JP2014038316A - 画像形成装置、消耗品切れ通知方法、および、プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】印刷の生産性が低下しない画像形成装置、消耗品切れ通知方法、および、プログラムを提供する。
【解決手段】画像形成装置であって、印刷ジョブの属性情報に基づいて、印刷ジョブの実行により消耗品の補給が必要となる補給時刻を算出する算出部と、補給時刻から、ユーザが画像形成装置まで移動する移動時間と、消耗品の補給に必要な補給時間と、を減算した時刻に、ユーザに対して消耗品の補給が必要となることを通知する通知部と、を備えることを特徴とする。
【選択図】図3
【解決手段】画像形成装置であって、印刷ジョブの属性情報に基づいて、印刷ジョブの実行により消耗品の補給が必要となる補給時刻を算出する算出部と、補給時刻から、ユーザが画像形成装置まで移動する移動時間と、消耗品の補給に必要な補給時間と、を減算した時刻に、ユーザに対して消耗品の補給が必要となることを通知する通知部と、を備えることを特徴とする。
【選択図】図3
Description
本発明は、画像形成装置、消耗品切れ通知方法、および、プログラムに関する。
オフィスなど複数のユーザが共有して画像形成装置を利用する環境においては、ユーザと画像形成装置との位置関係により、ユーザから画像形成装置が見えない状況が発生する。このような状況では、ユーザが画像形成装置に移動後の印刷完了待ち時間をできるだけ短く、かつ、印刷物をできるだけ早く回収することが望まれる。例えば、GPS(グローバル・ポジショニング・システム)情報を利用してユーザから画像形成装置までの距離を計測することによりユーザが画像形成装置に到着するまでの時間を算出し、算出した時間を印刷完了時刻から減算した時刻に、印刷の完了を事前にユーザに通知するシステムが知られている(特許文献1参照)。
しかし、従来の方法では、ユーザには印刷完了だけが通知される。このため、ユーザが通知を受けて画像形成装置に到着したときに、用紙やトナーなどの消耗品が切れている場合には、消耗品を補給しなければならない。消耗品を補給する間は印刷を停止させるため、印刷を完了するまでの時間が延び、印刷の生産性が低下するという問題がある。
本発明の目的は、印刷の生産性が低下しないようにすることである。
本発明は、画像形成装置であって、印刷ジョブの属性情報に基づいて、前記印刷ジョブの実行により消耗品の補給が必要となる補給時刻を算出する算出部と、前記補給時刻から、ユーザが前記画像形成装置まで移動する移動時間と、前記消耗品の補給に必要な補給時間と、を減算した時刻に、前記ユーザに対して前記消耗品の補給が必要となることを通知する通知部と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、印刷の生産性が低下しないようにすることができる。
次に、本発明の実施形態に係る画像形成装置を説明する。画像形成装置は、消耗品の補給が必要となる時刻(補給時刻)を算出し、補給時刻から、ユーザが画像形成装置まで移動する移動時間と消耗品の補給に必要な補給時間とを減算した時刻に、ユーザに対して消耗品の補給が必要となることを通知する。消耗品は、例えば、画像を形成する記録媒体(用紙など)、および、トナーなどである。消耗品はこれらに限られるものではなく、ステープル針、インクカートリッジ、および、インクリボンなど任意の消耗品を適用できる。以下では、用紙またはトナーを消耗品とする例を説明する。消耗品が用紙の場合は、用紙切れが発生する時刻(用紙切れ時刻)が補給時刻の一例となる。消耗品がトナーの場合は、トナー切れが発生する時刻(トナー切れ時刻)が補給時刻の一例となる。
本実施形態の画像形成装置は、例えば各印刷ジョブの用紙枚数と給紙トレイの残り枚数とを比較し、印刷ジョブが完了するまでに給紙トレイの用紙が空になる場合には、当該印刷ジョブのユーザが画像形成装置まで移動するのに要する時間を考慮して、給紙トレイの用紙が空になる前にユーザ(ユーザの携帯端末)に通知して用紙の補充を可能にする。
本実施形態について、以下の図面を用いて具体的に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態の画像形成装置を備えた画像形成システムを概略的に説明する図である。
画像形成システムは、上位装置101と、携帯端末102と、画像形成装置103とを含む。上位装置101および携帯端末102は、それぞれ複数あってもよい。上位装置101と画像形成装置103は、LANなどのネットワークを介して接続されている。携帯端末102および画像形成装置103は、例えば無線LANを介して接続されている。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態の画像形成装置を備えた画像形成システムを概略的に説明する図である。
画像形成システムは、上位装置101と、携帯端末102と、画像形成装置103とを含む。上位装置101および携帯端末102は、それぞれ複数あってもよい。上位装置101と画像形成装置103は、LANなどのネットワークを介して接続されている。携帯端末102および画像形成装置103は、例えば無線LANを介して接続されている。
上位装置101は、例えばPC(パーソナルコンピュータ)であって、画像形成装置103に印刷ジョブを送信する。なお、上位装置101は、印刷ジョブの送信の際に、当該印刷ジョブの属性情報として、印刷ジョブ名、ユーザ名、ページ数、および、使用する給紙トレイなどの情報を通知する。
携帯端末102は、ユーザが所持する端末である。携帯端末102は、メールの送受信機能を備え、画像形成装置103からメールを受信する機能を有する。また、携帯端末102は、GPS衛星104のGPS電波を受信して位置情報(経度、緯度情報)を取得する機能を備える。携帯端末102は、例えば定期的にGPS衛星104から位置情報を取得し、自端末のメールアドレスおよび位置情報を画像形成装置103に通知する。
画像形成装置103は、ユーザ情報データベース201を備えると共に、GPS衛星104からGPS電波を受信して位置情報(経度、緯度情報)を取得する機能を有している。ユーザ情報データベース201は、ユーザにより、ユーザ名、および、携帯端末102の宛先情報(例えばメールアドレス)を登録するデータベースである。
画像形成装置103は、上位装置101から印刷ジョブを受信すると、ユーザ情報データベース201を参照して、印刷ジョブの属性情報に含まれるユーザ名に対応するメールアドレスを取得する。画像形成装置103は、取得したメールアドレス宛に印刷状況を通知する。通知のタイミングは、GPS衛星104から取得した画像形成装置103自身の位置情報、および、携帯端末102から受信した携帯端末102の位置情報から算出される距離に基づき決定される(詳細は、図2乃至図5を参照して後述する)。
なお、位置情報はGPSを用いる方法に限られるものではない。ユーザおよび画像形成装置103の位置を特定できる方法であれば従来から用いられるあらゆる方法を適用できる。例えば屋内GPS(IMES:Indoor Messaging System)などで位置情報を取得できる場合は、それを利用してもよい。
図2は、第1の実施形態におけるユーザ情報の構成を示す図である。ユーザ情報は、ユーザが所持する携帯端末102に関連する情報であり、例えばユーザ情報データベース201に記憶される。ユーザ情報は、ユーザ名301と、宛先情報であるメールアドレス302と、距離303と、を含む。ユーザ名301は、例えば携帯端末102の保有者名である。メールアドレス302は、例えば携帯端末102のメールアドレスである。距離303は、画像形成装置103からユーザ(ユーザが保有する携帯端末102)までの距離である。距離の単位は任意である。図2では、距離をメートル単位で表した例が示されている。
図3は、第1の実施形態における画像形成装置103の構成を概略的に示す図である。図3に示すように、画像形成装置103は、印刷ジョブ受信手段202と、展開手段203と、印刷制御手段204と、プリンタエンジン205と、印刷ジョブ情報管理手段206と、エンジン状態管理手段207と、ユーザ情報管理手段208と、操作パネル制御手段209と、位置情報受信手段210と、印刷状況通知手段211と、を備えている。
印刷ジョブ受信手段202は、上位装置101などから印刷ジョブを受信する。印刷ジョブ受信手段202は、上位装置101から印刷ジョブを受信すると、まず、印刷ジョブの属性情報を印刷ジョブ情報管理手段206に通知する。属性情報には、印刷ジョブ名、ユーザ名、ページ数および使用する給紙トレイが含まれている。印刷ジョブ受信手段202は印刷ジョブを展開手段203へ転送する。
展開手段203は、印刷ジョブで印刷が指定される画像データを、印刷可能な形式に展開する。展開手段203は、印刷ジョブを例えばビットマップ展開し、各ページのビットマップ展開が終了する毎に、印刷ジョブ情報管理手段206にビットマップ展開終了を通知し、印刷制御手段204にビットマップデータを渡す処理を繰り返す。
印刷制御手段204は、プリンタエンジン205にビットマップデータを転送し、プリンタエンジン205を制御して印刷を行う。印刷制御手段204は、プリンタエンジン205から排紙完了通知を受信したときは、排紙完了通知を印刷ジョブ情報管理手段206およびエンジン状態管理手段207に転送する。印刷制御手段204は、プリンタエンジン205から給紙トレイの残用紙枚数通知を受信したときは、残用紙枚数通知をエンジン状態管理手段207に転送する。
プリンタエンジン205は、印刷制御手段204の指示に従い印刷を実行する。また、プリンタエンジン205は、上述のように、印刷制御手段204に排紙完了通知および残用紙枚数通知を送信する。排紙完了通知は、例えば用紙を1枚排紙する毎に発行される。残用紙枚数通知は、例えば起動時および給紙トレイが開いた状態から閉じられた状態に変化したときに発行される。
印刷ジョブ情報管理手段206は、印刷ジョブ受信手段202、展開手段203、印刷制御手段204およびエンジン状態管理手段207から受信した情報に基づき、印刷ジョブリストを構築して印刷ジョブリストの各パラメータの値を管理(ここでは、各パラメータの更新やその判定を総称して管理という。以下同じ)する。また、印刷ジョブ情報管理手段206は、印刷ジョブリストの各パラメータの値に基づき、印刷ジョブの終了時刻および給紙トレイの用紙切れ時刻を算出する算出部として機能する。また、印刷ジョブ情報管理手段206は、印刷ジョブのユーザ名および算出した用紙切れ時刻を印刷状況通知手段211に通知する機能を有する(詳細は、図4を参照して後述する)。
エンジン状態管理手段207は、印刷制御手段204から受信する残用紙枚数通知および排紙完了通知に基づき、トレイ毎の残用紙枚数を管理する。また、エンジン状態管理手段207は、印刷制御手段204から残用紙枚数通知を受信したときは、受信した通知の内容を印刷ジョブ情報管理手段206に通知する。
ユーザ情報管理手段208は、操作パネル制御手段209および位置情報受信手段210から受信した情報に基づき、図2に示すユーザ情報(ユーザ名、ユーザの携帯端末のメールアドレス、距離)を管理する。例えば、ユーザ情報管理手段208は、操作パネル制御手段209を用いてユーザにより入力されたユーザ情報をユーザ情報データベース201に記憶して管理する。ユーザ情報管理手段208は、ユーザと画像形成装置103との距離を位置情報受信手段210から受信した場合は、受信した距離をユーザ情報データベース201に記憶して管理する。また、ユーザ情報管理手段208は、起動時にユーザ情報をユーザ情報データベース201から読み込む。また、ユーザ情報管理手段208は、ユーザ情報に変更があればユーザ情報データベース201のユーザ情報を変更する。
画像形成装置103の各構成要素は、ユーザ情報管理手段208を介して、ユーザ情報データベース201の内容を参照可能である。
操作パネル制御手段209は、ユーザ等とのインタフェースである。ユーザは、操作パネル制御手段209を用いて、ユーザ名301およびメールアドレス302などの各情報の登録、変更、削除、および、参照を行うことができる。操作パネル制御手段209は、ユーザ名301およびメールアドレス302の登録、変更、または削除を受け付けたときは、ユーザ名301およびメールアドレス302をユーザ情報管理手段208に通知する。
位置情報受信手段210は、ユーザの位置を示す位置情報を受信する。位置情報受信手段210は、例えば、起動時に画像形成装置103の位置情報をGPS衛星104から受信する。位置情報受信手段210は、起動後、ユーザの携帯端末102からメールアドレス302および位置情報を受信する。位置情報受信手段210は、画像形成装置103および携帯端末102それぞれから受信した位置情報を用いて、画像形成装置103と当該携帯端末102との間の距離303を算出する。位置情報受信手段210は、算出した距離303とメールアドレス302とをユーザ情報管理手段208に通知する。なお、位置情報受信手段210が位置情報を受信するタイミングは任意である。例えば、位置情報受信手段210は、定期的に位置情報を受信してもよいし、各時刻(印刷終了時刻、用紙切れ時刻)の算出が必要となったときに位置情報を受信するように構成してもよい。
印刷状況通知手段211は、消耗品の補給が必要である等の印刷状況を通知する通知部として機能する。印刷状況通知手段211は、印刷ジョブのユーザ名、および、印刷ジョブの終了時刻または給紙トレイの用紙切れ時刻を印刷ジョブ情報管理手段206から受信すると、ユーザ情報管理手段208から印刷ジョブのユーザ名に対応するユーザ情報を取得する。
印刷状況通知手段211は、印刷ジョブ情報管理手段206から印刷ジョブの終了通知を受信したときは、ユーザ情報管理手段208を介して取得したユーザ情報の距離303から、ユーザの当該画像形成装置103までの移動時間を算出する。移動時間は、例えば、距離303と、予め定められたユーザの歩行速度とから算出できる。印刷状況通知手段211は、印刷ジョブ情報管理手段206から受信した印刷ジョブの終了時刻から移動時間を差し引いた(減算した)時刻になると、取得したユーザ情報のメールアドレス302に印刷終了を通知するメールを送信する。
また、印刷状況通知手段211は、印刷ジョブ情報管理手段206から給紙トレイの用紙切れ通知(用紙切れ時刻)を受信したときは、受信した用紙切れ時刻からユーザの移動時間、および給紙トレイへの用紙の補給作業に必要な時間(補給時間)を差し引いた時刻になると、ユーザ情報管理手段208から取得したユーザ情報のメールアドレス302に、用紙切れを通知するメールを送信する。メールを受信したユーザは、当該画像形成装置103のところへ行って用紙の補給を行う。
なお、印刷状況通知手段211による通知方法はメールに限られるものではなく、ユーザに印刷終了や用紙切れを通知できる方法であればあらゆる方法を適用できる。
図4は、第1の実施形態における印刷ジョブリストについて説明する図である。印刷ジョブリストは、既に述べたように、印刷ジョブ情報管理手段206が印刷ジョブ受信手段202、展開手段203、印刷制御手段204およびエンジン状態管理手段207から受信した情報に基づき構築する情報である。印刷ジョブリストは、印刷ジョブ情報を配列したものである。印刷ジョブ情報は、印刷ジョブ名401、ユーザ名402、ページ数403、展開終了ページ数404、排紙終了ページ数405、使用する給紙トレイ406、給紙トレイ残用紙枚数407および印刷可能ページ数408の各パラメータにより構成されている。
印刷ジョブ情報管理手段206は、印刷ジョブ受信手段202から印刷ジョブの属性情報通知を受信すると、印刷ジョブリストの最後に印刷ジョブ情報を追加し、以下のようにして、各パラメータ値をセットする。すなわち、印刷ジョブ情報管理手段206は、印刷ジョブ名401、ユーザ名402、ページ数403、および、使用する給紙トレイ406の値は、受信した印刷ジョブの属性情報の値を固定値としてセットする。印刷ジョブ情報管理手段206は、展開終了ページ数404と排紙終了ページ数405の値は、初期値を0とする。印刷ジョブ情報管理手段206は、展開手段203からビットマップ展開終了通知を受信したときは展開終了ページ数404を1加算する。印刷ジョブ情報管理手段206は、印刷制御手段204から排紙完了通知を受信したときは排紙終了ページ数405を1加算する。
給紙トレイ残用紙枚数407の値は、当該印刷ジョブの印刷終了時の残用紙枚数を示す。給紙トレイ残用紙枚数407の値は、エンジン状態管理手段207から取得した給紙トレイの残用紙枚数と、当該印刷ジョブおよび先行する印刷ジョブ情報のページ数403と、により算出できる。当該印刷ジョブまたは先行する印刷ジョブの実行中に給紙トレイ内の用紙が空になる場合は、印刷ジョブ情報管理手段206は、給紙トレイ残用紙枚数407の値に−1をセットする。印刷可能ページ数408の値は、給紙トレイの用紙が空になることなく印刷できるページ数を示す。給紙トレイの用紙が空にならずに全てのページが印刷できる場合は、当然のことながら印刷可能ページ数408の値はページ数403と同じ値になる。印刷可能ページ数408の値は、エンジン状態管理手段207から取得した給紙トレイの残用紙枚数、並びに、当該印刷ジョブおよび先行する印刷ジョブ情報のページ数403により算出できる。
本実施形態では、印刷ジョブ情報管理手段206は、展開手段203からのビットマップ展開終了通知の有無を判定して、展開手段203からビットマップ展開終了通知を受信したとき、次の方法で、印刷終了通知条件および給紙トレイの用紙切れ通知条件を判定する。
すなわち、印刷ジョブ情報管理手段206は、給紙トレイ残用紙枚数407の値が−1以外で、印刷ジョブリストの先頭の印刷ジョブから当該印刷ジョブまでの展開終了ページ数404の値の和が印刷可能ページ数408の値の和と一致したとき、印刷終了通知条件が成立したと判定する。すなわち、印刷ジョブ情報管理手段206は、印刷終了通知条件に一致(成立)したときは、印刷ジョブリストの先頭の印刷ジョブから当該印刷ジョブまでの印刷可能ページ数408の値の和から排紙終了ページ数405の値の和を差し引き、未排紙のページ数を取得する。印刷ジョブ情報管理手段206は、未排紙のページ数およびプリンタエンジン205の印刷速度から印刷ジョブの終了時刻を算出する。印刷ジョブ情報管理手段206は、印刷ジョブ情報のユーザ名402および印刷ジョブの終了時刻を印刷状況通知手段211に通知する。印刷ジョブ情報管理手段206は、例えば予め定められた1ページあたりの印刷速度の値をプリンタエンジン205の印刷速度として用いて印刷ジョブの終了時刻を算出する。
また、印刷ジョブ情報管理手段206は、給紙トレイ残用紙枚数407の値が−1で、印刷ジョブリストの先頭の印刷ジョブから当該印刷ジョブまでの展開終了ページ数404の値の和が印刷可能ページ数408の値の和と一致したときは、用紙切れ通知条件が成立したと判定する(展開終了ページ数404の和が印刷可能ページ数408の値と一致したときに、用紙切れになる前の最後の印刷が完了する時刻が確定できるので、初めて用紙切れを通知できる。なお、一致するまでは、最後の印刷が完了する時刻は確定できない)。
印刷ジョブ情報管理手段206は、用紙切れ通知条件に一致した(すなわち通知条件が成立した)場合、印刷ジョブリストの先頭の印刷ジョブから当該印刷ジョブまでの印刷可能ページ数408の値の和から、排紙終了ページ数405の値の和を差し引き、未排紙のページ数を取得する。印刷ジョブ情報管理手段206は、未排紙のページ数およびプリンタエンジン205の印刷速度から給紙トレイ内の用紙が空になるまでの時刻(用紙切れ時刻)を算出する。印刷ジョブ情報管理手段206は、印刷ジョブ情報のユーザ名402および算出した用紙切れ時刻を印刷状況通知手段211に通知する。
次に、印刷ジョブリストについて、画像形成装置103が片面印刷の印刷ジョブ名A、BおよびCの3つの印刷ジョブを受信した場合を例に説明する。ここで、当該印刷ジョブを受信する以前の給紙トレイ残用紙枚数は、トレイ1が60枚、トレイ2が100枚とする。
図4は、印刷ジョブ名A、BおよびCを受信した後、印刷ジョブ名Aの印刷ジョブの展開終了ページ数404の値が50、排紙終了ページ数405の値が20になったときの印刷ジョブリストの状態である。
印刷ジョブ情報管理手段206は、印刷ジョブ名Aの属性情報通知を受信したとき、エンジン状態管理手段207から各トレイの用紙残量を取得する。トレイ1には60枚の用紙が入っており、印刷ジョブ名Aの印刷ジョブはトレイ1から50枚の用紙を使用するので、印刷ジョブ情報管理手段206は、給紙トレイ残用紙枚数407の値には10をセットする。印刷ジョブ情報管理手段206は、印刷可能ページ数408の値には50をセットする。
印刷ジョブ名Bの印刷ジョブを受信したときは、印刷ジョブ名Aの印刷ジョブが終了する時点でトレイ1には10枚の用紙が残ることが分かっている。印刷ジョブ名Bの印刷ジョブはトレイ1から20枚の用紙を使用する。このため、10ページ印刷したところで給紙トレイ1内の用紙が空になる。そこで、印刷ジョブ情報管理手段206は、給紙トレイ残用紙枚数407の値には−1をセットする。印刷ジョブ情報管理手段206は、印刷可能ページ数408の値には給紙トレイ残用紙枚数と同じ10をセットする。
印刷ジョブ名Cの印刷ジョブを受信したときは、先行する印刷ジョブ名Bの印刷ジョブの実行中に給紙トレイ内の用紙が空になることが分かっている。このため、印刷ジョブ情報管理手段206は、トレイ2の残用紙枚数に関わらず、給紙トレイ残用紙枚数407の値には−1をセットする。印刷ジョブ情報管理手段206は、印刷可能ページ数408の値には0をセットする。
ここで、印刷ジョブ名Aについては、印刷ジョブ名Aの印刷ジョブの給紙トレイ残用紙枚数407は−1でない。このため、印刷ジョブ情報管理手段206は、印刷ジョブ名Aの印刷ジョブの展開終了ページ数404の値が、印刷ジョブ名Aの印刷ジョブの印刷可能ページ数408の値と同じ50に達したとき、未排紙のページ数およびプリンタエンジン205の印刷速度から終了時刻を算出する。そして、印刷ジョブ情報管理手段206は、印刷ジョブ名Aの印刷ジョブ情報のユーザ名402および印刷ジョブの終了時刻を印刷状況通知手段211に通知する。
印刷ジョブ名Bについては、印刷ジョブ名Bの印刷ジョブの給紙トレイ残用紙枚数407は−1である。このため、印刷ジョブ名Aと印刷ジョブ名Bの印刷ジョブの展開終了ページ数404の値が、印刷ジョブ名Aと印刷ジョブ名Bの印刷ジョブの印刷可能ページ数408の和である60に達したとき、印刷ジョブ情報管理手段206は、未排紙のページ数およびプリンタエンジン205の印刷速度から給紙トレイ内の用紙が空になる時刻(用紙切れ時刻)を算出する。印刷ジョブ情報管理手段206は、印刷ジョブ名Bの印刷ジョブ情報のユーザ名402および用紙切れ時刻を印刷状況通知手段211に通知する。
印刷ジョブ名Cについては、印刷ジョブ名Cの印刷ジョブの給紙トレイ残用紙枚数407は−1である。このため、印刷ジョブ名Aから印刷ジョブ名Cの印刷ジョブの展開終了ページ数404の値が、印刷ジョブ名Aから印刷ジョブ名Cの印刷ジョブの印刷可能ページ数408の和である60に達したとき、印刷ジョブ情報管理手段206は、未排紙のページ数およびプリンタエンジン205の印刷速度から給紙トレイ内の用紙が空になる時刻(用紙切れ時刻)を算出する。印刷ジョブ情報管理手段206は、印刷ジョブ名Cの印刷ジョブ情報のユーザ名402および用紙切れ時刻を印刷状況通知手段211に通知する。
すなわち、以上で説明した事例では、印刷ジョブ名Bと印刷ジョブ名Cのユーザに用紙切れが通知される。また、印刷ジョブ名Aのユーザには印刷終了が通知される。なお、この事例では、用紙切れが発生した給紙トレイ以外の給紙トレイを使用する印刷ジョブのユーザに対しても用紙切れを通知するが、用紙切れが発生した給紙トレイを使用するユーザのみに対して用紙切れを通知するように構成してもよい。例えば、画像形成装置103が、ある給紙トレイで用紙切れが発生しても他の給紙トレイで印刷が継続できる機能を備える場合であれば、不要な通知を抑制することができる。
図5は、第1の実施形態における画像形成装置103の印刷ジョブ受信時のシーケンス(動作順序)について説明する図である。
印刷ジョブ受信手段202は、上位装置101から印刷ジョブを受信すると(S101)、印刷ジョブ情報管理手段206に印刷ジョブの属性情報を通知し(S102)、展開手段203に印刷ジョブを転送する(S103)。
印刷ジョブ情報管理手段206は、属性情報を受信すると、印刷ジョブリストが空の場合、エンジン状態管理手段207から用紙残量を取得し(S104)、図4の印刷ジョブリストに印刷ジョブ情報を追加する(S105)。また、印刷ジョブリストが空でない場合は、印刷ジョブ情報管理手段206は、印刷ジョブリストが空のときに取得した用紙残量および印刷ジョブリストを参照して、図4の印刷ジョブリストに印刷ジョブ情報を追加する(S105)。
展開手段203は、印刷ジョブを受信すると、1ページ分のビットマップ展開が終了する毎に、印刷ジョブ情報管理手段206にビットマップ展開終了を通知し(S106)、印刷制御手段204にビットマップデータを転送する(S115)。展開手段203は、この処理を印刷ジョブのページ数分繰り返す。印刷ジョブ情報管理手段206は、ビットマップ展開終了通知を受信すると、その都度印刷ジョブリストの展開終了ページ数404をインクリメントする。印刷ジョブ情報管理手段206は、前述の図4に関連して説明した手順で印刷終了通知条件および給紙トレイの用紙切れ通知条件が成立したか否かを判定する。印刷終了通知条件が成立した場合は、印刷ジョブ情報管理手段206は、印刷状況通知手段211に、印刷ジョブのユーザ名402および印刷終了時刻と共に印刷終了通知を行う(S107)。用紙切れ通知条件が成立した場合は、印刷ジョブ情報管理手段206は、印刷状況通知手段211に、印刷ジョブのユーザ名402および用紙切れ時刻とともに用紙切れを通知する(S111)。
印刷状況通知手段211は、印刷終了通知を受信すると、印刷終了通知に含まれる印刷ジョブ情報のユーザ名402に一致するユーザ名301を持つユーザ情報をユーザ情報管理手段208から取得する(S108)。次に、印刷状況通知手段211は、取得したユーザ情報の距離303からユーザの当該画像形成装置103までの移動時間を算出する。印刷状況通知手段211は、印刷終了通知に含まれる印刷終了時刻から移動時間を差し引いた時刻にタイムアップするようメール送信タイマーをセットする(S109)。印刷状況通知手段211は、タイマーが切れたとき、携帯端末102に印刷終了メールを送信する(S110)。
また、印刷状況通知手段211は、用紙切れ通知を受信すると、用紙切れ通知に含まれる印刷ジョブ情報のユーザ名402に一致するユーザ名301を持つユーザ情報をユーザ情報管理手段208から取得する(S112)。次に、印刷状況通知手段211は、取得したユーザ情報の距離303から当該画像形成装置103までの移動時間を算出する。印刷状況通知手段211は、用紙切れ通知に含まれる用紙切れ時刻から移動時間および給紙トレイへの用紙の補給時間を差し引いた時刻にタイムアップするようメール送信タイマーをセットする(S113)。印刷状況通知手段211は、タイマーが切れたとき、ユーザの携帯端末102に用紙切れメールを送信する(S114)。
印刷制御手段204は、展開手段203からビットマップデータを受信したときは、プリンタエンジン205にビットマップデータを転送し、プリンタエンジン205を制御して印刷を行う(S116)。プリンタエンジン205は、印刷制御手段204の指示に従い印刷を実行し、1枚排紙をする毎に、印刷制御手段204に排紙完了を通知する(S117)。印刷制御手段204は、排紙完了通知を受信したときは、印刷ジョブ情報管理手段206に排紙完了通知を転送し(S118)、エンジン状態管理手段207にも排紙完了通知を転送する(S120)。
印刷ジョブ情報管理手段206は、排紙完了通知を印刷制御手段204から受信すると、印刷ジョブリストの排紙終了ページ数405をインクリメントする。印刷ジョブ情報管理手段206は、排紙終了ページ数405がページ数403と一致したときは、印刷ジョブリストから印刷ジョブ情報を削除する(S119)。エンジン状態管理手段207は、排紙完了通知を受信すると、該当するトレイの残用紙枚数をデクリメントして用紙残量を更新する(S121)。
(第2の実施形態)
第2の実施形態では、トナーを消耗品とする例を説明する。第2の実施形態に係る画像形成システムの構成およびユーザ情報の構成は第1の実施形態と同じである。そこで、第2の実施形態における画像形成装置103の構成について、主に第1の実施形態と異なる点を以下で説明する。
第2の実施形態では、トナーを消耗品とする例を説明する。第2の実施形態に係る画像形成システムの構成およびユーザ情報の構成は第1の実施形態と同じである。そこで、第2の実施形態における画像形成装置103の構成について、主に第1の実施形態と異なる点を以下で説明する。
展開手段203は、印刷ジョブをビットマップ展開する際に、各ページの展開する色毎に転写するドット数をカウントし、その色毎の転写ドット数をビットマップ展開終了と共に印刷ジョブ情報管理手段206に通知する。
印刷制御手段204は、プリンタエンジン205から色毎のトナー残量通知を受信したときは、トナー残量通知をエンジン状態管理手段207に転送する。プリンタエンジン205は、色毎のトナー残量を印刷制御手段204に通知する。印刷制御手段204は、例えば起動時、トナー補給時、および、印刷停止時にトナー残量通知を発行する。
印刷ジョブ情報管理手段206は、印刷ジョブリストの各パラメータの値に基づき、色毎のトナー切れ時刻を算出する。印刷ジョブ情報管理手段206は、印刷ジョブのユーザ名および色毎のトナー切れ時刻と共に色毎のトナー切れ通知を印刷状況通知手段211に通知する(詳細は、図6を参照して後述する)。
エンジン状態管理手段207は、印刷制御手段204から通知される色毎のトナー残量を示す情報(トナー残量情報)を保持する。印刷状況通知手段211は、印刷ジョブ情報管理手段206からトナー切れ通知を受信すると、ユーザ情報管理手段208から印刷ジョブのユーザ名に対応するユーザ情報を取得する。印刷状況通知手段211は、取得したユーザ情報の距離303からユーザの当該画像形成装置103までの移動時間を算出する。印刷状況通知手段211は、印刷ジョブ情報管理手段206から受信した時刻(トナー切れ時刻)から移動時間およびトナーの補給時間を差し引いた時刻になると、取得したユーザ情報のメールアドレス302にトナー切れを通知するメールを送信する。
図6は、第2の実施形態における印刷ジョブリストについて説明する図である。本実施形態では、モノクロプリンタで、トナーは黒1色とする。また、印刷ジョブ名A、BおよびCの印刷ジョブを受信し、印刷ジョブ名Bの10ページ目の印刷において、トナー切れが発生するものとする。
図6は、印刷ジョブ名Bの10ページ目のビットマップ展開が終了し、トナー切れ発生を事前検知したときの印刷ジョブリストの状態を示している。印刷ジョブリストは印刷ジョブ情報の配列である。印刷ジョブ情報は、印刷ジョブ名601、ユーザ名602、ページ数603、展開終了ページ数604、排紙終了ページ数605、転写ドット数606、トナー残量607、および、印刷可能ページ数608のパラメータにより構成されている。
印刷ジョブ情報管理手段206は、印刷ジョブ受信手段202から印刷ジョブの属性情報通知を受信すると、印刷ジョブリストの最後に印刷ジョブ情報を追加し、以下のようにして、印刷ジョブリストの各パラメータ値をセットする。
すなわち、印刷ジョブ情報管理手段206は、印刷ジョブ名601、ユーザ名602、ページ数603、展開終了ページ数604、および、排紙終了ページ数605は、第1の実施形態と同様にセットする。印刷ジョブ情報管理手段206は、転写ドット数606の初期値は0にセットし、展開手段203からビットマップ展開終了通知を受信する毎に、通知に含まれる転写ドット数を加算する。印刷ジョブ情報管理手段206は、印刷ジョブリストが空である場合は、エンジン状態管理手段207からトナー残量を取得し、取得した値をトナー残量607の初期値としてセットする。印刷ジョブリストが空でない場合は、印刷ジョブ情報管理手段206は、初期値としてNULLをセットする。印刷ジョブ情報管理手段206は、先行する印刷ジョブの展開が全ページ終了したときの1つ上の印刷ジョブ情報のトナー残量607の値をセットする。いずれの場合も、その後、展開手段203からビットマップ展開終了通知を受信する毎に、印刷ジョブ情報管理手段206は、通知に含まれる転写ドット数を、転写時に消費するトナー量に換算して、換算したトナー量の分だけトナー残量607を減算する。印刷ジョブ情報管理手段206は、例えば、予め定められた1ドットの転写に要するトナー量に転写ドット数を乗ずることにより、転写ドット数をトナー量に換算する。印刷ジョブ情報管理手段206は、トナー残量が0を下回った場合は、−1をセットする。
印刷ジョブ情報管理手段206は、印刷可能ページ数608の初期値として0をセットする。展開手段203からビットマップ展開終了通知を受信したときのトナー残量607の値の更新時に、トナー残量607が−1にならなければ、印刷ジョブ情報管理手段206は、印刷可能ページ数608の値を1加算する。トナー残量607が−1になったときは、印刷ジョブ情報管理手段206は、印刷可能ページ数608はそのままの値とする。トナー切れが発生せずに全てのページが印刷できる場合、印刷可能ページ数608の値はページ数603と同じ値になる。
印刷ジョブ情報管理手段206は、展開手段203からビットマップ展開終了通知を受信したときのトナー残量607の値を更新するときは、トナー残量607が−1になったとき、トナー切れ通知条件を判定する。予め定めたトナー切れ通知条件に一致したとき(すなわち、展開終了ページ数604の和が印刷可能ページ数608の値と一致したとき)、印刷ジョブ情報管理手段206は、印刷ジョブリストの先頭の印刷ジョブから当該印刷ジョブまでの印刷可能ページ数608の値の和から、排紙終了ページ数605の値の和を差し引くことにより、未排紙のページ数を取得する。印刷ジョブ情報管理手段206は、未排紙のページ数およびプリンタエンジン205の印刷速度からトナー切れ時刻を算出し、印刷ジョブ情報のユーザ名602およびトナー切れ時刻を印刷状況通知手段211に通知する。
図7は、第2の実施形態における画像形成装置103の印刷ジョブ受信時のシーケンスについて説明する図である。ステップS201〜S203は、第1の実施形態のS101〜S103と同じである。
すなわち、印刷ジョブ受信手段202は、上位装置101から印刷ジョブを受信すると(S201)、印刷ジョブ情報管理手段206に印刷ジョブの属性情報を通知し(S202)、展開手段203に印刷ジョブを転送する(S203)。
印刷ジョブ情報管理手段206は、属性情報を受信すると、印刷ジョブリストが空の場合、エンジン状態管理手段207からトナー残量を取得し(S204)、図6に関連して説明した方法により、印刷ジョブリストに印刷ジョブ情報を追加する(S205)。印刷ジョブリストが空でない場合は、印刷ジョブ情報管理手段206は、印刷ジョブリストが空のときに取得したトナー残量および印刷ジョブリストを参照して、図6に関連して説明した方法により印刷ジョブリストに印刷ジョブ情報を追加する(S205)。
展開手段203は、印刷ジョブを受信すると、1ページ分のビットマップ展開が終了する毎に、印刷ジョブ情報管理手段206に転写ドット数とともにビットマップ展開終了を通知し(S206)、印刷制御手段204にビットマップデータを転送する(S215)。展開手段203は、この処理を印刷ジョブのページ数分繰り返す。
ステップS207〜S210は、第1の実施形態のS107〜S110と同じである。すなわち、印刷ジョブ情報管理手段206は、印刷終了通知条件が成立したときは、印刷状況通知手段211に、印刷ジョブのユーザ名602および印刷終了時刻とともに印刷終了通知を送る(S207)。
印刷状況通知手段211は、印刷終了通知を受信すると、印刷終了通知に含まれる印刷ジョブ情報のユーザ名602に一致するユーザ名301を持つユーザ情報をユーザ情報管理手段208から取得する(S208)。
次に、印刷状況通知手段211は、取得したユーザ情報の距離303からユーザの当該画像形成装置103までの移動時間を算出する。印刷状況通知手段211は、メール送信タイマーを、印刷終了通知に含まれる印刷終了時刻から移動時間を差し引いた時刻にタイムアップするようにセットする(S209)。印刷状況通知手段211は、タイマーが切れたとき、携帯端末102に印刷終了メールを送信する(S210)。
印刷ジョブ情報管理手段206は、ビットマップ展開終了通知を受信すると、印刷ジョブリストの展開終了ページ数604をインクリメントし、図6に関連して説明した方法によりトナー切れ通知条件を判定する。トナー切れ通知条件が成立したときは、印刷状況通知手段211に、印刷ジョブのユーザ名602およびトナー切れ時刻とともにトナー切れを通知する(S211)。
印刷状況通知手段211は、トナー切れ通知を受信すると、トナー切れ通知に含まれる印刷ジョブ情報のユーザ名602に一致するユーザ名301を持つユーザ情報をユーザ情報管理手段208から取得する(S212)。次に、印刷状況通知手段211は、取得したユーザ情報の距離303から当該画像形成装置までの移動時間を算出する。印刷状況通知手段211は、メール送信タイマーを、トナー切れ通知に含まれるトナー切れ時刻から移動時間およびトナーの補給時間を差し引いた時刻にセットする(S213)。印刷状況通知手段211は、タイマーが切れたとき、ユーザの携帯端末102にトナー切れメールを送信する(S214)。
ステップS216〜S219は、第1の実施形態のS116〜S119と同じである。すなわち、印刷制御手段204は、ビットマップデータを受信したときは、プリンタエンジン205にビットマップデータを転送し、プリンタエンジン205を制御して印刷を行う(S216)。
プリンタエンジン205は、印刷制御手段204の指示に従い印刷を実行し、1枚排紙をする毎に、印刷制御手段204に排紙完了を通知する(S217)。印刷制御手段204は、排紙完了通知を受信したときは、印刷ジョブ情報管理手段206に排紙完了通知を転送する(S218)。
プリンタエンジン205は、印刷制御手段204の指示に従い印刷を実行し、1枚排紙をする毎に、印刷制御手段204に排紙完了を通知する(S217)。印刷制御手段204は、排紙完了通知を受信したときは、印刷ジョブ情報管理手段206に排紙完了通知を転送する(S218)。
印刷ジョブ情報管理手段206は、排紙完了通知を受信すると、印刷ジョブリストの排紙終了ページ数605をインクリメントする。印刷ジョブ情報管理手段206は、排紙終了ページ数605がページ数603と一致したときは、印刷ジョブリストから印刷ジョブ情報を削除する(S219)。プリンタエンジン205は、印刷が停止したとき、印刷制御手段204にトナー残量を通知する(S220)。
印刷制御手段204は、トナー残量通知を受信したときは、エンジン状態管理手段207にトナー残量通知を転送する(S221)。エンジン状態管理手段207は、トナー残量通知を受信すると、保持しているトナー残量情報を更新する(S222)。
(第3の実施形態)
第1および第2の実施形態では、印刷ジョブを送信したユーザ(印刷ジョブの実行を要求したユーザ)が各通知の対象であったが、通知の対象はこれに限られるものではない。第3の実施形態では、消耗品を管理する予め定められたユーザ(消耗品管理者)に通知を送信する例を説明する。
第1および第2の実施形態では、印刷ジョブを送信したユーザ(印刷ジョブの実行を要求したユーザ)が各通知の対象であったが、通知の対象はこれに限られるものではない。第3の実施形態では、消耗品を管理する予め定められたユーザ(消耗品管理者)に通知を送信する例を説明する。
第3の実施形態における画像形成システムの構成について、主に第1の実施形態と異なる点を以下で説明する。ユーザ情報データベース201は、ユーザにより、ユーザ名、携帯端末102の宛先情報(例えばメールアドレス)、および、消耗品管理者を登録するデータベースである。画像形成装置103は、用紙やトナーなどの消耗品切れを事前に検知すると、ユーザ情報データベース201に登録されている消耗品管理者のメールアドレスを取得し、消耗品切れの状況を取得したメールアドレスに通知する。
通知のタイミングは、第1の実施形態と同じように、GPS衛星104から取得した画像形成装置103の位置情報、および、携帯端末102から受信した当該携帯端末102の位置情報から算出される距離に基づき決定される。
図8は、第3の実施形態におけるユーザ情報の構成について説明する図である。ユーザ情報は、携帯端末102に関連する情報であり、例えばユーザ情報データベース201に記憶される。ユーザ情報は、ユーザ名801と、ユーザのメールアドレス802と、距離803と、消耗品管理者804と、を含む。ユーザ名801、メールアドレス802、および、距離803は、第1の実施形態と同じである。消耗品管理者804は、用紙やトナーなどの消耗品が切れた場合に補給を行う作業員か否かを示す情報である。図8では、○印が消耗品管理者であることを示す。消耗品管理者は複数人存在してもよい。
第3の実施形態における画像形成装置103の構成について、主に第1の実施形態と異なる点を以下に説明する。
操作パネル制御手段209は、ユーザとのインタフェースである。ユーザは、操作パネル制御手段209を用いて、ユーザ名801、メールアドレス802および消耗品管理者804などの各情報の登録、変更、削除、および参照を行うことができる。操作パネル制御手段209は、ユーザ名801、メールアドレス802および消耗品管理者804の登録、変更、または削除を受け付けたときは、ユーザ名801およびメールアドレス802および消耗品管理者804をユーザ情報管理手段208に通知する。
印刷状況通知手段211は、印刷ジョブ情報管理手段206から給紙トレイの用紙切れやトナー切れなどの消耗品切れ通知を受信すると、ユーザ情報管理手段208から消耗品管理者のユーザ情報を取得する。印刷状況通知手段211は、印刷ジョブ情報管理手段206から受信した消耗品切れの発生時刻から、消耗品管理者の当該画像形成装置103までの移動時間および消耗品の補給時間を差し引いた時刻になると、取得したユーザ情報のメールアドレス802に消耗品切れを通知するメールを送信する。消耗品管理者が複数人いる場合、その数だけメールを送信する。
第3の実施形態における印刷ジョブリストの構成は、第1の実施形態と同じ構成である。第3の実施形態における画像形成装置103の印刷ジョブ受信時のシーケンスは、第1の実施形態と同様である。
(第4の実施形態)
第4の実施形態では、画像形成装置103に最も近いユーザに通知を送信する例を説明する。第4の実施形態における画像形成システムの構成について、主に第1の実施形態と異なる点を以下で説明する。
第4の実施形態では、画像形成装置103に最も近いユーザに通知を送信する例を説明する。第4の実施形態における画像形成システムの構成について、主に第1の実施形態と異なる点を以下で説明する。
画像形成装置103はユーザ情報データベース201を備える。ユーザ情報データベース201は、ユーザにより、ユーザ名、携帯端末102の宛先情報(例えばメールアドレス)を登録するデータベースである。
画像形成装置103は、用紙やトナーなどの消耗品切れを事前に検知すると、ユーザ情報データベース201に登録されているユーザの中から画像形成装置103に最も近いユーザのメールアドレスを取得し、消耗品の状況を当該ユーザの携帯端末102に通知する。
第4の実施形態における画像形成装置103の構成について、主に第1の実施形態と異なる点を以下に説明する。
印刷状況通知手段211は、印刷ジョブ情報管理手段206から給紙トレイの用紙切れやトナー切れなどの消耗品切れ通知を受信すると、ユーザ情報の距離303の値が最も小さいユーザ情報を取得する。印刷ジョブ情報管理手段206から受信した消耗品切れの発生時刻から、取得したユーザ情報に含まれるユーザ名のユーザ(距離303の値が最も小さいユーザ)の当該画像形成装置103までの移動時間および消耗品の補給時間を差し引いた時刻になると、印刷状況通知手段211は、距離303の値が最も小さいユーザのメールアドレス302に消耗品切れを通知するメールを送信する。
第4の実施形態における印刷ジョブリストの構成および画像形成装置103の印刷ジョブ受信時のシーケンスは、第1の実施形態と同様である。
通知のタイミングは、第1の実施形態と同じように、GPS衛星104から取得した画像形成装置103の位置情報、および、ユーザの携帯端末102から受信したその位置情報から算出される距離に基づくようにする。
以上説明したように、本実施形態によれば、印刷ジョブを送信したユーザが画像形成装置から離れていても、画像形成装置に用紙切れ、トナー切れ等の消耗品切れが発生するのを事前に把握して、ユーザの携帯端末に通知することができる。そのため、印刷を止めずに消耗品を補給できる確率を上げることができる。また、携帯端末に通知するに当たっては、印刷ジョブを実行した人以外の消耗品管理者などにもメールで通知することができる。これにより、印刷を止めずに消耗品を交換できる確率を一層上げることができる。
図9は、第1〜第4の実施形態にかかる画像形成装置103のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。本図に示すように、この画像形成装置103は、コントローラ10とエンジン部(Engine)60とをPCI(Peripheral Component Interface)バスで接続した構成となる。コントローラ10は、画像形成装置103全体の制御と描画、通信、図示しない操作部からの入力を制御するコントローラである。エンジン部60は、PCIバスに接続可能なプリンタエンジンなどであり、たとえば白黒プロッタ、1ドラムカラープロッタ、4ドラムカラープロッタ、スキャナまたはファックスユニットなどである。なお、このエンジン部60には、プロッタなどのいわゆるエンジン部分に加えて、誤差拡散やガンマ変換などの画像処理部分が含まれる。
コントローラ10は、CPU11と、ノースブリッジ(NB)13と、システムメモリ(MEM−P)12と、サウスブリッジ(SB)14と、ローカルメモリ(MEM−C)17と、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)16と、ハードディスクドライブ(HDD)18とを有し、ノースブリッジ(NB)13とASIC16との間をAGP(Accelerated Graphics Port)15で接続した構成となる。また、MEM−P12は、ROM(Read Only Memory)12aと、RAM(Random Access Memory)12bと、をさらに有する。
CPU11は、画像形成装置103の全体制御をおこなうものであり、NB13、MEM−P12およびSB14からなるチップセットを有し、このチップセットを介して他の機器と接続される。
NB13は、CPU11とMEM−P12、SB14、AGP15とを接続するためのブリッジであり、MEM−P12に対する読み書きなどを制御するメモリコントローラと、PCIマスタおよびAGPターゲットとを有する。
MEM−P12は、プログラムやデータの格納用メモリ、プログラムやデータの展開用メモリ、プリンタの描画用メモリなどとして用いるシステムメモリであり、ROM12aとRAM12bとからなる。ROM12aは、プログラムやデータの格納用メモリとして用いる読み出し専用のメモリであり、RAM12bは、プログラムやデータの展開用メモリ、プリンタの描画用メモリなどとして用いる書き込みおよび読み出し可能なメモリである。
SB14は、NB13とPCIデバイス、周辺デバイスとを接続するためのブリッジである。このSB14は、PCIバスを介してNB13と接続されており、このPCIバスには、ネットワークインターフェース(I/F)部なども接続される。
ASIC16は、画像処理用のハードウェア要素を有する画像処理用途向けのIC(Integrated Circuit)であり、AGP15、PCIバス、HDD18およびMEM−C17をそれぞれ接続するブリッジの役割を有する。このASIC16は、PCIターゲットおよびAGPマスタと、ASIC16の中核をなすアービタ(ARB)と、MEM−C17を制御するメモリコントローラと、ハードウェアロジックなどにより画像データの回転などをおこなう複数のDMAC(Direct Memory Access Controller)と、エンジン部60との間でPCIバスを介したデータ転送をおこなうPCIユニットとからなる。このASIC16には、PCIバスを介してFCU(Facsimile Control Unit)30、USB(Universal Serial Bus)40、IEEE1394(the Institute of Electrical and Electronics Engineers 1394)インターフェース50が接続される。操作パネル20はASIC16に直接接続されている。
MEM−C17は、コピー用画像バッファ、符号バッファとして用いるローカルメモリであり、HDD(Hard Disk Drive)18は、画像データの蓄積、プログラムの蓄積、フォントデータの蓄積、フォームの蓄積を行うためのストレージである。
AGP15は、グラフィック処理を高速化するために提案されたグラフィックスアクセラレーターカード用のバスインターフェースであり、MEM−P12に高スループットで直接アクセスすることにより、グラフィックスアクセラレーターカードを高速にするものである。
画像形成装置103は、コピー機能、プリンタ機能、スキャナ機能およびファクシミリ機能のうち少なくとも2つの機能を有する複合機でもよいし、複写機、プリンタ、スキャナ装置、ファクシミリ装置等の画像形成装置であってもよい。
なお、本実施形態の画像形成装置で実行されるプログラムは、ROM等に予め組み込まれて提供される。
本実施形態の画像形成装置で実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録してコンピュータ・プログラム・プロダクトとして提供するように構成してもよい。
さらに、本実施形態の画像形成装置で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、本実施形態の画像形成装置で実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
本実施形態の画像形成装置で実行されるプログラムは、上述した各部(算出部、通知部)を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU(プロセッサ)が上記ROMからプログラムを読み出して実行することにより上記各部が主記憶装置上にロードされ、上記各部が主記憶装置上に生成されるようになっている。
次に、第1〜第4の実施形態にかかる上位装置および携帯端末のハードウェア構成について図10を用いて説明する。図10は、第1〜第4の実施形態にかかる上位装置および携帯端末のハードウェア構成の一例を示す説明図である。
第1〜第4の実施形態にかかる上位装置および携帯端末は、CPU(Central Processing Unit)51などの制御装置と、ROM(Read Only Memory)52やRAM(Random Access Memory)53などの記憶装置と、ネットワークに接続して通信を行う通信I/F54と、各部を接続するバス61を備えている。図10には示していないが、上位装置および携帯端末が、GPS衛星104のGPS電波を受信するGPS受信部を備えていてもよい。
101・・・上位装置、102・・・携帯端末、103・・・画像形成装置、104・・・GPS衛星、201・・・ユーザ情報データベース、202・・・印刷ジョブ受信手段、203・・・展開手段、204・・・印刷制御手段、205・・・プリンタエンジン、206・・・印刷ジョブ情報管理手段、207・・・エンジン状態管理手段、208・・・ユーザ情報管理手段、209・・・操作パネル制御手段、210・・・位置情報受信手段、211・・・印刷状況通知手段。
Claims (9)
- 画像形成装置であって、
印刷ジョブの属性情報に基づいて、前記印刷ジョブの実行により消耗品の補給が必要となる補給時刻を算出する算出部と、
前記補給時刻から、ユーザが前記画像形成装置まで移動する移動時間と、前記消耗品の補給に必要な補給時間と、を減算した時刻に、前記ユーザに対して前記消耗品の補給が必要となることを通知する通知部と、
を備えることを特徴とする画像形成装置。 - 前記ユーザは、前記印刷ジョブの実行を要求したユーザであること、
を特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記ユーザは、予め定められた管理者であること、
を特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記ユーザは、前記画像形成装置に最も近いユーザであること、
を特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記算出部は、前記消耗品の補給が必要となるまでのページ数と、1ページの印刷速度とから前記補給時刻を算出すること、
を特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記消耗品はトナーであり、
前記算出部は、印刷するドット数に対応するトナーの消費量と、トナー残量とから前記消耗品の補給が必要となるまでのページ数を算出し、算出したページ数と前記印刷速度とから前記補給時刻を算出すること、
を特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。 - 前記算出部は、さらに、前記印刷ジョブの実行が終了する終了時刻を算出し、
前記通知部は、前記終了時刻から前記移動時間を減算した時刻に、前記ユーザに対して印刷ジョブの終了を通知すること、
を特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 画像形成装置で実行される消耗品切れ通知方法であって、
印刷ジョブの属性情報に基づいて、前記印刷ジョブの実行により消耗品の補給が必要となる補給時刻を算出する算出ステップと、
前記補給時刻から、ユーザが前記画像形成装置まで移動する移動時間と、前記消耗品の補給に必要な補給時間と、を減算した時刻に、前記ユーザに対して前記消耗品の補給が必要となることを通知する通知ステップと、
を含むことを特徴とする消耗品切れ通知方法。 - 画像形成装置が有するコンピュータを、
印刷ジョブの属性情報に基づいて、前記印刷ジョブの実行により消耗品の補給が必要となる補給時刻を算出する算出部と、
前記補給時刻から、ユーザが前記画像形成装置まで移動する移動時間と、前記消耗品の補給に必要な補給時間と、を減算した時刻に、前記ユーザに対して前記消耗品の補給が必要となることを通知する通知部、
として機能させるためのプログラム。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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