JP7047948B2 - 印刷装置、印刷方法、及び、プログラム - Google Patents

印刷装置、印刷方法、及び、プログラム Download PDF

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Description

本発明は、長尺状の被印刷媒体に印刷を行う、印刷装置、印刷方法、及びプログラムに関する。
従来、長尺状の被印刷媒体に対し、任意の文字、絵、図形等の印刷を行ってから長尺状の被印刷媒体を切断することでラベルを作成するラベルプリンタが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007-176052号公報
上記のラベルプリンタ等の印刷装置では、被印刷媒体に印刷を行う印刷部と、被印刷媒体を切断する切断部との間に間隔があるため、印刷物には、所定の印刷内容の印刷が行われる印刷物本体とは別に、上記の間隔に起因する余白が生じる。なお、印刷物本体と余白とは、被印刷媒体を構成する基材及び剥離紙のうち基材のみをカットするハーフカットが行われることで区切られている。ユーザが印刷物本体を貼り付け領域に貼り付ける場合には、印刷物本体の基材から剥離紙を剥がしてから貼り付け領域に貼り付けることになる。
ところで、印刷物本体の寸法と貼り付け領域との寸法は通常一致しないため、印刷物本体を貼り付け領域内の所定の位置に貼り付ける場合には、ユーザは、例えば、貼り付け領域の寸法、及び、印刷物作成後の印刷物本体の寸法を測定し、その測定結果に基づき印刷物本体を貼り付ける際の目印をユーザ自身で貼り付け領域につけて、その目印に合わせて印刷物本体を貼り付けるということが行われていた。このように、印刷物本体を貼り付け領域内の所望の位置に位置決めして貼り付けるためには手間のかかる作業が必要となっていた。
本発明の目的は、印刷物の余白部分を利用して、印刷物本体を貼り付け領域の所望の位置に容易に位置決めすることができる、印刷装置、印刷方法、及びプログラムを提供することである。
1つの態様では、印刷装置は、長尺状の被印刷媒体を該被印刷媒体の長さ方向に搬送する搬送手段と、前記被印刷媒体に印刷を行う印刷手段と、前記被印刷媒体を切断する切断手段と、前記切断手段により前記被印刷媒体を切断させることにより、前記印刷手段による前記印刷が行われた印刷物本体と、前記印刷物本体を貼り付け領域に貼り付ける際に、前記貼り付け領域に対する前記印刷物本体の貼り付け位置決めに使用することができる少なくとも1つの貼り付け位置決め部とを、含む印刷物が形成されるように制御する制御手段と、前記貼り付け領域の、前記印刷物本体の前記長さ方向及び前記長さ方向に直交する幅方向の少なくとも一方に沿った寸法が入力される入力手段と、を備え、前記制御手段は、前記貼り付け領域の前記寸法と前記印刷物本体の寸法とに基づき、前記少なくとも1つの貼り付け位置決め部の前記長さ方向に沿った長さを算出する。
他の1つの態様では、印刷装置は、長尺状の被印刷媒体を該被印刷媒体の長さ方向に搬送する搬送手段と、前記被印刷媒体に印刷を行う印刷手段と、前記被印刷媒体を切断する切断手段と、前記切断手段により前記被印刷媒体を切断させることにより、前記印刷手段による前記印刷が行われた印刷物本体と、前記印刷物本体を貼り付け領域に貼り付ける際に、前記貼り付け領域に対する前記印刷物本体の貼り付け位置決めに使用することができる少なくとも1つの貼り付け位置決め部とを、含む印刷物が形成されるように制御する制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記貼り付け位置決め部を予め定められた長さで複数形成するように制御し、前記印刷物の1つ前に作成される他の印刷物を前記切断手段が切り離す前に、前記印刷物の前記複数の貼り付け位置決め部が形成される予定の複数の箇所のそれぞれに前記印刷手段により当該貼り付け位置決め部の寸法を印刷するように、前記印刷手段の制御を行う。
また、他の1つの態様では、印刷装置は、長尺状の被印刷媒体を該被印刷媒体の長さ方向に搬送する搬送手段と、前記被印刷媒体に印刷を行う印刷手段と、前記被印刷媒体を切断する切断手段と、前記切断手段により前記被印刷媒体を切断させることにより、前記印刷手段による前記印刷が行われた印刷物本体と、前記印刷物本体を貼り付け領域に貼り付ける際に、前記貼り付け領域に対する前記印刷物本体の貼り付け位置決めに使用することができる少なくとも1つの貼り付け位置決め部とを、含む印刷物が形成されるように制御する制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記印刷手段と前記切断手段との間にある間隔に起因して前記印刷物本体とは別に生じる前記印刷物の余白部分に、前記貼り付け位置決め部の少なくとも一部が含まれる前記印刷物が形成されるように、かつ、前記貼り付け位置決め部を予め定められた長さで複数形成するように、前記搬送手段、前記印刷手段、及び前記切断手段を制御する。
本発明によれば、印刷物の余白部分を利用して、印刷物本体を貼り付け領域の所望の位置に容易に位置決めすることができる。
一実施の形態に係る印刷装置を示す斜視図である。 一実施の形態に係る印刷装置に収納されるカセットを示す斜視図である。 一実施の形態に係る印刷装置のカセット収納部を示す斜視図である。 一実施の形態に係る印刷装置のカセット収納部を示す断面図である。 一実施の形態に係る印刷装置を示す制御ブロック図である。 一実施の形態における印刷物本体及び貼り付け領域の寸法を説明するための説明図である。 一実施の形態に係る印刷方法を説明するためのフローチャートである。 一実施の形態に係る印刷方法を説明するための説明図である。 一実施の形態における印刷物を示す図である。 一実施の形態における印刷物本体の貼り付け領域に対する貼り付ける手順を説明するための説明図(その1)である。 一実施の形態における印刷物本体の貼り付け領域に対する貼り付ける手順を説明するための説明図(その2)である。 一実施の形態における印刷物本体の貼り付け領域に対する貼り付ける手順を説明するための説明図(その3)である。 一実施の形態における印刷物本体の貼り付け領域に対する貼り付ける手順を説明するための説明図(その4)である。 一実施の形態の第1変形例における印刷物を示す図である。 一実施の形態の第2変形例における印刷物を示す図である。 一実施の形態の第3変形例における印刷物を示す図である。 一実施の形態の第4変形例における印刷物を示す図である。
以下、本発明の実施の形態に係る印刷装置について、図面を参照しながら説明する。図1は、一実施の形態に係る印刷装置1を示す斜視図である。
印刷装置1は、長尺状の被印刷媒体Mに印刷を行う装置であり、例えば、サーマルヘッドを備えるラベルプリンタである。以降では、インクリボンを使用する熱転写方式のラベルプリンタを例にして説明するが、印刷方式は特に限定されない。例えば、感熱紙に印刷を行う印刷装置であってもよいし、インクジェット印刷を行う印刷装置であってもよい。図2に示すように、被印刷媒体Mは、接着層を有する基材Maと、接着層を覆うように剥離可能に基材Maに貼付された剥離紙Mbと、を有する例えばテープ部材である。
印刷装置1は、図1に示すように、開閉蓋18及びカセット収納部19を有する装置筐体2と、入力部3と、表示部4と、を備える。装置筐体2の上面には、入力部3、表示部4、及び開閉蓋18が配置されている。また、図示しないが、装置筐体2には、電源コード接続端子、外部機器接続端子、記憶媒体挿入口等が設けられている。
入力部3は、入力キー、十字キー、変換キー、決定キーなどの種々のキーを備える。表示部4は、例えば液晶表示パネルであり、入力部3からの入力に対応する文字等、各種設定のための選択メニュー、各種処理に関するメッセージ等を表示する。また、印刷中には、被印刷媒体Mへの印刷が指示された文字や図形等の内容(以降、印刷内容と記す)が表示され、印刷処理の進捗状況が表示されてもよい。なお、表示部4にはタッチパネルユニットが設けられていてもよく、その場合、表示部4を入力部3の一部として看做してもよい。
開閉蓋18は、カセット収納部19の上部に設けられ、カセット収納部19を開閉可能に覆う。開閉蓋18は、ボタン18aを押下されることにより開放される。開閉蓋18には、この開閉蓋18が閉じた状態でもカセット収納部19にカセット30(図2参照)が収納されているか否かを目視で確認可能とするために、窓18bが形成されている。また、装置筐体2の側面には、排出口2aが形成されている。印刷装置1内で印刷が行われた被印刷媒体Mは、排出口2aから装置外へ排出される。
図2は、印刷装置1に収納されるカセット30を示す斜視図である。
図3は、印刷装置1のカセット収納部19を示す斜視図である。
図4は、印刷装置1のカセット収納部19を示す断面図である。
図2に示すカセット30は、被印刷媒体Mを収容し、図3に示すカセット収納部19に着脱自在に収納される。図4には、カセット30がカセット収納部19に収納された状態が示されている。カセット30は、図2に示すように、サーマルヘッド被挿入部36及び係合部37が形成された、被印刷媒体M及びインクリボンRを収容するカセットケース31を有する。
さらに、カセットケース31には、テープコア32とインクリボン供給コア34とインクリボン巻取りコア35とが設けられている。被印刷媒体Mは、カセットケース31内部のテープコア32にロール状に巻かれている。また、熱転写用のインクリボンRは、その先端がインクリボン巻取りコア35に巻きつけられた状態で、カセットケース31内部のインクリボン供給コア34にロール状に巻かれている。
装置筐体2のカセット収納部19には、図3に示すように、カセット30を所定の位置に支持するための複数のカセット受け部20が設けられている。また、カセット受け部20には、被印刷媒体Mの幅を検出する幅検出機構の一例であるテープ幅検出スイッチ24が設けられている。カセット収納部19は、被印刷媒体Mの幅が異なる複数種類のカセット30を選択的に収納可能であるため、テープ幅検出スイッチ24は、カセット30の形状(カセット30に設けられた凹凸の形状)に基づいて、被印刷媒体Mの幅を検出し、検出された被印刷媒体Mの幅を示すセンサ信号を出力する。
カセット収納部19には、さらに、被印刷媒体Mに印刷を行うサーマルヘッド10と、被印刷媒体Mを所定の搬送方向Cに搬送するプラテンローラ21と、テープコア係合軸22と、インクリボン巻取り駆動軸23と、が設けられている。なお、サーマルヘッド10は、被印刷媒体Mに印刷を行う印刷部の一例である。また、プラテンローラ21は、被印刷媒体Mを、この被印刷媒体Mの長さ方向(搬送方向C)に搬送する搬送部の一例である。
カセット30がカセット収納部19に収納された状態では、図4に示すように、カセットケース31に設けられた係合部37がカセット収納部19に設けられたカセット受け部20に支持されて、サーマルヘッド10がカセットケース31に形成されたサーマルヘッド被挿入部36に挿入される。また、テープコア係合軸22には、カセット30のテープコア32が係合し、さらに、インクリボン巻取り駆動軸23には、インクリボン巻取りコア35が係合する。
印刷装置1に印刷指示が入力されると、被印刷媒体Mは、プラテンローラ21の回転によりテープコア32から繰り出される。この際、インクリボン巻取り駆動軸23がプラテンローラ21に同調して回転することで、被印刷媒体MとともにインクリボンRがインクリボン供給コア34から繰り出される。これにより、被印刷媒体MとインクリボンRとが重なった状態で搬送方向Cに搬送される。そして、サーマルヘッド10とプラテンローラ21との間を通過する際にインクリボンRがサーマルヘッド10によって加熱されることで、インクが被印刷媒体Mに転写され、印刷が行われる。
サーマルヘッド10とプラテンローラ21の間を通過した使用済みのインクリボンRは、インクリボン巻取りコア35に巻き取られる。一方、サーマルヘッド10とプラテンローラ21との間を通過した印刷済みの被印刷媒体Mは、後述するフルカット機構16及びハーフカット機構17で切断され、排出口2aから排出される。
図5は、印刷装置1を示す制御ブロック図である。
印刷装置1は、上述の入力部3、表示部4、サーマルヘッド10、フルカット機構(切断部)16、ハーフカット機構(切断部)17、プラテンローラ21、及びテープ幅検出スイッチ24に加えて、制御部5、ROM(Read Only Memory)6、RAM(Random Access Memory)7、表示部駆動回路8、ヘッド駆動回路9、搬送用モータ駆動回路11、ステッピングモータ12、カッターモータ駆動回路14、及びカッターモータ15を備える。なお、制御部5、ROM6、及びRAM7は、印刷装置1のコンピュータを構成する。
制御部5は、例えばCPU(Central Processing Unit)などのプロセッサを含む。制御部5は、ROM6に記憶されているプログラムをRAM7に展開し実行することで、印刷装置1の各部の動作を制御する。制御部5は、例えば、ヘッド駆動回路9を介してサーマルヘッド10が有する発熱素子の通電を制御する。また、制御部5は、搬送用モータ駆動回路11及びステッピングモータ12を介してプラテンローラ21を制御する。更には、制御部5は、カッターモータ駆動回路14及びカッターモータ15を介してフルカット機構16及びハーフカット機構17を制御する。
ROM6は、例えばフラッシュメモリであり、被印刷媒体Mに印刷を行う印刷プログラム、及び印刷プログラムの実行に必要な各種データ(例えば、フォント等)を記憶する。また、ROM6は、制御部5によって読取り可能なプログラムが記憶された記憶媒体としても機能する。
RAM7は、印刷についての情報(以降、印刷情報と記す)を記憶する入力データメモリとして機能する。また、RAM7は、印刷情報に基づいて生成される、被印刷媒体Mに形成すべき印刷内容を示すデータ(以降、印刷データと記す)を記憶する印刷データメモリとしても機能する。さらに、RAM7は、印刷情報に基づいて生成される、表示用データを記憶する表示データメモリとしても機能する。なお、印刷装置1は、別体のコンピュータから印刷情報又は印刷データを受信してもよく、この場合の受信部は入力部と看做すことができる。
表示部駆動回路8は、RAM7に記憶された表示用データに基づいて表示部4を制御する。表示部4は、表示部駆動回路8の制御下で、例えば、印刷処理の進捗状況が認識可能な態様で印刷内容を表示してもよい。
ヘッド駆動回路9は、ストローブ信号がONである期間中に印刷内容に基づいてサーマルヘッド10の複数の発熱素子への通電を行う。サーマルヘッド10は、被印刷媒体Mの幅方向である主走査方向に配列された複数の発熱素子を有する。制御部5は、印刷データに応じてヘッド駆動回路9により選択的に発熱素子に通電を行う。これにより、サーマルヘッド10は、制御部5から供給されたストローブ信号の通電期間に、発熱素子がインクリボンRを加熱する熱転写によって被印刷媒体Mに1ラインずつ印刷を行う。
搬送用モータ駆動回路11は、ステッピングモータ12を駆動する。ステッピングモータ12は、プラテンローラ21を駆動する。プラテンローラ21は、ステッピングモータ12の動力によって回転して、被印刷媒体Mの長さ方向(副走査方向)に沿った搬送方向Cに被印刷媒体Mを搬送する。
カッターモータ駆動回路14は、カッターモータ15を駆動する。フルカット機構16及びハーフカット機構17は、カッターモータ15の動力によって動作し、被印刷媒体Mをハーフカット又はフルカットする。フルカットとは、被印刷媒体Mの基材Ma(図2参照)を剥離紙Mbとともに幅方向に沿って切断する動作のことであり、ハーフカットは、基材Maのみを幅方向に沿って切断する動作のことである。
図6は、印刷物本体P11及び貼り付け領域Aの寸法を説明するための説明図である。
図7は、本実施の形態に係る印刷方法を説明するためのフローチャートである。
図6に示す印刷物本体P11は、上述のサーマルヘッド10によって所定の印刷内容(例えば数字「12345678」)の印刷が行われた例えばラベルであり、貼り付け領域Aの中央に貼り付けられた状態である。詳しくは後述するが、図6に示すように印刷物本体P11を貼り付け領域Aの中央に貼り付けるために、図7のフローチャートの処理が行われることで印刷物P10が作成された後、図10A~図10Dの貼り付け手順で印刷物本体P11が貼り付け領域Aに貼り付けられる。なお、印刷物本体P11の貼り付け領域Aに対する貼り付け位置は中央に限るものではなく任意であり、貼り付け領域Aの中央でない位置に印刷物本体P11を貼り付ける場合には、その位置に応じて、位置決めに用いられる後述するX方向位置決め部材P10xやY方向位置決め部材P10yの長さを決定すればよい。
まず、ユーザは、上述の被印刷媒体Mの幅方向に対応するX方向における貼り付け領域Aの寸法(第2の寸法)X1、及び、被印刷媒体Mの長尺方向(長さ方向)に対応するY方向における貼り付け領域Aの寸法(第1の寸法)Y1を測定する。
そして、ユーザは、測定された貼り付け領域Aの寸法X1,Y1を図1及び図5に示す入力部3に入力する。これにより、入力部3は、貼り付け領域Aの寸法X1,Y1の設定を受け付ける(ステップS1,S2)。なお、貼り付け領域Aの寸法X1,Y1の設定は、例えば印刷内容を編集する印刷内容編集装置として機能する、印刷装置1とは別体のコンピュータから受信してもよく、この場合の受信部は入力部と看做すことができる。
制御部5は、上述の図3及び図5に示すテープ幅検出スイッチ24から、検出されたテープ幅、すなわち被印刷媒体MのX方向の幅X2の情報を取得する(ステップS3)。ここで、制御部5は、印刷内容に基づき、印刷物本体P11のY方向の長さY2の情報を、印刷を行う前から得ることができる。
次に、制御部5は、貼り付け領域Aの寸法X1,Y1、並びに、印刷物本体P11の幅X2及び長さY2に基づき、上述の図3~図5及び図8に示すハーフカット機構17によりハーフカットを行うハーフカット位置を算出する(ステップS4)。なお、被印刷媒体Mが基材Maのみからなる場合には、算出されたハーフカット位置にハーフカットを行うのに代えて例えば直線の印刷を行うようにし、ユーザがこの直線部分をハサミで切り取るようにしてもよい。
図8及び図9に示すように印刷物P10のうち印刷物本体P11と他の部分とを区切る通常のハーフカット位置HC1は、印刷物本体P11の印刷開始位置(数字「1」の印刷の開始位置)より少し前の位置(搬送方向Cに沿った先の位置)である。
次に、図9に示すY方向位置決め部材P10yを形成するためのY方向位置決め用ハーフカット位置HC2の位置に関しては、制御部5は、図8に示すように上記の通常のハーフカット位置HC1から、搬送方向Cに沿って、「(Y1-Y2)/2」の長さだけ離れた位置として算出する。この長さ「(Y1-Y2)/2」は、後述する図10Cに示すように、Y方向において、印刷物本体P11を貼り付け領域Aの中心に貼り付けるための、印刷物本体P11の長尺方向の一端と印刷物本体P11の長尺方向の一端側の貼り付け領域AのY方向の一端との隙間の長さである。なお、Y方向位置決め部材(第1の補助ラベル)P10yは、印刷物本体P11において、通常のハーフカット位置HC1を挟んで隣接する領域に位置する。
次に、図9に示すX方向位置決め部材P10xを形成するためのX方向位置決め用ハーフカット位置HC3の位置に関しては、制御部5は、上記のX方向位置決め用ハーフカット位置HC2から、搬送方向Cに沿って、「(X1-X2)/2」の長さだけ離れた位置として算出する。この長さ「(X1-X2)/2」は、後述する図10Cに示すように、X方向において、印刷物本体P11を貼り付け領域Aの中心に貼り付けるための、印刷物本体P11の幅方向の一端と印刷物本体P11の幅方向の一端側の貼り付け領域AのX方向の一端との隙間の長さである。なお、X方向位置決め部材(第2の補助ラベル)P10xは、印刷物本体P11において、Y方向位置決め部材P10yに対してY方向位置決め用ハーフカット位置HC2を挟んで隣接する領域に位置する。
図7のフローチャートに戻り、ハーフカット位置の算出処理(ステップS4)の後、制御部5は、印刷物本体P11への印刷を開始するように、サーマルヘッド11及びプラテンローラ21を制御する(ステップS5)。
被印刷媒体Mが印刷時に搬送される過程で、制御部5は、図8に示す各ハーフカット位置がハーフカット機構17に到達したかを判定する(ステップS6)。なお、図8において、被印刷媒体Mのうち、印刷済みの数字「12」を除く印刷前の数字「345678」、及び、カット前である各ハーフカット位置及びフルカット位置を灰色で示す。
制御部5は、図8に示す各ハーフカット位置がハーフカット機構17に到達したと判定すると(ステップS6:YES)、ハーフカット位置でハーフカットを行うようにハーフカット機構17を制御する(ステップS7)。ハーフカット機構17がハーフカットを行っている間には、制御部5は、プラテンローラ21による被印刷媒体Mの搬送及びサーマルヘッド10による被印刷媒体Mへの印刷を停止させる。
制御部5は、各ハーフカット位置がハーフカット機構17に到達していないと判定した場合(ステップS6:NO)及びハーフカット処理(ステップS7)を行った場合、所定の印刷内容の印刷が終了したかを判定する(ステップS8)。制御部5は、所定の印刷内容の印刷が終了していないと判定した場合(ステップS8:NO)、印刷開始処理(ステップS5)から処理を再開する。一方、制御部5は、所定の印刷内容の印刷が終了したと判定した場合(ステップS8:YES)、図8に示すフルカット位置でフルカットを行うようにフルカット機構16を制御する(ステップS9)。これにより、被印刷媒体Mから図9に示す印刷物P10が切り離される。なお、印刷物P10には、印刷物本体P11とY方向位置決め部材P10とX方向位置決め部材P10xとを除く部分が、余剰部分P12となる。この余剰部分P12も隣接するX方向位置決め部材P10xとの間にハーフカット部分HCを隔てて位置する。なお、入力部に設定された貼り付け領域Aの寸法が大きいために、印刷物P10のうち印刷物本体P11を除く余白部分にY方向位置決め部材P10y及びX方向位置決め部材P10xを形成できない場合に、制御部5が、例えばサーマルヘッド10による印刷位置をずらすなどして余白部分の長さを長くするようにしてもよい。
このように作成された印刷物P10は、図10A~図10Dに示す貼り付け対象Tの貼り付け領域Aに対し、ユーザによって例えば以下の手順で貼り付けられる。なお、一例に過ぎないが、二点鎖線(想像線)で示す貼り付け対象Tは、書類を収容するファイルであり、実線で示す貼り付け領域Aは、背ラベルが貼り付けられる領域である。
図10Aに示すように、ユーザは、まず、印刷物本体P11を貼り付け領域AのX方向に位置決めするために、X方向位置決め部材P10xを貼り付け領域A内のX方向の一端に貼り付ける。この貼り付け時のX方向位置決め部材P10xにおける向きは、図9に示す印刷物P10のY方向を貼り付け領域AのX方向に一致させた向きである。
また、図10Bに示すように、ユーザは、印刷物本体P11を貼り付け領域AのY方向に位置決めするために、Y方向位置決め部材P10yを貼り付け領域A内のY方向の一端に貼り付ける。この貼り付け時のY方向位置決め部材P10yにおける向きは、図9に示す印刷物P10のY方向を貼り付け領域AのY方向に一致させた向きである。
そして、図10Cに示すように、ユーザは、印刷物本体P11がX方向位置決め部材P10x及びY方向位置決め部材P10yに隣接し、X方向位置決め部材P10x及びY方向位置決め部材P10yと重ならないようにして、印刷物本体P11を貼り付け領域Aに貼り付ける。
その後、図10Dに示すように、ユーザは、X方向位置決め部材P10x及びY方向位置決め部材P10yを貼り付け領域Aから剥がす。以上により、印刷物本体P11は、貼り付け領域AのX方向及びY方向の中央に貼り付けられる。
なお、上記の実施の形態においては、X方向位置決め部材P10xとY方向位置決め部材P10yとを形成するとしたが、X方向位置決め部材P10x及びY方向位置決め部材P10yの何れか一方のみを形成する態様としてもよい。すなわち、例えば、貼り付けられた印刷物本体P11のY方向の位置だけを所望の位置にすればよい場合には、Y方向位置決め部材P10yのみを形成すればよい。また、貼り付けられた印刷物本体P11のX方向の位置だけを所望の位置にすればよい場合には、X方向位置決め部材P10xのみを形成すればよい。また、Y方向位置決め部材P10yのみを形成する場合には、貼り付け領域Aの寸法として、寸法Y1のみを入力部3に入力するようにしてもよい。X方向位置決め部材P10xのみを形成する場合には、貼り付け領域Aの寸法として、寸法X1のみを入力部3に入力するようにしてもよい。
図11及び図12は、本実施の形態の第1及び第2変形例における印刷物P10,P20を示す図である。
ところで、上述の図9に示す印刷物P10は、印刷物本体P11以外の部分には印刷が行われていない。そのため、印刷物本体P11とは反対側の端部に位置する余剰部分P12についてはユーザが識別可能であったとしても、X方向位置決め部材P10x及びY方向位置決め部材P10yは、どちらをX方向又はY方向の位置決めに用いるべきかをユーザが識別するのが困難な場合がある。なお、上述の表示部4が、X方向位置決め部材P10x及びY方向位置決め部材P10yのそれぞれがX方向及びY方向のどちらの位置決めに用いられるかの情報(例えば、印刷物本体P11に隣接するのがY方向位置決め部材P10yであること)を表示してもよいが、以下の第1及び第2変形例では、X方向位置決め部材P10x及びY方向位置決め部材P10yのそれぞれがX方向及びY方向のどちらの位置決めに用いられるかの情報をサーマルヘッド10が印刷する例について説明する。
但し、X方向位置決め部材P10x及びY方向位置決め部材P10yの長さの算出基準となる貼り付け領域Aの寸法は、印刷物P10の作成を開始する直前に設定されるのが通常である。そして、サーマルヘッド10は、フルカット機構16との位置関係上、印刷物P10の作成開始時点以降では印刷物本体P11以外の余白部分には印刷を行うことができない。そのため、当該印刷物P10の1つ前に作成される印刷物をフルカット部16が切り離す前に、X方向位置決め部材P10x及びY方向位置決め部材P10yのそれぞれがX方向及びY方向のどちらの位置決めに用いられるかの情報を印刷することになる。
図11に示す印刷物P20の例では、印刷物本体P21を除いた部分に亘って、すなわち、Y方向位置決め部材P20y、X方向位置決め部材P20x、及び余剰部分P22に亘って、余剰部分P22側からY方向位置決め部材P10yにかけてX方向の幅が拡がる三角形と、この三角形の幅に関する文字「幅狭側(X)」及び文字「幅広側(Y)」と、を含む位置決め用印刷L20が印刷されている。これによって、X方向位置決め部材P20xの三角形のX方向の幅は、Y方向位置決め部材P10yの三角形のX方向の幅より狭くなる。このため、ユーザは、上記の位置決め用印刷L20を見て、X方向位置決め部材P20x及びY方向位置決め部材P20yのうち、三角形のX方向の幅が狭い方をX方向位置決め部材P20xと認識して、これをX方向の位置決めに用い、三角形のX方向の幅が広い方をY方向位置決め部材P20yと認識して、これをY方向の位置決めに用いるようにすることができる。なお、上述のように、印刷物本体P11とは反対側の端部に常に余剰部分P12を形成することで余剰部分P12をユーザが識別可能としてもよいが、余剰部分P12のうちY方向における印刷物本体P11とは反対側の端部に「この部分は余剰部分」或いは「こちら側の端部に位置するのは余剰部分」などの印刷をさらに行ってもよい。このことは、後述する図12に示す余剰部分P32に対しても同様である。
図12に示す印刷物P30の例では、印刷物本体P31を除いた部分に亘って、すなわち、Y方向位置決め部材P30y、X方向位置決め部材P30x、及び余剰部分P32に亘って、文字「←X」及び文字「→Y」を含む位置決め用印刷L30が行われている。ユーザは、上記の位置決め用印刷L30を見て、X方向位置決め部材P30x及びY方向位置決め部材P30yを印刷物P30から剥がして用いる前に、X方向位置決め部材P30x及びY方向位置決め部材P30yのうち、「←」側(図12における上側)に位置するX方向位置決め部材P30xをX方向の位置決めに用い、「→」側(図12における下側)に位置するY方向位置決め部材P30yをY方向の位置決めに用いるべきことを認識することができる。
図13は、本実施の形態の第3変形例における印刷物P40を示す図である。
図13に示す印刷物P40の例では、上述のように貼り付け領域Aの寸法X1,Y1の設定を受け付けるのではなく、位置決め部材P43~P46が予め定められた長さで複数形成される。これらの位置決め部材P43~P46の間、位置決め部材P43と印刷物本体P41との間、及び、位置決め部材P46と余剰部分P42との間のそれぞれには、ハーフカット部分HCが形成されている。なお、各位置決め部材P43~P46のY方向における長さは、例えば0.5cmで一定であるが、一定でない長さが予め定められていてもよい。
また、印刷物P40の各位置決め部材P43~P46及び余剰部分P42に亘って、位置決め用印刷L40が行われている。この位置決め用印刷L40は、各位置決め部材P43~P46のそれぞれに位置する、各位置決め部材P43~P46の寸法であるY方向の長さ(例えば数字及び文字「0.5cm」)と、余剰部分P42に位置する、余剰部分P42であることを表す情報の一例である文字「余剰部分」と、を含む。位置決め用印刷L40は、形成されるハーフカット部分HCの位置や印刷物P40のX方向及びY方向の寸法が予め判明しているため、当該印刷物P40の1つ前に作成される印刷物をフルカット部16が切り離す前に印刷することができる。
図14は、本実施の形態の第4変形例における印刷物P50を示す図である。
図14に示す印刷物P50の例においても、第3変形例と同様に貼り付け領域Aの寸法X1,Y1の設定は受け付けず、印刷物P50のうち印刷物本体P51を除く部分に、物差しとして用いられるようにするためのY方向の長さを表す目盛り(位置決め用印刷L50)が印刷された位置決め部材P52が形成されている。この目盛りは、例えば、0cm~2cmの間を1mmごとに区切ったものである。
位置決め用印刷L50も、位置決め用印刷L40と同様に、形成されるハーフカット部分HCの位置や印刷物P50のX方向及びY方向の寸法が予め判明しているため、当該印刷物P50の1つ前に作成される印刷物をフルカット部16が切り離す前に印刷することができる。
以上説明した本実施の形態では、印刷装置1は、搬送部の一例であるプラテンローラ21と、印刷部の一例であるサーマルヘッド10と、切断部の一例であるフルカット部16と、制御部5と、を備える。プラテンローラ21は、長尺状の被印刷媒体Mを、この被印刷媒体Mの長さ方向(搬送方向C)に搬送する。サーマルヘッド10は、被印刷媒体Mに印刷を行う。フルカット部16は、被印刷媒体Mを切断する。制御部5は、フルカット部16により被印刷部材Mを切断させることにより、サーマルヘッド10による印刷が行われた印刷物本体P11を貼り付け領域Aに貼り付ける際に貼り付け領域Aに対する印刷物本体P11の位置決めに使用することができる少なくとも1つの位置決め部材P10x,P10yが形成されるように制御する。
これにより、印刷物P10のうち、サーマルヘッド10とフルカット部16との間に間隔があることに起因して印刷を行うことができない余白部分、すなわち、印刷物本体P11以外の部分を用いて、印刷物本体P11を貼り付け領域Aに対して位置決めするための位置決め部材P10x,P10yを形成することができる。よって、本実施の形態によれば、印刷物P10の余白部分を利用して、印刷物本体P11を貼り付け領域Aの所望の位置に容易に位置決めすることができる。
また、本実施の形態では、被印刷媒体Mは、接着層を有する基材Maと接着層を覆うように剥離可能に基材Maに貼り付けられた剥離紙Mbとを有する。切断部は、被印刷媒体Mの基材Ma及び剥離紙Mbのうちの基材Maのみを切断するハーフカットを行うハーフカット部17を有する。制御部5は、ハーフカットを行うことにより少なくとも1つの位置決め部材P10x,P10yが形成されるように、ハーフカット部17を制御する。これにより、位置決め部材P10x,P10yごとにユーザが剥離紙Mbを剥がすことができるため、より容易に、印刷物本体P11を貼り付け領域Aの所望の位置に位置決めすることができる。
また、本実施の形態では、印刷装置1は、貼り付け領域Aの、印刷物本本体Pの長さ方向(Y方向)及びこの長さ方向に直交する幅方向(X方向)の少なくとも一方に沿った寸法X1,Y1が入力される入力部3を更に備える。制御部5は、貼り付け領域Aの寸法X1,Y1と印刷物本体の寸法X2,Y2とに基づき少なくとも1つの位置決め部材P10x,P10yの長さ方向Yに沿った長さ(例えば、「(X1-X2)/2」及び「(Y1-Y2)/2」)を算出する。これにより、貼り付け領域A及び印刷物本体P11の寸法に基づいて、より正確に、印刷物本体P11を貼り付け領域Aの所望の位置に位置決めすることができる。
また、本実施の形態では、貼り付け領域Aは、印刷物本体P11の長さ方向Yに沿った方向の第1の寸法Y1と、印刷物本体P11の幅方向Xに沿った方向の第2の寸法X1と、を有する。入力部3には、貼り付け領域Aの第1の寸法Y1及び第2の寸法X1が入力される。制御部5は、貼り付け領域Aの第1の寸法Y1と印刷物本体P11の長さ方向Yにおける寸法Y2とに基づき少なくとも1つの位置決め部材P10x,P10yの長さ方向Yの長さ(例えば「(Y1-Y2)/2」)を算出する。また、制御部5は、設定された貼り付け領域Aの第2の寸法X1と印刷物本体P11の幅方向Xにおける寸法X2とに基づき他の1つの位置決め部材P10xの幅方向Xの長さ(例えば「(X1-X2)/2」)を算出する。これにより、貼り付け領域A及び印刷物本体P11それぞれのX方向及びY方向の寸法に基づいて、より一層正確に、印刷物本体P11を貼り付け領域Aの所望の位置に位置決めすることができる。
また、本実施の形態の第1変形例(及び第2変形例)では、制御部5は、2つの位置決め部材P20x,P20yが印刷物P20により形成されるようにプラテンローラ21、サーマルヘッド10、及びフルカット部16を制御し、2つの位置決め部材P20x,P20yは、それぞれ、印刷物本体P21の貼り付け領域Aの長さ方向Yに対する位置決めと印刷物本体P21の貼り付け領域Aの幅方向Xに対する位置決めとに用いられるものであり、印刷物P20の1つ前に作成される他の印刷物をフルカット部16が切り離す前に、被印刷媒体Mのうち2つの位置決め部材P20x,P20yが形成される予定の領域に、2つの位置決め部材P20x,P20yのそれぞれが長さ方向Yに対する位置決め及び幅方向Xに対する位置決めのどちらに用いられるものであるかの情報(位置決め用印刷L20)を印刷するように、サーマルヘッド10の制御を行う。これにより、X方向及びY方向の計2つの位置決め部材P20x,P20yが位置決めに用いられる方向をユーザが容易に認識することができる。したがって、より容易に、印刷物本体P21を貼り付け領域Aの所望の位置に位置決めすることができる。
また、本実施の形態の第3変形例では、制御部5は、位置決め部材P43~P46を予め定められた長さで複数形成するように制御を行う。そのため、貼り付け領域Aの寸法X1,Y1が入力されない場合でも、各位置決め部材P43~P46を用いて印刷物本体P41を貼り付け領域Aの所望の位置に容易に位置決めすることができる。
また、本実施の形態の第3変形例では、制御部5は、印刷物P40の1つ前に作成される他の印刷物をフルカット部16が切り離す前に、印刷物P40の複数の位置決め部材P43~P46が形成される予定の複数の箇所のそれぞれにサーマルヘッド10により位置決め部材P43~P46の寸法(位置決め用印刷L40)を印刷するように、サーマルヘッド10の制御を行う。そのため、より容易に、各位置決め部材P43~P46を用いて印刷物本体P41を貼り付け領域Aの所望の位置に位置決めすることができる。
また、本実施の形態の第4変形例では、制御部5は、印刷物P50の1つ前に作成される他の印刷物をフルカット部16が切り離す前に、印刷物P50のうち印刷物本体P51を除く部分に、物差しとして用いられるようにするための目盛り(位置決め用印刷L50)をサーマルヘッド10により印刷することで位置決め部材P52を形成するように、サーマルヘッド10の制御を行う。そのため、ユーザは、位置決め部材P52を物差しとして用いることで、容易に、印刷物本体P51を貼り付け領域Aの所望の位置に位置決めすることができる。
以上、本発明の一実施の形態を説明したが、本願発明は特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲を含む。以下に、本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[付記1]
長尺状の被印刷媒体を該被印刷媒体の長さ方向に搬送する搬送部と、
前記被印刷媒体に印刷を行う印刷部と、
前記被印刷媒体を切断する切断部と、
前記切断部により前記被印刷部材を切断させることにより、前記印刷部による前記印刷が行われた印刷物本体を貼り付け領域に貼り付ける際に前記貼り付け領域に対する前記印刷物本体の位置決めに使用することができる少なくとも1つの位置決め部材が形成されるように制御する制御部と、
を備えることを特徴とする印刷装置。
[付記2]
前記被印刷媒体は、接着層を有する基材と前記接着層を覆うように剥離可能に前記基材に貼り付けられた剥離紙とを有し、
前記切断部は、前記被印刷媒体の前記基材及び前記剥離紙のうちの前記基材のみを切断するハーフカットを行うハーフカット部を有し、
前記制御部は、前記ハーフカットを行うことにより前記少なくとも1つの位置決め部材が形成されるように、前記ハーフカット部を制御する、
ことを特徴とする付記1記載の印刷装置。
[付記3]
前記貼り付け領域の、前記印刷物本体の前記長さ方向及び前記長さ方向に直交する幅方向の少なくとも一方に沿った寸法が入力される入力部を更に備え、
前記制御部は、前記貼り付け領域の前記寸法と前記印刷物本体の寸法とに基づき、前記少なくとも1つの位置決め部材の前記長さ方向に沿った長さを算出する、
ことを特徴とする付記1又は2記載の印刷装置。
[付記4]
前記貼り付け領域は、前記印刷物本体の前記長さ方向に沿った方向の第1の寸法と、前記印刷物本体の前記幅方向に沿った方向の第2の寸法と、を有し、
前記入力部には、前記貼り付け領域の前記第1の寸法及び前記第2の寸法が入力され、
前記制御部は、前記貼り付け領域の前記第1の寸法と前記印刷物本体の前記長さ方向における寸法とに基づき、前記少なくとも1つの位置決め部材の前記長さ方向の長さを算出するとともに、前記貼り付け領域の前記第2の寸法と前記印刷物本体の前記幅方向における寸法とに基づき、前記少なくとも1つの前記位置決め部材の前記幅方向の長さを算出する、
ことを特徴とする付記3記載の印刷装置。
[付記5]
前記制御部は、
2つの前記位置決め部材が前記印刷物により形成されるように前記搬送部、前記印刷部、及び前記切断部を制御し、前記2つの位置決め部材は、それぞれ、前記印刷物本体の前記貼り付け領域の前記長さ方向に対する位置決めと前記印刷物本体の前記貼り付け領域の前記幅方向に対する位置決めとに用いられるものであり、
前記印刷物の1つ前に作成される他の印刷物を前記切断部が切り離す前に、前記被印刷媒体のうち前記2つの位置決め部材が形成される予定の領域に、前記2つの位置決め部材のそれぞれが前記長さ方向に対する位置決め及び前記幅方向に対する位置決めのどちらに用いられるものであるかの情報を印刷するように、前記印刷部の制御を行う、
ことを特徴とする付記4記載の印刷装置。
[付記6]
前記制御部は、前記位置決め部材を予め定められた長さで複数形成するように制御することを特徴とする付記1又は2記載の印刷装置。
[付記7]
前記制御部は、前記印刷物の1つ前に作成される他の印刷物を前記切断部が切り離す前に、前記印刷物の前記複数の位置決め部材が形成される予定の複数の箇所のそれぞれに前記印刷部により当該位置決め部材の寸法を印刷するように、前記印刷部の制御を行うことを特徴とする付記6記載の印刷装置。
[付記8]
前記制御部は、前記印刷物の1つ前に作成される他の印刷物を前記切断部が切り離す前に、前記印刷物のうち前記印刷物本体を除く部分に、物差しとして用いられるようにするための目盛りを前記印刷部により印刷することで前記位置決め部材を形成するように、前記印刷部の制御を行うことを特徴とする付記1又は2記載の印刷装置。
[付記9]
長尺状の被印刷媒体を該被印刷媒体の長さ方向に搬送する工程と、
前記被印刷媒体に印刷を行う工程と、
前記被印刷媒体を切断することにより、前記印刷が行われた印刷物本体を貼り付け領域に貼り付ける際に前記貼り付け領域に対する前記印刷物本体の位置決めに使用することができる少なくとも1つの位置決め部材を形成する工程と、
を含むことを特徴とする印刷方法。
[付記10]
印刷装置を制御するコンピュータにより実行されるプログラムであって、
前記印刷装置は、長尺状の被印刷媒体を該被印刷媒体の長さ方向に搬送する搬送部と、
前記被印刷媒体に印刷を行う印刷部と、前記被印刷媒体を切断する切断部と、を備え、
前記コンピュータに、
前記切断部により前記被印刷部材を切断させることにより、前記印刷部による前記印刷が行われた印刷物本体を貼り付け領域に貼り付ける際に前記貼り付け領域に対する前記印刷物本体の位置決めに使用することができる少なくとも1つの位置決め部材が形成されるように制御させる機能を実現させる、
ことを特徴とするプログラム。
1・・・印刷装置、5・・・制御部、10・・・サーマルヘッド、16・・・フルカット機構、17・・・ハーフカット機構、21・・・プラテンローラ、24・・・テープ幅検出スイッチ、A・・・貼り付け領域、M・・・被印刷媒体、P10・・・印刷物、P10x・・・X方向位置決め部材、P10y・・・Y方向位置決め部材、P11・・・印刷物本体、P12・・・余剰部分、T・・・貼り付け対象

Claims (14)

  1. 長尺状の被印刷媒体を該被印刷媒体の長さ方向に搬送する搬送手段と、
    前記被印刷媒体に印刷を行う印刷手段と、
    前記被印刷媒体を切断する切断手段と、
    前記切断手段により前記被印刷媒体を切断させることにより、前記印刷手段による前記印刷が行われた印刷物本体と、前記印刷物本体を貼り付け領域に貼り付ける際に、前記貼り付け領域に対する前記印刷物本体の貼り付け位置決めに使用することができる少なくとも1つの貼り付け位置決め部とを、含む印刷物が形成されるように制御する制御手段と、
    前記貼り付け領域の、前記印刷物本体の前記長さ方向及び前記長さ方向に直交する幅方向の少なくとも一方に沿った寸法が入力される入力手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記貼り付け領域の前記寸法と前記印刷物本体の寸法とに基づき、前記少なくとも1つの貼り付け位置決め部の前記長さ方向に沿った長さを算出する、
    ことを特徴とする印刷装置。
  2. 前記被印刷媒体は、接着層を有する基材と前記接着層を覆うように剥離可能に前記基材に貼り付けられた剥離紙とを有し、
    前記切断手段は、前記被印刷媒体の前記基材及び前記剥離紙のうちの前記基材のみを切断するハーフカットを行うハーフカット手段を有し、
    前記制御手段は、前記ハーフカットを行うことにより前記少なくとも1つの貼り付け位置決め部が含まれる前記印刷物が形成されるように、前記ハーフカット手段を制御する、
    ことを特徴とする請求項1記載の印刷装置。
  3. 前記貼り付け領域は、前記印刷物本体の前記長さ方向に沿った方向の第1の寸法と、前記印刷物本体の前記幅方向に沿った方向の第2の寸法と、を有し、
    前記入力手段には、前記貼り付け領域の前記第1の寸法及び前記第2の寸法が入力され、
    前記制御手段は、前記貼り付け領域の前記第1の寸法と前記印刷物本体の前記長さ方向における寸法とに基づき、前記少なくとも1つの貼り付け位置決め部の前記長さ方向の長さを算出するとともに、前記貼り付け領域の前記第2の寸法と前記印刷物本体の前記幅方向における寸法とに基づき、前記少なくとも1つの前記貼り付け位置決め部の前記幅方向の長さを算出する、
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の印刷装置。
  4. 前記制御手段は、
    2つの前記貼り付け位置決め部を含む前記印刷物が形成されるように前記搬送手段、前記印刷手段、及び前記切断手段を制御し、前記2つの貼り付け位置決め部は、それぞれ、前記印刷物本体の前記貼り付け領域の前記長さ方向に対する貼り付け位置決めと前記印刷物本体の前記貼り付け領域の前記幅方向に対する貼り付け位置決めとに用いられるものであり、
    前記印刷物の1つ前に作成される他の印刷物を前記切断手段が切り離す前に、前記被印刷媒体のうち前記2つの貼り付け位置決め部が形成される予定の領域に、前記2つの貼り付け位置決め部のそれぞれが前記長さ方向に対する貼り付け位置決め及び前記幅方向に対する貼り付け位置決めのどちらに用いられるものであるかの情報を印刷するように、前記印刷手段の制御を行う、
    ことを特徴とする請求項3記載の印刷装置。
  5. 長尺状の被印刷媒体を該被印刷媒体の長さ方向に搬送する搬送手段と、
    前記被印刷媒体に印刷を行う印刷手段と、
    前記被印刷媒体を切断する切断手段と、
    前記切断手段により前記被印刷媒体を切断させることにより、前記印刷手段による前記印刷が行われた印刷物本体と、前記印刷物本体を貼り付け領域に貼り付ける際に、前記貼り付け領域に対する前記印刷物本体の貼り付け位置決めに使用することができる少なくとも1つの貼り付け位置決め部とを、含む印刷物が形成されるように制御する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、
    前記貼り付け位置決め部を予め定められた長さで複数形成するように制御し、
    前記印刷物の1つ前に作成される他の印刷物を前記切断手段が切り離す前に、前記印刷物の前記複数の貼り付け位置決め部が形成される予定の複数の箇所のそれぞれに前記印刷手段により当該貼り付け位置決め部の寸法を印刷するように、前記印刷手段の制御を行うことを特徴とする印刷装置。
  6. 前記被印刷媒体は、接着層を有する基材と前記接着層を覆うように剥離可能に前記基材に貼り付けられた剥離紙とを有し、
    前記切断手段は、前記被印刷媒体の前記基材及び前記剥離紙のうちの前記基材のみを切断するハーフカットを行うハーフカット手段を有し、
    前記制御手段は、前記ハーフカットを行うことにより前記少なくとも1つの貼り付け位置決め部が含まれる前記印刷物が形成されるように、前記ハーフカット手段を制御する、
    ことを特徴とする請求項5記載の印刷装置。
  7. 長尺状の被印刷媒体を該被印刷媒体の長さ方向に搬送する搬送手段と、
    前記被印刷媒体に印刷を行う印刷手段と、
    前記被印刷媒体を切断する切断手段と、
    前記切断手段により前記被印刷媒体を切断させることにより、前記印刷手段による前記印刷が行われた印刷物本体と、前記印刷物本体を貼り付け領域に貼り付ける際に、前記貼り付け領域に対する前記印刷物本体の貼り付け位置決めに使用することができる少なくとも1つの貼り付け位置決め部とを、含む印刷物が形成されるように制御する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記印刷手段と前記切断手段との間にある間隔に起因して前記印刷物本体とは別に生じる前記印刷物の余白部分に、前記貼り付け位置決め部の少なくとも一部が含まれる前記印刷物が形成されるように、かつ、前記貼り付け位置決め部を予め定められた長さで複数形成するように、前記搬送手段、前記印刷手段、及び前記切断手段を制御する、
    ことを特徴とする印刷装置。
  8. 前記被印刷媒体は、接着層を有する基材と前記接着層を覆うように剥離可能に前記基材に貼り付けられた剥離紙とを有し、
    前記切断手段は、前記被印刷媒体の前記基材及び前記剥離紙のうちの前記基材のみを切断するハーフカットを行うハーフカット手段を有し、
    前記制御手段は、前記ハーフカットを行うことにより前記少なくとも1つの貼り付け位置決め部が含まれる前記印刷物が形成されるように、前記ハーフカット手段を制御する、
    ことを特徴とする請求項記載の印刷装置。
  9. 長尺状の被印刷媒体を該被印刷媒体の長さ方向に搬送する搬送手段と、前記被印刷媒体に印刷を行う印刷手段と、前記被印刷媒体を切断する切断手段と、を備える印刷装置の制御手段により実行される方法であって、
    前記切断手段により前記被印刷媒体を切断させることにより、前記印刷手段による前記印刷が行われた印刷物本体と、前記印刷物本体を貼り付け領域に貼り付ける際に、前記貼り付け領域に対する前記印刷物本体の貼り付け位置決めに使用することができる少なくとも1つの貼り付け位置決め部とを、含む印刷物が形成されるように制御し、
    前記印刷装置は、前記貼り付け領域の、前記印刷物本体の前記長さ方向及び前記長さ方向に直交する幅方向の少なくとも一方に沿った寸法が入力される入力手段をさらに備え、
    前記貼り付け領域の前記寸法と前記印刷物本体の寸法とに基づき、前記少なくとも1つの貼り付け位置決め部の前記長さ方向に沿った長さを算出する、
    ことを含むことを特徴とする印刷方法。
  10. 長尺状の被印刷媒体を該被印刷媒体の長さ方向に搬送する搬送手段と、前記被印刷媒体に印刷を行う印刷手段と、前記被印刷媒体を切断する切断手段と、を備える印刷装置の制御手段により実行される方法であって、
    前記切断手段により前記被印刷媒体を切断させることにより、前記印刷手段による前記印刷が行われた印刷物本体と、前記印刷物本体を貼り付け領域に貼り付ける際に、前記貼り付け領域に対する前記印刷物本体の貼り付け位置決めに使用することができる少なくとも1つの貼り付け位置決め部とを、含む印刷物が形成されるように制御し、
    前記貼り付け位置決め部を予め定められた長さで複数形成するように制御し、
    前記印刷物の1つ前に作成される他の印刷物を前記切断手段が切り離す前に、前記印刷物の前記複数の貼り付け位置決め部が形成される予定の複数の箇所のそれぞれに前記印刷手段により当該貼り付け位置決め部の寸法を印刷するように、前記印刷手段の制御を行う、
    ことを含むことを特徴とする印刷方法。
  11. 長尺状の被印刷媒体を該被印刷媒体の長さ方向に搬送する搬送手段と、前記被印刷媒体に印刷を行う印刷手段と、前記被印刷媒体を切断する切断手段と、を備える印刷装置の制御手段により実行される方法であって、
    前記切断手段により前記被印刷媒体を切断させることにより、前記印刷手段による前記印刷が行われた印刷物本体と、前記印刷物本体を貼り付け領域に貼り付ける際に、前記貼り付け領域に対する前記印刷物本体の貼り付け位置決めに使用することができる少なくとも1つの貼り付け位置決め部とを、含む印刷物が形成されるように、前記搬送手段、前記印刷手段、及び前記切断手段を制御し、
    前記印刷手段と前記切断手段との間にある間隔に起因して前記印刷物本体とは別に生じる前記印刷物の余白部分に、前記貼り付け位置決め部の少なくとも一部が含まれる前記印刷物が形成されるように、かつ、前記貼り付け位置決め部を予め定められた長さで複数形成するように、前記搬送手段、前記印刷手段、及び前記切断手段を制御する、
    ことを含むことを特徴とする印刷方法。
  12. 長尺状の被印刷媒体を該被印刷媒体の長さ方向に搬送する搬送手段と、前記被印刷媒体に印刷を行う印刷手段と、前記被印刷媒体を切断する切断手段と、を備える印刷装置を制御するコンピュータにより実行されるプログラムであって、
    前記印刷手段の制御手段によって、
    前記切断手段により前記被印刷媒体を切断させることにより、前記印刷手段による前記印刷が行われた印刷物本体と、前記印刷物本体を貼り付け領域に貼り付ける際に、前記貼り付け領域に対する前記印刷物本体の貼り付け位置決めに使用することができる少なくとも1つの貼り付け位置決め部とを、含む印刷物が形成されるように制御させ、
    前記印刷装置は、前記貼り付け領域の、前記印刷物本体の前記長さ方向及び前記長さ方向に直交する幅方向の少なくとも一方に沿った寸法が入力される入力手段をさらに備え、
    前記印刷手段の制御手段によって、
    前記貼り付け領域の前記寸法と前記印刷物本体の寸法とに基づき、前記少なくとも1つの貼り付け位置決め部の前記長さ方向に沿った長さを算出させる、
    ことを特徴とするプログラム。
  13. 長尺状の被印刷媒体を該被印刷媒体の長さ方向に搬送する搬送手段と、前記被印刷媒体に印刷を行う印刷手段と、前記被印刷媒体を切断する切断手段と、を備える印刷装置を制御するコンピュータにより実行されるプログラムであって、
    前記印刷手段の制御手段によって、
    前記切断手段により前記被印刷媒体を切断させることにより、前記印刷手段による前記印刷が行われた印刷物本体と、前記印刷物本体を貼り付け領域に貼り付ける際に、前記貼り付け領域に対する前記印刷物本体の貼り付け位置決めに使用することができる少なくとも1つの貼り付け位置決め部とを、含む印刷物が形成されるように制御させ、
    前記貼り付け位置決め部を予め定められた長さで複数形成するように制御させ、
    前記印刷物の1つ前に作成される他の印刷物を前記切断手段が切り離す前に、前記印刷物の前記複数の貼り付け位置決め部が形成される予定の複数の箇所のそれぞれに前記印刷手段により当該貼り付け位置決め部の寸法を印刷するように、前記印刷手段の制御を行わせる、
    ことを特徴とするプログラム。
  14. 長尺状の被印刷媒体を該被印刷媒体の長さ方向に搬送する搬送手段と、前記被印刷媒体に印刷を行う印刷手段と、前記被印刷媒体を切断する切断手段と、を備える印刷装置を制御するコンピュータにより実行されるプログラムであって、
    前記印刷手段の制御手段によって、
    前記切断手段により前記被印刷媒体を切断させることにより、前記印刷手段による前記印刷が行われた印刷物本体と、前記印刷物本体を貼り付け領域に貼り付ける際に、前記貼り付け領域に対する前記印刷物本体の貼り付け位置決めに使用することができる少なくとも1つの貼り付け位置決め部とを、含む印刷物が形成されるように、前記搬送手段、前記印刷手段、及び前記切断手段を制御させ、
    前記印刷手段と前記切断手段との間にある間隔に起因して前記印刷物本体とは別に生じる前記印刷物の余白部分に、前記貼り付け位置決め部の少なくとも一部が含まれる前記印刷物が形成されるように、かつ、前記貼り付け位置決め部を予め定められた長さで複数形成するように、前記搬送手段、前記印刷手段、及び前記切断手段を制御させる、
    ことを特徴とするプログラム。
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