS23の通電制御処理を示すフローチャートである。(B)は、通電制御処理の一部の第1変形例を示すフローチャートである。(C)は、通電制御処理の一部の第2変形例を示すフローチャートである。 (A)は、罫線の例を示す図であり、(B)はグラフィック印刷の例を示す図である。 (A)〜(D)は、3行のドットラインデータで構成される罫線が印字される例を示す図である。 図8(A)の通電制御処理の変形例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明する。
図2は、本実施の形態に係るサーマルプリンタと情報処理装置との接続関係を示す図である。情報処理装置は、図2ではコンピュータ2であるが、例えば、携帯電話又はタブレット端末などでもよい。コンピュータ2は、サーマルプリンタ1とデータ通信を行う。例えば、コンピュータ2は、サーマルプリンタ1に印字データを送信し、サーマルプリンタ1は印字データを用紙(具体的には感熱紙)に印刷する。
図3は、サーマルプリンタの構成を示すブロック図である。図3に示すように、サーマルプリンタ1は、オペレーションパネル10、メカユニット20、制御回路ユニット30及びバッテリ60を有する。
また、制御回路ユニット30内には、電源制御回路33及びMCU(Micro Control Unit)36が設けられている。電源制御回路33は、MCU36と接続されており、バッテリ60から制御回路ユニット30に供給される電力を制御する。MCU36は、サーマルプリンタ1の全体の制御を行い、判定手段、制御手段、電圧検出手段として機能する。バッテリ60は、サーマルプリンタ1の電源の供給源である。
オペレーションパネル10は、電源スイッチ11、用紙送りスイッチ12及びLED(Light Emitting Diode)13を有する。電源スイッチ11は、ユーザにより操作されて、電源をオン、オフするための電源制御信号を制御回路ユニット30内の電源制御回路33に伝え、電源のオン、オフの制御を行う。この電源スイッチ11としては、押しボタンスイッチ等が用いられる。
用紙送りスイッチ12は、ユーザによる用紙送り操作のためのスイッチである。用紙送りスイッチ12はオペレーションパネル制御回路35を介して用紙送り用のコマンドをMCU36に送信する。LED13は、オペレーションパネル制御回路35を介してMCU36からの指示に応じて発光する。
メカユニット20は、サーマルヘッド21、用紙送りモータ22、ヘッド温度検出サーミスタ23、及びカバーオープン検出センサ24を有する。サーマルヘッド21は、ライン状に配置された複数の発熱素子21aを備えている。
サーマルヘッド21は、ライン状に配置された複数の発熱素子21aを選択的に発熱させ、この熱により反応する感熱紙に文字やイメージデータを印刷する。用紙送りモータ22は、ステッピングモータにより構成されており、感熱紙を搬送するために使用される。
ヘッド温度検出サーミスタ23は、サーマルヘッド21の温度を検出し、検出された温度に対応するアナログ信号をA/D変換回路42に出力する。ヘッド温度検出サーミスタ23は、温度検出手段として機能する。本実施例では、例えば、サーマルヘッド21の常温状態は、10〜25度であるとし、低温状態は第1閾値である10度未満であるとし、高温状態は第2閾値である25度を超えているとする。尚、サーマルヘッド21の常温状態、低温状態及び高温状態に対応する温度は、上記の値に限定されるものではない。
カバーオープン検出センサ24はメカユニット20を覆うカバーの開閉状態を検出し、検出された開閉状態に対応する信号をセンサ検出回路34に出力する。
制御回路ユニット30は、電源制御回路33及びMCU36のほか、サーマルヘッド駆動回路31、モータ駆動回路32、センサ検出回路34、オペレーションパネル制御回路35、発振器37、インターフェース(I/F)回路38、リセット回路39、SRAM(Static Random Access Memory)40、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)41及びA/D変換回路42を備えている。
サーマルヘッド駆動回路31は、MCU36からのサーマルヘッド駆動用の制御信号に応じて、サーマルヘッド21内の複数の発熱素子21aに選択的にエネルギー(例えば電位)を与えて発熱させる。また、サーマルヘッド駆動回路31は、バッテリ60から供給される電圧をサーマルヘッド21に供給する。サーマルヘッド21に供給される電圧はA/D変換回路42を介してMCU36に出力される。つまり、MCU36はA/D変換回路の出力に基づいて、バッテリ60からサーマルヘッド21に供給される電圧値を監視している。例えば、通常状態では、バッテリ60からサーマルヘッド21に供給される電圧値は8Vである。低電圧状態では、バッテリ60の充電が減少し、バッテリ60からサーマルヘッド21に供給される電圧値が閾値(例えば6.8V)を下回り、例えば、8Vから6.4Vに低下する。また、サーマルヘッド駆動回路31は、バッテリ60から供給される電圧を変圧し(例えば、8Vから3.3Vに変圧する)、ヘッド温度検出サーミスタ23に供給する。
モータ駆動回路32は、バッテリ60から用紙送りモータ22用の駆動電流を入力し、MCU36からのモータ駆動用の制御信号に応じて、用紙送りモータ22へ駆動電流を供給する。MCU36からモータ駆動回路32へのモータ駆動用の制御信号により、用紙送りモータ22へ供給される駆動電流がオン/オフされる。つまり、MCU36は、モータ駆動用の制御信号を使って用紙送りモータ22のオン/オフ動作を制御するので、印字周期又は印字速度を制御することができる。
センサ検出回路34は、カバーオープン検出センサ24で検出された信号をMCU36に出力する。オペレーションパネル制御回路35は、MCU36からの点灯制御信号に応じてLED13のオン・オフを制御するとともに、用紙送りスイッチ12からの制御信号をMCU36へ出力する。
発振器37は、所定周波数のクロック信号をMCU36に供給する。I/F回路38は、コンピュータ2から印字データやコマンドを受信すると共に、コンピュータ2からのコマンドに対する応答信号をコンピュータ2に返信する。リセット回路39は、電源スイッチ11からサーマルプリンタ1の電源をオフにする電源制御信号が入力されると、MCU36にリセット要求信号を出力してサーマルプリンタ1を初期状態にする。
SRAM40は、揮発性メモリであり、コンピュータ2から入力された受信データを一時的に記憶したり、展開された印字データを一時的に記憶する。EEPROM41は不揮発性メモリであり、MCU36が実行するためのソフトウエアやプリンタドライバ等を内蔵しており、ソフトウエア等はMCU36からの要求に応じてEEPROM41から読み出される。A/D変換回路42は、サーマルヘッド21の温度に対応するアナログ信号及びサーマルヘッド21に供給される電圧に対応するアナログ信号をデジタル信号に変換して、当該デジタル信号をMCU36に出力する。MCU36が起動するプリンタドライバは、第1設定手段及び第2設定手段として機能する。
図4(A)は、用紙送りモータ22の結線図である。図4(B)は、用紙送りモータ22のステータに含まれる2つのコイルに流れる電流(パルス)の波形を示す図である。図4(C)は、図4(B)の波形の周期を半分にした例を示す図である。
図4(A)に示すように、ステッピングモータである用紙送りモータ22は、ロータ220と不図示のステータに含まれる2種類のコイル221、222とを備えている。コイル221は端子Xa,Xbを備え、コイル222は端子Ya,Ybを備えている。コイル221及び222の中間タップから電源(+DC)を順次供給して磁力を発生させることにより、ロータ220は回転する。
用紙送りモータ22は、図4(B)及び(C)に示すように、1相励磁と2相励磁を交互に繰り返す1−2相励磁方式のモータである。図4(B)の上部の数値「1」及び「2」は、それぞれ1相励磁及び2相励磁を示している。図4(B)では、端子Xa、端子Ya、端子Xb及び端子Ybの順番で電流が流されており、ロータ220は、例えば、時計回りに回転する。電流が端子Yb、端子Xb、端子Ya及び端子Xaの順番で流れると、ロータ220は、例えば、反時計回りに回転する(逆回転)。
MCU36は、モータ駆動回路32へモータ駆動用の制御信号を出力することにより、図4(B)又は図4(C)に示すような電流(パルス)を用紙送りモータ22へ供給する。例えば、図4(B)のように各パルスが入力されている状態で、MCU36が、図4(C)に示すように各パルスの周期を半分にするモータ駆動用の制御信号をモータ駆動回路32へ出力すると、モータの回転速度が2倍になり、図4(B)の場合と比較して用紙が倍の速度で搬送されるため、印字周期(印字にかかる時間)は半分になる。逆に、図4(C)のように各パルスが入力されている状態で、MCU36が、図4(B)に示すように各パルスの周期を2倍にするモータ駆動用の制御信号をモータ駆動回路32へ出力すると、モータの回転速度が半分になり、図4(C)の場合と比較して用紙が1/2の速度で搬送されるため、印字周期は2倍になる。印字速度を遅くしたり又は印字周期を伸ばす場合、用紙送りモータ22のトルクが上昇するので、感熱紙の搬送力が向上する。つまり、感熱紙がサーマルヘッド21から剥がれやすくなるため、スティッキングを軽減することができる。
図5は、MCU36で実行されるメインルーチンの処理の一例を示すフローチャートである。
まず、電源スイッチ11の操作によりプリンタ電源がオンされると(ステップS1)、MCU36は初期化処理を実行する(ステップS2)。初期化処理では、サーマルプリンタ1の動作に必要な各種情報をMCU36の内部RAMに設定する。尚、サーマルプリンタ1の動作に応じて、内部RAMに設定した各種情報の値は変化する。
次いで、MCU36は、リセット回路39からリセット要求があるか否かを判断し(ステップS3)、リセット要求がある場合には、手順はステップS2に戻る。リセット要求がない場合には、MCU36は、プリンタ状態遷移判定処理を実行する(ステップS4)。具体的には、プリンタ状態遷移判定処理では、MCU36は、サーマルプリンタ1の状態が変化したかの判定を行い、サーマルプリンタ1の状態が変化した場合には、コンピュータ2へサーマルプリンタ1の状態を通知する。
次いで、MCU36は、サーマルプリンタ1がエラー状態であるか否かを判断する(ステップS5)。サーマルプリンタ1がエラー状態である場合には(ステップS5でYES)、手順はステップS3に戻る。
サーマルプリンタ1がエラー状態でない場合には(ステップS5でNO)、MCU36は、コンピュータ2から受信された受信データから印刷に関する各コマンドを抽出して実行するためのコマンド解析処理を行う(ステップS6)。尚、コンピュータ2からの受信データは、タイマ割込処理によって受信されて、SRAM40に格納される。
図6は、図5のステップS6のコマンド解析処理を示すフローチャートである。
まず、MCU36は、コンピュータ2からの受信データに印字データが含まれているか否かを判断する(ステップS11)。コンピュータ2からの受信データに印字データが含まれている場合には(ステップS11でYES)、MCU36は、ページ毎に印字データをSRAM40に展開する(ステップS12)。ここで、各ページには複数のドットラインが含まれており、各ページの印字データは、各ドットラインに対応する複数のドットラインデータ(サーマルヘッドに含まれる複数の発熱素子と平行な方向のデータ又は用紙搬送方向と垂直な方向のデータ)で構成される。印字データの展開とは、MCU36がページ毎に印字データの内容(例えば、文字、図形、罫線など)を確認できるように、印字データを保持することである。印字データが展開されると、MCU36は、現在の印字対象のドットラインデータから所定行分(例えば1〜4行分)後に印刷されるドットラインデータの印字率を確認することができる。尚、印字率は、1ドットラインデータ内の印字密度、つまり、1ドットラインデータ内に含まれるドット数のうち印字されるドット数の割合を示す。ステップS12の後、手順は図5のステップS3に戻る。
コンピュータ2からの受信データに印字データが含まれていない場合には(ステップS11でNO)、MCU36は、コンピュータ2からの受信データに改頁コマンドが含まれているか否かを判断する(ステップS13)。コンピュータ2からの受信データに改頁コマンドが含まれている場合には(ステップS13でYES)、MCU36は、印字起動処理を実行し、印字処理を開始する(ステップS14)。具体的には、MCU36は印字データをサーマルヘッド21に転送し、印字ステップ数を設定し、タイマ割込処理により設定された印字ステップ数を用紙送りモータ22のステップ数と同期させて印字を実行する。ステップS14の後、手順は図5のステップS3に戻る。
コンピュータ2からの受信データに改頁コマンドが含まれていない場合には(ステップS13でNO)、MCU36は、受信データに含まれている他のコマンドに対応する処理を実行する(ステップS15)。例えば、他のコマンドに対応する処理は、用紙の選択処理や印字修飾の処理などを含む。
図7は、図6のステップS14の印字起動処理を示すフローチャートである。
印字起動処理が開始されると、MCU36は、モータ駆動処理及びヘッド通電処理を実行する(ステップS21、S22)。MCU36は、設定された用紙送り量に対応するモータステップ数をカウントダウンするカウンタを備えている。MCU36は、モータ駆動処理では、ステップ毎にモータ駆動用の制御信号をモータ駆動回路32に送信し、モータ駆動回路32はステップ毎にモータ相を用紙送りモータ22に出力する(ステップS21)。また、ヘッド通電処理では、MCU36は、サーマルヘッド駆動回路31に印字データを送信し、サーマルヘッド駆動回路31は印字データに基づいてサーマルヘッド21を駆動する(ステップS22)。さらに、ヘッド通電処理では、MCU36は、通電制御処理を実行する(ステップS23)。通電制御処理については後述する。
MCU36は、モータステップ数をカウントダウンしながら(ステップS24)、モータ駆動処理及びヘッド通電処理を繰り返し実行する。カウンタのモータステップ数が0になると(つまり設定された用紙送り量の処理が完了すると)(ステップS25でYES)、本処理は終了する。
図8(A)は、図7のステップS23の通電制御処理を示すフローチャートである。図8(B)は、通電制御処理の一部の第1変形例を示すフローチャートである。図8(C)は、通電制御処理の一部の第2変形例を示すフローチャートである。
まず、MCU36は、印字対象のドットラインデータをSRAM40から読み出す(ステップS31)。MCU36は、読み出されたドットラインデータの印字率が75%以上であるか否かを判断する(ステップS32)。ここでは、印字対象のドットラインデータが罫線又はグラフィック印刷(写真や図形など)に対応するか否かを判断している。罫線又はグラフィック印刷の場合、一般的にドットラインデータの印字率が高いので、印字率の閾値を75%に設定している。また、印字率の閾値を75%に設定していることで、例えば、実線の罫線だけではなく、一点鎖線のような印字率75%を超える罫線も判断可能である。尚、グラフィック印刷を構成するドットライン数は罫線を構成するドットライン数よりも多い。罫線自体は単なる線であるので、罫線を構成するドットライン数(即ち罫線の線幅に対応するドットライン数)は、例えば5未満である。一方、グラフィック印刷は文字通りグラフィック画像であるので、グラフィック印刷を構成するドットライン数(即ち用紙搬送方向のグラフィック印刷に対応するドットライン数)は、例えば、30以上であり、罫線のように5未満にはならない。
但し、印字率の閾値は75%に固定する必要はなく、印字対象のパターン(つまり印字内容)に応じて可変にしてもよい。つまり、印字率の閾値は、75%よりも小さく設定しても又は大きく設定してもよい。なお、印字率の閾値の設定は、プリンタドライバを介してコンピュータ2から変更可能である。
次に、読み出されたドットラインデータの印字率が75%以上である場合には(ステップS32でYES)、MCU36は、現在の印字対象のドットラインデータから所定行分後に印刷されるドットラインデータをSRAM40から読み出す(ステップS33)。所定行の値は可変であり、MCU36により起動されるプリンタドライバを介してコンピュータ2から設定可能である。
ステップS33では、現在の印字対象のドットラインデータが罫線であるか否かを判断するために、所定行分後に印刷されるドットラインデータを読み出している。現在印字対象のドットラインデータが罫線である場合には、図9(A)に示すように、所定行分後に印刷されるドットラインデータの印字率が0%になるためである。図9(A)の例では、黒部分の合計のドット数に対応する罫線の幅は2ドット(説明の都合上、罫線を構成するドットラインは1ドットずつ分離されている)であり、現在印字対象のドットラインデータから2行分後に印刷されるドットラインデータの印字率が0%になっている。一方、グラフィック印刷の場合には、図9(B)に示すように、所定行分後に印刷されるドットラインデータの印字率が0%にならない。
MCU36は、ステップS33で読み出されたドットラインデータの印字率が0%であるか否かを判断する(ステップS34)。ここでは、現在印字対象のドットラインデータが罫線であるか否かを判断している。
ステップS33で読み出されたドットラインデータの印字率が0%である場合には(ステップS34でYES)、現在印字対象のドットラインデータが罫線であると判断し、MCU36は、サーマルヘッド21に印加するエネルギー(つまり電流又は電圧)を20〜40%低減するように、サーマルヘッド駆動用の制御信号をサーマルヘッド駆動回路31に送信する(ステップS35)。これにより、サーマルヘッド21に印加するエネルギーが20〜40%低減される。従って、サーマルヘッド21に印加するエネルギーを維持する(即ち低減しない)場合に比べて、サーマルヘッドの熱により感熱剤の溶ける量を減らすことができ、スティッキングを軽減することができる。
一方、ステップS33で読み出されたドットラインデータの印字率が0%でない場合には(ステップS34でNO)、現在印字対象のドットラインデータがグラフィック印刷であると判断し、MCU36は、サーマルヘッド21に印加するエネルギーを維持する(即ち低減しない)ようなサーマルヘッド駆動用の制御信号をサーマルヘッド駆動回路31に送信する(ステップS36)。つまり、現在印字対象のドットラインデータがグラフィック印刷である場合には、サーマルヘッド21に印加するエネルギーは低減されないので、印字濃度のむらが発生せず、印字品質の低下は回避される。
なお、ステップS31で読み出されたドットラインデータの印字率が75%未満である場合には(ステップS32でNO)、現在印字対象のドットラインデータが罫線でもグラフィック印刷でもないと判断し、MCU36は、サーマルヘッド21に印加するエネルギーを維持するようなサーマルヘッド駆動用の制御信号をサーマルヘッド駆動回路31に送信する(ステップS36)。この場合も、サーマルヘッド21に印加するエネルギーは低減されないので、印字濃度のむらが発生せず、印字品質の低下は回避される。
ステップS35では、サーマルヘッド21に印加するエネルギーの20〜40%を低減するが、エネルギーの低減量はこれに限定されるわけではなく、サーマルヘッド21に印加するエネルギーの20〜40%以外の値(例えば10%又は50%)でもよい。エネルギーの低減量は、MCU36により起動されるプリンタドライバを介してコンピュータ2から設定可能である。
また、図8(B)に示すように、ステップS35に代えて、MCU36は、サーマルヘッド21に印加するエネルギー(つまり電流又は電圧)の20〜40%を低減するように、サーマルヘッド駆動用の制御信号をサーマルヘッド駆動回路31に送信すると共に、用紙送りモータ22に入力されるパルスの周期を長くするモータ駆動用の制御信号をモータ駆動回路32へ出力してもよい(ステップS35A)。この場合、ステップS35よりも、印字速度が遅くなり又は印字周期が伸びるので、用紙送りモータ22のトルクが上昇する。結果として、ステップS35よりも感熱紙の搬送力が向上するので、スティッキングをより軽減することができる。
また、図8(C)に示すように、ステップS35に代えて、MCU36は、サーマルヘッド21に印加するエネルギーの低減量を段階的に変化させるようなサーマルヘッド駆動用の制御信号をサーマルヘッド駆動回路31に送信してもよい(ステップS35B)。例えば、図10(A)に示すように、印字率100%の3行のドットラインデータで構成される罫線が印字される場合に、1行目のドットラインデータに対応するサーマルヘッド21に印加するエネルギーを20%低減し、2行目のドットラインデータに対応するサーマルヘッド21に印加するエネルギーを30%低減し、3行目のドットラインデータに対応するサーマルヘッド21に印加するエネルギーを40%低減する。あるいは、図10(B)に示すように、印字率100%、90%及び80%の3行のドットラインデータで構成される罫線が印字される場合に、1行目のドットラインデータに対応するサーマルヘッド21に印加するエネルギーを20%低減し、2行目のドットラインデータに対応するサーマルヘッド21に印加するエネルギーを30%低減し、3行目のドットラインデータに対応するサーマルヘッド21に印加するエネルギーを40%低減する。つまり、MCU36は、罫線を構成するドットラインデータの印字率が一定である又は段階的に減少する場合に、サーマルヘッド21に印加するエネルギーの低減量を段階的に増加させるようなサーマルヘッド駆動用の制御信号をサーマルヘッド駆動回路31に送信してもよい。
また、例えば、図10(C)に示すように、印字率100%の3行のドットラインデータで構成される罫線が印字される場合に、1行目のドットラインデータに対応するサーマルヘッド21に印加するエネルギーを40%低減し、2行目のドットラインデータに対応するサーマルヘッド21に印加するエネルギーを30%低減し、3行目のドットラインデータに対応するサーマルヘッド21に印加するエネルギーを20%低減する。あるいは、図10(D)に示すように、印字率80%、90%及び100%の3行のドットラインデータで構成される罫線が印字される場合に、1行目のドットラインデータに対応するサーマルヘッド21に印加するエネルギーを40%低減し、2行目のドットラインデータに対応するサーマルヘッド21に印加するエネルギーを30%低減し、3行目のドットラインデータに対応するサーマルヘッド21に印加するエネルギーを20%低減する。つまり、MCU36は、罫線を構成するドットラインデータの印字率が一定である又は段階的に増加する場合に、サーマルヘッド21に印加するエネルギーの低減量を段階的に減少させるようなサーマルヘッド駆動用の制御信号をサーマルヘッド駆動回路31に送信してもよい。
図10(A)〜図10(D)では、サーマルヘッド21の熱により感熱剤の溶ける量をライン毎に変化させることができ、スティッキングを軽減することができる。また、段階的に罫線の濃度が変化するので、一度に罫線の濃度が大きく変化する場合に比べて、印字品質の低下を回避することができる。
図11は、図8(A)の通電制御処理の変形例を示すフローチャートである。ここでは、図8(A)の通電制御処理と異なる処理のみを説明する。
ステップS33で読み出されたドットラインデータの印字率が0%である場合には(ステップS34でYES)、MCU36は、ヘッド温度検出サーミスタ23からサーマルヘッド21の温度及びバッテリ60からサーマルヘッド21に供給される電圧値を検出する(ステップS41)。
MCU36は、サーマルヘッド21の温度が低温であるか又はサーマルヘッド21に供給される電圧が低電圧であるか否かを判別する(ステップS42)。ここでは、サーマルヘッド21の状態がスティッキングを発生しやすいか否かを判断している。サーマルヘッド21の温度が低温である場合には、溶けた感熱剤がサーマルヘッド21に貼り付くので、スティッキングが発生しやすく、サーマルヘッド21に供給される電圧が低電圧である場合には、感熱紙の搬送力が小さいので、スティッキングが発生しやすい。
サーマルヘッド21の温度が低温でない場合又はサーマルヘッド21に供給される電圧が低電圧でない場合には(ステップS42でNO)、MCU36は、サーマルヘッド21に印加するエネルギーを20〜40%低減するように、サーマルヘッド駆動用の制御信号をサーマルヘッド駆動回路31に送信する(ステップS35)。
一方、サーマルヘッド21の温度が低温である場合又はサーマルヘッド21に供給される電圧が低電圧である場合には(ステップS42でYES)、MCU36は、サーマルヘッド21に印加するエネルギーを50%低減するように、サーマルヘッド駆動用の制御信号をサーマルヘッド駆動回路31に送信する(ステップS43)。これにより、サーマルヘッド21に印加するエネルギーが50%低減される。従って、サーマルヘッド21に印加するエネルギーを20〜40%低減する場合に比べて、サーマルヘッドの熱により感熱剤の溶ける量を減らすことができ、スティッキングをより軽減することができる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、サーマルプリンタ1は、熱により用紙に印字を行うサーマルヘッド21と、サーマルヘッド21にエネルギーを印加するサーマルヘッド駆動回路31と、印字データが罫線であるか又はグラフィック印刷であるかを判定し、印字データが罫線であると判定された場合に、サーマルヘッド21に印加されるエネルギーを低減するようにサーマルヘッド駆動回路31を制御し、印字データがグラフィック印刷であると判定された場合に、サーマルヘッド21に印加されるエネルギーを維持するようにサーマルヘッド駆動回路31を制御するMCU36とを備える。従って、印字データが罫線である場合には、サーマルヘッド21に印加するエネルギーを維持する場合に比べて、サーマルヘッドの熱により感熱剤の溶ける量を減らすことができ、スティッキングを軽減することができる。また、印字データがグラフィック印刷である場合には、サーマルヘッド21に印加するエネルギーは低減されないので、印字濃度のむらが発生せず、印字品質の低下は回避される。
尚、本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内で種々変形して実施することが可能である。
1 サーマルプリンタ
2 コンピュータ
10 オペレーションパネル
20 メカユニット
21 サーマルヘッド
22 用紙送りモータ
23 ヘッド温度検出サーミスタ
30 制御回路ユニット
31 サーマルヘッド駆動回路
32 モータ駆動回路
36 MCU
42 A/D変換回路
60 バッテリ

Claims (9)

  1. 熱により用紙に印字を行うサーマルヘッドと、
    前記サーマルヘッドにエネルギーを印加するヘッド駆動回路と、
    印字データが罫線であるか又はグラフィック印刷であるかを判定する判定手段と、
    前記印字データが罫線であると判定された場合に、前記サーマルヘッドに印加されるエネルギーを低減するように前記ヘッド駆動回路を制御し、前記印字データがグラフィック印刷であると判定された場合に、前記サーマルヘッドに印加されるエネルギーを維持するように前記ヘッド駆動回路を制御する制御手段とを備えることを特徴とするサーマルプリンタ。
  2. 前記印字データはドットラインデータで構成され、
    前記判定手段は、現在の印字対象のドットラインから所定行後に印刷されるドットラインの印字率が0%である場合に、前記印字データが罫線であると判定し、現在の印字対象のドットラインから所定行分後に印刷されるドットラインの印字率が0%でない場合に、前記印字データがグラフィック印刷であると判定することを特徴とする請求項1に記載のサーマルプリンタ。
  3. 前記用紙を搬送するモータと、
    前記モータに駆動電流を供給するモータ駆動回路と、を備え、
    前記印字データが罫線であると判定された場合に、前記制御手段は、印字周期を長くする又は印字速度を下げるように、前記モータ駆動回路から前記モータに供給される駆動電流を制御することを特徴とする請求項1又は2に記載のサーマルプリンタ。
  4. 前記罫線を構成するドットラインの印字率が一定である又は段階的に減少する場合に、前記制御手段は、前記サーマルヘッドに印加されるエネルギーの低減量を段階的に増加させるように前記ヘッド駆動回路を制御することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のサーマルプリンタ。
  5. 前記罫線を構成するドットラインの印字率が一定である又は段階的に増加する場合に、前記制御手段は、前記サーマルヘッドに印加されるエネルギーの低減量を段階的に減少させるように前記ヘッド駆動回路を制御することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のサーマルプリンタ。
  6. 前記サーマルヘッドに印加されるエネルギーの低減量を設定する第1設定手段を備えることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のサーマルプリンタ。
  7. 前記サーマルヘッドの温度を検出する温度検出手段を備え、
    前記サーマルヘッドの温度が閾値よりも低い場合、前記制御手段は、前記サーマルヘッドの温度が閾値よりも低くない場合よりも、前記サーマルヘッドに印加されるエネルギーの低減量を増加させるように前記ヘッド駆動回路を制御することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のサーマルプリンタ。
  8. 前記サーマルヘッドに印加される電圧を検出する電圧検出手段を備え、
    前記サーマルヘッドに印加される電圧が閾値よりも低い場合、前記制御手段は、前記サーマルヘッドに印加される電圧が閾値よりも高い場合よりも、前記サーマルヘッドに印加されるエネルギーの低減量を増加させるように前記ヘッド駆動回路を制御することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のサーマルプリンタ。
  9. 前記所定行の行数を設定する第2設定手段を備えることを特徴とする請求項2に記載のサーマルプリンタ。
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