JP4069561B2 - プリンタ及び印刷システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プリンタに関し、特に、インクジェットプリンタのインククリーニング制御に関する。
【0002】
【従来の技術】
インクジェットプリンタは、ホスト側のパーソナルコンピュータで生成された印字データを受信し、内蔵するインクノズルから記録用紙に対してインクドットを噴射することにより、印字データに従う画像を印刷する。ホスト側のパーソナルコンピュータには、通常、インクジェットプリンタを制御するためのプリンタドライバが予めインストールされている。インクジェットプリンタは、このプリンタドライバからの指示に従って印刷を開始する。
【0003】
ところで、インクジェットプリンタは、前述の通り、内蔵するインクノズルからインクドットを噴射して印字を行っている。従って、長時間印字を行わないでいると、インクノズルの噴射口にインクが詰まってしまい、記録用紙に対して印字が正常に行われなくなる。これを防止するため、インクジェットプリンタは、印字する前に予めインクノズルからインクドットを噴射(以下、「インククリーニング」という。)し、目詰まりを無くしてから印字を行っている。
【0004】
図8は、従来の印字直前のインククリーニングのタイミングチャートの一例である。図8(A)はホスト側のパーソナルコンピュータのタイミングを、図8(B)はインクジェットプリンタのタイミングをそれぞれ示している。図8(A)及び(B)の横軸は、それぞれ時間tを示している。
【0005】
インクジェットプリンタはタイマを有していないため、時間tはホスト側のパーソナルコンピュータから供給される。また、インククリーニングを行うタイミングとしてのトリガ信号Tもホスト側のパーソナルコンピュータから供給される。
【0006】
ホスト側のパーソナルコンピュータで印字データが生成され、オペレータにより印刷が指示されると、ホスト側のパーソナルコンピュータは、印字データとともにトリガ信号T2及び時間t2をインクジェットプリンタに送信する。インクジェットプリンタはトリガ信号T2及び時間t2を受け取ると、時間t2が前回のインククリーニング時間t0から設定時間tS経過しているか否かを判定する。前回のインククリーニング時間t0及び設定時間tSは、予めインクジェットプリンタ内の不揮発性メモリに記憶されている。
【0007】
時間t2が前回のインククリーニング時間t0から設定時間tS経過していると判定された場合、インクジェットプリンタはインククリーニングを実行してから印字データに従う画像を印刷する。一方、時間t2が前回のインククリーニング時間t0から設定時間tS経過していないと判定された場合、インクジェットプリンタはインククリーニングを実行しないで直ちに印字データに従う画像を印刷する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のインクジェットプリンタではインククリーニングを印字直前に実行しているため、印刷時のスループットが悪化するという課題があった。
【0009】
そこで、本発明の目的は、印刷時のスループットを向上させることができるインクジェットプリンタを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明の第1の側面は、印刷部を有し、ホストコンピュータから供給される印字データに従って所定の画像を記録用紙に印刷するプリンタにおいて、前記ホストコンピュータ起動時、該ホストコンピュータから供給される時間が前回のインククリーニング時間から所定時間経過している場合に、前記印刷部にインククリーニングを実行させるコントローラを有することを特徴とする。
【0011】
上記第1の発明によれば、ホストコンピュータ起動時、プリンタにインククリーニングを実行させるようにしたので、印字をする際には、インククリーニングを終えた状態を確保することができる。その結果、従来のように、印字直前にインククリーニングを行う必要がなくなり、印刷スループットを向上させることができる。
【0012】
上記第1の発明において、その好ましい態様は、前記コントローラは、前記ホストコンピュータ起動時において、前回のインククリーニングが該ホストコンピュータ起動時に行われ、且つ、前回のインククリーニングから印字履歴がない場合は、前記印刷部にインククリーニングを実行させないことを特徴とする。
【0013】
上記の態様によれば、ホストコンピュータのオンオフを頻繁に行い、且つ、プリンタの使用頻度が少ないユーザに対しては、過度のインククリーニングを行わず、インククリーニングによるインク寿命の低下を防ぐことができる。
【0014】
更に、上記の態様において、その好ましい態様は、前記コントローラは、更に、印字直前、前記ホストコンピュータから供給される時間が前回のインククリーニング時間から所定時間経過している場合に、前記印刷部にインククリーニングを実行させることを特徴とする。
【0015】
上記の態様によれば、ホストコンピュータのオンオフを頻繁に行い、且つ、プリンタの使用頻度が少ないユーザに対しては、過度のインククリーニングを行わずに、印字直前にインククリーニングを実行することができる。
【0016】
上記の目的を達成するために、本発明の第2の側面は、印刷部を有し、印字データに従って所定の画像を記録用紙に印刷するプリンタと、該プリンタに前記印字データを供給するプリンタドライバを記録した記録媒体とを有する印刷システムにおいて、前記プリンタドライバは、ホストコンピュータ起動時、前記プリンタに時間を供給する処理手順を前記ホストコンピュータに実行させるプログラムを有し、前記プリンタは、前記ホストコンピュータ起動時、前記プリンタドライバから供給される時間が前回のインククリーニング時間から所定時間経過している場合に、前記印刷部にインククリーニングを実行させるコントローラを有することを特徴とする。
【0017】
上記第2の発明によれば、ホストコンピュータ起動時、プリンタにインククリーニングを実行させるようにしたので、印字をする際には、インククリーニングを終えた状態を確保することができる。その結果、従来のように、印字直前にインククリーニングを行う必要がなくなり、印刷スループットを向上させることができる。
【0018】
上記第2の発明において、その好ましい態様は、前記コントローラは、前記ホストコンピュータ起動時において、前回のインククリーニングが該ホストコンピュータ起動時に行われ、且つ、前回のインククリーニングから印字履歴がない場合は、前記印刷部にインククリーニングを実行させないことを特徴とする。
【0019】
上記の態様によれば、ホストコンピュータのオンオフを頻繁に行い、且つ、プリンタの使用頻度が少ないユーザに対しては、過度のインククリーニングを行わず、インククリーニングによるインク寿命の低下を防ぐことができる。
【0020】
更に、上記の態様において、その好ましい態様は、前記コントローラは、更に、印字直前、前記プリンタドライバから供給される時間が前回のインククリーニング時間から所定時間経過している場合に、前記印刷部にインククリーニングを実行させることを特徴とする。
【0021】
上記の態様によれば、ホストコンピュータのオンオフを頻繁に行い、且つ、プリンタの使用頻度が少ないユーザに対しては、過度のインククリーニングを行わずに、印字直前にインククリーニングを実行することができる。
【0022】
上記の目的を達成するために、本発明の第3の側面は、印刷部を有し、印字データに従って所定の画像を記録用紙に印刷するプリンタと、該プリンタに前記印字データを供給するプリンタドライバを記録した記録媒体とを有する印刷システムにおいて、前記プリンタドライバは、前記プリンタ起動時、該プリンタに時間を供給する処理手順をホストコンピュータに実行させるプログラムを有し、前記プリンタは、該プリンタ起動時、前記プリンタドライバから供給される時間が前回のインククリーニング時間から所定時間経過している場合に、前記印刷部にインククリーニングを実行させるコントローラを有することを特徴とする。
【0023】
上記第3の発明によれば、プリンタ起動時、プリンタにインククリーニングを実行させるようにしたので、ホストコンピュータの起動後にプリンタを起動させるユーザに対しても、印字をする際、インククリーニングを終えた状態を確保することができる。その結果、従来のように、印字直前にインククリーニングを行う必要がなくなり、印刷スループットを向上させることができる。
【0024】
上記第3の発明において、その好ましい態様は、前記コントローラは、前記プリンタ起動時において、前回のインククリーニングが該プリンタ起動時に行われ、且つ、前回のインククリーニングから印字履歴がない場合は、前記印刷部にインククリーニングを実行させないことを特徴とする。
【0025】
上記の態様によれば、プリンタのオンオフを頻繁に行い、且つ、プリンタの使用頻度が少ないユーザに対しては、過度のインククリーニングを行わず、インククリーニングによるインク寿命の低下を防ぐことができる。
【0026】
更に、上記の態様において、その好ましい態様は、前記コントローラは、更に、印字直前、前記プリンタドライバから供給される時間が前回のインククリーニング時間から所定時間経過している場合に、前記印刷部にインククリーニングを実行させることを特徴とする。
【0027】
上記の態様によれば、プリンタのオンオフを頻繁に行い、且つ、プリンタの使用頻度が少ないユーザに対しては、過度のインククリーニングを行わずに、印字直前にインククリーニングを実行することができる。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態例を説明する。しかしながら、かかる実施の形態例が、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
【0029】
図1は、本発明を適用した印刷システムの一実施の形態の構成を示すブロック図である。インクジェットプリンタ2は、ホスト側のパーソナルコンピュータ1とプリンタケーブル3を介して接続されており、インクジェットプリンタ2は、ホストコンピュータ1から供給される印字データDに従って所定の画像を図示せぬ記録用紙に印刷する。
【0030】
タイマ12は、電源11の起動に同期して時間tを送信部14に供給するとともに、従来と同様、印字直前にも時間tを送信部14に供給する。トリガ生成部13は、電源11の起動に同期してトリガ信号Tを生成し、送信部14に供給するとともに、従来と同様、印字直前にもトリガ信号Tを送信部14に供給する。送信部14は、供給された時間t及びトリガ信号Tを、プリンタケーブル3を介してインクジェットプリンタ2に供給する。これらの時間t及びトリガ信号Tは、インクジェットプリンタ2において、インククリーニングを行うか否かを判断するときに使用される。
【0031】
ホストコンピュータ1には、インクジェットプリンタ2における印刷を制御するためのプログラムであるプリンタドライバ15が予めインストールされている。インクジェットプリンタ2は、プリンタドライバ15からの指示に従って印刷を開始する。
【0032】
インクジェットプリンタ2は、コントローラ21と印刷部22とから構成されており、印刷部22はコントローラ21の指示に従って、印字データDに従う画像を印刷する。コントローラ21は、制御部31と不揮発性メモリ32とから構成されている。不揮発性メモリ32には予め設定時間TSが格納されており、前回のインククリーニング時間が順次更新され、記憶される。ホストコンピュータ1からトリガ信号T及び時間tが供給されると、制御部31は、前回のインククリーニング時間、時間t及び設定時間TSに基づいて、インククリーニングを実行するか否かを判定する。
【0033】
図1のインクジェットプリンタ2において、第1の特徴となるのは、ホストコンピュータ1起動時、ホストコンピュータ1から供給される時間tが前回のインククリーニング時間から所定時間経過している場合、コントローラ21が印刷部22にインククリーニングを実行させるようにしたことにある。
【0034】
これにより、インクジェットプリンタ2において、通常印字をする際には、インククリーニングを終えた状態を確保することができる。その結果、従来のように、印字直前にインククリーニングを行う必要がなくなり、印刷時のスループットを向上させることができる。
【0035】
図1のインクジェットプリンタ2において、第2の特徴となるのは、ホストコンピュータ1起動時において、前回のインククリーニングがホストコンピュータ1の起動時に行われ、且つ、前回のインククリーニングから現在まで印字履歴がない場合、コントローラ21が印刷部22にインククリーニングを実行させないようにしたことにある。
【0036】
これにより、ホストコンピュータ1の電源11のオンオフを頻繁に行い、且つ、インクジェットプリンタ2の使用頻度が少ないユーザに対しては、過度のインククリーニングを行わず、インククリーニングによるインク寿命の低下を防ぐことができる。
【0037】
図1のインクジェットプリンタ2において、第3の特徴となるのは、ホストコンピュータ1の起動時にインククリーニングを実行しなかった場合において、印字直前、ホストコンピュータ1から供給される時間tが前回のインククリーニング時間から所定時間経過しているとき、コントローラ21が印刷部22にインククリーニングを実行させるようにしたことにある。
【0038】
これにより、ホストコンピュータ1の電源11のオンオフを頻繁に行い、且つ、インクジェットプリンタ2の使用頻度が少ないユーザに対しては、過度のインククリーニングを行わずに、印字直前にインククリーニングを実行することができる。
【0039】
図2は、印刷部22内のインクノズル機構を説明するための図である。図2に示される通り、印字またはインククリーニングを行う場合には、制御部31から制御信号41が与えられる。制御信号41が与えられると、スイッチ42がオンして圧電素子43に所定の電圧が印加され、圧電素子43が変形する。圧電素子43が変形すると、インクカートリッジ44内のインク45がインクノズル46から押し出され、インクドット47として噴射される。ところで、前述した通り、長時間印字しないと、インクノズル46内のインクが固まり、目詰まりを起こしてしまう。従って、印字時にこの目詰まりを解消しておくために、インククリーニングが必要になる。インククリーニングを実行させる制御部31は、インクドット47を噴射して、目詰まりを解消するタイミングを制御している。
【0040】
図3は、図1の印刷システムのホスト側とプリンタ側の処理動作を説明するためのフローチャートである。図3(A)は、ホスト側の処理動作を説明するためのフローチャートである。一方、図3(B)は、プリンタ側におけるホストコンピュータ1起動時のインククリーニング処理を説明するためのフローチャートである。尚、ここでは、インクジェットプリンタ2の電源は入れっぱなしで、ホストコンピュータ1の電源のみをオンオフさせることを前提にする。
【0041】
図4は、図1の印刷システムのホスト側とプリンタ側のタイミングチャートである。図4(A)はホスト側のタイミングを、図4(B)はプリンタ側のタイミングをそれぞれ示している。図4(A)及び(B)の横軸は、それぞれ時間tを示している。
【0042】
先ず、ホスト側の処理動作について、図3(A)に基づいて説明する。ユーザによりホストコンピュータ1の電源11がオンされる(ステップS1)と、タイマ12及びトリガ生成部13は、それぞれ電源11の起動に同期して時間t1及びトリガ信号T1を送信部14に供給する。そして、送信部14は、図4の51のタイミングで時間t1及びトリガ信号T1をインクジェットプリンタ2に送信する(ステップS2)。このステップS2は、従来行っていなかった処理である。
【0043】
次に、ホストコンピュータ1において、印字データが生成され(ステップS3)、ユーザにより印刷が指示されると、送信部14は、従来通り、図4の53のタイミングで、印字データDとともに時間t2及びトリガ信号T2をインクジェットプリンタ2に送信する(ステップS4)。そして、ステップS5に進む。
【0044】
ステップS5において、制御部15は作業が終了であるか否かの判定を行う。ユーザによりホストコンピュータ1における作業の終了が指示されると、ステップS5において、終了であると判定され、制御部15は電源11をオフにして処理動作は終了される。ユーザにより作業の終了が指示されないときは、ステップS5からステップS3に戻り、それ以降の処理が繰り返し実行される。
【0045】
次に、ホストコンピュータ1起動時のプリンタ側におけるインククリーニング処理について、図3(B)に基づいて説明する。先ず、前提として、ユーザによりインクジェットプリンタ2の電源がオン(ステップS11)にされている。そして、制御部31は、ホストコンピュータ1の起動時、トリガ信号T1及び時間t1を受信したか否かを判定する(ステップS12)。ステップS12において、トリガ信号T1及び時間t1を受信していないと判定された場合、制御部31は受信するまで待ち続ける。
【0046】
ステップS12において、トリガ信号T1及び時間t1を受信したと判定された場合、制御部31は、不揮発性メモリ32に予め格納されている設定時間tS及び前回のインククリーニング時間t0を読み出す(ステップS13)。そして、制御部31は、t1−t0>tSであるか否かを判定する(ステップS14)。この判定は、ホストコンピュータ1起動時の時間t1が前回のインククリーニング時間t0から設定時間tS経過しているか否かを判定するために行われる。
【0047】
ステップS14において、t1−t0>tSであると判定された場合、即ち、ホストコンピュータ1の起動時の時間t1が前回のインククリーニング時間t0から設定時間tS経過していると判定された場合、制御部31は印刷部22にインククリーニングを実行させる(ステップS15)。そして、制御部31は、不揮発性メモリ32に記憶している前回のインククリーニング時間t0をt1に更新し(ステップS16)、ホストコンピュータ1から印字データDが供給されるのを待機する(ステップS17)。
【0048】
これに対し、ステップS14において、t1−t0>tSでないと判定された場合、即ち、ホストコンピュータ1の起動時の時間t1が前回のインククリーニング時間t0から設定時間tS経過していないと判定された場合、制御部31は印刷部22にインククリーニングを実行させないで、ステップS17に進み、待機する。
【0049】
以上説明したように、ホストコンピュータ1の起動時の時間t1が前回のインククリーニング時間t0から設定時間tS経過している場合、インクジェットプリンタ2にインククリーニングを実行させるようにしたので、印字をする際には、ほとんどの場合において、インククリーニングを終えた状態を確保することができる。その結果、従来のように、印字直前にインククリーニングを行う必要がなくなり、印刷スループットを向上させることができる。
【0050】
図5は、プリンタ側における印字時のインククリーニング処理を説明するためのフローチャートである。図5の処理は図3(B)のステップS17に続く処理で、前述したように、通常はホスト起動時にインククリーニングが行われるので、ここでのインククリーニングは行われない。従って、印刷スループットが向上する。
【0051】
ホストコンピュータ1において、ユーザにより印刷が指示されると、制御部31は、送信部14から印字データDとともにトリガ信号T2及び時間t2を受け取り(ステップS21)、給紙が行われる(ステップS22)。
【0052】
トリガ信号T2を受け取ると、制御部31は、不揮発性メモリ32に予め格納されている設定時間tS及び前回のインククリーニング時間t1(またはt0)を読み出す(ステップS23)。そして、制御部31は、t2−t1(またはt0)>tSであるか否かを判定する(ステップS24)。この判定は、図4に示すように、時間t2が前回のインククリーニング時間t1(またはt0)から設定時間tS経過しているか否かを判定するために行われる。
【0053】
ステップS24において、t2−t1(またはt0)>tSであると判定された場合、即ち、時間t2が前回のインククリーニング時間t1(またはt0)から設定時間tS経過していると判定された場合、制御部31は印刷部22にインククリーニングを実行させる(ステップS25)。そして、制御部31は、不揮発性メモリ32に記憶している前回のインククリーニング時間t1(またはt0)をt2に更新し(ステップS26)、ステップS27に進む。
【0054】
これに対し、ステップS24において、t2−t1(またはt0)>tSでないと判定された場合、即ち、時間t2が前回のインククリーニング時間t1(またはt0)から設定時間tS経過していないと判定された場合、制御部31は印刷部22にインククリーニングを実行させないで、ステップS27に進む。
【0055】
ステップS27において、制御部31は、供給された印字データDに従う画像を印刷部22に印刷させる。そして、印刷が終了すると、制御部31は、印字したこと(印字履歴)を不揮発性メモリ32に記憶させ(ステップS28)、記録用紙が排紙される(ステップS29)。そして、ステップS21に戻り、それ以降の処理が繰り返し実行される。
【0056】
上述の第1の実施の形態では、ほとんどの場合、ホストコンピュータ1の起動時にインククリーニングが行われるため、印字直前のインククリーニングは行われない。従って、印刷スループットを向上させることができる。
【0057】
ところで、前述のホストコンピュータ1の起動時のインククリーニング処理(図3(B)参照)では、設定時間tS以外には特に制限を設けていないため、例えば、ホストコンピュータ1のオンオフを頻繁に行い、且つ、プリンタ2の使用頻度が少ないユーザに対して、あまり印字を行わないにも関わらず、ホストコンピュータ1起動時の過度なインククリーニングによりインク寿命が低下するという問題がある。
【0058】
次に、この問題を解決する第2の実施の形態について、図6のフローチャートを参照しながら説明する。図6は、図3(B)のホストコンピュータ1起動時のインククリーニング処理に制限を設けた場合のフローチャートである。具体的には、ホストコンピュータ1のオンオフを頻繁に行い、且つ、プリンタ2の使用頻度が少ないユーザに対しては、ホストコンピュータ1起動時のインククリーニングは行わないようにし、印字直前にインククリーニングを行わせるようにしたものである。これにより、印刷スループットは従来のままとなるが、過度なインククリーニングによるインク寿命の低下を防ぐことができる。
【0059】
図6の処理は、前述の図3(B)の処理に新たにステップS12aとステップS16aの処理を追加したもので、それ以外のステップS11乃至ステップS17の処理については、前述した通りであるので説明は省略する。
【0060】
ホストコンピュータ1起動時、ホストコンピュータ1からトリガ信号T1及び時間t1を供給されると(ステップS12)、制御部31は、不揮発性メモリ32にアクセスし、前回のインククリーニングはホストコンピュータ1起動時に行われ、且つ、前回のインククリーニングから現在まで印字履歴があるか否かを判定する(ステップS12a)。
【0061】
ステップS12aにおいて、前回のインククリーニングはホストコンピュータ1起動時に行われ、且つ、前回のインククリーニングから現在まで印字履歴がないと判定された場合、前述のインククリーニングは行わない。従って、インクジェットプリンタ2の使用頻度が少ないユーザに対しては、印字直前にインククリーニングが行われる。
【0062】
一方、ステップS12aにおいて、前回のインククリーニングはホストコンピュータ1起動時に行われ、且つ、前回のインククリーニングから現在までの間に印字履歴がない場合に該当しないと判定された場合、前述のステップS13乃至ステップS16の処理が行われる。即ち、T1−T0>TSの時に、ホストコンピュータ1起動時のインククリーニング処理が行われる。実際に、インククリーニングが行われた場合、更に、ステップS16aにおいて、制御部31は、前回のインククリーニングはホストコンピュータ1起動時に行われたことを不揮発性メモリ32に記憶させる。
【0063】
図6の処理が終了し、プリンタドライバ15から印刷の開始が指示されると、プリンタ側では前述の図5の処理が行われる。図6の処理において、ホストコンピュータ1起動時にインククリーニングが行われなかった場合は、図5の処理において、印字直前にインククリーニングが行われる。これにより、ホストコンピュータ1の電源のオンオフを頻繁に行い、且つ、インクジェットプリンタ2の使用頻度が少ないユーザに対しては、ホストコンピュータ1起動時の過度なインククリーニングを行わずに、印字直前にインククリーニングを行うことができる。
【0064】
図7は、上記第1及び第2の実施の形態において、ホストコンピュータ1起動時のインククリーニングがいつ行われるかを示している。但し、図7の例では、前提条件として、オフィスにおいて、毎日帰宅時、ホストコンピュータ1をオフにするものとし、インクジェットプリンタ2はオンにしたままとする。また、設定時間TSは48時間に設定されているものとする。
【0065】
図7の例では、ホストコンピュータ1は月曜日から土曜日まで毎日起動され、インクジェットプリンタ2における印刷は火曜日と土曜日に行われている。第1の実施の形態では、ホストコンピュータ1の起動時にインククリーニングを行うか否かは、前回のインククリーニング時間から設定時間TS経過しているか否かにより決定される。従って、月曜日にホストコンピュータ1起動時のインククリーニングを行ったとすると、その後のインククリーニングは、48時間経過した水曜日の起動時に行われ、更に48時間経過した金曜日の起動時に行われる。
【0066】
一方、第2の実施の形態では、前述の通り、ホストコンピュータ1の起動時にインククリーニングを行うか否かは、プリンタ2での印字履歴が関係してくる。例えば、第1の実施の形態と同様、月曜日にホストコンピュータ1起動時のインククリーニングを行ったとすると、火曜日は設定時間TSを経過していないので、ホストコンピュータ1起動時のインククリーニングは行われない。水曜日は、火曜日に印字履歴があり、且つ、設定時間TSを経過しているので、ホストコンピュータ1起動時のインククリーニングが行われる。
【0067】
木曜日は、前回(水曜日)のインククリーニングがホストコンピュータ1の起動時に行われ、且つ、前回(水曜日)のインククリーニングから印字履歴がないので、ホストコンピュータ1起動時のインククリーニングは行われない。金曜日は、前回(水曜日)のインククリーニングがホストコンピュータ1の起動時に行われ、且つ、前回(水曜日)のインククリーニングから印字履歴がないので、ホストコンピュータ1起動時のインククリーニングは行われない。土曜日は、金曜日と同様に、ホストコンピュータ1の起動時には行われず、前回(水曜日)のインククリーニングから設定時間TS経過しているので、印字直前にインククリーニングが行われる。
【0068】
前述したように、第1の実施の形態では、金曜日にホストコンピュータ1起動時のインククリーニングが行われているが、第2の実施の形態では、金曜日にホストコンピュータ1起動時のインククリーニングが行われていない。第2の実施の形態では、ホストコンピュータ1起動時のインククリーニングに制限を設けるようにしたので、第1の実施の形態に比べて、インククリーニングの回数を減らすことができる。これにより、ホストコンピュータ1起動時の過度なインククリーニングによるインク寿命の低下を防ぐことができる。但し、土曜日のように、印字直前にはインククリーニングを行う。
【0069】
以上説明したように、第1及び第2の実施の形態において、ホストコンピュータ1起動時のインククリーニングは、プリンタ2の電源を入れたままにしてホストコンピュータ1を起動させることを前提にしているため、例えば、ホストコンピュータ1を起動させた後に、プリンタ2を起動させるような場合、ホストコンピュータ1起動時のインククリーニングは行われない。従って、この場合、インククリーニングは、印字直前に行われる。このため、ホストコンピュータ1を起動させてからプリンタ2を起動させた場合、印刷時のスループットは従来のままとなる。これを解決する第3の実施の形態について、以下に説明する。
【0070】
第3の実施の形態の特徴は、前述の第1及び第2の実施の形態において、更に、プリンタ2起動時にもインククリーニング処理を行うようにしたことにある。これにより、ホストコンピュータ1の起動後にプリンタ2を起動させるユーザに対しても、印字をする際、インククリーニングを終えた状態を確保することができる。その結果、従来のように、印字直前にインククリーニングを行う必要がなくなり、印刷時のスループットを向上させることができる。
【0071】
第3の実施の形態では、第1及び第2の実施の形態と異なり、ホストコンピュータ1にインストールされているプリンタドライバ15が、常にインクジェットプリンタ2を監視している。これにより、プリンタドライバ15は、インクジェットプリンタ2の起動を検出することができることになる。プリンタドライバ15は、インクジェットプリンタ2の起動を検出すると、プリンタ2起動時のトリガ信号T及び時間tをインクジェットプリンタ2に送信する。インクジェットプリンタ2は、トリガ信号T及び時間tを受け取ると、前述のインククリーニング処理を実行する。
【0072】
次に、第3の実施の形態におけるホスト側とプリンタ側の処理動作について、図3、図5及び図6を参照しながら簡単に説明する。先ず、ホスト側の処理について、図3(A)を参照しながら説明する。第3の実施の形態では、プリンタ2の起動時にトリガ信号T及び時間tを送信するようにしたので、ステップS1において、プリンタドライバ15がインクジェットプリンタ2の起動を検出し、ステップS2において、送信部14がプリンタ2起動時のトリガ信号T1及び時間t1をプリンタ2に送信する。ステップS1を除いたステップS2乃至ステップS6の処理については、前述した通りであるので説明は省略する。
【0073】
プリンタ側の処理は、前述の図3(B)、図5、図6と同じであるので説明は省略する。但し、図6のステップS12a及びステップS16aの「ホスト起動時」が「プリンタ起動時」に変更される。
【0074】
尚、本発明の保護範囲は、上記の実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された発明とその均等物に及ぶものである。
【0075】
【発明の効果】
以上の如く、本発明によれば、ホストコンピュータ起動時、又はプリンタ起動時、プリンタにインククリーニングを実行させるようにしたので、印字をする際には、インククリーニングを終えた状態を確保することができる。その結果、従来のように、印字直前にインククリーニングを行う必要がなくなり、印刷時のスループットを向上させることができる。
【0076】
また、本発明によれば、ホストコンピュータ起動時又はプリンタ起動時において、前回のインククリーニングがホストコンピュータ起動時又はプリンタ起動時に行われ、且つ、前回のインククリーニングから現在まで印字履歴がない場合、インククリーニングを実行しないようにしたので、ホストコンピュータ又はプリンタのオンオフを頻繁に行い、且つ、プリンタの使用頻度が少ないユーザに対しては、ホストコンピュータ起動時又はプリンタ起動時の過度なインククリーニングによるインク寿命の低下を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した印刷システムの一実施の形態の構成を示すブロック図である。
【図2】図1のインクジェットプリンタ2内のインクノズル機構を説明するための図である。
【図3】ホストコンピュータ起動時のホスト側とプリンタ側の処理を説明するためのフローチャートである。
【図4】ホストコンピュータ起動時のインククリーニングを説明するためのタイミングチャートである。
【図5】印字直前のインククリーニング処理を説明するためのフローチャートである。
【図6】第2の実施の形態を説明するためのフローチャートである。
【図7】第1及び第2の実施の形態において、ホストコンピュータ起動時のインククリーニングがいつ行われるかを説明するための図である。
【図8】従来の印字直前のインククリーニングを説明するためのタイミングチャートである。
【符号の説明】
1 ホストコンピュータ
2 インクジェットプリンタ
3 プリンタケーブル
11 電源
12 タイマ
13 トリガ生成部
14 送信部
15 プリンタドライバ
21 コントローラ
22 印刷部
31 制御部
32 不揮発性メモリ
46 インクノズル
47 インクドット

Claims (2)

  1. 印刷部を有し、ホストコンピュータから供給される印字データに従って所定の画像を記録用紙に印刷するプリンタにおいて、
    前記ホストコンピュータ起動時、該ホストコンピュータから供給される時間が前回のインククリーニング時間から所定時間経過している場合に、前記印刷部にインククリーニングを実行させるコントローラを有し、
    前記コントローラは、前記ホストコンピュータ起動時において、前回のインククリーニングが該ホストコンピュータ起動時に行われ、且つ、前回のインククリーニングから印字履歴がない場合は、前記印刷部にインククリーニングを実行させず、
    前記コントローラは、更に、印字直前、前記ホストコンピュータから供給される時間が前回のインククリーニング時間から所定時間経過している場合に、前記印刷部にインククリーニングを実行させる
    ことを特徴とするプリンタ。
  2. 印刷部を有し、印字データに従って所定の画像を記録用紙に印刷するプリンタと、該プリンタに前記印字データを供給するプリンタドライバを記録した記録媒体とを有する印刷システムにおいて、
    前記プリンタドライバは、ホストコンピュータ起動時、前記プリンタに時間を供給する処理手順を前記ホストコンピュータに実行させるプログラムを有し、
    前記プリンタは、前記ホストコンピュータ起動時、前記プリンタドライバから供給される時間が前回のインククリーニング時間から所定時間経過している場合に、前記印刷部にインククリーニングを実行させるコントローラを有し、
    前記コントローラは、前記ホストコンピュータ起動時において、前回のインククリーニングが該ホストコンピュータ起動時に行われ、且つ、前回のインククリーニングから印字履歴がない場合は、前記印刷部にインククリーニングを実行させず、
    前記コントローラは、更に、印字直前、前記プリンタドライバから供給される時間が前回のインククリーニング時間から所定時間経過している場合に、前記印刷部にインククリーニングを実行させる
    ことを特徴とする印刷システム。
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