JP2006092165A - 印刷処理方法及び印刷処理装置 - Google Patents

印刷処理方法及び印刷処理装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006092165A
JP2006092165A JP2004275602A JP2004275602A JP2006092165A JP 2006092165 A JP2006092165 A JP 2006092165A JP 2004275602 A JP2004275602 A JP 2004275602A JP 2004275602 A JP2004275602 A JP 2004275602A JP 2006092165 A JP2006092165 A JP 2006092165A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
print
page
paper
raster data
output device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004275602A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryoichi Sato
亮一 佐藤
Munehisa Kato
統久 加藤
Koichi Kawahara
幸一 河原
Jun Otsuki
潤 大槻
Sachihiro Oshima
祥宏 大島
Katsuyuki Asai
克之 浅井
Kazuya Hashimoto
一哉 橋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2004275602A priority Critical patent/JP2006092165A/ja
Publication of JP2006092165A publication Critical patent/JP2006092165A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Record Information Processing For Printing (AREA)
  • Fax Reproducing Arrangements (AREA)
  • Editing Of Facsimile Originals (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Abstract

【課題】 用紙切れなどの消耗品切れが生じたときにも効率的な印刷処理を可能とする。
【解決手段】 プリントサーバでは、ラスタデータを生成すると、ページ順にラスタデータを読出し及び用紙サイズの設定を行い、用紙切れが発生していなければ、ラスタデータを印刷出力装置へ出力して印刷処理を行う(ステップ120〜132)。また、用紙切れが発生するとその用紙を用いるページのラスタデータを印刷待ちキューにスプールし(ステップ134)、次のページに対する処理を行う。また、全てのページの処理が終了した時に、印刷待ちキューにスプールしているラスタデータがあると、用紙切れによる未出力ページの発生を通知し、用紙切れが解消されると、スプールしているラスタデータを出力し、印刷ジョブを完了させる(ステップ136〜142)。
【選択図】 図3

Description

本発明は、画像形成装置によって印刷ジョブに応じた画像を記録紙に形成して印刷出力するときの印刷処理方法及び印刷処理装置に関する。
プリンタ、複写機、ファクシミリ或いはこれらの機能を合わせ持つ複合機などの画像形成装置では、例えば、電子写真プロセスによって画像データに応じた画像を記録紙などの所定の用紙に形成して出力する。また、ネットワークでは、1台又は複数台のプリンタや複合機等の画像形成装置を用いてプリントシステムが形成されることもある。
このような画像形成装置には、それぞれに多数枚の用紙を収容可能な複数の給紙トレイが設けられ、給紙トレイから取出した用紙へ順に画像を形成する。また、複数の給紙トレイのそれぞれに異なる種類やサイズの用紙を収容することにより、印刷ジョブに応じたサイズや種類の用紙を選択して給紙トレイから取出して画像を形成することができる。
このとき、画像形成装置では、入力される印刷ジョブの各ページの画像データに対して所定の画像処理を実行すると共に、RIP処理を行うことにより、ページごとのラスタデータを生成し、生成したラスタデータに基づいて印刷処理が実行されるようになっている。
ところで、画像形成装置では、用紙やトナーなどの消耗品が切れると印刷処理を継続することができなくなり、実行中の印刷ジョブがエラージョブとして保持されると共に、実行前の印刷ジョブも停滞してしまう。
ここから、用紙を装填するときに用紙の量を登録し、用紙の使用量から残量を計算し、用紙残量に応じて実行する印刷ジョブを選択することにより、用紙切れによって一つの印刷ジョブが分割されて出力されてしまうのを防止するようにした提案がなされている(例えば、特許文献1参照。)。
また、印刷出力に必要な用紙の枚数と、用紙残量を比較して、用紙が不足するときには、両面印刷に切換えることにより、実行中の印刷ジョブが中断してしまうのを防止する提案もなされている(例えば、特許文献2参照。)。
一方、消耗品切れによって印刷処理が中断してしまうと、緊急の印刷処理を実行することができなくなってしまう。ここから、予め印刷ジョブに優先順位を設定し、消耗資源が所定量以下になったときに、優先順位に基づいて印刷ジョブを実行することにより、優先順位の高い印刷ジョブの出力待ちが生じてしまうのを防止する提案がなされている(例えば、特許文献3参照。)。
また、画像出力に使用するリソースの状況を検知することにより、実行する印刷処理が途中で中断するか否かを予測して、中断すると予測されるときには、該当印刷ジョブの実行を保留すると共に、中断が予測されない他の印刷ジョブを優先して実行するなどの提案もなされている(例えば、特許文献4参照。)。
このように、用紙等の消耗品切れによる印刷ジョブの中断を防止するためには、消耗品の残量を正確に検知する必要があり、さらに、印刷ジョブごとの消耗品の使用量を把握し、使用量と残量を比較しながら、実行を保留するか否かの判断と共に印刷ジョブの実行順序の入れ替え等のジョブ管理が必要となる。
しかしながら、用紙などの残量を正確に検知する機構を設けることは、装置のコストアップにつながってしまう。また、印刷ジョブの実行に先立って、それぞれの印刷ジョブの中身を解析し、印刷ジョブの処理順序の最適化を図る制御は、個々の印刷ジョブに拘わる実質的な処理時間を長くすることになり、処理効率の低下(生産性の悪化)を招いてしまうことがある。
また、消耗品の正確な残量検知と、適正なジョブ管理が可能とであっても、実行する印刷ジョブによっては必ずしも効率的な処理となるとは限らないことがある。
例えば、100ページの文章中の1ページのみがB4サイズの用紙を使用し、残りがA4サイズの用紙を使用する印刷ジョブを実行しようとしたときに、B4サイズの用紙が用紙切れ状態であれば、この印刷ジョブは実行されないことになり、B4サイズの用紙を1ページ分補給された後に実行されることになる。
しかし、この場合、先にA4サイズの印刷処理を実行しておいて、残りのB4サイズのページに対する印刷処理のみを残しておくほうが、印刷処理が終了する時刻が早くなる。特に、多数部を印刷処理するときには、印刷処理を終了する時刻により大きな開きが生じてしまうことになる。
特開昭63−251833号公報 特開平10−58793号公報 特開平10−171616号公報 特開2000−15897号公報
本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、用紙切れなどが生じたときにも効率的な印刷処理を可能とする印刷処理方法を提案することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明の印刷処理方法は、記録紙への画像形成に用いる消耗品の有無検知しながら、該消耗部品を用いた画像形成を行う印刷出力装置へ、印刷ジョブに基づいて生成した各ページのラスタデータを出力して印刷処理を行う印刷処理方法であって、前記印刷ジョブのページごとに、該ページへの画像形成に用いる前記消耗品が切れる消耗品切れを確認し、前記消耗品切れの生じたページの前記ラスタデータを印刷待ちデータとして保持して、前記消耗品切れの生じていないページのラスタデータを順に前記印刷出力装置へ出力して印刷処理を行い、前記消耗品切れが解消されたときに、前記印刷待ちデータとして保持している前記ラスタデータを前記印刷出力装置へ出力して印刷処理することを特徴とする。
この発明によれば、消耗品切れが生じたときに、その消耗品を使用して画像形成が行われるページのラスタデータを印刷待ちデータとして例えば印刷待ちキューに保持し、そのほかのページについては、順次印刷処理を実行する。また、他の印刷ジョブについても、切れた消耗品を使用するページ以外の印刷処理を実行する。
印刷待ちデータとして保持されたラスタデータに対しては、消耗品切れが解消されたときに、印刷処理を行う。このときに、印刷処理されていないページのデータをラスタデータで保持しているので、迅速に印刷処理を実行することができる。
また、消耗品切れに関係しないページは既に印刷処理されているので、印刷ジョブの全ての印刷処理を完了するまでの時間を短縮することができる。
すなわち、本発明では、印刷ジョブのページ単位で、適正な印刷処理が可能か否かを判断し、印刷処理が可能であれば、印刷処理を実行し、印刷処理が可能とならないページのみのラスタデータを印刷待ちデータとして保持し、消耗品切れが解消されたときに、印刷待ちデータとして保持しているページの印刷処理を行うことにより、最終的な印刷処理が完了するまでの時間を短縮する。
このとき、印刷できないページのラスタデータのみを保持するので、保持するデータ量を抑えることができる。
このような本発明が適用される印刷処理装置は、検知手段によって記録紙への画像形成に用いる消耗品の有無検知しながら、該消耗部品を用いた画像形成を行う印刷出力装置へ、印刷ジョブに基づいて生成した各ページのラスタデータを出力して印刷処理を行う印刷処理装置であって、前記印刷ジョブのページごとに、前記検知手段の検知結果から該ページへの画像形成に用いる前記消耗品が切れる消耗品切れを確認する確認手段と、前記ラスタデータを印刷待ちデータとして保持可能な保持手段と、前記確認手段によって消耗品切れが生じたと判断されるページの前記ラスタデータを前記記憶手段に保持しながら、消耗品切れの生じていないページのラスタデータを順に前記印刷出力装置へ出力して印刷処理を行うと共に、前記消耗品切れが解消されたときに、記憶手段に印刷待ちデータとして保持しているラスタデータを印刷出力装置へ出力して印刷処理する印刷制御手段と、を含むものであれば良い。
また、本発明の印刷処理方法では、前記消耗品切れによって印刷出力が完了しない前記ページの発生を通知することが好ましく、これにより、印刷ジョブが完了していないことを明確にできると共に、消耗品切れの発生も通知することができる。
また、本発明は、前記消耗品が前記記録紙への画像形成に用いる何れかの色のトナーであるときに、該当する色を除いたラスタデータを前記印刷出力装置へ出力して、該当ページの仮印刷処理を行うことを特徴とする。
この発明によれば、消耗品として、C、M、Y、Kの各色のトナーを用いて記録紙に画像を形成するときに、切れた色のトナーを用いずに、該当するページの印刷処理を行う。
また、本発明は、前記消耗品が該当ページの画像を形成する記録紙であるときに、代替記録紙を設定し、前記印刷出力装置から排出される該当ページ位置に前記代替記録紙を出力することを特徴とする。
この発明によれば、消耗品が記録紙であるときに、代替記録紙を設定し、設定した代替記録紙を該当ページ位置に排出する。
これらによって適正な印刷処理が終了していないページを明確にすることができる。
また、本発明においては、前記印刷出力装置が合紙機能を備えているときに、前記代替記録紙として合紙を設定することができ、また、前記代替記録紙が、該当ページの記録紙とサイズの異なるときに、前記代替記録紙のサイズに基づいて前記ラスタデータを変換して前記印刷出力装置へ出力して、前記代替記録紙に拡大又は縮小された画像を形成するものであっても良い。
以上説明したように本発明によれば、消耗品切れによって適正な画像が形成されないページのラスタデータを印刷待ちデータとして保持し、このページに対しては、消耗品切れが解消されたときに印刷処理を行う。
このときに、消耗品切れに関係のないページを先に印刷処理しているので、最終的に印刷処理が完了するまでの時間を短縮することができるという優れた効果が得られる。
〔第1の実施の形態〕
以下に図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明する。図1には、本実施の形態に適用した画像形成システム10の概略構成を示している。画像形成システム10は、プリントサーバ12と印刷出力装置14によって形成されている。なお、画像形成システム10としては、プリントサーバ12と印刷出力装置14が別体であっても良く、また、一体で同一のケーシングに収容されているものであっても良い。
プリントサーバ12には、ネットワークインターフェイス(ネットワークI/F)16が設けられており、プリントサーバ12は、このネットワークI/Fを介して、画像処理端末である多数のクライアントPC18にネットワーク接続される。
クライアントPC18は、各種のアプリケーションを用いて文書の作成、編集、画像の作成、加工、編集等の文書作成処理及び画像処理等を行い、作成した画像データ又は描画データと各種の処理指示とを印刷ジョブとしてプリントサーバ12へ送信する。
プリントサーバ12には、このクライアントPC18から送信される印刷ジョブが、ネットワークI/F16を介して入力される。
また、プリントサーバ12には、双方向インターフェイス(I/F)20が設けられており、この双方向I/F20を介して印刷出力装置14が接続される。なお、本実施の形態では、プリントサーバ12に1台の印刷出力装置14を接続した例を示すが、これに限らず、複数の双方向I/F20を設けるか、ネットワークI/F16を介すなどして複数台の印刷出力装置が接続されるものであっても良い。
このようなプリントサーバ12は、パーソナルコンピュータ(PC)に所定の機能を備えたPCIボードを追加するなどして構成することができる。また、プリントサーバ12は、キーボード、マウス等の入力デバイスやCRTディスプレイやLCDディスプレイ等の表示デバイスを備えており、表示デバイスに表示した画像に対する処理及び表示画像を印刷出力するWYSIWYG機能を備えたものであっても良い。
プリントサーバ12には、プリントコントローラ22、画像処理部24と共に、印刷ジョブなどの各種のデータを記憶するHDD26が設けられている。画像処理部24は、クライアントPC18から印刷ジョブとして入力される画像データや描画データなどのジョブデータに基づいて所定の画像処理を行うと共に、RIP処理を行ってラスタデータ(ビットマップデータ)を生成する。
また、プリントサーバ12では、HDD26に処理待ちキュー26A及び印刷待ちキュー26Bを形成しており、入力された印刷ジョブを処理待ちキュー26Aに格納して保持すると共に、処理待ちキュー26Aに格納している印刷ジョブを順に読み出して、画像処理(RIP処理)を実行する。また、プリントサーバ12では、RIP処理して生成した印刷ジョブごとのラスタデータをページ単位で印刷待ちキュー26Bに格納し、この印刷待ちキュー26Bから順に印刷出力装置14へ出力する。
これにより、印刷出力装置14では、印刷ジョブに基づいた印刷処理を実行する。また、プリントサーバ12では、印刷処理が指定されていないか印刷処理の実行ができないジョブを処理待ちキュー26Aに格納して保持可能な一般的構成となっている。
プリントサーバ12では、処理待キュー26A及び印刷待ちキュー26Bに保持している印刷ジョブを図示しないディスプレイ(モニタ)に表示して確認可能となっていると共に、印刷処理の実行や削除等の処理指示が可能となっている。
なお、このようなプリントサーバ12は、従来公知の種々の構成を用いることができ、本実施の形態では、詳細な説明を省略する。
一方、プリントサーバ12には、印刷機能設定部28が設けられており、印刷ジョブに対する画像処理に先立って印刷ジョブで指定されている各種の印刷機能の設定を行う。なお、プリントサーバ12では、従来公知の印刷機能の設定が可能となっており、印刷機能設定部28では、印刷ジョブで指定されている印刷機能を判断する。これにより、プリントサーバ12では、印刷ジョブに対する印刷機能が設定され、プリントコントローラ22は、設定された印刷機能に基づいて画像処理部24及び印刷出力装置14の作動を制御する。
図2には、印刷出力装置14の概略構成を示している。なお、印刷出力装置14は、レーザービームを用い、電子写真プロセスによって画像を形成するレーザープリンタとなっている。
印刷出力装置14は、用紙30が装填される給紙部32、電子写真プロセスによって用紙30に画像を形成するプリントエンジン(画像形成部)34が設けられ、用紙30の搬送路が形成されている。なお、図2では、印刷出力装置14に形成されている用紙30の搬送路の概略を破線で示している。
プリントエンジン34には、感光体ドラム36が設けられており、感光体ドラム36の周囲に、クリーナ、除電器、帯電器(何れも図示省略)と共に、レーザービーム等を用いたROS(Raster Optical Scanner)38が設けられ、さらに現像器(図示省略)が設けられている。
プリントエンジン34では、感光体ドラム36の周面を均一に帯電させた後、ROS38によってレーザービームを照射する。このとき、プリントエンジン34では、ラスタデータに基づいてレーザービームを走査しながら照射し、感光体ドラム36上にラスタデータに応じた静電潜像を形成する。
また、プリントエンジン34では、図示しない現像器を用い、静電潜像を形成した感光体ドラム36の周面にトナーを供給することにより、トナー像を形成する(トナー現像)。
このとき、プリントエンジン34では、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)、K(ブラック)の各色成分のラスタデータに応じて形成した静電潜像のそれぞれに対して、C、M、Y、Kの各色のトナーを用いることにより、C、M、、Y、Kの各色成分のトナー像を形成する。
プリントエンジン34には、感光体ドラム36に対向して転写ベルト40が設けられており、感光体ドラム36と転写ベルト40の接触位置が転写位置となっている。
プリントエンジン34では、給紙部32から供給(給紙)される用紙30を、この転写位置で感光体ドラム36と転写ベルト40によって挟持する。このときに、プリントエンジン34では、用紙30と感光体ドラム36に形成したトナー像を重ねながら用紙30を感光体ドラム36と転写ベルト40によって挟持して、用紙30にトナー像を転写する。
また、プリントエンジン34では、C、M、Y、Kの各色のトナー像を重畳させながら用紙30に転写することにより、用紙30にフルカラーのトナー像を形成できるようになっている。
プリントエンジン34には、定着モジュール(定着器)42が設けられている。この定着モジュール42は、図示しないヒータによって所定の温度に加熱された定着ローラ44を備えている。定着モジュール42では、トナー像が転写された用紙30を、定着ローラ44によって挟持することにより加圧しながら加熱する。
これにより、トナーが溶融して用紙30に定着され、用紙30に画像が形成される。画像が形成された用紙30は、図示しない排紙トレイ上に排出されて集積される。
一方、給紙部32は、それぞれに多数枚の用紙30を積層して収容可能とする複数の給紙トレイ46を備えている。なお、本実施の形態では、A4サイズなどの比較的小サイズの用紙30を収容する給紙トレイ46A、46Bと、B4、A3サイズなどのA4サイズと比較して大きいサイズの用紙30まで収容が可能となっている給紙トレイ46C、46Dを設けている。また、給紙トレイ46の数及び収容可能な用紙30のサイズはこれに限るものではない。さらに、手差しトレイを設けて、この手差しトレイから用紙30の給紙が可能な構成であっても良い。
給紙トレイ46には、取出しローラ及びフィードローラが設けられており取出しローラによって最上層の用紙30を取出し、この用紙30をフィードローラによって送り出す。
給紙トレイ46から送り出された用紙30は、プリントエンジン34へ向けて搬送される。また、プリントエンジン34には、転写ベルト40よりも給紙部32側にレジローラ48が設けられており、用紙30は、レジローラ48に挟持され、所定のタイミングで転写位置へ送り出されて給紙されることにより所定位置にトナー像が転写される。
なお、印刷出力装置14には、定着モジュール42から送り出された用紙30を、搬送方向を反転させながら給紙側(レジローラ48側)へ搬送する反転搬送路が形成されており、これにより、印刷出力装置14では、用紙30の表裏両面に画像を形成する両面印刷が可能となっている。
このような印刷出力装置14は、一般的のレーザプリンタの構成を適用できる。また、印刷出力装置14には、画像を形成した用紙30の排出側(図2の紙面右側)に各種の後処理装置を設けることができる。
このように構成されている画像形成システム10では、クライアントPC18から送信された印刷ジョブを受信すると、受信した印刷ジョブに対する印刷処理を実行する。
図3には、このときの印刷ジョブに対する処理の概略を示している。このフローチャートは、プリントサーバ12で印刷ジョブを受信すると実行され、最初のステップ100では、画像処理部24での画像処理を実行中の印刷ジョブがあるか否かを確認し、実行中の印刷ジョブがあるときには、ステップ100で肯定判定してステップ102へ移行し、受信した印刷ジョブを処理待ちキュー26Aにスプールする。
この後、ステップ104で実行中のジョブが終了したか否かを確認し、前の印刷ジョブに対する画像処理が終了するとステップ104で肯定判定してステップ106へ移行する。なお、実行中の印刷ジョブがないときには、ステップ100で否定判定してステップ106へ移行する。
このステップ106では、印刷ジョブに設定されている印刷機能の設定を行うと共に印刷ジョブの各ページに対してページ単位で順に画像処理及びRIP処理を行い、RIP処理によって生成したラスタデータを印刷待ちキュー26Bに順にスプールする(ステップ108)。
この後、ステップ110では、印刷待ちキュー26Bにスプールしたラスタデータを、印刷出力装置14へ順に出力する。このとき、プリントコントローラ22では、画像処理によって用紙30のサイズを判定し、判定したサイズの用紙30に画像を形成するように印刷出力装置14を制御する。
一方、印刷出力装置14では、給紙トレイ46ごとに収容される用紙30のサイズなどが設定されており、印刷出力装置14は、画像形成に使用する用紙サイズと共にラスタデータが入力されることにより、指定されたサイズの用紙30を収容している給紙トレイ46を選択し、選択した給紙トレイ46から用紙30を取出してプリントエンジン34へ給紙する。
これと共に、印刷出力装置14では、プリントエンジン34においてラスタデータに基づいた感光体ドラム36の走査露光からトナー現像を行い、給紙部32から給紙される用紙30にトナー像を転写する。これにより、印刷出力装置14では、用紙30に、印刷ジョブに基づいた画像を形成して順に出力する。
ところで、図2に示すように、印刷出力装置14には、給紙トレイ46のそれぞれに、用紙センサ50が設けられている。この用紙センサ50は、印刷出力装置14において印刷処理を行うときの消耗品である用紙30の検知手段として設けられており、給紙トレイ46に収容している用紙30の残量(有無)を検知する。
印刷出力装置14では、この用紙センサ50によって給紙トレイ46ごとの用紙30の有無を検知する。また、印刷出力装置14では、給紙トレイ46ごとに収容している用紙30のサイズが設定されており、これにより、印刷出力装置14では、給紙トレイ46A〜46Dの何れかで用紙30がなくなると、何れのサイズの用紙30が無くなったかを認識可能となっている。
また、印刷出力装置14では、図示しない現像器に供給するトナー残量など、用紙30への画像形成に用いる各種の消耗品ごとに残量を検出する検知手段が設けられており、これにより、消耗品ごとの有無、すなわち、消耗品切れが生じたか否かを認識可能となっている。
なお、印刷出力装置14に用いる消耗品及び消耗品の有無を検知する検知手段は、従来公知の構成を適用することができ、本実施の形態では、詳細な説明を省略する。
一方、印刷出力装置14では、用紙30などの消耗品の何れかが切れると、切れた消耗品をプリントサーバ12のプリントコントローラ22へ出力する。
プリントサーバ12に設けているプリントコントローラ22では、ラスタデータを印刷出力装置14へ出力するまでに消耗品切れの有無を確認し、切れた消耗品が発生した時には、これから出力するラスタデータによって形成されるページが、該当する消耗品を使用するか否かを確認する。
これにより、次に出力するラスタデータのページが、該当する消耗品を使用する時には、該当するページに対するラスタデータの出力を停止し、該当する消耗品を使用するページのラスタデータを順に印刷待ちキュー26Bにスプールする。
また、プリントサーバ12では、切れた消耗品を使用しない印刷ジョブないし印刷ジョブのページがあるときには、該当するページの印刷処理を継続する。
これと共に、プリントサーバ12に設けているプリントコントローラ22では、印刷出力装置14で消耗品切れが発生することにより実行が中断された印刷ジョブが発生すると、該当する印刷ジョブを送信したクライアントPC18へ、消耗品切れが発生したことにより印刷ジョブの実行が中断したことを通知するようにしている。
また、プリントコントローラ22では、印刷出力装置14での消耗品切れが解消されると、該当する消耗品切れによって印刷待ちキュー26Bにスプールしている印刷ジョブのページに対して印刷処理を再開するようにしている。
すなわち、プリントサーバ12では、あるサイズの用紙30が切れたときにはこれにより、該当サイズの用紙30を使用するページの印刷処理を中断し、ページ単位で順に印刷待ちキュー26Bにスプールし、消耗品の補給や交換等がなされ、消耗品切れが解消されることにより、印刷待ちキュー26Bにスプールしている印刷ジョブ(ページごとのラスタデータ)を順に出力し、印刷出力装置14で印刷処理が実行されるようにしている。
ここで、図4を参照しながら印刷出力装置14での消耗品切れに対応するプリントサーバ12での処理を説明する。なお、以下では、消耗品として用紙30を例に説明する。
図4には、前記した図3のステップ110で実行される印刷出力装置14へのラスタデータ(印刷データ)の出力処理の流れを示している。
このフローチャートは、ステップ120でページnの初期値を設定すると、ステップ122では、ページnをインクリメントして1ページ目に設定する。この後、ステップ124では、印刷待ちキュー26Bにスプールしているnページ目(ここでは、先ず、1ページ目)のラスタデータを読出し、ステップ126では、読み出したラスタデータから用紙30のサイズを設定する。
なお、用紙30のサイズの設定は、例えば、RIP処理時(図3のステップ106)時にページに対応するプリント設定情報が作成されて保持され、このときのプリント設定情報から用紙サイズを参照して設定する方法を用いることができる。
次のステップ128では、印刷出力装置14に用紙切れが発生しているか否かを確認する。前記したように、印刷出力装置14では、用紙センサ50を用いて、給紙トレイ46ごとの用紙切れを検知し、用紙切れが発生すると、用紙切れの発生と共にその用紙サイズをプリントコントローラ22に出力するようになっている。
ここから、プリントコントローラ22では、ステップ126で設定したサイズの用紙切れが生じているか否かを判断し、用紙切れが生じていないときには、ステップ128で肯定判定してステップ130へ移行し、nページ目の用紙サイズの指定とラスタデータ等を印刷データとして出力する。
これにより、印刷出力装置14では、指定されたサイズの用紙30にラスタデータに応じた画像を形成して出力する。
このようにして1ページ分の印刷データを出力すると、ステップ132では、印刷ジョブの最終ページまでの処理が終了したか否かを確認し、残りのページがあるときには、ステップ132で否定判定してステップ122へ移行し、次のページに対する処理を開始する。
一方、用紙サイズを設定し(ステップ126)、用紙切れの有無を確認したとき(ステップ128)に、設定したサイズの用紙30がなくなっていると、ステップ128で肯定判定してステップ134へ移行する。
このステップ134では、読み込んでいるnページ目のラスタデータを印刷待ちキュー26Bにスプールして、この後に、ステップ132へ移行する。これにより、用紙切れが発生すると、該当するサイズの用紙30を使用するページの印刷処理が行われず、該当ページのラスタデータが印刷待ちキュー26Bにスプールされる。
このようにして、一つの印刷ジョブの全てのページに対する処理が終了して、ステップ132で肯定判定されると、次のステップ136では、印刷出力せずに印刷待ちキューにスプールしたページがあるか否かを確認し、印刷待ちキューにスプールしたページがあるときには、ステップ136で肯定判定してステップ138へ移行する。なお、印刷出力しないページがないときには、そのまま、この印刷ジョブに対する処理を終了する。
ステップ138では、印刷ジョブを送信したクライアントPC18へ、用紙切れのために未出力のページがあることを通知する。これにより、クライアントPC14では、印刷出力装置14に用紙切れが発生したことと共に、そのために、印刷ジョブの一部が印刷出力されていないことを認識することができる。
なお、このような通知は、ネットワーク管理者やプリントサーバ12、印刷出力装置14の管理者に合わせて行うようにしても良く、これにより、用紙切れに対する迅速な対処を可能とすることができる。
また、クライアントPC18への通知のみでなく、最終ページの印刷処理を実行すると、用紙切れによって未出力のページが発生したことを通知するメッセージを印刷出力するようにしてもよい。
プリントサーバ12では、ステップ132で肯定判定すると、この印刷ジョブに対する実質的な処理が終了したと判断して、次の印刷ジョブに対する処理を開始する。
これにより、印刷出力装置14では、切れていないサイズの用紙30を用いた印刷処理が実行される。
一方、プリントサーバ12では、用紙切れを通知すると、ステップ140では、印刷出力装置14で用紙切れが解消されたか否かを確認し、印刷出力装置14の給紙トレイ46に用紙30は補給されて用紙切れが解消されると、ステップ140で肯定判定してステップ142へ移行し、この印刷ジョブの残りページに対する印刷処理を行う。
図5には、図4のステップ142で実行される残ページの出力処理の一例を示している。このフローチャートでは、ステップ150、152で印刷待ちキュー26Bにスプールしている印刷ジョブの1ページ目(nページ目)に設定すると、ステップ154では、nページ目のラスタデータが印刷待ちキュー26Bにスプールされているか否かを確認し、印刷待ちキュー26Bにスプールされているときには、ステップ154で肯定判定してステップ156へ移行し、そのページのラスタデータを読み出す。
この後、ステップ158では、該当ページに対する用紙30のサイズを設定し、設定サイズの用紙30を用いて印刷処理が行われるようにラスタデータを出力する。これにより、印刷出力装置14では、入力されるラスタデータに基づいた印刷処理を実行する。
なお、このときの用紙30のサイズの設定においても、RIP処理時(図3のステップ106)時にページに対応して保持されているプリント設定情報を参照する方法を用いることができる。これにより、例えば、A3サイズ及びB4サイズの用紙切れが生じ、A3サイズの用紙切れのために保持されたラスタデータがあるとき、A3サイズの用紙切れが解消されていないにもかかわらずB4サイズの用紙切れが解消されたために、A3サイズの用紙切れのために保持しているラスタデータに対する処理を途中まで実行してしまうという無駄を省くことができ好ましい。
次のステップ162では、最終ページの処理が終了したか否かを確認に、残りのページがあるときには、ステップ162で否定判定してステップ152に戻り、次のページに対する処理を行う。また、nページ目が既に印刷出力され、印刷待ちキュー26Bにラスタデータが残っていないときには、ステップ154で否定判定してステップ162へ移行する。
このようにして、印刷出力が中断している印刷ジョブに対して、残っているページを最後まで印刷出力するとステップ162で肯定判定してステップ164へ移行する。このステップ164では、印刷ジョブを送信したクライアントPC18へ、中断していた印刷ジョブの印刷出力が完了したことを通知する。
このように、プリントサーバ12では、印刷出力装置14で用紙切れが発生すると、切れた用紙30を使用したページのみの出力を中断し、印刷可能なページについては、印刷処理を実行し、用紙切れが解消されたときに残りのページを印刷出力する。
これにより、用紙切れが発生した時に、残りのページの印刷出力を停止する場合に比べて、最終的に全てのページの印刷出力が終了するまでの時間を短縮することが可能となる。
特に、プリントサーバ12では、印刷出力を中断したページのデータをラスタデータとして印刷待ちキュー26Bに残しているので、印刷出力が可能となったときに、迅速に印刷処理を開始させることができる。
また、ラスタデータは、RIP処理前のデータに比べてデータ量が多くあるが、プリントサーバ12では、未出力のページのみのラスタデータをスプールするので、メモリ容量が大きくなってしまうのを抑えることができる。
なお、ここでは、消耗品として用紙30を例としたが、消耗品には、トナー(C、M、Y、Kの各色のトナー)があり、このトナーに対しても適用可能である。このときには、例えば、K(ブラック)のトナーが切れると、K色を用いたページの印刷出力を停止して、他の色の印刷出力を継続すれば良く、また、C、M、Yの何れかのトナーが切れたときには、K色のみを使用しているページや、切れた色を使用していないページのみの印刷処理を継続するようにすればよい。
一方、印刷出力装置14には、印刷出力するページの間に合紙を挿入する合紙機能を備えたものがある。この合紙は、用紙30と同じように給紙トレイ26へ収容されるので、合紙切れを用紙センサ50によって検知することができる。
また、合紙機能が設定された印刷ジョブを実行するときに、印刷出力装置14に合紙切れが生じたときには、合紙を挿入せずに印刷処理を実行し、合紙が挿入されていないことをクライアントPC18などへ通知して、該当ジョブに対する印刷処理が完了したもとのすればよい。すなわち、印刷出力が終了したページに合紙を手作業で入れてもらいようにすればよい。
〔第2の実施の形態〕
次に本発明の第2の実施の形態を説明する。なお、第2の実施の形態の基本的構成は、第1の実施の形態と同じであり、第1の実施の形態と同一の部品には、同一の符号を付与してその説明を省略する。
前記した第1の実施の形態では、用紙切れが生じると、そのページの印刷出力を中断したが、第2の実施の形態では、残っているサイズの用紙30を用いて、印刷出力されていないページが明確となるようにしている。
図6には、第2の実施の形態に係る印刷データの出力処理の概略を示している。なお、図6において、図4と同等の処理には同じステップ番号を付与してその説明を省略する。
このフローチャートでは、用紙切れが発生すると、印刷出力に用いる用紙30が切れると、ステップ128で肯定判定してステップ134へ移行し、該当ページのラスタデータを印刷待ちキュー26Bにスプールする。
この後、ステップ170では、代替として用いる用紙30のサイズを設定する。このときの用紙30のサイズは、印刷出力装置14の給紙トレイ46の何れかに残っているサイズとする。
次のステップ172では、設定した代替の用紙30のサイズに合わせてラスタデータを変換する。例えば、A4サイズの用紙30で印刷出力するときに、代替サイズとしてB5サイズの用紙30を設定したときには、画像がB5サイズに納まるように縮小する。また、A4サイズの用紙30の代替として、B4サイズやA3サイズの用紙30を用いるときには、逆に画像を拡大して印刷出力されるように変換する。なお、代替サイズとして大きいサイズの用紙30を用いるときには、画像の拡大/縮小を行わずに、用紙30の搬送方向に対する画像の向きのみを変換するようにしてもよい。
このようにして用紙30のサイズ及びラスタデータの変換を行うとステップ130に移行して、設定した用紙30に画像を形成するように印刷データを出力する。
このように、用紙切れが発生した時に、本来の設定とは異なるサイズの用紙30に画像を形成することより、正規の印刷出力を中断したページやページの内容を的確に判定することができる。なお、代替の用紙30を設定した場合、該当ページに形成される画像の内容を把握できるので、印刷待ちキュー26Bにスプールしているラスタデータを、該当する印刷ジョブを送信したクライアントPC18等によって、印刷待ちキュー26Bから削除できるようにしてもよい。
なお、C、M、Y、Kの何れかの色のトナーが切れたときには、切れたトナーの色を用いずに、残っているトナーを用いて印刷出力すればよい。すなわち、K色のトナーが切れたときには、K色以外のC、M、Yのラスタデータを印刷出力装置14へ出力して、印刷処理を行っても良く、また、K色を、C、M、Yの何れか少なくとも一つの色に変換して印刷出力を行うようにしてもよい。
一方、印刷出力装置14に合紙機能を備え、給紙トレイ46の何れかに合紙が収容されているときには、代替ページに合紙を割り当ててもよい。
図7には、合紙を用いるときの印刷データの出力処理の一例を示している。
このフローチャートでは、用紙切れが発生してステップ128で肯定判定されるとステップ134へ移行して、該当ページのラスタデータを印刷待ちキュー26Bにスプールする。
この後、ステップ174では、代替用紙として合紙を設定し、次のステップ176では、合紙を出力するように印刷出力装置14を制御する(合紙の出力指示)。
これにより、用紙切れが生じたページに合紙が挿入され印刷出力が得られ、未出力のページが明確となる。
このように切れた用紙30の代替として異なるサイズの用紙30又は合紙を用いたときにも、用紙切れが解消されたときに、印刷待ちキュー26Bにスプールしているラスタデータを用いて印刷出力することができるので、印刷ジョブに応じた印刷出力を得るまでの時間短縮が可能となる。
これにより、用紙切れが生じたときにも、印刷処理効率の低下を生じさせてしまうことがなく、効率的な印刷出力装置の利用が可能となる。
なお、以上の説明では、主に用紙サイズを例に説明したが、普通紙、再生紙、厚紙、OHP用紙などの用紙種を含めてもよい。例えば、OHP用紙に印刷出力するように設定されているときに、OHP用紙が切れたときには、代替の用紙を用いて、仮出力を行うようにすることもできる。このときにも、該当ページのラスタデータを印刷待ちキュー26Bにスプールしているので、最終的な印刷出力を完了するまでの時間短縮を図ることができる。
なお、以上説明した本実施の形態は、本発明の構成を限定するものではなく、本発明は、印刷待ちキューを備えた任意の構成の画像形成装置、画像形成システムに適用することができる。
本実施の形態に適用した画像形成システムの概略構成を示すブロック図である。 印刷出力装置の一例を示す概略構成図である。 画像形成システムでの印刷処理の一例を示す流れ図である。 第1の実施の形態に係る印刷ジョブごとの印刷データの出力処理の概略を示す流れ図である。 未出力の印刷データの処理の一例を示す流れ図である。 第2の実施の形態に係る印刷ジョブごとの印刷データの出力処理の概略を示す流れ図である。 第2の実施の形態に係る印刷ジョブごとの印刷データの出力処理の他の一例を示す流れ図である。
符号の説明
10 画像形成システム
12 プリントサーバ
14 印刷出力装置
18 クライアントPC
22 プリントコントローラ
24 画像処理部
26 HDD
26A 印刷待ちキュー
26B 印刷待ちキュー
30 用紙(消耗品)
32 給紙部
34 プリントエンジン
46(46A〜46D) 給紙トレイ
50 用紙センサ

Claims (7)

  1. 記録紙への画像形成に用いる消耗品の有無検知しながら、該消耗部品を用いた画像形成を行う印刷出力装置へ、印刷ジョブに基づいて生成した各ページのラスタデータを出力して印刷処理を行う印刷処理方法であって、
    前記印刷ジョブのページごとに、該ページへの画像形成に用いる前記消耗品が切れる消耗品切れを確認し、
    前記消耗品切れの生じたページの前記ラスタデータを印刷待ちデータとして保持して、前記消耗品切れの生じていないページのラスタデータを順に前記印刷出力装置へ出力して印刷処理を行い、
    前記消耗品切れが解消されたときに、前記印刷待ちデータとして保持している前記ラスタデータを前記印刷出力装置へ出力して印刷処理することを特徴とする印刷処理方法。
  2. 前記消耗品切れによって印刷出力が完了しない前記ページの発生を通知することを特徴とする請求項1に記載の印刷処理方法。
  3. 前記消耗品が前記記録紙への画像形成に用いる何れかの色のトナーであるときに、該当する色を除いたラスタデータを前記印刷出力装置へ出力して、該当ページの仮印刷処理を行うことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の印刷処理方法。
  4. 前記消耗品が該当ページの画像を形成する記録紙であるときに、代替記録紙を設定し、前記印刷出力装置から排出される該当ページ位置に前記代替記録紙を出力することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の印刷処理方法。
  5. 前記印刷出力装置が合紙機能を備えているときに、前記代替記録紙として合紙を設定することを特徴とする請求項4に記載の印刷処理方法。
  6. 前記代替記録紙が、該当ページの記録紙とサイズの異なるときに、前記代替記録紙のサイズに基づいて前記ラスタデータを変換して前記印刷出力装置へ出力して、前記代替記録紙に拡大又は縮小された画像を形成することを特徴とする請求項4に記載の印刷処理方法。
  7. 検知手段によって記録紙への画像形成に用いる消耗品の有無検知しながら、該消耗部品を用いた画像形成を行う印刷出力装置へ、印刷ジョブに基づいて生成した各ページのラスタデータを出力して印刷処理を行う印刷処理装置であって、
    前記印刷ジョブのページごとに、前記検知手段の検知結果から該ページへの画像形成に用いる前記消耗品が切れる消耗品切れを確認する確認手段と、
    前記ラスタデータを印刷待ちデータとして保持可能な保持手段と、
    前記確認手段によって消耗品切れが生じたと判断されるページの前記ラスタデータを前記記憶手段に保持しながら、消耗品切れの生じていないページのラスタデータを順に前記印刷出力装置へ出力して印刷処理を行うと共に、前記消耗品切れが解消されたときに、記憶手段に印刷待ちデータとして保持しているラスタデータを印刷出力装置へ出力して印刷処理する印刷制御手段と、
    を含むことを特徴とする印刷処理装置。
JP2004275602A 2004-09-22 2004-09-22 印刷処理方法及び印刷処理装置 Pending JP2006092165A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004275602A JP2006092165A (ja) 2004-09-22 2004-09-22 印刷処理方法及び印刷処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004275602A JP2006092165A (ja) 2004-09-22 2004-09-22 印刷処理方法及び印刷処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006092165A true JP2006092165A (ja) 2006-04-06

Family

ID=36233080

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004275602A Pending JP2006092165A (ja) 2004-09-22 2004-09-22 印刷処理方法及び印刷処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006092165A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009006632A (ja) * 2007-06-29 2009-01-15 Brother Ind Ltd 印刷装置
JP2010152793A (ja) * 2008-12-26 2010-07-08 Brother Ind Ltd 通信装置およびプログラム
JP2012250420A (ja) * 2011-06-02 2012-12-20 Sharp Corp 画像形成装置、画像形成システム及びプログラム
US8662768B2 (en) 2006-12-27 2014-03-04 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming device
JP2014104702A (ja) * 2012-11-29 2014-06-09 Kyocera Document Solutions Inc 画像形成装置
US11409219B2 (en) * 2018-09-25 2022-08-09 Fujifilm Business Innovation Corp. Image forming apparatus and image forming system

Citations (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04347672A (ja) * 1991-05-27 1992-12-02 Hitachi Ltd プリンタ装置およびそのホッパ選択方法
JPH05229196A (ja) * 1992-02-24 1993-09-07 Fuji Xerox Co Ltd 画像処理装置
JPH07336510A (ja) * 1994-06-03 1995-12-22 Canon Inc 画像形成方法とその装置
JPH08186675A (ja) * 1994-12-28 1996-07-16 Ricoh Co Ltd ファクシミリ装置
JPH09231026A (ja) * 1996-02-27 1997-09-05 Fuji Xerox Co Ltd プリンタ制御装置
JPH10129072A (ja) * 1996-10-28 1998-05-19 Ricoh Co Ltd プリンタ装置
JP2000079746A (ja) * 1998-09-04 2000-03-21 Canon Inc 画像形成装置及び画像形成方法、記録媒体
JP2000127566A (ja) * 1998-10-22 2000-05-09 Seiko Instruments Inc プリント装置
JP2000318270A (ja) * 1999-05-11 2000-11-21 Minolta Co Ltd 画像形成装置および画像形成方法
JP2000339111A (ja) * 1999-05-27 2000-12-08 Canon Inc 印刷制御方法及び装置
JP2001061045A (ja) * 1999-08-19 2001-03-06 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2001282047A (ja) * 2000-03-13 2001-10-12 Toshiba Tec Corp 画像形成装置と画像形成方法
JP2003189032A (ja) * 2001-12-20 2003-07-04 Kyocera Mita Corp 画像形成装置

Patent Citations (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04347672A (ja) * 1991-05-27 1992-12-02 Hitachi Ltd プリンタ装置およびそのホッパ選択方法
JPH05229196A (ja) * 1992-02-24 1993-09-07 Fuji Xerox Co Ltd 画像処理装置
JPH07336510A (ja) * 1994-06-03 1995-12-22 Canon Inc 画像形成方法とその装置
JPH08186675A (ja) * 1994-12-28 1996-07-16 Ricoh Co Ltd ファクシミリ装置
JPH09231026A (ja) * 1996-02-27 1997-09-05 Fuji Xerox Co Ltd プリンタ制御装置
JPH10129072A (ja) * 1996-10-28 1998-05-19 Ricoh Co Ltd プリンタ装置
JP2000079746A (ja) * 1998-09-04 2000-03-21 Canon Inc 画像形成装置及び画像形成方法、記録媒体
JP2000127566A (ja) * 1998-10-22 2000-05-09 Seiko Instruments Inc プリント装置
JP2000318270A (ja) * 1999-05-11 2000-11-21 Minolta Co Ltd 画像形成装置および画像形成方法
JP2000339111A (ja) * 1999-05-27 2000-12-08 Canon Inc 印刷制御方法及び装置
JP2001061045A (ja) * 1999-08-19 2001-03-06 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2001282047A (ja) * 2000-03-13 2001-10-12 Toshiba Tec Corp 画像形成装置と画像形成方法
JP2003189032A (ja) * 2001-12-20 2003-07-04 Kyocera Mita Corp 画像形成装置

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8662768B2 (en) 2006-12-27 2014-03-04 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming device
JP2009006632A (ja) * 2007-06-29 2009-01-15 Brother Ind Ltd 印刷装置
US8482761B2 (en) 2007-06-29 2013-07-09 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Management of print processes for a printer
JP2010152793A (ja) * 2008-12-26 2010-07-08 Brother Ind Ltd 通信装置およびプログラム
JP4710971B2 (ja) * 2008-12-26 2011-06-29 ブラザー工業株式会社 通信装置およびプログラム
US8954846B2 (en) 2008-12-26 2015-02-10 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Communication apparatus and storage medium storing program
JP2012250420A (ja) * 2011-06-02 2012-12-20 Sharp Corp 画像形成装置、画像形成システム及びプログラム
JP2014104702A (ja) * 2012-11-29 2014-06-09 Kyocera Document Solutions Inc 画像形成装置
CN103856658A (zh) * 2012-11-29 2014-06-11 京瓷办公信息系统株式会社 图像形成装置
US9323196B2 (en) 2012-11-29 2016-04-26 Kyocera Document Solutions Inc. Image forming apparatus
CN103856658B (zh) * 2012-11-29 2017-01-18 京瓷办公信息系统株式会社 图像形成装置
US11409219B2 (en) * 2018-09-25 2022-08-09 Fujifilm Business Innovation Corp. Image forming apparatus and image forming system

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7433645B2 (en) Image forming apparatus and image forming method
JP5305073B2 (ja) 印刷システム、画像形成装置、後処理装置、画像形成プログラム及び後処理プログラム
JP5363440B2 (ja) 印刷装置
US20090232522A1 (en) Printing system, control method therefor, and storage medium storing control program therefor
JP6428576B2 (ja) 画像形成装置
JP2009262340A (ja) 画像形成装置および制御方法および制御プログラム
JP2006285294A (ja) 画像形成装置
JP2009137202A (ja) 画像形成装置及び画像形成方法
JP2006092165A (ja) 印刷処理方法及び印刷処理装置
JP5253008B2 (ja) 画像形成装置及び画像形成装置の制御方法
JP6428751B2 (ja) 画像形成装置、画像印刷方法および画像印刷制御プログラム
US8520228B2 (en) Image forming apparatus, image forming system, and data output control method executed by image forming apparatus
JP4352900B2 (ja) 給紙装置
JP2010046864A (ja) 画像形成システム
JP2020118938A (ja) 画像形成装置
JP2006031479A (ja) 画像形成装置
JP4512373B2 (ja) 画像形成装置、画像形成システム、コンピュータプログラム及び記録媒体
JP5509042B2 (ja) 画像形成装置及び給紙制御プログラム
JP2009141777A (ja) 画像形成装置及び画像形成方法
JP4687426B2 (ja) 画像形成装置
JP2010145682A (ja) 画像形成装置、画像形成制御方法及びコンピュータが実行可能なプログラム
JP4957665B2 (ja) 画像形成装置
JP4473753B2 (ja) 給紙トレイ自動選択システム及び画像形成装置
JP2009274331A (ja) 画像形成装置
JP2007003701A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070817

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091028

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091104

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091228

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100406